JPH04266554A - ウインドウの結露防止装置 - Google Patents

ウインドウの結露防止装置

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Publication number
JPH04266554A
JPH04266554A JP3028346A JP2834691A JPH04266554A JP H04266554 A JPH04266554 A JP H04266554A JP 3028346 A JP3028346 A JP 3028346A JP 2834691 A JP2834691 A JP 2834691A JP H04266554 A JPH04266554 A JP H04266554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
temperature
indoor humidity
humidity
rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3028346A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Umeda
秀信 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3028346A priority Critical patent/JPH04266554A/ja
Publication of JPH04266554A publication Critical patent/JPH04266554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの車両のウ
インドウの結露防止(曇り止め)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などの車両においては、
特に雨や雪などの天候の場合には、ウインドウが曇る(
結露する)ことが多く、このようなウインドウの曇りは
、視界を悪くして安全運転上の妨げとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなウインドウ
の曇りに対する対策として、例えば、結露センサによっ
て曇りを検知して自動的にリヤウインドウのヒータを入
れるようにしたり、あるいは、ドライバー自身が、曇り
が発生したときに、結露防止スイッチを手動操作すると
いったものであった。
【0004】しかしながら、従来の結露防止は、ガラス
が曇ってからヒータを入れるといったものであるから、
熱伝導率の悪いガラスの温度が上昇するまでの間は、曇
ったままの状態で運転しなければならず、さらに、一旦
結露した水分を蒸発させるには、多量の熱量を必要とす
るといった難点がある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、未然に、かつ、自動的に結露を防止すること
で安全運転を可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明の車両ウインドウの結露
防止装置は、車両室内におけるウインドウの温度を検出
する温度センサと、車両室内における湿度を検出する湿
度センサと、前記温度センサの出力に基づいて、ウイン
ドウの温度変化率を求める第1回路と、前記湿度センサ
の出力に基づいて、室内の湿度変化率を求める第2回路
と、ウインドウの温度、室内の湿度、ウインドウの温度
変化率および室内の湿度変化率の各データに基づいて、
ファジィ推論を行うことにより、結露防止用ヒータおよ
びウインドウへ送風する送風手段の少なくとも一方に対
する制御出力を与えるファジィコントローラと、を備え
ている。
【0008】
【作用】一般に、室内湿度lと結露温度Tとは、図5に
示されるように、ある関数関係T=f(l)を有してお
り、図の斜線部分においては、結露状態となる。したが
って、室内湿度とウインドウ温度とを測定すれば、ウイ
ンドウが曇るか否かを判断できることになる。しかしな
がら、例えば、室内湿度とウインドウ温度とが結露曲線
f(l)の近傍の点Pにあるとき、この情報だけなら「
ウインドウがそろそろ曇る」と判断できるが、ウインド
ウ温度が上昇傾向にあるか、または、室内湿度が下降傾
向にあるときには、ウインドウの曇る確率は低くなるこ
とになる。すなわち、ウインドウが曇るか否かの判断は
、ウインドウ温度、室内湿度の値だけではなく、ウイン
ドウ温度の変化率、室内湿度の変化率とも関係している
【0009】そこで、本発明では、結露現象のファクタ
であるウインドウ温度、室内湿度、ウインドウの温度変
化率および室内の湿度変化率に基づいて、ファジィ推論
を行うことにより、結露防止用ヒータおよびウインドウ
へ送風する送風手段の少なくとも一方を制御してウイン
ドウの結露を未然に防止する。
【0010】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例について
、詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の実施例に係る車両ウイン
ドウの結露防止装置の構成図である。同図に示されるよ
うに、自動車1のリヤウインドウ2の室内側表面には、
当該リヤウインドウ2の表面温度を検出するための温度
センサ3が、また、自動車1におけるフロントウインド
ウ4に近い天井面には室内の湿度を検出するための湿度
センサ5がそれぞれ設けられている。リヤウインドウ2
には、結露防止のためのヒータ6が設けられている。
【0012】さらに、この実施例では、リヤウインドウ
2の曇りを未然に防止するために、温度センサ3の出力
に基づいて、リヤウインドウ2の温度変化率を求める第
1微分回路7と、湿度センサ5の出力に基づいて、室内
の湿度変化率を求める第2微分回路8と、リヤウインド
ウ2の温度x1、室内の湿度x3、リヤウインドウ2の
温度変化率x2および室内の湿度変化率x4の各データ
に基づいて、ファジィ推論を行うことにより、結露防止
用のヒータ6に対するオンオフの制御出力y1を与える
ファジィコントローラ9と、このファジィコントローラ
9の出力に応じてヒータ6に対する通電を制御する通電
制御回路10とを備えている。
【0013】このファジィコントローラ9は、両センサ
3,5および両微分回路7,8の各出力データx1〜x
4に基づいて、図2および図3に示される各メンバーシ
ップ関数と図4のファジィルールとに従ってヒータ6の
オンオフ制御出力y1をファジィ推論するものである。
【0014】図2(A)はウインドウ温度x1のメンバ
ーシップ関数を示し、S(低い)、M(中くらい)、L
(高い)の3個のラベルを有しており、図2(B)はウ
インドウの温度変化率x2のメンバーシップ関数を示し
、N(負:下降傾向)、ZR(ゼロ)、P(正:上昇傾
向)の3個のラベルを有している。また、図2(C)は
室内湿度x3のメンバーシップ関数を示し、S(低い)
、M(中くらい)、L(高い)の3個のラベルを有して
おり、図2(D)は湿度変化率x4のメンバーシップ関
数を示し、N(負:下降傾向)、ZR(ゼロ)、P(正
:上昇傾向)の3個のラベルを有している。
【0015】図3は後件部である制御出力y1のメンバ
ーシップ関数を示しており、ONとOFFの2個のラベ
ルを有している。
【0016】図4はファジィルールを示しており、8つ
のルールから構成されている。
【0017】次に、ファジィコントローラ9によるファ
ジィ推論動作を説明する。
【0018】先ず、ウインドウ温度x1、ウインドウ温
度変化率x2、室内湿度x3および室内湿度変化率x4
の入力値が与えられると、各ファジィルールの対応する
メンバーシップ関数において適合度が求められる。そし
て、各ファジィルール毎に、各前件部の適合度の最も小
さい値が前件部適合度として選択される(MIN演算)
。このように各ファジィルールにおいて得られる前件部
適合度によって各ファジィルールの後件部に関する各メ
ンバーシップ関数が裁断され、さらに、裁断されたすべ
てのファジィルールに関する各メンバーシップ関数が重
ね合わされ(MAX演算)、重ね合わせ図形の重心位置
に対応する位置の出力値が求められる。
【0019】この実施例では、図3の出力値が、0.5
以上であるときには、ヒータ6をオンし、0.5未満で
あるときには、ヒータ6をオフするように制御する。
【0020】したがって、この実施例では、リヤウイン
ドウ2が曇る前に、ヒータ6をオンして未然に曇りを防
止することができる。
【0021】上述の実施例では、リヤウインドウ2の温
度を検出してヒータ6を制御するように構成したけれど
も、本発明の他の実施例として、リヤウインドウ2およ
びヒータ6に代えて、フロントウインドウ4の温度を検
出し、その温度変化率を求め、上述と同様にファジィ推
論して、送風手段としてのエアコンを制御するようにし
、これによって、フロントウインドウ4が曇る前に送風
を行って未然に曇りを防止するように構成してもよく、
さらには、ヒータ6および送風手段の両者を制御するよ
うにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウインド
ウの温度、室内の湿度、ウインドウの温度変化率および
室内の湿度変化率の各データに基づいて、ファジィ推論
を行うことにより、結露防止用ヒータおよびウインドウ
へ送風する送風手段の少なくとも一方に対する制御出力
をファジィ推論するようにしたので、ウインドウの結露
を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】前件部変数のメンバーシップ関数例を示す図で
ある。
【図3】後件部変数のメンバーシップ関数例を示す図で
ある。
【図4】ファジィルール例を示す図である。
【図5】室内湿度と結露温度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1        自動車 2        リヤウインドウ 3        温度センサ 5        湿度センサ 7,8    第1,第2微分回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両室内におけるウインドウ(2)の温度
    を検出する温度センサ(3)と、車両室内における湿度
    を検出する湿度センサ(5)と、前記温度センサ(3)
    の出力に基づいて、ウインドウ(2)の温度変化率を求
    める第1回路(7)と、前記湿度センサ(5)の出力に
    基づいて、室内の湿度変化率を求める第2回路(8)と
    、ウインドウ(2)の温度、室内の湿度、ウインドウ(
    2)の温度変化率および室内の湿度変化率の各データに
    基づいて、ファジィ推論を行うことにより、結露防止用
    ヒータ(6)およびウインドウへ送風する送風手段の少
    なくとも一方に対する制御出力を与えるファジィコント
    ローラ(9)と、を備えることを特徴とする車両ウイン
    ドウの結露防止装置。
JP3028346A 1991-02-22 1991-02-22 ウインドウの結露防止装置 Pending JPH04266554A (ja)

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JP3028346A JPH04266554A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 ウインドウの結露防止装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003037665A1 (de) * 2001-10-26 2003-05-08 Preh Gmbh Verfahren zur beschlagsvermeidung an scheiben eines kraftfahrzeuges
JP2014141085A (ja) * 2012-12-28 2014-08-07 Dainippon Printing Co Ltd 室内内装用結露抑制部材
JP2019026048A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 マツダ株式会社 車両の防曇制御装置
JP2020142594A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 本田技研工業株式会社 曇り抑制装置およびその制御方法

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WO2003037665A1 (de) * 2001-10-26 2003-05-08 Preh Gmbh Verfahren zur beschlagsvermeidung an scheiben eines kraftfahrzeuges
JP2014141085A (ja) * 2012-12-28 2014-08-07 Dainippon Printing Co Ltd 室内内装用結露抑制部材
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