JPH05200442A - 板材の成形加工方法 - Google Patents
板材の成形加工方法Info
- Publication number
- JPH05200442A JPH05200442A JP4009162A JP916292A JPH05200442A JP H05200442 A JPH05200442 A JP H05200442A JP 4009162 A JP4009162 A JP 4009162A JP 916292 A JP916292 A JP 916292A JP H05200442 A JPH05200442 A JP H05200442A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- die
- slit
- plate material
- punch
- Prior art date
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- Pending
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パンチ１とダイ３を用いて板材Ｗに成形加工
を行なうとき、小さな加圧力でもって容易に成形加工を
行なうことのできる成形加工方法を提供することを目的
とする。 【構成】 上記目的を達成するために、板材Ｗの成形加
工を行なう部分５に、溝あるいはスリット７の加工を行
ない、その後にパンチ１の型部１Ａとダイ３の型部３Ａ
によって前記成形加工部分５を加圧して成形加工を行な
うものである。
を行なうとき、小さな加圧力でもって容易に成形加工を
行なうことのできる成形加工方法を提供することを目的
とする。 【構成】 上記目的を達成するために、板材Ｗの成形加
工を行なう部分５に、溝あるいはスリット７の加工を行
ない、その後にパンチ１の型部１Ａとダイ３の型部３Ａ
によって前記成形加工部分５を加圧して成形加工を行な
うものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、雄型と雌型とを用いて
板材に成形加工を行なう方法に係り、さらに詳細には、
比較的小さな加圧力でもって成形加工を行なうことので
きる成形加工方法に関する。
板材に成形加工を行なう方法に係り、さらに詳細には、
比較的小さな加圧力でもって成形加工を行なうことので
きる成形加工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばバーリング加工、エンボス
加工、ビーディング加工、張出し加工、カーリングなど
の種々の成形加工を板材に行なうには、パンチ（雄型）
とダイ（雌型）とを用いて板材に強大な加圧力を付与す
ることによって行なわれている。
加工、ビーディング加工、張出し加工、カーリングなど
の種々の成形加工を板材に行なうには、パンチ（雄型）
とダイ（雌型）とを用いて板材に強大な加圧力を付与す
ることによって行なわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、板材
に強大な加圧力を付与するために、プレス機械の本体に
剛性が必要であり、全体的構成が大型化するなどの問題
がある。
に強大な加圧力を付与するために、プレス機械の本体に
剛性が必要であり、全体的構成が大型化するなどの問題
がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、板材の成形加工を行なう部分に予
め溝あるいはスリット加工を行ない、その後に雄型と雌
型を用いて成形加工を行なうものである。
に鑑みて、本発明は、板材の成形加工を行なう部分に予
め溝あるいはスリット加工を行ない、その後に雄型と雌
型を用いて成形加工を行なうものである。
【０００５】
【作用】上述のように、板材の成形加工を行なう部分に
予め溝あるいはスリットの加工を行なうものであるか
ら、成形加工時に変形を生じ易くなり、小さな加圧力で
もって容易に成形加工を行なうことができるものであ
る。
予め溝あるいはスリットの加工を行なうものであるか
ら、成形加工時に変形を生じ易くなり、小さな加圧力で
もって容易に成形加工を行なうことができるものであ
る。
【０００６】
【実施例】図１，図２を参照するに、パンチ（雄型）１
とダイ（雌型）３を用いて板材Ｗに適宜の成形加工を行
なうに先だって、上記板材Ｗの成形加工を行なう成形加
工部分５に、変形が生じ易くなるように、溝あるいはス
リット７を予め適宜形状に加工する。その後、前記パン
チ１とダイ３との協働によって成形加工を行なうことに
より、上記パンチ１、第３の型部１Ａ，３Ａに倣って板
材Ｗに成形加工が行なわれることとなる。
とダイ（雌型）３を用いて板材Ｗに適宜の成形加工を行
なうに先だって、上記板材Ｗの成形加工を行なう成形加
工部分５に、変形が生じ易くなるように、溝あるいはス
リット７を予め適宜形状に加工する。その後、前記パン
チ１とダイ３との協働によって成形加工を行なうことに
より、上記パンチ１、第３の型部１Ａ，３Ａに倣って板
材Ｗに成形加工が行なわれることとなる。
【０００７】この場合、板材Ｗの成形加工部分５に予め
溝あるいはスリット７が形成してあるので、成形加工部
分５は変形を生じ易いものであり、前記パンチ１の型部
１Ａとダイ３の型部３Ａによる加圧力は小さくて良いも
のであり、容易に成形加工を行なうことができることと
なる。
溝あるいはスリット７が形成してあるので、成形加工部
分５は変形を生じ易いものであり、前記パンチ１の型部
１Ａとダイ３の型部３Ａによる加圧力は小さくて良いも
のであり、容易に成形加工を行なうことができることと
なる。
【０００８】前記溝あるいはスリット７の加工として
は、例えばレーザ加工によって行なうことが望ましい。
は、例えばレーザ加工によって行なうことが望ましい。
【０００９】ところで、板材Ｗの成形加工部分５に施す
溝あるいはスリット７の形状パターンは、成形加工後の
形状が所望の形状を保持するものであれば良く、成形加
工部分５の成形加工後の形状に対応してスリット７の形
状パターンは必ずしも一定に限られるものではない。
溝あるいはスリット７の形状パターンは、成形加工後の
形状が所望の形状を保持するものであれば良く、成形加
工部分５の成形加工後の形状に対応してスリット７の形
状パターンは必ずしも一定に限られるものではない。
【００１０】例えば、図３にはバーリング加工における
スリットのパターン（形状）として、穴の周囲に複数の
スリットを放射方向に形成した態様を例示したけれど
も、複数のスリットの方向は、放射方向に対して交差す
る方向でも良い。また、スリットは必ずしも直線に限る
ことなく、円弧状などの適宜の曲線に形成しても良いも
のである。すなわち、スリット７の形状パターンは、任
意の形状パターンとすることができるものである。
スリットのパターン（形状）として、穴の周囲に複数の
スリットを放射方向に形成した態様を例示したけれど
も、複数のスリットの方向は、放射方向に対して交差す
る方向でも良い。また、スリットは必ずしも直線に限る
ことなく、円弧状などの適宜の曲線に形成しても良いも
のである。すなわち、スリット７の形状パターンは、任
意の形状パターンとすることができるものである。
【００１１】また、成形加工後に成形部分の強度を増大
する場合には、必要な箇所にレーザ溶接を行なうことに
より対応することができる。
する場合には、必要な箇所にレーザ溶接を行なうことに
より対応することができる。
【００１２】なお、板材Ｗに行なう成形加工は種々な形
状があるので、全ての形状について説明することは不可
能であるが、主だったところの一般形状とスリット形状
（スリットのパターン）を図３〜図１０に示す。
状があるので、全ての形状について説明することは不可
能であるが、主だったところの一般形状とスリット形状
（スリットのパターン）を図３〜図１０に示す。
【００１３】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、板材に成形加工を行なう
に当って、上記板材の成形加工を行なう部分に予め溝あ
るいはスリット加工を行ない、その後に雄型と雌型とを
用いて成形加工を行なうものであるから、成形加工部分
は変形を生じ易いものであり、小さい加圧力でもって成
形加工を行なうことができるものである。
るように、本発明においては、板材に成形加工を行なう
に当って、上記板材の成形加工を行なう部分に予め溝あ
るいはスリット加工を行ない、その後に雄型と雌型とを
用いて成形加工を行なうものであるから、成形加工部分
は変形を生じ易いものであり、小さい加圧力でもって成
形加工を行なうことができるものである。
【図１】本発明に係る成形加工方法を示す説明図であ
る。
る。
【図２】本発明に係る成形加工方法を示す説明図であ
る。
る。
【図３】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図４】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図５】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図６】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図７】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図８】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図９】成形加工の一般的な形状とスリットのパターン
形状とを示す説明図である。
形状とを示す説明図である。
【図１０】成形加工の一般的な形状とスリットのパター
ン形状とを示す説明図である。
ン形状とを示す説明図である。
１ パンチ（雄型） ３ ダイ（雌型） ５ 成形加工部分 ７ スリット
【手続補正書】
【提出日】平成５年４月２０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【実施例】図１，図２を参照するに、パンチ（雄型）１
とダイ（雌型）３を用いて板材Ｗに適宜の成形加工を行
なうに先だって、上記板材Ｗの成形加工を行なう成形加
工部分５に、変形が生じ易くなるように、溝あるいはス
リット７を予め適宜形状に加工する。その後、前記パン
チ１とダイ３との協働によって成形加工を行なうことに
より、上記パンチの型部１Ａ，上記ダイ３の型部３Ａに
倣って板材Ｗに成形加工が行なわれることとなる。
とダイ（雌型）３を用いて板材Ｗに適宜の成形加工を行
なうに先だって、上記板材Ｗの成形加工を行なう成形加
工部分５に、変形が生じ易くなるように、溝あるいはス
リット７を予め適宜形状に加工する。その後、前記パン
チ１とダイ３との協働によって成形加工を行なうことに
より、上記パンチの型部１Ａ，上記ダイ３の型部３Ａに
倣って板材Ｗに成形加工が行なわれることとなる。
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】
Claims (1)
- 【請求項１】 雄型と雌型とを用いて板材に成形加工す
る方法にして、上記板材の成形加工を行なう部分に、予
め溝あるいはスリット加工を行ない、その後に上記雄型
と雌型との協働により成形加工を行なうことを特徴とす
る板材の成形加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009162A JPH05200442A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 板材の成形加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009162A JPH05200442A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 板材の成形加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200442A true JPH05200442A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11712919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009162A Pending JPH05200442A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 板材の成形加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05200442A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002224773A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | 自動車用スチールホイール及び該自動車用スチールホイールの製造方法 |
| JP2003269428A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Nec Mitsubishi Denki Visual Systems Kk | 被ネジ止め板金および被固定板金 |
| JP2006247701A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Asmo Co Ltd | プレス加工部品の製造方法、プレス加工部品、及びモータ |
| KR101028883B1 (ko) * | 2011-01-28 | 2011-04-12 | 주식회사 삼화피엠아이 | 스러스트 베어링의 오일 포켓을 제조하는 펀칭몰드 구조물 및 이를 이용한 스러스트 베어링의 오일 포켓 제조방법 |
| JP2014152582A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Ｙｋｋ Ａｐ株式会社 | デッキ材の取付部材およびデッキ |
| JP2020037116A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 株式会社アマダホールディングス | 切断加工方法 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4009162A patent/JPH05200442A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002224773A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | 自動車用スチールホイール及び該自動車用スチールホイールの製造方法 |
| JP2003269428A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Nec Mitsubishi Denki Visual Systems Kk | 被ネジ止め板金および被固定板金 |
| JP2006247701A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Asmo Co Ltd | プレス加工部品の製造方法、プレス加工部品、及びモータ |
| KR101028883B1 (ko) * | 2011-01-28 | 2011-04-12 | 주식회사 삼화피엠아이 | 스러스트 베어링의 오일 포켓을 제조하는 펀칭몰드 구조물 및 이를 이용한 스러스트 베어링의 오일 포켓 제조방법 |
| JP2014152582A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Ｙｋｋ Ａｐ株式会社 | デッキ材の取付部材およびデッキ |
| JP2020037116A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 株式会社アマダホールディングス | 切断加工方法 |
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