JP6937923B2 - 車載カメラ装置 - Google Patents
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Description
本願は、車載カメラ装置に関するものである。
車両のフロントガラスの内側に車載カメラ装置を設置し、当該車載カメラ装置による撮像画像に基づいて車両の前方に存在する人、あるいは車両等を認識する技術が知られている。
この種の車載カメラ装置として、例えば特許文献1に、車載カメラとフロントガラスとの間に熱伝導部材を設け、フロントガラスの内側に設置されたカメラ装置の冷却を促進し、かつ、フロントガラスにおけるカメラ装置の前方に位置する部分の曇りを抑制する技術が開示されている。
この種の車載カメラ装置として、例えば特許文献1に、車載カメラとフロントガラスとの間に熱伝導部材を設け、フロントガラスの内側に設置されたカメラ装置の冷却を促進し、かつ、フロントガラスにおけるカメラ装置の前方に位置する部分の曇りを抑制する技術が開示されている。
特許文献1に開示された車載カメラ装置によれば、車載カメラとフロントガラスとの間に熱伝導部材を設けることにより、自車両外の環境が高温のとき(例えば、炎天下において太陽光が照りつけるとき)は、自車両の走行に伴う風を受けて冷却されたフロントガラスにより、車載カメラの熱が熱伝導部材を介して奪われるため、車載カメラの冷却が促進される。また、自車両外の環境が低温のとき(例えば冬季)は、車載カメラのレンズ前方に位置するフロントガラスの部分が曇りやすいが、内部発熱により温められた車載カメラの熱が熱伝導部材を介してフロントガラスへ伝導されてフロントガラスが温められ、曇りが抑制される。
しかし、車載カメラと例えばフロントガラスとの間に熱伝導部材を設けたとしても、車載カメラの自然空冷での放熱能力には限界があり、車載カメラの小型化にも限界が生じる。
また、結露の抑制では車載カメラの内部発熱によりガラスを温めるもので、車載カメラ内部での発熱が車載カメラの筐体に伝わり、さらに熱伝導部材を介して例えばフロントガラスまで熱移動が必要であって、フロントガラスが温まり、曇りが抑制されるまで時間がかかるという課題がある。
他方、熱伝導部材とは別に結露の抑制のためのヒーターを設置すれば、曇りが抑制されるまでの時間は短縮されるが、熱伝導部材とヒーターの両方を設置する必要があり設置工数がかかる課題がある。
また、結露の抑制では車載カメラの内部発熱によりガラスを温めるもので、車載カメラ内部での発熱が車載カメラの筐体に伝わり、さらに熱伝導部材を介して例えばフロントガラスまで熱移動が必要であって、フロントガラスが温まり、曇りが抑制されるまで時間がかかるという課題がある。
他方、熱伝導部材とは別に結露の抑制のためのヒーターを設置すれば、曇りが抑制されるまでの時間は短縮されるが、熱伝導部材とヒーターの両方を設置する必要があり設置工数がかかる課題がある。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、車載カメラの小型化を図ると共に、設置工数の削減を可能とする車載カメラ装置を提供することを目的とする。
本願に係る車載カメラ装置は、車両の周辺を撮像するカメラモジュールと上記カメラモジュールによる撮像画像に基づき、上記車両の周辺状況を認識する認識処理を実行する制御装置を備えた車載カメラと、上記車載カメラを上記車両のガラスに固定すると共に、上記車載カメラが上記ガラスに固定された状態で上記車載カメラと上記ガラスが対向する開口部を有するブラケットと、上記開口部において、上記車載カメラと上記ガラスの両者に接して固定された熱電素子と、を備えたことを特徴とする。
本願に係る車載カメラ装置によれば、車載カメラの小型化を図ると共に、設置工数の削減を可能とする車載カメラ装置を提供することができる。
以下、本願に係る車載カメラ装置の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、各図において、同一符号は同一、若しくは相当部分を示している。
実施の形態1.
図1から図3は、実施の形態1に係る車載カメラ装置の構成を説明する図で、図1は車載カメラ装置の分解斜視図、図2は車載カメラ装置の側面図、図3は車載カメラ装置の構成図をそれぞれ示している。
図1から図3に示すように、実施の形態1に係る車載カメラ装置は、車載カメラ1、フロントガラス2、ブラケット3、第1熱電素子部材4a、第2熱電素子部材4bを重ね合わせて構成された熱電素子4、及び第1熱電素子部材4a、第2熱電素子部材4bのそれぞれに接続される第1電気接続配線5a、第2電気接続配線5bからなる電気接続配線5で構成されている。
図1から図3は、実施の形態1に係る車載カメラ装置の構成を説明する図で、図1は車載カメラ装置の分解斜視図、図2は車載カメラ装置の側面図、図3は車載カメラ装置の構成図をそれぞれ示している。
図1から図3に示すように、実施の形態1に係る車載カメラ装置は、車載カメラ1、フロントガラス2、ブラケット3、第1熱電素子部材4a、第2熱電素子部材4bを重ね合わせて構成された熱電素子4、及び第1熱電素子部材4a、第2熱電素子部材4bのそれぞれに接続される第1電気接続配線5a、第2電気接続配線5bからなる電気接続配線5で構成されている。
車載カメラ1は、車両のフロントガラス2の内側(車室側)に取り付けられ、フロントガラス2の上部中央付近に取り付けられる。車載カメラ1の内部に設けられた制御装置6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を中心とする周知のマイクロコンピュータを含む板状の制御回路基板を備えている。制御装置6は、自車両の前方を撮像するカメラモジュール7による撮像画像に基づき、車両の前方の状況を認識する認識処理(車線逸脱警報処理、ヘッドライト制御処理、あるいは前方衝突回避処理等)を実行するとともに、車載カメラ1の内部に設けられた温度センサ8の温度に基づき、熱電素子4の制御を行う。温度センサ8は制御装置6、若しくはカメラモジュール7のいずれか、または両方に搭載されている。
フロントガラス2には、ブラケット3、熱電素子4、及び放熱部材(図示せず)等が接着剤により固定されており、ブラケット3、熱電素子4、及び放熱部材等が自車両の外から視認されるのを抑制するために、黒セラミック9(図1参照)が設けられている。ここで、黒セラミック9には、カメラモジュール7の視界を遮らないようにするために、カメラモジュール7の画角範囲に相当する台形状の欠損部9aが形成されている。
ブラケット3は、車載カメラ1を車両のフロントガラス2に固定する部材であって、ブラケット3には、車載カメラ1がブラケット3を介してフロントガラス2に固定された状態において、車載カメラ1とフロントガラス2が対向する開口部3aが形成されている。熱電素子4は、開口部3aにおいて車載カメラ1とフロントガラス2の両者に接して固定されている。
熱電素子4は、電気エネルギーと熱エネルギーの変換を行う素子であり、ペルチェ素子等が用いられ、接着剤若しくは熱伝導部材を用いてフロントガラス2、及び車載カメラ1と接続される。なお、本実施の形態では熱エネルギーの移動効率向上のため、熱電素子4を第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bを重ね合わせた構成、即ち、複数の熱電素子部材を重ね合わせた構成にしているが、一つの熱電素子部材で構成しても効果は有効である。
電気接続配線5は、車載カメラ1と熱電素子4とを電気的に接続する部品である。また、車室内温度センサ10は車両に設けられ、車室内の温度を検出し、車載カメラ1に伝える。
実施の形態1に係る車載カメラ装置は上記のように構成されており、次に動作について説明する。図4は、実施の形態1に係る車載カメラ装置の動作を示すフローチャートである。
図4のステップS401で、温度センサ8により車載カメラ1の温度T1を取得し、ステップS402で、車載カメラ1の温度T1と第1の閾値温度Txとの比較を行う。第1の閾値温度Txは、例えば制御装置6、またはカメラモジュール7の耐熱温度よりも低い温度に設定される。
図4のステップS401で、温度センサ8により車載カメラ1の温度T1を取得し、ステップS402で、車載カメラ1の温度T1と第1の閾値温度Txとの比較を行う。第1の閾値温度Txは、例えば制御装置6、またはカメラモジュール7の耐熱温度よりも低い温度に設定される。
ステップS402で、車載カメラ1の温度T1が第1の閾値温度Tx以上の場合、ステップS403で車室内温度センサ10から車室内温度T2を取得する。ステップS404で、車載カメラ1の温度T1と車室内温度T2の比較を行う。
ステップS404で、車載カメラ1の温度T1が車室内温度T2以上の場合、車載カメラ1を冷却するため、車載カメラ1の熱をフロントガラス2に移動するように熱電素子4に電気エネルギーを供給する。一方、ステップS404で、車載カメラ1の温度T1が車室内温度T2未満の場合、熱電素子4で車載カメラ1の熱をフロントガラス2に移動させると、車載カメラ1の周囲温度より車載カメラ1の温度が下がり、車載カメラ1が結露する可能性があるため、熱電素子4に電気エネルギーを供給せずに、ステップS401に戻る。
ステップS404で、車載カメラ1の温度T1が車室内温度T2以上の場合、車載カメラ1を冷却するため、車載カメラ1の熱をフロントガラス2に移動するように熱電素子4に電気エネルギーを供給する。一方、ステップS404で、車載カメラ1の温度T1が車室内温度T2未満の場合、熱電素子4で車載カメラ1の熱をフロントガラス2に移動させると、車載カメラ1の周囲温度より車載カメラ1の温度が下がり、車載カメラ1が結露する可能性があるため、熱電素子4に電気エネルギーを供給せずに、ステップS401に戻る。
ステップS402で車載カメラ1の温度T1が第1の閾値温度Tx未満の場合、ステップS406で第2の閾値温度Tyとの比較を行う。第2の閾値温度Tyは、例えば第1の閾値温度Txより低く、結露の発生しやすい温度(例えば、冬に動作するように10℃、または15℃等)に設定される。
ステップS406で車載カメラ1の温度T1が第2の閾値温度Ty未満の場合、フロントガラス2が曇る可能性があるため、一定期間での電気エネルギーの供給がゼロとなるように電気エネルギーの供給を行う。こうすることで熱電素子4の自己発熱により、車載カメラ1とフロントガラス2で囲まれる空間を温めることができ、フロントガラス2における車載カメラ1の前方に位置する部分の曇りを抑制することができる。一定期間での電気エネルギーの供給がゼロとなるようにする方法としては、例えば0Vを中心とした正弦波を供給するか、あるいは0Vを中心としたDuty50%の方形波を供給してもよい。
ステップS406で車載カメラ1の温度T1が第2の閾値温度Ty以上の場合、ステップS408でカメラモジュール7による撮像画像に基づき、車載カメラ1の前方のフロントガラス2が曇っているか否かを判断する。
ステップS408でフロントガラス2が曇っていると判断した場合は、ステップS407で、熱移動しないように一定期間での電気エネルギーの供給がゼロとなるように電気エネルギーの供給を行い、熱電素子4の自己発熱により車載カメラ1とフロントガラス2で囲まれる空間を温める。
ステップS408で車載カメラ1の前方のフロントガラス2が曇っていない場合は、S401に戻る。なお、フロントガラス2の曇りを検出する手段としては、例えば特開平11−139262号公報に記載の手段を用いてもよいが、この限りではなく、フロントガラス2の曇りを検出できれば他の手段を用いてもよい。
以上のように、実施の形態1に係る車載カメラ装置によれば、車載カメラ1は温度センサ8を内蔵し、車載カメラ1の温度が設定された温度以上の時には車載カメラ1からフロントガラス2へと熱を移動させ、設定された温度未満の時には、熱電素子4の自己発熱により車載カメラ1とフロントガラス2で形成される空間を温めることにより、フロントガラス2の結露を抑制する。これにより強制的に熱を移動するので従来の車載カメラよりも小型化が可能となり、かつ、熱電素子4を設置するだけでよいため、設置工数の削減が可能となる。
実施の形態2.
次に、本願の実施の形態2に係る車載カメラ装置について説明する。図5は、実施の形態2に係る車載カメラ装置の分解斜視図であり、図6は、実施の形態2に係る車載カメラ装置の側面図である。
次に、本願の実施の形態2に係る車載カメラ装置について説明する。図5は、実施の形態2に係る車載カメラ装置の分解斜視図であり、図6は、実施の形態2に係る車載カメラ装置の側面図である。
実施の形態1に係る車載カメラ装置と実施の形態2に係る車載カメラ装置との相違は、実施の形態1では、熱電素子4を第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bの複数の熱電素子を重ねて構成しているのに対し、実施の形態2では、第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bをフロントガラス2と車載カメラ1との間に並設した点にある。そして、第1熱電素子部材4aを車載カメラ1とフロントガラス2で囲まれる空間の外側に配置し、第2熱電素子部材4bを車載カメラ1とフロントガラス2で囲まれる空間に配置している。並設した第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bのそれぞれは、実施の形態1で説明した熱電素子のように、複数の熱電素子を重ね合わせた構成にしても良い。なお、その他の構成については、実施の形態1と同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
本願の実施の形態2に係る車載カメラ装置は上記のように構成されており、次に動作について説明する。図7は、実施の形態2に係る車載カメラ装置の動作を示すフローチャートである。
図4に示す実施の形態1に係る車載カメラ装置の動作との違いは、ステップS707の動作である。ステップS707では、第1熱電素子部材4aではフロントガラス2から車載カメラ1へ熱移動するように電気エネルギーを供給し、第2熱電素子部材4bでは車載カメラ1からフロントガラス2へ熱移動するように電気エネルギーを供給する。供給するエネルギー量は第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bでの熱移動量が等しくなるようにする。こうすることで、第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bから構成される熱電素子4の自己発熱に加え、車載カメラ1の前方のフロントガラス2が第2熱電素子部材4bにより直接温められるため、フロントガラス2における車載カメラ1の前方に位置する部分の曇りをより早く抑制することができる。
図4に示す実施の形態1に係る車載カメラ装置の動作との違いは、ステップS707の動作である。ステップS707では、第1熱電素子部材4aではフロントガラス2から車載カメラ1へ熱移動するように電気エネルギーを供給し、第2熱電素子部材4bでは車載カメラ1からフロントガラス2へ熱移動するように電気エネルギーを供給する。供給するエネルギー量は第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bでの熱移動量が等しくなるようにする。こうすることで、第1熱電素子部材4aと第2熱電素子部材4bから構成される熱電素子4の自己発熱に加え、車載カメラ1の前方のフロントガラス2が第2熱電素子部材4bにより直接温められるため、フロントガラス2における車載カメラ1の前方に位置する部分の曇りをより早く抑制することができる。
以上のように、実施の形態2に係る車載カメラ装置によれば、実施の形態1に係る車載カメラ装置に比べ、フロントガラス2の結露を抑制する効果が増大する。
上記各実施の形態では、車載カメラ1を車両のフロントガラス2の内側(車室側)に取り付けた場合について図示説明したが、本願はこれに限定されるものではなく、例えばリヤガラスの内側などに取り付けてもよい。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 車載カメラ、2 フロントガラス、3 ブラケット、3a 開口部、4 ブラケット、4a 第1熱電素子部材、4b 第2熱電素子部材、5 電気接続配線、5a 第1電気接続配線、5b 第2電気接続配線、6 制御装置、7 カメラモジュール、8 温度センサ、9 黒セラミック、9a 欠損部、10 車室内温度センサ。
Claims (7)
- 車両の前方を撮像するカメラモジュールと上記カメラモジュールによる撮像画像に基づき、上記車両の周辺状況を認識する認識処理を実行する制御装置を備えた車載カメラと、
上記車載カメラを上記車両のガラスに固定すると共に、上記車載カメラが上記ガラスに固定された状態で上記車載カメラと上記ガラスが対向する開口部を有するブラケットと、
上記開口部において、上記車載カメラと上記ガラスの両者に接して固定された熱電素子と、
を備えたことを特徴とする車載カメラ装置。 - 上記熱電素子は、複数の熱電素子部材を重ね合わせて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ装置。
- 上記熱電素子は第1熱電素子部材と第2熱電素子部材を備え、上記第1熱電素子部材は上記第2熱電素子部材に対して上記開口部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車載カメラ装置。
- 上記車載カメラの温度を検出する温度センサを備え、
上記制御装置は、上記温度センサから上記車載カメラの温度を取得すると共に、取得された上記車載カメラの温度が閾値以下であるか否かを判定し、判定結果に基づいて上記熱電素子を制御することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車載カメラ装置。 - 上記制御装置は、上記車載カメラの温度が上記閾値以上の場合に上記車載カメラから上記ガラスへ熱を移動させ、上記車載カメラの温度が上記閾値未満の場合には一定期間熱移動が発生しないように上記熱電素子を制御することを特徴とする請求項4に記載の車載カメラ装置。
- 上記制御装置は、上記カメラモジュールの撮像画像に基づき、上記ガラスの曇りを検出できるものであって、上記車載カメラの温度が上記閾値以上の場合に上記車載カメラから上記ガラスへ熱を移動させ、上記曇りを検出した場合に一定期間熱移動が発生しないように上記熱電素子を制御することを特徴とする請求項4に記載の車載カメラ装置。
- 上記車両の室内温度を検出する車室内温度センサを備え、
上記制御装置は、上記車室内温度センサから上記車両の室内温度を取得し、
上記車載カメラの温度と上記車両の室内温度に基づいて、上記熱電素子を制御することを特徴とする請求項4に記載の車載カメラ装置。
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