JP7075048B2 - 安全確認評価装置、車載機、これらを備えた安全確認評価システム、安全確認評価方法、及び安全確認評価プログラム - Google Patents
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Description
前記コントローラでは、交差点への右左折進入の情報を受けて、車両の速度、ヨーレート、加速度等の交差点通過特性値の演算を行い、該交差点通過特性値を前記地図データベースの情報から求めた交差点の曲率半径と対応付けて記録部に記録させておき、前記交差点の曲率半径の分類ごとの前記交差点通過特性値に基づいて、運転者の安全運転度を判定する処理が行われる構成になっている。
特許文献1記載の安全運転度判定装置では、交差点通過時の速度、ヨーレート、加速度等の車両の走行状態に基づいて、運転者の安全運転度が判定されている。そのため、交差点通過時などの右左折時、特に交差点内で車両が一時的に停止したような場合において、運転者が適切な安全確認を行っているのかどうかなど、運転者の安全確認動作までは評価することができていないという課題があった。
前記車両の交差点への進入時刻を推定する交差点進入推定部と、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する挙動情報取得部と、
前記進入時刻の前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価部とを備え、
該評価部が、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定部と、
該停止判定部により前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価部とを備えていることを特徴としている。
前記評価部が、
前記停止判定部により前記車両が停止したと判定された場合、前記進入時刻より前の所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記進入時刻より前における、前記運転者の安全確認動作を評価する第2評価部を備えていることを特徴としている。
前記評価部が、
前記停止判定部により前記車両が停止していないと判定された場合、前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記進入時刻の前後における、前記運転者の安全確認動作を評価する第3評価部を備えていることを特徴としている。
前記評価部が、
前記進入時刻の後に前記車両が停止してから再発進するまでの停車時間と、予め定められた所定時間とを比較して、前記再発進する前の評価時間を設定する評価時間設定部を備えていることを特徴としている。
前記評価時間設定部が、
前記停車時間が前記所定時間より短い場合、前記再発進する前の評価時間を前記停車時間に設定するものであることを特徴としている。
前記評価時間設定部が、
前記停車時間が前記所定時間より長い場合、前記再発進する前の評価時間を前記所定時間に設定するものであることを特徴としている。
前記評価部が、
前記停止判定部により前記車両が停止したと判定された場合に、前記車両が停止した回数を検出する停止回数検出部をさらに備え、
前記第1評価部が、
前記停止回数検出部により前記進入時刻の後に複数回の停止が検出された場合、少なくとも最後に停止した後に再発進する前後における、前記運転者の安全確認動作を評価するものであることを特徴としている。
前記評価部が、
前記情報に基づいて、前記運転者の顔の向き又は視線の方向の少なくともいずれかの左右の振り角度及び振り時間を検出し、該検出された左右の振り角度及び振り時間に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価するものであることを特徴としている。
前記交差点進入推定部が、
前記車両の角速度の時系列データに基づいて、前記進入時刻を推定するものであることを特徴としている。
該車載機が、
前記車両の運転者の顔の挙動を検出する運転者モニタリング部と、
前記車両の位置を検出する位置検出部と、
前記車両の角速度を含む走行挙動を検出する走行挙動検出部と、
前記運転者モニタリング部、前記位置検出部、及び前記走行挙動検出部で検出されたデータを、前記安全確認評価装置に出力する出力部とを備えていることを特徴としている。
前記車両の交差点への進入時刻を推定する進入時刻推定ステップと、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する情報取得ステップと、
前記進入時刻の前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価ステップとを含み、
該評価ステップは、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定ステップと、
該停止判定ステップにより前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価ステップとを含んでいることを特徴としている。
前記少なくとも1つのコンピュータに、
前記車両の交差点への進入時刻を推定する進入時刻推定ステップと、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する情報取得ステップと、
前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価ステップとを実行させ、
該評価ステップでは、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定ステップと、
該停止判定ステップにより前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価ステップとを実行させることを特徴としている。
本発明に係る安全確認評価装置は、例えば、事業者が管理する車両の運転者の安全確認動作を評価して、運転者の安全意識の改善を図ることを支援するシステムなどに広く適用可能である。
図1は、実施の形態(1)に係る安全確認評価システムの構成例を示す模式図である。
安全確認評価システム1は、車両2に乗車している運転者3の安全確認動作を評価するためのシステムであって、少なくとも1台以上の車両2に搭載される車載機10と、各車載機10から取得したデータを処理する少なくとも1つ以上のサーバ装置40とを含んで構成されている。サーバ装置40が、本発明の「安全確認評価装置」の一例である。
図2は、実施の形態に係る安全確認評価システム1で用いられる車載機10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
車載機10は、プラットフォーム部11及びドライバモニタリング部20を含んで構成されている。また、車載機10にドライブレコーダー部30が接続されている。
ドライバカメラ21は、例えば、図示しないレンズ部、撮像素子部、光照射部、及びこれら各部を制御するカメラ制御部などを含んで構成されている。
検出データには、車載機10の識別情報(シリアルナンバー等)、及び交差点通過時刻t0の他、運転者の顔の向き(ピッチ、ヨー、及びロール)、視線の方向(ピッチ、及びヨー)、目開度(右目、及び左目)、車両の加速度(前後、左右、及び上下)、角速度(ヨー)、運転者画像、車外画像、車両の位置データ(緯度、及び経度)、及び走行速度などの所定期間(例えば、通過時刻t0の前後)の時系列データが含まれている。なお、サーバ装置40に送信される検出データの構成は、図3に示した構成に限定されるものではない。図3に例示した検出データは、例えば、車載機10が、車両2が交差点を通過し終えたことを検出した後(例えば、通過時刻t0の一定時間後)に送信される。
サーバ装置40は、通信ユニット41、サーバコンピュータ50、及び記憶ユニット70を含んで構成され、これらは通信バス42を介して接続されている。
図5は、検出データ蓄積部71に蓄積される検出データファイルの構成例を示す図である。
検出データファイル71aには、例えば、車載機10の識別情報(シリアルナンバー等)に対応付けて、運転者ID、交差点通過時刻t0、運転者の顔の向き(ピッチ、ヨー、及びロール)、視線の方向(ピッチ、及びヨー)、目開度(右目、及び左目)、車両の加速度(前後、左右、及び上下)、角速度(ヨー)、運転者画像(撮像日時、フレーム番号、及び画像データ)、車外画像(撮像日時、フレーム番号、及び画像データ)、車両の位置情報(緯度、及び経度)、走行速度などのデータが時系列で蓄積される。
評価データファイル72aには、車載機10の識別情報、運転者ID、交差点通過時刻t0、交差点位置、交差点への進入時刻t5、交差点内での停止時刻t6、停止時刻t6の後の再発進時刻t7、評価条件(交差点内での停止の有無など)、及び評価結果などが含まれている。評価結果には、例えば、所定の評価項目に基づいて評価された結果を基に、統計処理して点数化された評価データ、又はランク付けされた評価データなどが記憶される。
図7は、実施の形態(1)に係る安全確認評価システム1で用いられるサーバ装置40の機能構成例を示すブロック図である。
サーバ装置40を構成するサーバコンピュータ50は、交差点進入推定部54、挙動情報取得部55、及び安全確認評価部56を含んで構成されている。安全確認評価部56は、本発明の「評価部」の一例である。
安全確認評価部56は、停止判定部57、第1評価部58、第2評価部59、第3評価部60、及び評価点算出部61を含んで構成されている。
例えば、第1評価部58では、再発進時刻t7の前後(例えば、前後所定時間)に検出された、左右の振り角度及び振り時間に基づいて、左右、又は進路変更方向(例えば、右折先又は左折先)の少なくともいずれかの安全確認動作が行われたかを判定する。なお、左右の各方向の検出順序は問わない。
例えば、第2評価部59では、進入時刻t5の前(例えば、所定時間)に検出された、左右の振り角度及び振り時間に基づいて、左右の安全確認動作が行われたかを判定する。なお、左右の各方向の検出順序は問わない。
例えば、第3評価部60では、進入時刻t5の前後(例えば、前後所定時間)に検出された、左右の振り角度及び振り時間に基づいて、左右、及び進路変更方向(例えば、右折先又は左折先)の安全確認動作が行われたかを判定する。なお、左右の各方向の検出順序は問わない。
また、進入時刻t5の前後における車両2の速度に基づいて、運転者の減速意識を評価する処理を行ってもよい。例えば、[評価項目7]進入時刻t5の前後所定時間における車両2の速度の最高値が、所定の上限速度以下であるかを判定することにより、減速意識の有無を評価してもよい。
また、評価点算出部61は、停止判定部57により車両2が停車していないと判定された場合、第3評価部60で実行される進入時刻t5の前後における安全確認評価に基づいて、各交差点での安全確認動作の評価点を算出する処理を行い、算出した評価点を記憶ユニット70の評価データ記憶部72に記憶する処理を行う。
例えば、評価点算出部61は、上記した評価項目1から7の各項目で判定された評価点を合計、平均化又は正規化等の統計処理を行って、交差点毎の評価点を算出し、算出した評価点を記憶ユニット70の評価データ記憶部72に記憶する処理を行う。
図9は、実施の形態に係る車載機10におけるドライバモニタリング部20が行う処理動作を示すフローチャートである。本処理動作は、例えば、ドライバカメラ21で画像が撮像されるタイミング(例えば、毎フレーム、又は所定間隔のフレーム毎)で実行される。
ステップS2では、画像解析部22は、取得した画像から運転者の顔、又は顔の領域を検出する処理を行い、ステップS3に処理を進める。画像から顔を検出する手法は特に限定されないが、高速で高精度に顔を検出する手法を採用することが好ましい。
ステップS12では、制御部19は、角速度センサ13で検出された角速度データを取得してRAM19bに記憶する処理を行い、ステップS13に処理を進める。
ステップS14では、制御部19は、ドライブレコーダー部30から送出されてきたデータ(車外画像と車内画像のデータ)を取得してRAM19bに記憶する処理を行い、ステップS15に処理を進める。
ステップS16では、制御部19は、ステップS15で取得した位置データの単位時間あたりの変化に基づいて、車両2の走行速度を算出し、位置データと走行速度とをRAM19bに記憶する処理を行い、ステップS17に処理を進める。なお、ステップS11~S16までの各処理の順序は特に限定されない。また、これら各処理を並列的に実行してもよい。
一方ステップS17において、制御部19は、車両2が交差点を通過中であると判断すれば、ステップS18に処理を進める。
ステップS19では、制御部19は、車両2が交差点を通過し終えたか否かを判断する。例えば、制御部19は、通過時刻t0から所定時間経過したか否かを判断してもよいし、角速度データの積分値(即ち、鉛直軸回りの角度)が、車両2が交差点を通過し終えたことを示す閾値(角度)以上になった否かを判断してもよい。
ステップS20では、制御部19は、通過時刻t0のデータとともに、通過時刻t0の前後所定期間(例えば、数十秒間)に取得した検出データ(ステップS11~S16で取得したデータ)をRAM19b又は記憶部17から読み出し、通信部15を制御して、これらデータをサーバ装置40へ送信する処理を行う。その後、制御部19は、ステップS11に戻り、処理を繰り返す。車載機10からサーバ装置40へ送信される検出データの構造例は図3に示している。
まず、ステップS21において、サーバコンピュータ50は、車載機10から送信されてきた検出データを受信したか否かを判断し、車載機10から検出データを受信したと判断すれば、ステップS22に処理を進める一方、車載機10から検出データを受信していないと判断すれば、ステップS23に処理を進める。
ステップS25では、サーバコンピュータ50は、評価処理の結果を、車載機10の識別情報及び運転者IDと対応付けて評価データ記憶部72に記憶する処理を行い、その後処理を終える。
ステップS32では、サーバコンピュータ50は、交差点進入推定部54として動作し、検出データ蓄積部71から、通過時刻t0±n秒間(±n秒間は、例えば、±10~20秒間程度のいずれかの時間)の角速度のデータを読み出し、ステップS33に処理を進める。
ステップS37では、サーバコンピュータ50は、進入時刻t5の後に車両2が停止した時刻t6を検出し、ステップS38に処理を進める。
ステップS43では、サーバコンピュータ50は、サーバコンピュータ50として動作し、進入時刻t5の前後所定時間(例えば、t5±m秒間)に取得された、顔挙動情報に基づいて、進入時刻t5の前後における、運転者の安全確認動作を評価する処理を行い、その後ステップS44に処理を進める。
図13は、実施の形態(2)に係るサーバ装置40Aを構成する安全確認評価部56Aの機能構成例を示すブロック図である。但し、図8に示した安全確認評価部56と同一機能を有する構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
サーバ装置40Aの安全確認評価部56Aでは、停止判定部57により車両2が停止したと判定された場合、評価時間設定部62において、進入時刻t5の後に車両2が停止してから再発進するまでの停車時間(停止時刻t6から再発進時刻t7までの時間)と、予め定められた所定時間とを比較して、再発進する前の評価時間が設定される。
ステップS55では、サーバコンピュータ50Aは、評価時間設定部62として動作し、再発進する前の評価時間を、停車時間ΔT(t7-t6)に設定し、ステップS56に処理を進める。
図15は、実施の形態(3)に係るサーバ装置40Bを構成する安全確認評価部56Bの機能構成例を示すブロック図である。但し、図8に示した安全確認評価部56と同一機能を有する構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
サーバ装置40Bの安全確認評価部56Bでは、停止判定部57により車両2が停止したと判定された場合、停止回数検出部63において、車両2が停止した回数が検出される。
なお、図12のフローチャートに示した処理動作とは、ステップS31~S36、S43、及びS44の処理動作が同一なので、ここではその説明を省略する。
ステップS68では、サーバコンピュータ50Bは、交差点への進入時刻t5から再発進時刻t7までの時間ΔT(t7-t5)が、予め定められた所定時間Ty(秒)以下である(換言すれば、交差点へ進入してから再発進するまでの時間が短い)か否かを判定する。所定時間Tyは、例えば、0~5秒前後のいずれかの時間に設定されてよい。
したがって、交差点内で車両が複数回停止した場合であっても、少なくとも最後に停止した後に再発進する前後、即ち、交差点内を通過するタイミング(例えば、右左折するタイミング)における、運転者3の安全確認動作を適正に評価することができる。
本発明の実施の形態は、以下の付記の様にも記載され得るが、これらに限定されない。
(付記1)
車両(2)の運転者(3)の安全確認動作を評価する安全確認評価装置(40)であって、
前記車両(2)の交差点への進入時刻を推定する交差点進入推定部(54)と、
前記運転者(3)の顔の挙動を含む情報を取得する挙動情報取得部(55)と、
前記進入時刻の前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者(3)の安全確認動作を評価する評価部(56)とを備え、
該評価部(56)が、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定部(57)と、
該停止判定部(57)により前記車両(2)が停止したと判定された場合、前記車両(2)が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者(3)の安全確認動作を評価する第1評価部(58)とを備えていることを特徴とする安全確認評価装置(40)。
安全確認評価装置(40)と、
車両(2)に搭載される車載機(10)とを含んで構成され、
該車載機(10)が、
前記車両(2)の運転者(3)の顔の挙動を検出する運転者モニタリング部(20)と、
前記車両(2)の位置を検出する位置検出部(14)と、
前記車両(2)の角速度を含む走行挙動を検出する走行挙動検出部(13)と、
前記運転者モニタリング部(20)、前記位置検出部(14)、及び前記走行挙動検出部(13)で検出されたデータを、前記安全確認評価装置(40)に出力する出力部(15)とを備えていることを特徴とする安全確認評価システム(1)。
車両(2)の運転者(3)の安全確認動作を評価する安全確認評価方法であって、
前記車両(2)の交差点への進入時刻を推定する進入時刻推定ステップ(S33)と、
前記運転者(3)の顔の挙動を含む情報を取得する情報取得ステップ(S35)と、
前記進入時刻の前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者(3)の安全確認動作を評価する評価ステップ(S36~S44)とを含み、
該評価ステップ(S36~S44)は、
前記進入時刻の後に前記車両(2)が停止したか否かを判定する停止判定ステップ(S37)と、
該停止判定ステップ(S37)により前記車両(2)が停止したと判定された場合、前記車両(2)が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者(3)の安全確認動作を評価する第1評価ステップ(S39)とを含んでいることを特徴とする安全確認評価方法。
車両(2)の運転者(3)の安全確認動作を評価する処理を少なくとも1つのコンピュータ(50)に実行させるための安全確認評価プログラム(53)であって、
前記少なくとも1つのコンピュータ(50)に、
前記車両の交差点への進入時刻を推定する進入時刻推定ステップ(S33)と、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する情報取得ステップ(S35)と、
前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価ステップ(S36~S44)とを実行させ、
該評価ステップ(S36~S44)では、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定ステップ(S37)と、
該停止判定ステップ(S37)により前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価ステップ(S39)とを実行させることを特徴とする安全確認評価プログラム(53)。
2 車両
3 運転者
4 通信ネットワーク
10 車載機
11 プラットフォーム部
12 加速度センサ
13 角速度センサ
14 GPS受信部
15 通信部
16 報知部
17 記憶部
18 外部インターフェース(外部I/F)
19 制御部
19a CPU
19b RAM
19c ROM
20 ドライバモニタリング部
21 ドライバカメラ
22 画像解析部
23 インターフェース(I/F)
30 ドライブレコーダー部
31 車外カメラ
32 車内カメラ
40、40A、40B サーバ装置(安全確認評価装置)
41 通信ユニット
50、50A、50B サーバコンピュータ
51 中央処理装置
52 メインメモリ
53 制御プログラム
54 交差点進入推定部
54a 進入時刻検出部
54b 方向推定部
55 挙動情報取得部
56、56A、56B 安全確認評価部
57 停止判定部
58、58A、58B 第1評価部
59 第2評価部
60 第3評価部
61 評価点算出部
62 評価時間設定部
63 停止回数検出部
70 記憶ユニット
71 検出データ蓄積部
71a 検出データファイル
72 評価データ記憶部
72a 評価データファイル
73 運転者情報記憶部
80 事業者端末
Claims (11)
- 車両の運転者の安全確認動作を評価する安全確認評価装置であって、
前記車両の交差点への進入時刻を推定する交差点進入推定部と、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する挙動情報取得部と、
前記進入時刻の前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価部とを備え、
該評価部が、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定部と、
該停止判定部により前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価部と、
前記停止判定部により前記車両が停止していないと判定された場合、前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記進入時刻の前後における、前記運転者の安全確認動作を評価する第3評価部とを備えていることを特徴とする安全確認評価装置。 - 前記評価部が、
前記停止判定部により前記車両が停止したと判定された場合、前記進入時刻より前の所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記進入時刻より前における、前記運転者の安全確認動作を評価する第2評価部を備えていることを特徴とする請求項1記載の安全確認評価装置。 - 前記評価部が、
前記進入時刻の後に前記車両が停止してから再発進するまでの停車時間と、予め定められた所定時間とを比較して、前記再発進する前の評価時間を設定する評価時間設定部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の安全確認評価装置。 - 前記評価時間設定部が、
前記停車時間が前記所定時間より短い場合、前記再発進する前の評価時間を前記停車時間に設定するものであることを特徴とする請求項3記載の安全確認評価装置。 - 前記評価時間設定部が、
前記停車時間が前記所定時間より長い場合、前記再発進する前の評価時間を前記所定時間に設定するものであることを特徴とする請求項3記載の安全確認評価装置。 - 前記評価部が、
前記停止判定部により前記車両が停止したと判定された場合に、前記車両が停止した回数を検出する停止回数検出部をさらに備え、
前記第1評価部が、
前記停止回数検出部により前記進入時刻の後に複数回の停止が検出された場合、少なくとも最後に停止した後に再発進する前後における、前記運転者の安全確認動作を評価するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の安全確認評価装置。 - 前記評価部が、
前記情報に基づいて、前記運転者の顔の向き又は視線の方向の少なくともいずれかの左右の振り角度及び振り時間を検出し、該検出された左右の振り角度及び振り時間に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価するものであることを特徴とする請求項1~6のいずれかの項に記載の安全確認評価装置。 - 前記交差点進入推定部が、
前記車両の角速度の時系列データに基づいて、前記進入時刻を推定するものであることを特徴とする請求項1~7のいずれかの項に記載の安全確認評価装置。 - 請求項1~8のいずれかの項に記載の安全確認評価装置と、
車両に搭載される車載機とを含んで構成され、
該車載機が、
前記車両の運転者の顔の挙動を検出する運転者モニタリング部と、
前記車両の位置を検出する位置検出部と、
前記車両の角速度を含む走行挙動を検出する走行挙動検出部と、
前記運転者モニタリング部、前記位置検出部、及び前記走行挙動検出部で検出されたデータを、前記安全確認評価装置に出力する出力部とを備えていることを特徴とする安全確認評価システム。 - 少なくとも1つのコンピュータが車両の運転者の安全確認動作を評価する安全確認評価方法であって、
前記少なくとも1つのコンピュータが、
前記車両の交差点への進入時刻を推定する進入時刻推定ステップと、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する情報取得ステップと、
前記進入時刻の前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価ステップとを含むステップを実行し、
該評価ステップは、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定ステップと、
該停止判定ステップにより前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価ステップと、
前記停止判定ステップにより前記車両が停止していないと判定された場合、前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記進入時刻の前後における、前記運転者の安全確認動作を評価する第3評価ステップとを含んでいることを特徴とする安全確認評価方法。 - 車両の運転者の安全確認動作を評価する処理を少なくとも1つのコンピュータに実行させるための安全確認評価プログラムであって、
前記少なくとも1つのコンピュータに、
前記車両の交差点への進入時刻を推定する進入時刻推定ステップと、
前記運転者の顔の挙動を含む情報を取得する情報取得ステップと、
前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する評価ステップとを実行させ、
該評価ステップでは、
前記進入時刻の後に前記車両が停止したか否かを判定する停止判定ステップと、
該停止判定ステップにより前記車両が停止したと判定された場合、前記車両が停止した後に再発進する前後に取得された前記情報に基づいて、前記運転者の安全確認動作を評価する第1評価ステップと、
前記停止判定ステップにより前記車両が停止していないと判定された場合、前記進入時刻の前後所定時間に取得された前記情報に基づいて、前記進入時刻の前後における、前記運転者の安全確認動作を評価する第3評価ステップとを実行させることを特徴とする安全確認評価プログラム。
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