JP7083457B2 - シート - Google Patents

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Description

本発明は、シートに関する。
従来、車両用シートのクッションフレームとして、シートクッションフレームの前方に、取り付けブラケット22を設け、前突時にシートクッションフレームに作用する荷重をフロアに逃がす構造としたものが開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004-120623号公報
しかし、上記の構造を2人掛け以上のシートに採用した場合に、ブラケットとシートクッションフレームの隙間が小さいと、車両の前突時、フレームが撓まないことから乗客どうしの距離が小さくなり接触する可能性が高くなる。
具体的には、シートのシートクッションのチップアップ状態(図12参照)から、チップアップ状態解除へと移行した時(図13参照)、シートがしっかりとロックしないロック不良が発生することがある。その要因としては、クッションストッパーとシートアンダーカバーの隙間が0(ゼロ)となるよう設定されている場合に、部品(精度)のバラつきがロック不良につながる、ということが挙げられる(図14参照)。
そこで、本発明は、シートクッションのチップアップ状態を解除した際、シートがしっかりとロックしない事象(ロック不良)の発生を抑えることができるシートを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、二人掛け以上のシートであって、
車両のボデー側に取り付けられ、シートの下部フレームを構成するシートレッグと、
シートクッションのフレームであって、シートレッグに対し回動可能であるシートクッションフレームと、
該シートクッションフレームとシートレッグとの間に介在してシートクッションフレームの可動範囲を規制する、車両の幅方向に配置された少なくとも3つのストッパー部材と、
を備えており、
ストッパー部材のうち、車幅方向外寄りのストッパー部材とシートクッションフレーム/シートレッグとの隙間が、車幅方向内寄りのストッパー部材とシートクッションフレーム/シートレッグとの隙間よりも大きく設定されている、シートである。
上記態様のシートでは、車幅方向外寄りのストッパー部材とシートクッションフレーム/シートレッグとの間に比較的大きい隙が形成されるため、部品(精度)のバラつきによる影響を吸収し、従来シートにおけるよりもロック不良の発生を抑えることが可能となる。また、仮にロック不良が発生しても、所定の方向(一例として、図2中に示す下向きの黒矢印の方向)にクッションを押し込むことで確実にクッションをロックできるようになる。
本発明によれば、シートクッションのチップアップ状態を解除した際、シートがしっかりとロックしない事象(ロック不良)の発生を抑えることができる。
本発明の一実施形態におけるシートの内部の構成を示す斜視図である。 シートの内部の構成を示す斜視図である。 60%側パイプからなる車両左側のシートクッションフレームにおける(A)従来の沈み込み感(大)と、(B)本実施形態の場合の沈み込み感(小)とを表す図である。 車両前突時に乗員からシートクッションフレームに作用する力について説明する斜視図である。 車両前突時に乗員どうしが接触する様子について説明する図である。 本実施形態のシートにおいて、車両前突時に乗員からシートクッションフレームに作用する力について説明する斜視図である。 本実施形態のシートにおいて、車両前突時に乗員どうしの接触が回避される様子について説明する図である。 車両前突時に乗員からシートクッションフレームに作用する力について説明する図である。 車両前突時、シートブラケット(シートフレーム)に作用する力について説明する斜視図である。 本実施形態のシートにおいて、車両前突時に乗員からシートクッションフレームに作用する力について説明する図である。 本実施形態のシートにおいて、車両前突時、シートブラケット(シートフレーム)に作用する力(負荷)が分散される様子について説明する斜視図である。 チップアップ状態とした従来のシートの側面図である。 チップアップ状態を解除した従来のシートの側面図である。 (A)従来のシートの構造例を示す図、(B)その一部を拡大して示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
以下、図を参照しつつ、シート1の実施形態を説明する。本実施形態のシート1は、車両の後部座席用の3人掛けシートであり、シートレッグ10、シートクッションフレーム30、ストッパー部材41~45等を含む(図1等参照)。
シートレッグ10は、車両のボデー100側に取り付けられ、シート1の下部フレーム(シートフレーム)を構成する部材である。一例として本実施形態のシートレッグ10は略コ字形状なしは矩形のパイプで構成されている。シートレッグ10の車両進行方向前部は、シートブラケット12,14を介して車両のボデー100側に取り付けられている(図1、図2等参照)。
シートクッションフレーム30は、シートクッションの骨格を形成するフレームであり、シートレッグ10に対し、例えばクッションラッチ16,18のごとき回動装置を介して跳ね上げ回動可能に取り付けられている(図2、図12、図13参照)。本実施形態のシートクッションフレーム30は6:4分割式構造であり、40%側パイプからなる車両右側のシートクッションフレーム31と、60%側パイプからなる車両左側のシートクッションフレーム32とで構成されている(図1等参照)。
ストッパー部材は、シートクッションフレーム30とシートレッグ10との間に介在してシートクッションフレーム30の可動範囲を規制する部材である。本実施形態では、右側シートクッションフレーム31に第1~第2のストッパー部材41,42を設け、左側シートクッションフレーム32に第3~第5のストッパー部材43,44,45を設けている(図1等参照)。ストッパー部材41~45は、例えば、シートクッションフレーム30に取り付けられた下向きのブラケット及び該ブラケットに取り付けられた当てゴムで構成されている(図1等参照)。
ここで、便宜的に、各ストッパー部材41~45とシートレッグ10と間の隙間をそれぞれD1~D5とする(図2参照)。本実施形態のシート1では、これらストッパー部材41~45のうち、車幅方向外寄りのストッパー部材とシートレッグ10との隙間が、車幅方向内寄りのストッパー部材とシートレッグ10との隙間よりも大きく設定されている。具体的には、右側シートクッションフレーム31における第1のストッパー部材41とシートレッグ10との隙間D1が、第2のストッパー部材42とシートレッグ10との隙間D2よりも大きい(差分ΔD=D1-D2)。ちなみに、チップアップ状態解除時、第2のストッパー部材42はシートレッグ10に当接していてその隙間D2は基本的に0(ゼロ)である。また、左側シートクッションフレーム32における第3のストッパー部材43とシートレッグ10との隙間D3と、第5のストッパー部材45とシートレッグ10との隙間D5とは、第4のストッパー部材44とシートレッグ10との隙間D4よりも大きい(差分ΔD=D3-D4、あるいは差分ΔD=D5-D4)。ちなみに、チップアップ状態解除時、第4のストッパー部材44はシートレッグ10に当接していてその隙間D4は基本的に0(ゼロ)である(図2参照)。
以上の構成により、本実施形態のシート1は、ロック不良を防ぐことができ、しかも、シート着座時の沈み込み感を小さくすることができる。
すなわち、クッションラッチ16,18の付近ないしは前方に隙間が形成されるため、ロック不良を防ぐことができる(図2、図12~図14参照)。仮にロック不良が発生しても、矢印の方向(図2参照)にシートクッションを押し込み、該シートクッションを介してシートクッションフレーム30(31,32)を押し込むことで、確実にロックできる。
また、隙なし部分をセンターにもってくる(配置する)ことで、シート着座時の沈み込み感を小さくすることができる(図3参照)。すなわち、例えば車両の前突時において、インナーパイプ(シートクッションフレーム30(31,32))に乗員のお尻(臀部)が(間接的に)接触したり(図4中の(1), (2)参照)、アウターBRKT(シートクッションフレーム30(31,32)の幅方向外側に設けられたブラケット部材)の乗員のお尻が(間接的に)接触したりし(図4中の(3)参照)、これら(1), (2), (3)の影響で乗員どうしが接触することがあり(図5参照)、また、シートレッグ10(シートフレーム(前脚BRKT RH))に対する負荷が大きかった(図8、図9参照)。一方、上記のごとき構成とし、図6中において符号(4)で示すように隙間(クリアランス)が設けられた本実施形態のシート1においては、当該(4)のクッションたわみ方向への乗員の移動により乗員どうしの接触が回避され(図7参照)、また、シートレッグ10(シートフレーム(前脚BRKT RH))に対する負荷が分散する(図10、図11参照)。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状およびサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、ストッパー部材を計5個設けた例を示したがこれは一例にすぎず、これらストッパー部材(クッションストッパー)は、シートパイプ(シートクッションフレーム30)の大きさ等に応じて必要数が取り付けられる。
また、ストッパー部材(41~45)は、シートクッションフレーム30にではなくシートレッグ10に設けられていてもよい。この場合は、シートクッションフレーム30(31,32)と各ストッパー部材(41~45)との間隔が、上記実施形態における隙間D(D1~D5)に相当することとなる。
本発明は、シートに適用して好適である。
1…シート、10…シートレッグ、12,14…シートブラケット、16,18…クッションラッチ、30(31,32)…シートクッションフレーム、41~45…ストッパー部材、100…(車両の)ボデー、D1~D5…(ストッパー部材とシートレッグとの)隙間

Claims (1)

  1. 二人掛け以上のシートであって、
    車両のボデー側に取り付けられ、前記シートの下部フレームを構成するシートレッグと、
    シートクッションのフレームであって、前記シートレッグに対し回動可能であるシートクッションフレームと、
    該シートクッションフレームと前記シートレッグとの間に介在して前記シートクッションフレームの可動範囲を規制する、車両の幅方向に配置された少なくとも3つのストッパー部材と、
    を備えており、
    前記ストッパー部材のうち、車幅方向外寄りのストッパー部材と前記シートクッションフレーム/前記シートレッグとの隙間が、車幅方向内寄りのストッパー部材と前記シートクッションフレーム/前記シートレッグとの隙間よりも大きく設定されている、シート。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013141960A (ja) 2012-01-12 2013-07-22 Isuzu Motors Ltd 車両用簡易シートのシートクッション構造
US20160129845A1 (en) 2014-11-07 2016-05-12 Ford Global Technologies, Llc Folding seat assembly with internal storage compartment

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