JP7076008B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
特許文献1には、燃料タンクの外部に配置された外付けの燃料ポンプを備える自動二輪車において、燃料ポンプを軸方向が車幅方向を向いた横向きに配置し、燃料ポンプの軸方向の端部に燃料ホースを接続するノズル部を配置した構造が開示されている。
特開2004-284473号公報
しかしながら、上記従来の技術では、車両のメンテナンス時等に燃料ポンプを車両の側面に引き出した場合等、燃料ポンプが車幅方向に大きくずれた際、燃料ポンプのノズル部に掛かる負荷が大きくなる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、燃料タンクの外部に配置された外付けの燃料ポンプを備える鞍乗り型車両において、燃料ポンプを配管が接続された状態で車幅方向に引き出した場合にも、燃料ポンプにおける配管接続部に掛かる負荷を抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、エンジン(2)と、前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、前記燃料タンク(50)の外部に配置され、燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、前記配管ジョイント(49)は、車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びるジョイント本体(49a)と、前記ジョイント本体(49a)の基端部からL字状をなすように延び、前記配管接続部(45)に軸回りで回動可能に取り付けられる取り付け部(49b)と、を備えている鞍乗り型車両(1)を提供する。
本発明の第二の態様は、エンジン(2)と、前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、前記燃料タンク(50)の外部に配置され、前記エンジン(2)に吸入空気を導く吸気通路(36)に設けられた燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、前記燃料配管(41~43)は、前記燃料タンク(50)の燃料供給部に接続されるフィード配管(41)と、前記燃料タンク(50)の燃料戻し部に接続されるリターン配管(42)と、前記燃料噴射弁(39)に接続される吐出配管(43)と、を備え、前記吐出配管(43)と、前記フィード配管(41)および前記リターン配管(42)とは、前記吸気通路(36)を挟んで車幅方向で振り分けて配置されている。
本発明の第三の態様は、エンジン(2)と、前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、前記燃料タンク(50)の外部に配置され、燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、前記配管接続部(45)および配管ジョイント(49)は、鞍乗り型車両(1)の車幅方向中心(CL)よりも車幅方向一側に偏って配置され、前記配管ジョイント(49)を介して前記配管接続部(45)に接続される燃料配管(43)は、前記配管ジョイント(49)から車幅方向他側に向かって延びており、前記燃料ポンプ(38)の上方に配置され、前記エンジン(2)に吸入空気を導く吸気通路(36)を備え、前記燃料配管(43)は、前記燃料噴射弁(39)に接続される吐出配管(43)であり、前記吐出配管(43)は、前記吸気通路(36)の車幅方向他側を通って前記吸気通路(36)の上方に至り、前記燃料噴射弁(39)は、前記吸気通路(36)の上方で前記鞍乗り型車両(1)の車幅方向中心(CL)よりも車幅方向一側に、前記吐出配管(43)を接続するための通路側配管ジョイント(44)を備えている。
本発明の第四の態様は、エンジン(2)と、前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、前記燃料タンク(50)の外部に配置され、燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、前記燃料ポンプ(38)の上方に配置され、前記エンジン(2)に吸入空気を導く吸気通路(36)と、前記吸気通路(36)の上方に配置される車体フレーム部材(12)と、を備え、前記燃料配管(41~43)の内、前記燃料噴射弁(39)に接続される吐出配管(43)は、前記配管ジョイント(49)を介して前記配管接続部(45)に接続され、前記吐出配管(43)は、前記配管ジョイント(49)から前記吸気通路(36)の上方および前記車体フレーム部材(12)の下方の間を通って、前記燃料噴射弁(39)に接続されている。
上記第一の態様によれば、鞍乗り型車両において、燃料タンクの外部に配置された外付けの燃料ポンプが、軸方向(長手方向)を車幅方向に向けてコンパクトに配置される。このとき、燃料ポンプの軸方向の端部に燃料配管を接続する配管接続部が配置されていると、鞍乗り型車両のメンテナンス時等において、配管接続部に大きな負荷が掛かる虞がある。すなわち、鞍乗り型車両のメンテナンス時等に燃料ポンプが車幅方向に大きくずれると、配管接続部に燃料配管のテンションが車幅方向で直接的に作用することが考えられる。
これに対し、配管接続部を燃料ポンプの外周部に配置し、かつ配管接続部には、車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイントを備えている。これにより、メンテナンス時等において配管ジョイントに燃料配管のテンションが車幅方向で作用した場合にも、配管ジョイントが車幅方向を向くように回動して燃料配管のテンションを緩和する。これにより、燃料ポンプの車幅方向のずれが許容されるため、配管ジョイント周辺に掛かる負荷を抑えることができる。
上記第一の態様によれば、配管ジョイントが、車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びるジョイント本体と、車両前後方向を向いて延びる取り付け部と、を備えたL字状をなしている。取り付け部は、配管接続部に軸回りで回動可能に取り付けられている。これにより、メンテナンス時等において配管ジョイントに燃料配管のテンションが車幅方向で作用した場合には、配管ジョイントが配管接続部の軸回りに回動してジョイント本体を車幅方向に向ける。これにより、燃料配管のテンションを緩和しつつ、燃料ポンプの車幅方向のずれを許容することができる。
上記第二の態様によれば、燃料噴射弁に至る吐出配管と、燃料タンクに至るフィード配管およびリターン配管とを、燃料ポンプの上方で吸気通路を挟んで左右に振り分けて配置するので、燃料配管のレイアウト性(配置のしやすさ)の向上を図ることができる。
上記第三の態様によれば、配管ジョイントを介して配管接続部に接続される燃料配管が、車幅方向中心を跨いで車幅方向の一側から他側に向かって延びるので、当該燃料配管の長さを稼ぎやすく、燃料ポンプの車幅方向のずれを許容するための燃料配管の余長を容易に確保することができる。
上記第三の態様によれば、吐出配管が吸気通路の周囲において車幅方向で折り返すように延びるので、燃料ポンプの車幅方向のずれを許容するための吐出配管の余長を容易に確保することができる。
上記第四の態様によれば、配管ジョイントを介して配管接続部に接続される吐出配管が、燃料ポンプ上方の吸気通路のさらに上方を通るので、吐出配管の長さを車両上下方向で稼ぎやすい。このため、燃料ポンプの車幅方向のずれを許容するための吐出配管の余長を容易に確保することができる。吐出配管が吸気通路の上方から燃料噴射弁に接続されるので、吐出配管が吸気通路の側方から燃料噴射弁に接続される場合に比べて、燃料噴射弁周辺の左右方向のコンパクト化を図ることができる。
本実施形態の自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の燃料ポンプ周辺の左側面図である。 上記自動二輪車の燃料ポンプ周辺の右側面図である。 図3のIV-IV断面図である。 図3のV-V断面図である。 上記燃料ポンプ周辺の斜視図である。 上記燃料ポンプを軸方向から見た側面図である。 図7のVIII矢視図である。 上記燃料ポンプのポンプケースを軸方向から見た側面図であり、(a)はポンプケースの開状態、(b)はポンプケースの閉状態を示す。 図9のX矢視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特別に断らない限り車両における向きと同一とする。また、図中の矢印FRは車両の前方を指し、矢印UPは車両の上方を指し、矢印LHは車両の左側方を指している。図中線CLは車両左右中心を示している。
<車両全体>
図1は、実施形態に係る鞍乗り型車両の左側面を示す図である。本実施形態に係る鞍乗り型車両は自動二輪車1である。
図1に示すように、自動二輪車1の車体フレームFは、前端部に配置されるヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後斜め下方へ延出するメインフレーム12と、ヘッドパイプ11上のメインフレーム12との連結部の下方位置から下方に延出するダウンフレーム13と、を備えている。メインフレーム12の後部領域は、下方に湾曲して延出する下方延出部としてのピボットフレーム14を構成している。メインフレーム12は、車幅方向中央に配置された単一のフレーム部材(例えば丸鋼管)で構成されている。
車体フレームFは、さらにメインフレーム12の後部から車体後方側に向かって延出する左右一対のシートレール16と、ピボットフレーム14の上下中間部と左右シートレール16の後部領域とを連結する左右一対のサポートフレーム17と、を備えている。
ヘッドパイプ11には、図示しないステムパイプが回動可能に挿通支持されている。ステムパイプの上端部にはトップブリッジ18が取り付けられ、ステムパイプの下端部にはボトムブリッジ19が取り付けられている。トップブリッジ18とボトムブリッジ19とには、左右一対のフロントフォーク22の上部が保持されている。左右のフロントフォーク22の下端部には、前輪WFが回転可能に支持されている。トップブリッジ18には、操向ハンドル21が取り付けられている。
メインフレーム12の上方には、燃料タンク50が配置されている。燃料タンク50の後方には、シートレール16上に支持されたシート51が配置されている。シートレール16、ピボットフレーム14、サポートフレーム17によって囲まれた領域の内側には、エンジン2で吸入する空気を濾過するエアクリーナ52が配置されている。
メインフレーム12の下方でダウンフレーム13とピボットフレーム14に挟まれた領域には、エンジン2及び変速機3を主要素とするパワーユニット24が配置されている。エンジン2は、クランク軸を収容するクランクケース26の上部にシリンダ部27が一体に結合されている。シリンダ部27は、クランクケース26の前部から上方側に起立している。変速機3は、エンジン2のクランクケース26の後部に設けられている。変速機3は、エンジン2の動力を外部に取り出すための図示しない出力軸を有している。
パワーユニット24は、前部側下端がブラケット30を介してダウンフレーム13の下縁部に支持されるとともに、後縁部がピボットプレート31を介して左右のピボットフレーム14に支持されている。左右のピボットプレート31には、スイングアーム34の前端部が揺動可能に軸支されている。スイングアーム34の後端部には、後輪WRが回動可能に支持されている。変速機3の出力軸と後輪WRとは、チェーン式伝動機構35を介して動力伝達可能に連結されている。スイングアーム34は、クッションユニット53を介して車体フレームFに支持されている。
エンジン2のシリンダ部27の後部には、エンジン2にエアクリーナ52を通して空気(外気)を供給するための吸気通路36が接続されている。吸気通路36は、エンジン2のクランクケース26の後部上方において、シリンダ部27から車体後方側に向かって延出している。吸気通路36の中途部には、スロットルバルブを内装するスロットルボディ37が介装されている。吸気通路36の前部およびスロットルボディ37は、メインフレーム12の下方に配置されている。吸気通路36の後部は、ピボットフレーム14の左方を迂回するように後方に延びて、エアクリーナ52に接続されている(図4参照)。
<燃料供給装置>
図1、図2に示すように、自動二輪車1は、エンジン2に燃料を供給するための燃料供給装置40を備えている。燃料供給装置40は、エンジン2の燃料を貯留する燃料タンク50と、燃料タンク50の外部に設けられ、燃料タンク50内の燃料を燃料タンク50外へ吐出する燃料ポンプ38と、エンジン2に対する吸気通路36に設けられ、燃料ポンプ38から吐出された燃料を吸気通路36に噴射する燃料噴射弁としてのインジェクタ39と、を備えている。
インジェクタ39は、ECU(Electric Control Unit)55に作動制御され、スロットルセンサ等の出力に応じて吸気通路36(エンジン2の吸気ポートを含む)へ燃料を噴射する。例えば、ECU55は、一方向の寸法(厚さ寸法)を抑えた偏平の直方体状をなし、車体後部(側面視でピボットフレーム14よりも後方)の左側に配置されている。ECU55は、厚さ方向を車幅方向に向けて配置され、車幅方向外側からサイドカバー32で覆われている。
燃料ポンプ38は、燃料タンク50の外部に燃料タンク50とは別体に設けられた外付けの燃料ポンプである。燃料ポンプ38は、燃料タンク50とフィードホース41およびリターンホース42を介して接続され、インジェクタ39と吐出ホース43を介して接続されている。
<燃料ポンプ>
図2~図4、図6~図8に示すように、燃料ポンプ38は、全体的に一方向(長手方向)に長い筒状の外形状をなしている。燃料ポンプ38は、長手方向を車幅方向に向けて配置されている。図中線C1は燃料ポンプ38の長手方向(軸方向)に沿う軸線、線C2は燃料ポンプ38の車幅方向中心をそれぞれ示している。
燃料ポンプ38は、詳細な図示は省略するが、ポンプ本体と、ポンプ本体の駆動源である電動モーターと、燃料を濾過する燃料フィルタと、を備え、これらを軸線C1に沿って延びる筒状の筐体内に収容している。筐体の左端部は内部メンテナンス用(例えばフィルタ交換用)の開口部とされ、この開口部にキャップ38aが取り付けられている。キャップ38aは、軸方向に延びる係止片38bを有し、この係止片38bを、筐体の外周に突設された係止爪38cに係合させることで、筐体に着脱可能に取り付けられている。
燃料ポンプ38は、車両側面視で、燃料タンク50の下方に位置する吸気通路36のさらに下方に配置されている。燃料ポンプ38は、車両側面視で、エンジン2のクランクケース26の後部の上方に配置されている。燃料ポンプ38は、車両側面視で、エンジン2のシリンダ部27の後方に配置され、かつ全体的にスロットルボディ37よりも後方に配置されている。燃料ポンプ38は、車両側面視で、ピボットフレーム14よりも前方に配置されている。
燃料ポンプ38は、車両側面視で、クランクケース26、シリンダ部27、吸気通路36およびピボットフレーム14に囲まれた領域に配置されている。燃料ポンプ38は、車幅方向で燃料タンク50の幅H1内に配置されている(図5参照)。
燃料ポンプ38は、ポンプケース60により、外周面のほぼ全域を覆われている。ポンプケース60は、断熱性の高い樹脂材料によって形成されている。ポンプケース60により、燃料ポンプ38に対するエンジン2の熱の影響が抑えられている。以下、ポンプケース60が被さった状態の燃料ポンプ38をケース付き燃料ポンプ38ということがある。
燃料ポンプ38には、燃料タンク50から燃料を吸入するフィードホース41と、ポンプ本体で加圧した燃料をインジェクタ39に供給する吐出ホース43と、インジェクタ39に供給されなかった余剰の燃料を燃料タンク50に戻すリターンホース42と、が接続されている。フィードホース41、吐出ホース43およびリターンホース42は、ゴム等の可撓性を有する材料からなる燃料ホースであり、余長をもって取り回されている。
燃料ホース41~43が可撓性をもつことで、ポンプ駆動時の脈動を抑え易くなる。燃料ホース41~43が余長をもつことで、燃料ホース41~43を取り外すことなく撓ませるのみで、燃料ポンプ38を移動可能となり、燃料ポンプ38周辺のメンテナンスが容易になる。燃料ホース41~43が可撓性および余長をもつことで、メンテナンス時等に燃料ポンプ38が車体に対して車幅方向で移動した際にも、燃料ホース41~43が外れ難くなる。
なお、燃料配管は、ゴム等の合成樹脂や金属メッシュ等で構成され可撓性配管に限らず、鋼や銅等の金属管で構成されて予め定めた取り回し形状に形成された非可撓性配管でもよい。非可撓性配管は、可撓性配管に比べて弾性が低く、取り回し自由度は低いが、予め定めた取り回し経路に配置しやすい。非可撓性配管は、可撓性配管に比して細身であり、コンパクトに配索可能であり、車両外部から見て目立ち難い。非可撓性配管と可撓性配管とを組み合わせて用いてもよい。
フィードホース41、リターンホース42および吐出ホース43は、車幅方向で燃料タンク50の幅H1内に配置されている(図5参照)。インジェクタ39に至る吐出ホース43と、燃料タンク50に至るフィードホース41およびリターンホース42とは、燃料ポンプ38の上方へ延びる際、吸気通路36を挟んで車幅方向(左右方向)で振り分けて配置されている。
燃料ポンプ38の外周部には、複数の燃料ホース41~43を接続するためのノズル部45が配置されている。ノズル部45は、燃料ポンプ38の長手方向一側(左側)に配置されている。ノズル部45は、車両左右中心CLよりも車幅方向一側(左側)に配置されている。燃料ポンプ38の長手方向の端部を避けた外周部に、燃料ホース41~43を接続するノズル部45を備えることで、ノズル部45を長手方向の端部に備える場合と比べて、燃料ポンプ38の長手方向(車幅方向)の嵩張りが抑えられる。自動二輪車1のメンテナンス時等において、燃料ポンプ38が車幅方向に大きくずれた場合にも、ノズル部45に燃料ホース41~43のテンションが車幅方向で直接的に作用し難く、ノズル部45の負荷が抑えられる。
ノズル部45は、燃料タンク50に至るフィードホース41およびリターンホース42をそれぞれ接続するフィードノズル46およびリターンノズル47と、インジェクタ39に至る吐出ホース43を後述するホースジョイント49を介して接続する吐出ノズル48と、を備えている。図7、図8中符号59aは燃料ポンプ38における外部ハーネス接続用のカプラを示している。
フィードノズル46、リターンノズル47および吐出ノズル48は、燃料ポンプ38における軸方向位置を互いに同一にして一列に並ぶように配置されている。フィードノズル46、リターンノズル47および吐出ノズル48は、それぞれ燃料ポンプ38の軸方向から見て、燃料ポンプ38の外周側に突出している。フィードノズル46、リターンノズル47および吐出ノズル48は、それぞれ軸線C1と垂直に(軸線C1と直交する平面に沿うように)配置されている。各ノズル46~47が燃料ポンプ38の長手方向と垂直をなすことで、燃料ポンプ38の外部へ燃料ホース41~43を延ばしやすい。
フィードノズル46およびリターンノズル47は、燃料ポンプ38の上部に配置されている。フィードノズル46およびリターンノズル47は、互いに平行に延びている。フィードノズル46およびリターンノズル47は、車両側面視でピボットフレーム14と略平行をなすように、垂直方向に対してやや前傾して配置されている。
フィードノズル46およびリターンノズル47には、フィードホース41およびリターンホース42の下端部がそれぞれ外嵌して接続されている。フィードホース41およびリターンホース42は、フィードノズル46およびリターンノズル47から上方へ、燃料ポンプ38上方の吸気通路36の左側を迂回するようにS字状に湾曲して延びている。フィードホース41およびリターンホース42は、吸気通路36上方の燃料タンク50の左下部に配置された燃料供給部および燃料戻し部に、それぞれ上端部を接続している。
吐出ノズル48は、燃料ポンプ38の前部に配置されている。吐出ノズル48は、車両側面視で水平方向に対してやや上向きに傾斜して配置されている。吐出ノズル48には、ホースジョイント49を介して、吐出ホース43の下後端部(一端部)43aが接続されている。
ホースジョイント49は、車両上方を向いて延びるジョイント本体49aと、ジョイント本体49aの基端部(下端部)から車両後方を向いて延びる取り付け部49bと、を備えてL字状をなしている。取り付け部49bは、吐出ノズル48に外嵌して取り付けられている。取り付け部49bは、例えば規定以上の外力を受けることによって、吐出ノズル48の軸回りに回動可能とされている。
ジョイント本体49aには、吐出ホース43の下後端部(一端部)43aが外嵌して接続されている。吐出ホース43は、ジョイント本体49aから前方へ延びた後に上方に湾曲し、吸気通路36(スロットルボディ37)の右側を迂回するようにS字状に湾曲して延びている。吐出ホース43は、吸気通路36(スロットルボディ37)よりも上方で左側に湾曲し、スロットルボディ37の上方を斜めに横断して、車両左右中心CLよりも左側まで折り返すように延びている。
図4、図5に示すように、スロットルボディ37(又はスロットルボディ37前方の吸気通路部材)の上部には、インジェクタ39が後上がりの傾斜姿勢で配置されている。インジェクタ39は、車両左右中心CLよりも右側に配置されている。インジェクタ39の後上部は、吸気通路36の上方に突出し、左上方に向けて屈曲する。この左上方を向いた後上部に、通路側ホースジョイント44を介して吐出ホース43の上前端部(他端部)43bが接続されている。
通路側ホースジョイント44は、左上方を向いたインジェクタ39の後上部に外嵌して取り付けられる取り付け部44bと、取り付け部44bの基端部(左上端部)から右後方を向いて延びるジョイント本体44aと、を備えてL字状をなしている。取り付け部44bは、例えば規定以上の外力を受けることによって、インジェクタ39の後上部の軸回りに回動可能とされている。
取り付け部44bは、車両左右中心CLよりも右側に位置するインジェクタ39の後上部に外嵌し、基端側を車両左右中心CLよりも右側に配置している。ジョイント本体44aは、車両左右中心CLよりも左側で吐出ホース43の上前端部(他端部)43bを外嵌させている。吐出ホース43は、スロットルボディ37の上方を横断して車体右側から車体左側に至った後、上前端部(他端部)43bをジョイント本体44aに接続している。
燃料ポンプ38は、車幅方向で燃料タンク50の幅H1内に配置されている。燃料ポンプ38に接続されるフィードホース41、リターンホース42および吐出ホース43も同様に、車幅方向で燃料タンク50の幅H1内に配置されている。これにより、燃料ポンプ38および燃料ホース41~43のコンパクトな配置と、これらの近接配置による燃料ホース41~43の短縮化が図られている。
燃料ポンプ38の車幅方向中心(軸方向中心)C2は、車両左右中心CLよりも車幅方向一側(左側)に偏って配置されている。燃料ポンプ38左側のノズル部45およびホースジョイント49も同様に、車両左右中心CLよりも車幅方向一側(左側)に偏って配置されている。ノズル部45およびホースジョイント49は、燃料ポンプ38の車幅方向中心C2に対しても左右一側(左側)に偏って配置されている。燃料ホース41~43の内、インジェクタ39に至る吐出ホース43は、ホースジョイント49から車幅方向他側(右側)に横断しつつ上方に向かって延びている。吐出ホース43は、吸気通路36および車両左右中心CLよりも車幅方向他側(右側)に至った後、さらに上方に向かって延びている。
吐出ホース43は、吸気通路36の上方で再度車幅方向一側(左側)に湾曲している。吐出ホース43は、スロットルボディ37の上方で車幅方向一側(左側)に至った後、通路側ホースジョイント44を介してインジェクタ39に接続されている。吐出ホース43は、吸気通路36の右側を上方に延びる際、バッテリーボックス57の車幅方向内側を通る。このとき、吐出ホース43は、バッテリーボックス57の車幅方向内側に突設されたホース保持部58に保持されている。すなわち、吐出ホース43の長さ方向中間部における最も右側に張り出す部位が、バッテリーボックス57のホース保持部58に保持されている。これにより、吸気通路36の周囲を大きく迂回する吐出ホース43の取り回しが安定する。
吸気通路36の上方には、車両上下方向で間隔を空けて、車体フレームFのメインフレーム12が配置されている。吐出ホース43は、吸気通路36の上方およびメインフレーム12の下方の隙間を通って、インジェクタ39に接続されている。
<ポンプケース>
図9、図10に示すように、ポンプケース60は、半割筒状の一対のケース半体60L,60Uに分割構成されている。ケース半体60L,60Uは、燃料ポンプ38に装着して車載した際に、ポンプケース60の上部を構成するケース半体60U(上部側のケース半体60U)と、燃料ポンプ38に装着して車載した際に、ポンプケース60の下部を構成するケース半体60L(下部側のケース半体60L)と、に分けられる。
一対のケース半体60L,60Uは、弾性ヒンジ61を介して一体化されている。ポンプケース60は、一対のケース半体60L,60Uを展開した状態(図9(a)、図10に示す状態)で一体形成されている。ポンプケース60は、燃料ポンプ38に装着して車載した際に、燃料ポンプ38の軸方向から見た側面視で、一対のケース半体60L,60Uの分割面(合わせ面)S1を前上がりに傾斜させている(図2、図3参照)。
図6を併せて参照し、ポンプケース60の左側部には、燃料ポンプ38の円筒状の左側部に外嵌する円環状の左保持部62が形成されている。左保持部62は、後述するノズル用開口63の車幅方向外側に近接している。左保持部62には、燃料ポンプ38の左端部のキャップ38aを固定する係止片38bおよび係止爪38cを避ける切り欠き部62aが設けられている。この切り欠き部62aにより、燃料ポンプ38にポンプケース60を装着した状態でも、係止片38bおよび係止爪38cにアクセスしやすく、燃料ポンプ38のメンテナンスを容易にしている。
左保持部62の車幅方向内側におけるノズル用開口63を避けた下部後側には、径方向外側に向かって延びる下後延出片64が設けられている。下後延出片64は、例えば下部側のケース半体60Lに一体形成されている。
下後延出片64の上面側には、軸方向と直交する板状の第一締結部65が立設されている。一方、上部側のケース半体60Uには、一対のケース半体60L,60Uを閉じた状態(図9(b)に示す状態)において、第一締結部65と軸方向から見て重なる第二締結部66が設けられている。第一締結部65および第二締結部66は、ケース付き燃料ポンプ38の左側部を、車体フレームFの後述する左ステー71に支持可能とする。
ポンプケース60の右端部には、燃料ポンプ38の右端面を覆う右側壁67が形成されている。右側壁67の車幅方向外側には、車幅方向外側に向けて係止突部68が突設されている。係止突部68は、例えば下部側のケース半体60Lに一体形成されている。係止突部68は、ケース付き燃料ポンプ38の右端部を、車体フレームFの後述する右ステー72に支持可能とする。
ケース付き燃料ポンプ38は、左側部が左ステー71を介して車体フレームFに支持され、右端部が右ステー72を介して車体フレームFに支持されることで、車体フレームFに取り付けられている。
ポンプケース60の左側部は、上部側のケース半体60Uを切り欠くように形成されたノズル用開口63を備えている。ノズル用開口63は、燃料ポンプ38の周方向に沿って長い形状をなし、ノズル部45の各ノズル46~48をケース外部に突出可能としている。一列に並んだ複数のノズルを単一のノズル用開口63から突出させることで、ポンプケース60の取り付けが容易となり、かつ複数の燃料ホース41~43の取り回しが簡潔となる。
図9、図10中符号69aは一対のケース半体60L,60Uを閉じた状態に保持する係止爪、符号69bは係止爪69aを挿入する差し込み部、符号69cは燃料ポンプ38に接続される外部ハーネスのカプラ59を挿通する挿通孔、をそれぞれ示している。
<燃料ポンプの支持>
図2、図3に示すように、ケース付き燃料ポンプ38は、車両構成部材(車体フレームF)に支持されている。燃料ポンプ38は、ポンプケース60に覆われた状態で、ポンプケース60を介して金属製の左右ステー71,72に保持されている。左右ステー71,72は、車体フレームFのピボットフレーム14の左右側部に対し、それぞれ車幅方向外側から締め込まれるボルト71a,72aによって締結固定されている。
ポンプケース60の右側壁67には、右方から右ステー72が当接し、ポンプケース60の第一締結部65および第二締結部66には、左方から左ステー71が当接する。すなわち、ポンプケース60における左右ステー71,72に対応する部分には、それぞれ壁部が形成され、左右ステー71,72に対する燃料ポンプ38の車幅方向の位置決めを可能としている。燃料ポンプ38は、メインフレーム12の下方延出部(ピボットフレーム14)に締結固定された左右ステー71,72に、左右方向で挟み込まれた状態で、車体フレームFに支持されている。
ピボットフレーム14の左側の側面に固定される左ステー71は、ピボットフレーム14の左側部に締結される締結部71bと、締結部71bの前方に連なる円環部71cと、を備えている。円環部71cは、燃料ポンプ38の左側部を挿通させて保持している。例えば、締結部71bと円環部71cとは互いに別体とされ、車幅方向外側から締め込まれる第二ボルト71dによって一体に締結されている。第二ボルト71dは、締結部71bと円環部71cとの間に、ポンプケース60の第一締結部65および第二締結部66を共締め固定している。ポンプケース60の第一締結部65および第二締結部66は、左ステー71に対し、例えばゴム製のブッシュ71eを介して共締め固定されている。
ピボットフレーム14の右側の側面に固定される右ステー72は、ピボットフレーム14の右側部に締結される締結部72bと、締結部72bの前方に延びる前方延出部72cと、を備えている。前方延出部72cには、バッテリーボックス57の下部内側を載せる棚部72dが形成されるとともに、ポンプケース60の右側壁67に突設された係止突部68を差し込む係止孔を有する係止部72eが形成されている。係止孔には、例えばゴム製のグロメット72fが装着され、このグロメット72fの弾性変形を伴い、ポンプケース60の係止突部68が係止部72eに挿脱可能とされる。
燃料ポンプ38は、長手方向を車幅方向に沿わせた姿勢で、吸気通路36の下方に配置されている。燃料ポンプ38の長手方向を車幅方向に沿わせることで、側面視で少ないスペースを利用してコンパクトに燃料ポンプ38を車載可能である。燃料ポンプ38における燃料配管の接続部であるフィードノズル46、リターンノズル47および吐出ノズル48は、燃料ポンプ38の外周部に集約して配置されることで、フィードホース41、リターンホース42および吐出ホース43の配管作業を容易にしている。
燃料ポンプ38は、グロメット72fやブッシュ71e等の弾性部材を介して、車体フレームFにフローティング状態で支持されている。これにより、車両走行時等に車体フレームFから左右ステー71,72に入力された振動が燃料ポンプ38に伝達され難く、車両振動による燃料ポンプ38への影響が抑えられる。
<バッテリーボックス>
図3、図4に示すように、車体後部右側には、バッテリーボックス57が配置されている。バッテリーボックス57は、車幅方向外側に開放する中空直方体状のボックス本体57aを形成している。ボックス本体57aは、車載電源である直方体状のバッテリー56をほぼ整合状態で収納する。ボックス本体57aの車幅方向外側の開放部分には、バッテリー56を収納位置に保持するバッテリー押さえ56aが着脱可能に取り付けられている。
バッテリーボックス57は、例えばボックス本体57aの上前方に延出する延出部57bを有している。延出部57bは、例えば車幅方向と略直交する板状をなしている。延出部57bは、車幅方向外側に種々の車両部品を保持する部品保持部として機能する。延出部57bに保持する車両部品としては、例えば種々の電装部品、キャニスタのパージコントロールバルブ、リヤブレーキのリザーブタンク等が挙げられる。延出部57bの周囲は、燃料タンク50の鞍形状の下部、およびサイドカバー32で覆われている。
バッテリーボックス57の車幅方向内側(車幅方向外側(表側)に対する裏側)には、吐出ホース43の取り回し経路(配置位置)を規定するホース保持部(位置決め部)58が設けられている。ホース保持部58をバッテリーボックス57に設けることで、ホース長を稼いだ吐出ホース43の位置を安定させ、かつホース位置決め用の部品点数を削減している。
以上説明したように、本実施形態における自動二輪車1は、エンジン2と、エンジン2の燃料を貯留する燃料タンク50と、エンジン2に外気を取り込む吸気通路36と、燃料タンク50の外部に配置され、吸気通路36に設けたインジェクタ39に燃料タンク50内の燃料を供給する燃料ポンプ38と、を備えている。燃料ポンプ38は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、軸方向を車幅方向に向けた姿勢で、燃料タンク50の下方に配置されている。前記軸方向から見て、燃料ポンプ38の外周部には、燃料ポンプ38の外側に突出し、燃料ポンプ38の外部に延びる燃料ホース41~43を接続可能とするノズル部45が配置されている。ノズル部45は、燃料ポンプ38の外側で車両上下方向を向いて延びるホースジョイント49を備えている。
この構成によれば、自動二輪車1において、燃料タンク50の外部に配置された外付けの燃料ポンプ38が、軸方向(長手方向)を車幅方向に向けてコンパクトに配置される。このとき、燃料ポンプ38の軸方向の端部に燃料ホース41~43を接続するノズル部45が配置されていると、自動二輪車1のメンテナンス時等において、ノズル部45に大きな負荷が掛かる虞がある。すなわち、自動二輪車1のメンテナンス時等に燃料ポンプ38が車幅方向に大きくずれると、ノズル部45に燃料ホース41~43のテンションが車幅方向で直接的に作用することが考えられる。
これに対し、自動二輪車1は、ノズル部45を燃料ポンプ38の外周部に配置し、かつノズル部45には車両上下方向を向いて延びるホースジョイント49を備えている。これにより、メンテナンス時等においてホースジョイント49に吐出ホース43のテンションが車幅方向で作用した場合にも、ホースジョイント49が車幅方向を向くように回動して吐出ホース43のテンションを緩和する。これにより、燃料ポンプ38の車幅方向のずれを許容するため、ホースジョイント49周辺に掛かる負荷を抑えることができる。特に、比較的高圧の吐出燃料を送給する吐出ホース43の意図せぬ外れを抑止することができる。
本実施形態の自動二輪車1において、ホースジョイント49は、車両上下方向を向いて延びるジョイント本体49aと、ジョイント本体49aの基端部から車両前後方向を向いて延び、ノズル部45の吐出ノズル48に軸回りで回動可能に取り付けられる取り付け部49bと、を備えている。
この構成によれば、ホースジョイント49が、車両上下方向を向いて延びるジョイント本体49aと、車両前後方向を向いて延びる取り付け部49bと、を備えたL字状をなしている。取り付け部49bは、ノズル部45に軸回りで回動可能に取り付けられる。これにより、メンテナンス時等においてホースジョイント49に吐出ホース43のテンションが車幅方向で作用した場合には、ホースジョイント49が吐出ノズル48の軸回りに回動してジョイント本体49aを車幅方向に向ける。これにより、吐出ホース43のテンションを緩和しつつ、燃料ポンプ38の車幅方向のずれを許容することができる。
本実施形態の自動二輪車1において、燃料ホース41~43は、燃料タンク50の燃料供給部に接続されるフィードホース41と、燃料タンク50の燃料戻し部に接続されるリターンホース42と、インジェクタ39に接続される吐出ホース43と、を備えている。フィードホース41、リターンホース42および吐出ホース43は、燃料ポンプ38とともに、車幅方向で燃料タンク50の幅H1内に配置されている。
この構成によれば、燃料ポンプ38および燃料ホース41~43を燃料タンク50の幅H1内に配置するので、燃料ポンプ38および燃料ホース41~43をコンパクトに配置可能とし、かつ燃料ホース41~43の短縮化を図ることができる。
本実施形態の自動二輪車1において、吐出ホース43とフィードホース41およびリターンホース42とは、燃料ポンプ38の上方で吸気通路36を挟んで車幅方向で振り分けて配置されている。
この構成によれば、インジェクタ39に至る吐出ホース43と、燃料タンク50に至るフィードホース41およびリターンホース42とを、吸気通路36を挟んで左右に振り分けて配置するので、燃料ホース41~43のレイアウト性(配置のしやすさ)の向上を図ることができる。
本実施形態の自動二輪車1において、ノズル部45およびホースジョイント49は、当該自動二輪車1の車幅方向中心CLよりも車幅方向一側に偏って配置され、ホースジョイント49を介してノズル部45に接続される吐出ホース43は、ホースジョイント49から車幅方向他側に向かって延びている。
この構成によれば、ホースジョイント49を介してノズル部45に接続される吐出ホース43が、車幅方向中心CLを跨いで車幅方向の一側から他側に向かって延びるので、当該吐出ホース43の長さを稼ぎやすく、燃料ポンプ38の車幅方向のずれを許容するための吐出ホース43の余長を容易に確保することができる。
本実施形態の自動二輪車1において、ホースジョイント49を介してノズル部45に接続される吐出ホース43は、吸気通路36の車幅方向他側を通って吸気通路36の上方に至る。インジェクタ39は、吸気通路36の上方で当該自動二輪車1の車幅方向中心CLよりも車幅方向一側に、吐出ホース43を接続するための通路側ホースジョイント44を備えている。
この構成によれば、吐出ホース43が吸気通路36の周囲において車幅方向で折り返すように延びるので、燃料ポンプ38の車幅方向のずれを許容するための吐出ホース43の余長を容易に確保することができる。
本実施形態の自動二輪車1において、側面視で前記吸気通路36の上方に配置されるメインフレーム12を備え、燃料ポンプ38は、側面視で吸気通路36の下方に配置されている。インジェクタ39に接続される吐出ホース43は、ホースジョイント49を介してノズル部45に接続され、ホースジョイント49から吸気通路36の上方およびメインフレーム12の下方の間を通って、インジェクタ39に接続されている。
この構成によれば、ホースジョイント49を介してノズル部45に接続される吐出ホース43が、燃料ポンプ38上方の吸気通路36のさらに上方を通るので、吐出ホース43の長さを車両上下方向で稼ぎやすく、燃料ポンプ38の車幅方向のずれを許容するための吐出ホース43の余長を容易に確保することができる。吐出ホース43が吸気通路36の上方からインジェクタ39に接続されるので、吐出ホース43が吸気通路36の側方からインジェクタ39に接続される場合に比べて、インジェクタ39周辺の左右方向のコンパクト化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、燃料ポンプ38は、車体フレームFに支持される構成に限らず、例えば、車体カバー等の外装部材に支持されたり、燃料タンクやエアクリーナ等の機能部品に支持される等、種々の車両構成部材に支持される構成でもよい。
配管ジョイントは、ジョイント本体を上向きに延ばす構成に限らず、ジョイント本体を下向きに延ばす構成でもよい。配管ジョイントは、燃料ポンプの前端に配置される構成に限らず、燃料ポンプの外周部であれば前後または上下の何れに配置される構成でもよい。配管ジョイントは、車両上下方向にジョイント本体を延ばす構成に限らず、車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向にジョイント本体を延ばす構成であればよい。配管ジョイントを介して燃料ポンプに接続される燃料配管は、吐出配管に限らず、吐出配管、フィード配管およびリターン配管の少なくとも一つであればよい。
前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
CL 車両左右中心(車幅方向中心)
2 エンジン
12 メインフレーム(車体フレーム部材)
50 燃料タンク
H 幅
36 吸気通路
38 燃料ポンプ
39 インジェクタ(燃料噴射弁)
41 燃料ホース、フィードホース(燃料配管、フィード配管)
42 燃料ホース、リターンホース(燃料配管、リターン配管)
43 燃料ホース、吐出ホース(燃料配管、吐出配管)
44 通路側ホースジョイント(通路側配管ジョイント)
45 ノズル部(配管接続部)
46 フィードノズル
47 リターンノズル
48 吐出ノズル
49 ホースジョイント(配管ジョイント)
49a ジョイント本体
49b 取り付け部

Claims (4)

  1. エンジン(2)と、
    前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、
    前記燃料タンク(50)の外部に配置され、燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、
    前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、
    前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、
    前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、
    前記配管ジョイント(49)は、車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びるジョイント本体(49a)と、前記ジョイント本体(49a)の基端部からL字状をなすように延び、前記配管接続部(45)に軸回りで回動可能に取り付けられる取り付け部(49b)と、を備えている、
    鞍乗り型車両(1)。
  2. エンジン(2)と、
    前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、
    前記燃料タンク(50)の外部に配置され、前記エンジン(2)に吸入空気を導く吸気通路(36)に設けられた燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、
    前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、
    前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、
    前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、
    前記燃料配管(41~43)は、前記燃料タンク(50)の燃料供給部に接続されるフィード配管(41)と、前記燃料タンク(50)の燃料戻し部に接続されるリターン配管(42)と、前記燃料噴射弁(39)に接続される吐出配管(43)と、を備え、
    前記吐出配管(43)と、前記フィード配管(41)および前記リターン配管(42)とは、前記吸気通路(36)を挟んで車幅方向で振り分けて配置されている、
    鞍乗り型車両(1)。
  3. エンジン(2)と、
    前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、
    前記燃料タンク(50)の外部に配置され、燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、
    前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、
    前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、
    前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、
    前記配管接続部(45)および配管ジョイント(49)は、鞍乗り型車両(1)の車幅方向中心(CL)よりも車幅方向一側に偏って配置され、
    前記配管ジョイント(49)を介して前記配管接続部(45)に接続される燃料配管(43)は、前記配管ジョイント(49)から車幅方向他側に向かって延びており、
    前記燃料ポンプ(38)の上方に配置され、前記エンジン(2)に吸入空気を導く吸気通路(36)を備え、
    前記燃料配管(43)は、前記燃料噴射弁(39)に接続される吐出配管(43)であり、
    前記吐出配管(43)は、前記吸気通路(36)の車幅方向他側を通って前記吸気通路(36)の上方に至り、
    前記燃料噴射弁(39)は、前記吸気通路(36)の上方で前記鞍乗り型車両(1)の車幅方向中心(CL)よりも車幅方向一側に、前記吐出配管(43)を接続するための通路側配管ジョイント(44)を備えている、
    鞍乗り型車両(1)。
  4. エンジン(2)と、
    前記エンジン(2)の燃料を貯留する燃料タンク(50)と、
    前記燃料タンク(50)の外部に配置され、燃料噴射弁(39)に前記燃料タンク(50)内の燃料を供給する燃料ポンプ(38)と、を備え、
    前記燃料ポンプ(38)は、軸方向に長い筒状の外形状をなし、前記軸方向を車幅方向に向けて配置され、
    前記軸方向から見て、前記燃料ポンプ(38)の外周部には、前記燃料ポンプ(38)の外側に突出し、前記燃料ポンプ(38)の外部から燃料配管(41~43)を接続可能とする配管接続部(45)が配置され、
    前記配管接続部(45)は、前記燃料ポンプ(38)の外側で車両上下方向および車両前後方向の少なくとも一方向を向いて延びる配管ジョイント(49)を備え、
    前記燃料ポンプ(38)の上方に配置され、前記エンジン(2)に吸入空気を導く吸気通路(36)と、
    前記吸気通路(36)の上方に配置される車体フレーム部材(12)と、を備え、
    前記燃料配管(41~43)の内、前記燃料噴射弁(39)に接続される吐出配管(43)は、前記配管ジョイント(49)を介して前記配管接続部(45)に接続され、
    前記吐出配管(43)は、前記配管ジョイント(49)から前記吸気通路(36)の上方および前記車体フレーム部材(12)の下方の間を通って、前記燃料噴射弁(39)に接続されている、
    鞍乗り型車両(1)。
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