JP7070312B2 - ガス拡散層用シートの製造方法 - Google Patents

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Description

導電性を有した帯状の基材をロールツーロール方式で搬送しながら、基材に、導電性粒子を含む多孔質層を成形する燃料電池のガス拡散層用シートの製造方法に関する。
従来から、基材をロールツーロール方式で搬送しながら、基材の表面に塗工液または塗工ペースト材を塗工する方法が提案されている。たとえば、特許文献1の技術では、ロール状に巻かれた帯状の基材を巻出す巻出しロールと、巻出した基材を巻取る巻取りロールを設け、基材をロールツーロール方式で搬送しており、搬送経路を通過する基材にペースト材を塗工し、これを加熱することにより乾燥させている。
このように、基材を搬送する際には、例えば、特許文献2に示すように、巻出し始めの部分となる基材の搬送方向の先端に、接着テープなどによりフィルムを接着することがある。基材を搬送する際には、基材に接着されたフィルムを巻取りロールまで搬送することにより、帯状の基材を搬送しつつ、搬送された基材を巻取りロールまで誘導することができる。
特開2007-98186号公報 特開2016-115493号公報
しかしながら、特許文献2に示すフィルムを用いて、特許文献1に示すような塗工方法を実施した場合、フィルムおよび基材は、ロールツーロール方式で搬送されるため、これらの張力が作用するばかりでなく、フィルムと基材の接合部分にも、張力が作用する。ここで、基材に塗工後のペースト材は乾燥すべく加熱されるが、搬送時に、フィルムと基材との接合部分にも張力が作用した状態で加熱されることになり、接合部分のフィルムと基材とが位置ずれすることがある。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、フィルムと基材との接合強度を高めた状態で、これらをロールツーロール方式で搬送しながら、燃料電池のガス拡散層用シートを製造する製造方法を提供することにある。
前記課題を鑑みて、本発明に係るガス拡散層用シートの製造方法は、導電性を有した帯状の基材をロールツーロール方式で搬送しながら、前記基材に、導電性粒子を含む多孔質層を成形する燃料電池のガス拡散層用シートの製造方法であって、前記製造方法は、ロール状に巻かれた前記基材の巻出し始めの部分となる、前記基材の搬送方向の前方端部に、搬送用の第1フィルムを接合する工程と、前記第1フィルムを前記ロールツーロール方式で搬送することにより、前記基材を搬送しながら誘導し、前記基材の表面に少なくとも導電性粒子を含むペースト材を塗工する工程と、前記ペースト材が塗工された前記基材を、連続して搬送しながら、塗布された前記ペースト材を加熱することにより、前記多孔質層を成形し、前記ガス拡散層用シートを製造する工程と、前記基材の巻出し終わりの部分となる、前記搬送方向の後方端部に、搬送用の第2フィルムを接合する工程と、を含み、前記第1フィルムの巻取り後、前記第1フィルムに接合された前記ガス拡散層用シートを巻取り、さらに、前記ガス拡散層用シートに接合された前記第2フィルムを巻取るものであり、前記第1フィルムを接合する工程において、前記第1フィルムと前記基材とを重ね合せた第1重なり部分に第1接合材を貫通させることで、前記第1接合材を介して前記第1フィルムと前記基材とを物理的に接合し、前記第2フィルムを接合する工程において、前記基材と前記第2フィルムとを重ね合せた第2重なり部分に第2接合材を貫通させることで、前記第2接合材を介して前記基材と前記第2フィルムとを物理的に接合することを特徴とする。
本発明によれば、ロール状に巻かれた基材の巻出し始めの部分となる、基材の搬送方向の前方端部に、搬送用の第1フィルムを接合する。この際に、第1フィルムと基材とを重ね合せた第1重なり部分に第1接合材を貫通させることで、第1接合材を介して第1フィルムと基材とを物理的に接合する。これにより、第1フィルムと基材との接合強度を、接着テープまたは粘着テープ等のみで第1フィルムと基材とを接合した場合よりも、高めることができる。
同様に、基材の巻出し終わりの部分となる、基材の搬送方向の後方端部に、搬送用の第2フィルムを接合する。この際に、基材と第2フィルムとを重ね合わせた第2重なり部分に、第2接合材を貫通させることで、第2接合材を介して第2フィルムと基材とを物理的に接合する。これにより、基材と第2フィルムとの接合強度を、接着テープまたは粘着テープ等のみで基材と第2フィルムとを接合した場合よりも、高めることができる。
この結果、第1フィルムと基材との接合部分、および基材と第2フィルムとの接合部分に張力が作用した状態で、接合部分が加熱されたとしても、これらが位置ずれすることを防止することができる。このようにして、搬送された基材へのペースト材の塗工、および塗工されたペースト材の乾燥を安定して行うことができる。
ここで、基材と第1フィルムとを位置ずれすることなく接合することができ、基材と第2フィルムとを位置ずれすることなく接合することができるのであれば、これらを、上述した物理的な接合のみで接合してもよい。しかしながら、より好ましい態様としては、前記第1フィルムを接合する工程において、前記第1フィルムと前記基材とを重ね合せる際に、第1接着剤を介して前記第1フィルムと前記基材とを接着し、前記第2フィルムを接合する工程において、前記基材と前記第2フィルムとを重ね合せる際に、第2接着剤を介して前記基材と前記第2フィルムとを接着する。
この態様によれば、第1フィルムと基材とを重ね合わせる際に、これらが第1接着剤を介して接着されるので、第1フィルムと基材とを適正な位置に保持した状態で、第1接合材でこれらを物理的に接合することができる。同様に、基材と第2フィルムとを重ね合わせる際に、これらが第2接着剤を介して接着されるので、基材と第2フィルムとを適正な位置に保持した状態で、第2接合材でこれらを物理的に接合することができる。
さらに、第1接着剤は、第1フィルムと基材とを重ね合わせた状態で接着することができ、第2接着剤は、基材と第2フィルムを重ね合わせた状態で接着することができるのであれば、第1接着剤および第2接着剤がそのまま塗布されてもよく、その接着状態は特に限定されるものでない。しかしながら、より好ましい態様としては、前記第1フィルムを接合する工程において、前記第1フィルムと前記基材とを重ね合せる際に、前記第1接着剤が両面に塗布された第1接着シートを介して前記第1フィルムと前記基材とを接着し、前記第1接着シートと共に、前記第1重なり部分に前記第1接合材を貫通させて、前記第1フィルムと前記基材を接合し、前記第2フィルムを接合する工程において、前記基材と前記第2フィルムとを重ね合せる際に、前記第2接着剤が両面に塗布された第2接着シートを介して前記基材と前記第2フィルムとを接着し、前記第2接着シートと共に、前記第2重なり部分に前記第2接合材を貫通させて、前記第2フィルムと前記基材を接合する。
この態様によれば、両面に接着剤が塗布された第1接着シートと共に、第1重なり部分に第1接合材を貫通させて、第1フィルムと基材を接合するので、第1接合材で貫通した基材および第1フィルムの部分を第1接着シートで補強することができる。両面に接着剤が塗布された第2接着シートと共に、第2重なり部分に第2接合材を貫通させて、基材と第2フィルムを接合するので、第2接合材で貫通した基材および第2フィルムの部分を第2接着シートで補強することができる。なお、本発明でいう、接着シートは、シート材に粘着剤が塗布された粘着シートも含む。
本発明によれば、第1フィルムと基材との接合強度、および、基材と第2フィルムとの接合強度を高めた状態で、これらをロールツーロール方式で搬送しながら、燃料電池のガス拡散層用シートを製造することができる。
本実施形態に係る燃料電池用のガス拡散層用シートの製造装置の模式図である。 本実施形態に係るガス拡散層用シートの断面図である。 ガス拡散層用シートの製造方法のフロー図である 第1フィルムと基材との接合を説明するための図である。 図4AのA-A線の矢視方向の断面図である。 第2フィルムと基材との接合を説明するための図である。 図5AのB-B線の矢視方向の断面図である。 変形例に係る第1フィルムと基材との接合を説明するための図である。 図6AのC-C線の矢視方向の断面図である。 変形例に係る第2フィルムと基材との接合を説明するための図である。 図7AのD-D線の矢視方向の断面図である。 別の変形例に係る第2フィルムと基材との接合を説明するための図である 図8AのG-G線の矢視方向の断面図である。 触媒層が形成された電解質シートとガス拡散層用シートとの接合を説明するための図である。 実施例1、2、および比較例1に係る試験材の加熱温度と破断時間との関係を示したグラフである。
以下に、図1~図8Bを参照しながら、本発明の実施形態に係る燃料電池用のガス拡散層用シートの製造方法について説明する。
1.ガス拡散層用シート10について
図2に示すように、本実施形態に係るガス拡散層用シート10は、基材11に多孔質層(マイクロポーラス層)12が形成されたシート材であり、燃料電池の単セルを構成する膜電極接合体(図示せず)の両面に、積層されるガス拡散層となるものである。
ガス拡散層は、膜電極接合体の両面に積層されたのち、積層された積層体を一対のセパレータにより挟持することにより、燃料電池用セルを構成し、燃料電池の発電部の機能を果たす。膜電極接合体は、イオン透過性の電解質膜と、該電解質膜を挟持するアノード側触媒層(電極層)およびカソード側触媒層(電極層)とからなる。電解質膜は、固体高分子材料で形成されたプロトン伝導性を有したイオン交換膜であり、各触媒層は、白金などの触媒をカーボン粒子に担持した、アイオノマで結合された多孔質層である。
一方側のガス拡散層は、アノード側触媒層に接合されている。他方側のガス拡散層は、カソード側触媒層に接合されている。ガス拡散層の基材は、たとえばカーボンペーパーまたはカーボンクロス等のカーボン多孔質材によって形成されている。ガス拡散層の基材には、上述した、導電性粒子を含む多孔質層が形成されている。この多孔質層は、触媒層に接合されている。
ここで、一方側のガス拡散層には、セパレータから水素ガスなどの燃料ガスが供給され、他方側のガス拡散層には、セパレータから大気などの酸化剤ガスが供給される。燃料ガスと酸化剤ガスの供給により、MEA内において、電気化学反応が生じ、燃料電池が発電する。
2.ガス拡散層用シート10の製造装置30について
本実施形態では、このような燃料電池のガス拡散層に用いられるガス拡散層用シート10を、以下の製造装置30を用いて製造する。具体的には、図1に示すように、製造装置30は、ロール状に巻かれた基材11を巻出す巻出しロール31と、多孔質層12が成形された基材11(すなわち、ガス拡散層用シート10)を、ロール状に巻取る巻取りロール32を備えており、これらの搬送経路には、複数の搬送ロール33が配置されている。
巻取りロール32の巻取りにより、基材11に所定の張力を付与しつつ、基材11をロールツーロール方式で搬送することができる。なお、巻取りロール32では、合紙ロール39から巻出された合紙が、ガス拡散層用シート10と共に巻取られる。
製造装置30は、基材11にペースト材を塗工する塗工部34と、基材11に塗工されたペースト材を乾燥および焼成することにより、基材11に多孔質層12を成形する乾燥・焼成部35と、多孔質層12が成形された基材11(ガス拡散層用シート10)を検査する検査部36とを備えている。
塗工部34は、巻出しロール31から巻出された基材11に、ペースト材を塗工する塗工装置34aが配置されており、基材11を挟んで塗工装置34aの反対側には、基材11に対してペースト材の浸み込み状態を確認する検査カメラ34bが配置されている。さらに、塗工部34には、室内の空気を排気する排気部34cが設けられている。
乾燥・焼成部35は、塗工部34で塗布されたペースト材を基材11とともに加熱すべく、基材11に熱風を吹き付ける複数のノズル35aと、基材11等の温度を測定する複数の放射温度計35bを備えている。複数のノズル35aは、基材11の両面から熱風を吹き付けるように、基材11の搬送方向に沿って配列されており、各ノズル35aの近傍に放射温度計35bが配置されている。
検査部36は、基材11に成形された多孔質層12を検査する検査カメラ36aと、基材11の裏面を検査する検査カメラ36bと、これらの検査カメラ36a、36bの結果から、不良部分を基材11に印字する印字装置36cとを備えている。さらに、検査部36には、室内の空気を排気する排気部36dが設けられている。
さらに、巻出しロール31と塗工部34との間には、後述する第1フィルム21Aと基材11との接合、および基材11と第2フィルム22Bとの接合を行う接合装置37が配置されている。さらに、接合装置37と塗工部34との間には、基材11等に付着した異物を集塵する集塵機38が配置されている。
3.ガス拡散層用シート10の製造方法について
本実施形態では、導電性を有した帯状の基材11をロールツーロール方式で搬送しながら、基材11に、導電性粒子を含む多孔質層12を成形することにより、燃料電池のガス拡散層用シート10を製造する。具体的には、図3に示すフロー図と、図4A、図4Bを参照しながら、ガス拡散層用シート10を製造する。
本実施形態では、まず、ステップS1で、搬送用の第1フィルム21Aを準備し、第1フィルム21Aを製造装置30の搬送経路に沿って配置する。ここで、第1フィルム21Aは、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂などの樹脂製のフィルムである。帯状の第1フィルム21Aの搬送方向Fの前方端部を、塗工部34、乾燥・焼成部35、および検査部36の順に、通過させた後、巻取りロール32で一部巻取り、第1フィルム21Aの搬送方向Fの後方端部が、接合装置37に位置するまで、巻取りロール32で第1フィルム21Aを巻取る。
次に、ステップS2に示すように、第1フィルム21Aと基材11とを接合する。基材11は、たとえばカーボンペーパーまたはカーボンクロス等のカーボン多孔質材である。具体的には、図4A、図4Bに示すように、ロール状に巻かれた基材11の巻出し始めの部分となる、基材11の搬送方向Fの前方端部11aに、搬送用の第1フィルム21Aの後方端部21aを接合する。
本実施形態では、まず、第1フィルム21Aと基材11とを重ね合せる際に、第1接着剤を介して第1フィルム21Aと基材11とを接着する。具体的には、第1フィルム21Aと基材11とを重ね合せる際に、第1接着剤が両面に塗布された第1接着シート18Aを介して第1フィルム21Aと基材11とを接着する。これにより、後述するステープル15Aによる接合前に、第1フィルム21Aと基材11とを精度良く重ね合せることができる。
ここで、第1接着シート18Aとは、可撓性を有し、第1接着剤とによる接着性が損なわれるものでなければ、特にその材料は限定されるものではなく、たとえば、第1接着シート18Aの材料としては、熱可塑性樹脂からなる樹脂シート、アルミニウムなどの金属シートなどを挙げることができ、第1接着剤としては、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの熱可塑性樹脂からなる接着剤または粘着剤などを挙げることができる。
次に、第1接着シート18Aと共に、第1フィルム21Aと基材11とを重ね合せた第1重なり部分13Aにステープル15A(第1接合材)を貫通させることで、ステープル15Aを介して第1フィルム21Aと基材11とを物理的に接合する。これにより、基材11および第1フィルム21Aのうちステープル15Aで貫通した部分を、第1接着シート18Aで補強することができる。
さらに、本実施形態では、複数のステープル15Aによる貫通部分が、搬送方向に沿って配列されるように、複数のステープル15Aを、第1重なり部分13Aの両側に、複数固定する。なお、ステープル15Aは、後述するペースト材の乾燥・焼成において耐熱性を有し、かつ、耐食性を有した金属材料からなり、例えば、アルミニウムなどからなる。
このように、ステープル15Aを介して、第1フィルム21Aと基材11とを接合するので、これらの接合強度を、接着テープまたは粘着テープ等のみで第1フィルム21Aと基材11とを接合した場合よりも、高めることができる。この結果、第1フィルム21Aと基材11との接合部分に張力が作用した状態で、乾燥・焼成部35で接合部分が加熱されたとしても、これらが位置ずれすることを防止することができる。このようにして、後述する搬送された基材11へのペースト材の塗工、および塗工されたペースト材の乾燥・焼成を安定して行うことができる。
次に、ステップS3において、基材11の巻出しと、第1フィルム21Aの巻取りを開始する。巻出された基材11は、第1フィルム21Aに誘導されて、集塵機38を通過し、塗工部34に搬送される。
ステップS4において、塗工部34では、塗工装置34aから吐出されたペースト材を、基材11に塗工する。ペースト材は、導電性粒子を含むペースト材であればよい。ペースト材としては、たとえば、カーボンブラックなどのカーボン粒子(導電性粒子)と、PTFEなどの撥水性を有した樹脂粒子と、界面活性剤を混合し、ペースト状にしたものを挙げることができる。ペースト材が塗工された基材11は、検査カメラ34bにより、その塗工状態(ペースト材の浸み込み状態)が検査される。
次に、ステップS5において、搬送された基材11は、乾燥・焼成部35に搬送される。乾燥・焼成部35では、ペースト材が塗工された基材11を、連続して搬送しながら、塗布されたペースト材を加熱する。具体的には、放射温度計35bで測定された温度に基づいて、ノズル35aから吹き付けられる熱風の温度を調整することにより、ペースト材を加熱する。これにより、ペースト材を乾燥し、さらにこれを焼成することで、多孔質層12を成形する。このようにして、ガス拡散層用シート10が製造される。なお、このステップS5が、本発明でいう「ガス拡散層用シートを製造する工程」に相当する。
次に、ステップS6において、製造されたガス拡散層用シート10は、検査部36に搬送される。検査部36では、検査カメラ36a、36bによる検査結果から、不良部分がある場合には、印字装置36cで、基材11に印字する。
以上のステップS4~ステップS6の工程を、ガス拡散層用シート10を巻取りロール32で連続して巻取ながら、搬送される基材11に対して、連続して行う。基材11の巻出し終わりの部分である、基材11の搬送方向Fの後方端部11bが、接合装置37に位置した時点で、ステップS7において、基材11と第2フィルム21Bとの接合を行う。
具体的には、図5A、図5Bに示すように、ロール状に巻かれた基材11の巻出し終わりの部分となる、基材11の搬送方向Fの後方端部11bに、搬送用の第2フィルム21Bの前方端部21bを接合する。
本実施形態では、まず、ステップS2に示した場合と同様に、基材11と第2フィルム21Bとを重ね合せる際に、第2接着剤を介して基材11と第2フィルム21Bとを接着する。具体的には、基材11と第2フィルム21Bを重ね合せる際に、第2接着剤が両面に塗布された第2接着シート18Bを介して基材11と第2フィルム21Bとを接着する。ここで、第2接着シート18Bと第2接着剤は、第1接着シート18Aと第1接着剤で例示したものと同様の材料である。
次に、第2接着シート18Bと共に、基材11と第2フィルム21Bとを重ね合せた第2重なり部分13Bにステープル15B(第2接合材)を貫通させることで、ステープル15Bを介して基材11と、第2フィルム21Bとを物理的に接合する。これにより、基材11および第2フィルム21Bのうちステープル15Bで貫通した部分を、第2接着シート18Bで補強することができる。
さらに、本実施形態では、複数のステープル15Bによる貫通部分が、搬送方向に沿って配列されるように、複数のステープル15Bを、第2重なり部分13Bの両側に、複数固定する。ステープル15Bは、ステープル15Aで例示したものと同様の材料である。
このように、基材11と第2フィルム21Bとを重ね合わせた第2重なり部分13Bに、ステープル15Bを貫通させることで、ステープル15Bを介して第2フィルム21Bと基材11とを物理的に接合する。これにより、基材11と第2フィルム21Bとの接合強度を、接着テープまたは粘着テープ等のみで基材11と第2フィルム21Bとを接合した場合よりも高めることができる。
この結果、基材11と第2フィルム21Bとの接合部分に張力が作用した状態で、乾燥・焼成部35で接合部分が加熱されたとしても、これらが位置ずれすることを防止することができる。このため、基材11と第2フィルム21Bとが接合された接合部分よりも、前方側の基材11の部分に対して、ペースト材の塗工、および塗工されたペースト材の乾燥を安定して行うことができる。
このようにして、ロールツーロール方式で、第1フィルム21Aの巻取り後、第1フィルム21Aに接合されたガス拡散層用シート10を巻取り、さらに、ガス拡散層用シート10に接合された第2フィルム21Bを巻取る。これにより、一連の巻取りが完了する(ステップS8)。
本実施形態では、ステープル15A、15Bにより、第1フィルム21Aと基材11とを接合し、基材11と第2フィルム21Bとを接合した。しかしながら、例えば、図6A~図7Bの変形例に示すように、カーボン繊維などの連続繊維15C、15Dにより、第1フィルム21Aと基材11とを縫着し、基材11と第2フィルム21Bとを縫着してもよい。
具体的には、上述した、ステップS2において、図6A、図6Bに示すように、搬送用の第1フィルム21Aの後方端部21aと、基材11の搬送方向Fの前方端部11aとを、第1接着剤が両面に塗布された第1接着シート18Aを介して接着する。
次に、第1接着シート18Aと共に、第1フィルム21Aと基材11とを重ね合せた第1重なり部分13Aに、連続繊維15C(第1接合材)を所定のピッチで貫通させることで、連続繊維15Cを介して第1フィルム21Aと基材11とを物理的に接合する。本実施形態では、連続繊維15Cによる貫通部分が、搬送方向Fに沿って配列されるように、連続繊維15Cで、第1重なり部分13Aの両側を縫着する。
さらに、ステップS7と同様に、図7A、図7Bに示すように、基材11の搬送方向Fの後方端部11bと、搬送用の第2フィルム21Bの前方端部21bとを、第2接着剤が両面に塗布された第2接着シート18Bを介して接着する。
次に、第2接着シート18Bと共に、基材11と第2フィルム21Bとを重ね合せた第2重なり部分13Bに、連続繊維15D(第2接合材)を所定のピッチで貫通させることで、連続繊維15Dを介して第2フィルム21Bと基材11とを物理的に接合する。本実施形態では、連続繊維15Cによる貫通部分が、搬送方向Fに沿って配列されるように、連続繊維15Dで、第2重なり部分13Bの両側を縫着する。
本実施形態では、基材11と第2フィルム21Bとを接合した後、第2フィルム21Bを巻取った。しかしながら、例えば、図8Aおよび図8Bの変形例に示すように、第2フィルム21Bに連結するための基材11’を準備し、基材11’の搬送方向Fの前方先端と、第2フィルム21Bとを、ステップS2で示した方法と同じ方法で接合してもよい。
このようにして得られたガス拡散層用シート10により、図9に示す、接合装置5を用いて、複合シート10Bを製造する。巻出し始めの第2フィルム21Bを、接合装置5の搬送経路に通過させ、ガス拡散層用シート10の多孔質層と、燃料電池の電解質膜となる電解質シート60に形成されたアノード側触媒層とを、熱圧ロール51、51で、熱圧することで、接合する。
さらに、搬送ロール52を通過した複合シート10Aは、剥離バー53を通過し、剥離バー53で、複合シート10Aから、電解質シート60の裏面に貼り付けられたバックシート58を剥離する。バックシート58は、搬送ロール55を通過し、ロール状に巻取られる。一方、バックシート58を剥離した複合シート10Bは、搬送ロール54を通過し、ロール状に巻取られる。
その後、ロール状に巻取られた複合シート10Bは、第1フィルムから順に巻出されて、電解質シートにカソード側触媒層がさらに成形され、その後、所定の形状に裁断される。この際、第1および第2フィルム21A、21Bは、基材11の接合部分とともに裁断され、廃棄される。
以下に、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
まず、幅300mmの基材(カーボンペーパー)と、同じ幅の第1フィルム(カプトンテープ(登録商標):東レ・デュポン社))を準備し、両面に接着剤が塗布された第1接着シート(幅250mm、長さ100mm)を介して、基材と第1フィルムを重ね合わせて、これらを接着した。
次に、両側の先端の距離が10mmとなるアルミニウム製のステープルを、図4A、4Bに示すように、第1接着シートとともに、基材と第1フィルムとを貫通するように、第1重なり部分に、15mm間隔で、片側で4カ所ずつ、両側で合計8カ所固定した。これにより、実施例1に係る試験材を作製した。
(実施例2)
実施例1と同じようにして、試験材を作製した。実施例1と相違する点は、図6A、図6Bに示すように、ステープルの代わりに、炭素繊維により、第1接着シートとともに、基材と第1フィルムとを貫通するように、これらを、搬送方向に沿って10mmピッチ、長さ80mmで両側を縫着した。
(比較例1)
実施例1と同じようにして、試験材を作製した。実施例1と相違する点は、ステープルによる接合は行っていない点である。
(強度試験)
実施例1、2、および比較例1の試験材に対して、基材と第1フィルムとが離れる方向に、張力を作用した状態で、炉内において加熱し、試験材が破断するまでの時間を測定した。この結果を、図10に示す。
この結果、実施例1および2の試験材は、ペースト材の乾燥温度に合わせた目標温度領域、350℃~370℃において、比較例1の試験材よりも、破断するまでの時間が、長いことがわかった。実施例1および2の試験材に比べて、比較例1の試験材の破断時間が短いのは、この温度領域では、接着剤により接着力(粘着力)が低下したことに起因すると考えられる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
10:ガス拡散層用シート、11:基材、13A:第1重なり部分、13B:第2重なり部分、15A:ステープル(第1接合材)、15B:ステープル(第2接合材)、15C:連続繊維(第1接合材)、15D:連続繊維(第2接合材)、18A:第1接着シート、18B:第2接着シート、21A:第1フィルム、21B:第2フィルム

Claims (1)

  1. 導電性を有した帯状の基材をロールツーロール方式で搬送しながら、前記基材に、導電性粒子を含む多孔質層を成形する燃料電池のガス拡散層用シートの製造方法であって、
    前記製造方法は、
    ロール状に巻かれた前記基材の巻出し始めの部分となる、前記基材の搬送方向の前方端部に、搬送用の第1フィルムを接合する工程と、
    前記第1フィルムを前記ロールツーロール方式で搬送することにより、前記基材を搬送しながら誘導し、前記基材の表面に少なくとも導電性粒子を含むペースト材を塗工する工程と、
    前記ペースト材が塗工された前記基材を、連続して搬送しながら、塗布された前記ペースト材を加熱することにより、前記多孔質層を成形し、前記ガス拡散層用シートを製造する工程と、
    前記基材の巻出し終わりの部分となる、前記搬送方向の後方端部に、搬送用の第2フィルムを接合する工程と、を含み、
    前記第1フィルムの巻取り後、前記第1フィルムに接合された前記ガス拡散層用シートを巻取り、さらに、前記ガス拡散層用シートに接合された前記第2フィルムを巻取るものであり、
    前記第1フィルムを接合する工程において、前記第1フィルムと前記基材とを重ね合せる際に、第1接着剤が両面に塗布された第1接着シートを介して前記第1フィルムと前記基材とを接着し、前記第1接着シートと共に前記第1フィルムと前記基材とを重ね合せた第1重なり部分に第1接合材を貫通させることで、前記第1フィルムと前記基材とを接合し、
    前記第2フィルムを接合する工程において、前記基材と前記第2フィルムとを重ね合せる際に、第2接着剤が両面に塗布された第2接着シートを介して前記基材と前記第2フィルムとを接着し、前記第2接着シートと共に前記基材と前記第2フィルムとを重ね合せた第2重なり部分に第2接合材を貫通させることで、前記基材と前記第2フィルムとを接合することを特徴とするガス拡散層用シートの製造方法。
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