JP7085917B2 - 電動機用のコイル装置およびコイル装置のためのケーシングモジュールセット - Google Patents

電動機用のコイル装置およびコイル装置のためのケーシングモジュールセット Download PDF

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Description

本明細書は、所定数の個別コイルおよび所定数のケーシングモジュールを備える電動機用のコイル装置に関する。さらに本明細書は、電動機用のコイル装置のためのケーシングモジュールセットに関する。本明細書では特に無鉄心のリニアモータの形式の電動機用のコイル装置のためにモジュール状に構成されるケーシングモジュールセットが対象となる。
無鉄心のリニアモータ(特にコアレスリニアモータのことである)の例がドイツ連邦共和国特許出願公開第102015222265号明細書および欧州特許第2884638号明細書により既知である。
例えばリニアモータは、物体、例えば工作機械の機械部品を高精度に、必要に応じて素早く位置決めすることが問題となる場合に使用される。この場合、リニアモータの一次部品は、適切なインターフェイスを介して、移動したい機械部品またはその他の物体に直接に結合されていてもよい。すなわち従来の回転式モータとは異なり、リニアモータと、駆動される物体との間に接続されることが不可欠な伝動装置はない。
特に正確な位置決めが必要な用途では、一次部材に設けられた少なくとも1つのコイルに鉄芯などのコアが配置されてない、いわゆる「無鉄心の」リニアモータが適している。これにより、不都合な係止力を防止することができる。しかしながら、コアなしでも十分に大きい動力をリニアモータの一次部材で生成できるようにするためには、対応してより大きいコイル電流が不可欠である。これに伴いコイル(以下には一般的に「コイル装置」とも呼ぶ)を十分に冷却することが必要になる。
このようなコイル装置は、例えばあらかじめ形成された個別コイルとして提供される。すなわち、コイル装置を形成するために使用される、例えば絶縁層を備えるワイヤは直接にコアに巻き付けられるのではなく、例えばコアなしに巻かれ、電動機を構成するために組み込まれる。この場合、電動機に組み込まれた鉄芯にコアレスの個別コイルを載置することができる;しかしながら、個別コイルはいわゆる「空心のコイル」として付属のコアなしに電動機で作動するように構成されている場合もある。
特に、物体、例えば工作機械の機械部品を高精度に、また必要に応じて素早く位置決めするために、例えばリニアモータの形式の電動機を使用することが望ましい場合には、使用されるコイル装置の重量は小さい方が有利である。このために、鉄芯が不要であることは極めて重要である。上述のように、鉄芯なしでも十分に大きい動力をモータで生成できるようにするためには、相応に大きいコイル電流が必要となる。これにより、コイル装置を特に十分に冷却することが必要になる。欧州特許第2808986号明細書には、このような冷却に関して、冷却のために面積の大きい冷却体に配置された複数の個別コイルが記載されている。
個別コイルとは、本明細書では、絶縁層を備えるワイヤが巻かれた少なくとも1つのコイルとして理解される。
さらに電動機は、複数の相を備えるモータとして構成されていてもよく、モータは多数の個別コイルを有し、個別コイルの数は相数の整数倍に対応していてもよい。したがって、3相を備える電動機は、例えば3,6,9または12個など、すなわちN3個の個別コイルを含んでいてもよい。個別コイルを幾つ設けるべきかは電動機の出力クラスに依存している場合もある。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102015222265号 欧州特許第2884638号 欧州特許第2808986号
このような従来技術から出発した本発明の基礎をなす課題は、異なる出力クラスの電動機を安価に製造する可能性を提案することである。
この課題を解決するためには、独立請求項に記載の電動機用のコイル装置ならびに電動機用のコイル装置のためのケーシングモジュールセットが提案される。幾つかの実施例の特徴が従属請求項に記載されている。従属請求項の特徴は、他に明示されていない限りにおいて、さらなる実施形態を構成するために組み合わせることができる。
第1態様によれば、電動機用のコイル装置は所定数の個別コイルおよび所定数のケーシングモジュールを含み、それぞれのケーシングモジュールは同じ所定数の個別コイルを包囲するように構成されており、それぞれのケーシングモジュールは、コイル装置とは別にプラスチック部品として製造されている。
第2の態様によれば、電動機用のコイル装置のためのケーシングモジュールセットが形成される。このケーシングモジュールセットは所定数のケーシングモジュールを含み、それぞれのケーシングモジュールはコイル装置の同じ所定数の個別コイルを包囲するように構成されており、それぞれのケーシングモジュールは、コイル装置とは別にプラスチック部品として製造されている。
次に、上記2つの態様について説明する。
電動機は、例えばリニアモータ、例えば無鉄心のリニアモータである。電気機械的な機能に関しては、電動機は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第102015222265号明細書および欧州特許第2884638号明細書のように構成されていてもよい。
所定数の個別コイルを備えるコイル装置は、電動機の一次部材、例えば固定子を構成することができる。個別コイルは、それぞれ無鉄心の個別コイルであってもよく、したがって、例えば空心のコイルとして形成されていてもよい。例えば、それぞれの個別コイルは、絶縁層を備えるワイヤから巻かれたコイルを含む。
一実施形態によれば、電動機は多相電動機として形成されており、例えば三相を備える無鉄心の電動機として構成されている。例えばコイル装置は電動機のそれぞれの相について少なくとも1つの個別コイルを含む。さらに、異なるクラスの電動機を提供することができる。例えば、クラス1の電動機ではそれぞれの相について1つの個別コイルしか設けられておらず、クラス2の電動機ではそれぞれの相につき2つの個別コイル10が設けられており、クラス3の電動機ではそれぞれの相につき3つの個別コイルが設けられており、クラス4の電動機ではそれぞれの相につき4つの個別コイル10が設けられている。
例えば、それぞれのケーシングモジュールは、電動機の相数に相当する数の個別コイルを包囲するように構成されている。すなわち三相電動機の場合には、それぞれのケーシングモジュールは3つの個別コイルを包囲するように構成されている。
一実施形態では、電動機は多相電動機であってもよく、個別コイルの数は、相数に整数の係数をかけた数に相当し、ケーシングモジュールの数は整数の係数と同一である。例えば、上述のクラス1の電動機では1つのケーシングモジュールしか設けられておらず、クラス2の電動機では2つのケーシングモジュールが設けられており、クラス3の電動機では3つのケーシングモジュールが設けられており、クラス4の電動機では4つのケーシングモジュールが設けられている。したがって、係数は電動機の出力クラスを表すこともできる。
ここで説明するケーシングモジュールは、それぞれ少なくとも2つの個別コイルを完全に包囲し、環境に対して絶縁するように構成されていてもよい。さらにケーシングモジュールは、それぞれ絶縁性の充填材、例えば注入材を充填されるように構成されていてもよい。
例えばケーシングモジュールは、それぞれプラスチック部品、例えば射出成形部品として、コイル装置の製造とは別に製造されている。したがってコイル装置の形成は、ケーシングモジュールに個別コイルを組み込むことを含む。
複数のケーシングモジュールが第2態様のケーシングモジュールセットを形成してもよい。例えば、全てのケーシングモジュールは、射出成形プロセスによって同じキャビティで製造可能である程度に多くの同一の寸法を備える。このことは、ケーシングモジュールセットの安価な製造を促進する。
ケーシングモジュールセットはモジュール式に構成されていてもよい。このような目的で、全てのケーシングモジュールが同一の寸法を備えることが適切な場合もある。ケーシングモジュールセットのモジュール特性に基づいて、例えば異なる出力クラスの電動機を同じケーシングモジュールによって形成することができ、ひいては比較的安価に形成することができる。
さらに、全てのケーシングモジュールは、2つのケーシングモジュールを互いに結合するように構成されたそれぞれ少なくとも1つの結合要素を備えていてもよい。例えば、これらの結合要素はそれぞれ少なくとも部分的に係止ロックを形成することができる。所定の出力クラスの電動機を形成するために、例えば2つ以上のケーシングモジュールを結合要素によって互いに「嵌合」することができる。
この場合、少なくとも1つの結合要素が切欠きを備え、この切欠きが、少なくとも1つの結合要素によって互いに結合された両方のケーシングモジュールの内部スペースの間に絶縁性の充填材が流れることを可能にするように構成されていることが適切な場合もある。したがって、所定の出力クラスの電動機用のコイル装置の形成は次のように進行する:まず、個別コイルとケーシングモジュールとが互いに別々に製造される。次いで個別コイルがケーシングモジュールに組み込まれ、続いてケーシングモジュールを閉じ、上記結合要素によって互いに結合することができる。続いて、ケーシングモジュールに絶縁性の充填材(例えば樹脂などの注入材)を充填することができ、この場合、結合要素は、充填材が1つのケーシングモジュールから別のケーシングモジュールへ流れることを可能にするので、例えばいずれか1つのケーシングモジュールのみで充填を開始すればよい。充填材は結合要素の切欠きにも充填され、そこで硬化することによって、ケーシングモジュールセットの安定性を実質的に高めるためにも貢献することができる。
それぞれのケーシングモジュールは、それぞれに包囲された所定数の個別コイルをカバーする下部および上部を備えていてもよい。下部は、例えばそれぞれのケーシングモジュールの下側を形成し、上部は上側を構成する。下部および上部の少なくともいずれかは、例えば下側または上側よりも面積が実質的に小さい側壁を含んでいてもよい。ケーシングモジュールは、例えば平行六面体の形状を備えていてもよい。例えば下部および上部は、上部と下部とを組み合わせた場合に二重壁構造を備える側壁が生じるように互いに適合された外壁構造を備えていてもよく、これにより、ケーシングモジュールのロバスト性を高めることができる。
別の実施形態では、下部および上部は一体的なプラスチック部品として形成されており、柔軟な側壁によって互いに結合されている。ケーシングモジュールの完成後には、上部と下部とは互いに同一平面上に配置されていてもよく、柔軟な側壁は、個別コイルが下部または上部に位置決めされた後にケーシングモジュールを「閉鎖」することを可能にする。
一実施形態では、下部および上部は同様に形成されており、例えば互いに同一に形成されている。これにより、電動機の種々異なる出力クラスのためのケーシングモジュールをさらに安価に製造することが可能になる。例えば、下部および上部は縦軸線に関して対称的に位置決めすることができ、個別コイルを挿入した後に組み合わせることができる。
別の実施形態によれば、下部および上部の少なくともいずれか一方は、それぞれの個別コイルを正確な位置に挿入することを可能にする位置決め手段を含む。例えばそれぞれの個別コイルは内側の中空スペースを備え(例えば、鉄芯のあるコイルの場合にコアが設けられている場所)、位置決め手段は寸法に関して個別コイルのこの内側の中空スペースに適合されている。個別コイルはいわば「位置決め手段に被せる」ことができ、ケーシングモジュールの内部に配置した後に位置決め手段を包囲してもよい。
本発明の範囲では、さらに下部および上部は、少なくとも1つの電気絶縁性の中間壁が生じるように構成され、互いに係合する。中間壁は、例えば隣接する2つの個別コイルを互いに分離することができる。
さらにそれぞれのケーシングモジュールは、多重補強要素を有する側壁構造を備え、少なくとも1つの多重補強要素は、ケーシングモジュールの外壁と同じ高さまたは半分の高さを有する。これにより、例えば下側または上側が押し込まれることが防止され、外壁への力作用を良好に補正することができるので、ケーシングモジュールの安定性を改善することができる。例えば下部または上部のみが、ケーシングモジュールの外壁と同じ高さであることが望ましい上記多重補強要素を備える。別の実施形態では、上部および下部の両方が、例えばそれぞれ外壁のほぼ半分の高さであってもよい上記多重補強要素を備え、上部と下部とを互いに結合した場合に互いに突き合わされ、合計で外壁の高さを備える。
さらにケーシングモジュールの固定用切欠きは多重補強要素に組み込まれていてもよく、固定用切欠きは、ケーシングモジュールとは別の材料、特に硬い金属から製造されていてもよい1部分または複数部分からなるスリーブを収容するように構成されている。これにより、ケーシングモジュールもしくは多数のケーシングモジュールを備えるケーシングモジュールセットを適切に機械部品に固定することができる。
同時に、多重補強要素はケーシングモジュールの内部で電流ラインのためのガイドを形成することができる。多重補強要素は、例えば互いにずらして配置されていてもよく、これにより、電流ラインを不動に配置することができる軌道を形成する。
別の実施形態によれば、ケーシングモジュールとは別に製造された安定化要素が設けられており、それぞれのケーシングモジュールは、安定化要素を完全または部分的に収容するように構成された収容部を備えていてもよい。例えば安定化要素は、少なくとも2つのケーシングモジュールの収容部に係合するロッドの形式で構成されていてもよい。さらに、ケーシングモジュールは絶縁性の充填材がケーシングモジュール充填される場合に安定化要素も充填材によって包囲され、充填材が硬化されるように構成されていてもよい。したがって安定化要素はケーシングモジュールセットの剛性のためにも貢献することができる。
さらに少なくとも1つのケーシングモジュールには少なくとも1つの上記固定用切欠きが設けられており、少なくとも1つの固定用切欠きは、一部分または複数部分からなるスリーブを収容するように構成されていてもよい。
本発明のさらなる詳細および利点を図面に基づいた次の幾つかの実施例の説明により明らかにする。
1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールに包囲された3つの個別コイルを備えるコイル装置の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、コイル装置のための3つのケーシングモジュールを備えるケーシングモジュールセットの一部を例示する概略的である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部および上部の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの側壁構造の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、互いに結合したい2つのケーシングモジュールの一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの断面の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部および上部の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部および上部の組合せを例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの一部およびケーシングモジュールの上部および下部を保持するための結合箇所の一可能性を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの多重補強要素の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの多重補強要素の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの多重補強要素の一部を例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部と上部との組合せを例示する概略図である。 1つ以上の実施形態にしたがって、ケーシングモジュールの下部と上部との組合せを例示する概略図である。
図1は、電動機用のコイル装置を概略的に例示している。電動機は、リニアモータ、例えば無鉄心のリニアモータ(「コアレスリニアモータ」とも呼ばれる)、例えば無鉄心の三相電動機であってもよい。
コイル装置は、所定数の個別コイル10を含んでいてもよい。例えば、電動機のそれぞれの相について少なくとも1つの個別コイル10が設けられていてもよい。個別コイル10は、例えばコアを含んでおらず、内側に中空スペース101を備える。個別コイル10は、それぞれ無鉄心の個別コイルであってもよく、したがって、例えば空心のコイルとして構成されていてもよい。例えば、それぞれの個別コイルは、絶縁層を備えるワイヤから巻かれたコイルを含む。
個別コイル10はケーシングモジュール1に配置されている。換言すれば、ケーシングモジュール1は個別コイル10を包囲するように構成されている。ケーシングモジュール1は、コイル装置とは別個にプラスチック部品、例えば射出成形部品として製造されていてもよい。
ケーシングモジュール1の材料は、ケーシングモジュール1に課される機械的および電気技術的な要求に依存して選択することができる。高性能材料または技術的な材料が考慮され、選択される材料は非結晶または半結晶構造を備えていてもよい。ケーシングモジュール1のためには、例えば次の材料群の材料を用いることができる:ポリフェニレン・スルファイド(PPS)、ポリブチレン・テレフタレート(PBT)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、液晶性ポリマー(LCP)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)。
ケーシングモジュール1は、下部11および上部12を備えていてもよい。下部11および上部12は、個別コイル10を包囲するために、形状に基づいた嵌合によって組み合わされるように構成されていてもよい。
さらにケーシングモジュール1は、ケーシングモジュール1を機械部品に固定することを可能にする1つ以上の固定用切欠き19を備えていてもよい。固定用切欠き19は、それぞれ貫通するように構成されていてもよい。例えば、固定用切欠き19は1部分または複数部分からなるスリーブ3を少なくとも部分的に収容するように(例えば固定用孔の形式で)構成されている。さらに詳述するように、例えば、スリーブ3によって上部12と下部11とを互いに固定することもできる。さらに後述のように、スリーブ3を介してケーシングモジュール1を機械部分に固定することもできる。
下部11は第1の外壁構造111を備え、上部12は第2の外壁構造121を備えていてもよい。上部12と下部11とを組み合わせた場合には、外壁構造111と外壁構造121とが係合し、ケーシングモジュール1の外壁を形成する。外壁によって形成されるケーシングモジュール1の高さは、例示的な実施形態では、例えば5mm~10mmの範囲であり、下部11によって形成されるケーシングモジュール1の下側は、例えば50mm~150mmの長さならびに25mm~80mmの幅を備える;上部12によって形成されるケーシングモジュール1の上側は、下側と同じ長さおよび幅を備えていてもよい。
上部12と下部11との間の係合を支援するために、下部11は第1結合要素112を含み、上部12は第2結合要素122を含む。これらの結合要素112および122は外壁構造111/121に設けられているだけでなく、図1に示すように、例えば下部11の底部および/または上部12の底部に設けられていてもよい。下部11および上部12を組み合わせる場合には、これらは、例えば係止ロックまたは差込みロックの形式で結合要素112および122に互いに係合する。
図18は、下部11の第1の外壁構造111が、例えば互いにずらして配置された第1面取り部113を備える構造化された終端部を備えていてもよいことを示す。同様に、上部12の第2の外壁構造121は、例えば互いにずらして配置された第2面取り部123を備える構造化された終端部を備えていてもよい。図18の上部に示すように、上部12と下部11とを組み合わせた場合には第1面取り部113と第2面取り部123とは互いに相補的に位置していてもよい。上部12と下部11とを組み合わせた後には第1面取り部113の面は第2面取り部123の面に接触する(図18の下部参照)。このようにして、例えば、図18に実線矢印によって示すように上部12と下部11との間の縦方向ずれを防止することができる。
さらに上部12と下部11との間の係合を支援するためには、図19に示すように、下部11は第1ガイド要素114を含み、上部12は第2ガイド要素124を含んでいてもよい。第1ガイド要素114および第2ガイド要素124は、例えばガイドピン(参照符号124を参照)と、これに対して相補的に形成され、ガイドピンを挿入することができるガイド溝(参照符号114を参照)とを含んでいてもよい。例えば、上部12および下部11は、組み合わせる前に互いに整列され(図19の上部を参照)、次いで、第1ガイド要素114と第2ガイド要素124とが互いに係合し、例えばガイドピンがガイド溝に挿入されるように組み合わされる(図19の下部を参照)。当然ながら、図19はケーシングモジュール1の一部しか示しておらず、例えば上部12は、図示されていない部分に、下部11のガイドピンの形状のガイド要素を挿入することができるガイド溝の形態の第2ガイド要素124を備えている。
上部12および下部11は、同様に、例えば互いに同一に形成されていてもよい。下部11および上部12のいずれか一方を180°だけ回動した場合にも下部11および上部12を形状に基づいた嵌合によって組み合わせることができる。
一実施形態では、ケーシングモジュール1は実質的に、互いに同一に構成された両方のベース部分すなわち下部11および上部12のみからなっていてもよい。
再び図1に関して、外壁構造111/121と個別コイル10との間には、多重補強要素16を備える側壁構造が形成されていてもよく、少なくとも1つの多重補強要素16は、ケーシングモジュール1の外壁と同じ高さを備えていてもよい。例えば、下部11のみ、または上部12のみが、ケーシングモジュール1の外壁と同じ高さの上記多重補強要素16を備える。別の実施形態では(例えば上部12および下部1が互いに同一に構成されている場合)、上部および下部の両方が上記多重補強要素16を備え、この場合にはこれらの多重補強要素16は、例えばそれぞれ外壁の半分の高さを備えていてもよく、上部12と下部11とが互いに結合される場合に互いに突き合わせあれ、合計で外壁の高さを備える。
同時に、多重補強要素16は、例えば電力供給ライン4および/または信号供給ライン5を延ばす場合の電流ライン(図1に示さない)のためのガイドを形成してもよい。
さらにケーシングモジュール1は、接地端子6を少なくとも部分的に収容するように構成されていてもよく、接地端子6は、例えばアースブロックとして形成されていてもよい。
ケーシング1の内部に個別コイル10を挿入した後に、場合によって残っている中空室には、絶縁性の充填材、例えば樹脂などの注入材を充填することができる。
冒頭で述べたように、種々異なるクラスの電動機を提供することができる。例えば、クラス1の電動機ではそれぞれの相につき唯一の個別コイル10しか設けられておらず、クラス2の電動機ではそれぞれの相につき2つの個別コイル10が設けられており、クラス3の電動機ではそれぞれの相につき3つの個別コイルが設けられており、クラス4の電動機ではそれぞれの相につき4つの個別コイル10が設けられている。所定のクラスの電動機を形成するためには、例えば適切な数のケーシングモジュール1が提供される。例えば、それぞれのケーシングモジュール1は、電動機の相数に対応する数の個別コイル10を包囲するように構成されている。したがって、例えば三相電動機の場合には、図1に例として示すようにそれぞれのケーシングモジュール1が3つの個別コイル10を包囲するように構成されている。一実施形態では、電動機は複数相の電動機であってもよく、個別コイル10の数は、相数に整数の係数をかけた数に相当し、ケーシングモジュール1の数は整数の係数と同一である。例えば、上述のクラス1の電動機では1つのケーシングモジュール1しか設けられておらず、クラス2の電動機では2つのケーシングモジュール1が設けられており、クラス3の電動機では3つのケーシングモジュール1が設けられており、クラス4の電動機では4つのケーシングモジュール1が設けられている。したがって、係数は電動機の出力クラスを表してもよい。
複数のケーシングモジュール1を互いに結合することができるように、それぞれのケーシングモジュール1は、2つのケーシングモジュール1を互いに結合するために構成された少なくとも1つの結合要素13を備えていてもよい。さらにケーシングモジュール1とは別に製造された安定化要素18が設けられていてもよく、それぞれのケーシングモジュールは、安定化要素18を完全または部分的に収容するように構成された収容部181を備える。安定化要素18は、ロッドの形式で形成され、例えばケーシングモジュール1の長さの整数倍に対応する長さを備えていてもよい。
結合要素13は、例えば外壁構造111/121に設けられており、ケーシングモジュール1の相互結合は、例えばケーシングモジュール1の下側または上側ではなく、図1および図2に示すように外壁で行われる。
上記態様に関して、ケーシングモジュール1の相互結合が図2に概略的に例示されている。複数のケーシングモジュール1をケーシングモジュールセット2として形成してもよい。
例えば、全てのケーシングモジュール1は、射出成形プロセスによって同じキャビティで製造可能な程度に多くの同一の寸法を備える。このことは、ケーシングモジュールセット2の安価な製造を促進する。
全てのケーシングモジュール1は同一の寸法を備えていてもよい。図2に示す実施例では、例えばそれぞれのケーシングモジュール1は3つの個別コイル10を包囲している。結合要素13によってケーシングモジュール1が互いに結合されており、安定化要素18(図2ではみることができない)はケーシングモジュールセット2の機械的なロバスト性および剛性のために貢献することができる。
ケーシングモジュールセット2のこのようなモジュール特性に基づいて、異なる出力クラスの電動機を安価に製造することができる。
図3~図19に関して、ケーシングモジュール1の他の随意の特徴を説明する。当然ながら、図面において同じ符号は同じ要素を示し、それぞれの図面のためにこの要素について再び説明を行わない。
ケーシングモジュール1の下部11の一部を示す図3の実施例によれば、それぞれの個別コイル10のためのケーシングモジュール1(図3には示されていない)は、それぞれの個別コイル10を正確な位置に挿入することを可能にする位置決め手段15を含む。図3に示す実施例では、それぞれの個別コイル10のために2つの位置決め手段15が設けられており、これらの位置決め手段15は、ケーシングモジュール1の内部の場所に関して、例えば上記中空スペース101の寸法に適合されており、このことは、個別コイル10について図4に幾分はっきりと示されている。
個別コイル10を外側で制限するためには別の位置決め補助151が設けられていてもよく、これらの位置決め補助151の一部を外壁構造111によって形成してもよい。位置決め補助151は、図1に示すような絶縁性の中間壁の形式で提供することもできる。図1では、左側の個別コイル10は右側の個別コイル10から縦方向に互いに分離されている。換言すれば、下部11および上部12は、少なくとも1つの電気絶縁性の中間壁が生じるように互いに係合する構成にしてもよい。
外壁構造111には、さらに電力供給ライン4のための収容部44、信号供給ライン5のための収容部55、接地端子6のための収容部66、および安定化要素18のための収容部181が設けられていてもよい。
結合要素13は、結合要素13によって互いに結合された両方のケーシングモジュール1の内部スペースの間に絶縁性の充填材(例えば樹脂)が流れることを可能にするように構成された切欠き131を備えていてもよい。したがって、例えばケーシングモジュールセット2のケーシングモジュール1を充填する場合には、いずれか1つのケーシングモジュール1のみで充填を開始し、切欠き131によって全てのケーシングモジュール1に充填材が充填されることを確保することができる。同時にケーシングモジュール1の結合は、結合要素13の箇所における充填材の硬化時にも補強される。
図5は、互いに同一に構成されていてもよい下部11および上部12をどのようにして向かい合う2つの矢印によって示される方向に沿って組み合わせることができるかを示す。この図では、互いに同一に構成された下部11および上部12は互いに180°ずらされており、形状に基づいた嵌合によって互いに係合することができる。この実施例では、下部11および上部12は個別部材として製造されている。別の実施例では、図12および図13に例として概略的に示すように、下部11および上部は一体的なプラスチック部品として形成されており、柔軟な側壁14によって互いに結合されている。側壁14は、例えば互いに向かい合った2つの矢印によって示す方向に沿って、例えば「閉鎖」することによって上部12と下部11とを組み合わせることが可能となるように構成されている。しかしながら、この実施例においても、下部11および上部12は互いに同一に形成されていてもよい;下部11および上部12の構成要素は、縦軸線に沿ってのみ互いに対称的に構成されている。
図6は、ケーシングモジュール1が、収容部181によって安定化要素18を収容するように構成されていてもよいことを幾分明確に示している。この安定化要素18は、少なくとも2つのケーシングモジュール1内に突入し、安定化要素18によって互いに結合される複数のケーシングモジュール1のほぼ縦方向長さ全体に相当する縦方向長さを備えていてもよい。ケーシングモジュール1に絶縁性の充填材を充填する場合には、安定化要素18を覆うこともでき、特に充填材の硬化後には安定化要素18によってケーシングモジュールセット2のより高い剛性を得ることができる。
図7の実施例に関して、下部11の第1の外壁構造111および上部12の第の2外壁構造121は、下部11と上部12とを組み合わせた後に、下部11と上部12が少なくとも部分的にケーシングモジュール1の二重壁構造125を形成するように互いに係合することができることは自明である。ケーシングモジュール1の別の実施形態では、この二重壁構造125は、完全に、または少なくとも主に外壁に構成してもよいし、別の実施形態では、図7に示すように外壁の一部のみに構成してもよい。例えば、二重壁構造125は、0.3mm~2mmの範囲の厚さを備え、厚さは、絶縁技術的な基準値およびケーシングモジュール1の材料に依存して決定してもよい。このような二重壁構造125は、好ましくは、例えば確保すべき電気絶縁の特徴である「沿面距離」などの関連する技術的基準を満たすことを可能にする。例えば、沿面距離は、(高い電位をもたらす場合がある)少なくともいずれいか1つの個別コイル10と周辺(すなわち、ケーシングモジュール1の外部の領域)との間で二重壁構造125に基づいて増大する場合がある。
図8は、互いに結合される2つのケーシングモジュール1を概略的に例示する。ケーシングモジュール1の結合要素13は互いに相補的に形成されていてもよく、互いに結合されるケーシングモジュール1の外壁構造111/121が互いに接触するように、例えば係止ロックとして互いに係合する。例えば、ケーシングモジュール1の半数の結合要素13は外壁構造111/121から突出していてもよく(左側のケーシングモジュール1を参照)、残りの半数は一種の切欠き構造によって形成されている(右側のケーシングモジュール1を参照)。当然ながら、ケーシングモジュールセット2を形成するためにケーシングモジュール1が互いに結合された後には少なくとも1つのケーシングモジュール1において「使用されない」結合要素13が突出していてもよい。図17に概略的に例示すように、一実施形態によれば、結合要素13は、ケーシングモジュールの外部の機器、例えばセンサ7を収容するように構成されていてもよい。センサ7は、例えばホールセンサであってもよい。例えば、センサ7はセンサ測定信号を出力し、および/またはセンサ制御信号を受信するセンサ信号ライン71を含む。
一実施形態によれば、図9にも示すように、電力供給ライン4を収容するための収容部44と少なくとも1つの結合要素13とは隣接して配置されている。さらにケーシングモジュール1からは、例えば接地ケーブル(図示しない)を接続するために用いられる切欠き61を備える接地端子6が突出していてもよい。
図10に示す実施例に関連して、冒頭で既に述べたケーシングモジュールの固定用切欠き19についてより詳細に説明する。上述のように、固定用切欠き19はケーシングモジュール1を最終的に機械部品に固定するための役割を果たすことができる。このような目的で、固定用切欠き19は一部分または複数部分からなるスリーブ3をそれぞれ収容するように構成されている。このために、固定用切欠き19はそれぞれねじ山構造191を備えていてもよい。ケーシングモジュール1は複数の固定用切欠き19、例えば少なくとも2つの固定用切欠き19を備えていてもよい。さらにそれぞれの固定用切欠き19は、(例えばねじ山構造191によって)両側からスリーブ3を収容するように構成されていてもよい。ねじ山構造191は、例えば所定数の溝および対向溝によって形成されていてもよい。さらに固定用切欠き19は多重補強要素16によって支援されていてもよく、このことは、付加的にケーシングモジュール1の安定性を増大するために貢献することができる。冒頭で述べたように、スリーブ3によって下部11および上部12を固定することもできる。このことは図11にも示されている。
一実施形態では、スリーブ3は貫通する切欠き31を備える。図11に例示されているように、この切欠きにおいて、例えば、ねじの形式の結合部材8によってケーシングモジュール1と機械部品(図示しない)との間に結合をもたらすことができる。機械部品(図示しない)にケーシングモジュールを固定することによって、不都合に作用する力が加えられることはなく、スリーブ3に作用し、固定用切欠き19に加えられ、上部12と下部11とを一体に保持する力のみが加えられる。したがって、ねじ8をスリーブ3に差し込んだ場合には、プラスチックから製造されていてもよいケーシングモジュール1を押しつぶすことなしに、このねじ8によってケーシングモジュール1を機械部品に固定することができる。ねじ8の力は両方のスリーブ3を互いに押し付け、この場合に両方のケーシング部分、すなわち(既に上記係止結合部によって保持された)下部11および上部12を互いに固定し、特にケーシングモジュール1を機械部品に固定する。
このような構造に基づいて一貫してより大きい力が固定用切欠き19、ひいてはケーシングモジュール1に作用することができる。したがって、例えば金属などの硬い材料から製造されていてもよい、一部分または複数部分からなる上述のスリーブ3によってそれぞれ固定用切欠き19が補強されることが適切な場合もある。
図14には、上記結合要素112および122によって上部12と下部11とが互いに係合する箇所が十字マークによって示されている。この図は、幾つかの実施形態では、位置決め手段15および/または結合要素13がこのような結合要素112/122を形成していてもよいことを示している。一実施形態によれば、位置決め手段15および/または結合要素13は、下部11と上部12との係止部を形成するように構成されていてもよい。
ここでは、一つ以上の実施形態にしたがって結合要素13の特性を強調しておく:それぞれの結合要素13は、(a)同時に、(i)2つのケーシングモジュール1を互いに結合し、(ii)ケーシングモジュール1の上部12と下部11とを係止部するために構成されていてもよく、(b)ケーシングモジュール1の内部スペースに絶縁性の充填材を充填する場合に、結合要素13によって互いに結合された両方のケーシングモジュール1の内部スペースの間に絶縁性の充填材が流れることを可能にする上記切欠き131を備えていてもよい。
図15は、多重補強要素16の幾つかの例示的な態様を示す。多重補強要素16は、例えば縦方向および横方向に互いにずらされ多数の壁要素を含み、これらの壁要素は、上述のようにそれぞれ外壁構造111/121の高さを備えていてもよい。これらの壁要素は、さらにケーシングモジュール1の外壁構造111/121に対して平行に配置されていてもよい。互いにずらされていることにより、例えば上記壁要素の形式の多重補強要素16は、電流ライン17のためのガイドを備えることができ、電流ライン17は、例えば電力供給ライン4および信号供給ライン5の少なくともいずれかに接続されている。図15には1つの電流ライン17しか示されていないが、しかしながら、多数の多重補強要素16によって形成された隣接するガイド内にも電流ラインを配置できることは自明である。
一実施形態によれば、多重補強要素16は、ケーシングモジュール1の内部で電流ラインおよび/または信号ラインをガイドするために不可欠であるガイドシステム全体を実質的に形成するように構成されている。
図15に示すように、ガイドを形成するために、多重補強要素16が局所的な拡大部を備え、拡大部に対応してガイドに局所的な狭隘部をもたらすことができることが適切な場合もある。このようにして、ケーシングモジュール1の内部における電流ラインの固定を支援することができる。例えば電流ライン17は、それぞれの局所的な拡大部161によって、局所的な拡大部161に向かい合った壁要素に押し付けられる。これにより、電流ライン17が滑ってずれることを防止できる。
ケーシングモジュールの内部スペースに絶縁性の充填材を充填する場合には、多重補強要素16によって形成されたガイドに配置された電流ライン17も充填材によって包囲することができることをここで指摘しておく。
図16に示す実施例に関して、多重補強要素16は、例えば多重補強要素の高さに沿って、互いにずらして配置された複数の局所的な拡大部161をそれぞれ備えていてもよい。このようにして、例えば複数のライン171,174もしくは172,173が互いに上下に重なり合うガイドを構成することができる。
上記1つ以上の実施形態は、無鉄心のリニアモータのコイル装置のためのケーシングモジュールセットに関し、この場合、ケーシングモジュールセットは、実質的に互いに同一に形成された2つの部分、すなわち上述の上部および下部からなっていてもよい複数のケーシングモジュールを含む。上部および下部は射出成形部品として安価に製造することができ、互いに別個の部品、または一体的な部品として形成することができる。このような安価に製造可能なケーシングモジュールによって、好ましくは、異なる出力クラスの無鉄心のリニアモータを形成することができる。これらのケーシングモジュールは、機械的にロバストな構造を全体として射出成形法により達成できるによって優れている。
1 ケーシングモジュール
2 ケーシングモジュールセット
3 スリーブ
4 電力供給ライン
5 信号供給ライン
6 接地端子
7 センサ
8 結合部材
10 個別コイル
11 下部
12 上部
13 結合要素
14 側壁
15 手段
16 多重補強要素
17 電流ライン
18 安定化要素
25 二重壁構造
44 収容部
55 収容部
66 収容部
71 センサ信号ライン
101 中空スペース
111 外壁構造
112 結合要素
113 面取り部
114 第1ガイド要素
121 外壁構造
122 結合要素
123 面取り部
124 第2ガイド要素
125 二重壁構造
151 補助
161 拡大部
171 ライン
181 収容部
191 ねじ山構造

Claims (14)

  1. 電動機用のコイル装置において、
    所定数の個別コイル(10)、および
    所定数のケーシングモジュール(1)を含み、それぞれのケーシングモジュール(1)が同じ所定数の個別コイル(10)を包囲するように構成されており、それぞれのケーシングモジュール(1)が、前記個別コイル(10)とは別にプラスチック部品として製造され、
    全ての前記ケーシングモジュール(1)がそれぞれ少なくとも1つの結合要素(13)を備え、該結合要素が、2つのケーシングモジュール(1)を互いに結合するように構成されると共に少なくとも部分的に係止ロックを形成しており、
    少なくとも1つの前記結合要素(13)が貫通孔(131)を備え、該貫通孔が、少なくとも1つの結合要素(13)によって互いに結合された両方の前記ケーシングモジュール(1)の内部スペースの間に絶縁性の充填材が流れることを可能にするように構成されていることを特徴とする、コイル装置。
  2. 請求項1に記載のコイル装置において、
    前記電動機が多相電動機であり、前記個別コイル(10)の数が、相数に整数の係数をかけた数に相当し、前記ケーシングモジュール(1)の数が整数の係数と同一であるコイル装置。
  3. 請求項1または2に記載のコイル装置において、
    全ての前記ケーシングモジュール(1)が、射出成形プロセスによって同じキャビティで製造可能な程度に多くの同一の寸法を備えるコイル装置。
  4. 請求項1からまでのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    それぞれの前記ケーシングモジュール(1)が、それぞれに包囲された所定数の前記個別コイル(10)をカバーする下部(11)および上部(12)を備えるコイル装置。
  5. 請求項に記載のコイル装置において、
    前記下部(11)および前記上部(12)が一体的なプラスチック部品として製造されており、柔軟な側壁(14)によって互いに結合されているコイル装置。
  6. 請求項またはに記載のコイル装置において、
    前記下部(11)および前記上部(12)が同一に形成されているコイル装置。
  7. 請求項からまでのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    前記下部(11)および前記上部(12)の少なくともいずれか一方が、それぞれの前記個別コイル(10)を正確な位置に挿入することを可能にする位置決め手段(15)を含むコイル装置。
  8. 請求項からまでのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    前記下部(11)および前記上部(12)が、少なくとも1つの電気絶縁性の中間壁(151)が生じるように構成され、互いに係合するコイル装置。
  9. 請求項1からまでのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    それぞれの前記ケーシングモジュール(1)が、多重補強要素(16)を有する側壁構造を備え、少なくとも1つの多重補強要素(16)が、ケーシングモジュール(1)の外壁構造(111,121)と同じ高さまたは半分の高さを有するコイル装置。
  10. 請求項に記載のコイル装置において、
    前記多重補強要素(16)が、電流ライン(17)のためのガイドを形成するコイル装置。
  11. 請求項1から10までのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    該コイル装置が、所定数の前記ケーシングモジュール(1)とは別に製造された安定化要素(18)をさらに含み、それぞれのケーシングモジュール(1)が、前記安定化要素(18)を完全または部分的に収容するように構成された収容部(181)を備えるコイル装置。
  12. 請求項1から11までのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    前記電動機が無鉄心のリニアモータであるコイル装置。
  13. 請求項1から12までのいずれか一項に記載のコイル装置において、
    該コイル装置が、少なくとも1つの前記ケーシングモジュール(1)内に少なくとも1つの固定用切欠き(19)をさらに備え、少なくとも1つの該固定用切欠き(19)が、一部分または複数部分からなるスリーブ(3)を収容するように構成されているコイル装置。
  14. 電動機用のコイル装置のためのケーシングモジュールセット(2)において、
    該ケーシングモジュールセット(2)が所定数のケーシングモジュール(1)を含み、それぞれのケーシングモジュール(1)がコイル装置の同じ所定数の個別コイル(10)を包囲するように構成されており、それぞれのケーシングモジュール(1)が、前記個別コイル(10)とは別に射出成形部品として製造され、
    全ての前記ケーシングモジュール(1)がそれぞれ少なくとも1つの結合要素(13)を備え、該結合要素が、2つのケーシングモジュール(1)を互いに結合するように構成されると共に少なくとも部分的に係止ロックを形成しており、
    少なくとも1つの前記結合要素(13)が貫通孔(131)を備え、該貫通孔が、少なくとも1つの結合要素(13)によって互いに結合された両方の前記ケーシングモジュール(1)の内部スペースの間に絶縁性の充填材が流れることを可能にするように構成されていることを特徴とする、ケーシングモジュールセット(2)

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