JP6442863B2 - 溶接装置、溶接方法及び溶接部品加工装置 - Google Patents

溶接装置、溶接方法及び溶接部品加工装置 Download PDF

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本発明は、複数のワークの端部の突合わせ部位に対して溶接を行う溶接装置、溶接方法及び溶接部品加工装置に関する。
特許文献1には、自動車の車体部材の製造に使用できるテーラードブランクの溶接についての開示がある。その際、アーク溶接とレーザ溶接とを組み合わせたハイブリッドアーク/レーザプロセスを適用することで、溶接ビードの欠陥を抑えて溶接品質を高めようにしている。
特開2002−18582号公報
ところで、テーラードブランクの溶接において、一般的に用いられているレーザ溶接では、母材を溶融させることから、溶接部位(溶接ビード)の厚さが母材の板厚に対して薄くなりやすく、溶接品質の低下を招く恐れがある。
そこで、本発明は、複数のワークの突合わせ部位における溶接品質を高めることを目的としている。
本発明は、複数のワークの端部を互いに当接させた突合わせ部位に対して溶接を行う表面側と反対の裏面側に、溶接によって裏面側に突出する裏側ビードが形成され、複数のワークの端部は、表面側と裏面側との間の全域にわたり互いに接触した状態で突合わされ、裏側ビードが接触することによって裏側ビードの形状を制御する裏当て材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、アーク溶接によって形成した裏側ビードの形状を制御するようにしたので、レーザ溶接に比較して低コストで安定した形状の裏側ビードが得られ、複数のワークの突合わせ部位における溶接品質を高めることができる。
本発明の一実施形態に係わる溶接装置の断面図である。 図1の溶接装置の斜視図である。 (a)は図1の溶接装置によって溶接するワークの一部を示す平面図、(b)は(a)のA部における拡大図である。 図1の溶接装置の冷却プレート内の冷却水通路を示す斜視図である。 図1を簡素化した溶接装置を溶接後のワークと共に示す断面図である。 (a)は溶接後のワークをプレス成形するための成形装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係わる溶接装置のそれぞれ断面図及び斜視図である。ここでの被溶接物であるワークWは、例えば自動車の車体部材の製造に使用できるアークテーラードブランク材である二つの板材W1,W2の端部同士を突き合せ、その突合わせ部位1に対してアーク溶接を実施する。
このようなワークWとしては、例えば、図3(a)に示すような自動車用部品であるサスペンションメンバが挙げられる。図3は、中央の板材W1に対してその両側に別の板材W2,W3を溶接接合して一つの部品を構成しており、図1及び図2では、その板材W1と板材W2との間の溶接について示している。板材W1と板材W3との間の溶接についても、板材W1と板材W2との間の溶接と同様して行われる。
図1に示すように、板材W1,W2は、突合わせ部位1を中心として互いに離間した位置にて一対のワーク受部としてのワーク受け3,5上にそれぞれ載置されている。この一対のワーク受け3,5と上部の一対のワーク押さえ7,9とで、板材W1,W2を上下から挟持して保持している。ワーク押さえ7,9もワーク受け3,5と同様に突合わせ部位1を中心として互いに離間した位置にある。
ここで、ワーク受け3,5及びワーク押さえ7,9、特にワーク受け3,5については、ワークWよりも硬度が高く耐摩耗性の高い、例えばSKD11を使用している。この一対のワーク受け3,5相互間には、裏当て材としての例えば銅で構成したバックメタル11を配置している。バックメタル11については、後で詳細に説明する。
上記一対のワーク受け3,5及びバックメタル11は、冷却プレート13上に取り付けられ、さらに冷却プレート13は治具ベース15上に取り付けられている。冷却プレート13は、その上面がバックメタル11の下面及びワーク受け3,5の下面のほぼ全面に接触するように、外側縁部の形状が設定されている。
冷却プレート13内には、図4にも示すように、冷却媒体である冷却水が流れる冷却水通路13aを設けている。冷却水通路13aは、図1に示すように、バックメタル11近傍のワーク受け3,5に対応する位置にて図1中で紙面に直交する方向に延びる入口通路13ai及び出口通路13ao、入口通路13aiと出口通路13aoとを連通する連通路13at、をそれぞれ備えている。
連通路13atは、図4に示すように、冷却プレート13の図1中で紙面表側の端部付近に位置し、入口通路13aiは、図1中で紙面裏側の端部に開口する冷却水導入口13ai1を備えている。一方、出口通路13aoは、冷却プレート13の図1中で紙面裏側の端部付近にて入口通路13aiから離れる方向に屈曲して形成される屈曲通路13ao1を有し、屈曲通路13ao1の端部に冷却水放出口13ao2を備えている。
したがって、冷却プレート13において、冷却水導入口13ai1から導入される冷却水は、入口通路13ai、連通路13at、出口通路13ao、屈曲通路13ao1をそれぞれ通った後、冷却水放出口13ao2から外部に放出される。
次に、前述したバックメタル11について説明する。バックメタル11は、図1に示すように断面ほぼ正方形もしくは長方形の、図1中で紙面に直交する方向に長い直方体形状であり、板材W1,W2相互の突合わせ部位1及び、突合わせ部位1近傍の板材W1,W2に対応する位置に配置してある。
バックメタル11は、ワーク受け3,5相互間のほぼ中央の突合わせ部位1を含むワークWの下面に対向する上面に、凹曲面となる湾曲面11aを備えている。湾曲面11aの左右両側のワーク受け3,5側の上面は、平面11b,11cとなっている。平面11b,11cは板材W1,W2に対してそれぞれ離間している。これら湾曲面11a及び平面11b,11cは、図1中で紙面に直交する方向に延設され、バックメタル11の全長にわたり形成されている。
また、バックメタル11の図1中で紙面に直交する方向の両端部は、図2に示すように、板材W1,W2相互の突合わせ部位1及び、突合わせ部位1近傍の板材W1,W2の同方向の両端部から突出している。すなわち、バックメタル11の図1中で紙面に直交する方向の長さは、板材W1,W2相互の突合わせ部位1及び、突合わせ部位1近傍の板材W1,W2の同方向の長さよりも長い。さらに、図2に示すように、ワーク押さえ7,9は、治具ベース15とともに、ワーク受け3,5よりも図1中で紙面に直交する方向の長さが長い。
次に、上記したような溶接装置を利用して溶接作業を実施する溶接方法について説明する。図1のように、板材W1,W2を、その端部同士を突き合せた状態でワーク受け3,5上に載置して、ワーク受け3,5と上部のワーク押さえ7,9とで挟持固定する。このようにしてワークWを溶接装置にセットした状態でアーク溶接を実施する。
図5(a)は、図1に対して簡素化して示した溶接装置の断面図であり、ワークWは溶接作業後の状態を示している。なお、図5(a)ではワーク押さえ7,9や治具ベース15などを省略しており、図1では図示していない溶接トーチ17を用いてアーク溶接を実施する。図5(a)において、溶接トーチ17を用い、溶加材19を及び母材(板材W1,W2)を溶融させながら、アーク溶接を実施する。
アーク溶接を実施すると、上記溶融によって板材W1,W2相互間に溶接ビード21が形成される。アーク溶接を実施する際には、図4に示した冷却プレート13内の冷却水通路13aに冷却水を流す。ここで、本実施形態では、溶接ビード21が、溶接を行う図5(a)中の上部の表面側から反対の裏面側に向けて貫通して突出するように、裏波溶接(貫通溶接)を行う。裏波溶接を行うことによって、溶接ビード21は、図5(a)中で下部側のバックメタル11に向けて突出する裏側ビード21aが形成される。
溶接ビード21は、図5(b)に拡大して示すように、上記した裏側ビード21aと、表側ビード21bと、中間ビード21cと、を含んでいる。中間ビード21cは、板材W1,W2の板厚と同じ厚さ部分に相当し、中間ビード21cより表面側に突出した部分が表側ビード21bであり、中間ビード21cより裏面側に突出した部分が裏側ビード21aである。ただし、ここでの2枚の板材W1,W2の厚さはほぼ同じとしている。
表側ビード21bは、そのほぼ全体の表面が凸曲面となっている。すわわち、表側ビード21bは、図5(b)に示すように、一方の板材W1との境界部23と、他方の板材W2との境界部25との間で、表面が円弧状もしくはアーチ状に形成されている。中間ビード21cは、板材W1,W2との境界面27,29がほぼ凹曲面であり、かつ、表側ビード21bから裏側ビード21aに向けて先細となる形状である。
裏側ビード21aは、中間ビード21cの上記した境界面27,29の凹曲面に連続する側面31,33と、側面31,33の先端相互間に形成される凸曲面形状の端面35と、を含んでいる。側面31,33は凹曲面もしくはほぼ平面形状となっている。
裏側ビード21aの端面35は、溶接時の溶融物がバックメタル11の凹曲面状の湾曲面11aに接触することで、湾曲面11aに対応した凸曲面形状に形状が制御されている。すなわち、突合わせ部位1に対して溶接を行う表面側と反対の裏面側に、溶接により裏面側に突出する裏側ビード21aが形成され、裏側ビード21aが接触することで裏側ビード21aの形状を制御するバックメタル11が突合わせ部位1の裏側に配置されている。
このように、本実施形態では、アーク溶接によってテーラードブランクの溶接を行うにあたり、裏側ビード21aの形状をバックメタル11によって制御している。このため、レーザ溶接やプラズマ溶接に比較して低コストで済むアーク溶接によって、安定した形状の裏側ビード21aが得られ、テーラードブランク溶接による溶接部位の品質を高めることができる。
バックメタル11を使用しない場合には、裏側ビードの形状が不均一で不安定なものとなり、溶接後に手直しする必要が生じて作業コストの高騰を招く。仮に、手直しする必要が生じた場合であっても、裏側ビードに対して後加工により手直しすることで、溶接部品を廃却する必要がなく、製品の歩留まりが向上する。一方、レーザ溶接やプラズマ溶接では、手直しするのは困難であり、アーク溶接に比較して製品の歩留まりが悪い。
また、溶接ビード21として、表側ビード21bに加え、形状が制御された裏側ビード21aを備えることで、当該溶接部位の厚さ(図5中で上下方向の厚さ寸法)が、母材である板材W1,W2の板厚より厚くなり、溶接部位の強度が高くなって製品の品質向上に寄与することができる。
また、本実施形態では、バックメタル11を銅製としているので、鉄製とする場合に比較して裏側ビード21aが固着しにくく、作業性が向上する。なお、バックメタル11は、銅に限らず、裏側ビードが固着しにくい材料であればよく、例えばセラミック製としてもよい。すなわち、本実施形態では、バックメタル11は、裏側ビード21aが固着しにくい銅もしくはセラミック材で構成されている。また、冷却プレート13内の冷却水通路13aに冷却水を流すことで、バックメタル11が冷却されるので、裏側ビード21aのバックメタル11への固着をより確実に抑えることができる。
また、本実施形態では、板材W1,W2が載置されるワーク受け3,5は、板材W1,W2よりも硬度が高い材料が使用されている。これにより、ワーク受け3,5は、載置される板材W1,W2により押し付けられても、摩耗を抑えることができ、繰り返し使用することが可能となる。ワーク受け3,5の摩耗を抑えることで、載置される板材W1,W2相互間の図1中で上下方向の位置関係のずれを抑制でき、高精度な突合わせ溶接が可能となる。
また、本実施形態では、バックメタル11の裏側ビード21aが接触する部位は、凹曲面状の湾曲面11aとされている。このため、湾曲面11aに接触する裏側ビード21aの先端側の端面35は、図5(b)に示すように凸曲面形状となる。凸曲面形状の端面35は、平面形状と比較して、端面35と側面31,33との境界部である角部37,39における内側の角度がより広い鈍角となり、亀裂が発生しにくくなって強度が高まり、溶接品質がより一層向上する。
また、本実施形態では、図3(a)のA部を拡大して示す図3(b)のように、板材W1,W2相互の突合わせ部位1の端部に、切欠41を形成している。この切欠41を設けた端部からアーク溶接を開始する。突合わせ部位1は、板材W1,W2の端部がいずれもほぼ直線状であり、この直線状部位を互いに突合わせている。
そして、本実施形態では、一例として図3(b)に示すように、一方の板材W1の端部に傾斜部43を設けることで、切欠41を形成している。さらに、切欠41の開口側(図3(b)中で下部側)の端部における板材W1,W2の角部には、面取45,47を形成している。
すなわち、本実施形態では、複数の板材W1,W2の突合わせ部位1の端部に切欠41を形成し、該切欠41を形成した部位からアーク溶接を開始している。これにより、板材W1,W2相互間における溶け込みの入りにくい溶接開始部でも、安定した裏波溶接が可能となる。
図6は、上記のようにしてアーク溶接を実施した2つの板材W1,W2からなるワークに対してプレス加工を行うプレス装置を簡素化して示している。プレス装置は、上型49と下型51とを含む成形型を備えている。そして、上型49及び下型51の溶接ビード21に対応する位置に、逃げ部としての上型凹部49a及び下型凹部51aをそれぞれ設けている。
上型凹部49aは、その内壁面に、底部49a1と両側部49a2,49a3とを備え、両側部49a2,49a3の下型51側の開口縁の角部に凸曲面49a4,49a5を形成している。これらの内壁面は、溶接ビード21(表側ビード21b)に対して離間している。
一方、下型凹部51aは、その内壁面に、底部51a1と両側部51a2,51a3とを備え、両側部51a2,51a3の上型49側の開口縁の角部に凸曲面51a4,51a5を形成している。これらの内壁面は、溶接ビード21(裏側ビード21a)に対して離間している。
すなわち、本実施形態では、溶接装置によって形状が制御された裏側ビード21aを備える溶接部品に対してプレス成形するプレス装置を備え、プレス装置は、成形型が、裏側ビード21aを含む溶接ビード21に対して離間する逃げ部となる上型凹部49a及び下型凹部51aを備えている。溶接装置とプレス装置とで溶接部品加工装置を構成している。
上型49及び下型51が上型凹部49a及び下型凹部51aをそれぞれ備えることで、厚さが厚く強度が高くなっている溶接ビード21に上型49及び下型51が接触しないので、プレス成形性が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
例えば、溶接後の部品として、本実施形態では、自動車部品を例にとって説明したが、他の部品であってもよい。また、ワークとして複数の板材W1,W2,W3は、板厚が互いに同等でも異なっていてもよく、さらに材質が同等でも異なっていてもよい。
また、バックメタル11は銅やセラミックに限らず、裏側ビード21aが固着しにくい材料であれば他の材料であってもよい。ワーク受け3,5についても、SKD11に限らず、ワークWよりも硬度が高く耐摩耗性が高ければ、他の材料であってもよい。さらに、バックメタル11の裏側ビードが接触する部位は、凹曲面状の湾曲面11aに限ることはなく平面形状でもよい。
W ワーク
W1,W2,W3 板材(ワーク)
1 板材同士の突合わせ部位
3,5 ワーク受け(ワーク受部)
11 バックメタル(裏当て材)
11a バックメタルの湾曲面(凹曲面)
21a 裏側ビード
41 突合わせ部位の切欠
49 上型(成形型)
49a 上型凹部(逃げ部)
51 下型(成形型)
51a 下型凹部(逃げ部)

Claims (7)

  1. 複数のワークの端部を互いに突合わせ、この突合わせ部位をアーク溶接により溶接接合する溶接装置であって、
    前記複数のワークの端部を互いに当接させた前記突合わせ部位に対して溶接を行う表面側と反対の裏面側に、前記表面側から行う溶接によって前記裏面側に突出する裏側ビードが形成され、
    前記複数のワークの端部は、前記表面側と前記裏面側との間の全域にわたり互いに接触した状態で突合わされており、
    前記裏側ビードが接触することによって当該裏側ビードの形状を制御する裏当て材が、前記突合わせ部位の裏面側に配置されていることを特徴とする溶接装置。
  2. 前記裏当て材は、前記裏側ビードが固着しにくい銅もしくはセラミック材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接装置。
  3. 前記複数のワークが載置されるワーク受部は、前記ワークよりも硬度が高い材料が使用されていることを特徴とする請求項1または2に記載の溶接装置。
  4. 前記裏当て材の前記裏側ビードが接触する部位は、凹曲面とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の溶接装置。
  5. 複数のワークの端部を互いに突合わせ、この突合わせ部位をアーク溶接により溶接接合する溶接方法であって、
    前記複数のワークの端部を互いに当接させた前記突合わせ部位に対して溶接を行う表面側と反対の裏面側に裏当て材を配置し、
    前記複数のワークの端部は、前記表面側と前記裏面側との間の全域にわたり互いに接触した状態で突合わされ、
    前記表面側から行う溶接によって前記裏面側に突出する裏側ビードを前記裏当て材に接触させることで、前記裏側ビードの形状を制御することを特徴とする溶接方法。
  6. 前記複数のワークの突合わせ部位の端部に切欠を形成し、該切欠を形成した部位から溶接を開始することを特徴とする請求項5に記載の溶接方法。
  7. 複数のワークの端部を互いに当接させて突合わせ、この突合わせ部位に対してアーク溶接により溶接を行う表面側と反対の裏面側に、前記表面側から行うアーク溶接によって前記裏面側に突出する裏側ビードが接触して当該裏側ビードの形状を制御する裏当て材が配置されている溶接装置と、
    前記溶接装置によって形状が制御された裏側ビードを備える溶接部品に対してプレス成形するプレス装置と、を備え、
    前記プレス装置は、成形型が、前記裏側ビードを含む溶接ビードに対して離間する逃げ部を備えていることを特徴とする溶接部品加工装置。
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