JP7066650B2 - 曇り抑制装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウインドウの曇りを抑制する技術に関する。
車両に搭載される空調ユニットには、ウインドウの曇りを抑制するために、フロントウインドウの下方からウインドウに沿って温風を吹き出すデフロスタが設置されているが、外気温と車両の走行状態と車室内温度との関係から有効に曇り抑制されない場合がある。このため、ウインドウに曇り抑制用のヒータを設置し、外気温が所定温度以下且つ走行速度が所定車速以上の場合にヒータに通電して発熱させる曇り抑制機能が提案されている(特許文献1)。
特開2010-36592号公報
しかしながら、外気温が所定温度以下且つ所定車速以上の場合において常に上記曇り抑制機能が必要となるわけではないため、条件次第で不要なタイミングでヒータを作動させることがありうる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、曇り抑制機能を適切に制御し、不必要な加熱を行わないようにする技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、輸送機器のウインドウの曇りを抑制する曇り抑制装置であって、前記輸送機器の外部温度を取得する第1の取得手段と、前記輸送機器の内部温度を取得する第2の取得手段と、前記ウインドウを加熱する加熱手段と、前記輸送機器の外部温度が所定時間以内に所定温度以上低下し、かつ前記内部温度以下に低下しているとき、前記ウインドウを加熱するように前記加熱手段を制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、曇り抑制機能を適切に制御し、不必要な加熱を行わないようにすることができる。
本実施形態の曇り抑制装置を含むウインドウ周辺の構造を示す断面図(a)および(a)の模式図(b)である。 本実施形態の曇り抑制装置をウインドウを通じて車外側から見た平面図(a)および車内側から見た平面図(b)である。 本実施形態の曇り抑制制御を実現する機能ブロック図である。 本実施形態の曇り抑制制御を説明するタイミングチャートである。 本実施形態の曇り抑制制御を説明するタイミングチャートである。 本実施形態の曇り抑制制御処理を示すフローチャートである。 本実施形態の曇り抑制制御処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[構造の説明]
まず、図1および図2を参照して、本実施形態の曇り抑制装置の構成要素について説明する。
本実施形態の曇り抑制装置1は、自動車や鉄道車両、航空機等の輸送機器全般に搭載される。自動車は、例えば、内燃機関を有する自動車、ハイブリッド自動車、電気自動車等を含む。本実施形態の曇り抑制装置1は、自車両の周囲の領域の情報を取得する外界検知装置10が取り付けられているウインドウ2の曇りを抑制する。外界検知装置10は、例えば、車両のフロントウインドウ2に取り付けられ、透明なウインドウパネル(ウインドウガラス)を通じて自車両前方を撮影するカメラなどの撮像装置、自車両の周囲の障害物を検知するレーダ装置(Radar)やライダ装置(LiDAR)である。本実施形態では、外界検知装置10を自車両の周辺を監視するカメラとした例を説明する。なお、本実施形態では、外界検知装置10が車両のフロントウインドウ2に取り付けられた構成を例示するが、本発明はこれに限らず、外界検知装置10がリアウインドウやサイドウインドウ、その他の部位に取り付けられた構成であっても適用可能である。
本実施形態のカメラ10は、レンズ部11やセンサ部12からなる撮像部13と、撮像部13による撮像処理および撮像されたデータに画像処理を行うカメラ本体部14とを有する。レンズ部11はフロントウインドウ2を通じて入射される車両前方の画像をセンサ部12に結像させる。センサ部12はCMOS等の光電変換素子やAD変換回路で構成される。カメラ本体部14は、センサ部12から出力されるデジタル画像信号に所定の画像処理を施して画像データを生成する。
本実施形態の曇り抑制装置1は、カメラ10が撮像する光学像を透過するフロントウインドウ2の曇りを抑制または除去する加熱装置20と、加熱装置20の作動(通電)/非作動(非通電)を制御する制御装置30と、を有する。加熱装置20は、例えば、通電時の電気エネルギによって発熱する発熱素子を有するヒータである。制御装置30は、発熱素子への通電を制御する。ヒータは四角形で厚みの小さいシート型の外形を有しているが、これに限らず、ウインドウパネル2に直接貼り付ける熱線やデフロスタなどで代用してもよい。
本実施形態のカメラ10とヒータ20はブラケット3により保持された状態でフロントウインドウ2の車室内側のウインドウパネル面(ウインドウガラス面)2aであって、車幅方向の中央部におけるルーフとの境界部分の上端部に取り付けられ、車室内側の全体がカバー部材4により覆われる。図1(a)はカバー部材4が取り付けられていない状態を示している。ブラケット3におけるカメラ10から前方の空間部5には、カメラ10から前方に延びる部位にカメラ10による外界検知精度の低下を防止する構造8として乱反射防止加工が施されている。乱反射防止加工は、例えば、車幅方向に延びる溝部が、前方に波状に配列された形状、シボ、塗装などである。
ブラケット3は、カメラ10とヒータ20を保持すると共にフロントウインドウ2に取り付けられるブラケット本体部3aを有し、ブラケット本体部3aにおけるカメラ10の前方には、カメラ10の撮像部13の両側からフロントウインドウ2に沿って前方かつ車幅方向外側に放射状に広がる扇形の空間部5が形成される。空間部5は、左右の側壁部6と底面部7とウインドウパネル面2aとから構成されている。左右の側壁部6はカメラ10の撮像部13を中心として左右対称に放射状に延び、カメラ10から離れた部分ほどウインドウパネル面2aとの高さ寸法が小さくなるように先細る形状となっている。底面部7は、左右の側壁部6に接続された第1の底面部7aと、第1の底面部7aと分離可能に構成された四角形状の第2の底面部7bとを含む。第2の底面部7bは、第1の底面部7aに対して着脱可能に構成されている。第2の底面部7aには、カメラ10とヒータ20が取り付け可能であり、ブラケット3がフロントウインドウ2に取り付けられた状態で第2の底面部7bを取り外すことでカメラ10とヒータ20をブラケット3から取り外し可能となっている。カメラ10とヒータ20は、第2の底面部7bの車室内側に対向する面に取り付けられる。また、第1の底面部7aと第2の底面部7bにおけるフロントウインドウ2側に対向する面に乱反射低減加工が施されている。このように、カメラ10が乱反射防止加工が施された底面部7と隣接した位置に配置され、ヒータ20が乱反射防止加工が施された部位に配置されるため、効率的にウインドウパネル面2aを加熱することが可能となる。
ブラケット3がフロントウインドウ2に取り付けられた状態で、第1の底面部7aのカメラ10から最も遠い位置にある前端部7cとウインドウパネル面2aとの間には車幅方向に延びるスリット状の隙間2bが形成される。また、カバー部材4の前端部4aとウインドウパネル面2aとの間にも隙間2cが形成されており、所定の隙間2b、2cを介して空間部5の内部と外部(車室内)とが連通され、空調装置40で生成された調和空気等の車室内の空気が空調装置40のブロワーにより送風され、隙間2b、2cを介して空間部5の内外を通気可能となっている。
本実施形態は、ウインドウパネル面2aとの隙間2b、2cを介した通気だけでは空間部5の内部のウインドウパネル面2aの曇りを抑制できない場合を想定し、ヒータ20を用いた曇り抑制制御を行う。ヒータ20は、空間部5におけるカメラ10の視野範囲とオーバーラップするウインドウパネル面2aの領域を加熱する。このようにすることで、カメラ10の視野範囲に重なるフロントウインドウ2の曇りを低減し、画質の低下などにより外界検知性能が低下することを防止できる。
次に、図3を参照して、本実施形態の曇り抑制制御を実現する機能ブロックについて説明する。
本実施形態の曇り抑制制御は、加熱装置20、制御装置30、外気温センサ51、内気温センサ52、空調装置40などのハードウェアと、制御装置30が曇り抑制制御を実行するためのソフトウェアプログラムとで実現される。
制御装置30は、曇り抑制制御のプログラムを格納するメモリ32、メモリ32に格納されたプログラムを読み出して実行する演算処理部(CPU)31、他のハードウェアとデータの授受を行うインターフェース回路33等を備える。
外気温センサ51は車外の温度に関する情報を検出し、検出結果を制御装置30に出力する。車外の温度は、輸送機器が内燃機関を有する車両の場合は、例えば、エンジンの吸気温度である。内気温センサ52は車内の温度に関する情報を検出し、検出結果を制御装置30に出力する。空調装置40は、ユーザ操作(リモコンなどによる遠隔操作を含む)に応じた空調装置40の動作状態に関する情報を検出し、検出結果を制御装置30に出力する。空調装置40の動作状態は、例えば、エアコン(A/C)のオン/オフ、デフロスタ、内外気切り替え、温度、湿度、風量、風向等の設定に関する情報を含む。なお、制御装置30が、上記各検出結果を用いて推定演算を行い、各検出結果に関する情報を取得してもよい。また、制御装置30は、カメラ10のカメラ本体部14に内蔵されている構成やカメラ10とは別体にハーネス等で接続された構成であってもよい。
次に、図4から図7を参照して、本実施形態の曇り抑制制御処理について説明する。
本実施形態の曇り抑制制御は、制御装置30が所定条件に応じてヒータ20のオン/オフを切り替える。所定条件は、カメラ前方の空間部5のウインドウパネル面2aに曇りが発生すると想定される条件であり、所定条件が成立した場合にヒータ20をオンすることで曇りを抑制または除去する曇り抑制制御を行う。
本実施形態の曇り抑制制御は、制御装置30が所定の第1条件または第2条件が成立したと判定すると、ヒータ20に駆動信号を出力して第1期間D1に亘ってヒータ20をオンして加熱を継続し、第1期間D1の経過後、駆動信号の出力を停止して第2期間D2に亘ってヒータ20をオフして加熱を中止し、第2期間D2の経過後、再び駆動信号を出力して第3期間D3に亘ってヒータ20をオンし、その後終了条件が成立するまで第2期間D2と第3期間D3を繰り返し行うことを基本的なサイクルとして間欠的にヒータ20を作動させる(以下、ヒータ制御)。ここで、第1期間D1、第2期間D2および第3期間D3は第1条件または第2条件に応じて可変であるが、第1期間D1は第2期間D2以上の期間に設定され、第2期間D2は第3期間D3より長い期間に設定される(D1≧D2>D3)。
まず、図4のタイミングチャートを参照して、本実施形態の曇り抑制制御処理について説明する。
図4は、第1条件による曇り抑制制御を説明するタイミングチャートである。
制御装置30は、所定の第1条件として外気温Toutが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT1以上低下し、且つ、内気温Tin以下まで低下したと判定した場合に、ヒータ20の作動開始のトリガーとなるフラグをオンにセットする。そして、制御装置30は、第1条件が不成立となるまでフラグをオンのままとし、フラグがオンにセットされている間ヒータ制御を継続する。これにより、カメラ前方の空間部5のウインドウパネル面2aを加熱し曇りを抑制または除去する。なお、条件成立後は不成立となるまでオンのまま維持されるフラグに代えて、条件成立時と不成立時にそれぞれトリガー信号として短い時間オン信号を出力するようにしてもよい。
その後、制御装置30は、終了条件として外気温Toutが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT1以上低下しなくなったと判定した場合および/または外気温Toutが内気温Tinを超えたと判定した場合に、フラグをオフにリセットし、ヒータ制御(駆動信号の出力)を停止する。
このように外気温Toutが急低下し内気温Tin以下となった状況下では、ウインドウ2に曇りが発生する可能性が高くなる。走行中にウインドウ2に曇りが発生してしまうと車両の走行の一時的な中断が必要となる可能性があるため、第1条件でヒータ20を作動させることでカメラ前方の空間部5のウインドウパネル面2aの曇りを効率的に低減することができる。
図5は、第2条件による曇り抑制制御を説明するタイミングチャートである。
制御装置30は、所定の第2条件として内気温Tinが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT2以上上昇し、且つ、外気温Tout以上まで上昇したと判定した場合に、ヒータ20の作動開始のトリガーとなるフラグをオンにセットする。そして、制御装置30は、第2条件が不成立となるまでフラグをオンのままとし、フラグがオンにセットされている間ヒータ制御を継続する。これにより、カメラ前方の空間部5のウインドウパネル面2aを加熱し曇りを抑制または除去する。なお、条件成立後は不成立となるまでオンのまま維持されるフラグに代えて、条件成立時と不成立時にそれぞれトリガー信号として短い時間オン信号を出力するようにしてもよい。
その後、制御装置30は、終了条件として内気温Tinが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT2以上上昇しなくなったと判定した場合および/または内気温Tinが外気温Tout未満となったと判定した場合に、フラグをオフにリセットし、ヒータ制御(駆動信号の出力)を停止する。
このように内気温Tinが急上昇し外気温Tout以上となった状況下では、ウインドウ2に曇りが発生する可能性が高くなる。走行中にウインドウ2に曇りが発生してしまうと車両の走行の一時的な中断が必要となる可能性があるため、第2条件でヒータ20を作動させることでカメラ前方の空間部5のウインドウパネル面2aの曇りを効率的に低減することができる。
このように、第1条件または第2条件が成立した後、第1期間D1に亘ってウインドウパネル面2aを加熱し、その後第2期間D2に亘ってウインドウパネル面2aの加熱を中止するようにヒータ20を間欠的に作動させることで、カメラ前方の空間部5のウインドウパネル面2aの過熱を防止できる。また、ヒータ20を連続作動させないことでバッテリなどの電源の負荷を低減し、バッテリの使用を一時的なものとして消費電力を低減することができる。
また、第1期間D1に亘ってヒータ20をオンして加熱し、その後第2期間D2に亘ってヒータ20をオフして加熱を中止した後に、第1期間D1よりも短い第3期間D3に亘ってヒータ20をオンして再度加熱を行い、その後終了条件が成立するまで第2期間D2と第3期間D3を繰り返すヒータ制御を実行する。このようにすることで、外気温Toutが低下している場合でも第1期間D1の加熱後であればウインドウ2の温度は上昇しているため、第1期間D1よりも短い第3期間D3の加熱で温度の維持が可能となる。また、第3期間D3を第1期間D1よりも短くすることでウインドウの過熱を防止できる。
また、本実施形態の曇り抑制制御において、制御装置30は、第1期間D1を外気温Toutに応じて可変とし、外気温Toutが低いほど第1期間D1が長くなるように設定する。このようにすることで、外気温Toutが低いときは1回目の加熱時間が長くなるため、ウインドウパネル面2aの温度を一気に上昇させることが可能となる。
また、制御装置30は、第2期間D2を外気温Toutに応じて可変とし、外気温Toutが低いほど第2期間D2(>D3)が短くなるように設定する。このようにすることで、外気温Toutが低いときは1回目の加熱時間と2回目の加熱時間の間隔が短くなるため、ウインドウパネル面2aの温度の低下を抑制することが可能となる。
さらに、制御装置30は、第3期間D3を外気温Toutに応じて可変とし、外気温Toutが低いほど第3期間D3(<D2)が長くなるように設定する。このようにすることで、外気温Toutが低いときは第3期間D3を長くすることでウインドウパネル面2aの温度を一定温度範囲に保つことが可能となる。
また、乱反射防止加工がカメラ10の撮影方向であって、ウインドウ2と交差する底面部7に設けられ、カメラ10から遠ざかる位置にある前端部7cがウインドウ2に近接して配置されている。このように乱反射防止加工がカメラ10から遠い側でウインドウ2と近接するため、乱反射防止加工によってカメラ10の視野範囲(撮影領域)である空間部5が車室内の空気と分離される。車室内の空気と分離されたカメラ10の撮影領域の温度変化は車室内の空気の温度変化に遅れるため、所定条件に基づき加熱を行うことでカメラ10の撮影領域の曇りを低減し外界検知性能が低下することを防止できる。
また、乱反射防止加工がカバー部材4に覆われることにより、より車室内の温度変化に対して遅れるため、所定条件に基づき加熱を行うことでカメラ20の撮影領域の曇りを低減し外界検知性能が低下することを防止できる。
次に、図6および図7のフローチャートを参照して、本実施形態の曇り抑制制御処理の動作手順について説明する。
なお、図6および図7の処理は、制御装置30のCPU31がメモリ32に格納された曇り抑制制御処理に関するプログラムを実行し、曇り抑制装置1の各構成要素を制御することにより実現される。
まず、図6のフローチャートを参照して、第1条件による曇り抑制制御処理を説明する。
S61では、CPU31は、外気温センサ51の検出結果を受けて外気温Toutを取得する。
S62では、CPU31は、内気温センサ52の検出結果を受けて内気温Tinを取得する。
S63では、CPU31は、外気温Toutが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT1以上低下したか否かを判定し、低下したと判定した場合は、S64に進み、低下していないと判定した場合は、S61に戻り、外気温Toutの取得および判定を繰り返し行う。
S64では、CPU31は、外気温Toutが内気温Tin以下まで低下したか否かを判定し、低下したと判定した場合は、S65に進み、低下していないと判定した場合は、S61に戻り、外気温Toutおよび内気温Tinの取得および判定を繰り返し行う。
S65では、CPU31は、間欠的にヒータ20を作動させるヒータ制御を実行する。
S66では、CPU31は、ヒータ制御を終了するか否かを判定し、終了すると判定した場合は処理を終了し、終了しないと判定した場合は、S65に戻り、ヒータ制御を継続する。CPU31は、外気温Toutが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT1以上低下しなくなったと判定した場合および/または外気温Toutが内気温Tinを超えたと判定した場合または判定した状態が所定時間以上継続した場合にヒータ制御を停止する。
次に、図7のフローチャートを参照して、第2条件による曇り抑制制御処理を説明する。
S71では、CPU31は、外気温センサ51の検出結果を受けて外気温Toutを取得する。
S72では、CPU31は、内気温センサ52の検出結果を受けて内気温Tinを取得する。
S73では、CPU31は、内気温Tinが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT2以上上昇したか否かを判定し、上昇したと判定した場合は、S74に進み、上昇していないと判定した場合は、S71に戻り、外気温Toutの取得および判定を繰り返し行う。
S74では、CPU31は、内気温Tinが外気温Tout以上まで上昇したか否かを判定し、上昇したと判定した場合は、S75に進み、上昇していないと判定した場合は、S71に戻り、外気温Toutおよび内気温Tinの取得および判定を繰り返し行う。
S75では、CPU31は、間欠的にヒータ20を作動させるヒータ制御を実行する。
S76では、CPU31は、ヒータ制御を終了するか否かを判定し、終了すると判定した場合は処理を終了し、終了しないと判定した場合は、S75に戻り、ヒータ制御を継続する。CPU31は、内気温Tinが所定時間ΔS以内に所定閾値ΔT2以上上昇しなくなったと判定した場合および/または内気温Tinが外気温Tout未満となったと判定した場合または判定した状態が所定時間以上継続した場合にヒータ制御を停止する。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
また、本発明は、上述した実施形態の曇り抑制制御に対応するコンピュータプログラムや当該コンピュータプログラムが格納された記憶媒体を、車両に搭載されたコンピュータに供給して、当該コンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
[実施形態のまとめ]
<第1の態様>
輸送機器のウインドウ2の曇りを抑制する曇り抑制装置1は、
前記輸送機器の外部温度Toutを取得する第1の取得手段51と、
前記輸送機器の内部温度Tinを取得する第2の取得手段52と、
前記ウインドウ2を加熱する加熱手段20と、
前記輸送機器の外部温度Toutが所定時間ΔS以内に所定温度ΔT1以上低下し、かつ前記内部温度Tin以下に低下しているとき、前記ウインドウ2を加熱するように前記加熱手段20を制御する制御手段30と、を有する。
第1の態様によれば、外気温が急低下し内気温以下となった状況下では、ウインドウの曇りが発生する可能性が高くなるが、走行中にウインドウに曇りが発生してしまうと輸送機器の走行の一時的な中断が必要となる可能性がある。このため、外気温が急低下し内気温以下となったときに加熱手段を作動させることでウインドウの曇りを効率的に低減することができる。
<第2の態様>
輸送機器のウインドウ2の曇りを抑制する曇り抑制装置1は、
前記輸送機器の外部温度Toutを取得する第1の取得手段51と、
前記輸送機器の内部温度Tinを取得する第2の取得手段52と、
前記ウインドウ2を加熱する加熱手段20と、
前記輸送機器の内部温度Tinが所定時間ΔS以内に所定温度ΔT2以上上昇し、かつ前記外部温度Tout以上に上昇しているとき、前記ウインドウ2を加熱するように前記加熱手段2を制御する制御手段30と、を有する。
第2の態様によれば、内気温が急上昇し外気温以上となった状況下では、ウインドウの曇りが発生する可能性が高くなるが、走行中にウインドウに曇りが発生してしまうと輸送機器の走行の一時的な中断が必要となる可能性がある。このため、内気温が急上昇し外気温以上となったときに加熱手段を作動させることでウインドウの曇りを効率的に低減することができる。
<第3の態様>
第1または第2の態様において、前記制御手段30は、前記加熱手段20により第1期間D1に亘って前記ウインドウ2を加熱し、その後第2期間D2に亘って前記ウインドウ2の加熱を中止する。
第3の態様によれば、加熱手段の作動を間欠的に行うことでウインドウの過熱を防止することができる。
<第4の態様>
第3の態様において、前記第1期間D1は前記外部温度Toutに基づいて変更可能であり、
前記制御手段30は、前記外部温度Toutが低いほど前記第1期間D1を長くする。
第4の態様によれば、外気温が低いときは1回目の加熱時間が長くなるため、ウインドウの温度を一気に上昇させることが可能となる。
<第5の態様>
第3または第4の態様において、前記第2期間D2は前記外部温度Toutに基づいて変更可能であり、
前記制御手段30は、前記外部温度Toutが低いほど前記第2期間D2を短くする。
第5の態様によれば、外気温が低いときは1回目の加熱時間と2回目の加熱時間の間隔が短くなるため、ウインドウの温度の低下を抑制することが可能となる。
<第6の態様>
第3から第5のいずれかの態様において、前記制御手段30は、前記加熱手段20により前記第1期間D1に亘って前記ウインドウ2を加熱し、その後第2期間D2に亘って前記ウインドウ2の加熱を中止し、その後前記第1期間D1より短い第3期間D3に亘って前記ウインドウ2を加熱する。
第6の態様によれば、外気温が低下している場合でも、第1期間の加熱後であればウインドウの温度は上昇しているため、第1期間よりも短い第3期間の加熱で温度の維持が可能となる。また、第1期間よりも短くすることで、ウインドウの過熱を防止することができる。
<第7の態様>
第6の態様において、前記第3期間D3は前記外部温度Toutに基づいて変更可能であり、
前記制御手段30は、前記外部温度Toutが低いほど前記第3期間D3を長くする。
第7の態様によれば、外気温が低いときは第3期間を長くすることでウインドウの温度を一定温度範囲に保つことが可能となる。
<第8の態様>
第1から第7のいずれかの態様において、前記加熱手段20は、電気エネルギによって発熱するヒータを備える。
第8の態様によれば、加熱手段の作動タイミングを減らすことで電源への負荷を減らすことができる。
<第9の態様>
第1から第8のいずれかの態様において、前記輸送機器は前記輸送機器の周囲を検知する外界検知手段10を備え、
前記加熱手段20は、前記外界検知手段10の検知領域であって、前記ウインドウ2とオーバーラップする領域を加熱する。
第9の態様によれば、外界検知手段の視野範囲を加熱手段で加熱できるため、検知領域の曇りを低減し外界検知性能が低下することを防止することができる。
<第10の態様>
第9の態様において、前記外界検知手段10は、外界検知精度の低下を防止する構造8に隣接配置され、
前記加熱手段20は、前記構造8を有する部材7に支持される。
第10の態様によれば、外界検知手段に隣接して配置される検知精度低下防止構造に加熱手段が設置されるため、効率的にウインドウを加熱することができる。
<第11の態様>
第10の態様において、前記構造8は、前記外界検知手段10の検知する方向であって、前記ウインドウ2と交差する平面に設けられ、前記外界検知手段10から遠ざかる位置にある端部7aが前記ウインドウ2に近接して配置されている。
第11の態様によれば、検知精度低下防止構造は外界検知手段から遠い側でウインドウと近接するため、検知精度低下防止構造によって検知領域が内気と分離される。内気と分離された検知領域の曇りの発生は内気の温度変化に遅れて曇りの発生、除去が行われるため、第1の態様や第2の態様における条件に基づき加熱を行うことで検知領域の曇りを低減し外界検知性能が低下することを防止することができる。
<第12の態様>
第11の態様において、前記構造8は、カバー部材4に覆われる。
第12の態様によれば、検知精度低下防止構造はカバー部材に覆われるため、より室内の温度変化に対して遅れをもって曇りの発生、除去が行われるため、第1の態様や第2の態様における条件に基づき加熱を行うことで検知領域の曇りを低減し外界検知性能が低下することを防止することができる。
<第13の態様>
輸送機器のウインドウ2の曇りを抑制する曇り抑制装置1の制御方法であって、
前記曇り抑制装置1は、
前記輸送機器の外部温度Toutを取得する第1の取得手段51と、
前記輸送機器の内部温度Tinを取得する第2の取得手段52と、
前記ウインドウ2を加熱する加熱手段20と、を備え、
前記制御方法は、
前記輸送機器の外部温度Toutが所定時間ΔS以内に所定温度ΔT1以上低下し(S63でYES)、かつ前記内部温度Tin以下に低下した場合(S64でYES)に、前記ウインドウ2を加熱するように前記加熱手段20を制御するステップ(S65)を有する。
第13の態様によれば、外気温が急低下し内気温以下となった状況下では、ウインドウの曇りが発生する可能性が高くなるが、走行中にウインドウに曇りが発生してしまうと輸送機器の走行の一時的な中断が必要となる可能性がある。このため、外気温が急低下し内気温以下となったときに加熱手段を作動させることでウインドウの曇りを効率的に低減することができる。
<第14の態様>
輸送機器のウインドウ2の曇りを抑制する曇り抑制装置1の制御方法であって、
前記曇り抑制装置1は、
前記輸送機器の外部温度Toutを取得する第1の取得手段51と、
前記輸送機器の内部温度Tinを取得する第2の取得手段52と、
前記ウインドウ2を加熱する加熱手段20と、を備え、
前記制御方法は、
前記輸送機器の内部温度Tinが所定時間ΔS以内に所定温度ΔT2以上上昇し(S73でYES)、かつ前記外部温度Tout以上に上昇した場合(S74でYES)に、前記ウインドウ2を加熱するように前記加熱手段2を制御するステップ(S75)を有する。
第14の態様によれば、内気温が急上昇し外気温以上となった状況下では、ウインドウの曇りが発生する可能性が高くなるが、走行中にウインドウに曇りが発生してしまうと輸送機器の走行の一時的な中断が必要となる可能性がある。このため、内気温が急上昇し外気温以上となったときに加熱手段を作動させることでウインドウの曇りを効率的に低減することができる。
1…曇り抑制装置
2…ウインドウ(フロントウインドウ)
2a…ウインドウパネル面(ウインドウガラス面)
2b…隙間
3…ブラケット
3a…ブラケット本体部
4…カバー部材
4a…前端部
5…空間部
6…側壁部
7…底面部
7a…第1の底面部
7b…第2の底面部
7c…前端部
8…外界検知精度の低下を防止する構造(乱反射防止加工)
10…外界検知装置(カメラ)
11…レンズ部
12…センサ部
13…撮像部
14…カメラ本体部
20…加熱装置
30…制御装置
31…メモリ
32…演算処理部(CPU)
33…インターフェース回路
40…空調装置
51…外気温センサ
52…内気温センサ

Claims (14)

  1. 輸送機器のウインドウの曇りを抑制する曇り抑制装置であって、
    前記輸送機器の外部温度を取得する第1の取得手段と、
    前記輸送機器の内部温度を取得する第2の取得手段と、
    前記ウインドウを加熱する加熱手段と、
    前記輸送機器の外部温度が所定時間以内に所定温度以上低下し、かつ前記内部温度以下に低下しているとき、前記ウインドウを加熱するように前記加熱手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする曇り抑制装置。
  2. 輸送機器のウインドウの曇りを抑制する曇り抑制装置であって、
    前記輸送機器の外部温度を取得する第1の取得手段と、
    前記輸送機器の内部温度を取得する第2の取得手段と、
    前記ウインドウを加熱する加熱手段と、
    前記輸送機器の内部温度が所定時間以内に所定温度以上上昇し、かつ前記外部温度以上に上昇しているとき、前記ウインドウを加熱するように前記加熱手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする曇り抑制装置。
  3. 前記制御手段は、前記加熱手段により第1期間に亘って前記ウインドウを加熱し、その後第2期間に亘って前記ウインドウの加熱を中止することを特徴とする請求項1または2に記載の曇り抑制装置。
  4. 前記第1期間は前記外部温度に基づいて変更可能であり、
    前記制御手段は、前記外部温度が低いほど前記第1期間を長くすることを特徴とする請求項3に記載の曇り抑制装置。
  5. 前記第2期間は前記外部温度に基づいて変更可能であり、
    前記制御手段は、前記外部温度が低いほど前記第2期間を短くすることを特徴とする請求項3または4に記載の曇り抑制装置。
  6. 前記制御手段は、前記加熱手段により前記第1期間に亘って前記ウインドウを加熱し、その後第2期間に亘って前記ウインドウの加熱を中止し、その後前記第1期間より短い第3期間に亘って前記ウインドウを加熱することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の曇り抑制装置。
  7. 前記第3期間は前記外部温度に基づいて変更可能であり、
    前記制御手段は、前記外部温度が低いほど前記第3期間を長くすることを特徴とする請求項6に記載の曇り抑制装置。
  8. 前記加熱手段は、電気エネルギによって発熱するヒータを備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の曇り抑制装置。
  9. 前記輸送機器は前記輸送機器の周囲を検知する外界検知手段を備え、
    前記加熱手段は、前記外界検知手段の検知領域であって、前記ウインドウとオーバーラップする領域を加熱することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の曇り抑制装置。
  10. 前記外界検知手段は、外界検知精度の低下を防止する構造に隣接配置され、
    前記加熱手段は、前記構造を有する部材に支持されることを特徴とする請求項9に記載の曇り抑制装置。
  11. 前記構造は、前記外界検知手段の検知する方向であって、前記ウインドウと交差する平面に設けられ、前記外界検知手段から遠ざかる位置にある端部が前記ウインドウに近接して配置されていることを特徴とする請求項10に記載の曇り抑制装置。
  12. 前記構造は、カバー部材に覆われることを特徴とする請求項11に記載の曇り抑制装置。
  13. 輸送機器のウインドウの曇りを抑制する曇り抑制装置の制御方法であって、
    前記曇り抑制装置は、
    前記輸送機器の外部温度を取得する第1の取得手段と、
    前記輸送機器の内部温度を取得する第2の取得手段と、
    前記ウインドウを加熱する加熱手段と、を備え、
    前記制御方法は、
    前記輸送機器の外部温度が所定時間以内に所定温度以上低下し、かつ前記内部温度以下に低下しているとき、前記ウインドウを加熱するように前記加熱手段を制御するステップを有することを特徴とする曇り抑制装置の制御方法。
  14. 輸送機器のウインドウの曇りを抑制する曇り抑制装置の制御方法であって、
    前記曇り抑制装置は、
    前記輸送機器の外部温度を取得する第1の取得手段と、
    前記輸送機器の内部温度を取得する第2の取得手段と、
    前記ウインドウを加熱する加熱手段と、を有し、
    前記制御方法は、
    前記輸送機器の内部温度が所定時間以内に所定温度以上上昇し、かつ前記外部温度以上に上昇しているとき、前記ウインドウを加熱するように前記加熱手段を制御するステップを有することを特徴とする曇り抑制装置の制御方法。
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