JP7530605B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents
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Description
(構成)
以下、本発明の一実施形態による再勘処理について、図1~図13を参照して説明する。図1は、紙幣および硬貨等を取り扱う出納機を示している。この出納機は、銀行等の金融機関の店舗に設置されて店舗全体の貨幣処理を管理するものである。出納機は、例えば、大口顧客に対する係員による入金、出金等の取引処理、係員による渉外先への持ち出し金の出金処理や、渉外先からの持ち帰り金の入金処理、さらには、営業終了後の金融機関店舗全体での入出金状況の締め上げ管理等を行うものである。出納機は、紙幣についての入出金処理等を行う本実施形態に係る紙幣処理装置11と、紙幣の特に新券についての出金処理等を行う新券処理装置12と、硬貨についての入出金処理等を行う硬貨処理装置13とが左右に並設されて構成されており、硬貨処理装置13の上部に、操作者によって操作入力がなされる操作部14と、操作者に対して表示を行う表示部15とが設けられている。
図3の太線は、操作部14へ入力された再勘処理の実行を指示する操作に基づいて、金種別カセット35~37および混合カセット38に収納されている紙幣を自己精査(紙幣の金種を識別し、金種別に枚数を数える)する再勘処理の往路ルートを示している。つまり、再勘処理では、図3に太実線で示すように、金種別カセット35~37および混合カセット38のうちの設定された一つに収納されている紙幣を上端のものから繰出部35a~38aの対応するものが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、搬送路41D~41Kの対応するものと、搬送路41B,41Aとで識別部28に搬送し、識別部28で識別計数しつつ、搬送路41M,41L,41B,41Cを介してプールカセット39に搬送する。そして、金種別カセット35~37および混合カセット38のうちの設定された一つに収納されていた紙幣をすべて繰り出して、プールカセット39に搬送する。なお、この搬送中、識別部28で重送等と識別した紙幣については、図3に太破線で示すように、搬送路41A,41Q,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27に収納する。この搬送動作や識別部28は、制御部50によって制御される。識別部28による識別計数された値は、制御部50へ通知され、制御部50はこの値を記憶部51に記録する。
図4の太線は、上記した再勘処理の復路ルートを示している。上記したようにプールカセット39に一旦移した紙幣を、図4に太実線で示すように、搬送路41C,41B,41L,41M,41Aによって、識別部28に搬送し、識別部28で識別計数するとともに、識別部28の識別結果に基づいて、搬送路41B,41D~41Kの対応するものを介して、金種別カセット35~37および混合カセット38の対応する金種のものに収納する。なお、この搬送中、識別部28で重送等と識別した紙幣については、図9に太破線で示すように、搬送路41B,41N,41O,41M,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27に収納する。この搬送動作や識別部28による識別計数、適切なカセットへの紙幣の収納などは、制御部50によって制御される。識別部28による識別計数された値は、制御部50へ通知され、制御部50はこの値を記憶部51に記録する。
次に再勘処理の動作について説明する。本実施形態に係る再勘処理では、再勘処理開始後の途中停止を防ぐために、(A)事前に金種別カセット35~37および混合カセット38の空き容量をチェックし、空き容量が十分ではない場合、紙幣を回収するよう操作者へ促し、空き容量を確保してから再勘処理を開始する。(B)また、再勘処理では、最初に金種別カセット35~37、次に混合カセット38の順に紙幣を搬送して紙幣の識別計数を行う。
まず、図5~図8を参照して(A)事前チェックの処理について説明する。図5に再勘処理前の金種別カセット35~37、混合カセット38およびプールカセット39における紙幣の収納状態の一例を示す。図5のフル枚数TH2は、各カセットの最大収納可能枚数を示している。金種別カセット35~37、混合カセット38およびプールカセット39の容量は異なっている場合があるが、便宜上、ここでは、全カセットの容量は同じ、つまり、フル枚数TH2が同一であるとする。再勘処理中に、あるカセットへ収納しようとする紙幣の枚数が、フル枚数TH2を超過すると、オーバーフローが発生する。オーバーフローが発生すると再勘処理は途中停止する。また、カセットに収納されている枚数がフル枚数TH2未満であったとしても、紙幣の集積状態や紙幣のカールやV折れ等の癖状態によってはオーバーフローが発生する。このような場合にも再勘処理は途中停止する。再勘処理の途中停止を防止するために、本実施形態では、再勘可能在高TH1を設定する。図5の再勘可能在高TH1は、再勘処理の実行可否、換言すれば、再勘処理中のオーバーフローの発生の有無を判定するための閾値である。再勘可能在高TH1には、再勘処理前に各カセットに収納されている紙幣の枚数に関して、再勘処理中にオーバーフローが生じないような値が設定される。例えば、本実施形態の再勘処理では、一旦プールカセット39に再勘対象の紙幣を収納するが、このときにカールした紙幣や折れ癖等の有る紙幣のプールカセット39での集積状況によっては、プールカセット39の満杯枚数が、フル枚数TH2よりも少なくなってしまう可能性がある。再勘可能在高TH1には、このような悪条件でも収納を保証することができる紙幣の限度枚数が実験データなどに基づいて設定される。再勘可能在高TH1の設定値は、記憶部51に記録される。
なお、入金時に識別部28によって各種紙幣の識別計数が行われており、記憶部51には、各カセット35~39に収納されている紙幣の枚数が記録されている。例えば、金種別カセット35には千円券が2200枚、金種別カセット36には万円券が1100枚、金種別カセット37には五千円券が2200枚、混合カセット38にはオーバーフロー紙幣などが1300枚、プールカセット39には紙幣が0枚収納されているとする。
(A-1)2000枚(再勘可能在高TH1)>1300枚(混合カセット38)のため再勘処理の実行は可能。
(A-2)2000枚(再勘可能在高TH1)>1300枚(混合カセット38)+200枚(金種別カセット35の余剰枚数)+200枚(金種別カセット37の余剰枚数)のため再勘処理の実行は可能。
制御部50は、(A-1)と(A-2)の何れの判定でも再勘処理が不可と判定されなかったため、再勘処理を開始する。再勘処理の方法については後述する。
図6に、(A-1)について、混合カセット38に収納された紙幣が再勘可能在高TH1を上回る場合の例を示す。混合カセット38の収納枚数は2100枚、再勘可能在高TH1は2000枚のため、制御部50は、(A-1)の判定において再勘処理は不可と判定する。この場合、制御部50は、混合カセット38からの紙幣回収を操作者へ促す。
(A)の事前チェックにて、再勘処理が可能と判定されると、制御部50は、再勘処理を開始する。再勘処理の動作について、図9~図12を参照して説明する。まず、制御部50は、金種別カセット35~37の余剰分の紙幣を混合カセット38へ搬送する。余剰分の紙幣とは、金種別カセット35~37および混合カセット38に収納されている紙幣のうち、再勘可能在高TH1を超える分の紙幣である。例えば、金種別カセット35に2200枚の千円券が収納されていて、再勘可能在高TH1が2000枚に設定されている場合、金種別カセット35の余剰紙幣は200枚である。制御部50は、余剰分の千円券200枚をプールカセット39経由で混合カセット38へ搬送する。図3等に示す構成では、金種別カセット35~37から混合カセット38へ直接紙幣を搬送することができない為、図9(a)に示すように、まず、金種別カセット35~37から余剰分をプールカセット39へ移動させる。その後、図9(b)に示すように、プールカセット39から混合カセット38へ余剰分の紙幣を搬送する。例えば、制御部50は、繰出部35a等を制御して、余剰分の千円券を、図3に太線で示すルート(搬送路41E、41D、41B、41A、41M、41L、41B、41C)によってプールカセット39へ搬送し、図4に太線で示すルート(搬送路41C、41B、41L、41M、41A、41B、41J、41K)によって、プールカセット39から混合カセット38へ搬送する。同様に制御部50は、繰出部37a等を制御して、金種別カセット37の余剰分の五千円券をプールカセット39経由で混合カセット38へ搬送する。搬送の順番は、金種別カセット35の余剰紙幣をプールカセット39経由で混合カセット38へ搬送してから金種別カセット37の余剰紙幣をプールカセット39経由で混合カセット38へ搬送してもよいし、金種別カセット35、37の余剰紙幣をプールカセット39へ搬送し、その後、プールカセット39の紙幣を混合カセット38へ搬送してもよい。この間、往路のルートと復路のルートの少なくとも一方(両方でもよい。)で、識別部28は、搬送された紙幣の識別計数を行い、その結果を、制御部50へ通知する。制御部50は、混合カセット38へ搬送された紙幣の識別計数の結果を記憶部51に記録する。なお、(A-2)の判定を通過している為、この搬送動作において、混合カセット38やプールカセット39でオーバーフローが検知されることは無い。
図13を参照して、本実施形態に係る再勘処理の流れを説明する。
図13は、実施形態に係る再勘処理の一例を示すフローチャートである。
記憶部51には、金種別カセット35~37、混合カセット38およびプールカセット39に収納されている紙幣の収納枚数、再勘可能在高TH1、フル枚数TH2の各値が記録されている。カセットの満杯状態の検知については、フル枚数TH2による判定ではなく、金種別カセット35~37、混合カセット38に紙幣の満杯状態を検知するセンサを設け、制御部50は、このセンサによって、各カセットが満杯状態かどうかを検知してもよい。
以上説明したように本実施形態の貨幣処理装置(紙幣処理装置11)によれば、(A)事前チェックにより、再勘処理を途中停止せざるを得ないリスクがある場合には、そのリスクを事前に検知し、紙幣の機外への回収によって再勘処理を途中で停止せざるを得ない状況を回避することができる。具体的には、金種別カセット35~37の余剰分の紙幣を、混合カセット38に搬送したときに、混合カセット38が満杯となってしまい、再勘動作を停止せざるをえない状況を回避することができる。金種別カセット35~37、混合カセット38の紙幣の再勘処理中に往路動作でプールカセット39が満杯となってしまい、再勘動作を停止せざるをえない状況を回避することができる。また、復路動作で金種別カセット35~37が満杯になったとしても、満杯を超えた分は混合カセット38に収納先を切り換えれば良いので、再勘処理の途中停止を防止することができる。これにより、再勘処理を開始した後に、再勘処理を継続できないことが判明し、再勘処理を途中停止し、必要とする処置(金種別カセットの紙幣の一部を機外へ回収して収納枚数を減らす)を行った後に再度、再勘処理をやり直すといった煩雑な作業から解放される。
上記の実施形態では、紙幣処理装置11が、混合カセット38を備える構成としたが、例えば、釣銭機等のように混合カセット38を備えないカセット構成でも、上記の再勘処理を適用することが可能である。この場合、オーバーフロー分の紙幣の行き先が無くなるので、「再勘可能在高TH1<金種別カセット内の紙幣の枚数」を(A)事前チェックにおける再勘不可条件とする。再勘処理開始前に、金種別カセットに収納された紙幣の枚数と再勘可能在高TH1を比較して、金種別カセットに収納された紙幣の枚数の方が多い場合には、金種別カセットの紙幣を所定枚数分、機外へ回収する旨の表示を行う。そして、操作者が、金種別カセット35~37から必要な量の紙幣の回収を行うと、再勘処理の開始が可能となる。
上記の実施形態では、金種別カセット35~37、混合カセット38、プールカセット39の容量が同一であるとしたが、各カセットの容量は同一でなく、大小異なるカセットであっても良い。その場合は、各カセットの大きさに応じて、個別に再勘可能在高TH1を設定する。また、例えば、両替機のように、万円紙幣の金種別カセットには官封券(新券)をセットする仕様であっても、再勘可能在高TH1が個別に設定できるので、官封券(新券)は流通券よりも紙幣の厚みが薄くて満杯容量が多くなるが、それに応じて、例えば、流通券を収納する場合よりも大きな値を再勘可能在高TH1に設定しておくことで対応することができる。また、例えば、混合カセット38やプールカセット39の容量が少なければ、それらの容量に応じた再勘可能在高TH1を設定し、金種別カセット35~37においても、この再勘可能在高TH1に基づいて(A)事前チェックを行うことで、再勘処理の途中停止を防止することができる。
上記の実施形態では、搬送路41の構造上、金種別カセット35~37からプールカセット39への搬送は可能であるが、金種別カセット35~37から混合カセット38へ直接紙幣を搬送することができない。金種別カセット35~37から混合カセット38への搬送が可能な搬送路の構造とすることにより、金種別カセット35~37の余剰分の紙幣を直接、混合カセット38に搬送するようにしてもよい。例えば、搬送路41Bを介して、プールカセット39と混合カセット38とを行き来できる構成とし、完全周回状搬送路(各カセットから搬送路41Bへは、時計廻りでも反時計廻りでも搬送可能に出し入れできる)とすることで、プールカセット39を経由せずに、ステップS18の動作において、金種別カセット35~37から混合カセット38へ紙幣を移動させるようにしてもよい。
以上の実施例では、バラ紙幣を処理する場合について説明したが、これに限定されず、硬貨、紙幣束、硬貨棒金に対する再勘処理に対しても、本実施形態の制御を適用することができる。
12 新券処理装置
13 硬貨処理装置
14 操作部
15 表示部
35~37 金種別カセット
38 混合カセット
39 プールカセット
41 搬送路
45 本体
46 引出体
50 制御部
51 記憶部
Claims (6)
- 貨幣を識別して計数する識別部と、
前記識別部にて計数した貨幣を保留すると共に繰り出し可能なプールカセットと、
貨幣を収納すると共に繰り出し可能な金種別カセットと、
前記金種別カセットに収納しない少なくとも損券貨幣及びオーバーフロー貨幣の何れか一方を収納すると共に繰り出し可能な混合カセットと、
前記金種別カセットまたは前記混合カセットに収納された全ての貨幣を繰り出して前記プールカセットに保留した後、当該プールカセットに保留した貨幣を全て繰り出して前記金種別カセット及びまたは混合カセットへ収納する過程において前記識別部で前記全ての貨幣を識別して計数する再勘処理を実行する再勘手段と、
前記金種別カセット及び前記混合カセットから繰り出されて前記プールカセットに収納される貨幣の限度枚数を前記貨幣の収納を保証するように設定した値である再勘可能在高と、
前記再勘可能在高に基づいて、前記再勘手段による再勘処理の実行可否の判定を行う事前チェック手段と、
を備え、
前記事前チェック手段により、再勘処理が実行可能と判定されると、前記再勘手段によって前記再勘処理を開始する前に、さらに、前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数と前記再勘可能在高を比較して前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数の方が多い場合には、まず前記金種別カセットに収納された貨幣の一部を繰り出して前記プールカセットに保留した後、当該プールカセットに保留した貨幣を全て繰り出して前記混合カセットへ収納した後、最初に前記金種別カセット、次に混合カセットの順に一つずつ前記再勘処理を行うこと、
を特徴とする貨幣処理装置。 - 前記事前チェック手段により、再勘処理が実行可能と判定されると、前記再勘手段によって前記再勘処理を開始する前に、さらに、前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数と前記再勘可能在高を比較して前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数の方が多くないとき、前記金種別カセットに収納された貨幣の一部を繰り出すことなく、直ちに、最初に前記金種別カセット、次に混合カセットの順に一つずつ前記再勘処理を行うこと、
を特徴とする請求項1に記載の貨幣処理装置。 - 前記事前チェック手段は、混合カセットに収納された貨幣の枚数が、前記再勘可能在高と超えず、且つ、前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数が前記再勘可能在高を超える余剰分の貨幣の枚数の合計と、前記混合カセットに収納された貨幣の枚数と、を合計した総枚数が、前記再勘可能在高を超えないとき、前記再勘処理を実行可能と判定すること、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の貨幣処理装置。 - さらに、前記金種別カセットの貨幣満杯状態を検知する満杯検知手段を備え、
前記再勘手段による前記再勘処理は、最初に金種別カセットに対して行われて最後に混合カセットに対して行われ、前記金種別カセットの前記再勘処理において前記プールカセットに保留した貨幣を全て繰り出して前記金種別カセットに収納する際に、前記満杯検知手段が前記金種別カセットの満杯を検知すると、前記再勘手段は、前記プールカセットに保留した残りの貨幣の収納先を全て前記混合カセットへ切り換えること、
を特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の貨幣処理装置。 - 前記金種別カセットは複数備えられ、前記再勘可能在高も前記金種別カセット毎に個別に設定されていること、
を特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の貨幣処理装置。 - 貨幣を識別して計数する識別部と、
前記識別部にて計数した貨幣を保留すると共に繰り出し可能なプールカセットと、
貨幣を収納すると共に繰り出し可能な金種別カセットと、
前記金種別カセットに収納しない少なくとも損券貨幣及びオーバーフロー貨幣の何れか一方を収納すると共に繰り出し可能な混合カセットと、
前記金種別カセットに収納された貨幣を全て繰り出して前記プールカセットへ収納した後、再度繰り出した金種別カセットに収納し直す過程において前記識別部で該全ての貨幣を識別して計数する再勘処理を実行する再勘手段と、
前記金種別カセット及び前記混合カセットから繰り出されて前記プールカセットに収納される貨幣の限度枚数を前記貨幣の収納を保証するように設定した値である再勘可能在高と、
前記再勘可能在高に基づいて、前記再勘手段による再勘処理の実行可否の判定を行う事前チェック手段と、
を備え、
前記事前チェック手段により、再勘処理が実行可能と判定されると、前記再勘手段によって前記再勘処理を開始する前に、さらに、前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数と前記再勘可能在高を比較して前記金種別カセットに収納された貨幣の枚数の方が多い場合には、まず前記金種別カセットに収納された貨幣の一部を繰り出して前記混合カセットへ収納した後、最初に前記金種別カセット、次に混合カセットの順に一つずつ前記再勘処理を行うこと、
を特徴とする貨幣処理装置。
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