JP7087747B2 - 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法 - Google Patents

車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7087747B2
JP7087747B2 JP2018131465A JP2018131465A JP7087747B2 JP 7087747 B2 JP7087747 B2 JP 7087747B2 JP 2018131465 A JP2018131465 A JP 2018131465A JP 2018131465 A JP2018131465 A JP 2018131465A JP 7087747 B2 JP7087747 B2 JP 7087747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
vehicle
operation management
identification information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018131465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020009302A (ja
Inventor
尚良 佐藤
美加 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2018131465A priority Critical patent/JP7087747B2/ja
Priority to CN201910311995.6A priority patent/CN110712623B/zh
Publication of JP2020009302A publication Critical patent/JP2020009302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7087747B2 publication Critical patent/JP7087747B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/25Means to switch the anti-theft system on or off using biometry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/2018Central base unlocks or authorises unlocking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R2325/00Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/10Communication protocols, communication systems of vehicle anti-theft devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R2325/00Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/10Communication protocols, communication systems of vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/101Bluetooth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R2325/00Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/20Communication devices for vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/205Mobile phones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R2325/00Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/20Communication devices for vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/207Satellites

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

本発明は車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法に関する。
特許文献1には、予め運転者の顔画像データを記憶手段に記憶しておき、駐車中の車両の車室内に人が進入してきたことを検出した場合に、カメラモジュールで撮像された進入者の顔画像データと、記憶手段に記憶された顔画像データとを比較し、比較の結果が一致した場合、すなわち、進入者が正規の登録者であると判断された場合に、車両のエンジンの作動を許可するように構成された車室内モニタ装置が記載されている。
[発明が解決しようとする課題]
特許文献1記載の車室内モニタ装置では、予め運転者の顔画像データを記憶手段に記憶しておく構成となっている。このような車室内モニタ装置を、個人で所有している車両に取り付ける場合、正規の運転者は限られているので、顔画像データを予め記憶しておくための記憶手段は小さな容量のものでも対応できる。
ところが、このような車室内モニタ装置を、例えば、事業者などが所有している車両、換言すれば、異なる複数の運転者により運転されることが想定される車両に取り付けて、該車両に乗車した各運転者が正規の登録者であるか否かを判断させる場合、車両を運転し得る全ての運転者の顔画像データを車室内モニタ装置の記憶手段に予め記憶しておく必要がある。この場合、車室内モニタ装置の記憶手段に大容量のものを用いなければならないという課題があった。
特許第3797237号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、車両を運転し得る全ての運転者の顔画像データを車載機に予め記憶しておく必要がなく、また、車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者であるか否かを確認することが可能となる車載機、該車載機が搭載された車両の運行管理を行う運行管理装置、これらを含んで構成される運行管理システム、及び運転者確認方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本開示に係る車載機(1)は、各運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部を備えた運行管理装置と通信可能に構成された車載機であって、
前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得部と、
該第1の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定させるために前記運行管理装置へ送信する識別情報送信部とを備えていることを特徴としている。
上記車載機(1)によれば、前記第1の識別情報取得部により、前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報が取得される。これにより、前記車両を運転し得る全ての運転者の顔画像データを前記車載機に予め記憶しておく必要がなくなり、換言すれば、前記全ての運転者の顔画像データを予め記憶しておくための大容量の記憶部を設ける必要がなくなる。また、当該車載機で煩雑な顔認証処理を行わなくても、顔認証された前記運転者の識別情報を取得することができる。
また、前記識別情報送信部により、前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とが前記運行管理装置へ送信される。これにより、当該車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両を運転する各運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否か、即ち、顔認証された正しい運転者であるか否かを前記運行管理装置で判定させることができる。
また本開示に係る車載機(2)は、上記車載機(1)において、前記車両に乗車した前記運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証できなかったことを示す認証不可情報を取得する第1の認証不可情報取得部と、
該第1の認証不可情報取得部により取得した前記運転者の認証不可情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルに記録させるために前記運行管理装置へ送信する第1の認証不可情報送信部とを備えていることを特徴としている。
上記車載機(2)によれば、前記車両に乗車した前記運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証できなかったことを示す認証不可情報が取得される。これにより、前記車両を運転し得る全ての運転者の顔画像データを前記車載機に予め記憶しておくことなく、換言すれば、当該車載機で煩雑な顔認証処理を行わなくても、顔認証できなかったことを示す認証不可情報を取得することができる。
また、前記運転者が所持する携帯端末から取得した前記認証不可情報と当該車載機の識別情報とが、前記運行管理装置へ送信されるので、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルに記録させることができる。
また本開示に係る車載機(3)は、上記車載機(1)又は(2)において、前記運行管理装置から、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを示す判定情報を取得する判定情報取得部を備えていることを特徴としている。
上記車載機(3)によれば、前記判定情報取得部により、前記運行管理装置から、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを示す判定情報を取得することができる。したがって、当該車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者であるか否かを前記判定情報に基づいて確認することができ、当該車載機での確認処理に係る負荷を軽減することができる。
また本開示に係る車載機(4)は、上記車載機(3)において、前記判定情報取得部により、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者ではないことを示す判定情報を取得した場合、所定の警告処理、又は所定の盗難防止処理を行う処理部を備えていることを特徴としている。
上記車載機(4)によれば、前記判定情報取得部により、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者ではないことを示す判定情報を取得した場合、前記処理部により、所定の警告処理、又は所定の盗難防止処理が実行される。これにより、前記運転者への警告を行うことができ、また、前記車両の盗難を防止することができる。
また本開示に係る運行管理装置(1)は、上記車載機(1)~(4)のいずれかの車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部とを備えていることを特徴としている。
上記運行管理装置(1)によれば、前記車載機から、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得し、取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとが照合されて、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かが判定される。
したがって、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かの判定を、当該運行管理装置で実行することにより、前記車載機での処理負荷を軽減させることができる。
また本開示に係る運行管理装置(2)は、上記運行管理装置(1)において、前記運転者判定部により判定された、前記正しい運転者であるか否かの判定情報を前記運行管理テーブルに記録する判定情報記録部を備えていることを特徴としている。
上記運行管理装置(2)によれば、前記判定情報記録部により、前記運転者判定部で判定された、前記正しい運転者であるか否かの判定情報が前記運行管理テーブルに記録される。したがって、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かの判定情報を一元的に管理することができる。
また本開示に係る運行管理装置(3)は、上記運行管理装置(1)又は(2)において、前記運転者判定部により判定された、前記正しい運転者であるか否かを示す判定情報を前記車載機、又は前記各車両を管理する管理者の端末装置に送信する判定情報送信部を備えていることを特徴としている。
上記運行管理装置(3)によれば、前記判定情報送信部によって、前記運転者判定部により判定された前記判定情報が前記車載機、又は前記管理者の端末装置に送信される。
例えば、前記運転者判定部により、前記車両に乗車した前記運転者(換言すれば、前記携帯端末の顔認証部で認証された前記運転者)が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者ではないと判定された場合、前記車載機、又は前記管理者の端末装置に、前記正しい運転者ではないことを示す判定情報が送信される。
また、前記運転者判定部により、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であると判定された場合、前記車載機、又は前記管理者の端末装置に、前記正しい運転者であることを示す判定情報が送信される。
したがって、前記車載機、又は前記管理者の端末装置では、煩雑な判定処理を行うことなく、前記判定情報を取得することができる。また、取得した前記判定情報の内容に応じて、所定の処理を実行することが可能となる。
また本開示に係る運行管理装置(4)は、上記運行管理装置(1)~(3)のいずれかにおいて、前記車載機から送信されてきた、前記携帯端末の顔認証部により認証できなかった認証不可情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の認証不可情報取得部と、
該第2の認証不可情報取得部により取得した前記認証不可情報及び当該車載機の識別情報に基づいて、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを、前記運行管理テーブルに記録する認証不可情報記録部を備えていることを特徴としている。
上記運行管理装置(4)によれば、前記車載機から、前記携帯端末の顔認証部により認証できなかった認証不可情報及び当該車載機の識別情報を取得し、取得した前記認証不可情報及び当該車載機の識別情報に基づいて、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることが、前記運行管理テーブルに記録される。
したがって、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルにより一元的に管理することができる。
また本開示に係る運行管理装置(5)は、上記運行管理装置(4)において、前記認証不可情報記録部により、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることが前記運行管理テーブルに記録された場合、前記車載機、又は前記車両を管理する管理者の端末装置に、前記顔認証不可の運転者であることを示す情報を送信する第2の認証不可情報送信部を備えていることを特徴としている。
上記運行管理装置(5)によれば、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることが前記運行管理テーブルに記録された場合、前記車載機、又は前記車両を管理する管理者の端末装置に、前記顔認証不可の運転者であることを示す情報が送信される。したがって、前記車載機、又は前記管理者の端末装置を介して、前記運転者、又は前記管理者に前記顔認証不可の運転者であることを報知するなどの処理を行うことが可能となる。
また本開示に係る運行管理システムは、上記車載機(1)~(4)のいずれかと、
上記運行管理装置(1)~(5)のいずれかと、を含んで構成されていることを特徴としている。
上記運行管理システムによれば、車両を運転し得る全ての運転者の顔画像データを前記車載機に予め記憶しておく必要がなく、また、前記車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、前記車両を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者であるか否かを確認することができるシステムを実現できる。
また本開示に係る運転者確認方法は、各運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部を備えた運行管理装置と、
該運行管理装置と通信可能に構成された車載機との間で行われる運転者確認方法であって、
前記車載機が、
前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、
該第1の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを前記運行管理装置へ送信する識別情報送信ステップとを含み、
前記運行管理装置が、
前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、
該第2の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記運転者確認方法によれば、前記車両を運転し得る全ての運転者の顔画像データを前記車載機に予め記憶しておく必要がなく、また、前記車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、顔認証された前記運転者の識別情報を取得することができる。
また、前記車両を運転する各運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否か、即ち、顔認証された正しい運転者であるか否かを、前記運行管理装置で判定することができ、前記車載機で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、前記車両を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者であるか否かを確認することが可能となる。
実施の形態に係る運行管理システムの構成例を示す模式図である。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられる車載機のハードウェア構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられるサーバ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 運行管理テーブル記憶部に記憶されている運行管理テーブルの構成例を示す図である。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられる車載機の機能構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられるサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられるスマートフォンが行う処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられる車載機が行う処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられるサーバ装置が行う処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る運行管理システムで用いられる車載機が行う処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る車載機、運行管理装置、これらを備えた運行管理システム、及び運転者確認方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る車載機と運行管理装置は、例えば、事業者が管理する車両の運行状況、及びその運転者の勤務状況などの運行管理を行い、事業者が管理する車両、及び運転者の適切な運行管理を支援するためのシステムなどに広く適用可能である。
[システム構成例]
図1は、実施の形態に係る運行管理システムの構成例を示す模式図である。
運行管理システム1は、車両2の運行状況、及び車両2に乗車している運転者3の勤務状況などの運行管理を行うためのシステムであって、少なくとも1台以上の車両2に搭載される車載機10と、各車載機10からデータを取得して、所定の処理を行う少なくとも1つ以上のサーバ装置40とを含んで構成されている。サーバ装置40が、本発明の「運行管理装置」の一例である。
車載機10が搭載される車両2は、特に限定されない。本実施の形態では、各種の事業を営む事業者が管理する車両が対象とされ得る。例えば、運送事業者が管理するトラック、バス事業者が管理するバス、タクシー事業者が管理するタクシー、カーシェアリング事業者が管理するカーシェア車両、レンタカー事業者が管理するレンタカー、会社が所有している社有車、又はカーリース事業者からリースして使用する社有車などが対象とされ得る。
車載機10とサーバ装置40とは、通信ネットワーク4を介して通信可能に構成されている。通信ネットワーク4は、基地局を含む携帯電話網(3G/4G)や無線LAN(Local Area Network)などの無線通信網を含んでもよいし、公衆電話網などの有線通信網、インターネット、又は専用網などの電気通信回線を含んでもよい。サーバ装置40は、通信ユニット41、サーバコンピュータ50、及び記憶ユニット70を含んで構成されている。
また、車両2を管理する事業者の端末装置80(以下、事業者端末という。)が、通信ネットワーク4を介してサーバ装置40と通信可能に構成されている。事業者端末80は、通信機能を備えたパーソナルコンピュータでもよいし、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末などの携帯端末などでもよい。また、事業者端末80が、通信ネットワーク4を介して車載機10と通信可能に構成されてもよい。
また、運転者3は、携帯端末として、例えば、スマートフォン90を所持するようになっている。運転者3が所持するスマートフォン90には、携帯電話網などを介して音声やデータの通信を行うことができる通信モジュールの他、例えば、Wi-Fi、又はBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信用の通信モジュール、又は有線通信用の通信モジュールが装備され、車載機10と無線又は有線による通信が行えるように構成されている。また、スマートフォン90には、カメラが装備されるとともに、カメラで撮像された顔画像を用いて、顔認証処理を行う顔認証アプリケーションソフト(以下、顔認証アプリともいう)が装備されている。
また、サーバ装置40の記憶ユニット70には、システムで管理する各運転者3の識別情報(以下、運転者IDともいう)と、これら各運転者3が運転する車両2の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルが記憶されている。
運行管理システム1で実施される運転者確認方法の概要について説明する。
運転者3は、車両2に乗車すると、まず、スマートフォン90の顔認証アプリを起動する。顔認証アプリが起動されると、運転者3の顔がスマートフォン90で撮像され、顔認証処理が行われる。
顔認証処理は、例えば、撮像された運転者3の顔画像データと、予め登録された顔画像データとを比較して、顔画像データの類似度が所定の閾値であるか否かにより、顔認証の成否を判定する。スマートフォン90で顔認証処理に成功すると、スマートフォン90は、予め登録された顔画像データに紐付けされている運転者3の運転者IDを車載機10に無線通信によって送信する。
車載機10は、車両2に乗車した運転者3が所持するスマートフォン90から、スマートフォン90により顔認証された(即ち、顔認証に成功した)運転者3の運転者IDを取得し、取得した運転者IDと当該車載機10の識別情報(以下、車載機IDともいう)とをサーバ装置40へ送信する。
一方、サーバ装置40は、車載機10から送信されてきた、運転者ID及び車載機IDを取得し、取得した運転者ID及び車載機IDと、運行管理テーブルとを照合し、車両2に乗車した運転者3が、運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する。そして、サーバ装置40は、正しい運転者であるか否かを示す判定情報を車載機10、又は事業者端末80の少なくともいずれかに送信する。
車載機10、又は事業者端末80は、サーバ装置40から判定情報を取得すると、判定情報に基づいて、判定情報の報知処理など、所定の処理を実行するようになっている。
運行管理システム1で実行される運転者確認方法によれば、運転者3が所持するスマートフォン90の顔認証アプリを使用することにより、車両2を運転し得る全ての運転者の顔画像データを車載機10に予め記憶しておく必要がなく、車載機10に大容量の記憶部が不要となる。また、車載機10で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両2を運転する各運転者3が、顔認証された正しい運転者であるか否かを確認することが可能となる。
[ハードウェア構成例]
図2は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられる車載機10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
車載機10は、プラットフォーム部11及びドライバモニタリング部20を含んで構成されている。また、車載機10にドライブレコーダー部30が接続されている。
プラットフォーム部11には、車両2の加速度を測定する加速度センサ12、車両2の回転角速度を検出する角速度センサ13、車両2の位置を検出するGPS(Global Positioning System)受信部14が装備されている。また、プラットフォーム部11には、通信ネットワーク4を介して外部機器と通信処理を行う通信部15、ビープ音などの警告するための音、又は警告メッセージなどの音声を出力する報知部16、記憶部17、及び外部インターフェース(外部I/F)18が装備されている。さらにプラットフォーム部11には、各部の処理動作を制御する制御部19が装備されている。
加速度センサ12は、例えば、XYZ軸の3方向の加速度を測定する3軸加速度センサで構成されている。3軸加速度センサには、静電容量型の他、ピエゾ抵抗型などの半導体方式の加速度センサを用いることができる。なお、加速度センサ12には、2軸、1軸の加速度センサを用いてもよい。加速度センサ12で測定された加速度データが、例えば、検出時刻と対応付けて(即ち、時系列で)制御部19のRAM19bに記憶される。
角速度センサ13は、少なくとも鉛直軸回り(ヨー方向)の回転に応じた角速度、すなわち、車両2の左右方向への回転(旋回)に応じた角速度データを検出可能なセンサ、例えば、ジャイロセンサ(ヨーレートセンサともいう)で構成されている。なお、角速度センサ13には、鉛直軸回りの1軸ジャイロセンサの他、左右方向の水平軸回り(ピッチ方向)の角速度も検出する2軸ジャイロセンサ、さらに前後方向の水平軸回り(ロール方向)の角速度も検出する3軸ジャイロセンサを用いてもよい。
また、角速度センサ13の鉛直軸回りの角速度の検出方向については、例えば、時計回りを正方向に、反時計回りを負方向に設定してもよい。この場合、車両2が右方向に旋回すれば正の角速度データが検出され、左方向に旋回すれば負の角速度データが検出される。角速度センサ13では、所定の周期(例えば、数十ms周期)で角速度が検出され、検出された角速度データが、例えば、検出時刻と対応付けて制御部19のRAM19bに記憶される。なお、加速度センサ12と角速度センサ13には、これらが一つのパッケージ内に実装された慣性センサを用いてもよい。
GPS受信部14は、アンテナ14aを介して人工衛星からのGPS信号を所定周期(例えば、1秒毎)で受信して、現在地の位置データ(緯度、及び経度)を検出する。GPS受信部14で検出された位置データは、例えば、検出時刻と対応付けて制御部19のRAM19bに記憶される。
通信部15は、通信ネットワーク4を介してサーバ装置40にデータ出力処理などを行う通信モジュールの他、スマートフォン90と無線又は有線で通信するための通信モジュールなどを含んで構成されている。
記憶部17は、例えば、メモリーカードなどの着脱可能な記憶装置、又はハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)などの1つ以上の記憶装置で構成されている。記憶部17に、加速度センサ12、角速度センサ13、GPS受信部14、ドライバモニタリング部20、又はドライブレコーダー部30から取得した各種の検出データが時系列で記憶される構成としてもよい。
外部I/F18は、ドライブレコーダー部30の他、図示しないエンジン始動装置などの車載機器との間でデータや信号の授受を行うためのインターフェース回路や接続コネクタなどを含んで構成されている。
制御部19は、CPU(Central Processing Unit)19a、RAM(Random Access Memory)19b、及びROM(Read Only Memory)19cを含むマイクロコンピュータで構成されている。制御部19は、ROM19cに記憶されたプログラムの他、必要に応じてRAM19b又は記憶部17に記憶された各種のデータを読み出して、所定のプログラムを実行するように構成されている。
例えば、制御部19は、スマートフォン90から所定の情報を取得する処理の他、サーバ装置40に所定の情報を送信したり、サーバ装置40から所定の情報を取得したりする処理などを行う。制御部19と、スマートフォン90及びサーバ装置40との間で行われる処理動作の詳細については、後述する。
また、制御部19は、加速度センサ12、角速度センサ13、GPS受信部14、ドライバモニタリング部20、又はドライブレコーダー部30から取得した各種の検出データをRAM19b又は記憶部17に記憶する処理を行ってもよい。
ドライバモニタリング部20は、ドライバカメラ21、画像解析部22、及びインターフェース(I/F)23を含んで構成されている。
ドライバカメラ21は、例えば、図示しないレンズ部、撮像素子部、光照射部、及びこれら各部を制御するカメラ制御部などを含んで構成されている。
画像解析部22は、例えば、画像処理プロセッサなどを含んで構成され、ドライバカメラ21で撮像された画像から運転者3の顔の挙動(例えば、顔の向き、視線の方向、及び目開度など)を検出する処理などを行う。画像解析部22で検出された運転者3の顔の挙動を示すデータ、画像データ、及び撮像日時データが、インターフェース(I/F)23を介してプラットフォーム部11に送出され、プラットフォーム部11のRAM19b又は記憶部17に記憶される。
プラットフォーム部11の外部I/F18には、ドライブレコーダー部30が接続されている他、例えば、図示しないエンジン始動装置などの車載機器が接続されてもよい。ドライブレコーダー部30は、車外カメラ31と車内カメラ32とを含んで構成されている。
車外カメラ31は、車両2の前方の画像を撮像するカメラであり、車内カメラ32は、車両2の室内の画像を撮像するカメラである。車外カメラ31と車内カメラ32は、例えば、可視光カメラで構成され得るが、近赤外線カメラなどで構成してもよい。
車外カメラ31と車内カメラ32は、それぞれ所定のフレームレート(例えば、毎秒数十フレーム)で画像を撮像し、車外カメラ31と車内カメラ32で撮像された画像と撮像日時などのデータがプラットフォーム部11へ送出され、プラットフォーム部11のRAM19b又は記憶部17に記憶される。なお、ドライブレコーダー部30は車外カメラ31のみ備えた構成であってもよい。
車載機10は、プラットフォーム部11とドライバモニタリング部20とが1つの筐体内に収納された、コンパクトな構成にすることが可能である。その場合における車載機10の車内設置箇所は、ドライバカメラ21で少なくとも運転者の顔を含む視野を撮像できる位置であれば、特に限定されない。例えば車両2のダッシュボード中央付近の他、ハンドルコラム部分、メーターパネル付近、ルームミラー近傍位置、又はAピラー部分などに設置してもよい。また、ドライバモニタリング部20は、プラットフォーム部11と一体に構成される形態の他、プラットフォーム部11と別体で構成されてもよい。
図3は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられるサーバ装置40のハードウェア構成例を示すブロック図である。
サーバ装置40は、通信ユニット41、サーバコンピュータ50、及び記憶ユニット70を含んで構成され、これらは通信バス42を介して接続されている。
通信ユニット41は、通信ネットワーク4を介して、車載機10や事業者端末80などとの間で各種のデータや信号の送受信を実現するための通信装置を含んで構成されている。
サーバコンピュータ50は、1つ以上のCPUを含んで構成される中央処理装置51と、制御プログラム53が記憶されたメインメモリ52とを含んで構成されている。中央処理装置51は、メインメモリ52中の制御プログラム53に従って、各種処理を実行するようになっている。
記憶ユニット70は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブなど、1つ以上の大容量記憶装置で構成され、運行管理テーブル記憶部71を含んで構成されている。
運行管理テーブル記憶部71には、運行管理テーブルが記憶されている。
図4は、運行管理テーブル記憶部71に記憶される運行管理テーブル71aの構成例を示す図である。
運行管理テーブル71aには、運行管理システム1で管理する各運転者3の運転者IDと、これら各運転者3が運転する車両2の運行スケジュール情報とが対応付けて登録されている。運行スケジュール情報には、各車両2に搭載される車載機10の車載機ID、運行日、乗務予定時間(開始時間-終了時間)などの情報が含まれている。さらに運行管理テーブル71aには、運転者確認データとして、運行管理テーブル71aとの照合一致、又は照合不一致を示す情報と、スマートフォン90で顔認証ができなかったことを示す認証不可情報とが記録されるようになっている。
運転者IDは、運転者3を識別するために付与される情報であればよく、データ形式等は特に限定されない。二次元コードなどから読み取れる識別情報などでもよい。車載機IDは、車載機10(換言すれば、車両2)を識別するために付与される情報であればよく、データ形式等は特に限定されない。
また、記憶ユニット70には、図示しない検出データ蓄積部、及び運転評価データ記憶部などを含んで構成されてもよい。
検出データ蓄積部には、例えば、各車両2の車載機10から取得した各種の検出データが、各車載機10の車載機IDに対応付けて時系列に蓄積される。
各種の検出データには、例えば、車載機10の車載機IDに対応付けて、運転者ID、交差点通過時刻t0、運転者の顔の向き(ピッチ、ヨー、及びロール)、視線の方向(ピッチ、及びヨー)、目開度(右目、及び左目)、車両の加速度(前後、左右、及び上下)、角速度(ヨー)、運転者画像(撮像日時、フレーム番号、及び画像データ)、車外画像(撮像日時、フレーム番号、及び画像データ)、車両の位置情報(緯度、及び経度)、走行速度などのデータが含まれてもよい。
また、運転評価データ記憶部には、例えば、サーバコンピュータ50で実行された、各車両2の運転者3の安全確認動作の評価結果、すなわち、少なくとも交差点における運転者3の安全確認動作の評価結果に関する情報が、車載機10毎、又は運転者3毎に記憶されてもよい。
[機能構成例]
図5は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられる車載機10の機能構成例を示すブロック図である。
スマートフォン90は、カメラ部91と、顔認証部92と、通信部93とを含んで構成されている。
カメラ部91は、例えば、図示しないレンズ部、撮像素子部、光照射部、及びこれら各部を制御する制御部などを含んで構成されている。
顔認証部92は、顔認証アプリを動作させて、顔認証処理を実行する処理を行う。例えば、カメラ部91で撮像された運転者3の顔画像データと、予め登録された顔画像データとを比較して、顔画像データの類似度が所定の閾値であるか否かにより、顔認証の成否を判定する処理を行う。顔画像データには、顔の各特徴点の位置データ、及びこれら特徴点間の距離データなどが含まれてもよい。顔認証処理は、顔を平面で認識する2次元顔認証処理でもよいし、顔を立体的に捉える3次元顔認証処理でもよい。
また、顔認証アプリには、顔認証用の登録メニューが用意されており、顔認証用の登録メニューを介して、顔認証用の顔画像データと、運転者IDとが予め登録され、顔認証用の顔画像データと運転者IDとが紐付けて記憶されるようになっている。
また、顔認証部92は、運転者3の顔認証に成功した場合は、顔認証用の顔画像データに紐付けて記憶された運転者IDを、通信部93を介して車載機10に送信する処理を行うようになっている。また、顔認証部92は、運転者3の顔認証に失敗した場合は、顔認証できなかったことを示す認証不可情報を、通信部93を介して車載機10に送信する処理を行うようになっている。
通信部93は、車載機10と無線又は有線で通信可能な通信モジュール、例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)などの通信モジュールを含んで構成されている。
車載機10の制御部19は、第1の識別情報取得部191、識別情報送信部192、判定情報取得部193、処理部194、第1の認証不可情報取得部195、及び第1の認証不可情報送信部196を含んで構成されている。
車載機10の制御部19は、図2に示したROM19cに記憶されたプログラムを読み出し、プログラムを実行することで、第1の識別情報取得部191、識別情報送信部192、判定情報取得部193、処理部194、第1の認証不可情報取得部195、及び第1の認証不可情報送信部196の各部の動作を実現する。
第1の識別情報取得部191は、車両2に乗車した運転者3が所持するスマートフォン90から、スマートフォン90の顔認証部92により認証された運転者3の運転者IDを取得し、RAM19bに記憶する処理を行う。
識別情報送信部192は、第1の識別情報取得部191により取得した運転者3の運転者IDと車載機10の車載機IDとをRAM19bから読み出し、車両2に乗車した運転者3が運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否かをサーバ装置40に判定させるために、運転者ID及び車載機IDをサーバ装置40へ送信する。
判定情報取得部193は、サーバ装置40から、車両2に乗車した運転者3が運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否かを示す判定情報(例えば、照合一致、又は照合不一致を示す情報)を取得し、RAM19bに記憶する処理を行う。
処理部194は、判定情報取得部193により、車両2に乗車した運転者3が運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者ではないこと(即ち、照合不一致)を示す判定情報を取得した場合、報知部16を作動させて、所定の警告処理を行う、又は所定の盗難防止処理を行う。また、処理部194は、外部I/F18を介して、図示しないエンジン始動装置に始動不許可信号を送信する処理を行ってもよい。
第1の認証不可情報取得部195は、車両2に乗車した運転者3が所持するスマートフォン90から、スマートフォン90の顔認証部92により認証できなかったことを示す認証不可情報を取得し、RAM19bに記憶する処理を行う。なお、認証不可情報を取得した場合、上記と同様に、報知部16を作動させて、所定の警告処理を行ってもよいし、所定の盗難防止処理を行ってもよい。
第1の認証不可情報送信部196は、第1の認証不可情報取得部195により取得した運転者3の認証不可情報と車載機10の車載機IDとをRAM19bから読み出し、車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることを運行管理テーブル71aに登録させるためにサーバ装置40へ送信する処理を行う。
図6は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられるサーバ装置40の機能構成例を示すブロック図である。
サーバ装置40を構成するサーバコンピュータ50は、第2の識別情報取得部511、運転者判定部512、判定情報記録部513、判定情報送信部514、第2の認証不可情報取得部515、認証不可情報記録部516、及び第2の認証不可情報送信部517を含んで構成されている。
サーバコンピュータ50は、図3に示したメインメモリ52に記憶された制御プログラム53を読み出し、制御プログラム53を実行することで、第2の識別情報取得部511、運転者判定部512、判定情報記録部513、判定情報送信部514、第2の認証不可情報取得部515、認証不可情報記録部516、及び第2の認証不可情報送信部517の各部の動作を実現する。
第2の識別情報取得部511は、車載機10から送信されてきた、運転者3の運転者ID及び車載機10の車載機IDを取得し、メインメモリ52に記憶する処理を行う。
運転者判定部512は、第2の識別情報取得部511により取得した運転者3の運転者ID及び車載機10の車載機IDと、運行管理テーブル記憶部71から読み出した運行管理テーブル71aとを照合し、車両2に乗車した運転者3が、運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否か(例えば、照合一致、又は照合不一致)を判定する処理を行う。
判定情報記録部513は、運転者判定部512により判定された、正しい運転者であるか否かの判定情報(例えば、照合一致、又は照合不一致を示す情報)を運行管理テーブル71aに記録する処理を行う。
判定情報送信部514は、運転者判定部512により判定された、正しい運転者であるか否かを示す判定情報を車載機10又は事業者端末80の少なくともいずれかに送信する処理を行う。
第2の認証不可情報取得部515は、車載機10から送信されてきた、スマートフォン90の顔認証部92により認証できなかったことを示す認証不可情報及び車載機10の車載機IDを取得し、メインメモリ52に記憶する処理を行う。
認証不可情報記録部516は、第2の認証不可情報取得部515により取得した認証不可情報及び車載機10の車載機IDに基づいて、車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることを、運行管理テーブル71aに記録する処理を行う。
第2の認証不可情報送信部517は、認証不可情報記録部516により、車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることが運行管理テーブル71aに記録された場合、車載機10、又は事業者端末80の少なくともいずれかに、顔認証不可の運転者であることを示す情報(認証不可情報)を送信する処理を行う。
[処理動作例]
図7は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられるスマートフォン90が行う処理動作を示すフローチャートである。本処理動作は、例えば、車両2に乗車した運転者3が、スマートフォン90の顔認証アプリの起動操作を行った場合に開始される。
まず、ステップS1では、スマートフォン90は、運転者3による顔認証アプリの起動操作を検出し、顔認証アプリを起動する処理を行い、ステップS2に処理を進める。
ステップS2では、スマートフォン90は、顔認証処理を実行し、ステップS3に処理を進める。
ステップS3では、スマートフォン90は、運転者3の顔認証に成功したか否かを判断し、顔認証に成功したと判断すれば、ステップS4に処理を進める。
ステップS4では、スマートフォン90は、ステップS2の顔認証処理で用いた、予め登録された顔認証用の顔画像データに紐付けされている運転者IDを読み出し、ステップS5に処理を進める。
ステップS5では、スマートフォン90は、顔画像データに紐付けされている運転者IDを車載機10に無線通信によって送信する処理を行い、その後処理を終える。
一方ステップS3において、スマートフォン90は、運転者3の顔認証に成功しなかった(すなわち、顔認証できなかった)と判断すれば、ステップS6に処理を進める。
ステップS6では、スマートフォン90は、顔認証できなかったことを示す認証不可フラグ(認証不可情報)をセットして、認証不可フラグを車載機10に送信する処理を行い、その後処理を終える。
図8は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられる車載機10が行う処理動作を示すフローチャートである。なお、本処理動作は、例えば、車両2に乗車した運転者3が所持するスマートフォン90と、車載機10とを無線通信させるための通信設定処理が完了した場合に開始される。通信設定処理は、例えば、スマートフォン90を車載機10の一定範囲内に近づけると自動的に設定処理が行われる構成にしてもよいし、車載機10又はスマートフォン90に対する運転者3の通信設定操作がなされた場合に通信設定処理が行われる構成にしてもよい。
まず、ステップS11では、制御部19は、第1の識別情報取得部191として動作し、スマートフォン90から運転者IDを取得したか否かを判断し、運転者IDを取得したと判断すれば、ステップS12に処理を進める。
ステップS12では、制御部19は、識別情報送信部192として動作し、スマートフォン90から取得した運転者IDと、当該車載機10の車載機IDとをサーバ装置40に送信する処理を行い、その後処理を終える。
一方ステップS11において、制御部19は、スマートフォン90から運転者IDを取得していないと判断すれば、ステップS13に処理を進める。
ステップS13では、制御部19は、第1の認証不可情報取得部195として動作し、スマートフォン90から、顔認証できなかったことを示す認証不可フラグ(認証不可情報)を取得したか否かを判断し、認証不可フラグを取得したと判断すれば、ステップS14に処理を進める。
ステップS14では、制御部19は、第1の認証不可情報送信部196として動作し、スマートフォン90から取得した認証不可フラグと、当該車載機10の車載機IDとをサーバ装置40に送信する処理を行い、ステップS15に処理を進める。
ステップS15では、制御部19は、報知部16を作動させて、運転者3の顔認証が成功しなかったこと(すなわち、認証不可であったこと)を運転者3に報知する処理を行い、その後処理を終える。
または、ステップS15において、制御部19は、報知部16を作動させて、運転者3の顔認証が成功しなかったことを運転者3に報知する処理を行うとともに、外部I/F18を介して、図示しないエンジン始動装置に、エンジン始動を許可しない不許可信号を送信する処理を行ってもよい。この処理により、認証不可の運転者により車両が運転されないようにすることができ、車両の盗難等を防止することが可能となる。
図9は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられるサーバ装置40が行う処理動作を示すフローチャートである。本処理動作は、例えば、所定周期で繰り返し実施される。
まずステップS21では、サーバコンピュータ50は、第2の識別情報取得部511として動作し、車載機10から送信されてきた運転者ID及び車載機IDを取得したか否かを判断し、運転者ID及び車載機IDを取得したと判断すれば、ステップS22に処理を進める。
ステップS22では、サーバコンピュータ50は、運行管理テーブル記憶部71から運行管理テーブル71aを読み出し、ステップS23に処理を進める。
ステップS23では、サーバコンピュータ50は、運転者判定部512として動作し、ステップS21で取得した運転者ID及び車載機IDと、ステップS22で読み出した運行管理テーブル71aに記憶されている各運転者の運行スケジュール(特に、運転者ID及び車載機ID)とを照合する処理を行い、その後ステップS24に処理を進める。
ステップS24では、サーバコンピュータ50は、運転者判定部512として動作し、運行管理テーブル71aに記憶されている各運転者の運行スケジュールの中に、ステップS21で取得した運転者ID及び車載機IDと一致するデータがあるか否かを判断し、一致するデータがあると判断すれば、ステップS25に処理を進める。
ステップS25では、サーバコンピュータ50は、判定情報記録部513として動作し、運行管理テーブル71a中の一致する運転者IDの運転者確認データ欄に、運行管理テーブル71aとの照合に成功(換言すれば、運転者3の本人確認に成功)したことを示す照合一致フラグを記録する処理を行い、ステップS26に処理を進める。
ステップS26では、サーバコンピュータ50は、判定情報送信部514として動作し、車載機10又は事業者端末80の少なくともいずれかに、照合一致フラグ及び車載機10の車載機IDを送信する処理を行い、その後処理を終える。
事業者端末80では、サーバ装置40から照合一致フラグ及び車載機IDを取得した場合、表示出力や音声出力により、車載機IDが付与されている車載機10が搭載された車両2に、運行スケジュールに登録されている運転者3が乗車したことを管理者に通知する処理を行うようになっている。
一方ステップS24において、サーバコンピュータ50は、運行管理テーブル71aの中に、ステップS21で取得した運転者ID及び車載機IDと一致するデータがないと判断すれば、ステップS27に処理を進める。
ステップS27では、サーバコンピュータ50は、判定情報記録部513として動作し、ステップS21で取得した車載機IDに対応する車載機IDが登録されている運行管理テーブル71aの運転者確認データ欄に、照合不一致(運転者不一致)フラグを記録する処理を行い、ステップS28に処理を進める。
また、ステップS27において、ステップS21で取得した運転者IDに対応する運転者IDが登録されている運行管理テーブル71a中の運転者確認データ欄に、照合不一致(車両不一致)フラグを記録する処理を行い、ステップS28に処理を進めてもよい。
ステップS28では、サーバコンピュータ50は、判定情報送信部514として動作し、車載機10又は事業者端末80の少なくともいずれかに、照合不一致フラグ及び当該車載機10の車載機IDを送信し、その後処理を終える。
事業者端末80では、サーバ装置40から照合不一致フラグ及び車載機IDを取得した場合、表示出力や音声出力により、車載機IDが付与されている車載機10が搭載された車両2に、運行スケジュールとは異なる運転者3が乗車したことを管理者に警告する処理を行うようになっている。
また一方、ステップS21において、サーバコンピュータ50は、車載機10から送信されてきた運転者ID及び車載機IDを取得していないと判断すれば、ステップS29に処理を進める。
ステップS29では、サーバコンピュータ50は、第2の認証不可情報取得部515として動作し、車載機10から送信されてきた認証不可フラグ及び車載機IDを取得したか否かを判断する。
ステップS29において、サーバコンピュータ50は、認証不可フラグ及び車載機IDを取得していないと判断すれば、その後処理を終える一方、認証不可フラグ及び車載機IDを取得したと判断すれば、ステップS30に処理を進める。
ステップS30では、サーバコンピュータ50は、運行管理テーブル記憶部71から運行管理テーブル71aを読み出し、ステップS31に処理を進める。
ステップS31では、サーバコンピュータ50は、認証不可情報記録部516として動作し、ステップS29で取得した車載機IDに対応する車載機IDが登録されている運行管理テーブル71a中の運転者確認データ欄に、認証不可フラグを記録する処理を行い、ステップS32に処理を進める。
ステップS32では、サーバコンピュータ50は、第2の認証不可情報送信部517として動作し、事業者端末80に、認証不可フラグ及び車載機IDを送信し、その後処理を終える。
事業者端末80では、サーバ装置40から認証不可フラグ及び車載機IDを取得した場合、表示出力や音声出力により、車載機IDが付与されている車載機10が搭載された車両2に、認証不可の運転者が乗車したことを管理者に警告する処理を行うようになっている。
図10は、実施の形態に係る運行管理システム1で用いられる車載機10が行う処理動作を示すフローチャートである。本処理動作は、例えば、図8のステップS12に示した処理を終えた後、所定周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS41では、制御部19は、判定情報取得部193として動作し、サーバ装置40から照合一致フラグを取得したか否かを判断し、照合一致フラグを取得したと判断すれば、ステップS42に処理を進める。
ステップS42では、制御部19は、処理部194として動作し、報知部16を作動させて、運転者3に照合一致の結果を報知する処理を行い、その後処理を終える。
一方ステップS41において、制御部19は、サーバ装置40から照合一致フラグを取得していないと判断すれば、ステップS43に処理を進める。
ステップS43では、制御部19は、判定情報取得部193として動作し、サーバ装置40から照合不一致フラグを取得したか否かを判断し、照合不一致フラグを取得したと判断すれば、ステップS44に処理を進める。
ステップS44では、制御部19は、処理部194として動作し、報知部16を作動させて、運転者3に照合不一致の結果を報知する処理を行い、その後処理を終える。
[作用・効果]
上記実施の形態に係る運行管理システム1によれば、運転者3の本人認証を顔認証で行う場合であっても、車両2を運転し得る全ての運転者3の顔画像データを車載機10に予め記憶しておく必要がなく、また、車載機10で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両2を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者、換言すれば、運行管理テーブル71aに登録されている正しい運転者であるか否かを確認することができる。
実施の形態に係る車載機10によれば、第1の識別情報取得部191により、車両2に乗車した運転者3が所持するスマートフォン90から、スマートフォン90の顔認証部92により認証された運転者3の運転者IDが取得される。これにより、車両2を運転し得る全ての運転者の顔画像データを車載機10に予め記憶しておく必要がなくなり、換言すれば、全ての運転者の顔画像データを予め記憶しておくための大容量の記憶部を車載機10に設ける必要がなくなる。また、車載機10で煩雑な顔認証処理を行わなくても、顔認証された運転者3の運転者IDを取得することができる。
また、識別情報送信部192により、運転者3の運転者IDと当該車載機10の車載機IDとがサーバ装置40へ送信される。これにより、車載機10で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両2を運転する各運転者が、運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否か、即ち、顔認証された正しい運転者であるか否かをサーバ装置40で判定させることができる。
また、車載機10によれば、第1の認証不可情報取得部195により、車両2に乗車した運転者3が所持するスマートフォン90から、スマートフォン90の顔認証部92により認証できなかったことを示す認証不可情報が取得される。これにより、車両2を運転し得る全ての運転者の顔画像データを車載機10に予め記憶しておくことなく、換言すれば、当該車載機10で煩雑な顔認証処理を行わなくても、顔認証できなかったことを示す認証不可情報を取得することができ、認証処理に係る負荷を軽減できる。
また、第1の認証不可情報送信部196により、運転者3が所持するスマートフォン90から取得した認証不可情報と当該車載機10の車載機IDとが、サーバ装置40へ送信される。これにより、車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることを運行管理テーブル71aに記録させることができる。
また、車載機10によれば、判定情報取得部193により、サーバ装置40から、車両2に乗車した運転者3が運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否かを示す判定情報(例えば、照合一致フラグ、又は照合不一致フラグ)を取得することができる。したがって、当該車載機10で、顔画像データを用いた煩雑な顔認証処理を行うことなく、車両2を運転する各運転者が、顔認証された正しい運転者であるか否かを判定情報に基づいて確認することができ、車載機10での確認処理に係る負荷を軽減することができる。
また、車載機10によれば、判定情報取得部193により、サーバ装置40から、車両2に乗車した運転者3が運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者ではないことを示す判定情報(例えば、照合不一致フラグ)を取得した場合、処理部194により、運転者3への警告処理、又は車両2の盗難防止処理が実行される。これにより、運転者3への警告を行うことができ、また、車両2の盗難を防止することができる。
また、実施の形態に係るサーバ装置40によれば、第2の識別情報取得部511により、車載機10から、運転者3の運転者ID及び当該車載機10の車載機IDが取得され、また、運転者判定部512によって、運転者ID及び車載機IDと、運行管理テーブル71aとが照合されて、車両2に乗車した運転者3が、運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否かが判定される。したがって、車両2に乗車した運転者3が、運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否かの判定を、当該サーバ装置40で実行することにより、車載機10での本人確認処理の負荷を軽減させることができる。
また、サーバ装置40によれば、判定情報記録部513により、運転者判定部512で判定された、正しい運転者であるか否かの判定情報が運行管理テーブル71aに記録される。したがって、車両2に乗車した運転者3が運行管理テーブル71aに登録された正しい運転者であるか否かの判定情報をサーバ装置40で一元的に管理することができる。
また、サーバ装置40によれば、判定情報送信部514によって、運転者判定部512により判定された判定情報(例えば、照合一致フラグ、又は照合不一致フラグ)が車載機10、又は事業者端末80の少なくともいずれかに送信される。したがって、車載機10、又は事業者端末80の少なくともいずれかでは、煩雑な判定処理を行うことなく、判定情報を取得することができ、また、取得した判定情報の内容に応じて、所定の処理を実行することが可能となる。
また、サーバ装置40によれば、第2の認証不可情報取得部515により、車載機10から、スマートフォン90の顔認証部92により認証できなかった認証不可情報及び車載機IDを取得し、取得した認証不可情報及び車載機IDに基づいて、車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることが、運行管理テーブル71aに記録される。したがって、車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることを運行管理テーブル71aにより一元的に管理することができる。
また、サーバ装置40によれば、第2の認証不可情報送信部517により車両2に乗車した運転者3が顔認証不可の運転者であることが運行管理テーブル71aに登録された場合、車載機10、又は事業者端末80の少なくともいずれかに、顔認証不可の運転者であることを示す認証不可フラグが送信される。したがって、車載機10、又は事業者端末80を介して、運転者3、又は事業者端末80の管理者に顔認証不可の運転者であることを報知することが可能になる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明したが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく、種々の改良や変更を行うことができることは言うまでもない。
別の実施の形態に係る運行管理システムでは、車載機10の制御部19を、第1の識別情報取得部191と、識別情報送信部192とを含んで構成してもよい。また、サーバ装置40のサーバコンピュータ50を、第2の識別情報取得部511と、運転者判定部512とを含んで構成してもよい。
さらに別の実施の形態に係る運行管理システムでは、車載機10の制御部19を、第1の識別情報取得部191と、識別情報送信部192と、判定情報取得部193と、処理部194とを含んで構成してもよい。また、サーバ装置40のサーバコンピュータ50を、第2の識別情報取得部511と、運転者判定部512と、判定情報記録部513と、判定情報送信部514とを含んで構成してもよい。
またさらに別の実施の形態に係る運行管理システムでは、車載機10の制御部19を、第1の識別情報取得部191と、識別情報送信部192と、第1の認証不可情報取得部195と、第1の認証不可情報送信部196とを含んで構成してもよい。また、サーバ装置40のサーバコンピュータ50を、第2の識別情報取得部511と、運転者判定部512と、第2の認証不可情報取得部515と、認証不可情報記録部516とを含んで構成してもよい。
[付記]
本発明の実施の形態は、以下の付記の様にも記載され得るが、これらに限定されない。
(付記1)
各運転者(3)の識別情報と、これら各運転者(3)が運転する車両(2)の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブル(71a)を記憶する運行管理テーブル記憶部(71)を備えた運行管理装置(40)と通信可能に構成された車載機(10)であって、
前記車両(2)に乗車した運転者(3)が所持する携帯端末(90)から、該携帯端末(90)の顔認証部(92)により認証された前記運転者(3)の識別情報を取得する第1の識別情報取得部(191)と、
該第1の識別情報取得部(191)により取得した前記運転者の識別情報と当該車載機(10)の識別情報とを、前記車両(2)に乗車した前記運転者(3)が前記運行管理テーブル(71a)に登録された正しい運転者であるか否かを判定させるために前記運行管理装置(40)へ送信する識別情報送信部(192)とを備えていることを特徴とする車載機(10)。
(付記2)
車載機(10)が搭載された各車両(2)の運行管理を行う運行管理装置(40)であって、
前記各車両(2)を運転する運転者(3)の識別情報と、これら各運転者(3)が運転する車両(2)の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブル(71a)を記憶する運行管理テーブル記憶部(71)と、
前記車載機(10)から送信されてきた、前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報を取得する第2の識別情報取得部(511)と、
該第2の識別情報取得部(511)により取得した前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報と、前記運行管理テーブル(71a)とを照合し、前記車両(2)に乗車した前記運転者(3)が、前記運行管理テーブル(71a)に登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部(512)とを備えていることを特徴とする運行管理装置(40)。
(付記3)
車載機(10)と、運行管理装置(40)とを含んで構成されていることを特徴とする運行管理システム(1)。
(付記4)
各運転者(3)の識別情報と、これら各運転者(3)が運転する車両(2)の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブル(71a)を記憶する運行管理テーブル記憶部(71)を備えた運行管理装置(40)と、
該運行管理装置(40)と通信可能に構成された車載機(10)との間で行われる運転者確認方法であって、
前記車載機(10)が、
前記車両(2)に乗車した運転者(3)が所持する携帯端末(90)から、該携帯端末(90)の顔認証部(92)により認証された前記運転者(3)の識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップ(S11)と、
該第1の識別情報取得ステップ(S11)により取得した前記運転者(3)の識別情報と当該車載機(10)の識別情報とを前記運行管理装置(40)へ送信する第1の識別情報送信ステップ(S12)とを含み、
前記運行管理装置(40)が、
前記車載機(10)から送信されてきた、前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップ(S21)と、
該第2の識別情報取得ステップ(S21)により取得した前記運転者(3)の識別情報及び当該車載機(10)の識別情報と、前記運行管理テーブル(71a)とを照合し、前記車両(2)に乗車した運転者(3)が、前記運行管理テーブル(71a)に登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定ステップ(S23、S24)とを含んでいることを特徴とする運転者確認方法。
1 運行管理システム
2 車両
3 運転者
4 通信ネットワーク
10 車載機
11 プラットフォーム部
12 加速度センサ
13 角速度センサ
14 GPS受信部
15 通信部
16 報知部
17 記憶部
18 外部インターフェース(外部I/F)
19 制御部
19a CPU
19b RAM
19c ROM
191 第1の識別情報取得部
192 識別情報送信部
193 判定情報取得部
194 処理部
195 第1の認証不可情報取得部
196 第1の認証不可情報送信部
20 ドライバモニタリング部
21 ドライバカメラ
22 画像解析部
23 インターフェース(I/F)
30 ドライブレコーダー部
31 車外カメラ
32 車内カメラ
40 サーバ装置(運行管理装置)
41 通信ユニット
50 サーバコンピュータ
51 中央処理装置
511 第2の識別情報取得部
512 運転者判定部
513 判定情報記録部
514 判定情報送信部
515 第2の認証不可情報取得部
516 認証不可情報記録部
517 第2の認証不可情報送信部
52 メインメモリ
53 制御プログラム
70 記憶ユニット
71 運行管理テーブル記憶部
71a 運行管理テーブル
80 事業者端末
90 スマートフォン(携帯端末)
91 カメラ部
92 顔認証部
93 通信部

Claims (11)

  1. 各運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部を備えた運行管理装置と通信可能に構成された車載機であって、
    前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得部と、
    該第1の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定させるために前記運行管理装置へ送信する識別情報送信部とを備えていることを特徴とする車載機。
  2. 前記車両に乗車した前記運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証できなかったことを示す認証不可情報を取得する第1の認証不可情報取得部と、
    該第1の認証不可情報取得部により取得した前記運転者の認証不可情報と当該車載機の識別情報とを、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを前記運行管理テーブルに記録させるために前記運行管理装置へ送信する第1の認証不可情報送信部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の車載機。
  3. 前記運行管理装置から、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを示す判定情報を取得する判定情報取得部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載機。
  4. 前記判定情報取得部により、前記車両に乗車した前記運転者が前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者ではないことを示す判定情報を取得した場合、所定の警告処理、又は所定の盗難防止処理を行う処理部を備えていることを特徴とする請求項3記載の車載機。
  5. 請求項記載の車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
    前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
    前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
    該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部とを備えていることを特徴とする運行管理装置。
  6. 請求項3記載の車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
    前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
    前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
    該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部と、
    前記運転者判定部により判定された、前記正しい運転者であるか否かを示す判定情報を前記車載機送信する判定情報送信部を備えていることを特徴とす運行管理装置。
  7. 請求項2記載の車載機が搭載された各車両の運行管理を行う運行管理装置であって、
    前記各車両を運転する運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部と、
    前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得部と、
    該第2の識別情報取得部により取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した前記運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定部と、
    前記車載機から送信されてきた、前記携帯端末の顔認証部により認証できなかった認証不可情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の認証不可情報取得部と、
    該第2の認証不可情報取得部により取得した前記認証不可情報及び当該車載機の識別情報に基づいて、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることを、前記運行管理テーブルに記録する認証不可情報記録部を備えていることを特徴とす運行管理装置。
  8. 前記認証不可情報記録部により、前記車両に乗車した前記運転者が顔認証不可の運転者であることが前記運行管理テーブルに記録された場合、前記車載機、又は前記車両を管理する管理者の端末装置に、前記顔認証不可の運転者であることを示す情報を送信する第2の認証不可情報送信部を備えていることを特徴とする請求項記載の運行管理装置。
  9. 前記運転者判定部により判定された、前記正しい運転者であるか否かの判定情報を前記運行管理テーブルに記録する判定情報記録部を備えていることを特徴とする請求項5~8のいずれかの項に記載の運行管理装置。
  10. 請求項記載の車載機請求項記載の運行管理装置
    請求項2記載の車載機と請求項7記載の運行管理装置、
    又は請求項3記載の車載機と請求項6記載の運行管理装置を含んで構成されていることを特徴とする運行管理システム。
  11. 各運転者の識別情報と、これら各運転者が運転する車両の運行情報とが対応付けて登録された運行管理テーブルを記憶する運行管理テーブル記憶部を備えた運行管理装置と、
    該運行管理装置と通信可能に構成された車載機との間で行われる運転者確認方法であって、
    前記車載機が、
    前記車両に乗車した運転者が所持する携帯端末から、該携帯端末の顔認証部により認証された前記運転者の識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、
    該第1の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報と当該車載機の識別情報とを前記運行管理装置へ送信する第1の識別情報送信ステップとを含み、
    前記運行管理装置が、
    前記車載機から送信されてきた、前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、
    該第2の識別情報取得ステップにより取得した前記運転者の識別情報及び当該車載機の識別情報と、前記運行管理テーブルとを照合し、前記車両に乗車した運転者が、前記運行管理テーブルに登録された正しい運転者であるか否かを判定する運転者判定ステップとを含んでいることを特徴とする運転者確認方法。
JP2018131465A 2018-07-11 2018-07-11 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法 Active JP7087747B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131465A JP7087747B2 (ja) 2018-07-11 2018-07-11 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法
CN201910311995.6A CN110712623B (zh) 2018-07-11 2019-04-18 车载机、运行管理装置、运行管理系统及驾驶员确认方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131465A JP7087747B2 (ja) 2018-07-11 2018-07-11 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020009302A JP2020009302A (ja) 2020-01-16
JP7087747B2 true JP7087747B2 (ja) 2022-06-21

Family

ID=69151891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018131465A Active JP7087747B2 (ja) 2018-07-11 2018-07-11 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7087747B2 (ja)
CN (1) CN110712623B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111402578B (zh) * 2020-02-28 2022-11-04 深圳赛安特技术服务有限公司 基于轨迹监测的共享车辆监控方法、装置和计算机设备
US11285918B2 (en) 2020-05-21 2022-03-29 Micron Technology, Inc. Secure access to vehicle using biometric identifier
WO2022014562A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 アクティア株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7316982B2 (ja) * 2020-08-12 2023-07-28 ソフトバンク株式会社 顔認証サーバ及び情報処理方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096715A (ja) 2000-09-25 2002-04-02 Ntt Comware Corp ドライバ認証のための方法ならびにそのシステム、およびその記録媒体
JP2006168561A (ja) 2004-12-16 2006-06-29 Map Corporation:Kk 車載装置および車両管理制御システム
JP2008287677A (ja) 2007-05-21 2008-11-27 Toyota Motor Corp 運転補助装置
JP2009286343A (ja) 2008-05-30 2009-12-10 Fujitsu Ten Ltd 遠隔車両制御システム、乗員認証装置および遠隔車両制御方法
JP2014215705A (ja) 2013-04-23 2014-11-17 矢崎エナジーシステム株式会社 車載器制御システム
CN106331138A (zh) 2016-08-31 2017-01-11 长城汽车股份有限公司 控制方法、移动终端、服务器及控制系统
CN106335469A (zh) 2016-09-04 2017-01-18 深圳市云智易联科技有限公司 车载认证方法、系统、车载装置、移动终端及服务器
JP2017043268A (ja) 2015-08-28 2017-03-02 修一 田山 自動車ユーザ情報管理システム
JP2018028763A (ja) 2016-08-16 2018-02-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 判定システムおよび判定装置
JP2018084935A (ja) 2016-11-22 2018-05-31 みなと観光バス株式会社 管理プログラム、当該管理プログラムが読み込まれた管理サーバ、及び当該管理サーバとデジタルタコグラフとを備えた運行管理システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3419201B2 (ja) * 1995-05-31 2003-06-23 富士通株式会社 移動体搭載端末装置並びに移動体
CN106575454A (zh) * 2014-06-11 2017-04-19 威尔蒂姆Ip公司 基于生物特征信息帮助用户访问车辆的系统和方法
JP6593011B2 (ja) * 2015-07-30 2019-10-23 いすゞ自動車株式会社 安全運転促進装置及び安全運転促進方法
CN106627486A (zh) * 2017-03-01 2017-05-10 厦门理工学院 一种租赁汽车的身份识别钥匙系统及控制方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096715A (ja) 2000-09-25 2002-04-02 Ntt Comware Corp ドライバ認証のための方法ならびにそのシステム、およびその記録媒体
JP2006168561A (ja) 2004-12-16 2006-06-29 Map Corporation:Kk 車載装置および車両管理制御システム
JP2008287677A (ja) 2007-05-21 2008-11-27 Toyota Motor Corp 運転補助装置
JP2009286343A (ja) 2008-05-30 2009-12-10 Fujitsu Ten Ltd 遠隔車両制御システム、乗員認証装置および遠隔車両制御方法
JP2014215705A (ja) 2013-04-23 2014-11-17 矢崎エナジーシステム株式会社 車載器制御システム
JP2017043268A (ja) 2015-08-28 2017-03-02 修一 田山 自動車ユーザ情報管理システム
JP2018028763A (ja) 2016-08-16 2018-02-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 判定システムおよび判定装置
CN106331138A (zh) 2016-08-31 2017-01-11 长城汽车股份有限公司 控制方法、移动终端、服务器及控制系统
CN106335469A (zh) 2016-09-04 2017-01-18 深圳市云智易联科技有限公司 车载认证方法、系统、车载装置、移动终端及服务器
JP2018084935A (ja) 2016-11-22 2018-05-31 みなと観光バス株式会社 管理プログラム、当該管理プログラムが読み込まれた管理サーバ、及び当該管理サーバとデジタルタコグラフとを備えた運行管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN110712623A (zh) 2020-01-21
JP2020009302A (ja) 2020-01-16
CN110712623B (zh) 2022-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12017613B2 (en) System and method for wirelessly rostering a vehicle
JP6713656B2 (ja) 自動運転車及び自動運転車の盗難防止プログラム
JP7087747B2 (ja) 車載機、運行管理装置、運行管理システム、及び運転者確認方法
US11074769B2 (en) Safety for vehicle users
CN110103878B (zh) 用于控制无人车的方法和装置
CN107042811A (zh) 车辆安全和认证系统
JP2007094935A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、情報処理システム、プログラム、並びに、記録媒体
JP7029377B2 (ja) 運行データレコーディングシステム、運行データレコーダ、端末装置、および運行データレコーディング方法
CN106056698B (zh) 机动车及状态记录方法和系统、图像生成装置、控制装置
EP3471067A1 (en) Security system and method
JP2019049875A (ja) 作動許可認証装置
JP7068606B2 (ja) 運転評価装置、車載機、運転評価方法、及びコンピュータプログラム
JP7244354B2 (ja) 車載器及び運行管理システム
KR102490788B1 (ko) 충격감지 기술을 활용한 이륜차량의 도난 감지 시스템
JP6950597B2 (ja) 車載機、運転評価システム、情報処理方法、及びプログラム
JP7070827B2 (ja) 運転評価装置、車載機、これらを備えた運転評価システム、運転評価方法、及び運転評価プログラム
JP7060841B2 (ja) 運転評価装置、運転評価方法、及び運転評価プログラム
JP2009093592A (ja) 車両盗難情報提供システム、車両盗難情報提供装置、車両盗難情報提供方法およびプログラム
US20240051547A1 (en) Driver collation system, driver collation method, and recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7087747

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150