JP7069772B2 - 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム - Google Patents

車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム Download PDF

Info

Publication number
JP7069772B2
JP7069772B2 JP2018019536A JP2018019536A JP7069772B2 JP 7069772 B2 JP7069772 B2 JP 7069772B2 JP 2018019536 A JP2018019536 A JP 2018019536A JP 2018019536 A JP2018019536 A JP 2018019536A JP 7069772 B2 JP7069772 B2 JP 7069772B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
parking
parking lot
control device
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018019536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019139322A (ja
Inventor
優 田中
豊治 日与川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2018019536A priority Critical patent/JP7069772B2/ja
Priority to CN201910012031.1A priority patent/CN110119139A/zh
Publication of JP2019139322A publication Critical patent/JP2019139322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7069772B2 publication Critical patent/JP7069772B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/06Automatic manoeuvring for parking
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0212Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory
    • G05D1/0223Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory involving speed control of the vehicle
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0231Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means
    • G05D1/0246Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using a video camera in combination with image processing means
    • G05D1/0253Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using a video camera in combination with image processing means extracting relative motion information from a plurality of images taken successively, e.g. visual odometry, optical flow
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0276Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle

Description

本発明の実施形態は、車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システムに関する。
近年、駐車場内の所定の降車領域で車両から乗員が降車した後、所定の指示に応じて車両が降車領域から空きの駐車領域へ自動で走行して駐車する自動駐車と、当該自動駐車が完了した後、所定の呼び出しに応じて車両が駐車領域から出庫して所定の乗車領域へ自動で走行して停車する自動出庫と、を含む自動バレー駐車を実現するための技術が検討されている。このような自動バレー駐車などといった、自動走行が前提となる技術においては、自動走行中における車両の現在位置を正確に把握することが重要となる。この場合、例えば、駐車場の路面に誘導標記や駐車標記を設け、その標記を車両に搭載された撮像部で撮像して誘導指令を生成して、目的の位置に車両を自動走行させることが考えられ、そのような技術が提案されている。
特開2015-41348号公報
上記のような自動バレー駐車を実現する場合、自動駐車専用のシステムの他、利用者が自ら駐車区画を探して自らの運転で駐車したり出庫したりする一般的な駐車システムを混在させた自動バレー駐車システムも考えられる。このような混在型の自動バレー駐車システムにおいて、システムが認識しやすい誘導標記や駐車標記が路面の至る所に配置されている場合、一般駐車を利用する利用者にとっては、標記の意味が理解し難く、例えば、標記が設けられた場所を走行してもよいのか、また標記が存在する位置に駐車してもよいのか等、判断を難しくしてしまう場合があった。また、駐車場設営者にとっては、自動バレー駐車時にしか利用しない標記を設置する必要があり、コスト面で自動バレー駐車の導入を躊躇する原因にもなっていた。
そこで、実施形態の課題の一つは、一般駐車が混在する自動バレー駐車システムを実現する場合に、一般駐車および自動バレー駐車のいずれにも適用しやすく、自動バレー駐車を実行する場合には、より正確な自動走行を実現できる車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システムを提供することである。
実施形態の一例としての車両制御装置は、駐車場の各駐車区画の近傍の路面に駐車区画ごとに設置された、所定の配列規則に従う区画識別文字の絶対位置を特定可能な駐車場データを取得する駐車場データ取得部と、車両の周辺の状況を撮像する車載カメラによって得られる画像データを取得する画像データ取得部と、画像データから複数の区画識別文字に関する路面文字データを検出することで、画像データ上における車両に対する区画識別文字の相対位置及び区画識別文字の並び態様による車両の相対方向を算出し、算出した相対位置及び相対方向と、駐車場データの絶対位置と、に基づいて、車両の実位置を推定する位置推定部と、推定した実位置に基づき、車両を駐車場内で自動走行させる走行制御部と、を備える。
この構成によれば、例えば、駐車区画の識別のために従来から各駐車区画に対応して設置された区画識別文字、例えば、番号やアルファベット等の文字を用いて車両の実位置が推定できる。その結果、従来の駐車場に対して新たな指標の追加を行うことなく、一般駐車混在型の自動バレー駐車システムに適用しやすい車両制御装置が提供できる。
上記の車両制御装置の位置推定部は、例えば、区画識別文字と対応して当該区画識別文字の近傍に配置された基準マークを検出し、当該基準マークで特定される検出領域内で区画識別文字を検出するようにしてもよい。この構成によれば、基準マークで特定された検出領域内で区画識別文字を検出するので、区画識別文字の認識精度を向上しやすく、また認識処理の負荷を軽減しやすくすることができる。
実施形態の一例としての駐車場管制装置は、駐車場の各駐車区画の近傍の路面に駐車区画ごとに設置される所定の配列規則に従う区画識別文字と、区画識別文字の絶対位置を特定可能な駐車場データを保持する駐車場データ保持部と、駐車場に進入する車両に搭載されて車両の周辺の状況を撮像する車載カメラによって得られる画像データから検出される複数の区画識別文字に関する路面文字データを用いて算出される画像データ上における車両に対する区画識別文字の相対位置及び区画識別文字の並び態様による車両の相対方向と比較させて車両の実位置を推定させるための駐車場データを車両に送信する通信部と、を備える。
この構成によれば、駐車区画の識別のために従来から各駐車区画に対応して設置された区画識別文字、例えば、番号やアルファベット等の文字を用いて車両の実位置を推定させることができる。その結果、従来の駐車場に対して新たな指標の追加を行うことなく、一般駐車混在型の自動バレー駐車システムに適用しやすい駐車管制装置が提供できる。なお、この駐車管制装置によれば、一般駐車の利用者も区画識別文字を従来の駐車区画の識別マークとして同様に利用(認識)することができるので、一般駐車の利用者に違和感や困惑を与えにくくすることができる。
実施形態の一例としての自動バレー駐車システムは、複数設けられた駐車区画の近傍の路面に駐車区画ごとに所定の配列規則に従う区画識別文字が設置された駐車場と、当該駐車場内を自動走行可能な車両と、から構成される自動バレー駐車システムであって、駐車場は、区画識別文字の絶対位置を特定可能な駐車場データと、駐車区画ごとの駐車利用状況を示す駐車状況データと、を保持する駐車場データ保持部と、駐車場データと駐車状況データと、を車両に送信する通信部と、を備える。また、車両は、駐車場データと、駐車状況データと、を駐車場側から取得する駐車場データ取得部と、車両の周辺の状況を撮像する車載カメラによって得られる画像データを取得する画像データ取得部と、画像データから複数の区画識別文字に関する路面文字データを検出することで、画像データ上における車両に対する区画識別文字の相対位置及び区画識別文字の並び態様による車両の相対方向を算出し、算出した相対位置及び相対方向と、駐車場データの絶対位置と、に基づいて、車両の実位置を推定する位置推定部と、推定した実位置と、駐車状況データと、に基づき、車両を駐車場内で自動走行させる走行制御部と、を備える。
この構成によれば、例えば、駐車区画の識別のために従来から各駐車区画に対応して設置された区画識別文字、例えば、番号やアルファベット等の文字を用いて車両の実位置を推定させることができる。その結果、従来の駐車場に対して新たな指標の追加を行うことなく、一般駐車混在型の自動バレー駐車システムを構成しやすい。なお、この自動バレー駐車システムによれば、一般駐車の利用者も区画識別文字を従来と同様に利用(認識)することができるので、一般駐車の利用者に違和感や困惑を与えにくくすることができる。
図1は、実施形態にかかる一般駐車混在型の自動バレー駐車システムにおける自動駐車の一例を示した例示的かつ模式的な図である。 図2は、実施形態にかかる一般駐車混在型の自動バレー駐車システムにおける自動出庫の一例を示した例示的かつ模式的な図である。 図3は、実施形態にかかる駐車場管制装置のハードウェア構成を示した例示的かつ模式的なブロック図である。 図4は、実施形態にかかる車両制御装置を含む車両制御システムのシステム構成を示した例示的かつ模式的なブロック図である。 図5は、実施形態にかかる駐車場管制装置および車両制御装置の機能を示した例示的かつ模式的なブロック図である。 図6は、実施形態に係る車両制御装置で読み取り可能な駐車場に設置される区画マーカの例示的かつ模式的な図である。 図7は、実施形態に係る車両制御装置で読み取り可能な駐車場に設置される他の区画マーカの例示的かつ模式的な図である。 図8は、実施形態に係る車両制御装置で読み取り可能な駐車場に設置される他の区画マーカの例示的かつ模式的な図である。 図9は、実施形態に係る車両制御装置で読み取り可能な駐車場に設置される他の区画マーカの例示的かつ模式的な図である。 図10は、実施形態にかかる車両制御装置の位置推定部により実施されうる現在位置の推定方法の一例を説明するための例示的かつ模式的な図である。 図11は、実施形態において自動駐車が実行される場合に駐車場管制装置および車両制御装置が実行する処理の流れを示した例示的かつ模式的なシーケンス図である。 図12は、実施形態において自動出庫が実行される場合に駐車場管制装置および車両制御装置が実行する処理の流れを示した例示的かつ模式的なシーケンス図である。 図13は、実施形態にかかる車両制御装置が自動走行中に実行する実位置の推定処理の概略的な流れを示した例示的かつ模式的なフローチャートである。 図14は、実施形態にかかる車両制御装置が自動走行中に実行する実位置の推定処理の詳細な流れを示した例示的かつ模式的なフローチャートである。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
まず、図1および図2を参照して、実施形態にかかる一般駐車混在型の自動バレー駐車システムの概略について説明する。ここで、一般駐車とは、例えば、利用者が自ら駐車区画を探して、自らの運転で駐車したり出庫したりする一般的な駐車システムである。また、自動バレー駐車システムとは、白線などといった所定の区画線Lで区画された1以上の駐車領域R(駐車区画)を有する駐車場Pにおいて、以下に説明するような自動駐車および自動出庫を含む自動バレー駐車を実現するためのシステムである。そして、一般駐車混在型の自動バレー駐車システムとは、利用者の要望により、一般駐車の態様と自動バレー駐車の態様が選択可能であり、いずれの態様にも適用できるシステムである。なお、以下の説明において、一般駐車混在型の自動バレー駐車システムを、単に「自動バレー駐車システム」と称する場合がある。
図1は、実施形態にかかる自動バレー駐車システムにおける自動駐車の一例を示した例示的かつ模式的な図であり、図2は、実施形態にかかる自動バレー駐車システムにおける自動出庫の一例を示した例示的かつ模式的な図である。
図1に示されるように、自動バレー駐車においては、駐車場P内の所定の降車領域P1で車両Vから乗員Xが降車した後、所定の指示に応じて車両Vが降車領域P1から空きの駐車領域R(例えば、区画マーカM(区画識別文字が「7」))へ自動で移動(走行)して駐車する自動駐車(図1の矢印C1参照)が実行される。また、図2に示されるように、自動駐車が完了した後、所定の呼び出しに応じて車両Vが駐車領域Rから出庫して所定の乗車領域P2へ自動で移動して停車する自動出庫(図2の矢印C2参照)が実行される。なお、所定の指示および所定の呼び出しは、乗員Xによる端末装置Tの操作によって実現される。なお、駐車場Pの路面には、各駐車領域Rに対応して区画識別文字を含む例えば、区画マーカMが設置されている。図1および図2の例では、各駐車領域Rの走行路側の入口中央付近に、区画識別文字(例えば「1」~「28」)を四角の枠で囲んだ区画マーカMが数字順に設けられている。一般駐車の利用者は、この区画マーカを利用し、駐車位置の認識、記憶等を行うことができる。自動バレー駐車では、この区画マーカMを用いて車両V(自車)の実位置を推定し、より正確な自動走行を実現するように構成される。なお、自動バレー駐車で利用する区画マーカM(区画識別文字)に関する詳細は後述する。
また、図1および図2に示されるように、自動バレー駐車システムは、駐車場Pに設けられた管制装置101(駐車場管制装置)と、車両Vに搭載された車両制御システム102(車両制御装置)と、を有している。管制装置101と車両制御システム102とは、無線通信によって互いに通信可能に構成されている。
ここで、管制装置101は、駐車場P内の状況を撮像する1以上の監視カメラ103から得られる画像データや、駐車場P内に設けられる各種のセンサ(不図示)などから出力されるデータを受け取ることで駐車場P内の状況を監視し、監視結果に基づいて、駐車領域Rを管理するように構成されている。以下では、駐車場P内の状況を監視するために管制装置101が受け取る情報を総称してセンサデータと記載することがある。
なお、実施形態において、駐車場Pにおける降車領域P1、乗車領域P2、および駐車領域Rの数や配置などは、図1および図2に示された例に制限されるものではない。実施形態の技術は、図1および図2に示された駐車場Pとは異なる様々な構成の駐車場に適用可能である。
次に、図3および図4を参照して、実施形態にかかる管制装置101および車両制御システム102の構成について説明する。なお、図3および図4に示される構成は、あくまで一例であり、実施形態にかかる管制装置101および車両制御システム102の構成は、種々に設定(変更)可能である。
まず、図3を参照して、実施形態にかかる管制装置101のハードウェア構成について説明する。
図3は、実施形態にかかる管制装置101のハードウェア構成を示した例示的かつ模式的なブロック図である。図3に示されるように、実施形態にかかる管制装置101は、PC(Personal Computer)などといった一般的な情報処理装置と同様のコンピュータ資源を有している。
図3に示される例において、管制装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、通信インターフェース(I/F)304(通信部)と、入出力インターフェース(I/F)305と、SSD(Solid State Drive)306と、を有している。これらのハードウェアは、データバス350を介して互いに接続されている。
CPU301は、管制装置101を統括的に制御するハードウェアプロセッサである。CPU301は、ROM302などに記憶された各種の制御プログラム(コンピュータプログラム)を読み出し、当該各種の制御プログラムに規定されたインストラクションにしたがって各種の機能を実現する。
ROM302は、上述した各種の制御プログラムの実行に必要なパラメータなどを記憶する不揮発性の主記憶装置である。ROM302は、例えば、区画マーカM(区画識別文字)の絶対位置を特定可能な駐車場データを保持する駐車場データ保持部として機能することもできる。
RAM303は、CPU301の作業領域を提供する揮発性の主記憶装置である。
通信インターフェース304は、管制装置101と外部装置との間の通信を実現するインターフェースである。例えば、通信インターフェース304は、管制装置101と車両V(車両制御システム102)との間の無線通信による信号の送受信を実現する。
入出力インターフェース305は、管制装置101と外部装置との接続を実現するインターフェースである。外部装置としては、例えば、管制装置101のオペレータが使用する入出力デバイスなどが考えられる。
SSD306は、書き換え可能な不揮発性の補助記憶装置である。なお、実施形態にかかる管制装置101においては、補助記憶装置として、SSD306に替えて(またはSSD306に加えて)、HDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよい。
次に、図4を参照して、実施形態にかかる車両制御システム102のシステム構成について説明する。
図4は、実施形態にかかる車両制御システム102のシステム構成を示した例示的かつ模式的なブロック図である。図4に示されるように、車両制御システム102は、制動システム401と、加速システム402と、操舵システム403と、変速システム404と、障害物センサ405と、走行状態センサ406と、通信インターフェース(I/F)407と、車載カメラ408と、モニタ装置409と、車両制御装置410と、車載ネットワーク450と、を有している。
制動システム401は、車両Vの減速を制御する。制動システム401は、制動部401aと、制動制御部401bと、制動部センサ401cと、を有している。
制動部401aは、例えば、ブレーキペダルなどを含んだ、車両Vを減速させるための装置である。
制動制御部401bは、例えば、CPUなどといったハードウェアプロセッサを有したコンピュータにより構成されるECU(Electronic Control Unit)である。制動制御部401bは、車両制御装置410からの指示に基づいてアクチュエータ(不図示)を駆動し、制動部401aを作動させることで、車両Vの減速度合を制御する。
制動部センサ401cは、制動部401aの状態を検出するための装置である。例えば、制動部401aがブレーキペダルを含む場合、制動部センサ401cは、制動部401aの状態として、ブレーキペダルの位置または当該ブレーキペダルに作用している圧力を検出する。制動部センサ401cは、検出した制動部401aの状態を車載ネットワーク450に出力する。
加速システム402は、車両Vの加速を制御する。加速システム402は、加速部402aと、加速制御部402bと、加速部センサ402cと、を有している。
加速部402aは、例えば、アクセルペダルなどを含んだ、車両Vを加速させるための装置である。
加速制御部402bは、例えば、CPUなどといったハードウェアプロセッサを有したコンピュータにより構成されるECUである。加速制御部402bは、車両制御装置410からの指示に基づいてアクチュエータ(不図示)を駆動し、加速部402aを作動させることで、車両Vの加速度合を制御する。
加速部センサ402cは、加速部402aの状態を検出するための装置である。例えば、加速部402aがアクセルペダルを含む場合、加速部センサ402cは、アクセルペダルの位置または当該アクセルペダルに作用している圧力を検出する。加速部センサ402cは、検出した加速部402aの状態を車載ネットワーク450に出力する。
操舵システム403は、車両Vの進行方向を制御する。操舵システム403は、操舵部403aと、操舵制御部403bと、操舵部センサ403cと、を有している。
操舵部403aは、例えば、ステアリングホイールやハンドルなどを含んだ、車両Vの転舵輪を転舵させる装置である。
操舵制御部403bは、例えば、CPUなどといったハードウェアプロセッサを有したコンピュータにより構成されるECUである。操舵制御部403bは、車両制御装置410からの指示に基づいてアクチュエータ(不図示)を駆動し、操舵部403aを作動させることで、車両Vの進行方向を制御する。
操舵部センサ403cは、操舵部403aの状態を検出するための装置である。例えば、操舵部403aがステアリングホイールを含む場合、操舵部センサ403cは、ステアリングホイールの位置または当該ステアリングホイールの回転角度を検出する。なお、操舵部403aがハンドルを含む場合、操舵部センサ403cは、ハンドルの位置または当該ハンドルに作用している圧力を検出してもよい。操舵部センサ403cは、検出した操舵部403aの状態を車載ネットワーク450に出力する。
変速システム404は、車両Vの変速比を制御する。変速システム404は、変速部404aと、変速制御部404bと、変速部センサ404cと、を有している。
変速部404aは、例えば、シフトレバーなどを含んだ、車両Vの変速比を変更するための装置である。
変速制御部404bは、例えば、CPUなどといったハードウェアプロセッサを有したコンピュータにより構成されるECUである。変速制御部404bは、車両制御装置410からの指示に基づいてアクチュエータ(不図示)を駆動し、変速部404aを作動させることで、車両Vの変速比を制御する。
変速部センサ404cは、変速部404aの状態を検出するための装置である。例えば、変速部404aがシフトレバーを含む場合、変速部センサ404cは、シフトレバーの位置または当該シフトレバーに作用している圧力を検出する。変速部センサ404cは、検出した変速部404aの状態を車載ネットワーク450に出力する。
障害物センサ405は、車両Vの周囲に存在しうる障害物に関する情報を検出するための装置である。障害物センサ405は、例えば、障害物までの距離を検出するソナーなどといった測距センサを含んでいる。障害物センサ405は、検出した情報を車載ネットワーク450に出力する。
走行状態センサ406は、車両Vの走行状態を検出するための装置である。走行状態センサ406は、例えば、車両Vの車輪速を検出する車輪速センサや、車両Vの前後方向または左右方向の加速度を検出する加速度センサや、車両Vの旋回速度(角速度)を検出するジャイロセンサなどを含んでいる。走行状態センサ406は、検出した走行状態を車載ネットワーク450に出力する。
通信インターフェース407は、車両制御システム102と外部装置との間の通信を実現するインターフェースである。例えば、通信インターフェース407は、車両制御システム102と管制装置101との間の無線通信による信号の送受信や、車両制御システム102と端末装置Tとの間の無線通信による信号の送受信などを実現する。
車載カメラ408は、車両Vの周辺の状況を撮像するための装置である。例えば、車載カメラ408は、車両Vの前方、後方、および側方(左右両方)の路面を含む領域を撮像するように複数設けられる。車載カメラ408によって得られた画像データは、車両Vの周辺の状況の監視(障害物の検出も含む)に使用される。車載カメラ408は、得られた画像データを車両制御装置410に出力する。なお、以下では、車載カメラ408から得られる画像データと、車両制御システム102に設けられる上述した各種のセンサから得られるデータと、を総称してセンサデータと記載することがある。
モニタ装置409は、車両Vの車室内のダッシュボードなどに設けられる。モニタ装置409は、表示部409aと、音声出力部409bと、操作入力部409cと、を有している。
表示部409aは、車両制御装置410の指示に応じて画像を表示するための装置である。表示部409aは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electroluminescent Display)などによって構成される。
音声出力部409bは、車両制御装置410の指示に応じて音声を出力するための装置である。音声出力部409bは、例えば、スピーカによって構成される。
操作入力部409cは、車両V内の乗員の入力を受け付けるための装置である。操作入力部409cは、例えば、表示部409aの表示画面に設けられるタッチパネルや、物理的な操作スイッチなどによって構成される。操作入力部409cは、受け付けた入力を車載ネットワーク450に出力する。
車両制御装置410は、車両制御システム102を統括的に制御するための装置である。車両制御装置410は、CPU410aや、ROM410b、RAM410cなどといったコンピュータ資源を有したECUである。
より具体的に、車両制御装置410は、CPU410aと、ROM410bと、RAM410cと、SSD410dと、表示制御部410eと、音声制御部410fと、を有している。
CPU410aは、車両制御装置410を統括的に制御するハードウェアプロセッサである。CPU410aは、ROM410bなどに記憶された各種の制御プログラム(コンピュータプログラム)を読み出し、当該各種の制御プログラムに規定されたインストラクションにしたがって各種の機能を実現する。
ROM410bは、上述した各種の制御プログラムの実行に必要なパラメータなどを記憶する不揮発性の主記憶装置である。
RAM410cは、CPU410aの作業領域を提供する揮発性の主記憶装置である。
SSD410dは、書き換え可能な不揮発性の補助記憶装置である。なお、実施形態にかかる車両制御装置410においては、補助記憶装置として、SSD410dに替えて(またはSSD410dに加えて)、HDDが設けられてもよい。
表示制御部410eは、車両制御装置410で実行される各種の処理のうち、主として、車載カメラ408から得られた画像データに対する画像処理や、モニタ装置409の表示部409aに出力する画像データの生成などを司る。
音声制御部410fは、車両制御装置410で実行される各種の処理のうち、主として、モニタ装置409の音声出力部409bに出力する音声データの生成などを司る。
車載ネットワーク450は、制動システム401と、加速システム402と、操舵システム403と、変速システム404と、障害物センサ405と、走行状態センサ406と、通信インターフェース407と、モニタ装置409の操作入力部409cと、車両制御装置410と、を通信可能に接続する。
ところで、自動バレー駐車システムにおける自動駐車および自動出庫のような自動走行を実現するためには、自動走行中における車両Vの現在位置を正確に把握することが重要となる。この点に関して、従来から、車輪速センサなどの検出値を用いて車両Vの現在位置を推定する手法(いわゆるオドメトリ)が知られている。しかしながら、この手法においては、車両Vの移動距離が大きくなる程、推定結果の誤差が累積されて大きくなっていくため、車両Vの現在位置を正確に把握することができない場合がある。
そこで、実施形態では、車両制御装置410に以下のような機能を持たせることで、自動駐車および自動出庫における自動走行中に車両Vの現在位置を正確に把握することを実現する。つまり、実施形態において、車両制御装置410は、「車両位置推定装置」の一例である。
図5は、実施形態にかかる管制装置101および車両制御装置410の機能を示した例示的かつ模式的なブロック図である。この図5に示される機能は、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現される。つまり、図5に示される例において、管制装置101の機能は、CPU301がROM302などに記憶された所定の制御プログラムを読み出して実行した結果として実現され、車両制御装置410の機能は、CPU410aがROM410bなどに記憶された所定の制御プログラムを読み出して実行した結果として実現される。なお、実施形態では、図5に示される管制装置101および車両制御装置410の一部または全部が専用のハードウェア(回路)のみによって実現されてもよい。
図5に示されるように、実施形態にかかる管制装置101は、機能的構成として、通信制御部511と、センサデータ取得部512と、駐車場データ管理部513と、誘導経路生成部514と、を有している。
通信制御部511は、車両制御装置410との間で実行される無線通信を制御する。例えば、通信制御部511は、車両制御装置410との間で所定のデータを送受信することで車両制御装置410の認証を行ったり、自動駐車および自動出庫が完了した際に車両制御装置410から出力される所定の完了通知を受信したり、後述する駐車場Pの地図データや誘導経路などを必要に応じて車両制御装置410に送信したりする。
センサデータ取得部512は、駐車場P内に設けられる監視カメラ103や各種のセンサ(不図示)などから上述したセンサデータを取得する。センサデータ取得部512により取得されるセンサデータ(特に監視カメラ103から得られる画像データ)は、例えば、自動バレー駐車を利用する車両Vや一般駐車を利用する車両の入出庫によって変化する駐車領域Rの空き状況の把握などに使用することが可能であり、このセンサデータに基づき駐車状況データを生成することができる。
駐車場データ管理部513は、駐車場Pに関するデータ(情報)を管理する。例えば、駐車場データ管理部513は、駐車場Pの地図データや、駐車領域Rの空き状況などを管理する。例えば、駐車場データ管理部513は、自動駐車が行われる際、空いている駐車領域Rの中から1つの駐車領域Rを選択し、選択した1つの駐車領域Rを、自動駐車における車両Vの到達目標である目標駐車領域として指定する。また、駐車場データ管理部513は、自動駐車が完了した後に車両Vが再び移動して駐車領域Rが変更された場合、センサデータ取得部512から取得されるセンサデータに基づいて、変更後の駐車領域Rを特定する。
誘導経路生成部514は、自動駐車および自動出庫が行われる際に車両制御装置410に指示する誘導経路を生成する。より具体的に、誘導経路生成部514は、自動駐車が行われる際においては、降車領域P1から目標駐車領域へ至る概略的な経路を誘導経路として生成し、自動出庫が行われる際においては、目標駐車領域(自動駐車後に車両Vが移動している場合には車両Vが現在駐車している駐車領域R)から乗車領域P2へ至る概略的な経路を誘導経路として生成する。
一方、図5に示されるように、実施形態にかかる車両制御装置410は、機能的構成として、通信制御部521と、センサデータ取得部522と、走行制御部523と、位置推定部524と、を有している。
通信制御部521は、管制装置101との間で実行される無線通信を制御する駐車場データ取得部として機能する。例えば、通信制御部521は、管制装置101との間で所定のデータを送受信することで車両制御装置410の認証を行ったり、自動駐車および自動出庫が完了した際に所定の完了通知を管制装置101に送信したり、駐車場Pの地図データや誘導経路などを必要に応じて管制装置101から受信したりする。したがって、通信制御部521は、駐車場Pの地図データを取得する地図データ取得部としても機能する。
なお、実施形態において、地図データは、例えば、駐車場Pの路面に設置されうる区画マーカM(例えば図1、図2参照)(区画マーカMの具体例は後述する)の絶対位置を特定するための情報を含んでいる。ここで言及している絶対位置は、区画マーカが有する方向性(絶対方位)も含みうる概念である。つまり、区画マーカMが所定の向き(方向性)を持った区画識別文字を含み、地図データからは、区画マーカMが設けられた絶対位置のみならず、区画マーカMに含まれる区画識別文字によって表される絶対方位も特定可能である。
センサデータ取得部522は、車載カメラ408によって得られる車両Vの周辺の状況を示す画像データを取得する画像データ取得部の一例であり、当該画像データと、車両制御システム102に設けられる各種のセンサから出力されるデータと、を含むセンサデータを取得する。センサデータ取得部522により取得されるセンサデータは、例えば、管制装置101から受信された誘導経路を基にした実際の走行経路(駐車経路および出庫経路を含む)の生成や、当該走行経路に沿って実際に走行する際に必要となる各種のパラメータ(車速や舵角、進行方向など)の設定など、走行制御部523により実行される車両Vの各種の走行制御に使用することが可能である。
走行制御部523は、制動システム401や加速システム402、操舵システム403、変速システム404などを制御することで、駐車場P内で降車領域P1からの発進制御や、降車領域P1から駐車領域Rへの自動走行制御(自動駐車制御を含む)を位置推定部524が推定した車両Vの実位置に基づき実行する。同様に、走行制御部523は、駐車場P内で駐車領域Rから乗車領域P2への自動走行制御(自動出庫制御を含む)を位置推定部524が推定した車両Vの実位置に基づき実行する。
位置推定部524は、自動駐車および自動出庫における車両Vの自動走行中に、上述したオドメトリによって車両Vの現在位置を推定する。そして、位置推定部524は、センサデータ取得部522により取得される画像データに基づいて、オドメトリによる推定結果を、その累積誤差をキャンセルするように補正することで、車両Vの現在位置(実位置)を推定する。なお、ここで言及している実位置は、車両Vの向き(実方位)も含む概念である。
すなわち、実施形態において、位置推定部524は、自動走行の実施中に、まず、センサデータ取得部522により取得される画像データから、車両Vの周辺に位置する区画マーカMに含まれる区画識別文字に関する路面文字データを例えば周知の文字認識技術を用いて検出することで、画像データ上における車両Vに対する区画マーカM(区画識別文字)の相対位置を算出する。そして、位置推定部524は、区画マーカMの相対位置に基づいて特定される区画マーカMの計算上の絶対位置と、通信制御部521により取得される駐車場データに基づく区画マーカMの正規の絶対位置と、の差分に基づいて、オドメトリに基づく推定結果を補正し、補正後の値を、車両Vの現在位置(実位置)の正規の推定値として設定する。なお、ここで言及している相対位置は、車両Vに対する区画マーカMの相対方位も含みうる概念である。例えば、複数の区画マーカMの並び順序を検出することにより車両Vに対する区画マーカMの相対方位を検出することができる。
図6~図9は、区画マーカMの例示的かつ模式的な図である。図6に示す区画マーカMは、例えば駐車区画の場所を示す区画識別文字N(例えば、数字N1)である。区画マーカMである区画識別文字N(数字N1)は、例えば、従来の一般駐車型の駐車場に設けられうる駐車区画を示す文字(数字)を流用することができる。つまり、区画マーカMは、従来のように、一般駐車を利用する利用者の駐車区画の認識用として利用できるとともに、上述したように自動バレー駐車において、車両Vの実位置を推定する場合に利用することができる。その結果、自動バレー駐車用の識別標示を新たに設けることなく、駐車場の設営者は、自動バレー駐車システムを導入することが可能になる。また、一般駐車の利用者は、自動バレー駐車用の識別標示が追加されないため、従来通りのシンプルな区画識別番号を参照しながら駐車場を利用することができる。
図7に示す区画マーカMは、異なる種類の区画識別文字Nである数字N1とアルファベットN2を組み合わせて構成される例である。この場合、駐車区画をアルファベットN2によるグループ化(駐車エリアの区別)が行えるとともに、数字N1とアルファベットN2との組み合わせによる駐車区画数の増加を容易に行うことができる。
図8、図9に示す区画マーカMは、図6、図7の区画マーカMの変形例であり、区画識別文字N(数字N1やアルファベットN2)の近傍に区画識別文字Nを認識し易くするための基準マークKを配置した例である。図8に示す区画マーカMの基準マークKは、区画識別文字Nの周囲を囲むように形成された枠形状のマークである。位置推定部524は、センサデータ取得部522により取得される画像データからまず、基準マークKを検出する。そして、位置推定部524は、検出した基準マークKの近傍、図8の場合、基準マークKの枠の内部領域を検出領域(認識範囲)とすることにより、区画識別文字Nの認識精度を向上させることができるとともに、認識負荷(画像処理負荷)の軽減ができる。
図9に示す区画マーカMの基準マークKは、区画識別文字Nの近傍、例えば、左上肩に形成された、区画識別文字Nの大きさより小形の矩形のマークである。小形の基準マークKを用いることで、従来の駐車場に設けられていた駐車区画を示す文字(数字やアルファベット)に対する追加設置が容易であり、また、従来の態様との変化が少ないため、一般駐車の利用者に違和感を与えにくくすることができる。なお、図9に示す基準マークKは、識別しやすいように、例えば異なる色彩の縞模様(黒部分Kaと白部分Kb)で構成されている。このように、基準マークKを通常路面に存在し難い模様とすることで、基準マークKの認識精度が向上し、この点においても位置推定部524の認識負荷を軽減できる。図9の場合も、位置推定部524は、センサデータ取得部522により取得される画像データからまず、矩形の基準マークKを検出する。そして、位置推定部524は、検出した基準マークKの近傍の領域(主として右斜め遠方方向)を検出領域(認識範囲)とすることにより、区画識別文字Nの認識精度を向上させることができるとともに、認識負荷の軽減ができる。
なお、上述した基準マークKの形状は一例であり、区画マーカMの検出に先立ち、検出しやすい形状のマークであれば、適宜変更可能であり、例えば、括弧マークや丸マーク、三角マーク、キャラクタ等でもよい。また、基準マークKは、各区画マーカMに対して共通する形状でもよいし、例えば、駐車エリアごとに異なるマークとしてもよい。
図6~図9に示す区画マーカMは一例であり、複数の区画識別文字Nの組合せやその配置、基準マークKの形状や配置等は、適宜変更可能であり、複数のパターンの形成が可能で、同様の効果を得ることができる。
区画マーカMは、一般駐車場の区画番号等と同様に、例えば、一般的な塗料によって路面に描くことが可能である。この場合、区画マーカMに劣化(かすれや汚れ、削れ等)が生じる可能性があるが、上述したように、基準マークKと区画識別文字Nとの組合せで区画マーカMの検出精度を向上させることにより、区画マーカMの劣化には対応可能であり、実位置の推定を実行することができる。なお、基準マークKと区画識別文字Nの色彩を例えば、黄色と白色等のように異ならせることによっても基準マークKや区画識別文字Nの検出精度を向上させることが可能で、劣化対策にも寄与できる。
図10は、実施形態にかかる車両制御装置410の位置推定部524により実施されうる現在位置の推定方法の一例を説明するための例示的かつ模式的な図である。図10に示される例では、車両Vが、当該車両Vの左側に位置する3つの区画線L61~L63と交差するように走行している。
ここで、図10に示される例では、区画マーカMとして二つの区画マーカM61,M62が、三本の区画線L61~L63で区画された二つの駐車領域R61,R62に配置されている。各区画マーカM61,M62は、基準マークKで囲まれた区画識別文字N(数字N1=12、N1=13)の態様で配置されている。
図10に示される例では、車両Vの左側部(例えばサイドミラー)に設けられる車載カメラ408の撮像範囲が、二つの区画マーカM61,M62を含む領域A61に対応している。したがって、車両Vの左側部に設けられる車載カメラ408によって得られるサイド画像データに対して、基準マークKを検出した後、基準マークKで囲まれた検出領域に対して、文字認識処理などの画像認識処理を実施すれば、区画マーカM61,M62の位置、つまり区画識別文字N(数字N1)のそれぞれの位置(車両Vに対する相対位置)が算出できる。また、区画マーカM61と区画マーカM62との配列関係(位置関係)に基づき、車両Vの相対方位が算出できる。例えば、センサデータ取得部522により取得される画像データにおいて、車両前方側に区画マーカM62が映っている場合、車両Vは、区画マーカM61から区画マーカM62に向かう方向に車両フロントを向けて駐車場Pに存在することになる。そして、算出した相対位置および相対方位と、オドメトリに基づく車両Vの位置および方位の推定結果と、を利用すれば、区画マーカM61および区画マーカM62の計算上の絶対位置および絶対方位を特定することができる。
ここで、区画マーカM61および区画マーカM62の計算上の相対位置(および相対方位)は、オドメトリに基づく推定結果を利用して特定されるものであるので、オドメトリによる累積誤差の影響が含まれうる。一方、前述したように、管制装置101で管理される駐車場Pの地図データは、路面標示の正規の絶対位置(および絶対方位)を特定するための情報を含んでいるため、地図データには、路面標示としての区画マーカM61および区画マーカM62の正規の絶対位置(および絶対方位)を特定するためのマーカデータが含まれる。
そこで、実施形態において、通信制御部521は、管制装置101から、地図データとしてのマーカデータを取得する。そして、位置推定部524は、上記の相対位置(相対方位を含む)に基づいて特定される区画マーカM61および区画マーカM62の計算上の絶対位置と、マーカデータに基づいて特定される区画マーカM61および区画マーカM62の正規の絶対位置(絶対方位を含む)と、の差分をとり、当該差分に基づいて、オドメトリによる推定結果のずれを補正し、補正後の値を、車両Vの実位置(実方位を含む)として推定する。
なお、実施形態では、区画マーカMの相対位置の検出に、車両Vの側部に設けられる車載カメラ408によって得られるサイド画像データを用いる例を示したが、サイド画像データのみならず、車両Vの前部(例えばフロントバンパ)に設けられる車載カメラ408によって得られるフロント画像データや、後部(例えばリヤバンパ)に設けられる車載カメラ408によって得られるリヤ画像データなどが用いられてもよい。
次に、図11~図14を参照して、実施形態にかかる自動バレー駐車システムで実行される処理について説明する。
図11は、実施形態において自動駐車が実行される場合に管制装置101および車両制御装置410が実行する処理の流れを示した例示的かつ模式的なシーケンス図である。この図11に示される処理シーケンスは、乗員Xが降車領域P1で端末装置Tを操作することで、自動駐車のトリガとなる所定の指示を行った場合に開始する。
図11に示される処理シーケンスでは、まず、S701において、管制装置101と車両制御装置410とが通信を確立する。このS701においては、識別情報(ID)の送受信による認証や、管制装置101の監視下での自動走行を実現するための運行権限の譲受などが実行される。
S701で通信が確立すると、管制装置101は、S702において、駐車場Pの地図データを車両制御装置410に送信する。
そして、管制装置101は、S703において、駐車領域Rの空きを確認し、空いている1つの駐車領域Rを、車両Vに与える目標駐車領域として指定する。
そして、管制装置101は、S704において、降車領域P1からS703で指定した目標駐車領域への(概略的な)誘導経路を生成する。
そして、管制装置101は、S705において、S704で生成された誘導経路を車両制御装置410に送信する。
一方、車両制御装置410は、S702で管制装置101から送信された地図データを受信した後のS706において、降車領域P1内における初期位置を推定する。初期位置とは、降車領域P1からの発進の起点となる、降車領域P1内における車両Vの現在位置である。初期位置の推定には、上述した現在位置の推定と同様の、車載カメラ408によって得られる画像データを用いた手法が用いられうる。なお、図11に示される例では、S706の処理がS705の処理の前に実行されているが、S706の処理は、S705の処理の後に実行されてもよい。
S706で初期位置を推定し、かつ、S705で管制装置101から送信された誘導経路を受信すると、車両制御装置410は、S707において、S706で推定された初期位置などに基づいて、実際の自動駐車の際に辿るべき、誘導経路よりも精度の高い走行経路を生成する。
そして、車両制御装置410は、S708において、降車領域P1からの発進制御を実行する。
そして、車両制御装置410は、S709において、S707で生成された走行経路に沿った走行制御を実行する。この走行制御は、上述したような画像データを用いた手法による現在位置の推定を伴って実行される。なお、現在位置の推定時に実行される処理の流れについては、後で別の図面を参照しながら詳細に説明するため、ここではこれ以上の説明を省略する。
そして、車両制御装置410は、S710において、目標駐車領域への駐車制御を実行する。
そして、S710における駐車制御が完了すると、車両制御装置410は、S711において、駐車完了の通知を管制装置101に送信する。
以上のようにして、自動バレー駐車における自動駐車が実現される。
図12は、実施形態において自動出庫が実行される場合に管制装置101および車両制御装置410が実行する処理の流れを示した例示的かつ模式的なシーケンス図である。この図12に示される処理シーケンスは、乗員Xが乗車領域P2で端末装置Tを操作することで、自動出庫のトリガとなる所定の呼び出しを行った場合に開始する。
図12に示される処理シーケンスでは、まず、S801において、管制装置101と車両制御装置410とが通信を確立する。このS801においては、上述した図11のS701と同様に、識別情報(ID)の送受信による認証や、管制装置101の監視下での自動走行を実現するための運行権限の譲受などが実行される。
S801で通信が確立すると、管制装置101は、S802において、駐車場Pの地図データを車両制御装置410に送信する。
そして、管制装置101は、S803において、通信相手の車両制御装置410を搭載した車両Vが現在位置している駐車領域Rを確認する。実施形態では、このS803の処理が、監視カメラ103によって得られる画像データなどに基づいて実行される。
そして、管制装置101は、S804において、S803で確認された駐車領域Rから乗車領域P2への(概略的な)誘導経路を生成する。
そして、管制装置101は、S805において、S804で生成された誘導経路を車両制御装置410に送信する。
一方、車両制御装置410は、S802で管制装置101から送信された地図データを受信した後のS806において、車両Vが現在位置している駐車場P内における出庫位置を推定する。出庫位置とは、駐車領域Rからの出庫の起点となる、駐車領域R内における車両Vの現在位置である。出庫位置の推定には、上述した現在位置の推定と同様の手法(画像認識処理によって画像データから検出された所定の路面文字データと地図データとを用いる手法)が用いられうる。なお、図12に示される例では、S806の処理がS805の処理の前に実行されているが、S806の処理は、S805の処理の後に実行されてもよい。
S806で出庫位置を推定し、かつ、S805で管制装置101から送信された誘導経路を受信すると、車両制御装置410は、S807において、S806で推定された庫位置などに基づいて、実際の自動出庫の際に辿るべき、誘導経路よりも精度の高い走行経路を生成する。
そして、車両制御装置410は、S808において、駐車領域Rからの出庫制御を実行する。
そして、車両制御装置410は、S809において、S807で生成された走行経路に沿った走行制御を実行する。この走行制御も、図11のS709における走行制御と同様に、上述したような画像データを用いた手法による現在位置の推定(詳細は後述する)を伴って実行される。
そして、車両制御装置410は、S810において、乗車領域P2への停車制御を実行する。
そして、S810における停車制御が完了すると、車両制御装置410は、S811において、出庫完了の通知を管制装置101に送信する。
以上のようにして、自動バレー駐車における自動出庫が実現される。
図13は、実施形態にかかる車両制御装置410が自動走行中に実行する実位置の推定処理の概略的な流れを示した例示的かつ模式的なフローチャートである。この図13に示される処理フローは、図11に示されるS709や、図12に示されるS809などにおける車両Vの自動走行中に繰り返し実行される。
図13に示される処理フローでは、まず、S901において、車両制御装置410は、車載カメラ408から画像データ(サイド画像データ)を取得する。
そして、S902において、車両制御装置410は、S901で取得された画像データから、所定の画像認識処理によって、当該画像データ上における区画マーカM(区画識別文字N)の位置などに関する路面文字データを取得する。
そして、S903において、車両制御装置410は、路面文字データと地図データとを照合し、車両Vの実位置を推定する。そして、処理が終了する。
以下、図13のS903で実行される実位置の推定処理の内容についてより詳細に説明する。
図14は、実施形態にかかる車両制御装置410が自動走行中に実行する実位置の推定処理の詳細な流れを示した例示的かつ模式的なフローチャートである。
図14に示される処理フローでは、まず、S1001において、車両制御装置410は、車両Vの実位置に関する前回の推定値に、センサデータに基づく変化量、つまりオドメトリによって推定された車両Vの位置の変化量を加算することで、オドメトリに基づく車両Vの計算上の実位置を算出する。
そして、S1002において、車両制御装置410は、S902の画像認識処理の結果として得られる路面文字データに基づく、S1001で算出した実位置を基準とした区画マーカMの相対位置を算出する。このS1002で算出された区画マーカMの相対位置と、S1001で算出された車両Vの計算上の実位置と、を利用すれば、区画マーカMの計算上の絶対位置を特定することができる。
そして、S1003において、車両制御装置410は、通信インターフェース407を介して取得された地図データに基づく、区画マーカMの正規の絶対位置を特定する。例えば、車両制御装置410は、地図データに含まれる全ての区画マーカMの絶対位置から、S1002の算出結果を利用して特定される区画マーカMの計算上の絶対位置に近いものを抽出することで、次のS1004の処理において計算上の絶対位置との差分をとる対象となる路面標示の正規の絶対位置を特定する。
そして、S1004において、車両制御装置410は、S1002の算出結果に基づいて特定された区画マーカMの計算上の絶対位置と、S1003で特定された区画マーカMの正規の絶対位置と、の差分をとり、当該差分に基づき、S1001の算出値、つまりオドメトリに基づく車両Vの実位置の算出値を補正する。
そして、S1005において、車両制御装置410は、S1004の補正後の値を、車両Vの正規の実位置として推定する。実施形態では、このS1005の推定結果に基づいて、走行制御装置530による車両Vの自動走行時に必要となる各種のパラメータ(車速や舵角、進行方向など)の設定が行われる。
以上説明したように、実施形態にかかる車両制御装置410は、一般駐車を利用する利用者が従来通り利用できる駐車領域R(駐車区画)を示す文字(例えば、番号やアルファベット)を自動バレー駐車において、車両Vの実位置を推定する区画マーカM(区画識別文字)としても利用する。その結果、一般駐車の利用者には、従来通り駐車を利用させることができる。また、新たな指標の追加は実質的にないので、駐車場内における指標等が利用者に違和感や困惑を与えてしまうことが軽減できる。また、従来の駐車場に対して新たな指標の追加を行うことなく、自動バレー駐車システムにおける車両Vの実位置の認識を正確に行い、自動走行を実現することができる。
さらに、実施形態にかかる一般駐車混在型の自動バレー駐車システムに適用する管制装置101(駐車管制装置)は、従来の駐車場に対して新たな指標の追加が不要であり、一般駐車の利用者にも区画識別文字を従来の駐車区画の識別マークとして同様に利用させることができる。その結果、一般駐車の利用者に違和感や困惑を与えにくくすることができる。また、駐車場設営者は、従来型の一般駐車専用の駐車場から一般駐車混在型の自動バレー駐車システムにスムーズに移行することができる。さらに、従来の駐車場に対して新たな指標の追加が基本的には不要であり、駐車場の設営者のシステム移行コストも軽減可能であり、駐車システムの移行を低コストで実現させることができる。
なお、上述した実施形態において、区画マーカMは、主として車両Vの実位置の推定に用いる例を示したが、例えば、一定間隔で配置される複数の区画マーカMを順次検出することにより、車両Vの速度や移動距離の推定可能である。その結果、一般駐車でも利用できる区画マーカMを用いて、自動走行精度の向上に寄与できる。
また、上述した実施形態では、区画マーカMを駐車場Pの路面(駐車領域Rの入口付近)に設置する例を示したが、これに限定されない、例えば、路面に設置された設置物、例えば、一般駐車した際に無断出庫されることを防止する無断出庫防止版(跳ね上げ板等)等に区画マーカMを設置してもよく、上述した実施形態と同様に、区画マーカMを利用可能で、同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、走行経路(誘導経路)を通信によって管制装置101から取得する構成が例示されている。しかしながら、変形例として、車載カメラ408や車両Vに設けられる各種センサから取得される情報などに基づいて、走行経路を車両制御装置410側のみで適宜生成する構成でもよく、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態および変形例を説明したが、上述した実施形態および変形例はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上述した新規な実施形態および変形例は、様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上述した実施形態および変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101…管制装置(駐車場管制装置)、102…車両制御システム、103…監視カメラ、301,410a…CPU、302,410b…ROM、303,410c…RAM、306,410d…SSD、408…車載カメラ、409…モニタ装置、409a…表示部、410…車両制御装置、410e…表示制御部、410f…音声制御部、450…車載ネットワーク、511…通信制御部、512…センサデータ取得部、513…駐車場データ管理部、514…誘導経路生成部、521…通信制御部、522…センサデータ取得部、523…走行制御部、524…位置推定部、M…区画マーカ、N…区画識別文字、N1…数字、N2…アルファベット、P…駐車場、R…駐車領域、V…車両。

Claims (4)

  1. 駐車場の各駐車区画の近傍の路面に前記駐車区画ごとに設置された、所定の配列規則に従う区画識別文字の絶対位置を特定可能な駐車場データを取得する駐車場データ取得部と、
    車両の周辺の状況を撮像する車載カメラによって得られる画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データから複数の前記区画識別文字に関する路面文字データを検出することで、前記画像データ上における前記車両に対する前記区画識別文字の相対位置及び前記区画識別文字の並び態様による前記車両の相対方向を算出し、算出した前記相対位置及び前記相対方向と、前記駐車場データの前記絶対位置と、に基づいて、前記車両の実位置を推定する位置推定部と、
    推定した前記実位置に基づき、前記車両を前記駐車場内で自動走行させる走行制御部と、
    を備える、車両制御装置。
  2. 前記位置推定部は、前記区画識別文字と対応して当該区画識別文字の近傍に配置された基準マークを検出し、当該基準マークで特定される検出領域内で前記区画識別文字を検出する、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 駐車場の各駐車区画の近傍の路面に前記駐車区画ごとに設置される所定の配列規則に従う区画識別文字と、
    前記区画識別文字の絶対位置を特定可能な駐車場データを保持する駐車場データ保持部と、
    前記駐車場に進入する車両に搭載されて車両の周辺の状況を撮像する車載カメラによって得られる画像データから検出される複数の前記区画識別文字に関する路面文字データを用いて算出される前記画像データ上における前記車両に対する前記区画識別文字の相対位置及び前記区画識別文字の並び態様による前記車両の相対方向と比較させて前記車両の実位置を推定させるための前記駐車場データを前記車両に送信する通信部と、
    を備える駐車場管制装置。
  4. 複数設けられた駐車区画の近傍の路面に前記駐車区画ごとに所定の配列規則に従う区画識別文字が設置された駐車場と、当該駐車場内を自動走行可能な車両と、から構成される自動バレー駐車システムであって、
    前記駐車場は、
    前記区画識別文字の絶対位置を特定可能な駐車場データと、前記駐車区画ごとの駐車利用状況を示す駐車状況データと、を保持する駐車場データ保持部と、
    前記駐車場データと前記駐車状況データと、を前記車両に送信する通信部と、
    を備え、
    前記車両は、
    前記駐車場データと、前記駐車状況データと、を前記駐車場側から取得する駐車場データ取得部と、
    前記車両の周辺の状況を撮像する車載カメラによって得られる画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データから複数の前記区画識別文字に関する路面文字データを検出することで、前記画像データ上における前記車両に対する前記区画識別文字の相対位置及び前記区画識別文字の並び態様による前記車両の相対方向を算出し、算出した前記相対位置及び前記相対方向と、前記駐車場データの前記絶対位置と、に基づいて、前記車両の実位置を推定する位置推定部と、
    推定した前記実位置と、前記駐車状況データと、に基づき、前記車両を前記駐車場内で自動走行させる走行制御部と、
    を備える、自動バレー駐車システム。
JP2018019536A 2018-02-06 2018-02-06 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム Active JP7069772B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018019536A JP7069772B2 (ja) 2018-02-06 2018-02-06 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム
CN201910012031.1A CN110119139A (zh) 2018-02-06 2019-01-07 车辆控制装置、停车场管控装置以及自动代人停车系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018019536A JP7069772B2 (ja) 2018-02-06 2018-02-06 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019139322A JP2019139322A (ja) 2019-08-22
JP7069772B2 true JP7069772B2 (ja) 2022-05-18

Family

ID=67520247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018019536A Active JP7069772B2 (ja) 2018-02-06 2018-02-06 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7069772B2 (ja)
CN (1) CN110119139A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7390839B2 (ja) 2019-09-30 2023-12-04 清水建設株式会社 領域内走行支援システム
CN111081064B (zh) * 2019-12-11 2021-12-14 上海赫千电子科技有限公司 一种车载以太网的自动泊车系统及自动代客泊车方法
JP2023011957A (ja) * 2019-12-17 2023-01-25 アルプスアルパイン株式会社 自動駐車支援システム、自動駐車支援プログラム、及び自動駐車支援方法
WO2021166620A1 (ja) * 2020-02-21 2021-08-26 株式会社デンソー 管制装置、駐車場システム及び位置精度算出方法
JP7410768B2 (ja) 2020-03-19 2024-01-10 本田技研工業株式会社 収容領域管理装置
JP2021169989A (ja) * 2020-04-17 2021-10-28 株式会社Nichijo 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法
JP7455704B2 (ja) 2020-08-28 2024-03-26 株式会社日立製作所 移動体制御システムおよび移動体制御方法
CN114550485B (zh) * 2020-11-26 2022-12-20 上海汽车集团股份有限公司 一种车位检测方法及装置
JP7302583B2 (ja) * 2020-12-09 2023-07-04 トヨタ自動車株式会社 車両及び車両制御方法
CN113096431B (zh) * 2021-03-30 2022-07-15 浙江吉利控股集团有限公司 一种车位信息的识别方法、系统及车辆
WO2023058344A1 (ja) * 2021-10-04 2023-04-13 日立Astemo株式会社 車両制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024800A (ja) 2000-07-12 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示データ解析装置、媒体、および情報集合体
JP2012021914A (ja) 2010-07-15 2012-02-02 Keyence Corp 画像処理装置及び外観検査方法
US20160265919A1 (en) 2014-02-15 2016-09-15 Audi Ag Method for Determining the Absolute Position of a Mobile Unit, and Mobile Unit
JP2017117188A (ja) 2015-12-24 2017-06-29 Kyb株式会社 車両誘導装置及び車両誘導装置を備えた車両誘導システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176244A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Aisin Seiki Co Ltd 駐車支援装置
CN102005133A (zh) * 2010-11-04 2011-04-06 任杰 基于可识别标记的停车泊位检测方法
KR101327736B1 (ko) * 2011-12-23 2013-11-11 현대자동차주식회사 Avm탑뷰 기반 주차지원 시스템
CN103465906B (zh) * 2013-08-27 2016-01-20 东莞中国科学院云计算产业技术创新与育成中心 一种基于临场感的停车场自动停车实现方法
CN105513403A (zh) * 2016-01-08 2016-04-20 广东翼卡车联网服务有限公司 一种基于图像识别的停车场寻车方法及系统
CN105946853B (zh) * 2016-04-28 2018-05-29 中山大学 基于多传感器融合的长距离自动泊车的系统及方法
CN106228828A (zh) * 2016-08-01 2016-12-14 北京博锐尚格节能技术股份有限公司 一种停车调度系统和方法
CN107016877B (zh) * 2017-05-25 2019-12-03 北京小米移动软件有限公司 用于在停车场内进行车辆定位的方法及装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024800A (ja) 2000-07-12 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示データ解析装置、媒体、および情報集合体
JP2012021914A (ja) 2010-07-15 2012-02-02 Keyence Corp 画像処理装置及び外観検査方法
US20160265919A1 (en) 2014-02-15 2016-09-15 Audi Ag Method for Determining the Absolute Position of a Mobile Unit, and Mobile Unit
JP2017117188A (ja) 2015-12-24 2017-06-29 Kyb株式会社 車両誘導装置及び車両誘導装置を備えた車両誘導システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN110119139A (zh) 2019-08-13
JP2019139322A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7069772B2 (ja) 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム
JP6930600B2 (ja) 車両位置推定装置および車両制御装置
JP6922671B2 (ja) 車両制御装置、および駐車システム
US9522700B2 (en) Driving support apparatus for vehicle and driving support method
CN104903172B (zh) 用于评估在交叉路口的碰撞风险的方法
JP6996246B2 (ja) 車両制御装置
US10703363B2 (en) In-vehicle traffic assist
WO2019112799A1 (en) Improving safety of autonomous vehicles using a virtual augmented support environment
US20200010085A1 (en) Driving support control device
CN108122432A (zh) 用于求取交通状况的数据的方法
US10698116B2 (en) Method for determining a desired trajectory for a first traffic user, in particular for a motor vehicle, for a route section
JP7275520B2 (ja) 車両制御装置
JP2019152896A (ja) 走行制御装置、走行制御方法およびプログラム
JP2020032860A (ja) 車両制御装置、自動運転制御システム、および車両制御方法
JP7251190B2 (ja) 車両走行制御システム
CN108860155A (zh) 驾驶辅助装置以及驾驶辅助方法
JP7102765B2 (ja) 車両制御装置
JP7238356B2 (ja) 車両制御装置および車両制御プログラム
JP2015067030A (ja) 運転支援装置
JP2010108180A (ja) 運転意思推定装置
JP7139618B2 (ja) 車両制御装置および駐車場
KR20180012128A (ko) 차량의 3차원 위치 추정 장치 및 그 방법
JP7192309B2 (ja) 車両制御装置、および車両制御方法
DE102018129840A1 (de) Automotive steuerung
JP2020035105A (ja) 車両通信制御装置、車両通信制御システム、車両通信制御方法、および車両通信制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210115

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7069772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150