JP6700729B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6700729B2
JP6700729B2 JP2015220867A JP2015220867A JP6700729B2 JP 6700729 B2 JP6700729 B2 JP 6700729B2 JP 2015220867 A JP2015220867 A JP 2015220867A JP 2015220867 A JP2015220867 A JP 2015220867A JP 6700729 B2 JP6700729 B2 JP 6700729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
image forming
shield case
hard disk
disk drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015220867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017092261A (ja
Inventor
裕道 古関
裕道 古関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015220867A priority Critical patent/JP6700729B2/ja
Priority to US15/346,174 priority patent/US10274895B2/en
Publication of JP2017092261A publication Critical patent/JP2017092261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6700729B2 publication Critical patent/JP6700729B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1604Arrangement or disposition of the entire apparatus
    • G03G21/1619Frame structures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

本発明は、電子部品が実装された基板を収容する導電性のシールドケース備えた画像形成装置に関するものである。
従来、制御装置における記憶媒体の配置として、特許文献1に示された構成が知られている。特許文献1では、制御装置のCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)等の電子部品が実装された回路基板を収容し開口を有するシールドケース本体(筐体)を有する。更に、該シールドケース本体の開口を覆う天板を有する。そして、記憶媒体をシールドケース本体内に専用のやぐらを設けて配置したものである。
特開2012−256768号公報
近年、画像形成装置の省スペース化に伴い、画像形成装置内の制御装置も小型化が進められている。
同時に、コンピュータソフト面での高機能化も進められているためCPU等の発熱量は益々高くなってきている。
限界温度が他の素子に比べて低いHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体を故障から守るために制御装置内の記録媒体に対する昇温対策が必要とされている。
本発明の目的は、限界温度が他の素子に比べて低い記憶媒体を故障から守ることある。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、記録材上に画像を形成する画像形成手段と、CPUが実装された基板と、情報を記憶するハードディスクドライブと、前記基板と前記ハードディスクドライブとを接続する接続線と、
前記基板と、前記ハードディスクドライブと、前記接続線とを収容するシールドケースと、を備え前記シールドケースは、前記基板の板厚方向において、前記基板を収容する第1空間と前記ハードディスクドライブを収容する第2空間とを仕切る仕切り部と、前記シールドケースの外部と前記第1空間とを連通させる第1連通部であって、鉛直方向において前記CPUよりも上方に設けられる第1連通部と、前記シールドケースの外部と前記第2空間とを連通させる第2連通部であって、前記鉛直方向において前記ハードディスクドライブよりも下方に設けられる第2連通部と、前記鉛直方向において前記仕切り部よりも上方の位置に前記第1空間と前記第2空間とを連通させる第3連通部と、を有し、前記CPUは、前記鉛直方向において前記ハードディスクドライブより上方において前記基板に実装され、前記接続線は、前記第3連通部を通って前記ハードディスクドライブと前記基板とに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、限界温度が他の素子に比べて低い記憶媒体を故障から守ることができる。
本発明に係るシールドケースの第1実施形態により覆われたコントローラを設けた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 第1実施形態のシールドケースにより覆われたコントローラを設けた画像形成装置の構成を示す斜視説明図である。 第1実施形態のシールドケース本体の構成を示す斜視説明図である。 (a)は第1実施形態のシールドケースを構成する天板の外側に設けられた凹部内に記録媒体を装着した様子を示す正面説明図である。(b)は第1実施形態のシールドケースを構成する天板の外側に設けられた凹部内に装着した記録媒体を覆うカバーを取り付けた様子を示す正面説明図である。 第1実施形態のシールドケースにより覆われたコントローラの構成を示す下面図である。 第1実施形態のシールドケースにより覆われたコントローラの構成を示す断面説明図である。 本発明に係るシールドケースの第2実施形態により覆われたコントローラを画像形成装置に取り付けた様子を示す正面説明図である。
図により本発明に係るシールドケース及びこれを設けた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
先ず、図1〜図6を用いて本発明に係るシールドケースを設けた画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
図1は、画像形成装置10の構成を示す断面説明図である。図1において、11a,11b,11c,11dは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの四色にそれぞれ対応する像担持体となる感光ドラムである。尚、説明の都合上、感光ドラム11a,11b,11c,11dを代表して単に感光ドラム11を用いて説明する場合もある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。
感光ドラム11の周囲には、該感光ドラム11の表面を均一に帯電させる帯電手段となる帯電装置12が設けられている。帯電装置12により一様に帯電された感光ドラム11の帯電面に画像情報に基づいて変調したレーザ光13Aを照射して静電潜像を形成する像露光手段となる像露光装置13が設けられている。
更に、該像露光装置13から出射されたレーザ光13Aを感光ドラム11の表面に照射して形成された画像情報に応じた静電潜像に現像剤を供給してトナー像として現像する現像手段となる現像装置14を有する。
一次転写手段となる一次転写ローラ17により感光ドラム11の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト16の外周面上に一次転写される。その後に、該感光ドラム11の表面に残留したトナーを清掃して回収するクリーニング手段となるクリーニング装置15が設けられている。
感光ドラム11、帯電装置12、現像装置14及びクリーニング装置15は、各色毎にそれぞれ一体的に設けられたプロセスカートリッジPとして構成される。
各感光ドラム11の図1の上部には、各感光ドラム11の表面上に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト16が設けられている。中間転写ベルト16は、張架ローラ1a〜1dにより張架されて図1の矢印B方向に回転駆動される。
中間転写ベルト16の内周面側には、各感光ドラム11にそれぞれ対向する位置に一次転写ローラ17が設けられている。
中間転写ベルト16の外周面側には、クリーンニング手段となるクリーニング装置18が設けられている。二次転写手段となる二次転写ローラ19により中間転写ベルト16の外周面に一次転写されたトナー像が記録材2に二次転写される。その後に、クリーニング装置18により該中間転写ベルト16の外周面に残留したトナーを回収する。
中間転写ベルト16の外周面側で、クリーニング装置18の反対側には、該中間転写ベルト16に対向して二次転写ローラ19が設けられている。
一方、給送カセット20から給送ローラ3により繰り出された記録材2は、図示しない分離手段との協働により一枚ずつ分離給送される。その後、一旦停止したレジストローラ4のニップ部に記録材2の先端部が当接して該記録材2の腰の強さにより斜行が補正される。
感光ドラム11の表面上に形成されたトナー像の回転に同期して所定のタイミングでレジストローラ4が回転駆動される。これにより記録材2が該レジストローラ4に挟持されて中間転写ベルト16の外周面と、二次転写ローラ19とのニップ部からなる二次転写位置に搬送される。
中間転写ベルト16と二次転写ローラ19との間の二次転写位置を通過した記録材2の搬送方向下流側には、定着手段となる定着装置21が設けられている。
定着装置21によりトナー像が熱定着された記録材2は、排出ローラ5により挟持搬送されて排出トレイ22上に排出される。
画像形成装置10の動作は、制御手段となるコントローラ60により制御される。コントローラ60は、図3〜図6に示す導電性を有するシールドケース6により覆われている。
クリーニング装置15,18によりそれぞれ回収された残トナーは、画像形成装置10の前面に配置された回収トナーボックス30に搬送されて回収される。
<画像形成動作>
次に、画像形成装置10の画像形成動作について説明する。感光ドラム11は、図示しない駆動手段により図1の矢印A方向に一定速度で回転する。帯電装置12により均一に帯電された感光ドラム11の表面には、像露光装置13から画像情報に基づいて変調されたレーザ光13Aが照射され、これにより感光ドラム11の表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。
感光ドラム11の表面上に形成された静電潜像は、現像装置14の内部に装填されている現像剤(トナー)が供給されてトナー像として現像される。
各感光ドラム11の図1の矢印A方向の回転により該感光ドラム11の表面上に形成されたトナー像が各一次転写ローラ17が対向する中間転写ベルト16への一次転写位置にくる。すると、該一次転写ローラ17の作用により各感光ドラム11の表面上に形成されたトナー像が順次、中間転写ベルト16の外周面上に重畳して一次転写される。
一次転写位置で中間転写ベルト16の外周面上に一次転写されなかった感光ドラム11の表面上の残留トナーは、各クリーニング装置15により回収される。これにより感光ドラム11の表面は、各クリーニング装置15により清掃されて次の画像形成に備える。
各クリーニング装置15により回収された残留トナーは、回収トナーボックス30へと搬送されて回収される。
中間転写ベルト16は、図示しない駆動手段により図1の矢印B方向に一定速度で回転駆動される。中間転写ベルト16の回転により該中間転写ベルト16の外周面上に重畳された各色のトナーが二次転写ローラ19が対向する二次転写位置にくるタイミングに合わせて、給送カセット20から記録材2が給送される。そして、二次転写位置では、二次転写ローラ19の作用により中間転写ベルト16の外周面上のトナー像が記録材2に一括して二次転写される。
二次転写位置で転写されなかった中間転写ベルト16の外周面上の残留トナーは、クリーニング装置18により回収される。中間転写ベルト16の外周面は、クリーニング装置18により清掃されて次の画像形成に備える。クリーニング装置18により回収された残留トナーは、回収トナーボックス30へと搬送されて回収される。
中間転写ベルト16の外周面上のトナー像が二次転写された記録材2は、定着装置21に搬送される。定着装置21に設けられた定着ローラと加圧ローラとによりトナー像が二次転写された記録材2が挟持搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像が溶融して記録材2に熱定着される。その後、記録材2は排出ローラ5により挟持搬送されて排出トレイ22上に排出される。
図2は、画像形成装置10の構成を示す斜視説明図である。ユーザは操作パネル50を用いて画像形成装置10の使用する機能を選択する。例えば、コピーを選択した場合は、複写枚数、拡大/縮小、濃度、両面印刷/片面印刷、カラー/白黒、給送する記録材2の給送カセット20や記録材2のサイズの選択、ステープル(綴じ)の有無等を適宜選択する。
その後、コピー元となる原稿を画像読取手段となるイメージスキャナ40のガラス板上に置いた状態でスタートボタンを押す。すると、該イメージスキャナ40により原稿画像が読み込まれ、コントローラ60に読み込んだ画像情報が送られて画像形成用の信号に変換され、前述の画像形成処理が実行される。
印刷ジョブの場合、パーソナルコンピュータ(PC)等からの外部入力が直接、コントローラ60に入力され、画像形成用の信号に変換されて前述の画像形成処理が行なわれる。トナー像が形成された記録材2は、排出トレイ22上に積載される。
<シールドケース>
次に、図3及び図4を用いて本実施形態のコントローラ60を覆うシールドケース6の構成について説明する。図3はシールドケース6を構成する筐体61(シールドケース本体)の構成を示す斜視説明図である。
図4(a),(b)はシールドケース6内に収容されたコントローラ60の構成を示す正面説明図である。図4(a)はシールドケース6の天板63の筐体61の外側に記憶媒体となるHDD(Hard Disk Drive)64を取り付けた様子を示す正面説明図である。図4(b)はシールドケース6の天板63の筐体61の外側に取り付けたHDD64をカバー66により覆った様子を示す正面説明図である。
図3〜図6に示すコントローラ60を収容するシールドケース6は以下の通りである。図3及び図4(a)に示すように、電子部品9が実装された基板62を収容し、該基板62を収容するための第一の開口613を有する導電性のシールドケース本体となる筐体61を有する。更に、図4〜図6に示すように、筐体61の第一の開口613を覆うように配置され、第二の開口632を有する導電性の天板63とを有して構成される。
図3に示す筐体61は、図4(a)及び図6に示す電子部品9が実装された基板62を固定するための基板固定面611と、該基板固定面611の四辺に該基板固定面611から連続して設けられた筐体側面612a〜612dとが設けられている。
更に、四つの筐体側面612a〜612dに囲まれて基板固定面611とは反対側に設けられた第一の開口613が設けられている。筐体側面612bは、基板固定面611の一辺に設けられた筐体側面612b1と、該筐体側面612b1よりも基板固定面611の内部にずれた位置に設けられた筐体側面612b2(第一の側壁部)とを有している。
筐体61(シールドケース本体)の一部に設けられた第一の側壁部となる筐体側面612b2には、筐体61内と外気とを連通するための複数の貫通穴からなる連通口614(第三の開口)が形成されている。
図4(a)に示す基板62は、図3に示す第一の開口613を介して筐体61に設けられた基板固定面611に対して固定される。
近年では、画像形成装置10の小型化が進む中でコントローラ60の省スペーサ化も進み、該コントローラ60を収容するシールドケース6の容積を極力小さくすることが求められている。一方で、コンピュータソフト面での高機能化も進められている。このためコントローラ60の基板62に実装されるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)622等の発熱量は益々高くなってきている。
従来では、ノイズ発信源となる電気部品は、シールドケース内に纏めて収容するといった思想が主流であった。このため記憶媒体となるHDD(Hard Disk Drive)64もCPU622等の電子部品9と一緒に筐体61内に纏めて収容していた。ところが、コントローラ60の省スペース化を進めるにあたって、HDD64の動作保証温度が問題となった。
HDD64の動作保証温度は、約50℃であり、CPU622等の動作保証温度は、約80℃である。このためHDD64の動作保証温度は、CPU622等の動作保証温度と比べて低温に維持する必要がある。
このためコントローラ60の省スペース化を進めると、CPU622等の発熱によって筐体61内部の温度がHDD64の動作保証温度の限界に到達してしまうという問題がある。
そこで、本実施形態では、図5に示すように、HDD64を天板63の筐体61の外側に配置する。図4(a)は、HDD64を天板63の筐体61の外側に装着した状態を示す。天板63は、図3に示す第一の開口613を覆うように構成され、筐体61の基板固定面611に対して基板62が固定された後に筐体61に対して装着される。
天板63には、HDD64が設けられる部分が他の面に比べて、筐体61の基板固定面611側(シールドケース本体側)に凹形状に形成された凹部631が形成されている。HDD64は、天板63に設けられた凹部631内で筐体61の外側に固定される。
天板63の一部に凹部631を設け、該凹部631内にHDD64を固定する。これによりHDD64を筐体61の外側に配置する。これによりシールドケース6全体の厚さの増加を抑え、コントローラ60を省スペース化することができる。
図4(a)に示すように、天板63には、第二の開口632が設けられている。HDD64は、天板63に設けられた第二の開口632を介して基板固定面611側に固定される基板62のコネクタ621と図示しない信号線によって電気的に接続される。
本実施形態では、HDD64を天板63の筐体61の外側に配置したことにより該天板63の内側で筐体61の基板固定面611に設けられる基板62に実装されるCPU622等による昇温がHDD64に与える影響を抑制することができる。
本実施形態では、ノイズ発信源であるHDD64と、該HDD64に接続される信号線とを天板63の外側に配置し、且つ、天板63には、信号線を接続するための第二の開口632を設けた。これらのノイズ発信源に対しては、本実施形態では以下の通りである。
図4(b)に示すように、天板63の筐体61の外側に配置されたHDD64と、該HDD64と基板62のコネクタ621とを接続する図示しない信号線と、天板63に設けた第二の開口632とをまとめて収容して覆う導電性のカバー66を設ける。
図4(b)は、図4(a)の状態から図示しない信号線によって基板62とHDD64を接続した後、該HDD64と信号線と第二の開口632とをまとめて収容して覆うカバー66を装着した状態を示す。
カバー66は、HDD64と、該HDD64と基板62とを接続する図示しない信号線と、天板63に設けられた第二の開口632とをまとめて収容して覆うことができる形状で作成される。そして、図4(b)に示すように、カバー66の一部となる三辺に設けられた側面66a〜66c(第二の側壁部)により天板63に接続されて固定される。
本実施形態のカバー66の一辺には側面が設けられおらず開口651(第四の開口)が形成されている。本実施形態のカバー66の側面(第二の側壁部)の一部に開口651(第四の開口)が形成されている。
図4(a)に示す筐体61の基板固定面611に固定される基板62と、該筐体61の第一の開口613とは天板63によって覆われる。また、天板63に設けられる第二の開口632と、天板63に設けられる凹部631内に収容されるHDD64と、該HDD64と基板62とを接続する図示しない信号線とは、カバー66によって覆われる。
本実施形態の筐体61、天板63及びカバー66は、導電性部材(例えば、電気亜鉛めっき鋼鈑等)により構成される。これにより筐体61、天板63及びカバー66は、電磁ノイズに対するシールドケース6として機能する。
図4(a)に示す基板62上に実装される素子として、例えば、CPU622やその周辺の水晶振動子やHDD64とその信号線等からは電磁ノイズが発生する。本実施形態では、筐体61、天板63及びカバー66がシールドケース6として機能する。このため、これらの電磁ノイズが画像形成装置10の外側に与える影響を抑制することができる。
<通風ダクト>
次に、図5及び図6を用いて本実施形態のカバー66がコントローラ60に対する通風ダクト7としても機能する構成について説明する。
図5は、筐体61、天板63及びカバー66により構成されるシールドケース6により覆われたコントローラ60の構成を示す下面図である。図6は、筐体61、天板63及びカバー66により構成されるシールドケース6により覆われたコントローラ60の構成を示す断面説明図である。
図3に示すように、筐体61の一辺に設けられる筐体側面612b2には、複数の貫通穴からなる連通口614が設けられている。
また、図5に示すように、コントローラ60の下面側には、外気に連通されたカバー66の開口651が形成されている。
図3に示す筐体側面612b2に設けられた複数の貫通穴からなる連通口614と、図4(a)に示す天板63に設けられる第二の開口632と、図5に示すカバー66の開口651とを設ける。これにより図6に示すように、筐体61、天板63及びカバー66により構成されるシールドケース6により覆われたコントローラ60内には、外気と連通するエアフロー流路Cを設けることができる。
エアフロー流路Cを流通する外気は、カバー66の開口651から吹き込んで、該カバー66と天板63との間に形成される通風ダクト7を通過してHDD64を冷却する。その後、天板63に設けられる第二の開口632から天板63と筐体61とにより形成される筐体61内部を通過する。そして、筐体側面612b2に設けられた複数の貫通穴からなる連通口614から外気に排気される。
エアフロー流路Cを流通する外気は、温度の低いところから高いところに向けて徐々に流れ、最終的に外気へと排出される。
本実施形態によれば、HDD64等の記憶媒体をシールドケース6の天板63の外側に取り付ける。これにより該天板63の内側で筐体61の基板固定面611に設けられる基板62に実装されるCPU622等による昇温がHDD64に与える影響を抑制することができる。
また、HDD64と、基板62とを接続する図示しない信号線と、該信号線を通すために図4(a)に示す天板63に設けられた第二の開口632とを、導電性部材により形成されたカバー66により覆う。これにより電磁ノイズに対するシールド性能を確保することができる。
また、筐体61の筐体側面612b2に該筐体61内部と外気とを連通する連通口614を設ける。更に、天板63に筐体61内部と連通する第二の開口632を設ける。更に、天板63とカバー66との間に該第二の開口632に連通する通風ダクト7を設ける。更に、該カバー66に該通風ダクト7と外気とを連通する開口651を設ける。これによりカバー66の開口651から通風ダクト7、第二の開口632、連通口614を介して筐体61内部を外気が流通するエアフロー流路Cを形成することが出来る。
また、筐体61内部を覆う天板63の一部に筐体61内部側に突出した凹部631を形成し、該凹部631内にHDD64を収容して取り付ける。これによりコントローラ60を覆うシールドケース6全体の厚みを小さくすることができる。これにより制御装置を小型化することが出来る。
また、コントローラ60を収容するシールドケース6を画像形成装置10に設ける。これによりシールドケース6の天板63の内側で筐体61の基板固定面611に設けられる基板62に実装されるCPU622等による昇温が天板63の外側に取り付けられるHDD64に与える影響を抑制することができる。
また、シールドケース6の筐体61の筐体側面612b2に設けた連通口614を画像形成装置10の上側に配置する。そして、カバー66の開口651を画像形成装置10の下側に配置する。これによりカバー66の開口651から侵入した外気がカバー66と天板63との間に形成される通風ダクト7に流入してHDD64を冷却する。そして、天板63の第二の開口632を経由して該天板63と筐体61との間に形成される筐体61内部を流通して基板62上に実装されるCPU622等を冷却する。その後、筐体61の筐体側面612b2に設けた連通口614から外気に排気される自然対流を実現することができる。
次に、図7を用いて本発明に係るシールドケースを設けた画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
図7は、本発明に係るシールドケースの第2実施形態により覆われたコントローラを画像形成装置に取り付けた様子を示す正面説明図である。図7に示すように、コントローラ60は、カバー66の開口651(第四の開口)が画像形成装置10本体の下方側(底面側)に向けて壁面(第三の側壁部)取り付けられる。
これにより図3に示す筐体側面612b2に設けられた複数の貫通穴からなる連通口614(第三の開口)が画像形成装置10本体の上方側(天面側)に向けて壁面(第三の側壁部)取り付けられる。
これにより図6に示すエアフロー流路Cには、自然対流によるエアフローが形成される。更に、本実施形態では、複数の貫通穴からなる連通口614に送風ダクト8を介して送風ファン70を設ける。
これにより送風ファン70を回転駆動して送風ダクト8を介して図3に示す筐体側面612b2に設けられた複数の貫通穴からなる連通口614から図6に示すエアフロー流路Cの矢印とは反対方向に冷風を送風する。これにより積極的にコントローラ60の内部を冷却することもできる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
6…シールドケース
9…電子部品
61…筐体(シールドケース本体)
62…基板
63…天板
64…HDD(記憶媒体)
66…カバー
613…筐体61に設けた第一の開口
632…天板63に設けた第二の開口

Claims (9)

  1. 記録材上に画像を形成する画像形成手段と、
    CPUが実装された基板と、
    情報を記憶するハードディスクドライブと、
    前記基板と前記ハードディスクドライブとを接続する接続線と、
    前記基板と、前記ハードディスクドライブと、前記接続線とを収容するシールドケースと、を備え
    前記シールドケースは、
    前記基板の板厚方向において、前記基板を収容する第1空間と前記ハードディスクドライブを収容する第2空間とを仕切る仕切り部と、
    前記シールドケースの外部と前記第1空間とを連通させる第1連通部であって、鉛直方向において前記CPUよりも上方に設けられる第1連通部と、
    前記シールドケースの外部と前記第2空間とを連通させる第2連通部であって、前記鉛直方向において前記ハードディスクドライブよりも下方に設けられる第2連通部と、
    前記鉛直方向において前記仕切り部よりも上方の位置に前記第1空間と前記第2空間とを連通させる第3連通部と、を有し、
    前記CPUは、前記鉛直方向において前記ハードディスクドライブより上方において前記基板に実装され、
    前記接続線は、前記第3連通部を通って前記ハードディスクドライブと前記基板とに接続されていることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記シールドケースは、
    前記基板を固定する基板固定面を有する筐体と、
    前記筐体に収容された基板の少なくとも一部を覆い、前記筐体と共に前記第1空間を形成する第1カバー部であって、前記仕切り部と、前記仕切り部よりも前記鉛直方向上方の位置において、前記第1空間と前記第2空間との間で空気を連通させる開口部とを有する第1カバー部と、
    前記第1カバー部に設けられ、前記鉛直方向において前記ハードディスクドライブよりも上方の位置と、
    前記第1カバー部に固定される前記ハードディスクドライブと前記開口部とを覆い、前記第1カバー部と共に前記第2空間を形成する第2カバー部と、を有し、
    前記接続線は、前記開口部に挿通された状態で前記基板と前記ハードディスクドライブとに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記第1カバー部は、前記ハードディスクドライブが固定される固定面を有し、
    前記ハードディスクドライブ固定面は、前記第1カバー部において他の面に比べて、前記基板側に凹むような凹形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置
  4. 前記CPUは、前記鉛直方向において前記第3連通部と少なくとも一部が重なる位置において前記基板に実装されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記基板は、前記鉛直方向において前記開口部と重なる位置に、前記接続線が接続されるコネクタが実装されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記シールドケースは、前記第2連通部から前記シールドケースの外部の空気を吸気し、前記第3連通部を介して前記第1連通部から前記シールドケースの内部の空気を前記シールドケースの外部へ排気するエアフロー有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ハードディスクドライブは、前記エアフローの経路上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記CPUは、前記エアフローの経路上に設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記エアフローを形成するためのファンをさらに有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2015220867A 2015-11-11 2015-11-11 画像形成装置 Active JP6700729B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220867A JP6700729B2 (ja) 2015-11-11 2015-11-11 画像形成装置
US15/346,174 US10274895B2 (en) 2015-11-11 2016-11-08 Shield case and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220867A JP6700729B2 (ja) 2015-11-11 2015-11-11 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017092261A JP2017092261A (ja) 2017-05-25
JP6700729B2 true JP6700729B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=58664264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015220867A Active JP6700729B2 (ja) 2015-11-11 2015-11-11 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10274895B2 (ja)
JP (1) JP6700729B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7272058B2 (ja) * 2019-03-29 2023-05-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2021196443A (ja) * 2020-06-11 2021-12-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6151994A (ja) 1984-08-22 1986-03-14 株式会社日立製作所 記憶手段を有する電子装置
JPH06314002A (ja) 1993-04-28 1994-11-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2002311760A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2007095967A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Kyocera Mita Corp シールドボックス
JP2007328531A (ja) 2006-06-07 2007-12-20 Toshiba Corp 電子機器
JP2009098218A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP5637937B2 (ja) 2011-06-10 2014-12-10 株式会社日立製作所 制御装置
JP2013074083A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Konica Minolta Business Technologies Inc シールドボックスとそれを有する画像形成装置
JP6429439B2 (ja) * 2013-08-02 2018-11-28 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170131680A1 (en) 2017-05-11
JP2017092261A (ja) 2017-05-25
US10274895B2 (en) 2019-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6035213B2 (ja) 画像形成装置
JP5521765B2 (ja) 画像形成装置
US7386247B2 (en) Image forming apparatus
JP4653563B2 (ja) 画像形成装置
JP5863036B2 (ja) 画像形成装置
JP6700729B2 (ja) 画像形成装置
JP5640579B2 (ja) 画像形成装置の放熱手段及び画像形成装置
JP2011107511A (ja) 画像形成装置
JP2010002711A (ja) 画像形成装置
JP5843096B2 (ja) 画像形成装置
JP2007171921A (ja) 画像形成装置
JP2006243602A (ja) 排熱構造および画像形成装置
US9042766B2 (en) Cooling device and image forming apparatus including same
US11209771B2 (en) Image forming apparatus
JP6593054B2 (ja) 画像読取り装置および画像形成装置
JP5372803B2 (ja) 画像処理装置
JP5326702B2 (ja) 画像形成装置
JP2005084235A (ja) 電装基板包括用筐体およびこれを備えた画像形成装置
JP2007156098A (ja) 電子機器の冷却構造・画像形成装置
JP2007033644A (ja) 画像形成装置
JP6429439B2 (ja) 画像形成装置
JP5239738B2 (ja) 画像形成装置
JP2017021242A (ja) 画像形成装置
JP6507711B2 (ja) クリーンユニット及びクリーンユニットを備える画像形成装置
JP4507792B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200501

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6700729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151