JP7088630B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
画像形成装置の外装部材は、定着部から放出される熱などにより温かくなることがある。一般的に、このような温かくなる外装部材は、オペレータから離れた位置に配置される。
しかしながら、画像形成装置の小型化などの観点で、温かくなる外装部材がオペレータの近くに位置する構成が検討される場合があった。
特開2009-14895号公報
本発明が解決しようとする課題は、冷却効率の向上を図ることができる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、定着部と、第1外装部材と、第1通風ガイドと、第2通風ガイドと、第1壁と、送風部と、コントロールパネルと、第2外装部材と、第3通風ガイドと、第4通風ガイドと、を持つ。前記外装部材は、外部に開口した第1開口部を有する。前記第1通風ガイドは、前記定着部と前記外装部材との間に配置される。前記第1通風ガイドは、前記第1通風ガイドと前記外装部材との間に前記第1開口部に連通する第1空間を形成する。前記第2通風ガイドは、前記定着部と前記第1通風ガイドとの間に配置される。前記第2通風ガイドは、前記第1空間に比べて前記定着部の近くに位置する第2開口部を有し、前記第2開口部に連通する第2空間を前記第1通風ガイドとの間に形成する。第1壁は、前記第1空間と前記第2空間を仕切る。前記送風部は、前記第1空間および前記第2空間の内部の空気を排気する。コントロールパネルは前記第1空間に流入する空気に触れる位置に位置している。第2外装部材は外部に開口した第3開口部を有し、少なくとも一部が前記定着部と略水平方向に並ぶ位置に位置している。第3通風ガイドは前記定着部と前記第2外装部材との間に配置され、前記第2外装部材との間に前記第3開口部に連通する第3空間を形成する。第4通風ガイドは前記定着部と前記第3通風ガイドとの間に配置され、前記第3空間に比べて前記定着部の近くに位置した第4開口部を有して前記第3通風ガイドとの間に前記第4開口部に連通する第4空間を形成する。
第1実施形態の画像形成装置の外観を模式的に示す斜視図。 第1実施形態の画像形成装置のシステム構成例を示すブロック図。 図1に示された画像形成装置のF3-F3線に沿う断面図。 第1実施形態のトップカバーを示す斜視図。 第1実施形態のステイ部材を示す斜視図。 第1実施形態の排熱路形成部材を示す斜視図。 第2実施形態の画像形成装置を示す断面図。 第2実施形態のフロントカバーを斜め下方から見た図。 第2実施形態の通風路形成部材を示す斜視図。 第2実施形態のステイ部材および排熱路形成部材を示す斜視図。 第2実施形態の搬送ガイドを示す斜視図。 第2実施形態の排熱路形成部材を示す斜視図。 第2実施形態の第1スポンジ部材を示す斜視図。 第2実施形態の第2スポンジ部材を示す斜視図。 第2実施形態の冷却風の経路を示す断面図。 第2実施形態の排熱風の経路を示す断面図。
以下、実施形態の画像形成装置を、図面を参照して説明する。ここで先に、本実施形態でいう「前」、「後」、「左」、「右」を定義する。「前」とは、画像形成装置1のコントロールパネル16の文字が正しい向きに見える位置に立つオペレータに対して、画像形成装置1の内部の中央部よりも近い側を意味する。一方で、「後」とは、コントロールパネル16の文字が正しい向きに見える位置に立つオペレータに対して、画像形成装置1の内部の中央部よりも遠い側を意味する。「左」および「右」は、コントロールパネル16の文字が正しい向きに見える位置に立つオペレータに対して、「左」および「右」をそれぞれ意味する。以下に説明する図中では、前側を「前」、後側を「後」、左側を「左」、右側を「右」と表記する。
(第1実施形態)
まず、図1から図6を参照し、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の画像形成装置1の外観を模式的に示す斜視図である。図1では、スキャナ部12の図示は省略している。図2は、画像形成装置1のシステム構成例を示すブロック図である。例えば、画像形成装置1は、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。ただし、画像形成装置1は、上記例に限らず、複写機またはプリンタなどでもよい。
本実施形態の画像形成装置1は、例えば、フロントローリングタイプの画像形成装置である。シートSは、画像形成装置1の内部でオペレータに近い位置を通過しながら画像が形成された後、オペレータから離れる向きに排出される(図1中の矢印P参照)。このため、定着部22など比較的高温になる部品および加熱されたシートSが通過する搬送路は、画像形成装置1の内部でオペレータに近い側に配置される。ただし、画像形成装置1は、フロントローリングタイプの画像形成装置に限定されない。
まず、画像形成装置1の全体構成について説明する。
図1および図2に示すように、例えば、画像形成装置1は、筐体11、スキャナ部12、給紙部13、プリンタ部14、排紙部15、コントロールパネル16、および制御部17を備えている。
筐体11は、画像形成装置1の外郭を形成している。例えば、筐体11は、給紙部13、プリンタ部14、排紙部15、および制御部17を収容している。また、筐体11は、前部11aと、後部11bとを有する。前部11aは、コントロールパネル16の文字が正しい向きに見える位置に立つオペレータに対して、画像形成装置1の内部の中央部よりも近くに位置する領域である。一方で、後部11bは、コントロールパネル16の文字が正しい向きに見える位置に立つオペレータに対して、画像形成装置1の内部の中央部よりも遠くに位置する領域である。
給紙部13は、給紙カセットと、手差しトレイ13aと、ピックアップローラとを含む。手差しトレイ13aは、筐体11に対して開閉可能である。手差しトレイ13aは、筐体11に対して開かれた状態で、シートSが載せられる。ピックアップローラは、手差しトレイ13aに載せられたシートSをプリンタ部14に向けて送る。
プリンタ部14は、画像データに基づいて、シートSに画像を形成する。プリンタ部14は、転写部21と、定着部(定着器)22とを含む。転写部21は、帯電チャージャ、感光体ドラム、露光ユニット、現像器、および転写ローラを含む。転写部21は、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像をシートSに転写する。定着部22は、ヒートローラ22aと、プレスローラ22bとを含む(図3参照)。定着部22は、ヒートローラ22aとプレスローラ22bとの間に通されるシートSを加熱および加圧する。定着部22は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧することで、トナー像をシートSに定着させる。本実施形態では、定着部22は、筐体11の前部11aに配置されている。
排紙部15は、第1排紙ガイド15aと、第2排紙ガイド15bと、排紙ローラ15cとを含む(図3参照)。第1排紙ガイド15aと第2排紙ガイド15bとの間には、シートSが搬送される搬送路Tの一部が形成される。搬送路Tは、給紙部13からプリンタ部14を通って排紙部15に向かう搬送路Taと、両面印刷時にシートSが通る搬送路Tb(反転パス)とを含む。排紙ローラ15cは、第1排紙ガイド15aと第2排紙ガイド15bとの間を通るシートSを筐体11の外部に排出する。また、排紙ローラ15cは、両面印刷時に逆回転されることで、シートSを搬送路Tb(反転パス)に送る。
図1に戻り説明すると、コントロールパネル16は、表示部26と、入力受付部27とを有する。表示部26は、表示画面を含む。表示部26には、各種情報が表示される。入力受付部27は、複数のボタンを含む。入力受付部27は、各種の操作指示の入力を受け付ける。ただし、入力受付部27は、表示画面に設けられたタッチパネル(タッチセンサ)により実現されてもよい。
制御部17は、画像形成装置1の全体を制御する。例えば、制御部17は、スキャナ部12、給紙部13、プリンタ部14、排紙部15、およびコントロールパネル16の動作を制御する。
次に、本実施形態の画像形成装置1に設けられた冷却構造30について説明する。図3は、図1に示された画像形成装置1のF3-F3線に沿う断面図である。図3に示すように、冷却構造30は、トップカバー31と、ステイ部材32と、排熱路形成部材33と、送風部34(図5参照)とを含む。
まず、トップカバー31について説明する。
トップカバー31は、「第1外装部材」の一例である。トップカバー31は、筐体11の一部として、画像形成装置1の外郭の一部を形成している。例えば、トップカバー31は、画像形成装置1の上面(筐体11の上面)の一部を形成している。トップカバー31は、筐体11の前部11aに配置されている。トップカバー31は、定着部22の上方に配置されている。例えば、トップカバー31は、筐体11の左端部と右端部との間に亘るように、筐体11の全幅に亘って設けられている(図1参照)。
本実施形態では、トップカバー31は、上壁31a、前壁31b、および後壁31cを有する。上壁31aは、略水平に広がっている。前壁31bは、上壁31aの前端部から、前方の斜め下方に延びている。一方で、後壁31cは、上壁31aの後端部から、後方の斜め下方に延びている。これにより、トップカバー31は、下方が開放された凹状に形成されている。
トップカバー31は、画像形成装置1の外部(筐体11の外部)に開口した少なくとも1つ(例えば複数)の第1開口部41を有する。例えば、第1開口部41は、トップカバー31の前壁31bに設けられている。
ここで、本実施形態では、コントロールパネル16は、トップカバー31の上方に配置されている。例えば、コントロールパネル16は、第1面16aと、第2面16bとを有する。第1面16aは、表示部26および入力受付部27を含む。第2面16bは、第1面16aとは反対側に位置する。トップカバー31の前壁31bは、コントロールパネル16の第2面16bに面する。トップカバー31の前壁31bとコントロールパネル16の第2面16bとの間には、隙間gaが設けられている。
別の観点で見ると、図1に示すように、トップカバー31は、第1端部31e1と、第2端部31e2とを有する。例えば、第1端部31e1は、トップカバー31の左端部である。第2端部31e2は、トップカバー31の右端部である。そして、コントロールパネル16は、筐体11の幅方向において、トップカバー31の中央部に比べて、トップカバー31の第1端部31e1の近くに配置されている。「筐体の幅方向」とは、トップカバー31の第1端部31e1から第2端部31e2に向かう方向である。コントロールパネル16がトップカバー31の左右のどちらかの端部に寄せて配置されると、オペレータから見てコントロールパネル16の背後にある排紙部15に手を伸ばしやすくなる。例えば、コントロールパネル16がトップカバー31の左端部に寄せて配置されると、オペレータは、多くのオペレータの利き手である右手を排紙部15に伸ばしやすくなる。
図4は、コントロールパネル16が取り外された状態におけるトップカバー31を示す斜視図である。図4に示すように、複数の第1開口部41は、例えばコントロールパネル16を正面視した場合に、トップカバー31のなかでコントロールパネル16に覆われる領域に設けられている。「コントロールパネルを正面視した場合」とは、例えば、表示部26に略垂直な方向からコントロールパネル16を見た場合を意味する。また、本実施形態では、複数の第1開口部41の半数以上は、筐体11の幅方向(トップカバー31の長手方向)において、トップカバー31の中央部に比べて、トップカバー31の第1端部31e1の近くに位置する。
次に、ステイ部材32について説明する。
ステイ部材32は、「第1通風ガイド」の一例である。本願でいう「通風ガイド」とは、ダクトを形成する部材に限定されない。「通風ガイド」とは、風の流れを案内する部材を広く意味する。例えば、「通風ガイド」は、通風路となる空間の全長および全幅に亘って設けられる必要はなく、通風路となる空間の全長および全幅に対して部分的に設けられた部材でもよい。言い換えると、「通風ガイド」とは、通風路の少なくとも一部を規定する部材であればよい。
図5は、トップカバー31が取り外された状態におけるステイ部材32を示す斜視図である。図5に示すように、ステイ部材32は、画像形成装置1を補強する補強部材の一つである。例えば、画像形成装置1は、筐体11の左端部に設けられた第1構造部材51と、筐体11の右端部に設けられた第2構造部材52とを有する。ステイ部材32は、第1構造部材51と第2構造部材52とを連結するように、第1構造部材51と第2構造部材52との間に延びている。例えば、ステイ部材32は、略水平方向に沿う平板状の板金部材である。また別の観点でみると、ステイ部材32は、コントロールパネル16が取り付けられるベース部材でもある。ステイ部材32には、コントロールパネル16を支持する支持部材53(例えば固定ブラケット)が取り付けられる(図3参照)。
図3に示すように、ステイ部材32は、定着部22とトップカバー31との間に配置されている。ステイ部材32は、トップカバー31の内部空間に下方から面する。これにより、ステイ部材32とトップカバー31との間には、冷却風が流れる第1通風路の少なくとも一部となる第1空間S1が形成される。例えば、第1空間S1は、トップカバー31の上壁31a、前壁31b、および後壁31cと、ステイ部材32とによって囲まれる空間である。第1空間S1は、トップカバー31の第1開口部41に連通している。第1空間S1は、トップカバー31の内面に沿って形成されている。第1空間S1は、トップカバー31の長手方向に沿って形成されている。
次に、排熱路形成部材33について形成する。
排熱路形成部材33は、「第2通風ガイド」の一例である。
図6は、トップカバー31およびステイ部材32が取り外された状態における排熱路形成部材33を示す斜視図である。図6に示すように、排熱路形成部材33は、定着部22および搬送路Tを通るシートSにより温められた空気を画像形成装置1の外部に排気する排熱路を形成する部材である。排熱路形成部材33は、筐体11の幅方向に延びている。
排熱路形成部材33は、筐体11の内部に開口した少なくとも1つ(例えば複数)の第2開口部42を有する。本実施形態では、複数の第2開口部42は、筐体11の幅方向に並べられている。複数の第2開口部42は、筐体11の幅方向において、筐体11の中央部に対して左右に略等しく配置されている。
図3に示すように、排熱路形成部材33は、ステイ部材32と定着部22との間に配置されている。排熱路形成部材33は、第1底壁部33a、第2底壁部33b、第1起立壁33c、および第2起立壁33dを有する。第1底壁部33aは、シートSの搬送路Tの傾きに沿うように(例えば第1排紙ガイド15aに沿うように)、水平面に対して傾いている。例えば、第1底壁部33aは、筐体11の前側に進むに従い下方に位置するように傾いている。第2底壁部33bは、第1底壁部33aよりも筐体11の前側に位置する。第2底壁部33bは、第2実施形態で詳しく説明するADUユニット(Automatic Duplex Copy Unit)Uの外形の一部に沿うように、水平面に対して傾いている。第2底壁部33bは、筐体11の前側に進むに従い上方に位置するように傾いている。排熱路形成部材33の内部空間は、第1底壁部33aおよび第2底壁部33bがそれぞれ傾くことで、比較的広く形成されている。第1起立壁33cは、第1底壁部33aの後端部から上方に延びている。第2起立壁33dは、第2底壁部33bの前端部から上方に延びている。これにより、排熱路形成部材33は、上方が開放された凹状に形成されている。
複数の第2開口部42は、排熱路形成部材33の第1底壁部33aに設けられている。複数の第2開口部42は、第1空間S1に比べて、定着部22の近くに位置する。第2開口部42は、定着部22および搬送路Tよりも上方に位置する。例えば、第2開口部42は、定着部22の少なくとも一部の上方に位置する。第2開口部42は、下方に向いて開口している。第2開口部42は、第1排紙ガイド15aとADUユニットUとの間の隙間gbなどを通じて、搬送路Tに連通している。さらに言えば、第2開口部42は、搬送路Tを通じて、定着部22の周囲空間の少なくとも一部に連通している。
図3に示すように、排熱路形成部材33は、定着部22とステイ部材32との間に配置されている。ステイ部材32は、排熱路形成部材33の内部空間に上方から面する。これにより、排熱路形成部材33とステイ部材32との間には、排熱風が流れる第2通風路の少なくとも一部となる第2空間S2が形成される。例えば、第2空間S2は、ステイ部材32と、排熱路形成部材33の第1底壁部33a、第2底壁部33b、第1起立壁33c、および第2起立壁33dとによって囲まれる空間である。第2空間S2は、排熱路形成部材33の第2開口部42に連通している。第2空間S2は、排熱路形成部材33の内面に沿って形成されている。例えば、第2空間S2は、トップカバー31の長手方向に沿って形成されている。
ステイ部材32および排熱路形成部材33の少なくとも一方は、第1空間S1と第2空間S2との間を仕切る仕切り壁W1を有する。仕切り壁W1は、第1空間S1と第2空間S2との境界部を形成する。本実施形態では、仕切り壁W1は、ステイ部材32によって形成されている。仕切り壁W1は、排熱路形成部材33の第1底壁部33aに対して、シートSの搬送路Tとは反対側に位置する。言い換えると、仕切り壁W1は、シートSの搬送路Tに対して、排熱路形成部材33の第1底壁部33aよりも離れたところに位置する。仕切り壁W1は、「第1壁」の一例である。排熱路形成部材33の第1底壁部33aは、「第2壁」の一例である。
次に、送風部34について説明する。
送風部34は、少なくとも1つのファンにより形成されている。例えば、送風部34は、トップカバー31の第2端部31e2に隣り合う。送風部34は、筐体11の幅方向において、第1空間S1および第2空間S2に面する。送風部34は、第1空間S1および第2空間S2の内部の空気を画像形成装置1の外部に向けて排気する。例えば、送風部34は、第1空間S1および第2空間S2の内部の空気を、画像形成装置1の右側方に排気する。ただし、送風部34は、複数のファンによって形成されてもよい。
次に、本実施形態の画像形成装置1の作用について説明する。
本実施形態では、送風部34が駆動されると、図3に矢印A1で示すように、筐体11の外部の冷たい空気が、トップカバー31の前壁31bとコントロールパネル16の第2面16bとの間の隙間gaを通り、冷却風として第1開口部41から第1空間S1に流入する。そして、図5に矢印A1で示すように、第1開口部41から第1空間S1に流入した空気は、トップカバー31の長手方向に沿って第1空間S1を流れる。第1開口部41から第1空間S1に流入した空気の一部は、トップカバー31の内面に沿って流れる。これにより、トップカバー31の冷却が促進される。また、第1開口部41から第1空間S1に流入した空気の一部は、第1空間S1と第2空間S2とを仕切る仕切り壁W1に沿って流れる。これにより、仕切り壁W1の冷却が促進される。第1空間S1を流れた空気は、送風部34により第1空間S1から画像形成装置1の外部に排気される。
また、送風部34が駆動されると、図3に矢印B1で示すように、定着部22の周囲および搬送路Tに位置する空気の一部が排熱風として第2開口部42から第2空間S2に流入する。そして、図6に矢印B1で示すように、第2開口部42から第2空間S2に流入した空気は、トップカバー31の長手方向に沿って第2空間S2を流れる。第2空間S2を流れた空気は、送風部34により第2空間S2から画像形成装置1の外部に排気される。
以上のような構成によれば、画像形成装置1の冷却性能を高めることができる。
ここで、例えば、フロントローリングタイプの画像形成装置1によれば、画像形成装置1の小型化を図りやすい。さらに、フロントローリングタイプの画像形成装置1によれば、紙詰まり時に必要な部品に対するアクセスが容易になる。一方で、フロントローリングタイプの画像形成装置1によれば、定着部22および加熱されたシートSが通る搬送路Tがオペレータに近い位置に配置されるため、オペレータの比較的近くにあるトップカバー31およびコントロールパネル16が温かくなる。しかしながら、トップカバー31およびコントロールパネル16の冷却のため、筐体11内に冷却風を単純に入れると、定着部22の温度が低下する場合がある。定着部22の温度が低下すると、定着部22の消費電力が増加してしまう。
そこで、本実施形態では、画像形成装置1は、ステイ部材32と、排熱路形成部材33と、送風部34とを備えている。ステイ部材32は、定着部22とトップカバー31との間に配置される。ステイ部材32は、ステイ部材32とトップカバー31との間に外部に連通した第1空間S1を形成する。排熱路形成部材33は、定着部22とステイ部材32との間に配置される。排熱路形成部材33は、第1空間S1に比べて定着部22の近くに位置した第2開口部42を有する。排熱路形成部材33は、排熱路形成部材33とステイ部材32との間に第2開口部42に連通する第2空間S2を形成する。送風部34は、第1空間S1および第2空間S2の内部の空気を排気する。
このような構成によれば、筐体11の内部に2層構造の通風路が形成される。そして、1層目である第1空間S1に、筐体11の外部の冷たい空気を冷却風として流入させることで、トップカバー31を効率的に冷却することができる。また、第1空間S1に冷却風が流れることで、第1空間S1と第2空間S2との間の境界部(仕切り壁W1)を冷却することができる。これにより、トップカバー31およびコントロールパネル16に対して、筐体11内の温かい空気から熱が伝わりにくくなる。このため、トップカバー31およびコントロールパネル16の温度上昇を抑えることができる。
また、2層目である第2空間S2に、定着部22の周囲の温かい空気を排熱風として流入させて外部に排気することで、定着部22の周囲の温かい空気によって第1空間S1と第2空間S2との間の境界部(仕切り壁W1)が加熱され続けることを抑制することができる。これにより、第1空間S1と第2空間S2との間の境界部(仕切り壁W1)の温度上昇を抑制することができる。また、第1空間S1と定着部22との間に位置する第2空間S2に定着部22の周囲の温かい空気を流入させることで、第1空間S1を流れる冷却風によって定着部22の周囲が冷却されることを抑制することができる。これにより、定着部22の温度低下を抑制し、消費電力の増加を抑制することができる。
ここで、筐体11内の空気は、定着部22によりシートSが加熱されることでシートSから蒸発した水分を含むため、比較的湿度が高い。このため、筐体11内に流れる複数の空気の流れに温度差がある場合、温かい空気が流れる空間と冷たい空気が流れる空間との境界部に空気中の水分が結露して水滴が付着することがある。例えば、本実施形態では、第1空間S1と第2空間S2との間の境界部(仕切り壁W1)に、結露による水滴が付着する。
そこで、本実施形態では、第1空間S1と第2空間S2との間の境界部(仕切り壁W1は、第2開口部42が設けられた排熱路形成部材33の底壁部33aに対して、シートSの搬送路Tとは反対側に配置されている。言い換えると、結露が生じる仕切り壁W1は、シートSの搬送路Tに対して奥まった位置に配置されている。すなわち、第1空間S1と第2空間S2との間の境界部(仕切り壁W1)は、シートSの搬送路Tを形成する壁とは異なる壁によって形成されている。このため、搬送路Tを通るシートSに水分が付着することを抑制することができる。
本実施形態では、第1開口部41は、コントロールパネル16により覆われる位置に設けられている。これにより、第1開口部41は、オペレータから見え難い。そのため、画像形成装置1の外観の見栄えを高めることができる。さらに、第1開口部41がコントロールパネル16により覆われる位置に設けられると、第1開口部41に誤って物を落とす可能性も低減することができる。さらに、第1開口部41がコントロールパネル16に覆われる位置に設けられると、第1開口部41に流入する空気の一部は、強制対流風としてコントロールパネル16にも接することになる。これにより、コントロールパネル16もより効率的に冷却することができる。
(第2実施形態)
次に、図7から図16を参照し、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、フロントカバー61の背後にも通風路が形成される点で、第1実施形態とは異なる。なお、第2実施形態において以下に説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。このため、同一または類似の機能を有する構成には、同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図7は、第2実施形態の画像形成装置1を示す断面図である。
図7に示すように、本実施形態の画像形成装置1の冷却構造30は、トップカバー31、ステイ部材32、排熱路形成部材33、ADUユニットU、第1スポンジ部材81、第2スポンジ部材82、および送風部34を含む。
ADUユニットUは、フロントカバー61と、通風路形成部材62と、搬送ガイド63と、搬送ローラ64とを含む。
まず、フロントカバー61について説明する。
フロントカバー61は、「第2外装部材」の一例である。フロントカバー61は、筐体11の一部として、画像形成装置1の外郭の一部を形成している。フロントカバー61は、略鉛直方向に沿って延びている。例えば、フロントカバー61は、画像形成装置1の前面(筐体11の前面)の一部を形成している。フロントカバー61の少なくとも一部は、定着部22と略水平方向で並ぶ。
本実施形態では、フロントカバー61は、手差しトレイ13aを収容する凹部61aを有する(図1参照)。凹部61aは、フロントカバー61の表面から後方に窪んでいる。手差しトレイ13aは、この手差しトレイ13aの下端部に設けられた回動部61bを中心に回動可能である。手差しトレイ13aは、凹部61aに収容された収容位置と、凹部61aの外部に飛び出した使用位置との間で移動可能である。フロントカバー61は、凹部61aの上端部を形成する天井面61c(上面)を有する。天井面61cと手差しトレイ13aの先端部との間には、手差しトレイ13aが開閉するための隙間として隙間gcが形成されている。この隙間gcは、3mm程度である。
フロントカバー61は、画像形成装置1の外部(筐体11の外部)に開口した少なくとも1つ(例えば複数)の第3開口部43を有する。例えば、第3開口部43は、フロントカバー61の天井面61cに設けられている。第3開口部43は、下方に向けて開口している。第3開口部43は、後述する第3空間S3の下端部に位置する。
図8は、フロントカバー61を斜め下方から見た図を示す。
図8に示すように、複数の第3開口部43は、フロントカバー61の天井面61cにおいて、筐体11の幅方向に並べられている。第3開口部43は、フロントカバー61の天井面61cに設けられることで、オペレータから見え難い。
次に、通風路形成部材62について説明する。
通風路形成部材62は、「第3通風ガイド」の一例である。
図9は、後述する搬送ガイド63が取り外された状態における通風路形成部材62を示す斜視図である。図9に示すように、通風路形成部材62は、フロントカバー61の内面に取り付けられている。例えば、通風路形成部材62は、筐体11の幅方向において、フロントカバー61の中央部に設けられている。通風路形成部材62は、後壁62a、第1側壁62b、および第2側壁62cを有する。後壁62aは、フロントカバー61の内面から離れている。例えば、第1側壁62bは、後壁62aの左端部からフロントカバー61に向けて延びている。第2側壁62cは、後壁62aの右端部からフロントカバー61に向けて延びている。これにより、通風路形成部材62は、前方が開放された凹状に形成されている。
図7に示すように、通風路形成部材62は、フロントカバー61と定着部22との間に配置されている。フロントカバー61は、通風路形成部材62の内部空間に前方から面する。これにより、通風路形成部材62とフロントカバー61との間には、冷却風が流れる第3通風路の少なくとも一部となる第3空間S3が形成される。例えば、第3空間S3は、通風路形成部材62の後壁62a、第1側壁62b、および第2側壁62cと、フロントカバー61とによって囲まれる空間である。第3空間S3は、フロントカバー61の第3開口部43に連通している。第3空間S3は、フロントカバー61の内面に沿って形成される。例えば、第3空間S3は、鉛直方向に沿って形成されている。
ここで、第3空間S3は、上述した第1空間S1に連通している。以下に、第3空間S3と第1空間S1とを連通させる連通構造の一例について説明する。
図7に示すように、排熱路形成部材33は、通風路形成部材62と、トップカバー31との間に位置した張出部33eを有する。張出部33eは、第1空間S1に連通する少なくとも1つ(例えば複数)の第1穴71を有する。第1穴71は、通風路形成部材62の上方に位置する。
図10は、トップカバー31が取り外された状態におけるステイ部材32および排熱路形成部材33を示す斜視図である。図10に示すように、複数の第1穴71は、筐体11の幅方向に並べられている。
一方で、図7に示すように、通風路形成部材62の上端部は、第3空間S3に連通する少なくとも1つ(例えば複数)の第2穴72を有する。第2穴72は、排熱路形成部材33の第1穴71に向かい合う。複数の第2穴72は、複数の第1穴71に対応するように、筐体11の幅方向に並べられている。これにより、第3空間S3は、第1穴71および第2穴72を通じて、第1空間S1に連通する。第2穴72は、第3空間S3を第1空間S1に連通させる開口部の一例である。ここで、例えば、複数の第2穴72の開口面積の合計は、複数の第3開口部43の開口面積の合計よりも大きい。これにより、第3空間S3内において圧力損失が生じにくくなっている。
次に、搬送ガイド63について説明する。
搬送ガイド63は、「第4通風ガイド」の一例である。
図11は、搬送ガイド63を示す斜視図である。図11に示すように、搬送ガイド63は、通風路形成部材62を覆うようにして、フロントカバー61の内面または通風路形成部材62に取り付けられる。例えば、搬送ガイド63は、筐体11の幅方向において、フロントカバー61の中央部に設けられている。搬送ガイド63は、後壁63a、第1側壁63b、および第2側壁63cを有する。後壁63aは、通風路形成部材62の後壁62aから離れている。後壁63aは、両面印刷時におけるシートSの搬送路Tb(反転パス)の一面を規定している。すなわち、後壁63aは、両面印刷時にシートSが接することで、シートSを案内する。第1側壁63bは、後壁63aの左端部からフロントカバー61に向けて延びている。第2側壁63cは、後壁63aの右端部からフロントカバー61に向けて延びている。これにより、搬送ガイド63は、前方が開放された凹状に形成されている。
図7に示すように、搬送ガイド63の後壁63aは、筐体11の内部に開口した少なくとも1つ(例えば複数)の第4開口部44を有する。本実施形態では、複数の第4開口部44は、筐体11の幅方向に並べられている。第4開口部44は、第3空間S3に比べて、定着部22の近くに開口している。第4開口部44は、搬送路Tbに連通している。例えば、第4開口部44は、搬送路Tbに直接に露出している。第4開口部44は、搬送路Tを通じて、定着部22の周囲空間の少なくとも一部に連通している。例えば、第4開口部44は、定着部22よりも上方の位置に設けられている。
図7に示すように、搬送ガイド63は、通風路形成部材62と定着部22との間に配置されている。通風路形成部材62は、搬送ガイド63の内部空間に前方から面する。これにより、搬送ガイド63と通風路形成部材62との間には、排熱風が流れる第4通風路の少なくとも一部となる第4空間S4が形成される。例えば、第4空間S4は、搬送ガイド63の後壁63a、第1側壁63b、および第2側壁63cと、通風路形成部材62とによって囲まれる空間である。第4空間S4は、搬送ガイド63の第4開口部44に連通している。第4空間S4は、搬送ガイド63の内面に沿って形成される。例えば、第4空間S4は、鉛直方向に沿って形成されている。
通風路形成部材62および搬送ガイド63の少なくとも一方は、第3空間S3と第4空間S4との間を仕切る仕切り壁W2を有する。仕切り壁W2は、第3空間S3と第4空間S4との境界部を形成する。本実施形態では、仕切り壁W2は、通風路形成部材62によって形成されている。仕切り壁W2は、搬送ガイド63の後壁63aに対して、シートSの搬送路Tとは反対側に位置する。言い換えると、仕切り壁W2は、シートSの搬送路Tに対して、搬送ガイド63の後壁63aよりも離れたところに位置する。仕切り壁W2は、「第3壁」の一例である。搬送ガイド63の後壁63aは、「第4壁」の一例である。
ここで、第4空間S4は、上述した第2空間S2に連通している。以下に、第4空間S4と第2空間S2とを連通させる連通構造の一例について説明する。
図7に示すように、排熱路形成部材33の第2底壁部33bは、第2空間S2に連通する少なくとも1つ(例えば複数)の第3穴73を有する。第3穴73は、搬送ガイド63の上方に位置する。
図12は、トップカバー31およびステイ部材32が取り外された状態における排熱路形成部材33を示す斜視図である。図12に示すように、複数の第3穴73は、筐体11の幅方向に並べられている。排熱路形成部材33は、第1穴71と第3穴73との間の位置で起立した仕切り壁W3を有する。仕切り壁W3は、第1穴71と第3穴73との間を仕切っている。
一方で、図7に示すように、搬送ガイド63の上端部は、第4空間S4に連通する少なくとも1つ(例えば複数)の第4穴74を有する。第4穴74は、排熱路形成部材33の第3穴73に向かい合う。複数の第4穴74は、複数の第3穴73に対応するように、筐体11の幅方向に並べられている。これにより、第4空間S4は、第3穴73および第4穴74を通じて、第2空間S2に連通する。第4穴74は、第4空間S4を第2空間S2に連通させる開口部の一例である。ここで、例えば、複数の第4穴74の開口面積の合計は、複数の第4開口部44の開口面積の合計よりも大きい。これにより、第4空間S4内において圧力損失が生じにくくなっている。
以上説明したADUユニットUは、ADUユニットUの下端部に設けられた回動軸Uaを中心として、画像形成装置1の残りの部分に対して回動可能である(図7参照)。これにより、例えば紙詰まりが生じた場合、オペレータは、ADUユニットUを筐体11の前方に回動させることで、筐体11の内部にアクセス可能になる。
本実施形態では、ADUユニットUの回動を許容するため、排気路形成部材33と通風路形成部材62との間(トップカバー31またはステイ部材32と通風路形成部材62との間)には、第1隙間g1が形成されている。同様に、ADUユニットUの回動を許容するため、排気路形成部材33と搬送ガイド63との間には、第2隙間g2が形成されている。これら第1隙間g1および第2隙間g2は、第1スポンジ部材81および第2スポンジ部材82によってそれぞれ塞がれている。
次に、第1スポンジ部材81について説明する。
第1スポンジ部材81は、「第1弾性部材」の一例である。例えば、第1スポンジ部材81は、トップカバー31と通風路形成部材62との間に位置する。本実施形態では、第1スポンジ部材81は、排熱路形成部材33の張出部33eと通風路形成部材62との間に位置することで、トップカバー31と通風路形成部材62との間に位置する。第1スポンジ部材81は、排熱路形成部材33と通風路形成部材62との間に挟まれて、排熱路形成部材33と通風路形成部材62との間で弾性変形する。これにより、第1スポンジ部材81は、第1穴71および第2穴72の周囲において、排熱路形成部材33と通風路形成部材62との間の第1隙間g1を塞いでいる。第1スポンジ部材81は、第1穴71と第2穴72とを連通させる第1連通口81aを有する。第3空間S3は、通風路形成部材62の第2穴72、第1スポンジ部材81の第1連通口81a、および排熱路形成部材33の第1穴71を通じて、第1空間S1に連通する。
図13は、第1スポンジ部材81を示す斜視図である。図13は、第1スポンジ部材81が取り付けられた排熱路形成部材33を斜め下方から見た図である。図13に示すように、第1スポンジ部材81は、排熱路形成部材33の下面に取り付けられる。例えば、第1スポンジ部材81は、接着剤または両面テープなどにより排熱路形成部材33の下面に固定されている。
次に、第2スポンジ部材82について説明する。
第2スポンジ部材82は、「第2弾性部材」の一例である。第2スポンジ部材82は、排熱路形成部材33と搬送ガイド63との間に位置する。第2スポンジ部材82は、排熱路形成部材33と搬送ガイド63との間に挟まれて、排熱路形成部材33と搬送ガイド63との間で弾性変形する。これにより、第2スポンジ部材82は、第3穴73および第4穴74の周囲において、排熱路形成部材33と搬送ガイド63との間の第2隙間g2を塞いでいる。第2スポンジ部材82は、第3穴73と第4穴74とを連通させる第2連通口82aを有する。第4空間S4は、搬送ガイド63の第4穴74、第2スポンジ部材82の第2連通口82a、および排熱路形成部材33の第3穴73を通じて、第2空間S2に連通する。
図14は、第2スポンジ部材82を示す斜視図である。図14は、第2スポンジ部材82が取り付けられた排熱路形成部材33を斜め下方から見た図である。図14に示すように、第2スポンジ部材82は、排熱路形成部材33の下面に取り付けられる。例えば、第2スポンジ部材82は、接着剤または両面テープなどにより排熱路形成部材33の下面に固定されている。
次に、本実施形態の画像形成装置1の作用について説明する。
本実施形態では、送風部34が駆動されると、第1実施形態で説明した矢印A1の空気の流れに加え、図15に矢印A2で示すように、筐体11の外部の冷たい空気が冷却風として第3開口部43から第3空間S3に流入する。そして、第3開口部43から第3空間S3に流入した空気は、上方に向けて第3空間S3内を流れる。第3開口部43から第3空間S3に流入した空気の一部は、フロントカバー61の内面に沿って流れる。これにより、フロントカバー61の冷却が促進される。また、第3開口部43から第3空間S3に流入した空気の一部は、第3空間S3と第4空間S4とを仕切る仕切り壁W2に沿って流れる。これにより、仕切り壁W2の冷却が促進される。第3空間S3を流れた空気は、通風路形成部材62の第2穴72、第1スポンジ部材81の第1連通口81a、および排熱路形成部材33の第1穴71を通り、第1空間S1に流入する。第1空間S1に流入した空気は、第1開口部41を通じて第1空間S1に流入した空気と合流して、画像形成装置1の外部に排気される。
また、送風部34が駆動されると、第1実施形態で説明した矢印B1の空気の流れに加え、図16に矢印B2で示すように、定着部22の周囲および搬送路Tに位置する空気の一部が排熱風として第4開口部44から第4空間S4に流入する。そして、第4開口部44から第4空間S4に流入した空気は、上方に向けて第4空間S4内を流れる。第4空間S4に流入した空気は、搬送ガイド63の第4穴74、第2スポンジ部材82の第2連通口82a、および排熱路形成部材33の第3穴73を通り、第2空間S2に流入する。第2空間S2に流入した空気は、第2開口部42を通じて第2空間S2に流入した空気と合流して、画像形成装置1の外部に排気される。
以上のような構成によれば、画像形成装置1をさらに効率的に冷却することができる。すなわち、本実施形態では、通風路形成部材62は、定着部22とフロントカバー61との間に配置される。通風路形成部材62は、通風路形成部材62とフロントカバー61との間に外部に連通する第3空間S3を形成する。搬送ガイド63は、定着部22と通風路形成部材62との間に配置される。搬送ガイド63は、第3空間S3に比べて定着部22の近くに位置した第4開口部44を有する。搬送ガイド63は、搬送ガイド63と通風路形成部材62との間に第4開口部44に連通する第4空間S4を形成する。
このような構成によれば、筐体11の前面部にも2層構造の通風路が形成される。そして、1層目である第3空間S3に、筐体11の外部の冷たい空気を冷却風として流入させることで、フロントカバー61を効率的に冷却することができる。また、第3空間S3に冷却風が流れることで、第3空間S3と第4空間S4との間の境界部(仕切り板W2)を冷却することができる。これにより、フロントカバー61に対して、筐体11内の温かい空気から熱が伝わりにくくなる。このため、フロントカバー61の温度上昇を抑えることができる。
また、2層目である第4空間S4に、定着部22の周辺の温かい空気を排熱風として流入させて外部に排気することで、第3空間S3と第4空間S4との間の境界部(仕切り板W2)の温度上昇を抑制することができる。また、第3空間S3と定着部22との間に位置する第4空間S4に定着部22の周囲の温かい空気を流入させることで、第3空間S3を流れる冷却風によって定着部22の周囲が冷却されることを抑制することができる。これにより、定着部22の温度低下を抑制し、消費電力の増加を抑制することができる。
ここで、本実施形態では、第3空間S3と第4空間S4との間の境界部(仕切り壁W2)に、結露による水滴が付着する。そこで本実施形態では、第3空間S3と第4空間S4との間の境界部(仕切り壁W2)は、第4開口部44が設けられた搬送ガイド63の後壁63aに対して、シートSの搬送路Tとは反対側に配置されている。言い換えると、結露が生じる仕切り壁W2は、シートSの搬送路Tに対して奥まった位置に配置されている。すなわち、第3空間S3と第4空間S4との間の境界部(仕切り板W2)は、シートSの搬送路Tを形成する壁とは異なる壁によって形成されている。このため、搬送路Tを通るシートSに水分が付着することを抑制することができる。
本実施形態では、第3開口部43は、フロントカバー61の凹部61aの上端部を形成する天井面61cに設けられている。これにより、第3開口部43は、オペレータから見え難い。そのため、画像形成装置1の外観の見栄えを高めることができる。
本実施形態では、第1スポンジ部材81は、通風路形成部材62ではなく、排熱路形成部材33に取り付けられている。このため、ADUユニットUが開かれた場合であっても、第1スポンジ部材81は、筐体11の内側に残る。このため、オペレータが誤って第1スポンジ部材81を外したりすることを抑制することができる。これは、第2スポンジ部材82についても同様である。
以上、第1および第2の実施形態の画像形成装置1について説明したが、実施形態は、上記例に限定されない。例えば、上記実施形態では、トップカバー31および排熱路形成部材33が凹状に形成されている。これに代えて、第1空間S1または第2空間S2に複数の方向から面するようにステイ部材32が凹状に形成されてもよい。同様に、第3空間S3に複数の方向から面するようにフロントカバー61が凹状に形成されてもよい。また、第4空間S4に複数の方向から面するように通気路形成部材62が凹状に形成されてもよい。
例えば、第1穴71は、排熱路形成部材33に代えて、トップカバー31またはステイ部材32に設けられてもよい。第2穴72は、通風路形成部材62に代えて、フロントカバー61に設けられてもよい。第3穴73は、排熱路形成部材33に代えて、ステイ部材32に設けられてもよい。第4穴74は、搬送ガイド63に代えて、通風路形成部材62に設けられてもよい。
さらに、第1スポンジ部材81は、トップカバー31およびステイ部材32の少なくとも一方と、フロントカバー61および通風路形成部材62の少なくとも一方との間に位置すればよい。第2スポンジ部材82は、ステイ部材32および排熱路形成部材33の少なくとも一方と、通風路形成部材62および搬送ガイド63の少なくとも一方との間に位置すればよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、第1外装部材との間に第1空間を形成した第1通風ガイドと、前記第1通風ガイドとの間に第2空間を形成した第2通風ガイドとを持つことにより、画像形成装置の冷却効率を高めるこことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像形成装置、13a…手差しトレイ、16…コントロールパネル、22…定着部、31…トップカバー(第1外装部材)、32…ステイ部材(第1通風ガイド)、33…排熱路形成部材(第2通風ガイド)、33a…第1底壁部(第2壁)、34…送風部、41…第1開口部、42…第2開口部、43…第3開口部、44…第4開口部、61…フロントカバー(第2外装部材)、61a…凹部、61c…天井面、62…通風路形成部材(第3通風ガイド)、63…搬送ガイド(第4通風ガイド)、81…第1スポンジ部材(第1弾性部材)、81a…第1連通口、82…第2スポンジ部材(第2弾性部材)、82a…第2連通口。

Claims (3)

  1. 定着部と、
    外部に開口し、冷却風が流入する第1開口部を有し、前記定着部の上方に配置される第1外装部材と、
    前記定着部と前記第1外装部材との間に配置され、前記第1外装部材との間に前記第1開口部に連通し前記冷却風が前記第1外装部材の内面に沿って流入するように形成された第1空間を形成した第1通風ガイドと、
    前記定着部と前記第1通風ガイドとの間に配置され、前記第1空間に比べて前記定着部の近くに位置する第2開口部を有し、前記第2開口部に連通する第2空間を前記第1通風ガイドとの間に形成する第2通風ガイドと、
    前記第1空間と前記第2空間を仕切る第1壁と、
    前記第1空間に流入した空気および前記第2空間の内部の空気を排気する送風部と、
    前記第1空間に流入する空気に触れる、操作指示の入力を受け付けるコントロールパネルと、
    外部に開口した第3開口部を有し、少なくとも一部が前記定着部と略水平方向に並ぶ第2外装部材と、
    前記定着部と前記第2外装部材との間に配置され、前記第2外装部材との間に前記第3開口部に連通する第3空間を形成した第3通風ガイドと、
    前記定着部と前記第3通風ガイドとの間に配置され、前記第3空間に比べて前記定着部の近くに位置した第4開口部を有して前記第3通風ガイドとの間に前記第4開口部に連通する第4空間を形成した第4通風ガイドと、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記第2外装部材および前記第3通風ガイドの少なくとも一方は、前記第3空間を前記第1空間に連通させる開口部を有し、
    前記第3通風ガイドおよび前記第4通風ガイドの少なくとも一方は、前記第4空間を前記第2空間に連通させる開口部を有する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1外装部材および前記第1通風ガイドの少なくとも一方と、前記第2外装部材および前記第3通風ガイドの少なくとも一方との間に位置し、前記第1空間と前記第3空間とを連通させる第1連通口を有した第1弾性部材、および、
    前記第1通風ガイドおよび前記第2通風ガイドの少なくとも一方と、前記第3通風ガイドおよび前記第4通風ガイドの少なくとも一方との間に位置し、前記第2空間と前記第4空間とを連通させる第2連通口を有した第2弾性部材、
    の少なくとも一方をさらに備える、
    請求項1に記載の画像形成装置。
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