JP7087550B2 - 硬貨収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、硬貨収納装置に関するものである。
従来、硬貨収納装置として特許文献1に提案されている。この特許文献1に提案された硬貨収納装置では、収納庫とスクリュ型搬送部材とを備えている。
収納庫は、金種別に硬貨を収納する領域である。スクリュ型搬送部材は、収納庫毎に設置されており、第1スクリュ要素と第2スクリュ要素とを備えている。
第1スクリュ要素は、円柱状の第1軸部の外周面に径外方向に突出する第1刃部が螺旋状に設けられて構成されており、第1軸部の中心軸回りに回転することで硬貨を前方に向けて搬送するものである。
第2スクリュ要素は、円柱状の第2軸部の外周面に径外方向に突出する第2刃部が螺旋状に設けられて構成されており、第2軸部の中心軸回りに回転することで硬貨を前方に向けて搬送するものである。この第2スクリュ要素の後端部は、連係手段を介して第1スクリュ要素の前端部に連係されている。
このような硬貨収納装置では、第2スクリュ要素において第2刃部により構成されるピッチ間に第1スクリュ要素から搬送された硬貨を1枚ずつ収納しており、出金指令が与えられた場合に、第2スクリュ要素が回転することで収納する硬貨を払い出すようにしている。
特開2017-72948号公報
ところで、上述した硬貨収納装置では、収納庫に収納される硬貨の大部分は、スクリュ型搬送部材(第1スクリュ要素)の上部に堆積されることとなる。そのため、一部の硬貨が収納庫の一方の側壁部分に起立姿勢で収納されてしまうと、かかる硬貨と他方の側壁部分との間で硬貨が跨った状態で堆積してしまういわゆるブリッジと称される現象が生ずることがあった。
このようなブリッジが生じてしまうと、スクリュ型搬送部材が軸部の中心軸回りに回転しても刃部(第1刃部)が硬貨に接することができず、収納庫において硬貨詰まりが発生してしまい、結果的に収納された硬貨を出金することができない虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、収納庫における硬貨詰まりの発生を防止することができる硬貨収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る硬貨収納装置は、金種別に硬貨を収納する収納庫と、前記収納庫毎に設置され、長尺状の軸部の外周面に径外方向に突出する刃部が螺旋状に設けられるとともに該軸部の中心軸回りに一方向に回転することにより硬貨を前方に向けて搬送するスクリュ型搬送部材とを備えた硬貨収納装置において、前記スクリュ型搬送部材は、前記軸部の中心軸回りに回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させる作用部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記作用部は、前記スクリュ型搬送部材が前記軸部の中心軸回りに他方向に回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記作用部は、前記軸部の外周面に対して該軸部の長手方向に直交する方向に突出させて形成されるものであり、前記刃部より径外方向に突出する作用外周面と、前記作用外周面に連続する平面状の作用面とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記作用面は、前記軸部の接線を含む平面であることを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記作用部は、前記軸部の外周面に対して該軸部の長手方向に直交する方向に突出させて形成されるものであり、前記刃部より径外方向に突出する作用外周面と、前記作用外周面に連続する曲面状の作用面とを備え、前記作用面は、前記軸部の接線を含む後端部分から前方に向かうにつれて前記一方向に捻れる態様で形成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記作用面は、前端部分が前記刃部の後端部分よりも前記他方向に配置されるよう形成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記作用部は、前記軸部における後端部に形成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記収納庫の前記スクリュ型搬送部材の両側域において前記刃部に噛合した状態で設置され、かつ該スクリュ型搬送部材が前記軸部の中心軸回りに回転する場合に該スクリュ型搬送部材の回転に追従して自身の中心軸回りに回転する補助スクリュ部材を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨収納装置において、前記補助スクリュ部材が前記スクリュ型搬送部材から離脱することを規制する規制ガイドを備え、一方の前記補助スクリュ部材の規制ガイドは、他方の前記補助スクリュ部材の規制ガイドが配置されていない個所に対向する態様で配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、スクリュ型搬送部材の作用部が、該スクリュ型搬送部材が軸部の中心軸回りに回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させるので、いわゆるブリッジを解消させることができ、これにより、収納庫における硬貨詰まりの発生を防止することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨収納装置が適用された硬貨処理機の内部構造を示す斜視図である。 図2は、図1に示した硬貨収納装置を示す斜視図である。 図3は、図1に示した硬貨収納装置の要部を示す平面図である。 図4は、図2及び図3に示した最も右方に位置する収納庫の要部を示す平面図である。 図5は、図4に示したスクリュ型搬送部材を示す斜視図である。 図6は、図5に示したスクリュ型搬送部材の縦断面図である。 図7は、図5に示したスクリュ型搬送部材の要部を拡大して示す斜視図である。 図8は、図5に示したスクリュ型搬送部材の要部を拡大して示す縦断面図である。 図9は、図5に示した搬送基部を示す斜視図である。 図10は、図4に示したスクリュ型搬送部材を示す斜視図である。 図11は、図4に示した収納庫の要部を正面から見た場合を示す正面図である。 図12は、図3に示した硬貨収納装置の要部を拡大して示す平面図である。 図13は、本発明の実施の形態である硬貨収納装置の特徴的な制御系を示す模式図である。 図14は、図13に示した収納制御部が実施するスクリュ搬送制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図15は、スクリュ型搬送部材の後端領域における搬送基部の作用を説明するための説明図である。 図16は、スクリュ型搬送部材の後端領域における搬送基部の作用を説明するための説明図である。 図17は、図5に示したスクリュ型搬送部材の変形例を示す斜視図である。 図18は、図17に示した搬送基部を示す斜視図である。 図19は、図17に示した搬送基部を示す正面図である。 図20は、図17に示したスクリュ型搬送部材の要部を拡大して示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る硬貨収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨収納装置が適用された硬貨処理機の内部構造を示す斜視図である。ここで例示する硬貨処理機1は、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において釣銭機として適用されるものであり、硬貨分離装置2、硬貨検銭装置3、硬貨搬送装置4及び硬貨収納装置10を備えて構成してある。
硬貨分離装置2は、入金口1aを通じて入金された硬貨を1枚ずつ分離させた状態で供給するものである。硬貨検銭装置3は、硬貨分離装置2から供給された硬貨の真偽及び金種を鑑別し、正貨を硬貨搬送装置4に供給するものである。硬貨搬送装置4は、硬貨検銭装置3から供給された硬貨(正貨)を搬送経路に沿って搬送し、金種毎に振り分けて硬貨収納装置10に供給するものである。硬貨収納装置10は、金種毎に硬貨を収納しつつ、出金指令に応じて硬貨を出金口1bに払い出すものである。
以下においては、本発明の特徴部分である硬貨収納装置10について説明する。図2及び図3は、それぞれ図1に示した硬貨収納装置10を示すもので、図2は斜視図、図3は要部を示す平面図である。
これら図2及び図3に示すように、硬貨収納装置10は、複数(図示の例では6つ)の収納庫11が左右に並ぶように設けられて構成してある。すなわち、硬貨収納装置10は、例えば50円硬貨、5円硬貨、500円硬貨、100円硬貨、1円硬貨及び10円硬貨を収納する収納庫11が左方から順に並ぶように設けられて構成してある。この硬貨収納装置10を構成する収納庫11は、それぞれ左右方向の長さが異なるだけで構成は同一である。従って、以下においては、最も右方に位置する収納庫11について説明し、その他の収納庫11の説明を割愛する。
図4は、図2及び図3に示した最も右方に位置する収納庫11の要部を示す平面図である。この図4にも示すように、収納庫11においては、左右一対の収納ガイド12の間に、スクリュ型搬送部材20と、複数の補助スクリュ部材30とを備えている。
スクリュ型搬送部材20は、前後方向が長手方向となる長尺状のものであり、図5に示すように、搬送部21と搬送基部22とを備えて構成してある。
搬送部21は、前後方向に沿って延在する搬送軸部21aの外周面に径外方向に向けて突出する刃部21bが螺旋状に設けられて構成してある。このような搬送部21は、複数の搬送要素部211が連結されることにより構成してある。より詳細には、搬送部21は、図6に示すように、芯材23に貫通される態様で前後長さが刃部21bの1ピッチ以下となる大きさの搬送要素部211を互いに連結することにより構成してあり、搬送要素部211に設けられた刃部要素部211bを連結することにより刃部21bが形成されている。搬送要素部211同士は、一方の搬送要素部211に形成された連結凸部211cが他方の搬送要素部211の連結凹部211dに進入することで連結されている。
ここで、刃部21bにより構成される1ピッチであるが、本実施の形態では、スクリュ型搬送部材20を上方等の一方向から見た場合に、互いに隣り合う刃部21bの間をいい、硬貨が複数入らない大きさとしてある。
上記搬送部21において、刃部21bを形成する刃部要素部211bと刃部要素部211bとの境界部分では、図7に示すように、後方側の刃部要素部211bの前面が前方側の刃部要素部211bの前面よりも前方に突出する態様で前方側段差212が形成してある。また、前方側の刃部要素部211bの後面が後方側の刃部要素部211bの後面よりも後方に突出する態様で後方側段差213が形成してある。
そして、上記搬送部21においては、図8に示すように、刃部21b(刃部要素部211b)の断面形状は、搬送軸部21aから離隔する先端に向かうにつれてその前後方向の幅が大きくなるように形成してある。
搬送基部22は、搬送部21の後端側に設けてある。この搬送基部22は、搬送部21の中心軸を構成する芯材23に挿通されるとともに、最も後端に位置する搬送要素部211の係合凸部211eが搬送基部22の係合凹部22aに進入することで搬送部21に係合してスクリュ型搬送部材20を構成している。すなわち、搬送基部22は、搬送部21とともに芯材23を共通の中心軸とし、該搬送部21と一体的に回転可能である。
このような搬送基部22は、図9に示すように、基端軸部221と作用部222とを備えている。基端軸部221は、搬送基部22が搬送部21に係合する場合に、該搬送部21の搬送軸部21aとともにスクリュ型搬送部材20の軸部20aを構成するもので、前後方向に沿って延在している。この基端軸部221は、搬送軸部21aと同一の外径を有している。
作用部222は、基端軸部221の外周面に対して該基端軸部221の長手方向(前後方向)に直交する方向に放射状に形成されるものである。この作用部222は、図10にも示すように、刃部21bより径外方向に突出する作用外周面222aと、作用外周面222aに連続する平面状の作用面222bとを有している。この作用面222bは、基端軸部221(軸部20a)の接線を含む平面である。
このような搬送部21と搬送基部22とが係合されて構成されるスクリュ型搬送部材20は、後端部である搬送基部22が図示せぬ連結手段を介してモータ24に連結してある。モータ24は、後述する収納制御部50から与えられる指令に応じて駆動するもので、正逆可能なものである。ここでモータ24が正転駆動する場合には、スクリュ型搬送部材20は、軸部20a(搬送軸部21a及び基端軸部221)の中心軸回りに一方向(例えば後方から見て反時計回りの方向)に回転し、硬貨を前方に向けて搬送する一方、モータ24が逆転駆動する場合には、スクリュ型搬送部材20は、軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に回転し、硬貨を後方に向けて搬送するものである。
このようなスクリュ型搬送部材20は、リバースローラ25(図3及び図4参照)の後方となる後端領域において、硬貨を積み重ねた状態で収納する一方、該リバースローラ25の前方となる前端領域において、刃部21bにより構成されるピッチ間に硬貨を1枚ずつ収納させるものである。
リバースローラ25は、各収納庫11を跨る態様で左右方向に沿って延在しており、自身の中心軸回りに回転可能なものである。このようなリバースローラ25は、上記モータ24に連係ユニット26(図3参照)を介して連係しており、モータ24の駆動により回転するものである。かかるリバースローラ25は、中心軸回りに回転することで、スクリュ型搬送部材20により前方に向けて搬送される硬貨に当接して、刃部21bにより構成されるピッチ間に硬貨を1枚ずつ収納させるものである。
複数の補助スクリュ部材30は、図4に示したように、リバースローラ25の後方となる後端領域において、スクリュ型搬送部材20の左右両側域に左右一対となる態様で設けてある。これら補助スクリュ部材30は、螺旋状に巻回されて構成してあり、図11に示すように、その中心軸がスクリュ型搬送部材20の中心軸よりも上方側に位置する態様で、刃部21bに噛合して配置してある。
かかる補助スクリュ部材30は、スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに回転する場合に、その回転に追従して自身の中心軸回りに回転するものである。
このような補助スクリュ部材30の上方域には、規制ガイド31が設けてある。規制ガイド31は、図12に示すように、収納ガイド12よりスクリュ型搬送部材20に向けて突出する態様で形成してあり、補助スクリュ部材30が上方に向けて移動して該スクリュ型搬送部材20から離脱することを規制するものである。
このような規制ガイド31は、次のように配置してある。すなわち、左方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31は、右方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31が配置されていない個所に対向する態様で配置してあり、右方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31は、左方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31が配置されていない個所に対向する態様で配置してある。つまり、一方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31は、他方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31が配置されていない個所に対向する態様で配置してある。
図13は、本発明の実施の形態である硬貨収納装置10の特徴的な制御系を示す模式図である。この図13に示すように、硬貨収納装置10は、上記構成の他、通過センサ41及び収納制御部(制御手段)50を備えている。
通過センサ41は、例えば光センサ等により構成され、図2に示したように収納庫11毎に設けてある。この通過センサ41は、硬貨搬送装置4より対応する収納庫11に供給される硬貨を検出するものであり、その検出結果は、通過信号として収納制御部50に送出するものである。
収納制御部50は、メモリ55に記憶されたプログラムやデータに従って硬貨収納装置10の動作を統括的に制御するものであり、入力処理部51、駆動判定部52及び出力処理部53を備えている。
尚、収納制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。この収納制御部50は、収納庫11毎に個別に制御するものである。
入力処理部51は、通過センサ41から与えられる通過信号を入力するものである。また入力処理部51は、硬貨処理機1の動作を統括的に制御する主制御部42から与えられる指令(例えば出金指令や停止指令等)を入力するものである。
駆動判定部52は、入力処理部51を通じて通過信号を入力した場合に、逆転駆動条件を具備するか否かを判定するものである。ここで逆転駆動条件は、メモリ55に記憶されており、収納庫11に収納される硬貨の枚数が予め決められた枚数(閾値)以上となることである。すなわち、駆動判定部52は、前回出金してから収納庫11に残存する硬貨の枚数に該収納庫11に供給される硬貨の枚数を加算し、その合計枚数が閾値以上となる場合に逆転駆動条件を具備するものと判定するものである。
出力処理部53は、モータ24に対して駆動指令(正転駆動指令又は逆転駆動指令)、並びに駆動停止指令(正転駆動停止指令又は逆転駆動停止指令)を送出してモータ24を駆動等を制御するものである。
以上のような構成を有する硬貨収納装置10では、収納制御部50が入力処理部51を通じて主制御部42から与えられた出金指令を入力した場合、出力処理部53を通じてモータ24に正転駆動指令を送出する。これによりスクリュ型搬送部材20は、軸部20a(搬送軸部21a及び基端軸部221)の中心軸回りに一方向(例えば後方から見て反時計回りの方向)に回転する。これにより、スクリュ型搬送部材20の前端領域において、刃部21bにより構成されるピッチ間に1枚ずつ収納された所定枚数の硬貨を前方に向けて搬送して出金搬送部5(図2及び図3参照)に払い出す。これにより、出金搬送部5から出金口1bに硬貨が出金される。かかるモータ24の正転駆動により、スクリュ型搬送部材20の後端領域に堆積した硬貨の一部は、前方に向けて搬送され、リバースローラ25の作用により、スクリュ型搬送部材20の前端領域の刃部21bにより構成されるピッチ間に出金準備金として1枚ずつ収納される。
ところで、入金口1aを通じて複数枚の硬貨が入金された場合、硬貨処理機1においては、硬貨分離装置2で硬貨を1枚ずつ分離させ、硬貨検銭装置3で硬貨分離装置2から供給された硬貨の真偽及び金種を鑑別し、正貨を硬貨搬送装置4に供給する。そして、硬貨搬送装置4では、硬貨検銭装置3から供給された硬貨(正貨)を搬送経路に沿って搬送し、金種毎に振り分けて硬貨収納装置10に供給する。これにより、収納制御部50は、次のようなスクリュ搬送制御処理を実施する。
図14は、図13に示した収納制御部50が実施するスクリュ搬送制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
このスクリュ搬送制御処理において収納制御部50は、入力処理部51を通じて通過信号を入力した場合(ステップS101:Yes)、駆動判定部52を通じて逆転駆動条件を具備するか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、収納制御部50は、駆動判定部52を通じて、前回出金してから該当する収納庫11に残存する硬貨の枚数に供給される硬貨の枚数を加算し、その合計枚数が閾値以上となるか否かを判定する。
逆転駆動条件を具備しないと判定した場合(ステップS102:No)、収納制御部50は、後述する処理を実施することなく手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、スクリュ型搬送部材20の後端領域に硬貨が供給されて収納されていくことになる。
一方、逆転駆動条件を具備すると判定した場合(ステップS102:Yes)、収納制御部50は、出力処理部53を通じてモータ24に逆転駆動指令を送出してモータ24を逆転駆動させる(ステップS103)。
これにより、スクリュ型搬送部材20は、軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に回転し、硬貨を後方に向けて搬送する。このようにスクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに他方向に回転することで、スクリュ型搬送部材20の後端領域に堆積する硬貨も後方に搬送される。
そして、スクリュ型搬送部材20の後端部を構成する搬送基部22には、刃部21bより径外方向に突出する作用外周面222aと、作用外周面222aに連続して基端軸部221(軸部20a)の接線を含む平面である作用面222bとを有する作用部222が設けてあるので、作用面222bと作用外周面222aとが交互に硬貨に接することにより該作用部222が自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることができる。
特に、図15及び図16に示すように、一部の硬貨Cが左方の収納ガイド12に起立姿勢で収納されてしまい、かかる硬貨Cと右方の収納ガイド12との間で硬貨Cが跨った状態で堆積してしまういわゆるブリッジと称される現象が生じたとしても、作用部222が自身の上方に堆積した硬貨Cの重心を周期的に上下動させることで、ブリッジを解消させることができる。
その後、収納制御部50は、入力処理部51を通じて主制御部42から与えられた停止指令を入力した場合(ステップS104:Yes)、出力処理部53を通じてモータ24に逆転駆動停止指令を送出してモータ24の逆転駆動を停止させ(ステップS105)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、収納庫11におけるスクリュ型搬送部材20の後端領域に堆積する硬貨を、該後端領域の全域に亘ってならすことができ、該後端領域の前端側に集中してしまうことを防止することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である硬貨収納装置10によれば、スクリュ型搬送部材20の後端部に設けた作用部222が、該スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに他方向に回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させるので、いわゆるブリッジを解消させることができ、これにより、収納庫11における硬貨詰まりの発生を防止することができる。
上記硬貨収納装置10によれば、収納庫11のスクリュ型搬送部材20の後端領域の左右両側域において刃部21bに噛合する補助スクリュ部材30が、該スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに回転する場合に、その回転に追従して自身の中心軸回りに回転するので、収納庫11を構成する左右一対の収納ガイド12とスクリュ型搬送部材20との間に硬貨が挟まってしまうことを抑制でき、これにより、収納庫11における硬貨詰まりの発生を防止することができる。
上記硬貨収納装置10によれば、補助スクリュ部材30がスクリュ型搬送部材20から離脱することを規制する規制ガイド31を備え、一方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31が、他方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31が配置されていない個所に対向する態様で配置されているので、一方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31と、他方の補助スクリュ部材30の規制ガイド31とに硬貨が跨って配置されることを回避することができる。これにより、スクリュ型搬送部材20の回転により硬貨を搬送することができ、これによっても収納庫11における硬貨詰まりの発生を防止することができる。
上記硬貨収納装置10によれば、スクリュ型搬送部材20を構成する搬送部21は、複数の搬送要素部211が連結して構成してあるので、大きな負荷がかかる搬送要素部211は硬度の高い材料で成形し、その他の搬送要素部211はその他の材料で成形することができる。すなわち、例えばリバースローラ25の下方域の搬送要素部211は金属材料で成形し、その他の搬送要素部211は樹脂材料で成形することができる。これにより、スクリュ型搬送部材の全体を金属材料で成形する場合に比して、スクリュ型搬送部材20の軽量化を図ることができる。
しかも、搬送部21において、刃部21bを形成する刃部要素部211bと刃部要素部211bとの境界部分では、後方側の刃部要素部211bの前面が前方側の刃部要素部211bの前面よりも前方に突出する態様で前方側段差212が形成してあるので、スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに一方向に回転する場合に、上記境界部分で硬貨が引っ掛かることを抑制し、該硬貨を前方に良好に搬送することができる。また、前方側の刃部要素部211bの後面が後方側の刃部要素部211bの後面よりも後方に突出する態様で後方側段差213が形成してあるので、スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに他方向に回転する場合に、上記境界部分で硬貨が引っ掛かることを抑制し、該硬貨を後方に良好に搬送することができる。
更に搬送部21においては、刃部21b(刃部要素部211b)の断面形状が、搬送軸部21aから離隔する先端に向かうにつれてその前後方向の幅が大きくなるように形成してあるので、スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに一方向に回転する場合に、刃部21bの先端や、搬送軸部21aより上方に位置する部分の全面で硬貨に接触することができ、硬貨を良好に搬送することができる。
図17は、図5に示したスクリュ型搬送部材20の変形例を示す斜視図である。尚、上述したスクリュ型搬送部材20と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
ここで例示するスクリュ型搬送部材20′は、前後方向が長手方向となる長尺状のものであり、搬送部21と搬送基部22′とを備えて構成してある。
搬送基部22′は、搬送部21の後端側に設けてある。この搬送基部22′は、搬送部21の中心軸を構成する芯材23に挿通されるとともに、最も後端に位置する搬送要素部211の係合凸部211eが搬送基部22′の係合凹部22aに進入することで搬送部21に係合してスクリュ型搬送部材20′を構成している。すなわち、搬送基部22′は、搬送部21とともに芯材23を共通の中心軸とし、該搬送部21と一体的に回転可能である。
このような搬送基部22′は、図18に示すように、基端軸部221と作用部223とを備えている。基端軸部221は、搬送基部22′が搬送部21に係合する場合に、該搬送部21の搬送軸部21aとともにスクリュ型搬送部材20′の軸部20aを構成するもので、前後方向に沿って延在している。この基端軸部221は、搬送軸部21aと同一の外径を有している。
作用部223は、基端軸部221の外周面に対して該基端軸部221の長手方向(前後方向)に直交する方向に放射状に形成されるものである。この作用部223は、刃部21bより径外方向に突出する作用外周面223aと、作用外周面223aに連続する曲面状の作用面223bとを有している。
かかる作用面223bは、図19に示すように、基端軸部221の接線を含む後端部分223b1から前方に向かうにつれて基端軸部221(軸部20a)の中心軸回りに一方向(例えば後方から見て反時計回りの方向)に捻れる態様で形成してある。この作用面223bにおける後端部分223b1と前端部分223b2との成す角は、前方から見た場合に例えば25°~45°とされている。また前端部分223b2は、図20に示すように、刃部21b(刃部要素部211b)の後端部分21b1よりも軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に配置されるよう形成してある。
このような搬送部21と搬送基部22′とが係合されて構成されるスクリュ型搬送部材20′は、後端部である搬送基部22′が図示せぬ連結手段を介してモータ24に連結してある。モータ24が正転駆動する場合には、スクリュ型搬送部材20′は、軸部20a(搬送軸部21a及び基端軸部221)の中心軸回りに一方向(例えば後方から見て反時計回りの方向)に回転し、硬貨を前方に向けて搬送する一方、モータ24が逆転駆動する場合には、スクリュ型搬送部材20′は、軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に回転し、硬貨を後方に向けて搬送するものである。
このような構成によれば、スクリュ型搬送部材20′が軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に回転する場合において、作用面223bと作用外周面223aとが交互に硬貨に接することにより該作用部223が自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることができる。
特に、一部の硬貨が一方の収納ガイド12に起立姿勢で収納されてしまい、かかる硬貨と他方の収納ガイド12との間で硬貨が跨った状態で堆積してしまういわゆるブリッジと称される現象が生じたとしても、作用部223が自身の上方に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることで、ブリッジを解消させることができる。これにより、収納庫11における硬貨詰まりの発生を防止することができる。
また作用面223bが、基端軸部221の接線を含む後端部分223b1から前方に向かうにつれて基端軸部221(軸部20a)の中心軸回りに一方向(例えば後方から見て反時計回りの方向)に捻れる態様で曲面状に形成してあるので、スクリュ型搬送部材20′が軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に回転する場合に、硬貨を上下動させながら前方に変位させることができ、これにより硬貨が作用面223bに引っ掛かってロックしてしまうことを防止することができる。これによっても収納庫11における硬貨詰まりの発生を防止することができる。更に、前端部分223b2が刃部21b(刃部要素部211b)の後端部分21b1よりも軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に配置されるよう形成されているので、スクリュ型搬送部材20′が軸部20aの中心軸回りに他方向(例えば後方から見て時計回りの方向)に回転する場合に、作用面223bが刃部21bよりも確実に硬貨に接することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態及び変形例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、作用部222は、スクリュ型搬送部材20が軸部20aの中心軸回りに他方向に回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させていたが、本発明においては、作用部は、スクリュ型搬送部材が軸部の中心軸回りに回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることができればよい。
上述した実施の形態では、作用部222は、刃部21bより径外方向に突出する作用外周面222aと、作用外周面222aに連続して基端軸部221(軸部20a)の接線を含む平面である作用面222bとを有していたが、本発明においては、作用部は、スクリュ型搬送部材が軸部の中心軸回りに回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることができれば、その形態は特に限定されるものではない。
上述した実施の形態では、駆動判定部52が判定する逆転駆動条件は、収納庫11に収納される硬貨の枚数が予め決められた枚数(閾値)以上であるとして説明したが、本発明では、これに限られず、収納庫に対して連続して供給される硬貨の枚数が予め設定された枚数以上となることを逆転駆動条件としてもよい。
10 硬貨収納装置
11 収納庫
12 収納ガイド
20 スクリュ型搬送部材
20a 軸部
21 搬送部
21a 搬送軸部
21b 刃部
211 搬送要素部
211b 刃部要素部
22 搬送基部
221 基端軸部
222 作用部
23 芯材
222a 作用外周面
222b 作用面
24 モータ
25 リバースローラ
30 補助スクリュ部材
31 規制ガイド
41 通過センサ
42 主制御部
50 収納制御部
55 メモリ

Claims (9)

  1. 金種別に硬貨を収納する収納庫と、
    前記収納庫毎に設置され、長尺状の軸部の外周面に径外方向に突出する刃部が螺旋状に設けられるとともに該軸部の中心軸回りに一方向に回転することにより硬貨を前方に向けて搬送するスクリュ型搬送部材と
    を備えた硬貨収納装置において、
    前記スクリュ型搬送部材は、前記軸部の中心軸回りに回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させる作用部を備えたことを特徴とする硬貨収納装置。
  2. 前記作用部は、前記スクリュ型搬送部材が前記軸部の中心軸回りに他方向に回転する場合に、自身の上方域に堆積した硬貨の重心を周期的に上下動させることを特徴とする請求項1に記載の硬貨収納装置。
  3. 前記作用部は、前記軸部の外周面に対して該軸部の長手方向に直交する方向に突出させて形成されるものであり、
    前記刃部より径外方向に突出する作用外周面と、
    前記作用外周面に連続する平面状の作用面と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の硬貨収納装置。
  4. 前記作用面は、前記軸部の接線を含む平面であることを特徴とする請求項3に記載の硬貨収納装置。
  5. 前記作用部は、前記軸部の外周面に対して該軸部の長手方向に直交する方向に突出させて形成されるものであり、
    前記刃部より径外方向に突出する作用外周面と、
    前記作用外周面に連続する曲面状の作用面と
    を備え、
    前記作用面は、前記軸部の接線を含む後端部分から前方に向かうにつれて前記一方向に捻れる態様で形成されたことを特徴とする請求項2に記載の硬貨収納装置。
  6. 前記作用面は、前端部分が前記刃部の後端部分よりも前記他方向に配置されるよう形成されたことを特徴とする請求項5に記載の硬貨収納装置。
  7. 前記作用部は、前記軸部における後端部に形成されたことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の硬貨収納装置。
  8. 前記収納庫の前記スクリュ型搬送部材の両側域において前記刃部に噛合した状態で設置され、かつ該スクリュ型搬送部材が前記軸部の中心軸回りに回転する場合に該スクリュ型搬送部材の回転に追従して自身の中心軸回りに回転する補助スクリュ部材を備えたことを特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の硬貨収納装置。
  9. 前記補助スクリュ部材が前記スクリュ型搬送部材から離脱することを規制する規制ガイドを備え、
    一方の前記補助スクリュ部材の規制ガイドは、他方の前記補助スクリュ部材の規制ガイドが配置されていない個所に対向する態様で配置されたことを特徴とする請求項8に記載の硬貨収納装置。
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