JP7087747B2 - 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法 - Google Patents
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Description
特許文献1記載の車室内モニタ装置では、予め運転者の顔画像データを記憶手段に記憶しておく構成となっている。このような車室内モニタ装置を、個人で所有している車両に取り付ける場合、正規の運転者は限られているので、顔画像データを予め記憶しておくための記憶手段は小さな容量のものでも対応できる。
前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得部と、
該第1の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定させるために前記運行管理装置へ送信する識別情報送信部とを備えていることを特徴としている。
また、前記識別情報送信部により、前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とが前記運行管理装置へ送信される。これにより、当該車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両を運転する各運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否か、即ち、顔認証された正しい運転者であるか否かを前記運行管理装置で判定させることができる。
該第1の認証不可情報取得部により取得した前記運転者の認証不可情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルに記録させるために前記運行管理装置へ送信する第1の認証不可情報送信部とを備えていることを特徴としている。
また、前記運転者が所持する携帯端末から取得した前記認証不可情報と当該車載機の識別情報とが、前記運行管理装置へ送信されるので、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルに記録させることができる。
前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部とを備えていることを特徴としている。
したがって、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かの判定を、当該運行管理装置で実行することにより、前記車載機での処理負荷を軽減させることができる。
例えば、前記運転者判定部により、前記車両に乗車した前記運転者(換言すれば、前記携帯端末の顔認証部で認証された前記運転者)が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者ではないと判定された場合、前記車載機、又は前記管理者の端末装置に、前記正しい運転者ではないことを示す判定情報が送信される。
また、前記運転者判定部により、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であると判定された場合、前記車載機、又は前記管理者の端末装置に、前記正しい運転者であることを示す判定情報が送信される。
したがって、前記車載機、又は前記管理者の端末装置では、煩雑な判定処理を行うことなく、前記判定情報を取得することができる。また、取得した前記判定情報の内容に応じて、所定の処理を実行することが可能となる。
該第2の認証不可情報取得部により取得した前記認証不可情報及び当該車載機の識別情報に基づいて、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを、前記運行管理テーブルに記録する認証不可情報記録部を備えていることを特徴としている。
したがって、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルにより一元的に管理することができる。
上記運行管理装置(1)~(5)のいずれかと、を含んで構成されていることを特徴としている。
該運行管理装置と通信可能に構成された車載機との間で行われる運転者確認方法であって、
前記車載機が、
前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、
該第1の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを前記運行管理装置へ送信する識別情報送信ステップとを含み、
前記運行管理装置が、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、
該第2の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定ステップとを含んでいることを特徴としている。
また、前記車両を運転する各運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否か、即ち、顔認証された正しい運転者であるか否かを、前記運行管理装置で判定することができ、前記車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、前記車両を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者であるか否かを確認することが可能となる。
本発明に係る車載機と運行管理装置は、例えば、事業者が管理する車両の運行状況、及びその運転者の勤務状況などの運行管理を行い、事業者が管理する車両、及び運転者の適切な運行管理を支援するためのシステムなどに広く適用可能である。
図1は、実施の形態に係る運行管理システムの構成例を示す模式図である。
運行管理システム1は、車両2の運行状況、及び車両2に乗車している運転者3の勤務状況などの運行管理を行うためのシステムであって、少なくとも1台以上の車両2に搭載される車載機10と、各車載機10からデータを取得して、所定の処理を行う少なくとも1つ以上のサーバ装置40とを含んで構成されている。サーバ装置40が、本発明の「運行管理装置」の一例である。
運転者3は、車両2に乗車すると、まず、スマートフォン90の顔認証アプリを起動する。顔認証アプリが起動されると、運転者3の顔がスマートフォン90で撮像され、顔認証処理が行われる。
図2は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられる車載機10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
車載機10は、プラットフォーム部11及びドライバモニタリング部20を含んで構成されている。また、車載機10にドライブレコーダー部30が接続されている。
ドライバカメラ21は、例えば、図示しないレンズ部、撮像素子部、光照射部、及びこれら各部を制御するカメラ制御部などを含んで構成されている。
サーバ装置40は、通信ユニット41、サーバコンピュータ50、及び記憶ユニット70を含んで構成され、これらは通信バス42を介して接続されている。
図4は、運行管理テーブル記憶部71に記憶される運行管理テーブル71aの構成例を示す図である。
運行管理テーブル71aには、運行管理システム1で管理する各運転者3の運転者IDと、これら各運転者3が運転する車両2の運行スケジュール情報とが対応付けて登録されている。運行スケジュール情報には、各車両2に搭載される車載機10の車載機ID、運行日、乗務予定時間(開始時間-終了時間)などの情報が含まれている。さらに運行管理テーブル71aには、運転者確認データとして、運行管理テーブル71aとの照合一致、又は照合不一致を示す情報と、スマートフォン90で顔認証ができなかったことを示す認証不可情報とが記録されるようになっている。
各種の検出データには、例えば、車載機10の車載機IDに対応付けて、運転者ID、交差点通過時刻t0、運転者の顔の向き(ピッチ、ヨー、及びロール)、視線の方向(ピッチ、及びヨー)、目開度(右目、及び左目)、車両の加速度(前後、左右、及び上下)、角速度(ヨー)、運転者画像(撮像日時、フレーム番号、及び画像データ)、車外画像(撮像日時、フレーム番号、及び画像データ)、車両の位置情報(緯度、及び経度)、走行速度などのデータが含まれてもよい。
図5は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられる車載機10の機能構成例を示すブロック図である。
カメラ部91は、例えば、図示しないレンズ部、撮像素子部、光照射部、及びこれら各部を制御する制御部などを含んで構成されている。
サーバ装置40を構成するサーバコンピュータ50は、第2の識別情報取得部511、運転者判定部512、判定情報記録部513、判定情報送信部514、第2の認証不可情報取得部515、認証不可情報記録部516、及び第2の認証不可情報送信部517を含んで構成されている。
図7は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられるスマートフォン90が行う処理動作を示すフローチャートである。本処理動作は、例えば、車両2に乗車した運転者3が、スマートフォン90の顔認証アプリの起動操作を行った場合に開始される。
ステップS2では、スマートフォン90は、顔認証処理を実行し、ステップS3に処理を進める。
ステップS3では、スマートフォン90は、運転者3の顔認証に成功したか否かを判断し、顔認証に成功したと判断すれば、ステップS4に処理を進める。
ステップS5では、スマートフォン90は、顔画像データに紐付けされている運転者IDを車載機10に無線通信によって送信する処理を行い、その後処理を終える。
ステップS6では、スマートフォン90は、顔認証できなかったことを示す認証不可フラグ(認証不可情報)をセットして、認証不可フラグを車載機10に送信する処理を行い、その後処理を終える。
ステップS12では、制御部19は、識別情報送信部192として動作し、スマートフォン90から取得した運転者IDと、当該車載機10の車載機IDとをサーバ装置40に送信する処理を行い、その後処理を終える。
ステップS13では、制御部19は、第1の認証不可情報取得部195として動作し、スマートフォン90から、顔認証できなかったことを示す認証不可フラグ(認証不可情報)を取得したか否かを判断し、認証不可フラグを取得したと判断すれば、ステップS14に処理を進める。
または、ステップS15において、制御部19は、報知部16を作動させて、運転者3の顔認証が成功しなかったことを運転者3に報知する処理を行うとともに、外部I/F18を介して、図示しないエンジン始動装置に、エンジン始動を許可しない不許可信号を送信する処理を行ってもよい。この処理により、認証不可の運転者により車両が運転されないようにすることができ、車両の盗難等を防止することが可能となる。
まずステップS21では、サーバコンピュータ50は、第2の識別情報取得部511として動作し、車載機10から送信されてきた運転者ID及び車載機IDを取得したか否かを判断し、運転者ID及び車載機IDを取得したと判断すれば、ステップS22に処理を進める。
ステップS23では、サーバコンピュータ50は、運転者判定部512として動作し、ステップS21で取得した運転者ID及び車載機IDと、ステップS22で読み出した運行管理テーブル71aに記憶されている各運転者の運行スケジュール(特に、運転者ID及び車載機ID)とを照合する処理を行い、その後ステップS24に処理を進める。
事業者端末80では、サーバ装置40から照合一致フラグ及び車載機IDを取得した場合、表示出力や音声出力により、車載機IDが付与されている車載機10が搭載された車両2に、運行スケジュールに登録されている運転者3が乗車したことを管理者に通知する処理を行うようになっている。
また、ステップS27において、ステップS21で取得した運転者IDに対応する運転者IDが登録されている運行管理テーブル71a中の運転者確認データ欄に、照合不一致(車両不一致)フラグを記録する処理を行い、ステップS28に処理を進めてもよい。
事業者端末80では、サーバ装置40から照合不一致フラグ及び車載機IDを取得した場合、表示出力や音声出力により、車載機IDが付与されている車載機10が搭載された車両2に、運行スケジュールとは異なる運転者3が乗車したことを管理者に警告する処理を行うようになっている。
ステップS29において、サーバコンピュータ50は、認証不可フラグ及び車載機IDを取得していないと判断すれば、その後処理を終える一方、認証不可フラグ及び車載機IDを取得したと判断すれば、ステップS30に処理を進める。
ステップS31では、サーバコンピュータ50は、認証不可情報記録部516として動作し、ステップS29で取得した車載機IDに対応する車載機IDが登録されている運行管理テーブル71a中の運転者確認データ欄に、認証不可フラグを記録する処理を行い、ステップS32に処理を進める。
事業者端末80では、サーバ装置40から認証不可フラグ及び車載機IDを取得した場合、表示出力や音声出力により、車載機IDが付与されている車載機10が搭載された車両2に、認証不可の運転者が乗車したことを管理者に警告する処理を行うようになっている。
まず、ステップS41では、制御部19は、判定情報取得部193として動作し、サーバ装置40から照合一致フラグを取得したか否かを判断し、照合一致フラグを取得したと判断すれば、ステップS42に処理を進める。
ステップS43では、制御部19は、判定情報取得部193として動作し、サーバ装置40から照合不一致フラグを取得したか否かを判断し、照合不一致フラグを取得したと判断すれば、ステップS44に処理を進める。
上記実施の形態に係る運行管理システム1によれば、運転者3の本人認証を顔認証で行う場合であっても、車両2を運転し得る全ての運転者3の顔画像データを車載機10に予め記憶しておく必要がなく、また、車載機10で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両2を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者、換言すれば、運行管理テーブル71aに登録されている正しい運転者であるか否かを確認することができる。
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明したが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく、種々の改良や変更を行うことができることは言うまでもない。
本発明の実施の形態は、以下の付記の様にも記載され得るが、これらに限定されない。
(付記1)
各運転者(3)の識別情報と、これら各運転者(3)が運転する車両(2)の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブル(71a)を記憶する運行管理テーブル記憶部(71)を備えた運行管理装置(40)と通信可能に構成された車載機(10)であって、
前記車両(2)に乗車した運転者(3)が所持する携帯端末(90)から、該携帯端末(90)の顔認証部(92)により認証された前記運転者(3)の識別情報を取得する第1の識別情報取得部(191)と、
該第1の識別情報取得部(191)により取得した前記運転者の識別情報と当該車載機(10)の識別情報とを、前記車両(2)に乗車した前記運転者(3)が前記運行管理テーブル(71a)に登録された正しい運転者であるか否かを判定させるために前記運行管理装置(40)へ送信する識別情報送信部(192)とを備えていることを特徴とする車載機(10)。
車載機(10)が搭載された各車両(2)の運行管理を行う運行管理装置(40)であって、
前記各車両(2)を運転する運転者(3)の識別情報と、これら各運転者(3)が運転する車両(2)の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブル(71a)を記憶する運行管理テーブル記憶部(71)と、
前記車載機(10)から送信されてきた、前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報を取得する第2の識別情報取得部(511)と、
該第2の識別情報取得部(511)により取得した前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報と、前記運行管理テーブル(71a)とを照合し、前記車両(2)に乗車した前記運転者(3)が、前記運行管理テーブル(71a)に登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部(512)とを備えていることを特徴とする運行管理装置(40)。
車載機(10)と、運行管理装置(40)とを含んで構成されていることを特徴とする運行管理システム(1)。
各運転者(3)の識別情報と、これら各運転者(3)が運転する車両(2)の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブル(71a)を記憶する運行管理テーブル記憶部(71)を備えた運行管理装置(40)と、
該運行管理装置(40)と通信可能に構成された車載機(10)との間で行われる運転者確認方法であって、
前記車載機(10)が、
前記車両(2)に乗車した運転者(3)が所持する携帯端末(90)から、該携帯端末(90)の顔認証部(92)により認証された前記運転者(3)の識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップ(S11)と、
該第1の識別情報取得ステップ(S11)により取得した前記運転者(3)の識別情報と当該車載機(10)の識別情報とを前記運行管理装置(40)へ送信する第1の識別情報送信ステップ(S12)とを含み、
前記運行管理装置(40)が、
前記車載機(10)から送信されてきた、前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップ(S21)と、
該第2の識別情報取得ステップ(S21)により取得した前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報と、前記運行管理テーブル(71a)とを照合し、前記車両(2)に乗車した運転者(3)が、前記運行管理テーブル(71a)に登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定ステップ(S23、S24)とを含んでいることを特徴とする運転者確認方法。
2 車両
3 運転者
4 通信ネットワーク
10 車載機
11 プラットフォーム部
12 加速度センサ
13 角速度センサ
14 GPS受信部
15 通信部
16 報知部
17 記憶部
18 外部インターフェース(外部I/F)
19 制御部
19a CPU
19b RAM
19c ROM
191 第1の識別情報取得部
192 識別情報送信部
193 判定情報取得部
194 処理部
195 第1の認証不可情報取得部
196 第1の認証不可情報送信部
20 ドライバモニタリング部
21 ドライバカメラ
22 画像解析部
23 インターフェース(I/F)
30 ドライブレコーダー部
31 車外カメラ
32 車内カメラ
40 サーバ装置(運行管理装置)
41 通信ユニット
50 サーバコンピュータ
51 中央処理装置
511 第2の識別情報取得部
512 運転者判定部
513 判定情報記録部
514 判定情報送信部
515 第2の認証不可情報取得部
516 認証不可情報記録部
517 第2の認証不可情報送信部
52 メインメモリ
53 制御プログラム
70 記憶ユニット
71 運行管理テーブル記憶部
71a 運行管理テーブル
80 事業者端末
90 スマートフォン(携帯端末)
91 カメラ部
92 顔認証部
93 通信部
Claims (11)
- 各運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部を備えた運行管理装置と通信可能に構成された車載機であって、
前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得部と、
該第1の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定させるために前記運行管理装置へ送信する識別情報送信部とを備えていることを特徴とする車載機。 - 前記車両に乗車した前記運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証できなかったことを示す認証不可情報を取得する第1の認証不可情報取得部と、
該第1の認証不可情報取得部により取得した前記運転者の認証不可情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルに記録させるために前記運行管理装置へ送信する第1の認証不可情報送信部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の車載機。 - 前記運行管理装置から、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを示す判定情報を取得する判定情報取得部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載機。
- 前記判定情報取得部により、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者ではないことを示す判定情報を取得した場合、所定の警告処理、又は所定の盗難防止処理を行う処理部を備えていることを特徴とする請求項3記載の車載機。
- 請求項1記載の車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部とを備えていることを特徴とする運行管理装置。 - 請求項3記載の車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部と、
前記運転者判定部により判定された、前記正しい運転者であるか否かを示す判定情報を前記車載機に送信する判定情報送信部とを備えていることを特徴とする運行管理装置。 - 請求項2記載の車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部と、
前記車載機から送信されてきた、前記携帯端末の顔認証部により認証できなかった認証不可情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の認証不可情報取得部と、
該第2の認証不可情報取得部により取得した前記認証不可情報及び当該車載機の識別情報に基づいて、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを、前記運行管理テーブルに記録する認証不可情報記録部とを備えていることを特徴とする運行管理装置。 - 前記認証不可情報記録部により、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることが前記運行管理テーブルに記録された場合、前記車載機、又は前記車両を管理する管理者の端末装置に、前記顔認証不可の運転者であることを示す情報を送信する第2の認証不可情報送信部を備えていることを特徴とする請求項7記載の運行管理装置。
- 前記運転者判定部により判定された、前記正しい運転者であるか否かの判定情報を前記運行管理テーブルに記録する判定情報記録部を備えていることを特徴とする請求項5~8のいずれかの項に記載の運行管理装置。
- 請求項1記載の車載機と請求項5記載の運行管理装置、
請求項2記載の車載機と請求項7記載の運行管理装置、
又は請求項3記載の車載機と請求項6記載の運行管理装置を含んで構成されていることを特徴とする運行管理システム。 - 各運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部を備えた運行管理装置と、
該運行管理装置と通信可能に構成された車載機との間で行われる運転者確認方法であって、
前記車載機が、
前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、
該第1の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを前記運行管理装置へ送信する第1の識別情報送信ステップとを含み、
前記運行管理装置が、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、
該第2の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定ステップとを含んでいることを特徴とする運転者確認方法。
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