JP6927773B2 - 記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システム - Google Patents

記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システム Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載されたドライブレコーダなどの車載器が記録したデータを読み込んで処理する際に利用可能な記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システムに関する。
車両上で画像を撮影し、得られた画像のデータを自動的に記録する車載器として、例えばドライブレコーダやデジタルタコグラフ(運行記録計)などが知られている。また、ドライブレコーダの種類には、交通事故発生時の衝撃などの特定のイベントを検知した時にだけ画像を記録する一時記録タイプと、イベントの発生とは無関係に常時記録を実行する常時記録タイプとがある。
一時記録タイプのドライブレコーダは、交通事故発生などの際に利用価値の高い画像データを自動的に記録するので、様々な車両に搭載される傾向がある。また、例えばタクシー、バス、トラックのような業務用車両を運行する企業においては、乗務員が安全な運転を行っているかどうかを確認したり、乗務員の労務管理を行う必要がある。したがって、このような企業においては、常時記録タイプのドライブレコーダや、デジタルタコグラフを車両に装備し、車両の運行中における様々なデータを自動的に取得し、安全運転の管理や労務管理などに役立てている。
一方、例えば特許文献1は、車両から収集した画像データを、情報配信サービスセンタを経由して別の車両に提供する情報配信サービスシステムにおいて、個人情報秘匿性の問題や、セキュリティー面を考慮した技術を示している。車輌側システムは車外の画像の撮影を行う撮像部と、現在位置を取得する位置情報取得部と、撮影された撮影画像データと位置情報とを車輌外に送信する無線通信部を有する。情報配信サービスセンター側システムは、車輌側から送信される撮影画像データと位置情報を受信してバッファ部に一時的に保存する。また、バッファ部に保存される撮影画像データの位置情報と、車輌側システムの最新の位置情報とを比較して、2つの位置情報の差分が所定値より大きいときに、撮影画像データをバッファ部から映像ファイルデータベースに移すことを示している。
また、特許文献2は車内に取り付けられる画像記録装置を示している。この画像記録装置は、取得した画像を符号化する手段と、画像取得時の位置情報及び時刻情報を生成する手段と、符号化された画像を位置情報及び時刻情報と関連付けて記録する手段と、位置及び時間の情報を含む信号を受信する手段と、記録した画像の中から受信した位置及び時間に基づいて特定される範囲内で取得した画像を抽出する手段と、抽出した画像を外部へ出力する手段と、を具備している。
特開2008−232967号公報 特開2010−204867号公報
ところで、企業等が例えば業務用車両の運行に関する安全運転管理や乗務員の労務管理などの目的でドライブレコーダやデジタルタコグラフのような車載器を運用する場合には、必要なデータの欠落を避けるために、次のように動作させることが必要になる。すなわち、毎日の業務において、車両の運行を開始する時に車載器の常時記録動作を開始し、当日の運行が終了した時に車載器の常時記録動作を終了する。そして、記録動作を終了した後で、記録された当日のデータ全てを、例えばメモリカードなどのメディアを利用して乗務員が管理者に渡す。
一方、業務用車両の運行を行う際には、過労運転などの問題を避けるために、運行業務の途中で、例えば定期的に、乗務員が休憩を取る必要がある。また、休憩する際には、乗務員は特別な制約を受けないので、例えば車内で仮眠したり、自由に行動することができる。
しかしながら、ドライブレコーダやデジタルタコグラフのような車載器は、休憩中であっても、当日の運行業務が終了するまでは画像の常時記録動作を継続している。したがって、休憩中に撮影された乗務員の画像も、運行業務のデータと共に自動的に記録されてしまう。そのため、運行業務とは無関係な状況で乗務員を撮影した画像までもが管理者に渡ることになり、プライバシーの問題が発生する。また、乗務員は休憩中にも車載器により監視されていると感じることになり、精神的な負担が増大する。
そこで、例えば車載カメラの撮影部を一時的に覆い隠すカバーを設けて、休憩時の撮影を不可能にすることが考えられるが、乗務員の手作業でこのカバーを操作することになるので、操作の間違いや、悪意を持った乗務員の不正操作により、重要な画像データが欠落する可能性がある。
また、車載器の記録動作をボタン操作などで一時的に停止する新規な一時停止機能を追加することも想定できるが、この場合も乗務員の手動操作が必要になるので、問題を解消できない。すなわち、この一時停止機能を働かせるためのボタン操作を休憩開始時に乗務員が忘れると、一時停止機能を利用できないので、乗務員の個人的な画像データが記録されるのを防止できない。また、このボタン操作を休憩終了時に乗務員が忘れると、休憩終了後に運行業務を再開しても一時停止機能が解除されないので、重要な画像データが欠落してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗務員の手動操作を必要とすることなく、乗務員の休憩中に撮影された個人情報を含む画像が、管理者に見られたり、管理対象になるのを避けることが可能な記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システムは、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 車両上のカメラにより撮影された時系列画像の記録データを処理対象とし、前記記録データに基づいて、少なくとも前記時系列画像の内容を表示するための記録画像処理方法であって、
記録画像処理装置が、
前記車両の乗務員の休憩時間帯を表す休憩時間情報を予め登録し、
前記記録データを処理する際に、画像毎の記録時間情報を取得し、
取得した前記記録時間情報と前記休憩時間情報との比較結果に基づき、前記休憩時間帯に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する、
ことを特徴とする記録画像処理方法。
上記(1)の構成の記録画像処理方法によれば、休憩中に撮影された乗務員の個人情報を含む画像が、記録データとして所定の記録媒体に記録されている場合であっても、休憩時間帯に該当する画像は処理対象から除外されるので、業務と無関係な乗務員の画像が管理者等に見られることはなくなりプライバシーが保護される。しかも、乗務員の手動操作を必要としないので、乗務員の操作ミスや、悪意を持った意図的な操作に起因する問題の発生を避けることができる。
(2) 前記記録画像処理装置が、
前記乗務員の休憩場所を表す休憩位置情報を予め登録し、
前記記録データを処理する際に、画像毎の車両位置情報を取得し、
取得した前記車両位置情報と前記休憩位置情報との比較結果に基づき、前記休憩場所に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の記録画像処理方法。
上記(2)の構成の記録画像処理方法によれば、予め登録した休憩場所で撮影された画像が処理対象から除外されるので、休憩中の乗務員の画像が管理者等に見られることはなくなりプライバシーが保護される。すなわち、何らかの理由により就業規則で定めた休憩時間帯に対して少しずれた時間帯に乗務員が休憩したような場合であっても、予め定めた休憩場所で休憩している場合にはプライバシーを保護できる。
(3) 前記記録画像処理装置が、
前記乗務員の個人情報が含まれる映像を撮影する特定の車載カメラを表すカメラ番号情報を予め登録し、
前記記録データを処理する際に、前記休憩時間情報に対応して処理対象から除外する時系列画像は、前記カメラ番号情報に対応する車載カメラで記録されたデータのみに限定する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の記録画像処理方法。
上記(3)の構成の記録画像処理方法によれば、休憩時間情報に対応して処理対象から除外する時系列画像を、休憩中の乗務員を撮影する可能性のある一部のカメラの画像のみに限定することができる。したがって、休憩中の乗務員のプライバシーと無関係な画像、例えば車室外の風景などの画像については、休憩時間帯であっても処理対象として管理者等が確認できる。
(4) 車両上のカメラにより撮影された個人情報を含む時系列画像の記録データを処理対象とし、前記記録データに基づいて、少なくとも前記時系列画像の内容を表示する記録画像処理装置であって、
前記記録データを読み込んで処理する記録データ処理部を有し、
前記記録データ処理部は、
前記車両の乗務員の休憩時間帯を表す休憩時間情報を予め登録し、
前記記録データを処理する際に、画像毎の記録時間情報を取得し、
取得した前記記録時間情報と前記休憩時間情報との比較結果に基づき、前記休憩時間情報に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する、
ことを特徴とする記録画像処理装置。
上記(4)の構成の記録画像処理装置によれば、休憩中に撮影された乗務員の個人情報を含む画像が、記録データとして所定の記録媒体に記録されている場合であっても、休憩時間帯に該当する画像は処理対象から除外されるので、業務と無関係な乗務員の画像が管理者等に見られることはなくなりプライバシーが保護される。しかも、乗務員の手動操作を必要としないので、乗務員の操作ミスや、悪意を持った意図的な操作に起因する問題の発生を避けることができる。
(5) 車載カメラにより撮影された映像を含むデータを記録媒体に自動的に記録する車載器と、前記記録媒体に記録されたデータを読み込んで解析する記録画像処理装置と、を備えるデータ処理システムであって、
前記車載器は、記録する画像フレーム毎に、記録時刻の情報を埋め込んだ画像のデータを前記記録媒体に記録し、
前記記録画像処理装置は、前記記録媒体から記録されたデータを読み込む際に、画像フレームに埋め込まれた記録時刻の情報を抽出し、抽出された記録時刻が所定の休憩時間帯と一致する場合には、少なくとも当該データの表示を制限する
ことを特徴とするデータ処理システム。
上記(5)の構成のデータ処理システムによれば、記録画像処理装置は、処理対象のデータについて、画像フレーム毎にその記録時刻を把握できるので、休憩時間帯の間に記録された画像フレームが表示されないように確実に制御できる。また、画像の記録時刻の改ざんを防止するために役立つ。
本発明の記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システムによれば、乗務員の手動操作を必要とすることなく、乗務員の休憩中に撮影された個人情報を含む画像が、管理者に見られたり、管理対象になるのを避けることが可能になる。また、各乗務員は休憩時間中に安心して休憩することができ、管理者等は休憩中の乗務員のプライバシーを侵害するのを避けることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明を実施するシステムの構成例を示すブロック図である。 図2は、車載器の動作例を示すフローチャートである。 図3は、事務所PCにおける画像再生処理の動作例を示すフローチャートである。 図4は、事務所PCにおける管理情報登録処理の動作例を示すフローチャートである。 図5は、休憩時間帯および乗務員カメラを決定するために用いる画面表示の具体例を示す正面図である。 図6は、休憩場所を決定するために用いる画面表示の具体例を示す正面図である。 図7は、記録されたデータを再生する画面の表示例−1を示す正面図である。 図8は、記録されたデータを再生する画面の表示例−2を示す正面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<システムの構成例>
本発明を実施するシステムの構成例を図1に示す。
図1に示したシステムは、車両に搭載された状態で使用される車載器10と、前記車両およびそれを運転する各乗務員を管理している企業の事務所等に設置される事務所PC40とを備えている。
図1に示した車載器10は、常時記録型のドライブレコーダやデジタルタコグラフのような機能を有している。すなわち、車載器10は車両の運行業務における運行開始から運行終了までの間に、車載の高画質カメラ31が撮影した映像を含むデータを定期的に取得して、このデータをメモリーカード32に記録することができる。
なお、図1においては1つの高画質カメラ31のみを示してあるが、必要に応じて複数の車載カメラを車載器10の入力に接続することができる。また、本発明を実施するシステムにおいては、少なくとも1つの車載カメラが、車両の車室内に設置され、この車載カメラは運転中の乗務員を被写体として撮影できるように位置決めされる。
したがって、図1に示した車載器10は、運転中の乗務員の状況を表す画像データを自動的に記録することができる。このような画像データは、乗務員の安全運転を促進するために役立てたり、乗務員の労務管理のために役立てることが想定される。
車載器10が記録したデータを蓄積しているメモリーカード32は、例えば当日の運行業務が終了して車両が入庫状態になった後で、乗務員の手作業により車載器10から取り外すことができる。そして、乗務員がメモリーカード32を持ち運ぶことにより、事務所内に設置されている事務所PC40にメモリーカード32を装着し、記録されたデータを読み取ることができる。なお、無線通信を利用すれば、メモリーカード32を車載器10から取り外さなくても、記録データを事務所PC40に読み込ませることが可能である。
事務所PC40は、一般的なパーソナルコンピュータにより構成されているが、特別な機能を有している。すなわち、車両の運行業務に役立つ機能や、乗務員の安全運転管理に役立つ機能や、乗務員の労務管理に役立つ機能などを実現する管理用ソフトウェア41を事務所PC40がアプリケーションソフトウェアとして実行する。また、メモリーカード32などから取得した様々なデータが、事務所PC40を介して管理用データベースDB1に登録される。
<車載器10の構成>
図1に示した車載器10は、マイクロコンピュータ(CPU)11、画像処理部12、G(加速度)センサ13、スピーカ14、GPSインタフェース(I/F)15、速度インタフェース16、フラッシュメモリ(FROM)17、カードインタフェース18、データ処理部19、フラッシュメモリ20、一時記憶用メモリ(DDR)21、および電源インタフェース22を備えている。
高画質カメラ31が出力する映像信号は、画像処理部12に入力される。画像処理部12は、入力される映像信号をフレーム毎のデジタル画像データに変換する。また、このデジタル画像データの画像認識を必要に応じて画像処理部12が実行する。例えば先行車両、レーン左側区画線、レーン右側区画線、地平線などをそれぞれ認識する。
マイクロコンピュータ11は、予め組み込まれているプログラムを実行することにより、車載器10に必要とされる様々な機能を実現するための制御を行う。本実施形態の車載器10はデジタルタコグラフと同様であるので、マイクロコンピュータ11は、基本的な動作として車両の状態や運行状態を表す様々な情報を自動的に取得してそのデータをメモリーカード32上に記録する。また、高画質カメラ31の映像に対応するデジタル画像データもメモリーカード32上に記録される。
Gセンサ13は、自車両の前後方向や左右方向に加わった加速度の大きさを検知することができる。スピーカ14は、音声の電気信号を音響に変換し、音声によるメッセージ、指示、警報などを出力することができる。
GPSインタフェース15は、所定のGPS受信機33を車載器10に接続するための信号処理を行う。GPS受信機33は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星からの電波をそれぞれ受信し、受信時刻に基づいて自車両の現在位置を表す緯度、経度の情報を算出することができる。
速度インタフェース16は、車両側の車速センサから出力される速度パルス信号を入力して、マイクロコンピュータ11の処理に適した信号に変換する。マイクロコンピュータ11は、この速度パルス信号のパルス周期や一定時間内のパルス数に基づいて現在の車速(km/h)を算出できる。また、速度パルス信号のパルス数から走行距離を算出することもできる。
フラッシュメモリ17および20は、データの書き換えが可能な不揮発性の読み出し専用メモリである。フラッシュメモリ17は、所定のバックアップデータを保持している。フラッシュメモリ20は、マイクロコンピュータ11が実行するプログラムやデータを保持している。
カードインタフェース18は、メモリーカード32を着脱自在に保持可能な所定のカードスロットを有しており、メモリーカード32を車載器10に接続するための信号処理を行う。
データ処理部19は、カードインタフェース18に装着されたメモリーカード32にアクセスしてデータの読み出しおよび書き込みを行うために必要なデータ処理を行う。例えば、アクセス可否の制御、データの暗号化/復号の制御、データ圧縮/伸張などの処理を行う。
一時記憶用メモリ21は、データの読み出しおよび書き込みが自在なメモリであり、マイクロコンピュータ11のアクセスにより様々なデータを一時的に格納するためのワーク領域として使用される。
電源インタフェース22は、車両側から供給される所定の電源電力(BATT:+12V等)に基づいて車載器10の内部で必要とされる安定した電源電圧(+5V等)を生成する機能や、イグニッションのオンオフを示す信号(IGN)をマイクロコンピュータ11の処理に適した電圧に変換する機能を備えている。
メモリーカード32は、例えば市販のSDカードやCFカードのように、不揮発性メモリを内蔵した所定の規格に適合するカードであり、カードインタフェース18のカードスロットに装着できる形状を有している。また、車載器10に装着するメモリーカード32については、これを使用する特定の乗務員や特定の車両に対応するIDなどの情報が事前に書き込まれていることを想定している。
<車載器10の動作>
図1に示した車載器10の動作例を図2に示す。すなわち、車載器10のマイクロコンピュータ11が図2の処理を実行する。
車両の運行を開始する際に、所定のメモリーカード32を車載器10に装着した状態で車載器10の電源が投入され、乗務員が車両のエンジンをかけると、マイクロコンピュータ11はデータの記録動作を開始する(S11)。そして、当日の運行業務の終了がS16で検出されるまで、S12〜S16の処理を繰り返す。運行業務の終了は、当該車両の出庫から入庫状態への切り替わりに相当し、例えば乗務員による所定のボタン操作を検知することによりマイクロコンピュータ11は運行業務の終了とみなす。
ステップS12では、マイクロコンピュータ11は、高画質カメラ31等が撮影した映像に対応する画像データを一定のフレームレートで生成し、メモリーカード32上に時系列データとして順次に記録する。例えば、1秒あたり5フレームの画像データを記録する。また、画像データの他に、例えば走行速度、走行距離、加速度、イグニッションのオンオフなどの運行データを必要に応じてメモリーカード32に記録する。
ステップS13では、マイクロコンピュータ11は、現在時刻の情報を取得し、この現在時刻を記録時刻のデータとして最新の画像フレームの中に埋め込む。したがって、メモリーカード32に記録される各画像フレームのデータには、それを記録した時刻のデータも含まれる。なお、現在時刻の情報については、例えばGPS受信機33の受信データから抽出してもよいし、車載器10の内部で図示しない時計回路を利用して生成してもよい。
ステップS14では、マイクロコンピュータ11は、GPS受信機33が算出した現在位置(緯度/経度)の情報を、GPSインタフェース15を介して取得し、最新の画像フレームに対応付けた状態でメモリーカード32に記録する。
ステップS15では、マイクロコンピュータ11は、メモリーカード32の各領域に記録した画像データに対応する映像を撮影した高画質カメラ31に割り当てられたカメラ番号を表す情報をメモリーカード32に記録する。
<事務所PC40の動作例>
<事務所PC40の画像再生処理>
事務所PC40における画像再生処理の動作例を図3に示す。すなわち、事務所PC40にメモリーカード32が装着されている状態で、所定の管理者の操作により事務所PC40上で管理用ソフトウェア41が起動し、管理用ソフトウェア41に含まれる画像再生処理の機能を実行することにより、図3の動作が行われる。
事務所PC40は、ステップS21でメモリーカード32のデータ読み取りを実行する。このメモリーカード32上には、例えば1日分の車両運行中に取得した画像等が時系列データとして記録されているので、事務所PC40はこの時系列データを記録した時間に基づき、順番にデータを処理する。
また、メモリーカード32に記録されているデータの各画像フレームには、図2のS13で記録時刻のデータが埋め込まれている。事務所PC40は、各画像フレームに埋め込まれている記録時刻のデータを取得し、これと事前に定めた休憩時間帯とをステップS22で比較する。休憩時間帯以外の時間に記録された画像フレームを処理する場合はS22からS23に進み、休憩時間帯の時間に記録された画像フレームを処理する場合はS22S25に進む。
また、メモリーカード32に記録されている各データには、図2のS14で記録した場所を表す位置情報が付加されている。事務所PC40は、メモリーカード32の各画像フレームのデータを処理する際に、それを記録した場所を表す位置情報をメモリーカード32から取得し、この位置情報と予め定めた休憩場所の範囲とをS23で比較する。そして、休憩場所の範囲外の位置で記録された画像フレームを処理する場合はS23からS24に進み、休憩場所の範囲内の位置で記録された画像フレームを処理する場合はS23からS25に進む。
また、メモリーカード32には、それを使用する特定の乗務員を表すIDが事前に書き込まれている。事務所PC40は、S24でメモリーカード32から乗務員のIDを取得し、これと事前に登録した優良乗務員のIDとが一致するか否かを識別する。そして、メモリーカード32の乗務員IDと優良乗務員のIDとが一致する場合はS24からS25に進み、一致しない場合はS24からS26に進む。
ステップS25では、事務所PC40は、現在選択中の画像フレームについて、事前に登録した乗務員カメラの映像を処理対象から除外するためのマスク処理を実施する。すなわち、当該画像フレームの映像を撮影したカメラ番号の情報をメモリーカード32から取得し、このカメラ番号と登録された乗務員カメラ番号とを比較して、一致する場合は当該画像フレームを処理対象から除外(再生できないようにマスクする)し、一致しない場合はマスクせずそのまま処理する。
ステップS26では、事務所PC40はメモリーカード32から読み取った各画像フレームを映像として再生し、ディスプレイの画面上に映像を表示する(S28)。もしも該当する画像フレームがマスクされている場合は、再生は禁止する。
事務所PC40は、メモリーカード32上の最後の記録データの読み取りおよび再生が終了したか否かをS27で識別し、終了してなければS22に戻って上記の処理を繰り返し実行する。
<事務所PC40の管理情報登録処理>
事務所PC40における管理情報登録処理の動作例を図4に示す。すなわち、所定の管理者の操作により事務所PC40上で管理用ソフトウェア41が起動し、管理用ソフトウェア41に含まれる管理情報登録処理の機能を実行することにより、図4の動作が行われる。この管理情報登録処理は、休憩中の乗務員のプライバシーの保護を実現するために必要な管理情報を登録するために実行される。
ステップS31では、事務所PC40は、管理情報を登録することが可能な状況か否かを識別する。例えば、事前に登録した正規の管理者が事務所PC40を操作しているか否かを識別したり、登録情報の更新頻度に異常がないか否かを識別することにより、不正な操作に対する処理の要求を拒否する。登録が可能な状況であればS31からS32以降の処理に進む。
ステップS32では、事務所PC40は、乗務員に対して企業内で定められた就業規則に基づき、乗務員の休憩時間帯を特定する情報を管理用データベースDB1に登録する。具体的には、就業規則の情報が登録された所定のデータベースから取得したデータ、又は管理者が手作業で入力したデータを、休憩時間帯の開始時刻および終了時刻として管理用データベースDB1に登録する。
ステップS33では、事務所PC40は、各車両上で車載器10が記録する画像データの映像を撮影する1つ又は複数台の車載カメラの中で、乗務員を被写体として撮影できるように位置決めされている特定のカメラを表す乗務員カメラ番号を、管理者の入力操作に従って管理用データベースDB1に登録する。
ステップS34では、事務所PC40は、各乗務員の休憩場所として企業内で定められた特定の駐車場などの位置および範囲の情報を、管理者の入力操作に従って管理用データベースDB1に登録する。具体的には、画面上に表示した地図上で、休憩場所の中心地点の位置およびこの領域の半径の大きさを指定するための管理者の入力操作を受け付け、入力された情報に基づいて事務所PC40が休憩場所の位置および範囲を算出して管理用データベースDB1に登録する。
ステップS35では、事務所PC40は、優良乗務員として登録すべき特定の乗務員の乗務員IDを、管理者の入力操作に従って管理用データベースDB1に登録する。管理者は、乗務員毎の過去の乗務記録における安全運転などの実績データに基づいて、優良乗務員として登録すべき乗務員を把握し、新たな優良乗務員を登録するための入力操作をS35で行うことができる。
ステップS36では、事務所PC40は、上記S32〜S35のいずれかにおいて管理用データベースDB1の内容を更新した場合に、その更新記録として、更新の日時、更新の操作を実施した管理者を表す情報、更新の内容などを管理用データベースDB1に登録する。
<画面表示の具体例>
<休憩時間帯および乗務員カメラを決定する時に利用する画面>
休憩時間帯および乗務員カメラを決定するために用いる画面表示の具体例を図5に示す。すなわち、図4に示したS32、S33で休憩時間帯および乗務員カメラの管理情報を入力する際に、事務所PC40が例えば図5に示すような画面を表示して管理者の入力操作を受け付けることができる。
図5に示した画面には、休憩時間帯決定部51および停止カメラ決定部52が表示されている。また、休憩時間帯決定部51には「休憩時」の文字表示51aと、休憩時間帯の開始時刻および終了時刻を指定するための時間指定部51b、51cとが含まれている。また、停止カメラ決定部52には、乗務員カメラの停止を意味する「停止カメラ」の文字表示52aと、カメラ選択部52bとが含まれている。
したがって、管理者が図5に示すように時間指定部51bに「12:00」を入力し、時間指定部51cに「13:00」を入力することにより、12時0分から13時0分までの間を休憩時間帯として指定することができる。
また、管理者がカメラ選択部52bを操作することにより、予め用意された複数のカメラ番号の選択肢の中から、例えば図5に示すように「カメラ2」を停止対象の乗務員カメラとして選択することができる。
<休憩場所を決定する時に利用する画面>
休憩場所を決定するために用いる画面表示の具体例を図6に示す。すなわち、図4に示したS34で休憩場所の管理情報を入力する際に、事務所PC40が例えば図6に示すような画面を表示して管理者の入力操作を受け付けることができる。
図6に示した画面の休憩場所決定部60には、「休憩場」の文字表示61と、地図表示部62とが含まれている。また、地図表示部62には地図の一部分として道路62aが表示されている。また、円形の破線パターンにより指定領域62bの範囲が表示されている。したがって、管理者は図6に示されたような地図表示部62の表示内容を見ながら、登録すべき休憩場所の中心位置の緯度/経度とその範囲を表す円形領域の大きさとを指定することができる。
<データ再生時の表示例−1>
記録されたデータを再生する画面の表示例−1を図7に示す。すなわち、事務所PC40が図3のS26を実行する際に、図7に示すような画面を利用して映像を再生することができる。
図7に示した再生画面70上には、2つの矩形の画像表示領域71、72と、再生操作部73とが表示されている。図7において、左側の画像表示領域71は、記録データに含まれる画像の中で、車両外側の前方の風景等を撮影する「カメラ1」の撮影した映像を再生する領域として割り当ててある。また、右側の画像表示領域72は、記録データに含まれる画像の中で、車室内で運転席に着座している乗務員を撮影する「カメラ2」の撮影した映像を再生する領域として割り当ててある。また、再生操作部73には、再生時に管理者が操作可能な「再生」、「一時停止」、「停止」などの機能が割り当てられた操作ボタンが含まれている。
画像表示領域71の中には、再生画像71aと、カメラ番号表示71bと、記録時刻表示71cとが含まれている。再生画像71aは、記録された各フレームの映像を表している。カメラ番号表示71bは、再生画像71aで再生している映像を撮影したカメラに相当するカメラ番号を表している。記録時刻表示71cは、再生画像71aで再生している映像に埋め込まれた「記録時刻」が「10時12分34秒」であることを表している。
したがって、管理者は図7に示したような画面の内容を確認することにより、車両の運行中の道路の状況と乗務員の運転状況とを同時に把握することができる。そのため、例えば乗務員のわき見運転、居眠り運転、安全確認忘れなどの事象を映像の内容に基づいて検知できる。
<データ再生時の表示例−2>
記録されたデータを再生する画面の表示例−2を図8に示す。すなわち、乗務員の休憩時間中に記録されたデータを処理している時には、事務所PC40が図3のS26を実行する際に、図8に示すような画面を利用して映像を再生することができる。
図8に示した再生画面70B上には、図7の場合と同様に、2つの矩形の画像表示領域71B、72Bと、再生操作部73とが表示されている。図8において、左側の画像表示領域71Bの再生画像71Baには、「カメラ1」の撮影した映像として休憩中に撮影された車両外側の前方の風景等が現れている。また、この再生画像71Baの映像を撮影したカメラが「カメラ1」であることが、カメラ番号表示71Bbにより表示されている。また、再生画像71Baの記録時刻が「12時05分17秒」であることが、記録時刻表示71Bcにより表示されている。
一方、図8において右側の画像表示領域72Bの再生画像72Baには、何も表示されていない。すなわち、左側の画像表示領域71Bの記録時刻表示71Bcに現れているように、当該画像フレームの記録時刻が「12時05分17秒」、つまり休憩時間中の条件に該当するので、「カメラ2」の撮影した映像は事務所PC40の表示対象から除外されている。
これにより、休憩中の乗務員のプライバシーを保護することができる。また、休憩時間中であっても、左側の画像表示領域71Bには再生画像71Baが表示されているので、管理者は車両の周囲の状況を確認することができる。
また、上述の記録画像処理方法および記録画像処理装置においては、休憩時間の開始/終了の際に乗務員が車載器10に対して特別なボタン操作等を行う必要がないので、乗務員の操作忘れによって休憩時間中にプライバシーの保護機能が働かなくなったり、休憩時間外の重要な映像の記録が欠落するのを防止できる。
また、一般の乗務員と比較して優良乗務員を撮影した映像を確認する必要性は低いと考えられるため、メモリーカード32の乗務員IDと優良乗務員のIDとが一致する場合は、乗務員を撮影した「カメラ2」の映像を事務所PC40の表示対象から除外することにより、一層プライバシーを保護することができる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る記録画像処理方法、記録画像処理装置、およびデータ処理システムの特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両上のカメラにより撮影された時系列画像の記録データを処理対象とし、前記記録データに基づいて、少なくとも前記時系列画像の内容を表示するための記録画像処理方法であって、
前記車両の乗務員の休憩時間帯を表す休憩時間情報を予め登録し(ステップS32)、
前記記録データを処理する際に、画像毎の記録時間情報を取得し(ステップS22)、
取得した前記記録時間情報と前記休憩時間情報との比較結果に基づき、前記休憩時間帯に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する(ステップS25)
ことを特徴とする記録画像処理方法。
[2] 前記乗務員の休憩場所を表す休憩位置情報を予め登録し(ステップS34)、
前記記録データを処理する際に、画像毎の車両位置情報を取得し(ステップS23)、
取得した前記車両位置情報と前記休憩位置情報との比較結果に基づき、前記休憩場所に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する(ステップS25)、
ことを特徴とする上記[1]に記載の記録画像処理方法。
[3] 前記乗務員の個人情報が含まれる映像を撮影する特定の車載カメラを表すカメラ番号情報を予め登録し(ステップS33)、
前記記録データを処理する際に、前記休憩時間情報に対応して処理対象から除外する時系列画像は、前記カメラ番号情報に対応する車載カメラで記録されたデータのみに限定する(ステップS25)、
ことを特徴とする上記[1]に記載の記録画像処理方法。
[4] 車両上のカメラにより撮影された個人情報を含む時系列画像の記録データを処理対象とし、前記記録データに基づいて、少なくとも前記時系列画像の内容を表示する記録画像処理装置であって、
前記記録データを読み込んで処理する記録データ処理部(ステップS21〜S28)を有し、
前記記録データ処理部は、
前記車両の乗務員の休憩時間帯を表す休憩時間情報を予め登録し(S32)、
前記記録データを処理する際に、画像毎の記録時間情報を取得し(S22)、
取得した前記記録時間情報と前記休憩時間情報との比較結果に基づき、前記休憩時間情報に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する(S25)、
ことを特徴とする記録画像処理装置。
[5] 車載カメラにより撮影された映像を含むデータを記録媒体(メモリーカード32)に自動的に記録する車載器(10)と、前記記録媒体に記録されたデータを読み込んで解析する記録画像処理装置(事務所PC40)と、を備えるデータ処理システムであって、
前記車載器は、記録する画像フレーム毎に、記録時刻の情報を埋め込んだ画像のデータを前記記録媒体に記録し(ステップS13)、
前記記録画像処理装置は、前記記録媒体から記録されたデータを読み込む際に、画像フレームに埋め込まれた記録時刻の情報を抽出し(ステップS22)、抽出された記録時刻が所定の休憩時間帯と一致する場合には、少なくとも当該データの表示を制限する(ステップS25)、
ことを特徴とするデータ処理システム。
10 車載器
11 マイクロコンピュータ
12 画像処理部
13 Gセンサ
14 スピーカ
15 GPSインタフェース
16 速度インタフェース
17,20 フラッシュメモリ
18 カードインタフェース
19 データ処理部
21 一時記憶用メモリ
22 電源インタフェース
31 高画質カメラ
32 メモリーカード
33 GPS受信機
40 事務所PC
41 管理用ソフトウェア
51 休憩時間帯決定部
51a,52a,61 表示
51b,51c 時間指定部
52 停止カメラ決定部
52b カメラ選択部
60 休憩場所決定部
62 地図表示部
62a 道路
62b 指定領域
70,70B 再生画面
71,71B,72,72B 画像表示領域
71a,71Ba,72a,72Ba 再生画像
71b,71Bb カメラ番号表示
71c,71Bc 記録時刻表示
73 再生操作部
DB1 管理用データベース

Claims (5)

  1. 車両上のカメラにより撮影された時系列画像の記録データを処理対象とし、前記記録データに基づいて、少なくとも前記時系列画像の内容を表示するための記録画像処理方法であって、
    記録画像処理装置が、
    前記車両の乗務員の休憩時間帯を表す休憩時間情報を予め登録し、
    前記記録データを処理する際に、画像毎の記録時間情報を取得し、
    取得した前記記録時間情報と前記休憩時間情報との比較結果に基づき、前記休憩時間帯に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する、
    ことを特徴とする記録画像処理方法。
  2. 前記記録画像処理装置が、
    前記乗務員の休憩場所を表す休憩位置情報を予め登録し、
    前記記録データを処理する際に、画像毎の車両位置情報を取得し、
    取得した前記車両位置情報と前記休憩位置情報との比較結果に基づき、前記休憩場所に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録画像処理方法。
  3. 前記記録画像処理装置が、
    前記乗務員の個人情報が含まれる映像を撮影する特定の車載カメラを表すカメラ番号情報を予め登録し、
    前記記録データを処理する際に、前記休憩時間情報に対応して処理対象から除外する時系列画像は、前記カメラ番号情報に対応する車載カメラで記録されたデータのみに限定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録画像処理方法。
  4. 車両上のカメラにより撮影された個人情報を含む時系列画像の記録データを処理対象とし、前記記録データに基づいて、少なくとも前記時系列画像の内容を表示する記録画像処理装置であって、
    前記記録データを読み込んで処理する記録データ処理部を有し、
    前記記録データ処理部は、
    前記車両の乗務員の休憩時間帯を表す休憩時間情報を予め登録し、
    前記記録データを処理する際に、画像毎の記録時間情報を取得し、
    取得した前記記録時間情報と前記休憩時間情報との比較結果に基づき、前記休憩時間情報に該当する時系列画像を処理対象から自動的に除外する、
    ことを特徴とする記録画像処理装置。
  5. 車載カメラにより撮影された映像を含むデータを記録媒体に自動的に記録する車載器と、前記記録媒体に記録されたデータを読み込んで解析する記録画像処理装置と、を備えるデータ処理システムであって、
    前記車載器は、記録する画像フレーム毎に、記録時刻の情報を埋め込んだ画像のデータを前記記録媒体に記録し、
    前記記録画像処理装置は、前記記録媒体から記録されたデータを読み込む際に、画像フレームに埋め込まれた記録時刻の情報を抽出し、抽出された記録時刻が所定の休憩時間帯と一致する場合には、少なくとも当該データの表示を制限する、
    ことを特徴とするデータ処理システム。
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