JP7084829B2 - 切断加工方法 - Google Patents

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本発明は、切断加工方法に関する。
レーザ加工機等の切断加工機は、板状の加工対象物(例えば板金)であるワークを製品形状データに基づいて切断加工することにより、所定の形状を有する製品を製作することができる。ワークが切断加工されることにより、ワークから製品と非製品部とが形成される。切断加工により製作された製品は、特許文献1に記載されているような搬出装置によって吸着されて所定の場所または所定の装置へと搬送される。
特開平8-243964号公報
ワークを切断加工し、さらに製品を吸着して搬送するときに、製品の形状によって製品の一部が非製品部の下側に潜り込む場合がある。製品の一部が非製品部の下側に潜り込んだ状態で製品を吸着すると、製品の一部が非製品部に引っかかり、搬送の妨げとなる。製品が細長形状部または切り欠き部を有する場合に、これらの部位が非製品部の下側に潜り込みやすい。また、ワークの厚さが1.0mm以下である場合に製品の一部が非製品部の下側に潜り込みやすい。
本発明は、ワークを切断加工することによって製作された製品の一部が非製品部の下側に潜り込むことを低減させることができる切断加工方法を提供することを目的とする。
本発明は、ワークを、製品となる領域である製品部と前記製品部以外の領域である非製品部とが形成されるように切断加工し、前記非製品部における前記製品部と対向する切断面を含む端部に、前記製品部よりも下側に突出する突出部を形成する切断加工方法を提供する。
上記の突出部は、ブリッジ、ルーバー、ランス、または、ハーフシャーと称される成形加工により形成される。
本発明の切断加工方法によれば、ワークを切断加工することによって製作された製品の一部が非製品部の下側に潜り込むことを低減させることができる。
一実施形態の切断加工機の全体的な構成例を示す図である。 ワークが切断加工されることによって製作される製品の一例を示す図である。 ワークが未切断部を残して切断加工された状態を示す図である。 第1実施形態の切断加工方法の一例を示すフローチャートである。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品と非製品部との関係の一例を示す図である。 第2実施形態の切断加工方法の一例を示すフローチャートである。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。 ワークにおいて製品部と非製品部との関係の一例を示す図である。
図1は、板状の加工対象物であるワークを切断加工する切断加工機の一例として、レーザ・パンチ複合加工機を示している。図1に示すように、切断加工機1は、フレーム部2と、切断加工部3と、パンチ加工部4と、ワーク搬送部5とを備える。フレーム部2は、上部フレーム21と、下部フレーム22とを有する。
切断加工部3は、切断加工ヘッド31と、スライダ32と、ヘッド駆動部33とを有する。ヘッド駆動部33は、上部フレーム21に固定され、スライダ32をX軸方向、Y軸方向、または、X軸とY軸との任意の合成方向に移動させる。ヘッド駆動部33は例えばモータである。なお、図1にはスライダ32を駆動軸34に沿ってY軸方向に移動させるヘッド駆動部33のみを示している。
スライダ32は、切断加工ヘッド31をZ軸方向に移動させる。図1において、X軸方向は手前奥方向、Y軸方向は左右方向、Z軸方向は上下方向にそれぞれ対応する。従って、切断加工ヘッド31は、ヘッド駆動部33によってスライダ32と共にX軸方向、Y軸方向、または、X軸とY軸との任意の合成方向に移動し、スライダ32によってZ軸方向に移動する。切断加工ヘッド31は、先端のノズル35から例えばレーザ光を射出する。
パンチ加工部4は、金型ユニットMUと、金型ホルダ6と、ストライカ7とを有する。金型ホルダ6はフレーム部2に保持されている。金型ホルダ6は、例えばタレットであり、フレーム部2に回転自在に保持されている。
金型ホルダ6は、下型ホルダであるダイホルダ61と、上型ホルダであるパンチホルダ62とを有する。パンチホルダ62は上部フレーム21に保持されている。パンチホルダ62は、例えば上部側のタレットであり、上部フレーム21に回転自在に保持されている。ダイホルダ61は、例えば下部側のタレットであり、下部フレーム22に回転自在に保持されている。
金型ユニットMUは、下金型であるダイDM(第1の金型)と、上金型であるパンチPM(第2の金型)とを有する。ダイDMは、ダイホルダ61に保持されている。パンチPMは、Z軸方向に上下動自在にパンチホルダ62に保持されている。ストライカ7は、Z軸方向に上下動自在に上部フレーム21に保持されている。
パンチ加工部4は、ストライカ7とパンチPMとダイDMとを位置合わせし、さらにストライカ7を下方向に移動させることにより、パンチPMをダイDMと接近する方向に移動させることができる。
ワーク搬送部5は、板状の加工対象物であるワークWをクランプするクランパ51を有する。ワーク搬送部5は、クランパ51によりワークWをクランプし、さらに切断加工部3からパンチ加工部4へ搬送して位置決めしたり、パンチ加工部4から切断加工部3へ搬送して位置決めしたりする。
ワークWは、例えばステンレス鋼よりなる板金である。ワークWはステンレス鋼以外の鉄系の板金であっても構わないし、アルミニウム、アルミニウム合金、銅鋼などの板金であっても構わない。
切断加工部3は、ノズル35からレーザ光をワークWに照射し、かつ、切断加工ヘッド31を予め設定された加工方向に移動することにより、ワークWを所定の形状に切断加工する。パンチ加工部4は、ストライカ7を下方向に移動させてパンチPMをダイDMと接近する方向に移動させることにより、ワークWの所定の領域を所定の形状にパンチ加工する。
図2は、切断加工機1がワークWを切断加工することによって製作される製品の形状の一例を示している。図2に示すように、ワークWは例えば矩形の板金である。ワークWの厚さは例えば1.0mm以下である。
ワークWを切断加工することによって製作される製品PRは、細長形状部ESと切り欠き部NTとを有する。切り欠き部NTは、細長形状部ESの先端近傍に形成されている。ワークWにおいて、製品PRとなる領域を製品部PRaとし、製品部PRa以外の領域を非製品部NPとする。
切断加工部3は、ノズル35からレーザ光をワークWに照射し、かつ、切断加工ヘッド31を予め設定された加工方向に移動することにより、ワークWを所定の形状に切断加工する。図3に示すように、切断加工機1は、製品部PRaと非製品部NPとが分離しないように未切断部UCを残して、ワークWを切断加工する。即ち、ワークWが切断加工されることにより、ワークWから製品部PRaと非製品部NPとが形成される。
ワーク搬送部5は、ワークWをクランパ51によりクランプし、さらに切断加工部3からパンチ加工部4へ搬送し、位置決めする。製品部PRaと非製品部NPとは未切断部UCにより分離していないため、ワーク搬送部5がワークWを搬送するときに、製品PRの一部、例えば切り欠き部NTが非製品部NPに引っかかることによって生じる搬送の妨げを防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
[第1実施形態]
図4に示すフローチャートと図5A、図5B、図5C、及び、図6とを用いて、切断加工機1によるワークWの切断加工方法を第1実施形態として説明する。図5AはワークWを切断加工することによって形成された製品部PRaと非製品部NPとの厚さ方向の位置関係を示す断面図である。図5Bは、製品部PRa側から非製品部NPを見た状態を示している。図5Cは図5Aに対応する。
ワーク搬送部5は、図4に示すフローチャートのステップS31にて、ワークWをクランパ51によりクランプし、さらに切断加工部3の所定の位置に位置決めする。切断加工部3は、ステップS32にて、ノズル35からレーザ光をワークWに照射し、かつ、切断加工ヘッド31を予め設定された加工方向に移動することにより、ワークWを、未切断部UCを残して所定の形状、例えば図3に示す形状に切断加工する。
ワーク搬送部5は、ステップS33にて、ワークWをクランプした状態で切断加工部3からパンチ加工部4へ搬送し、位置決めする。パンチ加工部4は、ステップS34にて、図5A及び図5Bに示すように、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT3を形成する。突出部PT3は平面を有して形成されている。突出部PT3は、ダイDM、及び、パンチPMの形状または成形加工方法に応じて、所定の形状に形成することができる。
突出部PT3における製品部PRaと対向する端面PT31は、ステップS32にてワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT3によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
図5Cに示すように、パンチ加工部4は、製品部PRaの両側に位置する非製品部NPa及びNPbのうちの一方の非製品部NPaにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT3aを形成する。パンチ加工部4は、他方の非製品部NPbにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT3bを形成する。
即ち、パンチ加工部4は、製品部PRaの両側に位置する非製品部NPa及びNPbにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT3a及びPT3bを形成する。突出部PT3aにおける製品部PRaと対向する端面PT31a、及び、突出部PT3bにおける製品部PRaと対向する端面PT31bは、ステップS32にてワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。
従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT3によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
ワーク搬送部5は、図4に示すフローチャートのステップS35にて、ワークWをクランプした状態でパンチ加工部4から切断加工部3へ搬送し、位置決めする。切断加工部3は、ステップS36にて、ノズル35からレーザ光をワークWに照射し、かつ、切断加工ヘッド31を予め設定された加工方向に移動することにより、ワークWの未切断部UCを切断加工する。
これにより、製品PRと非製品部NPとは分離される。図6は、パンチ加工部4によって非製品部NPの8箇所に4組の突出部PT3を形成した例を示している。図5Cは、例えば図6に示すB-Bで切断した断面に相当する。
非製品部NPには製品PRの近傍に、製品PRよりも下側に突出する突出部PT3が形成されている。従って、製品PRが吸着搬送機構によって吸着されて次の工程へと搬送されるときに、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT3によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
[第2実施形態]
図7に示すフローチャートと図8A、図8B、図8C、及び、図9とを用いて、切断加工機1によるワークWの切断加工方法を第2実施形態として説明する。図8Aは図5Aに対応する。図8Bは、製品部PRa側から非製品部NPを見た状態を示している。図8Cは図5Cに対応する。
ワーク搬送部5は、図7に示すフローチャートのステップS41にて、ワークWをクランパ51によりクランプし、さらに切断加工部3の所定の位置に位置決めする。切断加工部3は、ステップS42にて、ノズル35からレーザ光をワークWに照射し、かつ、切断加工ヘッド31を予め設定された加工方向に移動することにより、ワークWを、未切断部UCを残して所定の形状、例えば図3に示す形状に切断加工する。
ワーク搬送部5は、ステップS43にて、ワークWをクランプした状態で切断加工部3からパンチ加工部4に搬送し、位置決めする。パンチ加工部4は、ステップS44にて、図8A及び図8Bに示すように、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT4を形成する。
突出部PT4は、ダイDM、及び、パンチPMの形状または成形加工方法に応じて、所定の形状に形成することができる。突出部PT4は、例えばブリッジと称させる成形加工により形成することができる。
突出部PT4における製品部PRaと対向する端面PT41は、ステップS42にてワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT4によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
図8Cに示すように、パンチ加工部4は、製品部PRaの両側に位置する非製品部NPa及びNPbのうちの一方の非製品部NPaにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT4aを形成する。パンチ加工部4は、他方の非製品部NPbにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT4bを形成する。
即ち、パンチ加工部4は、製品部PRaの両側に位置する非製品部NPa及びNPbにおける製品部PRaと対向するそれぞれの切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT4a及びPT4bを形成する。突出部PT4aにおける製品部PRaと対向する端面PT41a、及び、突出部PT4bにおける製品部PRaと対向する端面PT41bは、ステップS42にてワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。
従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT4によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
ワーク搬送部5は、図7に示すフローチャートのステップS45にて、ワークWをクランプした状態でパンチ加工部4から切断加工部3へ搬送し、位置決めする。切断加工部3は、ステップS46にて、ノズル35からレーザ光をワークWに照射し、かつ、切断加工ヘッド31を予め設定された加工方向に移動することにより、ワークWの未切断部UCを切断加工する。
これにより、製品PRと非製品部NPとは分離される。図9は、パンチ加工部4によって非製品部NPの8箇所に4組の突出部PT4を形成した例を示している。図8Cは、例えば図9に示すC-Cで切断した断面に相当する。
非製品部NPには製品PRの近傍に、製品PRよりも下側に突出する突出部PT4が形成されている。従って、製品PRが吸着搬送機構によって吸着されて次の工程へと搬送されるときに、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT4によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
[第3実施形態]
図10A、及び、図10Bを用いて、切断加工機1によるワークWの切断加工方法を第3実施形態として説明する。図8Aは図5Aに対応する。図10AはワークWにおいて製品部PRと非製品部NPとの関係の一例を示す上面図であり、図10Bは図10Aに示すD-Dで切断した断面に相当する。
図10A、及び、図10Bに示すように、パンチ加工部4は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、突出部PT3またはPT4に替えて、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT5を形成する。突出部PT5は曲面を有して形成されている。突出部PT5は、ダイDM、及び、パンチPMの形状または成形加工方法に応じて、所定の形状に形成することができる。突出部PT5は、例えばルーバーと称される成形加工により形成することができる。
突出部PT5における製品部PRaと対向する端面PT51は、ワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT5によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
[第4実施形態]
図11A、及び、図11Bを用いて、切断加工機1によるワークWの切断加工方法を第4実施形態として説明する。図11AはワークWにおいて製品部PRと非製品部NPとの関係の一例を示す上面図であり、図11Bは、図11Aに示すE-Eで切断した断面に相当する。
図11A、及び、図11Bに示すように、パンチ加工部4は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、突出部PT3またはPT4に替えて、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT6を形成する。突出部PT6は、ダイDM、及び、パンチPMの形状または成形加工方法に応じて、所定の形状に形成することができる。突出部PT6は、例えばランスと称される成形加工により形成することができる。
突出部PT6における製品部PRaと対向する端面PT61は、ワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT6によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
[第5実施形態]
図12A、及び、図12Bを用いて、切断加工機1によるワークWの切断加工方法を第5実施形態として説明する。図12AはワークWにおいて製品部PRと非製品部NPとの関係の一例を示す上面図であり、図12Bは、図12Aに示すF-Fで切断した断面に相当する。
図12A、及び、図12Bに示すように、パンチ加工部4は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、突出部PT3またはPT4に替えて、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT7を形成する。突出部PT7は、ダイDM、及び、パンチPMの形状または成形加工方法に応じて、所定の形状に形成することができる。突出部PT7は、例えばハーフシャーと称される成形加工により形成することができる。
突出部PT7における製品部PRaと対向する端面PT71は、ワークWを切断加工したときの非製品部NPの切断面CSに相当する。従って、切断加工機1によれば、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT7によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
第1~第5実施形態では、切断加工機1は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT3~PT7を形成する。これにより、製品PRの一部が非製品部NPの下側に潜り込むことを突出部PT3~PT7によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
製品PRの搬送方法によっては、製品PRの一部が非製品部NPの上側に重なることによって搬送の妨げとなる場合がある。このような場合には、切断加工機1は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも上側に突出する突出部PT3~PT7の少なくともいずれかを形成する。これにより、製品PRの一部が非製品部NPの上側に重なることを突出部PT3~PT7によって防止、または少なくともそのおそれを低減させることができる。
また、切断加工機1は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側に突出する突出部PT3~PT7の少なくともいずれかを形成し、かつ、製品部PRaよりも上側に突出する突出部PT3~PT7の少なくともいずれかを形成してもよい。即ち、切断加工機1は、非製品部NPにおける製品部PRaと対向する切断面CSを含む端部に、製品部PRaよりも下側及び上側にそれぞれ突出する突出部PT3~PT7の少なくともいずれかを形成してもよい。
110,210 ダイボディ
111,211 刃部
120,220 ダイエジェクタ
120a,130a,220a,230a 対向面
121,221 押し上げ部
131,231 段差部
DM,DM1,DM2 ダイ(第1の金型)
NP 非製品部
PM,PM1,PM2 パンチ(第2の金型)
PR 製品
PRa 製品部
PT,PT3,PT4 突出部
W ワーク

Claims (2)

  1. ワークを、製品となる領域である製品部と前記製品部以外の領域である非製品部とが形成されるように切断加工し、
    前記非製品部における前記製品部と対向する切断面を含む端部に、前記製品部よりも下側に突出する突出部を形成する、
    切断加工方法。
  2. ブリッジ、ルーバー、ランス、または、ハーフシャーと称される成形加工により前記突出部を形成する、
    請求項1に記載の切断加工方法。
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