JP7088824B2 - インロー継式の釣竿 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の竿杆をインロー継構造で連結するインロー継式の釣竿に関する。
従来、複数本の竿杆を有する釣竿として、例えば、特許文献1に開示されているような、大径竿杆の先端と小径竿杆の後端を、芯材(インローと称する)を介して着脱可能に連結するものが知られている。このような釣竿はインロー継式と称されており、一般的に、前記インローは、その先端側が大径竿杆の先端開口から突出した状態で、後端側が大径竿杆の先端部の内周面に接着、固定されており、突出した状態のインローに、小径竿杆の後端開口を圧入、嵌合することで、小径竿杆と大径竿杆を着脱可能に連結している。
上記したインローの大径竿杆から突出する部分には、小径竿杆の後端から大きな応力が作用し、その剪断力で破損する恐れがあるため、特許文献2に開示されているように、小径竿杆の後端部の内周面にテーパ状の応力分散空隙部を形成することが知られている。具体的には、応力分散空隙部内に軟質材を充填することで、インローの外周面に対する剪断応力を緩和したり、応力分散空隙部の肉厚を厚くすることで、剪断応力を緩和するようにしている。
特開2003-250396号 実開平5-68270号
前記インローには、大径竿杆の先端開口から突出している部分に、小径竿杆の後端開口が圧入され、その外周面のいずれかの位置で固定状態となり、小径竿杆と大径竿杆の連結が成される。この場合、特許文献2に開示されているように、小径竿杆の後端部の内周面に形成した応力分散空隙部内に軟質材を充填したり、その部分の肉厚を厚くすると、継合部領域で剛性が高くなってしまい、撓み性が低下してしまう。また、軟質材を充填すると、小径竿杆の挿脱時に剥がれたり抵抗となる可能性がある。さらに、実釣時において、魚が掛かって釣竿に大きな撓みが発生すると、インローの外周面には、応力分散空隙部を形成するテーパの立ち上がり部分で大きな圧力を受けてしまい、インローの外周面には、圧入した小径竿杆の固定位置でリング状に大きな応力集中が生じ、この位置でインローが破損し易いという問題が生じる。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、小径竿杆と大径竿杆の継合領域での撓み性を低下させることなく、インロー部分での破損を抑制可能なインロー継式の釣竿を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、大径竿杆と小径竿杆を、インローによって着脱可能に連結するインロー継式の釣竿において、前記小径竿杆の後端側には、前記インローの外周面に対して嵌入、固定される開口内周面が形成されており、前記開口内周面は、開口縁から先端側に向けて一定の軸方向長さで縮径し、前記インローの外周面との間で隙間を有するように、小径竿杆の中心軸に対して0.1~10°の範囲内で傾斜する傾斜面を備えており、前記傾斜面は、大きい凹凸と微小な凹凸を含んで粗面化されており、前記大きい凹凸を残し微小な凹凸部分を平滑化するように、前記傾斜面に薄膜を被着したことを特徴とする。
上記した構成のインロー継式の釣竿では、インローの外周面に対して、小径竿杆の後端側の開口が圧入されて、小径竿杆と大径竿杆の連結が成される。上記したように、インローの外周面には、小径竿杆の圧入、固定位置でリング状に大きな応力集中が生じ、この位置でインローが破損し易くなるが、小径竿杆の開口内周面には、開口縁から先端側に向けて一定の軸方向長さで縮径し、インローの外周面との間で隙間を有するように小径竿杆の中心軸に対して0.1~10°の範囲内で傾斜する傾斜面が形成されるため、インローの外周面に作用する応力集中を緩和することができ、インロー部分での破損を防止することが可能となる。
すなわち、上記した傾斜角度による傾斜面を形成することで、小径竿杆の開口内周面に形成される傾斜面の立ち上がり部分(エッジ)のインローの外周面に対する当たり(リング状に作用する応力)を緩和することが可能となり、曲げ応力や剪断応力が作用することが抑制される。この場合、立ち上がり部分を含む傾斜面は粗面化されており、大きい凹凸と微小な凹凸を含んだ粗面状態となっているため、釣竿が撓んだ際に、立ち上がり部分で生じるインロー外周面に作用する押圧力をより緩和することが可能となり、効果的にインロー外周面に対して作用する曲げ応力や剪断応力を緩和してインローを破損することが抑制することが可能となる。すなわち、このように粗面化されている傾斜面(継合領域)を微視的に見ると、大きい凹凸が点在すると共に、その大きい凹凸の間に微小な凹凸が存在した状態となっており、釣竿が撓んでインローの継合領域(特に立ち上がり部分)に曲げ応力が作用した際、点在している大きい凸部が変形して、インロー外周面に対して作用する曲げ応力や剪断応力が緩和できるものと考えられる。
そして、一般的に、釣竿は、塩、砂、埃などの異物が付着しやすい環境で使用されることから、前記大きい凹凸間に存在する微小凹凸部分は、そのような異物が付着し易い(捉え易い)状態となっており、そのような異物が微小凹凸部分で捉えられると、大きい凹凸における上記したような緩和作用が低下したり、次第に堆積する異物によって、インロー側に影響を及ぼす等の原因となってしまう。上記したように、大きい凹凸と微小な凹凸を含んで粗面化された状態にある傾斜面に対して、前記大きい凹凸を残し、微小な凹凸部分を平滑化するように薄膜を被着することによって、傾斜面に異物が付着し難くなるとともに堆積し難くなり、インロー部分での破損を効果的に抑制することが可能となる。
本発明によれば、小径竿杆と大径竿杆の継合領域での撓み性を低下させることなく、インロー部分での破損を効果的に抑制することが可能なインロー継式の釣竿が得られる。
本発明に係るインロー継式釣竿の一実施形態を示す図。 図1に示す構成において、インロー継部分を拡大した縦方向断面図。 4点曲げ試験の試験方法を模式的に示す図。 図3に示した試験による曲げ破壊強さの測定結果を示すグラフ。 インロー継部分の第2の実施形態を示す図。 図5に示す継合構造を、中心軸の方向に延びる線で切り開いて展開した模式図、及び、模式図のA-A線に沿った断面図。 図6のB-B線に沿った断面図。 図6のC-C線に沿った断面図。 小径竿杆の後端側の開口の内周面に形成された傾斜面を拡大した軸方向断面図。 図9に示す傾斜面に被着される被膜を拡大して示す模式図。
図1は、本発明に係るインロー継式釣竿の一実施形態を示す図である。
本実施形態の釣竿1は、元竿杆10の先端側に順次着脱可能に連結される3本の竿杆(中竿杆20,30、及び、穂先竿杆40)を備えた4本継構造となっており、各竿杆の先端は、インロー80が嵌合固定された継構造(インロー継)を備えている。すなわち、元竿杆10の先端部12に固定されたインロー80には、中竿杆20の後端部21が嵌合固定され、中竿杆20の先端部22に固定されたインロー80には、中竿杆30の後端部31が嵌合固定され、中竿杆30の先端部32に固定されたインロー80には、穂先竿杆40の後端部41が嵌合固定される。このため、インロー80は、小径側の竿杆の後端部の開口の内周面が嵌入、固定できるように、各竿杆の先端部に対して、インローの先端側が露出するようにして嵌入、固定されている。
本実施形態では、釣竿1は、全体として4本の継構造となっているが、継合本数については限定されることはなく、インロー80を介して、複数の竿杆が連結されて1本の釣竿を構築する。
以下の説明において、大径竿杆及び小径竿杆とは、インロー80を介して互いに連結(継合)される部分の竿杆の関係を意味する。このため、図1に示す中竿杆20は、中竿杆30との関係では、大径竿杆となり、元竿杆10との関係では、小径竿杆となる。
以下に説明する継合部の拡大図では、大径竿杆を中竿杆20で、小径竿杆を中竿杆30で示すこととする。すなわち、本実施形態のような4本継の釣竿では、各竿杆同士の継合構造が略同一であるため、代表的に中竿杆20と中竿杆30との間の継合関係を図示して説明する。また、先端(先端側)とは、図1で示すように、釣竿の穂先側を意味し、後端(後端側)とは、釣竿の竿尻側を意味する。
本実施形態の釣竿1は、元竿杆10に対して、中竿杆20,30、及び、穂先竿杆40の長さが短い構成となっている。中竿杆20,30については、同一の長さであっても良く、穂先竿杆40は、中竿杆20,30よりも短い長さであっても良い。また、中竿杆20から穂先竿杆40まで、順次、短くなるように構成しても良い。前記各竿杆10,20,30,40は、管状の部材として構成されており、公知のように、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシートを芯金に巻回し、加熱処理することで合成樹脂を硬化し、その後、脱芯することで管状に形成されている。この場合、各竿杆は、インローを介して継合される部分が管状に構成され、それ以外の部分に中実構造を備えていても良い。
前記元竿杆10には、リールが装着されるリールシート10Aと、その前後にグリップ(フロントグリップ10B,リアグリップ10C)が設けられ、前記グリップ10B,10Cは、軽量化が図れると共に握り心地が良好な材料、例えば、EVA等の柔軟性を有する発泡材やコルク等によって形成されている。
前記竿杆20,30,40には、それぞれリールシート10Aに固定されたリールから繰り出される釣糸を挿通させる釣糸ガイドが装着されている。具体的には、竿杆20には、1つの釣糸ガイド25が装着され、竿杆30には、2つの釣糸ガイド35が装着され、穂先竿杆40には、3つの釣糸ガイド45が装着されている。なお、穂先竿杆40には、先端に穂先ガイド46が装着されている。
図2は、中竿杆20(以下、大径竿杆20と称する)と、中竿杆30(以下、小径竿杆30と称する)の継合領域を拡大して示す図である。
インロー80は、大径竿杆20の先端部22の開口側から圧入、固定されており、インロー80の後端側の外周面81が、大径竿杆20の先端部の開口の内周面22aに接着、固定されている。インロー80は、大径竿杆20の先端部22の開口縁22bから突出しており、その突出している先端側の外周面82に、小径竿杆30の後端部31の開口の内周面31aが圧入、固定される。この場合、小径竿杆30は、インロー80の長手方向の全体に亘って圧入されることはなく、小径竿杆30の後端部31の開口縁31bと、大径竿杆20の先端部22の開口縁22bとの間で、隙間lを介して圧入、固定状態となる。
なお、隙間lについては、全ての竿杆の継合部領域で存在しており、その隙間lの長さについては、全ての継合部分で略同一となるように形成されている。
前記インロー80は、軽量化が図れる材料で形成されることが好ましく、例えば、炭素繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシートを焼成して管状(円筒状)に形成されたものを用いることができる。インロー80は、全長に亘って均一の外径を有していても良いし、先端に移行するに従い縮径するテーパ面(小径竿杆の後端部の開口を嵌入して、小径竿杆が固定されるテーパ面)を備えていても良い。また、インロー80は、中実状に形成されていても良いが、本実施形態のように、軽量化を図るために中空状に形成されていても良い。本実施形態のインロー80は、例えば、中心軸方向の長さLが50~150mm、内径d1が2~10mm、外径d2が3~15mm程度に形成されるが、これは、釣竿を構成する竿杆の太さ、継合部分によって適宜変更される。また、インローの外周面に上記したテーパ面を形成する場合、そのテーパ面は、小径竿杆との継合領域のみに形成しても良い。
上記したようなインロー継式の釣竿では、実釣時に魚が掛かって釣竿全体が撓んだ際、インロー80の外周面の一部で応力集中が生じ、この部分に曲げ応力及び剪断応力が作用して、インロー80が破損する等の問題が生じる。これは、釣竿が撓んだ際、大径竿杆20の先端部22の開口縁22bのエッジ22b´、及び、小径竿杆30の後端部31の開口縁31bのエッジ31b´が、インロー80の外周面に対して、リング状に線当たりしていることが原因である。図2では、後述するように、傾斜面22A,31Aが形成されており、エッジ22b´、及び、エッジ31b´は、線当たりしておらず、その立ち上がり部分P1部分で当接して応力が集中する状態となるが、立ち上がり部分P1からの傾斜角度θ1を小さくすることで、インローの外周面に作用する応力を緩和している。
ここで、傾斜面を形成することによる応力の緩和について説明する。なお、大径竿杆と小径竿杆の端部領域では、同一の現象が生じているため、ここでは小径竿杆側の傾斜面31Aについて説明する。
図2で示すように、小径竿杆30の後端部31に、立ち上がり部分P1から後端側に向かって次第に拡径する傾斜面(後述する傾斜角度θ1によるテーパ面)31Aを形成することで、リング状に線当たりすることで発生する応力集中を緩和することが可能である。換言すれば、小径竿杆30の開口内周面には、開口縁31bから先端側に向けて、一定の軸方向長さL1で縮径し、インロー80の外周面82との間で隙間(微小隙間)を有するように、小径竿杆の中心軸Xに対して傾斜角度θ1で傾斜する傾斜面31Aが設けられている。
この場合、小径竿杆30の後端部31に傾斜面31Aを形成することは、端部に移行するに従って薄肉厚化してしまい、強度が低下して口割れ等が生じる可能性があるため、傾斜面31Aを形成する軸方向長さL1について、あまり長くとることは適切ではない。せいぜい10mm以下にすることが適切であり、5mm以下、好ましくは、1mm~3mmの範囲であれば、上述した特許文献2のように、テーパ領域を厚肉化することなく、十分な強度を確保することが可能である。
なお、図2に示す構成では、インロー80の外周面を軸方向に延びる略ストレート形状としているため、傾斜角度θ1については、インロー80の外周面に対する角度として示してあるが、実際には、小径竿杆の中心軸Xに対する傾斜角度を意味する。
図2に示した傾斜角度θ1については、応力集中による破損を抑制する上では、重要なパラメータであり、あまり大き過ぎても意味を成さない(単に傾斜面を形成するだけでは立ち上がり部分P1でのエッジがきつくなってしまい、応力を効果的に緩和できない)ため、実際に、どの程度であれば応力集中による破損を抑制できるかについて、以下のような試験を実施した。
ここでは、JIS K7074に準拠した4点曲げ試験を実施し、図2に示した継合構造と同様、小径竿杆と大径竿杆がインローによって継ぎ合わされた試験片について、曲げ破壊強さを測定することで行なった。
図3は、4点曲げ試験の概要を示す模式図である。
図3に示す小径竿杆130及び大径竿杆120は、いずれも炭素繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシートをマンドレルに巻回し、常法に従い、焼成、脱芯することで形成したものである。小径竿杆130の内径は8.09mm、大径竿杆120の内径は8.20mmであり、小径竿杆130の後端部131に、図2に示した構成と同様、後端側に向かって次第に拡径する傾斜面(傾斜角度θ1)を形成すると共に、大径竿杆120の先端部122にも、先端側に向かって次第に拡径する傾斜面(傾斜角度θ1)を形成した。この場合、傾斜面が形成される軸方向長さ(図2で示す軸方向長さL1)については、2mmに設定した。
小径竿杆130は、前記傾斜角度θ1が異なるもの(0.1°、1.0°、1.2°、10°、15°、20°、30°)を7本準備し、大径竿杆120についても、小径竿杆と同様、前記傾斜角度θ1が異なるもの(0.1°、1.0°、1.2°、10°、15°、20°、30°)を7本準備し、同一の傾斜角度の小径竿杆と大径竿杆同士をインロー180で連結した。
前記インロー180は、竿杆と同様、炭素繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシートをマンドレルに巻回し、常法に従い、焼成、脱芯することで形成したものである。インロー180の内径は3.0mm、先端側の外径は8.0mmであり、長さは120mmとした。この場合、インロー180の外径については、軸方向に亘って略ストレート状にし、インロー180に対して小径竿杆130を圧入した際、その中間位置付近で固定した。
上記した試験片(小径竿杆と大径竿杆をインローで連結した7つの試験片)を設置する試験装置は、支点150同士の間隔Laを800mm、圧子160同士の間隔Lbを240mmとし、各試験片それぞれについて、速度50mm/分の条件で曲げ破壊強度を測定したところ、図4の測定結果が得られた。図4は、上記した4点曲げ試験によって測定された曲げ破壊強さをプロットしたグラフであり、横軸は各試験片の傾斜角度θ1を示し、縦軸は測定された曲げ破壊強さ(インロー180の曲げ破壊強さ)を示している。
このグラフから、傾斜角度θ1を変えることで、インローの曲げ破壊強さが変化することが分かるが、上記したように、傾斜角度θ1については、10°を超えてしまうと曲げ破壊強さが低下して、15°付近からそれ以上の角度になっても略一定の水準になることが分かる。これは、傾斜角度θ1がある程度大きくなってしまうと、竿杆が撓んだ際に、立ち上がり部分P1での急激な角度変化(エッジ)によって、充分な応力緩和効果が期待できないことが原因であると思われる。
上記したように、小径竿杆130の後端部131に形成される傾斜面の軸方向長さを2mmに設定した場合、曲げ破壊強さが強い傾斜角度θ1は、10°以下、好ましくは5°以下であり、更に好ましくは、点で囲んだ1°~3°の範囲内である。すなわち、傾斜角度θ1が10°を超えてしまうと、竿杆が撓んだ際、傾斜面の立ち上がり部分(図2においてP1で示す)で応力集中が発生する傾向が強くなり、破損する傾向が強くなるものと考えられる。また、1°以下に設定しても応力緩和することはできるものの、あまり小さくし過ぎてしまうと(0.1°以下)、今度は、後端部の開口縁のエッジ31b´(図2参照)が、インローの外周面に対して線当たりしてしまうと考えられ、これにより、破損する傾向が強くなると考えられる。
このため、小径竿杆の開口内周面に形成される傾斜面31Aについては、小径竿杆の中心軸Xに対し、1°~3°の範囲内の傾斜角度θ1を有するようにし、軸方向長さL1については、1mm~3mmの範囲内で形成することで、小径竿杆30の開口部分が損傷することなく、効果的にインロー80の外周面に対する応力集中を緩和して、インローの破損を効果的に防止することができるものと考えられる。この場合、軸方向長さL1については、長くし過ぎると、上記したように、開口縁31bに割れ等が生じることから、開口縁31bでの肉厚をTとした場合、L1≦10T程度に収めることで、開口部分で破損し難くすることが可能である。
なお、実際に多数の試験片で検証したところ、傾斜面の軸方向長さL1を2mmに設定した場合、傾斜角度θ1を略2°にすることで、インローの外周面に対する応力集中を緩和して破損等が少なかったという良好な結果が得られている。この場合、傾斜角度θ1については、全周に亘って略2°に形成しておく必要はなく、上記した10°以下の範囲、好ましくは1°~5°の範囲内にあれば、周方向に亘って多少のばらつきがあっても良い。また、そのような傾斜面については、全周に亘って形成する必要はなく、釣竿が撓んだ際、インローの外周面に対して押圧力が作用する一定の範囲内(例えば、図7,8に示す範囲R1内)に形成しても良い。
図5から図8は、インロー継部分の第2の実施形態を示す図であり、図5は、インロー継部分の拡大図、図6は、図5に示す継合構造を、中心軸の方向に延びる線で切り開いて展開した模式図、図7は、図6のB-B線に沿った断面図、そして、図8は、図6のC-C線に沿った断面図である。
上記した実施形態のように、小径竿杆30の後端部31をインロー80に圧入することで大径竿杆20と小径竿杆30の継合がなされ、後端部31の内周面に、上記したような傾斜角度による傾斜面31Aを形成しておくことで、釣竿が撓んでも、インロー部分に対する応力集中を抑制することが可能である。
図5に示す例では、小径竿杆の傾斜面31Aの立ち上がり部分P1(図2参照)よりも先端側を略ストレート状に形成しており、小径竿杆20をインロー80の外周面に圧入する際、インロー80の外周面に対して小径竿杆30が固定できるように、インロー80の外周面82には、後端部に移行するに従い、次第に拡径する傾斜面(テーパ面)が形成されている(図5において、中心軸Xに対する傾斜角度をαで示す)。この傾斜角度αについては、小径竿杆30の後端部31の傾斜面31Aの傾斜角度θ1よりも小さければ、小径竿杆30の圧入時に、予め特定した所定の位置でインロー80との間で固定をすることが可能である。具体的には、傾斜面31Aの傾斜角度θ1を、上記したように略2°に設定しておけば、インロー80の傾斜角度αについては、1°以下(実施形態では略0.4°に設定している)程度あれば、小径竿杆30を圧入した際に予定した所定の位置で固定することが可能となる。なお、実際の継合は、立ち上がり部分P1付近で成され、そこから後端側に移行するに従い、上記した傾斜角度θ1によって、傾斜面31Aは次第にインロー80の外周面から離れて行くことから、インロー80の外周面との間には、傾斜角度θ1による隙間(微小な隙間)が生じた状態となる。
図5に示した構造において、釣竿が撓むことで、小径竿杆30が撓むことを考慮する(撓みによる湾曲は図5の矢印方向である)。上記したように、小径竿杆30の後端部31の内周面には、立ち上がり部分P1から傾斜角度θ1で上昇する傾斜面31Aが形成されているので、後端部31の開口縁31bのエッジ31b´が線当たりするようなことはなく、立ち上がり部分P1付近で接触できるようになり、これにより応力集中が抑制され、インロー80の破損を防止することが可能となる。
このような構成では、傾斜面31Aの立ち上がり部分P1よりも先端側の一定の範囲においても、小径竿杆の内周面31aからインロー80の外周面82に対して押圧力が作用するものと考えられる。すなわち、インロー80の外周面には、上記したような傾斜角度αの傾斜面が形成されているため、立ち上がり部分P1よりも先端側については、先端側に移行する従い、小径竿杆の内周面から離間して行くものの、立ち上がり部分P1に近い領域では、小径竿杆が撓んだ際にインロー80の外周面82を押圧するような圧接力が作用するものと考えられる。
本実施形態では、傾斜面31Aの基点となる立ち上がり部分P1よりも先端側の範囲(P1からP2に至る範囲)に、インロー80の外周面82に対向する応力緩和面31Bを形成している。
この応力緩和面31Bは、その軸方向長さL2が、前記傾斜面31Aの軸方向長さL1以下であれば十分であり(例えば、L1を2mmとした場合、1mm程度で十分)、内周面31aからインロー80の外周面に対して作用する押圧力を弱めるように構成されたものであれば良い。なお、上記したように、インロー80の外周面82については、傾斜角度αが略0.4°程度となるようなテーパ状に形成されており、先端側に移行するに従って小径竿杆の内周面31aから次第に離間することから、このような構成では、軸方向長さL2の範囲内が応力緩和面として機能するものと考えられる。
本実施形態では、より効果的に応力が緩和できるように、上記した応力緩和面31Bに、軸長方向に沿うように、凹状となる複数の凹部(溝)31e,31f,31g,31hを周方向に亘って非連続となるように形成しており、それ以外の部分の内周面(非凹部)31m部分が、小径竿杆が撓んだ際にインロー80の外周面に当接変形して、応力を緩和できるようにしている。
前記凹部31e,31f,31g,31hの形状については、特に限定されることはないが、上記したように、インロー80の外周面82には、先端側に移行するに従い、縮径する傾斜角度αの傾斜面が形成されており、先端に移行するに従って、小径竿杆の内周面31aから離間して行くため、各凹部については、立ち上がり部分P1よりも先端側(P2側)に移行するに従って浅くなるように傾斜させることが好ましい。また、各凹部の幅についても、立ち上がり部分P1よりも先端側に移行するに従って、次第に幅狭にすることが好ましい。
さらに、実際の小径竿杆の撓みを考慮した場合、各凹部の大きさについては、周方向によって変えておくことが好ましい。すなわち、釣竿が撓むと、下側(図2で拡大して示す側)が圧縮側となり、上側が引張側となる(図2において、継合部は山状に撓みが生じる)。この場合、図6で示すように、円周方向で最も下側となる位置(スピニングリールを装着する釣竿では、釣糸ガイドが取着される位置)を0°位置にすると、釣竿が撓んで、インローの外周面に対して押圧力を作用させるのは、おおよそ、0°位置を中心として±30°付近である(図7及び図8において、そのような円弧状の範囲を符号R1で示している)。
このため、そのような大きな撓みが生じる領域に形成される凹部31e,31hについては、他の部位の凹部31f,31gよりも幅を広くし、更には、軸方向に長く形成しておくことが好ましい。例えば、凹部31eについては、その頂部DをP2付近まで形成しており、この付近で変形を許容して応力を緩和し易くしている。すなわち、応力緩和面31Bに複数の凹部を形成する場合、釣竿が撓んだときの撓み状態を考慮して、それぞれの凹部の大きさ(幅、軸方向長さ等)を適切に設定することで、強度の低下を生じさせることなく、インロー80の外周面82に作用する押圧力を効率的に緩和させることが可能となる。この場合、立ち上がり部分P1に複数の凹部を形成するのであれば、各凹部の立ち上がり部分P1における周方向の溝幅を、あまり広くし過ぎると、強度が低下するため、非凹部31mを合算した周方向長さ(図6において、a1+a2+a3+a4)は、その位置における円周長さaの50%以上を確保しておくことが好ましい。
上記した構成において、小径竿杆30の後端部31に形成される傾斜面31Aについては、鏡面状に仕上げても良いが、粗面化状態に仕上げておくことが好ましい。このような粗面化状態については、例えば、テーパーリーマ等の工具を用いて傾斜面31Aを形成する際に生じさせることが可能であり、そのような工具で表面切削をすると、図9の模式図に示すように、傾斜面31Aの表面には、大きい凹凸231、及び、その凹凸231間に多数の微小な凹凸232が形成された状態となる。
このように傾斜面31Aを粗面化しておくと、大きい凹凸231の凸部が、上記した一定の軸方向長さL1の範囲で無数に点在した状態となっており、特に、立ち上がり部分P1の領域でも生じた状態となっている。そして、このような凹凸231,232は、釣竿が撓んでインロー80の継合領域に対して曲げ応力が作用すると、特に大きい凸部が変形しながらインロー80の外周面に当て付くようになることから、これが効果的に応力を緩和させる機能を発揮していると考えられる。具体的に、上記したようなテーパーリーマ等の加工によって形成される凹凸については、加工具の表面状態にもよるが、大きい凹凸の高さ(高低差)はおおよそ1/100μmオーダ、微小凹凸の高さ(高低差)については、おおよそ1/1000μmオーダとなっており、両者の間には、略10倍程度の差がある。
一般的に、上記したような釣竿は、塩、砂、埃、各種の餌などの異物が付着しやすい環境で使用されることから、微小凹凸部分については、そのような異物が付着し易い(捉え易い)状態となっており、一旦、そのような異物が微小凹凸部分で捉えられてしまうと、大きい凹凸231における上記の応力緩和作用が低下したり、堆積する異物によって、インロー80側に影響を及ぼす等の原因となる。
このため、本実施形態では、大きい凹凸231と微小な凹凸232を含んで粗面化されたテーパ面31Aに対し、図10の模式図で示すように、大きい凹凸231を残し、微小な凹凸232の部分を平滑化(略平滑化)するように薄膜100を被着している。すなわち、粗面化された表面に対し、薄膜100を被着することで、異物が付着しやすい微小凹凸232の表面が平滑化されるので、異物が付着し難くなると共に、異物を堆積し難くすることが可能となる。
上記した薄膜100については、例えば、合成樹脂に顔料を混入し、溶剤で希釈化された塗料を用いることができ、例えば、綿棒のような塗布具で傾斜面をなぞるように塗装することで簡単に形成することが可能である。この場合、溶剤の割合を多くすることによって、傾斜面31Aに塗装した後、顔料が微小凹凸間に溜まるように蓄積することから、膜厚を極力薄くすることが可能である。
上記のように、大きい凹凸231の凹凸が残った状態で微小な凹凸232の表面部分が平滑化されるので、このような表面状態では、微小な凹凸232に異物が付着したり、堆積することが抑制され、従って、大きい凹凸231が異物によって埋もれるようなことはなく長期に亘って安定した応力緩和作用が得られるようになる。また、そのような薄膜100に色彩を付しておくことで、美観を向上することも可能になる。
なお、図5で示した実施形態のように、応力緩和面31Bを形成する構成では、その表面自体を粗面化処理しても良いし、応力緩和面31Bに、上記したような複数の凹部31e,31f,31g,31hを形成し、その凹部を粗面化処理しておいても良い。このような応力緩和面31Bの表面に、粗面化処理された部分を設ける構成では、前記薄膜100を、応力緩和面31B上にも被着しておくことが好ましい。この場合、上記した応力緩和面31Bに形成される各凹部31e,31f,31g,31hについては、小径のリーマ(例えば、ピンリーマ)を用いて形成することが可能であり、このような形成方法では、各凹部の表面についても、粗面化された状態となっており、微小な凹凸部分に異物が付着、堆積される可能性がある。このため、応力緩和面31B上にも、同様に薄膜100を形成しておくことで、傾斜面31Aと同様、異物の付着が抑制され、インロー80に対する応力を長期に亘って緩和することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
上記したような傾斜面31Aや応力緩和面31Bについては、小径竿杆を例示して説明したが、大径竿杆30の先端部32の開口内面にも同様に形成しておくことが好ましい。また、上記した釣竿の竿杆の本数は4本としたが、継本数については限定されることはない。さらに、上記した応力集中を緩和させる構成については、並継式の継合部分に適用することも可能である。
1 釣竿
10 元竿杆
20,30 中竿杆
31A 傾斜面
31B 応力緩和面
40 穂先竿杆
80 インロー
100 薄膜
231 大きい凹凸
232 微小な凹凸

Claims (5)

  1. 大径竿杆と小径竿杆を、インローによって着脱可能に連結するインロー継式の釣竿において、
    前記小径竿杆の後端側には、前記インローの外周面に対して嵌入、固定される開口内周面が形成されており、
    前記開口内周面は、開口縁から先端側に向けて一定の軸方向長さで縮径し、前記インローの外周面との間で隙間を有するように、小径竿杆の中心軸に対して0.1~10°の範囲内で傾斜する傾斜面を備えており、
    前記傾斜面は、1/100μmオーダの大きい凹凸と、1/1000μmオーダの微小な凹凸を含んで粗面化されており、
    前記大きい凹凸を残し微小な凹凸部分を平滑化するように、前記傾斜面に薄膜を被着したことを特徴とするインロー継式の釣竿。
  2. 前記傾斜面よりも先端側には、前記インローの外周面に対向し、前記一定の軸方向長さ以下の範囲内で、インローの外周面に作用する応力を緩和する応力緩和面が形成されており、
    前記薄膜は、前記応力緩和面上に被着されていることを特徴とする請求項1に記載のインロー継式の釣竿。
  3. 前記薄膜は、塗装によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインロー継式の釣竿。
  4. 前記小径竿杆の開口内周面に形成される前記傾斜面は、前記小径竿杆の中心軸に対し、1°~3°の範囲内で傾斜し、前記一定の軸方向長さは、1mm~3mmの範囲内であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインロー継式の釣竿。
  5. 前記インローの外周面は、前記小径竿杆の中心軸に対し、先端側に向けて縮径するように傾斜すると共に、前記中心軸に対する傾斜角度は、前記小径竿杆の開口内周面の傾斜面の傾斜角度未満であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインロー継式の釣竿。
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