JP7094868B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
そのチャンバーボックスの内部に空調空気を供給する給気ダクトとが備えられ、
前記給気ダクトは、横向きに延びる姿勢で前記チャンバーボックス内に挿入され、複数の吹出口が備えられ、
空調空気を生成して前記給気ダクトに接続される空調装置が、下り天井部に配置されている点にある。
また、本構成によれば、空調装置は、比較的上下方向での大きさが大きくなるが、下り天井部のスペースを活用して空調装置を配置することができる。よって、チャンバーボックス及び給気ダクトを効率よく設置できるだけでなく、空調装置も天井部のスペースを効率よく活用して設置することができ、天井部のスペースを効率よく活用しながら、空調システムを構成する機器を設置することができる。
本発明の第2特徴構成は、天井部に設置されて、内部に供給される空調空気を下部の染み出し部から空調対象空間内に染み出すチャンバーボックスと、
そのチャンバーボックスの内部に空調空気を供給する給気ダクトとが備えられ、
前記給気ダクトは、横向きに延びる姿勢で前記チャンバーボックス内に挿入され、複数の吹出口が備えられ、
複数の前記吹出口には、前記給気ダクトによる空調空気の供給方向の下流側への空調空気の流動を規制する流動規制部が備えられている点にある。
本構成によれば、チャンバーボックスを天井部に設置して、チャンバーボックスの内部に供給された空調空気をチャンバーボックスの染み出し部から染み出して空調対象空間の空調を行うことができるので、天井裏空間をチャンバーとして利用するのではなく、建物の躯体への熱ロスを防止するための対策が不要となる。また、染み出し部からの空調空気の染み出し量の調整をチャンバーボックス単位で行うことができるので、空調空気の染み出し量の調整の簡素化を図ることができながら、染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化も図り易いものとなる。
しかも、給気ダクトは、横向きに延びる姿勢でチャンバーボックス内に挿入されているので、給気ダクトの設置スペースを低減しながら、チャンバーボックスと給気ダクトを設置することができる。よって、天井部に対して、チャンバーボックスと給気ダクトを効率よく設置しながら、チャンバーボックスの体積の大型化を効果的に図ることができ、染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化を図ることができる。
更に、チャンバーボックス内に挿入された給気ダクトには、複数の吹出口が備えられているので、チャンバーボックスの内部において、分散して空調空気を供給することができる。このように、空調空気を分散供給することで、染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化をより効果的に図ることができる。
また、本構成によれば、流動規制部は、空調空気の供給方向の下流側への空調空気の流動を規制するので、空調空気の動圧の低減を図ることができる。よって、チャンバーボックスの下部の染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化を効果的に図ることができる。
本発明の第3特徴構成は、天井部に設置されて、内部に供給される空調空気を下部の染み出し部から空調対象空間内に染み出すチャンバーボックスと、
そのチャンバーボックスの内部に空調空気を供給する給気ダクトとが備えられ、
前記給気ダクトは、横向きに延びる姿勢で前記チャンバーボックス内に挿入され、複数の吹出口が備えられ、
複数の前記チャンバーボックスが、前記給気ダクトの長手方向に並べる状態で備えられ、
前記給気ダクトが、前記給気ダクトの長手方向に並ぶ複数のチャンバーボックスを貫通する状態で配置され、複数の前記チャンバーボックス内に挿入されている点にある。
本構成によれば、チャンバーボックスを天井部に設置して、チャンバーボックスの内部に供給された空調空気をチャンバーボックスの染み出し部から染み出して空調対象空間の空調を行うことができるので、天井裏空間をチャンバーとして利用するのではなく、建物の躯体への熱ロスを防止するための対策が不要となる。また、染み出し部からの空調空気の染み出し量の調整をチャンバーボックス単位で行うことができるので、空調空気の染み出し量の調整の簡素化を図ることができながら、染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化も図り易いものとなる。
しかも、給気ダクトは、横向きに延びる姿勢でチャンバーボックス内に挿入されているので、給気ダクトの設置スペースを低減しながら、チャンバーボックスと給気ダクトを設置することができる。よって、天井部に対して、チャンバーボックスと給気ダクトを効率よく設置しながら、チャンバーボックスの体積の大型化を効果的に図ることができ、染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化を図ることができる。
更に、チャンバーボックス内に挿入された給気ダクトには、複数の吹出口が備えられているので、チャンバーボックスの内部において、分散して空調空気を供給することができる。このように、空調空気を分散供給することで、染み出し部からの空調空気の染み出し量の均一化をより効果的に図ることができる。
〔第1実施形態〕
この空調システム1は、図1に示すように、空調空気を生成する空調装置2と、空調空気の供給を受けて空調対象空間Kに空調空気を染み出すチャンバーボックス3と、空調装置2にて生成された空調空気をチャンバーボックス3に供給する給気ダクト4とが備えられている。
この第2実施形態では、図3に示すように、複数の吹出口41に流動規制部42が備えられているので、以下、図3に基づいて、流動規制部42について説明する。その他の構成については、第1実施形態と同様であるので、同符号を記す等により、その説明は省略する。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態において、給気ダクト4の上下方向での配置位置を、チャンバーボックス3の中央部としているが、例えば、チャンバーボックス3の下面部32に接近する側とする、又は、チャンバーボックス3の上面部31に接近する側とする等、給気ダクト4の上下方向での配置位置は適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では、給気ダクト4の長手方向に間隔を隔てて複数の吹出口41を備えているが、給気ダクト4の長手方向に限らず、例えば、給気ダクト4の周方向に間隔を隔てて複数の吹出口41を備えることもでき、挿入部位4aに分散して複数の吹出口41を備えるものであればよい。
2 空調装置
3 チャンバーボックス
4 給気ダクト
5 天井部
8 下り天井部
35 染み出し部
41 吹出口
42 流動規制部
K 空調対象空間
Claims (4)
- 天井部に設置されて、内部に供給される空調空気を下部の染み出し部から空調対象空間内に染み出すチャンバーボックスと、
そのチャンバーボックスの内部に空調空気を供給する給気ダクトとが備えられ、
前記給気ダクトは、横向きに延びる姿勢で前記チャンバーボックス内に挿入され、複数の吹出口が備えられ、
空調空気を生成して前記給気ダクトに接続される空調装置が、下り天井部に配置されている空調システム。 - 天井部に設置されて、内部に供給される空調空気を下部の染み出し部から空調対象空間内に染み出すチャンバーボックスと、
そのチャンバーボックスの内部に空調空気を供給する給気ダクトとが備えられ、
前記給気ダクトは、横向きに延びる姿勢で前記チャンバーボックス内に挿入され、複数の吹出口が備えられ、
複数の前記吹出口には、前記給気ダクトによる空調空気の供給方向の下流側への空調空気の流動を規制する流動規制部が備えられている空調システム。 - 天井部に設置されて、内部に供給される空調空気を下部の染み出し部から空調対象空間内に染み出すチャンバーボックスと、
そのチャンバーボックスの内部に空調空気を供給する給気ダクトとが備えられ、
前記給気ダクトは、横向きに延びる姿勢で前記チャンバーボックス内に挿入され、複数の吹出口が備えられ、
複数の前記チャンバーボックスが、前記給気ダクトの長手方向に並べる状態で備えられ、
前記給気ダクトが、前記給気ダクトの長手方向に並ぶ複数のチャンバーボックスを貫通する状態で配置され、複数の前記チャンバーボックス内に挿入されている空調システム。 - 複数の前記吹出口は、前記給気ダクトの上部に配置されて、上方側に向けて空調空気を吹き出している請求項1~3の何れか1項に記載の空調システム。
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2018
- 2018-12-20 JP JP2018238623A patent/JP7094868B2/ja active Active
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