JP7244354B2 - 車載器及び運行管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、車載器及び運行管理システムに関する。
乗務員が車両を運転する際、デジタルタコグラフによって、出入庫時刻、速度、走行距離等の運行情報が記録され、事業者用のコンピュータ端末(事務所PC)にて車両の運行状況が管理されている(例えば、特許文献1参照。)。デジタルタコグラフの出庫処理の際、乗務員は、各自に割り当てられた乗務員コードをボタン操作により入力するか、表示された複数の乗務員コードのいずれかを選択することにより入力する。デジタルタコグラフは、乗務員コードの入力を受け付けて乗務員を認識し、この乗務員について運行管理を開始する。
特開2005-115625号公報 特開2018-278号公報 特開2010-191800号公報
乗務員コードは個々に異なるが、乗務員コードを入力等する際、入力間違いやなりすましのリスクがある。
この対策として、例えば、乗務員が身に着けるウェアラブル端末に乗務員コードを記憶させ、デジタルタコグラフ側で、ウェアラブル端末から乗務員コードを読み取ることが考えられる。ウェアラブル端末を従業員の本人確認に利用する技術として、例えば、特許文献2がある。特許文献2に記載された健康状態管理システムにおいては、従業員が所持する移動体通信端末が、従業員のICカード社員証から読みだした従業員番号と、従業員が身に着けたウェアラブル端末が測定した体温データとを、安否確認システムに送信する。そして、安否確認システムにて、受信した従業員番号と従業員DBとが照合されて、本人確認が行われ、体温データが記録される。しかし、特許文献2においては、ICカード社員証等を本人以外の第三者が取得して、本人になりすました場合であっても、本人と確認されてしまう。
一方、運転手のなりすましを防止するための技術として、例えば、特許文献3がある。特許文献3の保安管理システムは、車両の登録番号とその正規運転手の顔画像情報とを記憶したデータベースを備え、ゲートに設けたカメラでトラックのナンバープレートと運転手を撮像する。そして、保安管理システムは、撮像画像から読みだされたトラックの登録番号に基づいてデータベースから正規運転手の顔画像情報を読み出し、撮像画像から抽出された運転手の顔画像情報と照合する。しかし、特許文献3においては、車両の登録番号と運転手とを紐づけておく必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者がいずれの車両に乗車するかにかかわらず、出庫する際のなりすましを抑止し、正しい運転者を認証することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載器及び運行管理システムは、下記(1)~(6)を特徴としている。
(1) 車両に搭載され、前記車両の運行情報を収集する車載器であって、
前記車両の運転者に所持される、乗務員を特定する識別情報を記憶するID記憶媒体から、前記識別情報を取得する取得部と、
取得した前記識別情報が、第一データベースに予め登録されている乗務員を特定する識別情報のいずれかと一致するか否かを判断する第一認証部と、
前記運転者の生体情報を抽出する第一抽出部と、
第二データベースに予め登録されている乗務員の生体情報から、前記第一抽出部が抽出した前記生体情報と一致する乗務員を検索する第一検索部と、
前記第一認証部で識別情報が一致すると判断された乗務員と、前記第一検索部が検索した乗務員とが、一致するか否かを判断する第二認証部と、
前記第二認証部で一致すると判断された乗務員について出庫処理を行う出庫処理部と、
前記第二認証部が一致しないと判断した場合、警報信号を生成する警報部と、を備える
ことを特徴とする車載器。
(2) 出庫処理が行われた後に前記車両を運転している運転者の生体情報を抽出する第二抽出部と、
前記出庫処理部による出庫処理対象の乗務員と、前記第二抽出部で生体情報が抽出された運転者とが、一致するか否かを判断する第三認証部と、を備え、
前記警報部は、前記第三認証部が一致しないと判断した場合、警報信号を生成する
ことを特徴とする上記(1)に記載の車載器。
(3) 前記第一抽出部は、前記運転者の身体の一部を撮影した画像から、認識用データを前記生体情報として抽出する
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の車載器。
(4) 前記第一抽出部は、前記運転者の顔を撮影した画像から顔認識用データを前記生体情報として抽出し、
前記第一検索部は、前記第二データベースに予め登録されている乗務員の顔認識用データから、前記第一抽出部が抽出した前記顔認識用データと一致する乗務員を検索する
ことを特徴とする上記(3)に記載の車載器。
(5) アルコールチェックを行っている運転者の顔を撮影した画像から、顔認識用データを前記生体情報として抽出する第三抽出部と、
前記第二データベースに予め登録されている乗務員の顔認識用データから、前記第三抽出部が抽出した前記顔認識用データと一致する乗務員を検索する第二検索部と、
前記第一認証部で一致すると判断された乗務員と、前記第二検索部が検索した乗務員とが、一致するか否かを判断する第四認証部と、を備える
ことを特徴とする上記(4)に記載の車載器。
(6) 上記(1)~(5)のいずれか一に記載の車載器と、
前記車載器と通信可能であり、前記車両の運行管理を行う管理装置と、
前記第一及び第二データベースと、を備える運行管理システムであって、
前記車載器は、前記警報信号を前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、受信した前記警報信号を前記運行情報とともに記録する
ことを特徴とする運行管理システム。
上記(1)の構成の車載器によれば、出庫処理の際、識別情報認証及び生体認証の二段階で認証を行うことにより、なりすましを抑止して、運転者が正しい乗務員であることを認証できる。また、運転者(出庫処理をしようとする人物)が二段階認証された正しい乗務員の場合に出庫処理(運行管理の開始処理)がされるため、乗務員と車両とを予め対応付けることなく、乗務員について適切な運行管理が可能となる。また、データベースに予め登録されている乗務員の中から、運転者の生体情報と一致する人物を検索することで、なりすましを行おうとした人物を特定でき、かつ、その人物が会社の人間等の登録されている人物か否かを判定できる。また、警報信号に基づいて車載器から警報を発することにより、なりすましが発覚したことを運転者に気付かせることができる。さらに、生成した警報信号を事務所PCに送って保存することにより、なりすましの発生を運行管理者に通知できる。
上記(2)の構成の車載器によれば、運転中に認証を行うことにより、出庫後に運転者がすり替わり、認証された乗務員とは別の人物が運転することを抑止できる。
上記(3)の構成の車載器によれば、撮像機能及び画像認識機能を備えた簡易な構成で、生体認証が可能となる。
上記(4)の構成の車載器によれば、生体認証のための特別な操作を行うことなく顔認証されるため、認証に関する利用者の負担感を低減できる。
上記(5)の構成の車載器によれば、認証された乗務員とアルコールチェックを行っている乗務員とが一致するか否かを判断することにより、例えば認証された乗務員が飲酒していた場合に、アルコールチェックを別人に行わせて通過する、といった不正を抑止できる。
上記(6)の構成の運行管理システムによれば、上記(1)~(5)の構成による効果に加え、認証された正しい乗務員で出庫処理がなされるため、正しい乗務員について適切な運行管理ができるという効果を奏する。また、なりすまし等の場合に車載器から送信された警報信号が運行情報とともに記録される。このため、なりすまし等発生の有無を乗務員の運転評価に反映させたり、なりすましを依頼した側と依頼された側の双方に対する指導に用いたりして、なりすまし等の不正防止を図ることができる。
本発明によれば、運転者がいずれの車両に乗車するかにかかわらず、出庫する際のなりすましを抑止し、正しい運転者を認証できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態の運行管理システムの構成を示す図である。 図2は、本実施形態の二段階認証処理を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態の二段階認証処理を説明するための図である。 図4は、本実施形態のアルコールチェック時の認証処理を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態の運行中の認証処理を示すフローチャートである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態の運行管理システム5の構成を示す図である。運行管理システム5は、ネットワーク70を介して接続される、車載器である運行記録装置(以下、デジタルタコグラフという)10と事務所PC30とを備え、車両の運行状況を管理する。なお、事務所PCは、車載器で計測された運行記録データを記録したメモリカードを読み込む構成としてもよい。また、車載器はドライブレコーダ等であってもよい。
事務所PC30は、事務所に設置された汎用のコンピュータ装置で構成され、車両の運行状況を管理する。ネットワーク70は、デジタルタコグラフ10と広域通信を行う無線基地局8や事務所PC30が接続されるインターネット等のパケット通信網であり、デジタルタコグラフ10と事務所PC30と間で行われるデータ通信を中継する。デジタルタコグラフ10と無線基地局8との間の通信は、LTE(Long Term Evolution)/4G((4th Generation)等のモバイル通信網(携帯回線網)で行われてもよいし、無線LAN(Local Area Network)で行われてもよい。
デジタルタコグラフ10は、車両に搭載され、車両の運転者について出庫処理を行い、出入庫時刻、走行距離、走行時間、走行速度、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、急発進、急加速、急減速等の運行データを記録する。デジタルタコグラフ10は、CPU11(取得部、第一~第三認証部、第一~第三抽出部、第一~第二検索部、警報部)、不揮発メモリ26A、揮発メモリ26B、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、SW入力部22、表示部27、アルコール検査器60及びリーダ61を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の各部を統括的に制御する。不揮発メモリ26Aは、CPU11によって実行される動作プログラム等を格納する。揮発性メモリ26Bは、CPU11のアクセスにより、データの読み出しおよび書き込みが自在な半導体メモリデバイスである。揮発性メモリ26Bは、CPU11が扱う様々なデータを一時的に保持するために利用される。
記録部17は、運行データや映像等のデータを記録する。カードI/F18には、運転者が所持するメモリカード65が挿抜自在に接続される。CPU11は、カードI/F18に接続されたメモリカード65に対し、記録部17が記録した運行情報(運行データ、映像等のデータを含む)及び警告イベントを書き込む。音声I/F19には、内蔵スピーカ20が接続される。内蔵スピーカ20は、CPU11が生成した警報信号に基づいて警報等の音声を発する。
RTC21(計時部)は、現在時刻を計時する。SW入力部22には、出庫処理を開始するための出庫ボタンや、入庫ボタン等の各種ボタンのON/OFF信号が入力される。表示部27は、LCD(liquid crystal display)で構成され、通信や動作の状態の他、警報等を表示する。
アルコール検査器60は、呼気から飲酒の有無を検知するものであり、乗務員がセンサ部に息を吹き付けることで、アルコール濃度を計測し、アルコール濃度が閾値(例えば0.15mg/L)以上であるか否かを検査する。すなわち、アルコール検査器60により、出庫処理時(運行開始前)や運行中にアルコールチェックを行う。リーダ61は、乗務員を一意に特定する乗務員コード(識別情報)を記憶する、ウェアラブル端末、IC(Integrated Circuit)カード、免許証といったID記憶媒体から乗務員コードを取得する。リーダ61は、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグ等のデバイスから乗務員コードを取得してもよい。また、ウェアラブル端末は、乗務員が腕や頭部など、身体に装着して利用する端末であり、リストバンド型又は腕時計型のデバイスが好適であるが、眼鏡型や指輪型等であってもよい。なお、アルコール検査器60及びリーダ61は、デジタルタコグラフ10に着脱自在に搭載される可搬型のものであってもよい。
また、デジタルタコグラフ10は、速度I/F12A、エンジン回転I/F12B、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、アナログ入力I/F29、GPS受信部15、カメラI/F16、通信部24及び電源部25を有する。
速度I/F12Aには、車両の速度を検出する車速センサ51が接続され、車速センサ51からの速度パルスが入力される。車速センサ51は、デジタルタコグラフ10にオプションとして設けられてもよいし、デジタルタコグラフ10とは別の装置として設けられてもよい。エンジン回転I/F12Bには、エンジン回転数センサ(図示せず)からの回転パルスが入力される。外部入力I/F13には、外部機器(図示せず)が接続され、イグニッションスイッチのON/OFFを示すIGN(イグニッション)信号や、左側又は右側の方向指示器(ウインカー)のON/OFFを示すウインカー信号が入力される。また、外部入力I/F13には、可搬型のアルコール検査器やリーダを接続してもよい。
センサ入力I/F14には、進行方向と直角に発生する横加速度(横G)を含む加速度(G値)を検知する(衝撃を感知する)加速度センサ(Gセンサ)28が接続され、Gセンサ28からの信号が入力される。Gセンサ28は、自車両の左右方向(車幅方向)に加わる加速度の大きさ(横G)を検出することができる。アナログ入力I/F29には、エンジン温度(冷却水温)を検知する温度センサ(図示せず)、燃料量を検知する燃料量センサ(図示せず)等の信号が入力される。CPU11は、これらのI/Fを介して入力される情報を基に、各種の運転状態を検出する。
GPS受信部15は、GPSアンテナ15aに接続され、GPS衛星から送信される信号を受信し、現在位置情報(GPS情報)を取得する。
カメラI/F16には、カメラ23A及びカメラ23Bが接続される。カメラ23Aは、車両に設置され、車両の周辺(車外)を撮像して画像データを取得する。カメラ23Bは、車内のメータ前等に設置され、運転者の顔を含む車室内を撮影して画像データ(画像)を取得する車内撮影用カメラである。カメラ23Bが取得した画像データは、乗務員が出庫処理を行う際や運転中の顔認証にも用いられる。カメラ23A及び23Bは、例えば30万画素、100万画素、200万画素が撮像面に配置されたイメージセンサを少なくとも1つ有し、ステレオ画像等の画像を撮像可能である。イメージセンサは、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサで構成されてもよいし、CCD(電荷結合素子)センサで構成されてもよい。なお、カメラI/F16には、車両の側方及び後方の画像を撮影するカメラが接続されてもよい。カメラ23A,23Bで撮像された映像は、記録部17にそれぞれ時系列に記録される。なお、カメラは、可視光を撮像する以外に、夜間でも撮像可能なように、赤外線カメラを備えてもよい。
通信部24は、広域通信を行い、携帯回線網(モバイル通信網)を介して無線基地局8に接続されると、無線基地局8と繋がるインターネット等のネットワーク70を介して、事務所PC30と通信を行う。電源部25は、イグニッションスイッチのオン等によりデジタルタコグラフ10の各部に電力を供給する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の出庫処理の際、従来のボタンによる乗務員コードの入力に代えて、後述のように乗務員の二段階認証を行う。二段階認証は、ウェアラブル端末やICカードから取得した乗務員コード(識別情報)による認証及び車内撮影用のカメラ23Bの出力画像に対する画像認識(顔認識)による認証を含む。また、CPU11は、二段階認証後において、車内で運転者がアルコールチェックを行っている際にも、顔認証を行う。さらに、CPU11は、出庫後(運行中)は定期的に運転者の顔認証を実施して、運転中のなりすましをチェックする。
一方、事務所PC30は、汎用のオペレーティングシステムで動作するPCである。事務所PC30は、CPU31、通信部32、表示部33、記憶部34、カードI/F35、操作部36、出力部37、音声I/F38、機器I/F47、及び外部I/F48を有する。
CPU31は、事務所PC30の各部を統括的に制御する。通信部32は、ネットワーク70を介してデジタルタコグラフ10と通信可能である。また、通信部32は、ネットワーク70に接続された各種のデータベース(図示せず)とも接続可能であり、必要なデータを取得可能である。
表示部33は、運行状況を示す画面等を表示する。記憶部34は、デジタルタコグラフ10で計測されたデータを基に、運行状況を管理するためのプログラム等を格納する。
カードI/F35には、メモリカード65が挿抜自在に装着される。カードI/F35は、デジタルタコグラフ10によって計測され、メモリカード65に記憶された運行情報を入力する。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、事務所PC30の管理者の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを出力する。音声I/F38には、マイク41及びスピーカ42が接続される。管理者は、マイク41及びスピーカ42を用いて音声通話を行うことも可能である。機器I/F47には、アルコール検査器52や出退勤管理装置(図示せず)が接続される。アルコール検査器52は、デジタルタコグラフ10に搭載されたアルコール検査器60と異なり、事務所PC30の傍に設置される据え置き型のものである。アルコール検査器52は、乗務員が出勤時にセンサ部に息を吹き付けることで、呼気のアルコール濃度を計測し、アルコール濃度が閾値(例えば0.15mg/L)以上であるか否かを検査する。なお、アルコール検査(アルコールチェック)は、事務所に設置されたアルコール検査器52、及び車両に搭載されたアルコール検査器60のいずれによっても行われる。したがって、運行の前後及び運行中にも、アルコール検査が可能であり、酒気帯び運転等の判定が行われる。
外部I/F48には、外部記憶装置(ストレージメモリ)54が接続される。外部記憶装置54は、乗務員情報データベース(DB)55、運行データDB56、アルコール検査結果DB57、及び顔認証用データDB58を保持する。乗務員情報DB55には、乗務員毎に、乗務員コード(ID)、氏名、性別、年齢、身長、体重、勤続年数、家族構成、病歴等の情報が記録される。また、乗務員情報DB55には、免停中である、薬物使用の有無等の情報も記録される。アルコール検査結果DB57には、乗務員毎に、アルコール検査器60,52で検査された結果が記録される。運行データDB56には、乗務員毎に、デジタルタコグラフ10によって計測された1日毎の運行データが記録される。運行データとして、出入庫時刻、速度、走行距離等の他、急加減速、急ハンドル、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、警告信号等の情報を含む。
アルコール検査結果DB57には、乗務員毎に、アルコール検査結果のデータが登録される。アルコール検査結果のデータは、例えばテーブルとして表示部33に表示される。このテーブルには、アルコール検査器60,52でアルコール濃度を測定した結果、アルコール濃度が0.15mg/L(酒気帯び運転に相当)以上であった場合のデータの一覧が登録されている。アルコール濃度検査の結果は、合格(OK)及び不合格(NG)のいずれであっても、テーブルに登録される。このテーブルの各レコードは、乗務員名,測定場所(事務所、運行中等),測定日,測定時刻,測定結果及び測定量のデータを含む。測定場所が運行中の場合は、乗務員が車室内で検査した結果が示されており、車両の走行中に加え、出庫処理時(運行開始前)の結果が示される。また、このテーブルには、アルコール検査結果が不合格であった場合のデータ及び合格であった場合のデータが登録されるが、乗務員の数が多いと、データ登録数が増大するので、その場合、不合格のデータだけを登録することも可能である。運行管理者は、このテーブルの一覧を見ることで、全乗務員の運行前後のアルコール測定結果を確認することができる。
顔認証用データDB58には、乗務員毎に、顔画像の認識・照合に用いられる顔認証用データが登録される。顔認証用データとして、例えば、顔正面画像、顔側面画像等が含まれる。
ここで、上記各種のデータベースの記録内容は、乗務員コードで紐付けされている。したがって、運行管理者が乗務員コードを事務所PC30に対し入力すると、事務所PC30は、乗務員コードに紐づけられた上記各種のデータベースの記録内容を取得可能である。
次に、図2及び図3を参照して、上記構成を有する運行管理システム5においてデジタルタコグラフ10の出庫処理を行う際の、乗務員認証処理について説明する。図2は、本実施形態の二段階認証処理を示すフローチャートであり、図3は、本実施形態の二段階認証処理を説明するための図である。以下に説明する処理は、CPU11の指示に従ってデジタルタコグラフ10の各部が動作することにより実行される。
図2に示すように、デジタルタコグラフ10の電源が入ると、リーダ61は読取状態となり(ステップS1)、ウェアラブル端末又はICカードがタッチ(近接)されるまで待つ。ウェアラブル端末又はICカードがタッチされると(ステップS2)、リーダ61は、タッチされたウェアラブル端末又はICカードから識別番号(乗務員コード)を取得する(ステップS3)。次に、CPU11は、取得した乗務員コードと、乗務員情報DB55(乗務員マスタ)内に登録されている乗務員コードとを比較する(ステップS4)。そしてCPU11は、取得した乗務員コードと、乗務員情報DB55内のいずれかの乗務員コードとが一致するか否かを判断する(ステップS5:認証1)。いずれの乗務員コードとも一致しない場合、CPU11は、乗務員が登録されていない場合の未登録者出庫処理を行って(ステップS6)、乗務員認証処理(二段階認証処理)を終了する。
一方、いずれかの乗務員コードと一致した場合、CPU11は、カメラ23Bから車内を撮影した映像を取得し(ステップS7)、この映像について顔認識処理を行う(ステップS8)。そしてCPU11は、ネットワーク70を経由して、顔認証用データDB58に登録されている乗務員の顔認識用データを検索して、カメラ23Bが撮影した映像内の乗務員と顔データが一致する乗務員を特定する(ステップS9)。次にCPU11は、ステップS5の処理(認証1)で一致すると判断された乗務員と、ステップS9の処理で特定した乗務員とが一致するか否かを判断する(ステップS10:認証2)。一致しない場合、CPU11は乗務員が不一致である旨を示す警告信号を生成し、スピーカ20から警報を発する(ステップS11)。警報を発した後、CPU11は、車両が走行を開始するかを監視し(ステップS12)、走行が開始された場合には、なりすまし運転である旨を示す警報信号を生成し、通信部24を介して事務所PC30へなりすまし運転警報を送信する(ステップS13)。さらに、CPU11は、車両に対して、動作停止を指示する動作停止信号を出力して(ステップS14)、本処理を終了する。ステップS12において、一定時間内に車両が走行を開始しない場合にはステップS1の処理に戻る。また、ステップS10(認証2)において、認証が成立した場合、すなわちウェアラブル端末等から取得した乗務員コードが示す乗務員と、車内映像に含まれる顔画像の検索結果が示す乗務員とが一致した場合の処理は、図4を参照して後述する。
図3を参照して、ウェアラブル端末Wを身に着けた運転者Xの二段階認証処理の例を示す。デジタルタコグラフ10の出庫ボタンが押下されると出庫処理が開始される(図3(a))。運転者Xが、乗務員Aのものであるウェアラブル端末Wをリーダ61に近接させ、車内撮影用のカメラ23Bによって運転者Xの顔を含む画像が撮影される(図3(b))。このとき、デジタルタコグラフ10は、ウェアラブル端末Wから乗務員Aの乗務員コードを取得し、撮影した映像データに対して顔認識を行う。デジタルタコグラフ10は、映像データの特徴点と一致する乗務員を顔認証用DB58から検索する(図3(c))。検索された乗務員が乗務員Aと一致すれば、運転者Xが乗務員Aであると認証されて、正しい乗務員Aで出庫処理がなされ(図3(d))、乗務員Aについての運行管理が適切に行われる。一方、検索された乗務員の顔が乗務員Bと一致し、取得した乗務員コードが示す乗務員Aと一致しない場合、運転者Xは乗務員Bであり、乗務員Aになりすましている可能性がある(図3(e))。この場合、運転者Xの認証は成立せず、デジタルタコグラフ10は、警報を鳴動させ、そのまま車両が走行した場合には事務所へ警報が送信され(図3(f))、事務所PC30において、なりすまし警報信号が保存される。これにより、運行管理者がなりすましの可能性を把握できる。また、デジタルタコグラフ10は、車体へ動きを停止する制御信号を発することができる。
図4を参照して、図2の二段階認証処理後のデジタルタコグラフ10の動作例を説明する。図4は、本実施形態のアルコールチェック時の認証処理を示すフローチャートである。図2のステップS10(認証2)で、認証が成立した場合、CPU11は、アルコールチェックを実施するとの設定がされているか否かを判断する(ステップS21)。アルコールチェックを実施する場合、乗務員はアルコール検査器60のセンサ部に息を吹き付ける。この様子は車内撮影用のカメラ23Bに撮影され、アルコールチェック中の乗務員の顔を含む映像(車内映像)がCPU11に入力される。CPU11は、カメラ23Bから入力された車内映像に対して顔認識を行い、乗務員の顔認証を開始する(ステップS22)。CPU11は、ステップS10(認証2)で認証された乗務員と、アルコールチェックを行った乗務員とが、一致するか否かを判断する(ステップS23)。一致しない場合、CPU11は乗務員が不一致である旨を示す警告信号を生成し、スピーカ20から警報を発する(ステップS24)。また、CPU11は、なりすまし運転である旨を示す警報信号を生成し、通信部24を介して事務所PC30へなりすまし運転警報を送信する(ステップS25)。ステップS25の処理後及びステップS21でアルコールチェックを実施しない場合、CPU11は、出庫処理を完了し、ステップS10で認証された乗務員のレコードとして、運行情報の収集・記録を開始する(ステップS26:出庫)。尚、ステップS23で不一致の場合には、デジタルタコグラフ10はアルコールチェックを行った乗務員で出庫処理してもよい。また、ステップS22からS25の処理を、運転中に定期的に行ってもよい。
次に、図5を参照して、出庫後のデジタルタコグラフ10の動作例を説明する。CPU11は、運行中のなりすましチェックの設定がされているか否かを判断する(ステップS31)。設定ありの場合、CPU11は、出庫中か否かを判断する(ステップS32)。出庫中の場合、CPU11は、車内を撮影するカメラ23Bから一定時間ごとに車内映像を取得して顔認証を開始する(ステップS33)。そしてCPU11は、運転している乗務員、すなわち車内映像に含まれる乗務員と、デジタルタコグラフ10で記録を行っている乗務員とが一致するか否かを判断する(ステップS34)。一致しない場合、CPU11は乗務員が不一致である旨を示す警告信号を生成し、スピーカ20から警報を発する(ステップS35)。また、CPU11は、なりすまし運転である旨を示す警報信号を生成し、通信部24を介して事務所PC30へなりすまし運転警報を送信する(ステップS36)。一方、ステップS34において、乗務員が一致する場合はステップS32の処理に戻る。ステップS32において、出庫中でない場合、CPU11は本処理を終了する。このように、デジタルタコグラフ10は、ステップS32からステップS36の処理を定期的に繰り返すことで、運行中(出庫から入庫までの間)におけるなりすましを抑止できる。
以上説明したように、本実施形態では、出庫処理の際、乗務員コード(識別情報)による認証及び顔認証(生体認証)の二段階で認証を行う。これにより、乗務員コードの入力間違いやなりすましを防止し、正しくない乗務員の場合は警報信号が生成され、正しい乗務員の場合に出庫処理(運行管理の開始処理)ができる。このため、乗務員の運行管理を適切に行うことができる。また、乗務員情報DB55に予め登録されている乗務員の中から、運転者(出庫処理をしようとする人物)の顔画像と一致する人物を検索することで、なりすましを行おうとした人物を特定できる。さらに、その人物が会社の人間等の登録されている人物か否かを判定することができる。
また、本実施形態では、二段階認証された乗務員とアルコールチェックを行っている運転者とが一致するか否かを判断する。これにより、例えば二段階認証された乗務員が飲酒していた場合にアルコールチェックを別人に行わせてアルコールチェックを通過しようとする、といった不正を抑止できる。さらに、運転中においても定期的に運転者の顔認証を行うことにより、出庫前に認証された乗務員とは別の人物にすり替わる不正を抑止できる。また、運転者の顔認証が車内撮影用のカメラ23Bの出力に基づいて行われ、運転者による特別な操作が不要であるため、認証に関する負担感を低減できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、前述した実施形態において、カメラ23Bの出力画像に対する顔認識を用いて認証を行ったが、顔認証以外の、指紋、声紋、光彩、網膜、静脈等の生体情報を利用した生体認証を行ってもよい。この場合、運転席のハンドルに指紋センサ等の生体情報を取得する手段を設けることにより、乗務員の負担なく生体認証を実施できる。
また、図4及び図5を参照して説明したアルコールチェック時の認証処理及び運行中の認証処理を、それぞれの頻度を異ならせて繰り返し実行してもよい。また、車内映像に複数の人物が確認される場合などにおいて、乗務員情報DB55に、免停中である、又は、薬物使用の恐れあり等の情報が含まれる乗務員が車内に存在する場合には、なりすましが発生しやすい状況といえる。この場合、運転中に繰り返す認証処理の頻度を高くすることにより、なりすましが発生しやすい状況においても効果的になりすましを抑止できる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る車載器及び運行管理システムの特徴をそれぞれ以下[1]~[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に搭載され、前記車両の運行情報を収集する車載器(デジタルタコグラフ10)であって、
前記車両の運転者に所持される、乗務員を特定する識別情報を記憶するID記憶媒体(ウェアラブル端末W)から、前記識別情報を取得する取得部(リーダ61、CPU11)と、
取得した前記識別情報が、第一データベース(乗務員情報DB55)に予め登録されている乗務員を特定する識別情報のいずれかと一致するか否かを判断する第一認証部(CPU11)と、
前記運転者の生体情報を抽出する第一抽出部(カメラI/F16、CPU11)と、
第二データベース(顔認証用データDB58)に予め登録されている乗務員の生体情報から、前記第一抽出部が抽出した前記生体情報と一致する乗務員を検索する第一検索部(CPU11)と、
前記第一認証部で識別情報が一致すると判断された乗務員と、前記第一検索部が検索した乗務員とが、一致するか否かを判断する第二認証部(CPU11)と、
前記第二認証部で一致すると判断された乗務員について出庫処理を行う出庫処理部(CPU11)と、
前記第二認証部が一致しないと判断した場合、警報信号を生成する警報部(CPU11)と、を備える
ことを特徴とする車載器。
[2] 出庫処理が行われた後に前記車両を運転している運転者の生体情報を抽出する第二抽出部(カメラI/F16、CPU11)と、
前記出庫処理部による出庫処理対象の乗務員と、前記第二抽出部で生体情報が抽出された運転者とが、一致するか否かを判断する第三認証部(CPU11)と、を備え、
前記警報部は、前記第三認証部が一致しないと判断した場合、警報信号を生成する
ことを特徴とする上記[1]に記載の車載器。
[3] 前記第一抽出部は、前記運転者の身体の一部を撮影した画像から、認識用データを前記生体情報として抽出する
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車載器。
[4] 前記第一抽出部は、前記運転者の顔を撮影した画像から顔認識用データを前記生体情報として抽出し、
前記第一検索部は、前記第二データベースに予め登録されている乗務員の顔認識用データから、前記第一抽出部が抽出した前記顔認識用データと一致する乗務員を検索する
ことを特徴とする上記[3]に記載の車載器。
[5] アルコールチェックを行っている運転者の顔を撮影した画像から、顔認識用データを前記生体情報として抽出する第三抽出部(カメラI/F16、CPU11)と、
前記第二データベースに予め登録されている乗務員の顔認識用データから、前記第三抽出部が抽出した前記顔認識用データと一致する乗務員を検索する第二検索部(CPU11)と、
前記第一認証部で一致すると判断された乗務員と、前記第二検索部が検索した乗務員とが、一致するか否かを判断する第四認証部(CPU11)と、を備える
ことを特徴とする上記[4]に記載の車載器。
[6] 上記[1]~[5]のいずれか一に記載の車載器(デジタルタコグラフ10)と、
前記車載器と通信可能であり、前記車両の運行管理を行う管理装置(事務所PC30)と、
前記第一及び第二データベース(乗務員情報DB55、顔認証用データDB58)と、を備える運行管理システム(5)であって、
前記車載器は、前記警報信号を前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、受信した前記警報信号を前記運行情報とともに記録する
ことを特徴とする運行管理システム。
5 運行管理システム
10 デジタルタコグラフ
11 CPU(取得部、第一~第三認証部、第一~第三抽出部、第一~第二検索部、警報部)
15 GPS受信部
17 記録部
20 スピーカ
22 SW入力部
23A,23B カメラ
24 通信部
25 電源部
26A 不揮発メモリ
26B 揮発性メモリ
52,60 アルコール検査器
54 外部記憶装置
55 乗務員情報データベース(DB)
58 顔認証用データDB
61 リーダ
65 メモリカード

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、前記車両の運行情報を収集する車載器であって、
    前記車両の運転者に所持される、乗務員を特定する識別情報を記憶するID記憶媒体から、前記識別情報を取得する取得部と、
    取得した前記識別情報が、第一データベースに予め登録されている乗務員を特定する識別情報のいずれかと一致するか否かを判断する第一認証部と、
    前記運転者の生体情報を抽出する第一抽出部と、
    第二データベースに予め登録されている乗務員の生体情報から、前記第一抽出部が抽出した前記生体情報と一致する乗務員を検索する第一検索部と、
    前記第一認証部で識別情報が一致すると判断された乗務員と、前記第一検索部が検索した乗務員とが、一致するか否かを判断する第二認証部と、
    前記第二認証部で一致すると判断された乗務員について出庫処理を行う出庫処理部と、
    前記第二認証部が一致しないと判断した場合、警報信号を生成する警報部と、を備える
    ことを特徴とする車載器。
  2. 出庫処理が行われた後に前記車両を運転している運転者の生体情報を抽出する第二抽出部と、
    前記出庫処理部による出庫処理対象の乗務員と、前記第二抽出部で生体情報が抽出された運転者とが、一致するか否かを判断する第三認証部と、を備え、
    前記警報部は、前記第三認証部が一致しないと判断した場合、警報信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載器。
  3. 前記第一抽出部は、前記運転者の身体の一部を撮影した画像から、認識用データを前記生体情報として抽出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載器。
  4. 前記第一抽出部は、前記運転者の顔を撮影した画像から顔認識用データを前記生体情報として抽出し、
    前記第一検索部は、前記第二データベースに予め登録されている乗務員の顔認識用データから、前記第一抽出部が抽出した前記顔認識用データと一致する乗務員を検索する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車載器。
  5. アルコールチェックを行っている運転者の顔を撮影した画像から、顔認識用データを前記生体情報として抽出する第三抽出部と、
    前記第二データベースに予め登録されている乗務員の顔認識用データから、前記第三抽出部が抽出した前記顔認識用データと一致する乗務員を検索する第二検索部と、
    前記第一認証部で一致すると判断された乗務員と、前記第二検索部が検索した乗務員とが、一致するか否かを判断する第四認証部と、を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の車載器。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の車載器と、
    前記車載器と通信可能であり、前記車両の運行管理を行う管理装置と、
    前記第一及び第二データベースと、を備える運行管理システムであって、
    前記車載器は、前記警報信号を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、受信した前記警報信号を前記運行情報とともに記録する
    ことを特徴とする運行管理システム。
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