JP2021169989A - 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法 - Google Patents

自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021169989A
JP2021169989A JP2020074091A JP2020074091A JP2021169989A JP 2021169989 A JP2021169989 A JP 2021169989A JP 2020074091 A JP2020074091 A JP 2020074091A JP 2020074091 A JP2020074091 A JP 2020074091A JP 2021169989 A JP2021169989 A JP 2021169989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
marker
camera
relative distance
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020074091A
Other languages
English (en)
Inventor
英樹 平山
Hideki Hirayama
脩佑 金田
Shusuke Kaneda
滋樹 熊谷
Shigeki Kumagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wave Tech Inc
Nichijo Corp
Wave Technology Inc Japan
Original Assignee
Wave Tech Inc
Nichijo Corp
Wave Technology Inc Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wave Tech Inc, Nichijo Corp, Wave Technology Inc Japan filed Critical Wave Tech Inc
Priority to JP2020074091A priority Critical patent/JP2021169989A/ja
Publication of JP2021169989A publication Critical patent/JP2021169989A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいて、簡易で高精度の自己位置測定が可能な自己位置測定システムを提供する。【解決手段】自己位置測定システム100は、自己位置を測定する自己位置測定システムであって、周囲を撮影するカメラ10と、予め設定したマーカの位置情報が記憶された記憶部31と、マーカを含むカメラが撮影した画像に基づいて、マーカとカメラとの相対距離を算出し、算出した相対距離と記憶部に記憶されたマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する第1自己位置測定部32と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法に関する。
車両や人などが自己位置を測定するシステムとして、人工衛星を利用したGlobal Navigation Satellite System(GNSS)が知られている。
特開2019−109163号公報
GNSSでは、人工衛星から電波で送信される信号(GNSS信号)を受信することで自己位置を測定する。そのため、高い建築物の付近や屋内など人工衛星から電波を受信できないエリアでは、車速パルス、ジャイロセンサ、加速度センサなどを用いた自律航法で補完処理を行うが、この場合センサの累積誤差により、自己位置測定の精度が急激に低下する。また、既存の屋内測位のシステムとして、IMES(Indoor Messaging System)方式、UWB(Ultra Wide Band)方式、レーザースキャンなどの手法が存在するが、これらのシステムは高価で、機器設置の際は屋内に電源配線などの工事が必要であり、利便性が悪いという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいて、簡易で高精度の自己位置測定が可能な自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る自己位置測定システムは、自己位置を測定する自己位置測定システムであって、周囲を撮影するカメラと、予め設定したマーカの位置情報が記憶された記憶部と、前記マーカを含む前記カメラが撮影した画像に基づいて、前記マーカと前記カメラとの相対距離を算出し、算出した前記相対距離と前記記憶部に記憶されたマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する第1自己位置測定部と、を備えている。
この構成によれば、カメラでマーカを撮影できれば自己位置を測定することができるため、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいても、簡易で高精度の自己位置測定が可能である。
また、本発明の一態様に係る車両は、上記の自己位置測定システムを備えている。
この構成によれば、上記の自己位置測定システムを備えているため、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいても、簡易で高精度の自己位置測定が可能である。
また、本発明の一態様に係る自己位置測定方法は、自己位置を測定する自己位置測定方法であって、予めマーカを設定するとともに前記マーカの位置情報を記憶し、カメラで周囲を撮影し、前記マーカを含む前記カメラが撮影した画像に基づいて、前記マーカと前記カメラとの相対距離を算出し、算出した前記相対距離と記憶した前記マーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する。
この方法によれば、カメラでマーカを撮影できれば自己位置を測定することができるため、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいても、簡易で高精度の自己位置測定が可能である。
上記の態様によれば、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいて、簡易で高精度の自己位置測定が可能な自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法を提供することができる。
図1は、自己位置測定システムの概略図である。 図2は、マーカの態様を説明する図である。 図3は、第1自己位置測定部による自己位置測定のフロー図である。 図4は、第2自己位置測定部による自己位置測定のフロー図である。 図5は、比較出力部による測定精度の比較及び出力のフロー図である。
<自己位置測定システム>
まず、実施形態に係る自己位置測定システム100の概要について説明する。図1は、自己位置測定システム100の概略図である。本実施形態に係る自己位置測定システム100は、無人で自動走行する車両101に搭載されている。車両101は、自己位置測定システム100によって自己位置を測定しつつ、予め定められた移動ルート42(図2参照)に沿って移動する。
本実施形態の車両101は、自動走行する産業用車両を想定しているが、車両101はこれに限定されない。例えば、車両101は、人が運転する産業用車両や一般車両であってもよい。また、自己位置測定システム100は車両101に搭載されていなくてもよい。例えば、自己位置測定システム100は持ち運び可能に構成されており、人が自己位置測定システム100を持って移動してもよい。この場合、自己位置測定システム100は、カメラ付き携帯電話等で構成されていてもよい。
本実施形態に係る自己位置測定システム100は、カメラ10と、GNSS受信機20と、処理装置30と、を備えている。
カメラ10は、車両101に搭載された車載カメラであり、車両101とともに移動しながら周囲を撮影する。なお、カメラ10は、車両101が停止したときに周囲を撮影してもよい。本実施形態のカメラ10は車両101の前方を撮影する。ただし、カメラ10は、車両101の側方又は後方を撮影してもよい。また、本実施形態のカメラ10は、レンズを1つ有する単眼カメラであるが、レンズを2つ以上有するステレオカメラであってもよい。また、カメラ10は、複数の単眼カメラによって構成されていてもよい。
GNSS受信機20は、1つ又は複数の人工衛星から電波によって発信されるGNSS信号を受信する装置である。GNSS信号には、人工衛星の位置情報及び時間情報が含まれる。GNSS受信機20は、車両101に設けられたアンテナ21を介してGNSS信号を受信する。
処理装置30は、カメラ10及びGNSS受信機20と電気的に接続されている。処理装置30は、カメラ10から画像情報を取得し、GNSS受信機20から人工衛星の位置情報、時間情報、及び電波に関する情報を取得する。そして、これらの情報に基づいて自己位置を測定(算出)して出力する。自己位置の測定方法及び出力方法については後述する。
また、処理装置30は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及び、I/Oインターフェース等を有している。不揮発性メモリに種々のプログラム及びデータ等が保存されており、プロセッサが不揮発性メモリに保存されたプログラム等に基づき揮発性メモリを用いて演算処理を行う。
また、処理装置30は、記憶部31を有している。記憶部31は、上述した不揮発性メモリに相当する。記憶部31には、予め設定された複数のマーカの位置情報及び形状等情報が記憶されている。マーカの位置情報には、各マーカの絶対座標系における座標位置が含まれる。また、マーカの形状等情報には、各マーカの形状、大きさ、色等が含まれる。
図2は、マーカの態様を説明する図である。本実施形態では図形、文字、色、又はこれらを組み合わせたもの(以下、「図形等」と称する)41を、予め移動ルート42に沿って設置する。そして、移動ルート42に沿って設置した図形等41をマーカに設定する。本実施形態では、各マーカに設定される図形等41は互いに異なる。
<自己位置の測定方法及び出力方法>
次に、処理装置30による自己位置の測定方法及び出力方法について説明する。図1に示すように、処理装置30は、機能的な構成要素として、第1自己位置測定部32と、第2自己位置測定部33と、比較出力部34と、を有している。自己位置の測定及び出力は、これらの構成要素によって実現される。以下、これらの構成要素について順に説明する。
(第1自己位置測定部)
第1自己位置測定部32は、カメラ10から取得した画像情報に基づいて自己位置を測定する部分である。図3は、第1自己位置測定部32による自己位置測定のフロー図である。図3に示すように、第1自己位置測定部32は、自己位置を測定するにあたり、はじめにカメラ10から、カメラ10が撮影した画像に関する画像情報を取得する(ステップS1)。
続いて、第1自己位置測定部32は、カメラ10が撮影した画像内におけるマーカが、記憶部31が記憶するマーカと同じものであるか否かを判定する(ステップS2)。マーカの判別は、撮影したマーカの形状及び色と、記憶部31が記憶しているマーカの形状等情報(具体的にはマーカの形状及び色)とを対比して行う。
カメラ10が撮影した画像内のマーカが、記憶部31が記憶するマーカと同じものでない場合又はカメラ10が撮影した画像内にマーカが存在しない場合は(ステップS2でNO)、ステップS1に戻る。一方、カメラ10が撮影した画像内のマーカが、記憶部31が記憶するマーカと同じものである場合は(ステップS2でYES)、ステップS3に進む。
ステップS3では、第1自己位置測定部32は、カメラ10から取得した画像情報と、マーカの形状等情報(具体的にはマーカの大きさ)とに基づいて、撮影されたマーカとカメラ10との相対距離を算出する。ここで、マーカとカメラ10が近ければ画像内におけるマーカが大きくなり、マーカとカメラ10が遠ければ画像内におけるマーカは小さくなる。これを利用して、本実施形態では、カメラ10が撮影した画像内におけるマーカの大きさに基づいて、マーカとカメラ10の相対距離を算出する。
続いて、第1自己位置測定部32は、カメラ10から取得した画像情報と、マーカの形状等情報(具体的にはマーカの形状)とに基づいて、撮影されたマーカに対するカメラ10の角度位置を算出する(ステップS4)。ここで、マーカに対するカメラ10の角度位置が変化すれば、カメラ10から見えるマーカの形状は変形する。例えば、マーカを正面から見た場合と斜めから見た場合とでは、見えるマーカの形状が異なる。これを利用して、本実施形態では、画像内におけるマーカの形状に基づいて、マーカに対するカメラ10の角度位置を算出する。
続いて、第1自己位置測定部32は、カメラ10が撮影したマーカの位置情報を記憶部31から取得する(ステップS5)。
最後に、第1自己位置測定部32は、ステップS5で取得したマーカの位置情報、ステップS3で算出したマーカとカメラ10の相対距離、及び、ステップS4で算出したマーカに対するカメラ10の角度位置に基づいて、自己位置(車両101の位置)を算出する(ステップS6)。前述のとおり、マーカの位置情報にはマーカの絶対座標系における座標位置が含まれているため、マーカの位置情報、上記の相対距離、及び、上記の角度位置に基づけば、車両101の絶対座標系における座標位置を算出することができる。
(第2自己位置測定部)
第2自己位置測定部33は、GNSS受信機20が受信したGNSS信号に基づいて自己位置を測定する部分である。GNSS信号に基づいて自己位置を測定する方式としては、単独測位、干渉測位(RTK;Real Time Kinematic)、PPP(Precise Point Positioning)など様々な方式がある。ここでは基本的な単独測位を例にとって説明するが、本発明におけるGNSS信号に基づいて自己位置を測定する方式は単独測位に限定されない。
図4は、第2自己位置測定部33による自己位置測定のフロー図である。図4に示すように、制御が開始されると、第2自己位置測定部33は、はじめにGNSS受信機20が受信したGNSS信号に含まれる各人工衛星の位置情報及び時間情報をGNSS受信機20から取得する(ステップS11)。
続いて、第2自己位置測定部33は、時間情報に基づいて各人工衛星から発信されたGNSS信号をGNSS受信機20が受信するまでの時間(到達時間)を求め、この到達時間から各人工衛星までの距離をそれぞれ算出する(ステップS12)。
続いて、第2自己位置測定部33は、GNSS受信機20から取得した各人工衛星の位置情報と、算出した各人工衛星までの距離とに基づいて、GNSS受信機20の位置(すなわち自己位置)を測定する(ステップS13)。
(比較出力部)
比較出力部34は、第1自己位置測定部32と第2自己位置測定部33の測定精度(測定誤差の小ささ)を比較し、両測定部32、33のうち測定精度の高い方が測定した自己位置を出力する部分である。図5は、比較出力部34による測定精度の比較及び出力のフロー図である。
図5に示すように、比較出力部34は、はじめに第1自己位置測定部32による自己位置の測定精度を求める(ステップS21)。第1自己位置測定部32による自己位置の測定精度は、マーカ自体の大きさ、カメラ10の画素数、及び、マーカからカメラ10までの距離によって決まる。このうちマーカ自体の大きさ、及び、カメラ10の画素数は一定である。そのため、例えばマーカからカメラ10までの距離と測定精度との関係を示したテーブルを予め作成しておければ、このテーブルとマーカからカメラ10までの距離とに基づいて第1自己位置測定部32の測定精度を求めることができる。
続いて、比較出力部34は、第2自己位置測定部33による自己位置の測定精度を求める(ステップS22)。上述した単独測位では、補足している人工衛星の数や精度低下率(DOP;Dilution Of Precision)に基づいて第2自己位置測定部33による自己位置の測定精度を求めることができる。なお、単独測位に代えて相対測位を用いる場合は、float状態であるか又はfix状態であるか等の測定状態に基づいて自己位置の測定精度を求めることができる。
続いて、比較出力部34は、ステップS21で求めた第1自己位置測定部32の測定精度が、ステップS22で求めた第2自己位置測定部33の測定精度よりも高いか否かを判定する(ステップS23)。つまり、第1自己位置測定部32と第2自己位置測定部33の測定精度を比較する。
比較出力部34は、第1自己位置測定部32の測定精度が、第2自己位置測定部33の測定精度よりも高いと判定した場合(ステップS23でYES)、第1自己位置測定部32が測定した自己位置を出力する(ステップS24)。一方、第1自己位置測定部32の測定精度が、第2自己位置測定部33の測定精度よりも高くない(つまり、低い)と判定した場合(ステップS23でNO)、第2自己位置測定部33が測定した自己位置を出力する(ステップS25)。これにより、第1自己位置測定部32と第2自己位置測定部33のうち測定精度が高い方が測定した自己位置が出力される。
なお、本実施形態では、比較出力部34は、車両101の自動運転を制御する図外の自動運転制御部に自己位置を出力する。この自動運転制御部は、比較出力部34から取得した車両101の自己位置に基づいて、車両101の自動運転を制御する。また、自己位置測定システム100が、人が運転する車両101に搭載されている場合や、人によって持ち運ばれる(携帯される)ように構成されている場合は、比較出力部34は地図とともに自己位置を図外の表示部に出力する。
(変形例)
上記の実施形態では、第1自己位置測定部32が、マーカとカメラ10の相対距離、マーカに対するカメラ10の角度位置、及び、マーカの位置情報に基づいて、自己位置を算出した。ただし、車両101が決められた移動ルート42上を正確に移動するような場合(例えば、軌道車両が線路上を走行するような場合)は、マーカとカメラ10の相対距離、又は、マーカに対するカメラ10の角度位置のいずれかがわかれば、マーカとカメラ10の相対位置がわかる。そのため、このような場合は、第1自己位置測定部32は、マーカとカメラ10の相対距離を用いずに自己位置を算出してもよく、マーカに対するカメラ10の角度位置を用いずに自己位置を算出してもよい。
なお、カメラ10がステレオカメラである場合、各レンズによってそれぞれ撮影した画像を比較すれば、第1自己位置測定部32は、マーカとカメラ10の相対位置(マーカとカメラ10の相対距離及びマーカに対するカメラ10の角度位置)を算出することができる。そのため、カメラ10がステレオカメラである場合、第1自己位置測定部32は、上述したカメラ10が単眼カメラである場合のマーカとカメラ10の相対距離の算出及びマーカに対するカメラ10の角度位置の算出を行う必要はない。
また、上述した実施形態では、図形等41を移動ルート42に沿って設置し、設置した図形等41をマーカに設定したが、これ以外の方法でマーカを設定してもよい。例えば、移動ルート42の周辺に位置する設備に記載された文字をマーカに設定してもよく、移動ルート42の周辺に位置する設備自体をマーカに設定してもよい。ただし、マーカは見る方向によって形状が異なることが望ましい。例えば、球体はどの方向から見ても同じ形状に見えるため、上述した実施形態で用いるマーカとしては好ましくない。
また、上述した実施形態では、車両101や人が予め定められた移動ルート42に沿って移動する場合について説明したが、車両101や人が自由に移動する場合にも同様に自己位置を測定することができる。この場合、マーカは広範囲に設定すればよい。
<作用効果等>
上記のとおり、本実施形態に係る自己位置測定システム100は、自己位置を測定する自己位置測定システム100であって、周囲を撮影するカメラ10と、予め設定したマーカの位置情報が記憶された記憶部31と、マーカを含むカメラ10が撮影した画像に基づいて、マーカとカメラ10との相対距離を算出し、算出した相対距離と記憶部31に記憶されたマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する第1自己位置測定部32と、を備えている。
この構成によれば、カメラ10でマーカを撮影できれば自己位置を測定することができるため、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいても、簡易で高精度の自己位置測定が可能である。
また、本実施形態に係る自己位置測定システム100は、GNSS信号を受信するGNSS受信機20と、GNSS信号に基づいて自己位置を測定する第2自己位置測定部33と、第1自己位置測定部32と第2自己位置測定部33の測定精度を比較し、測定精度の高い方が測定した自己位置を出力する比較出力部34と、をさらに備える。
この構成によれば、カメラ10を用いて測定した自己位置とGNSS信号を用いて測定した自己位置のうち、より精度の高い方が出力されるため、様々なエリアにおいて正確な自己位置を出力することができる。
また、本実施形態に係る自己位置測定システム100では、第1自己位置測定部32は、画像内におけるマーカの大きさに基づいてマーカとカメラ10との相対距離を算出するとともに、画像内におけるマーカの形状に基づいてマーカに対するカメラ10の角度位置を算出し、算出した相対距離及び角度位置と記憶部31に記憶されたマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する。
この構成によれば、マーカとカメラ10との相対距離を算出できるとともに、マーカに対するカメラ10の角度位置を算出することができるため、第1自己位置測定部32は精度よく自己位置を測定することができる。
また、本実施形態に係る車両101は、上記の自己位置測定システム100を備えている。
この構成によれば、車両101は、上記の自己位置測定システム100を備えているため、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいても、簡易で高精度の自己位置測定が可能である。
また、本実施形態に係る自己位置測定方法は、自己位置を測定する自己位置測定方法であって、予めマーカを設定するとともにマーカの位置情報を記憶し、カメラ10で周囲を撮影し、マーカを含むカメラ10が撮影した画像に基づいて、マーカとカメラ10との相対距離を算出し、算出した相対距離と記憶したマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する。
この方法によれば、カメラ10でマーカを撮影することにより自己位置を測定することができるため、人工衛星から発信される電波を受信できないエリアにおいても、簡易で高精度の自己位置測定が可能である。
また、本実施形態に係る自己位置測定方法は、予めマーカを設置する。
この方法によれば、適切な位置にマーカを設定することができる。
また、本実施形態の変形例に係る自己位置測定方法は、設備に記載された文字をマーカに設定する。
この方法によれば、マーカの設置を省略することができる。
また、本実施形態の他の変形例に係る自己位置測定方法は、設備自体をマーカに設定する。
この方法であっても、マーカの設置を省略することができる。
10 カメラ
20 GNSS受信機
30 処理装置
31 記憶部
32 第1自己位置測定部
33 第2自己位置測定部
34 比較出力部
42 移動ルート
100 自己位置測定システム
101 車両

Claims (8)

  1. 自己位置を測定する自己位置測定システムであって、
    周囲を撮影するカメラと、
    予め設定したマーカの位置情報が記憶された記憶部と、
    前記マーカを含む前記カメラが撮影した画像に基づいて、前記マーカと前記カメラとの相対距離を算出し、算出した前記相対距離と前記記憶部に記憶されたマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する第1自己位置測定部と、を備えた自己位置測定システム。
  2. GNSS信号を受信するGNSS受信機と、
    前記GNSS信号に基づいて自己位置を測定する第2自己位置測定部と、
    前記第1自己位置測定部と前記第2自己位置測定部の測定精度を比較し、測定精度の高い方が測定した自己位置を出力する比較出力部と、をさらに備える、請求項1に記載の自己位置測定システム。
  3. 前記第1自己位置測定部は、前記画像内におけるマーカの大きさに基づいて前記マーカと前記カメラとの相対距離を算出するとともに、前記画像内におけるマーカの形状に基づいて前記マーカに対する前記カメラの角度位置を算出し、算出した前記相対距離及び前記角度位置と前記記憶部に記憶されたマーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する、請求項1又は2に記載の自己位置測定システム。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載の自己位置測定システムを備えた車両。
  5. 自己位置を測定する自己位置測定方法であって、予めマーカを設定するとともに前記マーカの位置情報を記憶し、カメラで周囲を撮影し、前記マーカを含む前記カメラが撮影した画像に基づいて、前記マーカと前記カメラとの相対距離を算出し、算出した前記相対距離と記憶した前記マーカの位置情報とに基づいて自己位置を測定する、自己位置測定方法。
  6. 予め前記マーカを設置する、請求項5に記載の自己位置測定方法。
  7. 設備に記載された文字を前記マーカに設定する、請求項5に記載の自己位置測定方法。
  8. 設備自体を前記マーカに設定する、請求項5に記載の自己位置測定方法。
JP2020074091A 2020-04-17 2020-04-17 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法 Pending JP2021169989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020074091A JP2021169989A (ja) 2020-04-17 2020-04-17 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020074091A JP2021169989A (ja) 2020-04-17 2020-04-17 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021169989A true JP2021169989A (ja) 2021-10-28

Family

ID=78119533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020074091A Pending JP2021169989A (ja) 2020-04-17 2020-04-17 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021169989A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287435A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Pioneer Electronic Corp 情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2007010335A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Fujitsu Ltd 車両位置検出装置及びシステム
JP2013076606A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Casio Comput Co Ltd 測位装置、測位方法及びプログラム
WO2016148237A1 (ja) * 2015-03-19 2016-09-22 クラリオン株式会社 情報処理装置、及び、車両位置検出方法
JP2016223847A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 日産自動車株式会社 自車位置判定装置及び自車位置判定方法
JP2019139322A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 アイシン精機株式会社 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287435A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Pioneer Electronic Corp 情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2007010335A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Fujitsu Ltd 車両位置検出装置及びシステム
JP2013076606A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Casio Comput Co Ltd 測位装置、測位方法及びプログラム
WO2016148237A1 (ja) * 2015-03-19 2016-09-22 クラリオン株式会社 情報処理装置、及び、車両位置検出方法
JP2016223847A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 日産自動車株式会社 自車位置判定装置及び自車位置判定方法
JP2019139322A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 アイシン精機株式会社 車両制御装置、駐車場管制装置および自動バレー駐車システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10371530B2 (en) Systems and methods for using a global positioning system velocity in visual-inertial odometry
US10337865B2 (en) Geodetic surveying system
US10613231B2 (en) Portable GNSS survey system
US11796682B2 (en) Methods for geospatial positioning and portable positioning devices thereof
CN104683690A (zh) 使用摄像机跟随由标签装置所标记对象的系统
US10337863B2 (en) Survey system
KR20170094030A (ko) 실내 내비게이션 및 파노라마 사진 맵핑 제공 시스템 및 그 방법
JP2018021865A (ja) 移動体、移動体の制御方法、移動体を制御するプログラム、制御システム、及び情報処理装置
EP1059510A1 (en) Wireless location
US11536857B2 (en) Surface tracking on a survey pole
EP1205763A1 (en) Wireless location
EP4246088A1 (en) Surveying system, surveying method, and surveying program
US20230388643A1 (en) Portable device
JP6764693B2 (ja) 衛星信号処理方法及び衛星信号処理装置
US11869159B2 (en) High density 3D environment capture with guided mixed reality
US11143508B2 (en) Handheld device for calculating locations coordinates for visible but uncharted remote points
JP2021169989A (ja) 自己位置測定システム、車両、及び、自己位置測定方法
US11175134B2 (en) Surface tracking with multiple cameras on a pole
US20110157359A1 (en) Virtual perspective center aligned with measurement center
US10830906B2 (en) Method of adaptive weighting adjustment positioning
JP2021143861A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム
KR20170090828A (ko) Gnss 기반의 측량 시스템
JP7265269B2 (ja) マップデータの修正方法及び修正プログラム
KR20200005266A (ko) 실시간 위치 추적 시스템
JP2022167560A (ja) 目的地点案内システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220614