JP7066617B2 - エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法 - Google Patents

エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7066617B2
JP7066617B2 JP2018529960A JP2018529960A JP7066617B2 JP 7066617 B2 JP7066617 B2 JP 7066617B2 JP 2018529960 A JP2018529960 A JP 2018529960A JP 2018529960 A JP2018529960 A JP 2018529960A JP 7066617 B2 JP7066617 B2 JP 7066617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end effector
effector assembly
shaft
surgical
distal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018529960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018538068A (ja
Inventor
ヘス・クリストファー・ジェイ
シェルトン・ザ・フォース・フレデリック・イー
ウィザーズ・ダグラス・イー
ゲーツ・クレイグ・ティー
サベッジ・ジェフリー・エル
ヘンゼル・アダム・ディー
ゼッケル・モニカ・エル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon LLC
Original Assignee
Ethicon LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ethicon LLC filed Critical Ethicon LLC
Publication of JP2018538068A publication Critical patent/JP2018538068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7066617B2 publication Critical patent/JP7066617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/70Manipulators specially adapted for use in surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/00234Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/0046Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets with a releasable handle; with handle and operating part separable
    • A61B2017/00464Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets with a releasable handle; with handle and operating part separable for use with different instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00477Coupling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00862Material properties elastic or resilient
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • A61B2017/2927Details of heads or jaws the angular position of the head being adjustable with respect to the shaft
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • A61B2017/2931Details of heads or jaws with releasable head

Description

本開示は、エンドエフェクタを外科手術装置に取り付けるためのシステム、装置及び方法に関し、特に、エンドエフェクタをインビボで外科手術装置に接続することを容易にする改善された構成を提供する。
内視鏡検査及び腹腔鏡検査などの最小侵襲性の外科手技は、従来の開腹術よりも好まれることが多いが、これは、最小侵襲性の外科手技では、回復時間、痛み及び手術関連合併症が一般的に少ないからである。多くの腹腔鏡処置では、腹腔に二酸化炭素ガスを吹き込む。腹壁に穿孔した後、カニューレ又はトロカールを腹腔に挿入する。次いで、外科医は、患者の外傷を最小限にとどめながら様々な外科手術処置を実行することができる。
多くの処置は、外科手術部位において、様々な異なる機能を実行することを必要とする。これらの機能を異なる器具で実行することができ、異なる器具のそれぞれは、特定の機能を実行するように調整されている。代替的に、交換可能かつ置換可能なエンドエフェクタを有する単一の器具を使用することができ、エンドエフェクタは、それぞれ特定の機能を実行するために調整されている。多くの場合、複数の器具又はエンドエフェクタは、外科手術部位で同時に、かつ/又は同じ処置中に配設かつ使用され、複数の外科手術アクセスポートを使用して器具を収容することができる。外科医が使用する器具は、外科手術部位において特定の機能を実行するように設計されたエンドエフェクタと、エンドエフェクタを被験者の外側から操作するためのハンドルと、ハンドル及びエンドエフェクタを接続するシャフトと、を含むことができる。エンドエフェクタの直径は、通常、シャフトよりも実質的に大きいため、エンドエフェクタを、単一のより大きなポートを通して、ローディング装置又はローダとして参照される場合もある器具を介して導入することができる技術が開発されている。
ローダはエンドエフェクタを装置に連結させることを提示及び/又は支援することができるように、第1のポートを通して外科手術部位に導入される外科手術装置と、第2のポートを通して外科手術部位に導入されるローダと、を提供するシステムが知られているが、そのようなシステム及び装置は、その能力が限られている。例えば、単一の器具で異なるエンドエフェクタを使用する能力は、いくつかの柔軟性及び汎用性を提供するが、異なるタイプの外科手術用及び異なるタイプの解剖学的構造用など、システムの他の構成要素における追加的な柔軟性及び汎用性は、依然として必要である。いくつかの例では、エンドエフェクタは、適切に動作するために特定の器具構成(例えば、ハンドル部分とエンドエフェクタとの間に延在する具体的なシャフト構成)に関連付けられる必要がある。いくつかの既存の器具の別の欠点は、外科医が装置にねじり負荷をかけると、モジュラーエンドエフェクタヘッドが自由に回転し、その回転により、外科医がエンドエフェクタの動作にわたって有する制御を制限することである。
更には、器具のシャフト及びエンドエフェクタを互いに容易に取り付けるように操縦することが困難であり得るため、エンドエフェクタをインビボで外科手術器具又は装置に連結させることは、困難であり得る。外科手術部位で内視鏡等を使用するなどの視覚化技術は、取付処置中に外科医を援助することができるが、追加的器具類は、多く必要とされるスペースを占有する可能性がある。観察装置はまた、外科手術部位及び関連する器具類、組織、臓器などの良好な視界を得るために操ることが困難な場合がある。更には、観察装置の視界は、例えば、体内の物体により妨害され、かつ/又はレンズ上に堆積した流体、組織片又は他の物質を有することにより、不鮮明になる恐れがある。いくつかの例では、インビボでの良好な視界の欠如は、外科手術装置、例えば、装置のシャフトが、装置が方向付けられてはならない場所に方向付けられために湾曲する可能性がある。更に、外科医は、取り付けがなされたと思うことがあり、後になってからようやく、取り付けが発生していないことを発見する恐れがある。これは、エンドエフェクタが装置から脱落するか、又はエンドエフェクタが不適切にロードされたために装置が動作不能であることにつながる可能性がある。
最小侵襲性外科手術において使用されるシステム、装置及び方法は、更なる柔軟性及び汎用性を有することが望ましい。そのようなシステム、装置及び方法では、エンドエフェクタがエンドエフェクタを動作するために使用される外科手術装置に容易かつ確実に接続できるように、モジュラーエンドエフェクタをより容易に整列できるようにすることが更に望ましい。エンドエフェクタを動作するために使用されるエンドエフェクタと外科手術装置との間に確実な取り付けが確立されたとき、かつ/又はエンドエフェクタが外科手術装置から取り外されたことを知ったとき、外科医に通知することもまた望ましい。いつエンドエフェクタがローディング装置から適切にロード又はアンロードされたかを外科医が知ることができるように、エンドエフェクタをインビボで外科手術器具に提示するローディング装置に、この性質の通知及び連結特徴部の容易性を組み込むことが更に望ましい。
エンドエフェクタを外科手術器具に連結させるかつ/又はエンドエフェクタの外科手術器具への送達に使用されるローディング装置にエンドエフェクタを連結させる、多くの場合面倒な工程を向上させる様々なシステム、装置及び方法を提供する。これらのシステム、装置及び方法は、向上した視覚化と、2つの構成要素間のより確実な連結と、2つの連結された構成要素が互いに確実に締結されていることの確実性と、2つの構成要素が互いに連結されるにつれて、ある構成要素を別の構成要素に対して自己計時又は自己整列する改善された能力と、外科手術装置構成要素間のより多くのモジュール性と、を含む、様々な利点を提供する。本明細書で提供される拡張は、図示した実施形態のうちの少なくとも1つ、場合により2つ以上にわたって記載され、ここに関連付けられた特許請求の範囲は、記載される拡張のいくつかの部分を全般的には組み込む。しかしながら、説明したように、提供される拡張は、ローディング装置、外科手術装置及びエンドエフェクタアセンブリの多くの異なる構成を提供するために、適切に混合かつ整合することができる。
1つの例示的な実施形態では、外科手術装置は、エンドエフェクタ及び取付アームの両方を有するエンドエフェクタアセンブリを含む。エンドエフェクタは、第1の端部に配設することができ、一方、取付アームは、第2の反対側の端部に配設することができる。取付アームは、エンドエフェクタアセンブリに連結されるように構成された、外科手術器具を受容するための開口部を画定する末端面を含む。末端面は、エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って第1の端部から離れる方へ延在した末端面の第2の部分よりも、エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って第1の端部から離れる方へ、より遠くまで延在している、第1の部分を有する。末端面のこの3次元構成は、外科手術器具に対するかつ/又はエンドエフェクタアセンブリを外科手術装置に送達するためのローディング装置に対するエンドエフェクタアセンブリの場所及び/又は配向を特定するのに役立つことができる。
いくつかの実施形態では、取付アームは、末端面とエンドエフェクタとの間に延在した細長シャフトを含むことができ、エンドエフェクタは、末端面の反対側の細長シャフトの端部に動作可能に連結されている。末端面は、第1の部分の幅及び第2の部分の幅が、第1の部分と第2の部分との間に配設された中間部分の幅よりも広くすることができる、くぼんだ、スカラップ状の形状を有することができる。いくつかの実施形態では、第1の部分及び第2の部分の幅は、実質的に同一であることができ、一方、他の実施形態では、これらの2つの幅もまた、異なることが可能である。取付アームは、弾性の円錐状端部スリーブを含むことができる。スリーブの一部として、可撓性の外側スカートは、末端面から延在することができる。エンドエフェクタは、ジョーアセンブリを含むが、ジョーアセンブリに限定されない任意の様々なエンドエフェクタであり得る。
装置はまた、エンドエフェクタアセンブリを使用することができる他の構成要素を含むことができる。例えば、装置(又はシステムと称する場合もある)は、エンドエフェクタアセンブリをその中に配設するための遠位チャンバを有するエンドエフェクタローダを含むことができる。エンドエフェクタローダの遠位端は、例えば、外科手術器具を通過させて、エンドエフェクタアセンブリを器具に係合かつ連結させるために使用することができる遠位チャンバにアクセスを提供する開口部を含むことができる。開口部は、壁の第1の部分が、同一の近位端から離れる方へ延在した壁の第2の部分よりも、エンドエフェクタローダの長手方向軸線に沿ってエンドエフェクタローダの近位端から離れる方へ、より遠くまで延在している、最遠位外壁(本明細書では末端部と称する場合もある)により画定することができる。いくつかの実施形態では、取付アームの末端面の配向は、エンドエフェクタローダの最遠位外壁の配向と実質的に類似するように構成することができる。これにより、末端面は、エンドエフェクタの同一部分から離れる方へ延在した末端面の第2の部分よりも、エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿ってエンドエフェクタから離れる方へ、より遠くまで延在している、第1の部分を同様に有することができる。
別の例示的な実施形態では、エンドエフェクタアセンブリは、第1の端部に配設されたエンドエフェクタ及び第2の反対側の端部に配設された受容スリーブを含む。受容スリーブは、エンドエフェクタアセンブリの第1の端部から最も遠い第2の反対側の端部の末端部に形成されたチャンバを含むことができる。チャンバは、チャンバの内面上に形成された1つ以上の連結特徴部を含むことができる。より詳細には、内面は、チャンバの内面上に形成された連結特徴部に相補的な1つ以上の連結特徴部をチャンバの連結特徴部(複数可)に向かって、方向付け得る、湾曲構造を有することができる。より詳細には、湾曲構造は、チャンバ内へ進められた外科手術器具の相補的な連結特徴部(複数可)が、エンドエフェクタアセンブリの第1の端部に向かって、チャンバの内面上に形成された連結特徴部(複数可)に方向付けられるようになっている。
いくつかの実施形態では、チャンバの連結特徴部(複数可)は、外科手術器具の相補的な対向するスプラインを受容するように構成された、対向するスロットを含む。チャンバの内面は、対向するスロットからチャンバの周囲に略90度で配設された、対向する第1及び第2の頂部を含むことができる。頂部から延在する内面の部分は、チャンバ内へ進められた外科手術器具のシャフトに対してエンドエフェクタアセンブリが回転するように構成されるように、対向するスロットに向かう漏斗が形成されている。その結果、チャンバ内へ進められた外科手術器具のシャフトの一部である相補的な対向するスプラインは、チャンバの対向するスロットに向かって移動する。
更に、エンドエフェクタアセンブリの外面は、例えば、エンドエフェクタアセンブリの外科手術器具への連結とともに、使用されるローディング装置にエンドエフェクタアセンブリを連結させるために使用され得る1つ以上の連結特徴部をその上に形成することができる。外面の連結特徴部(複数可)は、ローディング装置の1つ以上の相補的な連結特徴部に連結させるように構成することができる。エンドエフェクタアセンブリがローディング装置に連結されている間、エンドエフェクタアセンブリは、例えば、外科手術器具の相補的な連結特徴部(複数可)に受容スリーブのチャンバの連結特徴部(複数可)を係合させることによって、外科手術器具に連結させることができる。外面の連結特徴部(複数可)は、チャネルの第1の端部の幅がチャネルの第2の端部の幅よりも広い、対向するチャネルを含むことができ、第1の端部は、エンドエフェクタアセンブリの末端部に配設されている。
外科手術方法の1つの例示的な実施形態では、外科手術器具のシャフトをそれに関連付けられたエンドエフェクタアセンブリを有するローディング装置に向かって進めることを含むことができる。シャフトの遠位端は、エンドエフェクタアセンブリの取付端部の末端面と接触して、エンドエフェクタアセンブリの位置を特定することができる。末端面は、同一のエンドエフェクタ端部から離れる方へ延在した末端面の第2の部分よりも、エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿ってエンドエフェクタアセンブリのエンドエフェクタ端部から離れる方へ、より遠くまで延在している、第1の部分を含むことができる。この末端面構成は、少なくとも3次元の側面から、エンドエフェクタアセンブリの位置の特定を促進する。外科手術器具のシャフトは、シャフトに関連付けられたアクチュエータによる、エンドエフェクタアセンブリのエンドエフェクタ端部に配置されたエンドエフェクタの動作が可能となるように、エンドエフェクタアセンブリに連結可能である。
いくつかの実施形態では、エンドエフェクタアセンブリの末端面は、エンドエフェクタアセンブリの可撓性の3次元取付アームの一部であることができる。更に、いくつかの実施形態では、末端面は、第1の部分の幅及び第2の部分の幅が、第1の部分と第2の部分との間に配設された中間部分の幅よりも広い、くぼんだ、スカラップ状の形状を含むことができる。第1の部分及び第2の部分の幅は、実質的に同様とすることができるか又は異なるものとすることができる。
方法は、エンドエフェクタアセンブリをローディング装置の外側へ進めて、エンドエフェクタアセンブリの末端面をローディング装置の外部の環境に露出させることを含むことができる。更に、エンドエフェクタアセンブリの末端面の形状は、エンドエフェクタアセンブリをローディング装置の外側へ進めたときにエンドエフェクタアセンブリが通過する開口部を画定する、ローディング装置の最遠位外壁の形状と実質的に同様であることができる。いくつかの実施形態では、シャフトをエンドエフェクタアセンブリに連結させることは、外科手術器具のシャフトをエンドエフェクタアセンブリの取付端部内へ進めることを含むことができる。そのような実施形態では、取付端部の開口部を画定する内面の構成は、エンドエフェクタアセンブリの取付端部の1つ以上の連結特徴部が、シャフトの遠位端の1つ以上の連結特徴部と係合して、シャフトがエンドエフェクタアセンブリに連結される位置へと、エンドエフェクタアセンブリを回転させるように構成されている。
本開示は、以下の詳細な説明を添付図面と併せ読むことで、より完全に理解されよう。
装置の遠位端に連結されたエンドエフェクタアセンブリを有する外科手術装置の1つの例示的な実施形態を示す側面図である。 図1Aの外科手術装置及びエンドエフェクタアセンブリを示す斜視図である。 図1Aの外科手術装置を示す側面図であり、その装置は、装置のハウジングに取り外し可能かつ交換可能に連結されたモジュラー内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトを示すために部分的に分解され、エンドエフェクタアセンブリは、外側シャフトに取り外し可能かつ交換可能に連結されている。 図2の内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトの近位端並びにそれらが関連付けられているハブを示す詳細な側面図である。 図3Aの内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフト並びにハブの近位端を示す詳細な斜視図である。 図2のハウジング並びに内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトの側面図であり、側面図では見えない、図3Aのハウジングの一部分と、ハブの一部分と、を有している。 図3Bのハブの斜視図であり、部分透過図であり、図3Cのハウジングに関連付けられた解除ボタンを示している。 図3Cのハウジング並びに内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトの側面図であり、側面図では見えない、図3Dの解除ボタン及びハウジングの中間シャフトスレッドを有している。 ハウジングの摺動カプラ及び内側シャフトスレッドが透明であるように図示された、図3Dのハウジング並びに内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトを示す側面図である。 図2の内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトの遠位端を示す側面図である。 図4Aの中間シャフト及び外側シャフトの遠位端を示す側面図であり、図4Aの内側シャフトが内部に配設されることで、内側シャフトの遠位端が中間シャフト及び外側シャフトの遠位端を越えて遠位側に延在する。 図4Bの内側シャフト及び中間シャフトとともに使用される外側シャフトの遠位端の代替の例示的実施形態を示す斜視図である。 図1Aの外科手術装置とともに使用するためのエンドエフェクタアセンブリの1つの例示的な実施形態を示す斜視図である。 エンドエフェクタアセンブリの別の例示的な実施形態を示す詳細な斜視断面図であり、エンドエフェクタアセンブリは、図2の内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトの内部に配設され、エンドエフェクタアセンブリは、外側シャフトに連結されている。 図6Aのエンドエフェクタアセンブリ並びに内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトを示す詳細な斜視断面図であり、エンドエフェクタアセンブリは、押し出された構成にある。 図1Aのエンドエフェクタアセンブリを示す斜視図である。 図7Aの線B-Bに沿った、エンドエフェクタアセンブリを示す詳細な側断面図であり、エンドエフェクタアセンブリは、外科手術装置の中間シャフトがエンドエフェクタアセンブリに完全に連結されていないときの、取り付け可能な位置にロックばねを有する。 図7Bのエンドエフェクタアセンブリを示す詳細な側断面図であり、中間シャフトがエンドエフェクタアセンブリに完全に連結されることにより、ロックばねが係合解除位置にある。 ローディング装置に関連付けられたエンドエフェクタアセンブリを外科手術装置にロードする前に、ローディング装置の例示的な実施形態とともに使用されている、図1Aの外科手術装置を示す斜視図である。 図8のローディング装置の斜視図である。 図9Aのローディング装置の更なる斜視図である。 図9Aのローディング装置の斜視分解図である。 図9Aのローディング装置の遠位端の詳細な斜視図であり、ローディング装置は、長手方向軸線に整列した構成で配設された送達チャンバを有する。 図10Aのローディング装置の遠位端の斜視分解図である。 ローディング装置の遠位端の1つの例示的な実施形態の詳細な斜視図であり、ローディング装置の送達チャンバは、連接されたローディング構成に配設されている。 図11Aのローディング装置の遠位端の詳細な斜視部分透過図である。 外科手術装置の遠位端の1つの例示的な実施形態を示す斜視図であり、外科手術装置は、中間シャフト及び外側シャフトを含んでいる。 エンドエフェクタアセンブリが内部に配設されたローディング装置の、1つの例示的な実施形態に挿入されようとしている、図12の外科手術装置の部分断側面図である。 図13Aの外科手術装置、ローディング装置及びエンドエフェクタアセンブリの部分断側面図であり、外科手術装置がエンドエフェクタアセンブリ内に部分的に配設されている。 図13Bの外科手術装置、ローディング装置及びエンドエフェクタアセンブリの部分断側面図であり、外科手術装置がエンドエフェクタアセンブリ内により完全に配設されている。 図9Aのローディング装置の斜視部分透過図であり、ローディング装置の遠位端が透明であり、内部に配設されたエンドエフェクタアセンブリの1つの例示的な実施形態を示す。 図14のエンドエフェクタアセンブリを示す斜視図である。 図15のエンドエフェクタアセンブリを示す別の斜視図である。 エンドエフェクタアセンブリの別の例示的な実施形態の一端の斜視部分透過図である。 図17Aのエンドエフェクタアセンブリの斜視部分透過図であり、そのアセンブリは、内部に配設された外科手術装置のシャフトを有する。 エンドエフェクタアセンブリがアンロック構成にあるように、ローディング装置内に少なくとも部分的に配設されたエンドエフェクタアセンブリを有するローディング装置の1つの例示的な実施形態の遠位端の斜視部分透過図である。 エンドエフェクタアセンブリがロック構成に向かって進められるか又はロック構成から離れる方へ進められるにつれて、エンドエフェクタアセンブリがローディング装置内により完全に配設される、図18Aのローディング装置の遠位端の斜視部分透過図である。 エンドエフェクタアセンブリの更に別の例示的な実施形態の斜視図である。 図10Aのローディング装置内に配設された図19のエンドエフェクタアセンブリの斜視部分透過図である。
以下に、本明細書で開示する装置及び方法の構造、機能、製造及び使用の原理の全体的な理解が得られるように、特定の例示的な実施形態を説明する。これらの実施形態のうちの1つ以上の例を添付の図面に示す。当業者であれば、本明細書で具体的に説明され、かつ添付の図面に例示される装置及び方法が、非限定的な例示的実施形態であること、並びに本発明の範囲は、「特許請求の範囲」によってのみ定義されることを理解するであろう。1つの例示的な実施形態に関連して例示又は説明される特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせることができる。このような修正及び変形は、本発明の範囲内に含まれるものとする。更に、本開示では、異なる実施形態の同様の参照符合で示された要素は、これらの要素が同じ性質のものである場合、及び/又は同じ目的を果たす場合には同様の特徴を一般的に有する。追加的に、特徴部、側面又は方向が「第1の特徴部」又は「第1の方向」若しくは「第2の特徴部」又は「第2の方向」として本明細書で記載される限り、そのような数の順序は、全般的には任意であり、したがって、そのような番号付けは、交換可能である。
「近位」及び「遠位」という用語は、本明細書では、外科用器具のハンドル部分を操作する臨床医を基準として使用される。「近位」という用語は臨床医に最も近い部分を指し、「遠位」という用語は臨床医から離れて位置する部分を指す。しかしながら、複数の器具又は装置が同時に動作されている場合、例えば、以下に提供されるような外科手術器具及びローディング装置の場合、近位及び遠位の用語の使用は、視点に応じて、他のコンテキストにおいて使用することができる。簡便かつ明瞭にするため、「垂直」、「水平」、「上」、及び「下」などの空間的用語は、本明細書において図面に対して使用される場合があることが更に理解されるであろう。しかしながら、外科用器具は多くの向き及び位置で使用されるものであり、これらの用語は限定的及び/又は絶対的であることを意図したものではない。追加的に、構成要素に力を加えるための用語が「押し込む」又は「引っ張る」ことを含むと記載される限り、当業者は、押し込む又は引っ張るなどの動作が、本開示の趣旨から逸脱することなく交換可能に実行することが一般的に可能であることを認識するであろう。更には、直線寸法又は円寸法が、開示されるシステム、装置、及び方法の説明で使用される限り、そのような寸法は、そのようなシステム、装置及び方法とともに、使用することができる形状のタイプを限定しようとするものではない。当業者には、任意の幾何学的形状についてそのような直線寸法及び円寸法に相当する寸法を容易に決定することができる点が認識されるであろう。システム及び装置並びにその構成要素のサイズ及び形状は、少なくともシステム及び装置が用いられる被験者の解剖学的構造、システム及び装置がそれらとともに用いられる構成要素のサイズ及び形状、並びにシステム及び装置が用いられる方法及び処置によって決まり得る。
本開示は、全般的には、エンドエフェクタを動作するように構成された、外科手術装置又は器具のシャフトにエンドエフェクタを取り付けることをより容易にする外科手術システムに関する。全般的には、外科手術装置をより容易に、効率的に、かつ/又はより効果的に使用する他の特徴部と同様に、様々な異なる特徴部は、多数の実施形態にわたってこのコンテキスト内に提供されている。本明細書に提供される特徴部の結果として得られる利点は、エンドエフェクタと外科手術装置との間の適切な接続の不適切な使用又は失敗及び一般的な装置を使用した際の少ない失敗により、損傷を受けにくくなる外科手術装置を含むことである。本開示で提供される特徴部はまた、洗浄かつ再使用される外科手術装置及びシステムのより多くの構成要素の能力を改善し、より多くのモジュール性、費用節約の増加及び外科手術廃棄物の減少を可能にする。
以下でより詳細に記載するように、提供される特徴部のいくつかは、外科手術部位で使用されるエンドエフェクタを含む、エンドエフェクタアセンブリの一部である。当業者は、エンドエフェクタアセンブリをエンドエフェクタとして参照してもよいが、本開示では、エンドエフェクタは、一般的にエンドエフェクタアセンブリの一部分として特定されることに留意されたい。提供される他の特徴部は、外科手術器具に取り付けられるエンドエフェクタを提示するローディング装置上にあり、一方、更に他の特徴部は、外科手術器具の1つ以上のシャフトに設けられ、エンドエフェクタアセンブリの特徴部を補完するか又は独自のスタンドアロンの有益な機能を作成するために提供される。本開示のモジュール性及び利用性を改善するいくつかの記載された特徴部は、モジュールシャフト(例えば、図2~図6B)と、エンドエフェクタアセンブリを「ロードする準備ができている」構成に保持し、エンドエフェクタアセンブリがロード可能で、実際にロードされる時ユーザに示すことができるロックばね(例えば、図7A~図7C)と、エンドエフェクタアセンブリをローディング装置に整列させ、かつ/又はエンドエフェクタアセンブリを外科手術器具に整列させることを補助する自己整列特徴部(例えば、図11A~図13C)と、エンドエフェクタアセンブリを外科手術器具及び/又はローディング装置に対して自己計時又は自己整列するように設計されている、エンドエフェクタアセンブリ上のチャンバ(例えば、図14~図18B)と、送達チャンバ(例えば、図8~図11B、図14及び図20)と、を含み、エンドエフェクタアセンブリ(例えば、図19及び図20)は、末端部の一部分が末端部の別の部分よりもローディング装置のハンドルからより遠位にある3次元構成を有し、エンドエフェクタアセンブリを外科手術器具に着座させるか又は連結させることを容易にしている。
図1A及び図1Bは、その遠位端100dに取り付けられたエンドエフェクタアセンブリ160を有する例示的な外科手術器具又は装置100を示し、アセンブリの一部として提供されるエンドエフェクタのタイプに少なくとも部分的に応じて、外科手術処置中に、様々な動作を実行するために使用することができる。本明細書に記載のように、エンドエフェクタアセンブリ160は、図8に示すように、外科手術器具100とは別個の開口部を通過するローディング装置1000を介して外科手術部位に提供することができ、次いでエンドエフェクタアセンブリ160は、外科手術器具100に連結されて、外科手術部位で使用するためにローディング装置1000から取り外すことができる。ローディング装置の例は、少なくとも、図9A~図11B、図13A~図14、図18A、図18B及び図20に対して、あるいは当業者には他の方法で知られているように、後に本明細書に記載される。
図示のように、装置100は、ハウジング又はハンドル部102及びハウジング102から遠位側に延在する外側の細長シャフト104を有し、シャフト104は、シャフト104に選択的に連結されるエンドエフェクタアセンブリを有するように構成されている。細長シャフト104は、そこを通って延在するシャフト104の中心長手方向軸線Lに沿って、ハウジング102の遠位上部から延在することができ、本明細書に記載のように、ハウジング102内の動作可能な構成要素に取り外し可能かつ交換可能に取り付けることができる。ハウジング102は、固定アーム106と、エンドエフェクタがシャフト104に連結されているときに、エンドエフェクタを作動させるためにハウジング102に対して移動するように構成された、旋回式トリガなどのアクチュエータ108と、を含むことができる。図示のように、アクチュエータ108は、ハウジング102の遠位部分に連結されることができ、エンドエフェクタが、本開示で提供されるジョーアセンブリ又は本開示から別の方法で導出可能なジョーアセンブリのうちのいずれかであるとき、アクチュエータ108は、ジョーを開閉するように動作することができる。当業者であれば、本開示は、主にジョーを開閉するためにアクチュエータ108を使用することを示し、説明するが、アクチュエータ108は、多種多様なエンドエフェクタを制御し、これにより、装置に関連付けられたエンドエフェクタ及び関連アセンブリ、装置が使用されている外科手術処置及び外科医の好みに少なくとも部分的に基づいて、様々な機能を実行するように構成することができることを理解するであろう。
アクチュエータ108の動きをジョーの移動に並進させるために使用することができる内部作動構成要素は、機械的に、電気的にかつ/又は光学的に基づくものを含む、多くの異なる構成を有することができ、この性質の構成要素は当業者に既知であり、したがって、そのような構成要素全てに関する精密な詳細は不要である。そのような構成要素のいくつかの非限定的な例として、米国特許出願第14/836,069号(代理人整理番号100873-716号(END7718USNP))においてより詳細に説明され、2015年8月26日に出願され、「Surgical Device having Actuator Biasing and Locking Features」と題するこの内容は、参照によりその開示内容全体が本明細書に組み込まれる。一般に、そのような構成要素は、ハウジング102及び/又はシャフト104の部分に内設されるか又は取り付けることができる。これらの構成要素のいくつかの例示的で非限定的な例としては、モータ、制御装置及びレバーが挙げられるが、これらに限定されない。ジョーを作動させるために使用することができる他の実装としては、アクチュエータ、ギヤ類、レバー、トリガ及びスライダが挙げられるが、これらに限定されない。更に、当業者であれば、アクチュエータ106又は作動の他の手段が、本開示の趣旨から逸脱することなく実行することができる他の機能を認識するであろう。
より詳細には、装置100の一部として組み込むことができる特徴部のいくつかの非限定的な例には、ハウジングに対して固定角度位置でアクチュエータ108を選択的にロックするためのロックスイッチ110、細長シャフト104を回転させるように構成されたノブ112、これによりノブ112に連結されたエンドエフェクタアセンブリ160、内側シャフト130(図2及び図3A~図3Eに図示した近位端及び図4A~図4C、図6A及び図6Bに図示した遠位端)を遠位側及び近位側にシャフト104の長手方向軸線Lに沿って進めるように構成されたロック部材114、装置100の構成要素を他の構成要素(例えば、ハウジング102から内側シャフト130及び中間シャフト140)から脱連結させるために使用することができる解除ボタン116が挙げられ、下記及び米国特許出願第14/836,069号(代理人整理番号100873-716(END7718USNP))においてより詳細に記載され、2015年8月26日に出願され、「Surgical Device having Actuator Biasing and Locking Features」と題するこの内容は、参照によりその開示内容全体が本明細書に組み込まれている。以下に説明するように、エンドエフェクタアセンブリ160が装置100に連結されているとき、内側シャフト130、並びに中間シャフト140(図2及び図3A~図3Eに図示した近位端、並びに図2、図4A~図4C、図6A及び図6Bに図示した遠位端)の移動は、エンドエフェクタアセンブリ160のようなエンドエフェクタアセンブリを、細長シャフト104の遠位端104dと連結し、遠位端104dから脱連結させることを補助し、かつアクチュエータ108を介してエンドエフェクタアセンブリ160に関連付けられたエンドエフェクタの動作を補助することができる。
より具体的には、外側シャフト104、並びに、外側シャフトとともに使用することができる内側シャフト130及び中間シャフト140は、エンドエフェクタアセンブリを外側シャフト104に取り付け、かつ/又はエンドエフェクタアセンブリのエンドエフェクタを作動させることができ、3つのシャフト104、130、140のそれぞれは、中心長手方向軸線Lを共有するように、全般的に細長い、円筒形の、同心円状であり得る。シャフト104、130、140のうちの1つ以上の近位端104p、130p、140pは、対応するシャフトがハウジング102から切り離されることを可能にするモジュール性の特徴部を有することができる。その結果、異なるサイズを定められかつ構成されたシャフトは、異なるタイプのエンドエフェクタ及びエンドエフェクタアセンブリ(例えば、ジョー、縫合装置、3ミリメートル対5ミリメートル装置)、異なるタイプの外科手術処置(例えば、肥満症治療用、組織修復、汎用など)及び/又は異なるタイプの患者(例えば、成人と比較して小児)と使用することができる。追加的に、3つのシャフト104、130、140のそれぞれは、互いに、及び装置100全体に対して、例えば、ハウジング102及びエンドエフェクタアセンブリに対して、モジュール化することができる。
図2、図3A~図3C、図3E及び図3Fに示すように、外側シャフト104の近位端104pをハブ122内に配設することができ、ハブ122自体をハウジング102から取り外し、かつハウジング102に再連結させるように構成することができる。近位端104pは、外側シャフト104がハブ122内で終端するように、ハブ122の内腔124の遠位部分124d内に着座する。内腔124dの遠位部分124dは、外側シャフト104が遠位部分124dに圧入することができるように、外側シャフト104の近位端104pの直径に相補的であるようにサイズを定められた直径を有することができる。いくつかの実施形態では、外側シャフト104の近位部分104pに開口部118を設けて、ハブ122及びこれによるハウジング102に対する外側シャフト104の場所を整列させるか、あるいは固定するのを補助することができる。これは、非限定的な例として、外側シャフト104がハブ122とは独立して回転しないように、開口部118がハブ122の相補的なポスト(図示せず)に係合することによって、達成される。更に、開口部118の長さは、外側シャフト104による軸方向移動量(近位-遠位)が、当該相補的なポストと係合する開口部118の端部により制限されるようにすることができる。当業者は、使用も可能である他のアライメント特徴部を認識するであろう。したがって、外側シャフト104は、アライメントのための開口部118の使用、又は一般に開口部の使用に限定されない。更に、いくつかの実施形態では、ハブ122は、回転ノブ112と嵌合するための特徴部を含むことができ、そのためノブ112の回転がハブ及びハブに関連付けられたシャフト104、130、140を回転させる。図示した実施形態では、ハブ122の外面に形成された対向するキー123は、回転ノブ112の内壁に形成された相補的な溝と嵌合するように構成することができる。
外側シャフト104は、多数の異なる構成を使用してハブ122に対してモジュール化することができる。図示した実施形態では、ハブ122は、ハブ122の1つの部品122aに関連付けられた雄型及び/又は雌型の嵌合特徴部を、ハブ122の他の部品122bに関連付けられた相補的な雌型及び/又は雄型の嵌合特徴部から切断することによって2つの部品122a、122bに分離するように構成されていて、雄型及び雌型の嵌合特徴部の両方が、図3C、図3E及び図3Fの特徴部126により表されている。当業者は、外側シャフト104をハブ122から係合解除するために遠位方向Dに十分な力を加えることを含むが、これに限定されない、外側シャフト104をハブ122から分離させることができる他の構成を認識するであろう。同様に、ハブ122は、多数の異なる構成を使用してハウジング102に対してモジュール化することができる。図3Dに示すように、ハブ122は、解除ボタン116の一部として形成された相補的なレッジ120に係合するように構成された、近位レッジ128を含む。ハウジング102は、解除ボタン116がデフォルト位置にあるとき、すなわち、押下されていないとき、相補的なレッジ128、120が互いに係合し、それによりハブ122がハウジング102に連結されるように構成されていて、解除ボタン116をハウジング102に向かって押下すると、解除ボタン116のレッジ120は、下方へ進められ、その進入によりハブ122のレッジ128から係合解除する。レッジ128、120が係合解除されると、ハブ122は、例えば、ハウジング102から離れる方へ遠位側に引っ張ることによりハウジング102から脱連結され、次いで、2つの部品122a、122bに分離し、外側シャフト104をハブ122から取り外すことができる。
ハブ122はまた、中間シャフト140及び内側シャフト130を受容するように構成することができる。図示のように、内腔124の近位部分124pは、中間シャフト140の直径に相補的であるようにサイズ決めされた直径を有する。ハブ122内の場所で終端する外側シャフト104とは異なり、中間シャフト140、並びに内部に配設された内側シャフト130は、ハブ122を越えてハウジング102内に近位側に延在している。図3Bに示すように、中間シャフト140及び内部シャフト130のそれぞれは、ハウジング102の内部作動構成要素に選択的に係合するために使用される近位端140p、130pに形成されたフランジ142、132を含む。中間シャフト140及び内部シャフト130の並進移動は、ユーザがアクセス可能なハウジング102の特徴部、例えば、アクチュエータ108及びロック部材114によりそれ自体が制御可能な内部作動構成要素によって制御することができる。例えば、中間シャフトスレッド125(図3Cに示す)をアクチュエータ108により動作され、中間シャフト140が連結される摺動カプラ144を進めかつ後退させることができ、内側シャフトスレッド127(図3C及び図3Eに示し、図3Fでは透過)は、ロック部材114により動作され、内側シャフト130が連結されるレシーバ134を進めかつ後退させることができる。
例えば、解除ボタン116を押すことにより内部作動構成要素を操縦して、内部作動構成要素からフランジ142、132を係合解除することができ、それにより中間シャフト140及び内部シャフト130がハウジングから脱連結されることができる。より詳細には、図示した実施形態では、中間シャフト140のフランジ142は、摺動カプラ144に連結されている。図3Fに示すように、フランジ142は、摺動カプラ144の連結チャンバ146内に着座する。しかしながら、解除ボタン116をハウジング102に向かって押下すると、摺動カプラ144が反時計回り方向Cに回転し、今度は連結チャンバ146に隣接するリップ148が上昇することで、リップ148はもはやフランジ142と接触しなくなる。その結果、フランジ142は、連結チャンバ146から取り外され、中間シャフト140は、ハウジング102から切り離すことができる。
同様に、内側シャフト130のフランジ132は、摺動カプラ144に嵌合する延長アーム136に関連付けられたレシーバ134(図3F)により係合可能である。解除ボタン116をハウジング102に向かって押下し、摺動カプラ144を反時計方向Cに回転させると、レシーバ134は、持ち上げられ、そのためレシーバ134がフランジ132ともはや接触しなくなる。その結果、フランジ132は、レシーバ134から切り離され、内側シャフト130は、ハウジング102から切り離されることができる。
外側シャフト104、中間シャフト140及び内側シャフト130のうちのいずれかがハウジング102から切り離されると、それらのシャフトは、洗浄、修正されるか又はそれらのシャフトに対して実行される任意の他の望ましい動作を有することができる。例えば、取り外す際に、シャフトのそれぞれを洗浄、滅菌し、ハウジング102又は別の外科手術装置のハウジングに再取り付け可能である。シャフト104、140、130のモジュラー特性は、異なるサイズ、処置などに対するシャフトの容易な適応性を可能にし、シャフトの洗浄をより容易にする。追加的に、シャフト104、140、130のモジュラー特性は、内部作動構成要素を含む、ハウジング102の構成要素の修理、洗浄、滅菌及び/又は修正をより容易にする。これにより、シャフト104、140、130は、より再利用可能であるばかりでなく、ハウジング102及びその関連構成要素も同様に再利用可能である。
いくつかの実施形態では、アライメント特徴部は、シャフト104、140、130のいずれか又は全ての一部として提供され、ハウジング102及び/又は互いに対してシャフトの場所を固定又は少なくとも制限することができる。そのような1つのアライメント特徴部、外側シャフト104の開口部118は、上述したとおりである。更なる非限定的な例により、中間シャフト140の近位部分140pに開口部141が設けられ、中間シャフト140の場所をハウジング102及び/又は外側シャフト104に対して整列させるか、あるいは固定するのを補助する。開口部141は、中間シャフト140がハブ122又は外側シャフト104とは独立して回転しないように、ハブ122及び/又は外側シャフト104の相補的なポスト(図示せず)に係合する。更に、開口部141の長さは、中間シャフト140による軸方向移動量(近位-遠位)が、当該相補的なポストに係合する開口部141の端部により制限されるような長さである。当業者は、使用も可能である他のアライメント特徴部もまた認識するであろう。したがって、中間シャフト140は、アライメントのための開口部141の使用又は一般に開口部の使用に限定されない。
内側シャフト130の非限定的な例により、対向するチャネル131は、内側シャフト130の長さの一部分を拡張して、内側シャフト130の場所をハウジング102に対して整列を補助するか、あるいは固定するのを補助することができる。チャネル131は、中間シャフト140、外側シャフト104、ハブ122、又はハウジング102の別の構成要素のうちのいずれかに形成された1つ以上の相補的な突出部(図示せず)と係合する。その結果、内側シャフト130は、中間シャフト140、外側シャフト104及びハブ122のうちの1つ以上とは独立して回転しない。当業者は、使用することもできる他のアライメント特徴部及び構成を認識するであろう。したがって、内側シャフト130は、アライメントのためのチャネル131、又は一般にチャネルを使用することに限定されない。
外側シャフト104、中間シャフト140及び内側シャフト130の遠位端104d、140d、130dは、エンドエフェクタアセンブリを外側シャフト104の遠位端104dに連結させるために一緒に動作することができる。図4A及び図4Bは、エンドエフェクタアセンブリ(図4A及び図4Bには図示せず)をシャフト104に嵌合させることができるように、細長シャフトの遠位端に配置した例示的な取付機構を含んで、シャフトの遠位端をより詳細に示している。取付機構は様々であり得るが、図示した実施形態では、円周溝103は、シャフト104の遠位部分104dの外面の周りに位置付けることができる。第1及び第2のアーム143a、143bは、外側シャフト104の遠位端104dから遠位側に突出することができ、中間シャフト140に連結するか、あるいは中間シャフト上に一体的に形成することができる。アーム143a、143bは、例えば、外側シャフト104に連結されたエンドエフェクタを作動させるために、外側シャフト104に対して軸方向に摺動可能であり、細長開口部又は間隙145の内側に弾性的に偏向可能となり得る。アーム143a、143bはそれぞれ、この実施形態では段付き横方向ノッチ147a、147bである嵌合特徴部(複数可)を有することができる。アーム143aと143bとの間に形成された細長部又は間隙はまた、再使用のために中間シャフト140を洗浄、滅菌、あるいは準備する目的のために、追加的アクセスを提供することもできる。
細長開口部又は間隙105’も同様に、図4Cの代替の実施形態に示すように、外側シャフト104’の遠位端104d’に形成することができ、外側シャフト104’の再使用性を向上させるための追加的特徴部を提供する。図示のように、シャフト104’は、アーム143a、143bと同様の様式で偏向する、偏向可能なアーム107a’、107b’を含み、段付き横方向ノッチ103a’、103b’のような嵌合特徴部を含むことができる。図4Cの代替実施形態はまた、中間シャフト140と同様の中間シャフト140’、並びに内側シャフト130と同様の内側シャフト130’も提供する。内側シャフト130、130’についての更なる詳細は、以下に提供されている。
内側シャフト130、130’の遠位先端部130d、130d’は、アーム143a、143b及び143a’、143b’に対して内側に位置付け可能であり、アーム143a、143b及び143a’、143b’に対して軸線方向に摺動可能である。より詳細には、遠位先端部130d、130d’は、遠位先端部130d、130d’がアーム143a、143b及び143a’、143b’に近位にあり、アーム143a、143b及び143a’、143b’の内側偏向を可能にするアンロック位置(図4Aに示すように)と、遠位先端部130d、130d’がアーム143a、143b及び143a’、143b’と整列又は遠位にある、アーム143a、143b及び143a’、143b’の内側偏向を防止するロック位置(図4B及び図4Cに示すように)と、の間を摺動可能である。特定の態様では、内側シャフト130、130’及びアーム143a、143b及び143a’、143b’は、細長シャフト104、104’の長手方向軸線L、L’に沿って、独立して摺動可能である。内側シャフト130、130’の遠位先端部130d、130d’はまた、遠位先端部130d、130d’が組織を貫通することができるように、先細化かつ/又は先鋭化することができる閉塞先端部としても本明細書では、参照され得る。図示した実施形態では、アーム143a、143b及び143a’、143b’の遠位端、外側シャフト104の遠位端104d及び/又はアーム107a’、107b’の遠位端は、近位から遠位方向にテーパ形状になり得る。テーパ形状は、アーム143a、143b及び143a’、143b’並びに外側シャフト104及び/又はアーム107a’、107b’の遠位端を、遠位先端部130d、130d’により形成された切開部などの切開部(図示せず)を通して通過を容易にすることができる。当業者には理解されるように、内側シャフト130、130’の遠位先端部130d、130d’は先鋭化又は先細化される必要がなく、外側シャフト104及び中間シャフト140は、エンドエフェクタアセンブリと嵌合するための様々なタイプの取付機構を含むことができ、テーパ形状、溝などを含む必要はない。
外側シャフト104の遠位端104dに取り外し可能かつ交換可能に連結されるように構成された、エンドエフェクタアセンブリ260の1つの非限定的な例は、図5に図示されている。図示のように、エンドエフェクタアセンブリ260は、取付アーム又は受容スリーブ262と、取付アーム262内に少なくとも部分的に配設されたエンドエフェクタレシーバ又はカプラ270と、エンドエフェクタ280と、を含む。取付アーム262は、エンドエフェクタアセンブリ260の末端部260tとエンドエフェクタ280の一部分との間に延在するシャフトであり得る。図示のように、取付アームは、全般的には円筒形状であり、外科手術器具(例えば、器具100の外側シャフト104)とエンドエフェクタ(例えば、エンドエフェクタ280)との取り外し可能及び交換可能な接続を容易にするのを補助するように設計されている。
内腔264は、取付アーム262の長さにわたって、アセンブリの取付端部又は近位端260pからそのエンドエフェクタ連結端部又は遠位端260dまで配設され、内腔264は、内側側壁266により画定されている。内腔264は、その長さにわたって複数の直径及び不均一な形状及び/又はサイズを有する。図示した実施形態では、内腔264の近位部分264pは、外側シャフト104を受容するように構成された直径を含み、内腔264の中間部分264iは、外側シャフト104の直径よりも小さい直径を含み、そのため、外側シャフト104は、そこを通って延在せず、内腔264の遠位部分264dは、エンドエフェクタレシーバ又はカプラ270が内部に配設されるように構成された直径を含む。近位部分264pはまた、2つを互いに連結させるために外側シャフト104の相補的な嵌合特徴部に係合する1つ以上の嵌合特徴部を含むことができ、例えば、嵌合特徴部267’がリブとして図6A及び図6Bに示されており、以下でより詳細に記載している。
エンドエフェクタレシーバ又はカプラ270は、中間シャフト140の遠位端140dのジオメトリに相補的な形状であるその近位端270pにジオメトリを有する。その結果、内側シャフト130が中間シャフト140のアーム143a、143bを拡大させると、アーム143a、143bは、内部に形成された内腔274の近位部分274pを画定するカプラ270の内壁272の相補的な形状とともに締り嵌めを形成する。カプラ270の遠位端270dは、エンドエフェクタ280、例えば、図5に図示されたジョー282及び284を有するジョーアセンブリを受容するように構成することができ、内腔274の遠位部分274dを画定する内壁272の形状は、エンドエフェクタ280の近位端280pの形状に相補的であり得る。図示のように、取付アーム262が末端部260tとエンドエフェクタ280との間に延在している間、エンドエフェクタ280の一部分は、カプラ270内に配設されることにより、取付アーム262内に配設することができる。
図6A及び図6Bは、エンドエフェクタアセンブリ260’と中間シャフト140及び内側シャフト130との間の例示的な相互作用を示している。図示のように、エンドエフェクタアセンブリ260’は、取付アーム又は受容スリーブ262’と、少なくとも部分的に取付アーム262’内に配設されたエンドエフェクタレシーバ又はカプラ270’と、その近位端280p’が図示されたエンドエフェクタ280’と、を含む。外側シャフト104の遠位端104dは、取付アーム262’の近位端262p’から遠位端262d’まで延在する内腔264’の近位部分264p’内に延在することができる。図示した実施形態では、シャフト104に形成された円周溝103は、取付アーム262’の内側側壁266’に形成されたリブに示すように、1つ以上の嵌合特徴部267’と嵌合することができ、互いに連結されて使用されるときに、外側シャフト104とエンドエフェクタアセンブリ260’との間の相対的な軸方向の動きを防止することができる。
同様に、中間シャフト140の段付き横方向ノッチ147a、147bは、カプラ270’に関連付けられたリング276’に嵌合可能であり、カプラ270’は、内腔264’の遠位部分264d’に配設され、これにより相対的な軸方向の動きを防止している。リング276’は、ジョー(図示せず)を作動させるように適合された近位端280p’を有するカプラ270’を介して、エンドエフェクタ280’の近位端280p’に強固かつ固定的に接続することができる。より詳細には、中間シャフト140の軸方向移動は、ハウジング102に対するジョーアクチュエータ280p’の軸方向移動を引き起こし、それによりエンドエフェクタ280’のジョーを開閉させる。例えば、アクチュエータ108は、中間シャフト140を遠位側へ進めるために、図1Aに矢印Jで図示するように、固定アーム106に向かって進められ、ロック部材114は、内側シャフト130を遠位側へ進めるために、図1Aに矢印Kで図示するように、ハウジング102に向かって回転することができる。図6Bは、細長シャフト104から分離可能な、すなわち、押し出された構成にある、エンドエフェクタアセンブリ260’を示している。特に、中間シャフト140を遠位側へ進めることで、リブ267’が円周溝103から離座するまでリング276’を遠位側に押すことができ、細長シャフト104の遠位端104dをエンドエフェクタアセンブリ260’から取り外すことを可能にする。
当業者であれば、本明細書に図示された外科手術装置100は、本開示が使用され得る多くの異なる外科手術装置及び設計のうちの1つに過ぎないことを認識するであろう。同じことの説明は、エンドエフェクタアセンブリを装置に取り付けて作動させることができる1つの方法を提供するための例示的目的のためである。装置100の説明は、本明細書に記載のエンドエフェクタアセンブリが他の多くの装置及びシステムとともに使用される能力を限定するものではない。したがって、非限定的な例として、図示した実施形態では、エンドエフェクタ130は、細長シャフト104の遠位端104dに被さって延在したものとして記載されているが、他の例では、当業者に既知の任意の技術を使用して、本開示のエンドエフェクタアセンブリは、細長シャフト104の遠位先端部に直接連結されるか、細長シャフト104の遠位端104dの内側で何らかの方法で連結されるか又はカプラ270、270’などのカプラに連結されることができ、それ自体が何らかの方法で細長シャフト104に連結されている。本開示のジョーが作動することができる任意の方法が許容される。当業者が本発明の開示とともに使用することができる外科用装置の他の例としては、「Method for Exchanging End Effectors In Vivo」と題する米国特許出願公開第2011/0087267号で提供される装置が挙げられるが、これらに限定されない。同出願公開は参照によりその開示内容全体が本明細書に組み込まれる。
図7Aは、図1A及び図1Bのエンドエフェクタアセンブリ160を示している。エンドエフェクタアセンブリ160は、図5のエンドエフェクタアセンブリ260に対して上述と同様の様式で構成することができ、これにより、非限定的な例として、取付アーム又は受容スリーブ162と、取付アーム162内に少なくとも部分的に配設されたエンドエフェクタレシーバ又はカプラ170(図7B及び図7C)と、エンドエフェクタ180と、を含むことができる。図示した実施形態では、取付アーム162の遠位部分162dは、ロックばね168を含み、ロックばね168は、外科手術装置がエンドエフェクタアセンブリ160に連結されていないときに、取付アーム162に対するエンドエフェクタ(例えば、エンドエフェクタ180)の場所を維持することを支援する特徴部である。ロックばね168はまた、エンドエフェクタ180がエンドエフェクタアセンブリ160に適切に固定されているためにエンドエフェクタアセンブリ160が外側シャフト104に取り付け可能な状態にあるときと、エンドエフェクタアセンブリ160が外科手術装置によるエンドエフェクタ180のその後の動作のために外科手術装置に適切に固定されているときと、の両方で、ユーザに通知するための通知特徴部を提供する。図示のように、ロックばね168は、取付アーム162の遠位部分162dに配設され、図7Bに図示された初期の装填可能な構成と、図7Cに図示された連結された作動可能な構成と、の間を移動するように構成されている。
ロックばね168は、近位ヒンジ169pにより中間アーム167iに接続された近位アーム167pを有し、中間アーム167iは、遠位ヒンジ169dにより遠位アーム167dに接続されている。ヒンジ167p、169dは、それぞれ可撓性であり、そのようなアーム167p、167i、167dは、ヒンジ169p、169dで互いに対して偏向可能である。図示した実施形態では、中間アーム167iは、遠位アーム167dよりも長く、遠位アーム167dは、近位アーム167pよりも長いが、他の構成も可能である。更に、図示した実施形態では、図7Bに示す初期構成において、近位ヒンジ169pにおける近位アーム167pと中間アーム167iとの間の角度αは、約90度~約130度の範囲とすることができ、一実施形態では約100度とすることができるが、図7Cに示す連結された作動可能な構成における角度αは、約130度~約170度の範囲とすることができ、一実施形態では約160度とすることができる。更には、図示した実施形態では、図7Bに示した初期構成における遠位ヒンジ169dにおける中間アーム167iと遠位アーム167dとの間の角度βは、約140度~約175度の範囲とすることができ、一実施形態では約170度とすることができるが、図7Cに示す連結された、作動可能な構成における角度βは、約181度~約210度の範囲とすることができ、一実施形態では約195度とすることができる。
ロックばね168の近位端部168pは、例えば、外壁163の一部などのエンドエフェクタアセンブリ160の一部に連結され、近位ヒンジ169p及び遠位ヒンジ169dは、それらが接触かつ偏向できるように、位置付けることができる。図示のように、図7Bに提供された初期構成では、近位ヒンジ169pを中間シャフト140の軸線方向経路内に配設することができるため、中間シャフト140の遠位への進行により係合して偏向することができ、遠位ヒンジ169dは、エンドエフェクタアセンブリ160の内側側壁166の一部分に隣接して配設することができ、そのためエンドエフェクタアセンブリ160の内側側壁166により係合して偏向することができる。ロックばね168の遠位端168dは、エンドエフェクタ180の近位部分180pの相補的な部分と係合するように構成することができる、図示されたラッチ165のような、係合特徴部を含むことができ、そのときエンドエフェクタ180は、カプラ170に取り付けられているが、エンドエフェクタアセンブリ160は、外科手術装置に連結されておらず、すなわち、図7Bに示されるような初期構成を有している。ラッチ165は、図7Cに示すように、連結された、作動可能な構成でエンドエフェクタ180から係合解除可能である。
エンドエフェクタアセンブリ160は、ロックばね168の部分がユーザに視認可能なように、その外壁163に形成された1つ以上の開口部163a、163bを含むことができる。図示のように、第1のより近位の開口部163aは、ロックばね168の近位アーム167p及び中間アーム167iが視認可能なように形成され、第2のより遠位の開口部163bは、ロックばね168の遠位アーム167dが視認可能なように形成されている。2つの開口部163aと163bとの間に配設された外壁163の中間部分163iの一部の反対側の内側側壁166の一部分は、遠位ヒンジ169dのための偏向面として役割を果たす。
ロックばね168の部分の場所は、エンドエフェクタアセンブリ160が図7Bに図示した初期の装填可能な構成及び図7Cの連結された、作動可能な構成にあるときに、ユーザに通知するのを補助することができる。更に、開口部163a、163bを介して視認可能なロックばね168の部分を着色することができ、そのような通知を支援することができる。より詳細には、ロックばね168が作動可能な構成にあるとき、近位アーム167p、中間アーム167i、遠位アーム167dの部分は全て、長手方向軸線Lから離れる方へ開口部163a、163bに向かって進められ、それらの視認性をより向上させる。このより高い視認性は、ロックばね168の視認可能な外面をエンドエフェクタアセンブリの外壁163と異なる色にすることによって強調することができる。図示した実施形態では、ラッチ165の上部は、外壁163を越えて半径方向に延在し、エンドエフェクタアセンブリ160が外科手術装置100に適切に固定され、これにより動作可能な構成が達成されていることをユーザが見やすくなるようにする。その結果、エンドエフェクタ180が装置100に適切に連結されていないときに、エンドエフェクタ180が適切に連結されていると不用意に判断する可能性は、大幅に低減される。ロックばね168はまた、使用者が外科手術装置100に対するエンドエフェクタアセンブリ160及びエンドエフェクタアセンブリ160に対するエンドエフェクタ180の構成を更に特定するために偏向されるときに、可聴表示をユーザに提供することもできる。ユーザがヒンジ169p、169dの可聴偏向を聞くと、ユーザは、特定の構成が達成されたことを確信することができる。
使用時には、中間シャフト140がエンドエフェクタアセンブリ160内に遠位側へ進められ、カプラ170に入ると、中間シャフト140は、近位アーム167pの表面と、次いで近位ヒンジ169pと係合することができる。中間シャフト140が遠位側へ進み続けると、近位ヒンジ169pは、シャフト140により半径方向外方へ、すなわち、(図示した実施形態では、中間シャフト140の長手方向軸線Lと同一線上にある)エンドエフェクタアセンブリ160の長手方向軸線Lから離れる方へ偏向され、近位ヒンジ169pに直接隣接する近位アーム167p、中間アーム167iの部分も半径方向外方へ、すなわち、近位開口部163aに向かって偏向する。この移動によってまた、遠位ヒンジ169dを半径方向外方へ進め、外壁163の中間部分163iの内側側壁166に押し込む。内側側壁166によって供給された力は、その後、遠位ヒンジ169dを半径方向内方、すなわち、長手方向軸線Lに向かって偏向し、遠位ヒンジ169dに直接隣接する中間アーム167i、遠位アーム167dの部分もまた、半径方向内方に偏向する。しかしながら、この移動は、エンドエフェクタ180の近位端180pの外面181により制限され、その結果、ラッチ165を含む、遠位アーム167dの遠位端167dが、半径方向外方に、すなわち、遠位開口部163bに向かって偏向する。ラッチ165が半径方向外方へ進むと、エンドエフェクタ180は、係合解除されるが、エンドエフェクタ180は、装置100及びエンドエフェクタアセンブリ160が直ちに作動可能な構成になっているため、中間シャフト140及び内側シャフト130(図示せず)により保持される。このようにして、外科手術装置100は、本明細書に記載のように又は当業者に知られているように、エンドエフェクタ180を制御するように動作可能である。
エンドエフェクタアセンブリ160は、同様に、中間シャフト140及び内側シャフト130(図示せず)を近位側に後退させることにより、外科手術装置100から脱連結することができる。これにより、ヒンジ169p、169dを初期構成の位置に復帰させることができ、ラッチ165がエンドエフェクタ180を保持することを含めて、ロックばね168のアーム167p、167i、167dを初期構成の位置に復帰させることができる。ユーザは、ロックばね168を手動で押して、所望のようにエンドエフェクタ180をエンドエフェクタアセンブリ160から切断するか、又はエンドエフェクタ180を本明細書に記載された若しくは当業者に知られている、エンドエフェクタアセンブリ160から切り離す他の技術を使用することができる。当業者もまた、ロックばね168が特定の構成への通知を提供することができる他の多数の構成を認識し、本開示の趣旨から逸脱することなく、エンドエフェクタアセンブリ160に対してエンドエフェクタ180を保持することができる。例えば、ロックばね168は、いくらかのヒンジ及びアームを有することができ、かつ/又は、ヒンジ及びアームは、他の様式で、サイズ決定され、角度付けされ、かつ偏向可能に構成することができる。
エンドエフェクタアセンブリ160及び260のようなエンドエフェクタアセンブリは、当業者に知られている様々な装置及び技術を使用して、エンドエフェクタアセンブリ160及び260を連結させるために外科手術装置に提示することができる。いくつかの例示的な実施形態では、図8に示すように、エンドエフェクタローディング装置又はローダ1000は、エンドエフェクタアセンブリを外科手術装置100に送達するために提供される。
外側シャフト104及び外科手術装置100の関連付けられた構成要素が、本体に形成された1つの内腔を通して挿入されて、外側シャフト104及び中間シャフト140の遠位端104d、140dを含む、外科手術装置100の遠位端100dを外科手術部位に送達する。一方、ローディング装置1000は、本体に形成された第2の別個の内腔を通して挿入され、ローディング装置1000の遠位端1000dを外科手術部位に送達する。ローディング装置1000は、ハウジング又はハンドル1002と、そこから遠位側に延在し、そこを通ってカニューレ挿入されるシャフト1004と、本明細書で送達チャンバ又は送達端としても参照される関節運動する遠位部分1020と、を含む。
関節運動する遠位部分1020は、ハウジング1002に関連付けられたアクチュエータ1006のような1つ以上のアクチュエータによって制御可能であり、本明細書では長手方向に整列した構成と参照されるものもあるが、ローダ1000の長手方向軸線Lと実質的に整列された位置から、図8に図示した連接された位置に関節運動する遠位部分1020を動かすハウジング1002内に配設された内部構成要素を動作するように構成されている。角度γは、関節運動する遠位部分1020による、その整列した入力構成からその連接された送達構成への回転量を示す。回転量は、約0度~約170度の間とすることができ、一実施形態では、ローディング装置1000の全ての構成要素の構成、実行される処置のタイプ、患者の解剖学的構造及び外科医の嗜好に少なくとも部分的に応じて、回転量は約0度~約150度の間である。
旋回ジョイント1040は、送達チャンバ1020をシャフト1004に連結させることができ、送達チャンバ1020は、アクチュエータ(複数可)をハウジング1002に係合させることにより、シャフト1004に対して角度を付けることができる。以下でより詳細に説明するように、送達チャンバ1020は、エンドエフェクタアセンブリ(図8には図示せず)を解放可能に保持し、エンドエフェクタアセンブリを外科手術器具100に提示するように構成することができる。本明細書に記載のいくつかの実施形態では、エンドエフェクタアセンブリがローディング装置1000に連結されると、エンドエフェクタアセンブリの取付アーム(図8には図示せず)は、送達チャンバ1020の遠位端1020dに隣接して位置付けられ、エンドエフェクタ自体がチャンバ1020の更に近位側に配設されている。
ローディング装置1000は、図9A~図10Bにより詳細に示されている。ローディング装置1000は、ハウジング1002と、剛性かつ実質的に真っ直ぐな外側シャフト1004と、を含むことができる。代替的に、ハウジング及びシャフトの他の構成は、シャフトを自然開口部に導入するため有益である湾曲したかつ/又は可撓性であるシャフトを有することを含むことが可能である。関節運動する送達チャンバ1020は、ローダ1000のハンドル1002上に配設されたスライダ1006のような1つ以上のアクチュエータにより制御することができる。理解されるように、送達チャンバ1020は、外科手術部位の中に挿入される前に又は後に関節運動することができる。旋回ジョイント1040は、関節運動する遠位部分1020をシャフト1004に連結させることができる。遠位部分1020は、スライダ1006を係合し、スライダ1006をハウジング1002に対して、例えば、方向Eに移動させることにより、シャフト1004に対して角度を付けることができる。
前述したように、ローダ1000は、エンドエフェクタアセンブリ360(図9B)を内部に保持し、エンドエフェクタアセンブリ360を器具100のシャフト104上にローディングするために提示するように構成することができる。理解されるように、ほとんどの任意のエンドエフェクタは、エンドエフェクタアセンブリと連動して使用することができ、任意のエンドエフェクタアセンブリのほとんどは、ローダ1000とともに使用することができる。送達チャンバ1020は、多数の異なる構成を有することができ、その構成は、使用される他の構成要素(例えば、外科手術装置、エンドエフェクタアセンブリ及びローダの他の構成要素)、患者(例えば、小児、成人、サイズ、体重など)並びに実行される処置のタイプのサイズ及び形状に少なくとも部分的に依存することができる。図示した実施形態では、送達チャンバ1020は、その長さの大部分を通じて形成された開口部1022を有する、実質的に円筒形状を有する。開口部は、送達チャンバ1020の遠位端1020dにおいて開始し、エンドエフェクタアセンブリが内部に配設されることを可能にするために、チャンバ1020内に十分に遠くまで延在することができる。開口部1022は、エンドエフェクタアセンブリがローディング装置1000から取り外され、その後の使用のために外科手術装置に取り付けられることを可能にする。
開口部1022を画定する送達チャンバ1020の末端面又は最遠位外壁1024は、様々なサイズ及び形状を有することができるが、図示した実施形態では、一方の部分1024aが、他方の部分1024bよりもチャンバ1020の近位端1020pからより遠位に延在する、3次元形状を有している。より詳細には、図示のように、第1の部分1024aは、第2の部分1024bが長手方向軸線Lに沿って近位端1020pから離れる方へ延在したよりも、長手方向軸線Lに沿って近位端1020pから離れる方へ、より遠くまで延在している。この3次元フットプリント又は形状は、ユーザがローディング装置1000に対する外科手術装置のシャフト(例えば、外科手術装置100のシャフト104)の場所をより容易に決定することができるため、インビボでローディング装置1000の遠位端1000dの場所を特定することを支援することができる。ローディング装置の末端面が円形で他よりも遠位に延在する部分がなく、ユーザがその表面を外科手術装置のシャフトと接触させているような2次元である場合、開示されている末端面の3次元構成に比べて、シャフトがローディング装置の送達チャンバに貫通するために、上下左右に移動する必要があるかどうかを知ることは、ユーザにとってより困難である。これは、少なくとも3次元形状が、外科手術装置のシャフトが送達チャンバに貫通するためにどのように動作されるべきかをユーザに知らせることにより支援するため、ユーザに追加的なフィードバックを提供するからである。
本開示を考慮して任意の数の3次元形状を使用することができ、図示した実施形態では、末端面1024は、第1の部分1024aの幅及び第2の部分1024bの幅が、末端面1024の中間部分1024iの幅よりも広い、くぼんだ、スカラップ状の形状を有する。いくつかの例示的な実施形態では、第1の部分1024aは、最遠位端において、第2の部分1024bよりも略約2~約20ミリメートル長い範囲にあり、1つの例示的な実施形態では、長さの差は、約5ミリメートルである。更に、いくつかの例示的な実施形態では、第1の部分1024aの幅及び第2の部分1024bの幅w(図10Aにラベル付けされている)は、略約2~約10ミリメートルの範囲にあり、一方、中間部分1024iの幅w(図10Aにラベル付けされている)は、略約1~約8ミリメートルの範囲にあり、1つの例示的な実施形態では、第1の部分1024aの幅及び第2の部分1024bの幅wは、約5ミリメートルであり、中間部分1024iの幅wは、約3ミリメートルである。他の実施形態では、第1の部分1024aの幅及び第2の部分1024bの幅は、互いに異なることができる。
更に、送達チャンバ1020は、この段落に記載のように、かつ以下で更に代替の実施形態において、エンドエフェクタアセンブリを内部に保持するための1つ以上の係合特徴部を含むことができる。非限定的な例として、いくつかの例示的な実施形態では、係合特徴部は、送達チャンバ1020内に配設された複数の板ばね(図示せず)を含む。板ばねは、エンドエフェクタアセンブリを送達チャンバ1020内で摩擦的に保持するエンドエフェクタアセンブリの締り嵌めを提供することができる。図示した実施形態では、図9Bに示すように、エンドエフェクタアセンブリ360が送達チャンバ1020内に装填されると、エンドエフェクタアセンブリの遠位端(図示せず)、すなわち、エンドエフェクタの遠位先端部は、旋回ジョイント1040に最も近くに位置付けられ、近位端360p、すなわち、取付アーム又は受容スリーブ362の末端部は、末端面1024に最も近くに位置付けられている。この構成配置は、エンドエフェクタアセンブリ360が送達チャンバ1020内に位置付けられるときに、エンドエフェクタアセンブリ360のエンドエフェクタ(図示せず)のジョー(図示せず)が開くのを防止する。
ローディング装置1000のハウジング1002は、様々な構成を有することができる。例えば、ハウジング1002は、1つ以上の凹部を含んでもよく、かつ/又は、ユーザの手で把持しやすくするために、その近位下部表面1008に沿って付形することができる。アクチュエータ/スライダ1006はまた、その外面に沿って付形されてもよいか又はユーザの指及び/又は親指とスライダとの間の摩擦を容易にする1つ以上の表面特徴部を有する凹部又はくぼみ1007を含むことができる。細長トラック1010が、ハウジング1002の中央上部表面1009上に形成されてもよく、スライダ1006は、トラック1010に沿って近位側及び遠位側に移動することができる。
図9Cに示すように、トラック1010は、5つのマーキング1011a、1011b、1011c、1011d、1011eなど、トラックに沿って等間隔に離間配置された複数のマーキングを含むことができる。図示されていないが、マーキングのそれぞれは、ユーザが細長シャフト1004に対する関節運動する送達チャンバ1020の関節運動の程度を監視することを支援するようにラベル付けすることができる。例えば、近位のマーキング1011aは、0度とラベル付けすることができ、近位のマーキング1011aに隣接して遠位にある第2のマーキング1011bは、30度とラベル付けすることができる。別の例として、関節運動する送達チャンバが細長シャフトに対して2つの異なる方向に角度をなすように構成されるローディング装置では、中央のマーキング(マーキング1011cなど)が0度とラベル付けされて、送達チャンバが細長シャフトと軸方向に整列されていることを示すことができる。いくつかの実施形態では、遠位部分の関節運動の程度と関節運動の方向との両方を反映するように、近位のマーキングは正の角でラベル付けされてもよく、遠位のマーキングは負の角でマーキングされてもよい。理解されるように、マーキングの個数、マーキング同士の具体的な間隔及びシャフト1004に対する送達チャンバ1020の関節運動の程度は、異なる場合があるが、全般的には、スライダ1006の遠位端1006dが1つのマーキングに隣接して位置付けられるとき、そのマーキングが送達チャンバ1020の関節運動の程度に対応し、かつユーザにその程度を正確に通知するように選択することができる。
図9Cは、ローディング装置1000のハウジング1002をより詳細に示している。装置1000は、ハウジング1002の外部及び外側に位置付けられ、ユーザによって直接接触することができる外側部分1006eと、様々な内部作動構成要素と嵌合することができる内側部分1006iと、を有するアクチュエータスライダ1006を含む。例えば、内側部分1006iは、その間にアクチュエータラック1012を受容することができる第1の横方向凹部と、1つ以上の凹部(例えば、各マーキング1011a、1011b、1011c、1011d、1011eそれぞれの下方の内面に配設された検出部)と係合してスライダ1006を、送達チャンバ1020が連接されているときでも、その現在の位置に摩擦保持することが可能なスライダ回り止めばね1014と係合可能な第2の横方向凹部と、を有することができる。これらの凹部又は戻り止めはまた、スライダ1006がトラック1010に対してロックされていることを示すために、ユーザに触覚及び/又は聴覚フィードバックを提供することができる。トラック1010に対するスライダ1006のロックは、細長シャフト1004に対する送達チャンバ1020の漸進的な関節運動を可能にし、またあるいは外科手術処置中に、送達チャンバ1020に力が加えられたときに生じ得る送達チャンバ1020の後方駆動を防止することもできる。アクチュエータラック1012は、ハウジング1002内に配設することができ、また、外面のうちの少なくとも1つに歯1013が形成された矩形の横断面形状を有してもよい。アクチュエータラック1012がスライダ1006の第1の側方凹部内に受容されているとき、歯1013は、ハウジング1002の下側表面に向かって方向付けることができる。スライダ1006及びアクチュエータラック1012は、一体として一緒に移動することができ、そのため、スライダ1006をトラック1010に沿って近位側/遠位側に移動させることにより、アクチュエータラック1012は同じ方向に移動することになる。
アクチュエータラック1012は、遠位チャンバ1020の関節運動を容易にするように、他の作動構成要素と相互作用することができる。図示のように、第1の駆動ギヤ1015は、ハウジング1002内に配設することができ、アクチュエータラック1012と噛み合うことができ、第1のギヤシャフト1015sを中心として回転することができる。第1のギヤシャフト1015sは、ハウジング1002内に形成された第1のシャフト用凹部1015r内に受容することができ、かつその第1のシャフト用凹部1015rに対して回転することができる。第1の駆動ギヤ1015は、ハウジング1002を通ってかつ細長シャフト1004を通って延在する長手方向中心軸線Lから横方向にオフセットすることができる。第1のピニオン1015pは、第1のギヤシャフト1015s上の第1の駆動ギヤ1015とともに回転することができ、また長手方向中心軸線Lから横方向にオフセットすることができる。第1のピニオン1015pは、第2のギヤシャフト1016s上に配設された第2の駆動ギヤ1016と噛み合うことができ、第2のギヤシャフト1016sは、ハウジング1002内に形成された第2のシャフト用凹部1016r内に受容され、かつその第2のシャフト用凹部1016rに対して回転するように構成されている。第2のピニオン1016pは、第2のギヤシャフト1016s上に配設することができ、第2のピニオン1016pは、第2の駆動ギヤ1016とともに回転することができる。第2のピニオン1016pは、長手方向中心軸線Lと軸方向に整列することができ、駆動ラック1018上に形成された歯1019と噛み合うことができ、そのため、ピニオン1016pの回転運動により、ラック1018が近位方向又は遠位方向に直線的に進むことになる。第1の駆動ギヤ1015、第2の駆動ギヤ1016は、同じ直径及び歯数を有することができるか、又は他の態様においては、回転が機械的に促進されるように異なる直径及び/又は歯数を有することができる。理解されるように、ハウジング内の特定のギヤ機構は、異なる場合がある。
ハウジング1002は、内部の作動構成要素を現すために互いから選択的に分離することができる、第1の部分1002a及び第2の部分1002bを含むことができる。そのような構成はまた、ハウジング1002内に配設された構成要素を修理、清掃若しくは交換すること、又は同様のことをハウジング1002自体に行うために役立つ。図示のように、ローディング装置1000の外側の細長シャフト1004は、ハウジング1002内に形成された細長開口部1002o内に受容することができるものであり、長手方向中心軸線Lに沿って延在することができる。ラックガイド1017は、細長シャフト1004内に配設することができ、ハウジング/ハンドル部分1002から遠位側に延在することができる。ラックガイド1017は、実質的に細長の円筒形状を有することができ、この円筒形状は、ラックガイド1017を細長シャフト1004内に配設し、細長シャフト1004に対して固定された状態に維持することを可能にしている。ラックガイド1017は、長手方向軸線の長さに沿って形成され、駆動ラック1018を受容するようにサイズ及び形状が定められた、長方形の形状の切り抜き部などの凹部を、その上に形成することができる。駆動ラック1018は、第1の側面に形成された歯1019を有することができる。駆動ラック1018は、駆動ラック1018が細長シャフト1004とハウジング1002との間に延在し、細長シャフト1004及びハウジング1002に対して移動して、関節運動する遠位部分1020を関節運動させ得るように、細長シャフト1004よりも長くなっていてもよい。
図9C~図10Bは、旋回ジョイント又はヒンジ1040の構成要素と、ハウジング1002から延在する駆動ラック1018との、それらの構成要素の相互作用と、を示している。駆動ラック1018の遠位部分1018dは、スライダ1006に向かって面し、かつハウジング1002の上部表面に向かって面する、表面上に配設された歯1019を有することができる。理解されるように、駆動ラック1018は、ハウジング1002から旋回ジョイント1040へと連結させることができるか、又は1つ以上の中間ロッド若しくはラックが細長シャフト1004を通って延在し、駆動ラック1018をハウジング1002の内部作動構成要素に動作可能に連結させることができる。ラック1018の遠位部分1018dは、旋回ジョイント1040の近位部分1040pを形成するカプラ1044内に形成された細長開口部1042内に受容することができる。カプラ1044は、近位端部1044pと遠位端1044dとを有することができ、近位端部1044pは、細長外側シャフト1004の遠位端1004dと嵌合している。遠位端1044dは、実質的にU字形状の空間1047をそれらの間に画定する第1及び第2のアーム部分1045、1046を有することができるが、この空間は、旋回ジョイント1040を中心として送達チャンバ1020を旋回させ、送達チャンバ1020を連接された位置に保持する関節運動機構を受容するためのものである。例えば、関節運動機構は、修正スパーギヤ1048(修正ピニオンとも称する場合がある)を含むことができ、このスパーギヤ1048は、外周の第1の部分の周りに形成された歯1049を有し、ギヤ1048の外周の残りの部分の周りに形成された実質的に平面的表面1050を有するものである。スパーギヤ1048の歯1049は、ギヤ1048の周囲の約50%~約75%に沿って離間配置することができるが、歯がギヤ1048の周囲全体に沿って形成される構成を含む、他の構成も考えられる。
旋回ジョイント1040は、第1の変形式ワッシャ1052、第2の変形式ワッシャ1054を含むことができ、ワッシャ1052、1054は、送達チャンバ1020を連接された位置に保持するために、スパーギヤ1048への2次保持機構として作用することができる。ワッシャ1052、1054はそれぞれ、それらを貫いて延在する中心開口部を有することができる。複数の突出部1052p、1054pはそれぞれ、ワッシャ1052、1054のそれぞれの外面の第1の半球の周りに形成されかつその第1の半球に沿って離間配置することができ、ワッシャ1052、1054のそれぞれの外面の第2の半球は、いかなる突出部も持たない、実質的に平面かつ平滑とすることができる。突出部1052p、1054pは、カプラ1044のアーム部分1045、1046の内面上に形成された複数の凹部1045p、1046p(後述する)と同じ大きさであるか又はそれよりもわずかに大きくてもよいため、対応するワッシャ1052、1054の突出部1052p、1054pは、対応する凹部1045p、1046pと摩擦係合し、ワッシャ1052、1054をアーム部分1045、1046に対して所定の位置に保持する付勢力を加える。図示の実施形態において、ワッシャ1052、1054のそれぞれの一方の半球にのみ複数の突出部1052p、1054pが位置する構成配置により、関節運動する遠位部分1020がローダ1000の細長シャフト1004に対して、90度の関節運動が可能となるようにすることができる。変形可能なワッシャについて、ローディング装置について及びローディング装置の様々な構成要素がどのように一緒に動作して機能し、旋回するか、などについての更なる詳細は、米国特許出願第14/836,069号(代理人整理番号100873-721号(END7723USNP))においてより詳細に説明され、2015年8月26日に出願され、「Surgical Device having Actuator Biasing and Locking Features」と題するこの内容は、参照によりその開示内容全体が本明細書に組み込まれる。
カプラ1044を再び参照すると、開口部1056、1058はそれぞれ、カプラ1044の第1のアーム部分1045及び第2のアーム部分1046のそれぞれに形成することができ、アーム部分1045、1046の内面及び外面を通って延在することができる。開口部1056、1058は、同様にカプラ1044を通って中心に延在する長手方向中心軸線Lの下方にあるアーム部分1045、1046の下側部分に形成することができ、そのため、開口部1056、1058が長手方向中心軸線Lからオフセットされる。開口部1056、1058は、実質的に円形形状とすることができるか、又は当業者に知られている他の方式で形状を定めることができる。複数の凹部1045p、1046pは、開口部1056、1058のそれぞれの周囲全体の周りで又は開口部1056、1058の周囲の一部分の周りで、第1のアーム部分1045及び第2のアーム部分1046の内面上に形成することができる。本明細書に記載のように、ワッシャ1052、1054の外面上に形成された突出部1052p、1054pは、アーム部分1045、1046の内面上に形成された凹部1045p、1046pに係合し、関節運動する遠位部分1020を中心長手方向軸線Lに対して選択的に角度付けすることができる。
ワッシャ1052、1054及びスパーギヤ1048は、カプラ1044の第1のアーム部分1045と第2のアーム部分1046との間に位置付けることができる。それらの対応する中央開口部は、アーム部分1045、1046に形成された開口部1056、1058と軸線方向に整列することができ、スパーギヤ1048は、第1のワッシャ1052と第2のワッシャ1054との間に位置付けることができる。ロッド又はピン1060は、第1のアーム部分1045の開口部1056を通して、第1のワッシャ1052及び第2のワッシャ1054並びにスパーギヤ1048の中央開口部を通して、かつ第2のアーム部分1046の開口部1058を通して挿入することができる。ロッド1060は、したがって、これらの関節運動構成要素をカプラ1044に嵌合させ、旋回ジョイント1040の旋回軸として役割を果たすことができる。ロッド1060及びワッシャ1052、1054は、長手方向中心軸線Lからオフセットされ、長手方向中心軸線Lの下方に位置付けることができる。いくつかの実施形態では、ロッド1060は、その外面に沿って形成された複数のキーを含むことができるが、それらのキーは、ワッシャ1052、1054の中央開口部に近接したワッシャ1052、1054のそれぞれの内壁上に形成された対応する凹部と嵌合することができ、そのため、ロッド1060を回転させると、それに対応してワッシャ1052、1054のそれぞれが回転することになる。
旋回ジョイント1040の遠位部分1040dは、スパーギヤ1048及び変形式ワッシャ1052、1054が回転されるときに旋回することができる第1の旋回式ヒンジ部分及び第2の旋回式ヒンジ部分を含むことができる。例えば、第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064は、分離可能とすることができ、並んだ関係で位置付けられるとき、実質的に円筒形状を有することができる。第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064は、カプラ1044の第1のアーム部分1045と第2のアーム部分1046との間の空間内に受容することができる。第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064はそれぞれ、駆動ラック1018を受容するように構成された、側方の平面的表面を、内部に形成することができる。第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064はそれぞれ、その近位部分に開口部(図示せず)を形成することができるが、その開口部は、第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064を通って延在し、対応するヒンジ部分の外面及び内面に対して垂直である。これらの開口部は、対応するヒンジ部分1062、1064との一定の嵌合関係をなして第1のワッシャ1052及び第2のワッシャ1054のうちの一方に係合するように構成することができ、そのため、ワッシャ1052、1054が回転すると、それに対応してヒンジ部分1062、1064がカプラ1044に対して旋回することになる。
第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064は、様々な構成要素と嵌合して、関節運動する遠位部分1020を作動させることを補助するように構成され得る。図示した実施形態では、第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064のそれぞれの遠位部分はそれぞれ、突出部1062p、1064pを有することができ、それらの突出部1062p、1064pは、エンドエフェクタアセンブリ(図示せず)の遠位端上に形成された対応するスロット又はローディング装置1000の追加的な構成要素と嵌合するように構成されている。図示した実施形態では、ヒンジ部分1062、1064の突出部1062p、1064pは、バヨネット接続を形成する2つのL字型スロット1068(図10Bでは一方のみが視認可能)を有する管1066であるローディング装置1000の追加的構成要素と嵌合する。理解されるように、スナップ連結、ねじ連結など、以下に提供される構成を含む、様々な他のタイプの嵌合特徴部は、ヒンジ部分1062、1064を管1066に連結させるために使用することができる。
駆動ラック1018の遠位部分1018dは、スパーギヤ1048の歯1049と噛み合うことができる。スパーギヤ1048の平面的表面1050は、第2のヒンジ部分1064に形成されたストッパ1064sと接触することができ、ストッパ1064sは、第2のヒンジ部分1064の凹部1064rの遠位表面に沿って画定されている。第1のヒンジ部分1062は、対応するストッパ1062s(図示せず)を含むことができる。この構成配置では、スパーギヤ1048の歯1049と係合し噛み合う、駆動ラック1048の歯1019を介して、駆動ラック1018の近位/遠位移動によりスパーギヤ1048を回転させることが可能となる。ヒンジ部分1062、1064のストッパ1062s、1064sがスパーギヤ1048の平面的表面1050と接触するため、スパーギヤ1048が回転すると、それに対応してヒンジ部分1062、1064の回転が生じ得る。駆動ラック1018が近位移動をすると、スパーギヤ1048は反時計方向に回転し得るが、駆動ラック1018が遠位移動すると、スパーギヤ1048は長手方向軸線Lに対して時計方向に回転することができる。このことは、第1のワッシャ1052及び第2のワッシャ1054の対応する回転を引き起こすことができる。第1のワッシャ1052及び第2のワッシャ1054が第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064に対して固定されているため、ワッシャ1052、1054の回転は、その回転方向に第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064を細長シャフト1004に対して旋回させることができる。管1066は、第2のヒンジ部分1064の突出部1064pを受容するスロット1068を介して第2のヒンジ部分1064に連結され、第2のヒンジ部分1064の遠位側に位置付けることができる。管1066はまた、この固定された嵌合関係により、第1のヒンジ部分1062及び第2のヒンジ部分1064とともに旋回することができる。
エンドエフェクタアセンブリは、上述の板ばね、本明細書に提供される他の構成及び技術、並びに当業者に知られている他の構成及び技術を含む、様々な構成及び技術を使用して、送達チャンバ1020内に保持することができる。図11A及び図11Bは、少なくとも1つの磁石を使用して、送達チャンバ1020’に対するエンドエフェクタアセンブリ(図示せず)の場所を維持する1つの例示的な実施形態を提供する。送達装置1000’の図示された部分は、シャフト1004’の遠位端1004d’と、旋回ジョイント1040’と、連接されたローディング構成に位置付けられた送達チャンバ1020’と、を含む。図示のように、全般的には円形の輪郭を有する希土類磁石1070’は、送達チャンバ1020’の近位部分1020p’に配設され、送達チャンバ1020’内にエンドエフェクタアセンブリの場所を維持するためにエンドエフェクタアセンブリのエンドエフェクタと磁気的に連結させるように構成されている。磁石1070’はまた、エンドエフェクタアセンブリを外科手術装置に着座させることを支援することができるため、装置は、エンドエフェクタアセンブリを送達チャンバ1020’から取り外すことができ、外科手術処置とともに使用することができる。例えば、外科手術器具のシャフトがエンドエフェクタ自体の場所、すなわち、送達チャンバ1020’の遠位端1020d’に近接する取付アームの近位端の反対側にあるエンドエフェクタアセンブリの取付アームの端部に接近すると、磁石1070’は、外科医が加える挿入力にその吸引力を付加することができる。磁石1070’からの付加的な吸引力は、エンドエフェクタアセンブリを送達チャンバ1020’から取り外す前に、エンドエフェクタアセンブリと外科手術装置との間の完全な着座を保証するのを補助することができる。更に、送達チャンバ1020’のハウジングの内側側壁1021’に、1つ以上の磁石を設けることもできる。磁石(複数可)は、送達チャンバ1020’に対して内部に配設されたエンドエフェクタアセンブリを整列又はセンタリングする、かつ/又は送達チャンバ1020’内でエンドエフェクタアセンブリを保持することを補助することができる。
いくつかの実施形態では、1つ以上の磁石は、エンドエフェクタアセンブリが連結される外科手術装置のシャフトに関連付けることができる。磁石(複数可)は、エンドエフェクタアセンブリを送達チャンバから外科手術装置のシャフト上に係合解除するために追加的な吸引力を提供することができ、かつ/又は、エンドエフェクタアセンブリをシャフトに対して適切に互いに連結できるように、整列を補助することができる。ローディング装置及び/又はエンドエフェクタアセンブリの一部は、同様に、外科手術装置のシャフトの磁石及びジオメトリに相補的であるように構成することができる。図12は、シャフト404の遠位端に関連付けられた磁石490を有する外科手術装置400の1つの非限定的な例示的実施形態を提供し、図13A~図13Cは、外科手術装置400に対して相補的な特徴部を有するローディング装置1400及びエンドエフェクタアセンブリ460とともに使用される、図12の外科手術装置400の1つの非限定的な例示的実施形態を提供する。
図12に示すように、外側シャフト404の遠位部分404d上に磁気キー特徴部490は、設けられている。図示した実施形態では、外側シャフト404は、対向する偏向可能なアーム407a、407bを含み、磁気キー特徴部490は、アーム407aに示されているように、2つのアーム407a、407bのうちの一方に連結されるか、あるいは関連付けられている。磁気キー機構490は、外側シャフト404の外周から突出し、長方形の直方体形状を有し、その遠位端490dに正極を有する。当業者は、外側シャフト404及び磁気キー特徴部490の他の構成が、本開示の趣旨から逸脱することなく、設けることができることを認識するであろうが、これに限定されるものではないが、装置の異なる部分(例えば、中間シャフト)に関連付けられた磁気キーの特徴部、異なる形状を有する磁気キーの特徴部及び/又は正極である磁気キーの特徴部を有する2つ以上の磁気キーの特徴部を有することを含む。
図13A~図13Cは、内部に配設されたエンドエフェクタアセンブリ460を有する送達チャンバ1420を有するローディング装置1400を示し、送達チャンバ1420及びエンドエフェクタアセンブリ460は、磁気キー特徴部490を含む、外科手術装置400の構成及び特徴部に本質的に相補的な構成及び特徴部を有する。エンドエフェクタアセンブリ460は、エンドエフェクタアセンブリ460のジョー482、484の磁気特性を引き付けるチャンバ1420の近位部分1420pに配設された磁石1470により送達チャンバ1420内に維持されている。エンドエフェクタアセンブリ460の近位部分460pには、エンドエフェクタアセンブリ460の取付アーム又は受容スリーブ462の末端部付近に、正極性の磁石461は、配設され、取付アーム462の末端部から遠ざけて、すなわち、磁石1470寄りに、負極性の磁石463は配設されている。図13Bに示すように、外科手術装置400の中間シャフト440及び外側シャフト404は、取付アーム462に形成された開口部464を通して挿入されるため、磁石461の正極性は、磁気キー特徴部490の正極性に反発する。これにより、エンドエフェクタアセンブリ460が既に整列されていない限り、矢印Qで図示するように、エンドエフェクタアセンブリ460は、その後の取り付けのために外科手術装置400に対して部分的に回転かつ整列される。図示されていないが、内側シャフトはまた、内側シャフト、中間シャフト及び外側シャフトのそれぞれを含む、本明細書に提供される他の構成と同様に、中間シャフト440及び外側シャフト404とともに使用することもできる。
シャフト440、404がエンドエフェクタアセンブリ460内に更に挿入されると、負極性を有する磁石463は、磁気キー特徴部の正極性によって、磁気キー特徴部490を引き付ける。更に、エンドエフェクタアセンブリ460及びシャフト440、404のジオメトリ及び構成は、エンドエフェクタアセンブリ460を外側シャフト404に着座するのを支援することができる。図示のように、半径方向内方に延在する壁465は、磁気キー特徴部490に係合し、シャフト440、404のエンドエフェクタアセンブリ460内への、より遠くへの進行を防止することができる。他の箇所のうち、エンドエフェクタアセンブリ460のシャフト440、404及び/又は内壁465に追加的壁及び溝を形成することができ、そのアライメントを容易にすることができる。図13Cの矢印Vに図示したように、エンドエフェクタアセンブリ460は、わずかに回転することができ、外科手術装置400に関連付けられた磁気キー特徴部490がエンドエフェクタアセンブリ460に対して位置をロックすることを可能にする。
図14は、ローディング装置1000と連動して、又は本明細書の開示に提供されたか若しくは本明細書の開示から導出可能な、あるいは当業者に知られている他のローディング装置とともに使用することができる、エンドエフェクタアセンブリ560の代替の構成を示している。エンドエフェクタアセンブリ560は、関節運動する遠位チャンバ1020内に配設されるように構成することができ、本明細書に提供された外科手術装置100、100’、400のような、本明細書の開示から導出可能な、あるいは当業者に知られている外科手術装置から選択的に連結かつ脱連結することができる。図15及び図16は、エンドエフェクタアセンブリ560をより詳細に示し、図17A及び図17Bは、別のエンドエフェクタアセンブリ560’をより詳細に示しており、図18A及び図18Bは、外科手術装置100、100’、400及びローディング装置1000、1000’、1400のように、エンドエフェクタアセンブリ660を外科手術装置及び/又はローディング装置に連結させるときに、本明細書に記載のエンドエフェクタアセンブリの特徴部のいくつかを使用する他の方法を示している。
図15に示すように、エンドエフェクタアセンブリ560は、第1の端部560dに配設されたエンドエフェクタ580と、第2の端部560pに配設された取付スリーブ又は受容スリーブ562と、を含むことができる。図示した実施形態におけるエンドエフェクタ580は、対向するジョー582、584を含むが、本明細書に提供されている、あるいは当業者に知られている、任意のタイプのエンドエフェクタを使用することができる(例えば、フック、ナイフ、スネア、単極ジョー、双極ジョー等)。取付アーム562は、アーム562の末端部562tに形成されたチャンバ564を含み、チャンバ564はまた、エンドエフェクタアセンブリ560の末端部560tでもあり、チャンバ564は、外科手術器具からシャフト(複数可)を受容し、エンドエフェクタアセンブリ560を外科手術器具、例えば、装置100に連結させるように構成されている。チャンバ564は、取付アーム562の内壁566により画定される開口部を含んでいる。
2つの構成要素を連結させることができる、雄雌嵌合特徴部、スナップフィット構成、締り嵌め構成又は任意の数の方法を含むがこれに限定されない、1つ以上の嵌合又は連結特徴部は、チャンバ564内に提供することができる。図16に示すように、内壁566の表面には、対向するスロット567(一方のみが視認可能)を形成することができる。
エンドエフェクタアセンブリ560’の代替実施形態は、図17Aに示すように、対向するスロット567’及び以下に記載された他の特徴部をより良好に説明している。アセンブリ560’は、取付アーム又は受容スリーブ562’と、スリーブ562’の末端部562t’に形成されたチャンバ564’と、エンドエフェクタアセンブリ560’の末端部560t’でもあるチャンバ564’と、チャンバ564’の開口部を画定する内壁566’と、を含む。スロット567、567’は、サイズ及び形状を定めることができるか、あるいは、外科手術器具のシャフト上に配置された1つ以上の嵌合要素又は連結特徴部に相補的であるように構成することができる。例えば、図17Aのエンドエフェクタアセンブリ567’に対して、図17Bに示すように、対向するキー付き特徴部又はスプライン590’を、外科手術器具500’の外側シャフト504’の遠位端504d’上に形成することができる。図示した実施形態では、スプライン590’は、実質的に正方形又は長方形の断面を有する長方形の直方体であり、したがって、相補的なスロット567’は、実質的に正方形又は長方形の形状を有する断面を有するスプライン590’の長方形の直方体形状に相補的な長方形の形状を有する。スロット567の幅は、対向するキー付き特徴部590’の幅と同様のサイズとすることができ、エンドエフェクタアセンブリ560’とシャフト504’との間の確実な接続を形成するように互いに連結することができる。確実な接続は、外科手術器具500’とともに、エンドエフェクタ(図17A及び図17Bには図示せず)の使用中に維持することができ、また、連結構成がもはや望まれない場合又は必要とされない場合には、エンドエフェクタアセンブリ560’を外科手術器具500’から脱連結させるために破断することもできる。エンドエフェクタアセンブリ560、560’を外科手術器具500、500’からの脱連結のための処置は、嵌合特徴部の構成に依存するが、図17A及び図17Bに図示した実施形態では、方向Kに供給される十分な力は、エンドエフェクタアセンブリ560’を外科手術器具500’の外側シャフト504’から脱連結させることができる。
図示した実施形態では、スプライン590’及び相補的なスロット567’は、実質的に正方形又は長方形の断面を有する長方形の直方体又は長方形の形状を有しているが、当業者であれば、エンドエフェクタアセンブリ560’を外科手術器具500’に連結させるために使用できる多種多様なジオメトリ、形状及び構成を認識するであろう。同様に、図示した実施形態では、2つのスロット567’及び2つのスプライン590’が示されているが、任意の数のスロット及びスプライン、又は他のタイプの嵌合特徴部若しくは連結特徴部を使用することができる。
エンドエフェクタアセンブリを外科手術装置の外側シャフトに連結させる能力は役立つが、互いに連結できることを保証するために2つの構成要素を整列させることは困難である場合がある。しかしながら、図16及び図17Aに示すように、エンドエフェクタアセンブリ560、560’の受容スリーブ562、562’は、図示の実施形態では、シャフト、例えば、スロット567、567’と連結させるように構成された、エンドエフェクタアセンブリ560、560’の一部分に向かって外科手術装置のシャフトを方向付けるのを支援するように構成することができる。図示した実施形態では、内壁又は表面566、566’は、この目的のための自己計時又は自己整列の特徴部又は構成を含んでいる。より詳細には、内壁又は表面566、566’は、シャフトがエンドエフェクタアセンブリ560、560’の他端560d(図17Aに図示せず)に配設されたエンドエフェクタ580(図17Aに図示せず)に向かって末端部562t、562t’から挿入されると、表面566、566’がシャフト(例えば、シャフト504’)をスロット567、567’に向かって漏斗状にする役割を果たすように、湾曲構造を有している。
当業者が、内面566、566’の中及び上に形成可能な過度の構成、湾曲、うねりなどを認識して、外科手術器具のシャフトをエンドエフェクタアセンブリの嵌合特徴部(例えば、スロット567、567’)に向かって良好に方向付ける、開示された能力を達成する場合、図示した実施形態では、一対の対向する頂部569、569’が内面566、566’の一部として形成される。対向する頂部569、569’は、対向するスロット567、567’の場所からチャンバ564、564’の周囲に略90度で配設され、頂部569、569’からスロット567、567’に向かって周方向に延在する内面566、566’の部分は、これによりスロット567、567’に向かって漏斗状になることができる。図示のように、頂部569、569’からスロット567、567’に向かっての湾曲構造は、頂部569、569’とスロット567、567’との間に延在する1つの連続した内面を作成しているが、他の構成では、内面566、566’は、必ずしも単一の連続面である必要はない。この構成の結果、シャフトが受容スリーブ562、562’に挿入されると、エンドエフェクタアセンブリ560、560’は、シャフトに対して回転し、適正な位置になるため、キー付き特徴部590’(図16には図示せず)がスロット567、567’と嵌合して確実な接続をそれらの間に形成することができる。いくつかの例示的な実施形態では、内面566、566’は、様々な形状、サイズ及び構成を有することができるが、頂部569、569’の最も内方に延在した部分から外壁565、565’まで略末端部562t、562t’にある内壁566、566’の厚さT、T’は、略約1ミリメートル~約5ミリメートルの範囲にあり、1つの例示的な実施形態では、約3ミリメートルであり、例えば、頂部569、569’から円周方向に略90度の、受容スリーブ562、562’の略最も薄い部分の末端部562t、562’における内壁566、566’の厚さT、T’は、略約0.5ミリメートル~約3ミリメートルの範囲にあるが、一実施形態では、約1ミリメートルである。
いくつかの実施形態では、図15及び図16に示すエンドエフェクタアセンブリ560のように、エンドエフェクタアセンブリ560の外面565上に、同様のセルフアライメント特徴部の自己計時、並びに連結特徴部を形成することができる。図示した実施形態では、受容スリーブ562の外面565に形成された対向するチャネル565cは、自己計時と、エンドエフェクタアセンブリ560の外科手術器具又はローディング装置への連結と、の両方の目的を果たすことができる。図示のように、チャネル565cは、取付スリーブ562の末端部562tに近接して配設されている。末端部562tに近接して配設されたチャネル565cの第1の受容末端部565cは、第1の範囲に末端部565cが配設されるよりもエンドエフェクタ580のより近くに配設された第2の末端部565cの幅よりも広い幅を有している。スロット567と同様に、第2の末端部565cにおけるチャネル565cの幅及び厚さは、外科手術器具の嵌合特徴部に相補的であり得るため、外科手術器具によるエンドエフェクタ580のその後の動作のために、両者は、互いに連結することができる。
外科手術器具の相補的な嵌合特徴部は、外科手術器具100の一部として図示されていないが、当業者は、チャネル565cを介してエンドエフェクタアセンブリ560を外科手術器具に連結させるとともに、使用できる相補的な形状を容易に決定することができる。例えば、外科手術器具の外側シャフトの内壁は、チャネル565の第2の末端部565c内に固定されるための長方形の直方体形状を有するキー付き又は嵌合する特徴部を含むことができる。特に、図15及び図16の図示した実施形態では、受容スリーブ562の外側表面565及び内側表面566の両方におけるセルフアライメント特徴部の連結及び自己計時を示しているが、他の実施形態では、エンドエフェクタアセンブリを外科手術器具に固定するために、これら2つの構成のうちの1つ、又は本開示から導出可能な同様の構成を含むことができる。内面566及び外面565上に形成された嵌合特徴部及び自己計時特徴部又はセルフアライメント特徴部は、本明細書で提供されるか又は本明細書から導出可能な、多くの異なる構成を用いて、同時に又は個別に、使用することができる。
代替的に又は追加的に、受容スリーブ562、562’の一部として提供された嵌合特徴部及び/又は自己計時特徴部又はセルフアライメント特徴部はまた、エンドエフェクタアセンブリ560、560’の反対側の端部の一部として設けることができ、エンドエフェクタアセンブリ560、560’をローディング装置、例えば、装置1000に連結させるとともに使用することができる。図18A及び図18Bでは、エンドエフェクタアセンブリ560”のエンドエフェクタ端部560d”の外面565”上に形成されたチャネル565c”が、どのようにエンドエフェクタアセンブリ560”をローディング装置1000に取り外し可能に連結させるのに使用することができるかの一つの非限定的な例を示している。図18Aは、ローディング装置1000”に対してロック解除構成に配設されているエンドエフェクタアセンブリ560”を示しているが、一方、図18Bは、ローディング装置1000”に対してロック構成により近くに配設されているエンドエフェクタアセンブリ560”を示している。図示のように、対向するチャネル565cは、エンドエフェクタアセンブリ560”のエンドエフェクタ端部560d”においてエンドエフェクタ(図示せず)の上方及び/又は周囲に配設された取付スリーブ561”の外面565”に形成されている。本明細書に記載のように、スリーブ561”は、エンドエフェクタアセンブリ560”をローディング装置1000”に連結させるため、かつエンドエフェクタ自体のための遮蔽体としての役割を果たすための両方で使用することができ、これにより、外部の環境、例えば、組織をエンドエフェクタ、例えば、ジョー、切断装置などとの偶発的及び/又は付随的な接触から保護することである。スリーブ561”は、外科手術処置において外科手術装置を使用する前に取り外すことができる。
スリーブ561”に形成されたチャネル565c”は、取付スリーブ562の外面565に形成されたチャネル562cと同様の構成を有することができる。幅は、チャネル565c”の対応する第2の末端部565c”においてよりも、取付スリーブ561”の末端部561t”に近接するチャネル565c”の第1の末端部565c”においてより広い。更に、第2の末端部565c”はそれぞれ、ローディング装置1000”の送達チャンバ1020”の内面1021”上に形成された各スプライン1021”を受容するように構成することができ、スプライン1021sは、チャネル565c”の各第2の末端部565c”により受容されるための相補的な形状を有している。エンドエフェクタアセンブリ560”がローディング装置1000”に向かってM方向、すなわち、ローディング装置1000”のスプライン1021s”及び管1066”の方向に移動すると、スプライン1021s”は、チャネル565c”を画定するチャネル565c”の表面565s”と接触し、エンドエフェクタアセンブリ560”をローディング装置1000”に対して、すなわち、図18Aと図18Bとの間に示されるように、方向Nに回転させることができる。チャネル565c”の第2の末端部565c”にスプライン1021s”を係合させることにより、接続を固定することができ、これによってロック構成を形成することができる。次いで、外科手術器具は、本明細書に提供された又は本明細書から導出可能な、あるいは当業者に知られている技術を使用して、エンドエフェクタアセンブリ560”の反対側の端部(図示せず)に連結することができる。チャネル565c”の第2の末端部565c”からスプライン1021s”を脱連結させるのに十分なエンドエフェクタアセンブリ560”に外科手術器具が連結されると、方向Lの力を供給することができる。次いで、スリーブ561”を取り外してエンドエフェクタを露出させることによって、エンドエフェクタが外科手術器具により動作されることを可能にする。
他の実施形態では、取付スリーブ561”は、実際にエンドエフェクタの延長であり得、これにより、エンドエフェクタアセンブリ560”に沿ってエンドエフェクタが配置されるよりも更に遠位側に配設することができる(すなわち、図18Bの実施形態では、エンドエフェクタが図に対して配置されているものとして記載されているよりも管1066”により近い)。そのような構成は、取付スリーブ561”の内面に関連付けられた特徴部を、連結及び自己計時又は自己整列の目的で使用するのにより好適であってもよいが、いくつかのエンドエフェクタは、取付スリーブ上の内面特徴部をエンドエフェクタの周囲に配設されているスリーブとともに使用することができるように構成してもよい。更に他の実施形態では、エンドエフェクタアセンブリをローディング装置に連結するための特徴部は、エンドエフェクタ上に直接形成することができる。例えば、取付スリーブ561の表面565に形成された外側チャネル565cは、エンドエフェクタのジョーの外面に形成することができる。
更なる実施形態において、それはエンドエフェクタアセンブリの端部(例えば、エンドエフェクタアセンブリ560、560’の端部560p、560p’)とすることができ、エンドエフェクタアセンブリは、エンドエフェクタ(例えば、図17A及び図17Bの実施形態に図示されていないエンドエフェクタ580)が受容スリーブ(例えば、受容スリーブ562、562’の末端部562t、562t’)の末端部に近接して配置されている状態で、ローディング装置内に配設される受容スリーブ(例えば、受容スリーブ562、562’)を含む。その結果、エンドエフェクタアセンブリをローディング装置に連結させるとともに、受容スリーブに関連付けられた連結特徴部を使用することができる。そのような構成において、ローディング装置は、外科手術器具を受容スリーブに挿入して外科手術器具をエンドエフェクタアセンブリに連結させることを可能にする構成を有することができる。例えば、図18A及び図18Bに示す旋回ジョイント1040”のような旋回ジョイントのローディング装置には、旋回ポイントを形成することができ、そのため旋回ジョイント1040”では、送達チャンバ1020”がローディング装置1000”の残りに対して旋回する。次いで、旋回ジョイント1040”における旋回は、送達チャンバ1020”の末端部1020t”を露出させることができ、送達チャンバ1020”の末端部1020t”は、外科手術器具のシャフトが挿入可能な管1066”に形成された開口部(図示せず)を含むことができ、後の使用のためにエンドエフェクタアセンブリを外科手術器具に連結させることができる。
当業者であれば、ローディング装置とエンドエフェクタアセンブリと外科手術装置との間で使用できる他の多くの構成を認識し、本開示の趣旨から逸脱することなく、本明細書で提供される自己計時及びセルフアライメント特徴部を利用するであろう。更に、図14~図18Bの開示が嵌合特徴部と一体の自己計時又はセルフアライメント特徴部(例えば、スロット567’とともに内面566’の構成)として記載される限り、当業者は、これら2つの特徴部が互いに分離可能であることを認識するであろう。更には、自己計時特徴部及び関連する嵌合特徴部の、任意の数のサイズ、形状及び構成を本開示の趣旨から逸脱することなく使用することができる。本開示を考慮して、当業者は、エンドエフェクタアセンブリと外科手術器具及びローディング装置のいずれか一方又は両方との間のより容易な連結を容易にするために、1つ以上の自己計時特徴部のサイズ、形状及び/又は構成を容易に適合させることができる。
図19及び図20は、エンドエフェクタアセンブリ660の別の例示的な実施形態に提供されている。図示のように、エンドエフェクタアセンブリ660の第1の端部660dは、エンドエフェクタ680を含み、第2の反対側の端部660pは、改善された3次元表面を提供してエンドエフェクタアセンブリ660をインビボで外科手術器具のシャフトに嵌合することを容易にするように構成された、取付アーム又は受容スリーブ662を含む。取付アーム662の末端面671には、開口部664が内部に形成されており、開口部664は、(最遠位外壁と称する場合もある)末端面671及び取付アーム662の内面666により画定されている。図示のように、末端面671の第1の部分671aは、エンドエフェクタアセンブリ660の長手方向軸線Lに沿って第1の端部660dから離れる方に延在する末端面671の第2の部分671bよりも、エンドエフェクタアセンブリ660の長手方向軸線Lに沿って第1の端部660dから離れる方へ、より遠くまで延在している。図20に図示したように、実質的に整列された長手方向軸線L及びLにおいて、第1の部分671a、第2の部分671bの構成に基づいて、末端面671により画定された開口部664の形状は、ローディング装置1000の送達チャンバ1020の末端面1024の形状と同様であることができる。すなわち、2つの面1024及び671の形状又はその少なくとも一部は、互いに実質的に類似することができる。これにより、外科手術器具のシャフトをエンドエフェクタアセンブリ660に連結させようとする際に、ローディング装置1000に対するエンドエフェクタアセンブリ660の場所を、ユーザは、より良好に特定し、構成要素を互いに対してより良好に整列させるように補助することができる。これは、末端面671の一部分671bが末端面671の別の部分671aよりも深く位置付けられ、エンドエフェクタアセンブリ660が連結しようとする、ローディング装置1000及び外科手術器具に対するエンドエフェクタアセンブリ660の場所及びアライメントについてユーザに合図を提供するからである。
取付アーム662の末端面671を形成するために任意の数の3次元形状を使用することができるが、図示した実施形態では、ローディング装置1000の末端面1024が、略くぼんだ又はスカラップ状であるのと同様に、末端面671の形状は、略くぼんだ又はスカラップ状である。より詳細には、第1の部分671aの幅及び第2の部分671bの幅は、第1の部分671aと第2の部分671bとの間に配設された中間部分671iの幅よりも広い。いくつかの例示的な実施形態では、第1の部分671aは、最遠位端において、第2の部分671bよりも略約2ミリメートル~約20ミリメートル長い範囲にあり、1つの例示的な実施形態では、長さの差は、約5ミリメートルである。更に、いくつかの例示的な実施形態では、第1の部分671a及び第2の部分671bの幅w(図19にラベル付けされている)は、略約2ミリメートル~約10ミリメートルの範囲にあり、一方、中間部分671iの幅w(図19にラベル付けされている)は、略約1ミリメートル~約8ミリメートルの範囲にあり、1つの例示的な実施形態では、第1の部分671a及び第2の部分671bの幅wは、約5ミリメートルであり、中間部分671iの幅wは、約3ミリメートルである。いくつかの実施形態では、第1の部分671a及び第2の部分671bの幅wは、異なることができる。
端部スリーブ673として参照される場合がある3次元形状を提供する取付アーム662の部分は、様々な方法でエンドエフェクタアセンブリ660の残りに関連付けることができる。いくつかの例では、端部スリーブ673は、3次元形状部分が取付アーム662の残りと一体構造であるように、取付アーム662の残りの一部として形成することができる。他の例では、端部スリーブ673は、一般的なエンドエフェクタアセンブリ、例えば、本明細書で開示されているか又は当業者に知られている他のエンドエフェクタアセンブリなどの端部に取り付けられた追加的構造とすることができる。例えば、端部スリーブ673は、エンドエフェクタアセンブリの取付アームに連結された弾性の円錐状端部スリーブとすることができる。いくつかの例では、取り付けられた端部スリーブ673は、発泡屈曲イソプレンとすることができる。更には、いくつかの実施形態では、可撓性スカート675は、エンドエフェクタアセンブリ660の場所に関する追加的フィードバックを提供するために近位表面677の一部として提供され、エンドエフェクタアセンブリ660の端部660pの向上した可視化を提供することができる。スカート675は、着地ゾーンのサイズを更に大きくして、器具のシャフトをエンドエフェクタアセンブリ660と容易に整列させることができる。当業者であれば、この3次元端部スリーブ673を提供することができる多くの他の方法、及びそれを形成するために使用することができる、熱可塑性エラストマーを含むがこれに限定されない様々な他の材料を認識するであろう。
追加的に、本明細書に提供される実施形態では、外科手術器具をエンドエフェクタアセンブリ660に連結させるためにシャフトが挿入される開口部664を有する端部スリーブ673について全般的には説明しているが、開口部を必要としない。本実施形態及び以前に説明された実施形態で提供されるような端部スリーブ673及び/又は取付スリーブの構成は、外科手術器具との連結を容易にする任意の構成であり得、それにより、構成は、少なくとも部分的にそれが取り付けられるべき外科手術器具の構成、実行される処置のタイプ及びユーザの好みに依存する場合がある。したがって、いくつかの実施形態では、開口部664が存在しなくてもよく、末端面671は、エンドエフェクタアセンブリ660の外面に関連付けられているエンドエフェクタアセンブリ660と、かつ/又はエンドエフェクタアセンブリ660に関連付けられた特別に適合された特徴部を直接的に伴わずにエンドエフェクタアセンブリ660に連結させ、2つの間の係合を容易にするように構成されている外科手術器具と、の取付特徴部を有する閉鎖面であってもよい。非限定的な例として、いくつかの実施形態では、端部スリーブ673は、開口部664を有さなくてもよく、これにより末端面671の全体(本実施形態で説明したように、開口部664として以前に説明されている領域を全般的には含む)は、ローディング装置1000及びエンドエフェクタアセンブリ660が取り付けられる外科手術器具に対するエンドエフェクタアセンブリ660の場所及びアライメントについてユーザにフィードバックを提供することができる。代わりに、上述したチャネル565cのような外面上に形成されたチャネルのような1つ以上の連結特徴部をエンドエフェクタアセンブリ660の外面に提供することができ、かつ/又は、外科手術器具は、エンドエフェクタアセンブリ660が器具に取り外し可能に連結されることを可能にする特徴部を含むことができる。
本明細書では、いくつかの構成要素が特定の寸法及び材料を有するものとして記載されているが、当業者は、外科手術器具及びエンドエフェクタアセンブリを製造するために使用される一般的な寸法及び材料を認識するであろう。したがって、記載された構成要素のそれぞれに具体的な寸法又は材料を提供する必要はない。特定の構成要素に対して本明細書においていくつかの寸法又は材料が提供される限り、それらの寸法及び材料は、本開示の存在に先立って、現在の開示とともに使用するのに好適な当業者には必ずしも知られていない。非限定的な例として、シャフト、エンドエフェクタアセンブリ及びローディング装置を含む、外科手術器具の構成要素は、外科手術グレードのステンレス鋼(例えば、17ー4)、他の300及び400シリーズのステンレス鋼、チタン及びアルミニウムから作製することができ、並びに外科手術器具及びローディング装置の構成要素は、ポリマー(例えば、ポリカーボネート)から作製することができ、ハウジング若しくはハンドル部分のような他の構成要素を把持する又は収容するように設計されている。当業者であれば、そのような構成要素を形成するために一般的に使用される様々な材料から作製することができる、外科手術器具及びローディング装置のような物品の内部構成要素が、モータ、コントローラ、レバー等を含んでもよいことを認識するであろう。
更に、当業者であれば、本明細書に提供される様々な外科手術装置、エンドエフェクタアセンブリ、ローディング装置及び他の関連する構成要素を使用する方法が、装置、アセンブリ及び関連する構成要素自体の説明から理解又は導出可能であることを認識するであろう。したがって、本開示が、ある構成要素が他の構成要素に対してどのように機能するかについての全ての詳細を提供するというわけではない限り、当業者は、本開示及びその人のベースライン知識を考慮してこれらの決定を行うことができるであろう。いくつかの例では、特定の実施形態の特定の構成要素又は例示的な方法の少なくとも一部分を使用することに関連付けられたいくつかの例示的な方法が、本明細書に記載されている。例えば、ハウジング102に対するシャフト104、140及び130の取り外し及び交換のいくつかの例示的な方法として、図7A~図7Cにおいてロックばね168を使用するいくつかの例示的な方法が上述されている。それにもかかわらず、非限定的な例として、1つ以上のエンドエフェクタアセンブリ、1つ以上のハウジング及び/又は関連する構成要素に対して、図2~図3Fにあるような取外し可能及び交換可能なシャフトを使用する可能性のある各相互作用についての明白な開示がない限り、当業者であれば、本開示から、シャフト、エンドエフェクタアセンブリ、ハウジング及び関連する構成要素を、本開示を考慮して、所望のとおりに動作させ、切り替える方法を決定することができるであろう。どのエンドエフェクタアセンブリ、シャフト及びハウジングが使用されるかは、他の要素の中で、実行される処置のタイプ、患者の人口統計、並びに装置及び関連する構成要素とともに使用される他の構成要素などに、少なくとも部分的に依存する。
上述の段落にもかかわらず、上述した特徴部のうちの少なくともいくつかを使用する1つの例示的な方法において、外科手術部位における1つ以上のエンドエフェクタの動作を含む、外科手術方法を以下に記載する。図8に図示したように、外科手術装置とともに使用するための第1の外科手術開口部及びローディング装置とともに使用するための第2の外科手術開口部を形成し、開口部を通して適切な器具を挿入して必要なシール、例えば、トロカールを形成した後、外科手術装置100は、第1の開口部(図示せず)を通って挿入可能であり、ローディング装置1000は、第2の開口部(図示せず)を通って挿入可能である。外科手術装置100を第1の開口部に挿入する前に、所望のシャフト(複数可)104、140、130(130は、図8には図示せず)を、図2~図3Fに対して上述した技術を使用するか又は当業者に知られている他の技術を使用してハウジング102に関連付けることができる。同様に、ローディング装置1000を第2の開口部に挿入する前に、ローディング装置1000の送達チャンバ1020内にエンドエフェクタアセンブリ(図8に図示せず)を予め配設することができる。本明細書に提供されるいくつかの実施形態では、エンドエフェクタアセンブリは、磁石(図11A~図13C)又は相補的なスプライン及びスロット(図18A及び図18B)などの特徴部により、送達チャンバ1020内に保持されるが、本明細書で説明されるか又は当業者に知られているローディング装置内にエンドエフェクタアセンブリを保持するための他の技術を使用することもできる。代替的に、ローディング装置1000が第2の開口部に配設された後に、エンドエフェクタアセンブリをローディング装置1000に関連付けることができる。例えば、ローディング装置1000は、装置1000の近位端1000pに配置されたハンドル部分1002から装置1000の遠位端1000dに配置された遠位チャンバ1020まで延在する通路を有することができ、処置の途中でエンドエフェクタを複数回交換することを可能にする。
ローディング装置1000は、その長手方向軸線Lに対して送達チャンバ1020を回転させるように動作することができ、それにより、送達チャンバ1020、及びその内容物(例えば、内部に配設されたエンドエフェクタアセンブリ)を外科手術装置100(図20に図示せず)への取り付けのために役立つ様式で提示する。図11A及び図11Bには、長手方向軸線L’に対して角度γ’で角度をなした送達チャンバ1020’の連接されたローディング構成が提供されている。次いで、外科手術装置を送達チャンバ1020に向かって進めることができ、エンドエフェクタアセンブリの外科手術装置への取り付けを容易にし始める。本明細書では、この相互作用を容易にするための多くの異なる特徴部が提供され、これらの特徴部の任意の組み合わせ又はこれらの特徴部のいずれか1つを本方法とともに使用することができる。例えば、図13A~図13Cに提供されている磁気相互作用は、エンドエフェクタアセンブリを外科手術装置と連結させるとともに、使用することができる。
代替的に又は追加的に、図15~図17B及び/又は図19及び図20に提供された嵌合特徴部及び/又はアライメント特徴部は、エンドエフェクタアセンブリを外科手術装置に連結させるとともに、使用することができる。したがって、この方法は、外科手術装置100のシャフト104の遠位端104dを、図8~図11B、図14及び図20に図示するような形状の送達チャンバ1020の末端面1024と接触させること、及び/又は、遠位端104dを、エンドエフェクタアセンブリの位置を特定するために図19及び図20に図示するような形状のエンドエフェクタアセンブリ660の末端面671と接触させること、を含むことができる。第1の部分1024a及び/又は671aは、第2の部分1024b及び/又は671bが長手方向軸線L及び/又は長手方向軸線Lに沿って反対側の端部1020p及び/又は660dから離れる方へ延在したよりも、長手方向軸線L及び/又は長手方向軸線Lに沿って反対側の端部1020p及び/又は660dから離れる方へ、より遠くまで延在し、それにより、送達チャンバ1020及び/又はエンドエフェクタアセンブリ660の位置の特定を促進することを、シャフト104は、認識することができるであろう。更に、エンドエフェクタアセンブリの内面が図15~図17Bのエンドエフェクタアセンブリ560、560’の内面566、566’と同様に構成されている場合、シャフト104は、例えば、各頂部569、569’から嵌合特徴部(複数可)に向かって漏斗を形成する内面566、566’に沿って案内されることにより、シャフト104上に形成されたスプラインと形状が相補的であるスロット567、567’のように、エンドエフェクタアセンブリ560、560’の嵌合特徴部(複数可)に向かって整列され、方向付けることができる。次いで、スロット567、567’とスプラインとの間に確実な取り付けを行うことができる。いくつかの実施形態では、エンドエフェクタアセンブリとともに図7A~図7Cに図示したロックばね168のようなロックばねを組み込むことにより、確実な取り付けを確認することができる。
確実な取り付けが行われた後、エンドエフェクタアセンブリ660及び外科手術装置100は、ローディング装置1000から取り外され、動作することができる。次いで、エンドエフェクタアセンブリ660は、当業者に既知かつ/又は図1~図6Bに関連付けられた開示から記載又は導出されるものを含む、本開示から導出可能な技術を使用して、外科手術装置100から分離することができ、エンドエフェクタアセンブリ660は、ローディング装置1000に戻され、外科手術部位から取り外し可能である。本開示の趣旨から逸脱することなく、外科手術部位からエンドエフェクタを取り外すための他の方法もまた用いることができる。更に、他のエンドエフェクタアセンブリは、所望により、外科手術装置100に導入かつ連結することができる。処置が完了すると、外科手術部位から外科手術装置100及びローディング装置1000を取り外し、所望のように洗浄及び滅菌することができる。非限定的な例として、他のものから分離可能な任意の構成要素、シャフト104からのエンドエフェクタアセンブリ及びハウジング102からのシャフト104、140、130は、洗浄及び滅菌することができる。これらの構成要素は、所望の場合に再使用することができる。
当業者であれば、本発明には従来の内視鏡装置及び開放手術装置における用途、並びにロボット支援手術における用途があることは認識されるところであろう。
本明細書に開示されるデバイスは、1回の使用後に廃棄されるように設計することができ、又は複数回使用されるように設計することができる。しかしながら、いずれの場合も、本デバイスは、少なくとも1回の使用後に再使用のために再調整することができる。再調整には、デバイスの分解工程、それに続く特定の部品の洗浄工程又は交換工程、及びその後の再組立工程の任意の組み合わせを含むことができる。特に、デバイスは分解することができ、デバイスの任意の数の特定の部品又は部分を、任意の組み合わせで選択的に交換するか又は取り外すことができる。特定の部分を洗浄及び/又は交換した後、デバイスを後の使用のために、再調整施設で、又は外科処置の直前に外科チームによって再組み立てすることができる。当業者であれば、デバイスの再調整が、分解、洗浄/交換及び再組み立てのための様々な技術を利用できることを理解するであろう。そのような技術の使用及び結果として得られる再調整されたデバイスは、全て本発明の範囲内にある。
好ましくは、本明細書に記載の器具は、手術前に処理される。最初に、新しい又は使用済みの器具を入手し、必要であれば洗浄する。次いで、器具を滅菌することができる。1つの滅菌技術では、器具は、プラスチックバッグ又はTYVEK(登録商標)バッグなど、閉鎖され密封された容器に入れられる。次に、容器及びその内容物は、γ線、X線又は高エネルギー電子などの、容器を貫通できる放射線場の中に設置される。放射線は、器具上又は容器内の細菌を死滅させる。この後、滅菌された器具を滅菌容器内で保管することができる。密封された容器は、医療設備において開封されるまで器具を滅菌状態に保つ。
デバイスは滅菌されることが好ましい。これは、β線又はγ線、酸化エチレン、蒸気を含む、当業者に既知のあらゆる方法によって行うことができる。
当業者には、上述の実施形態に基づいて本発明の更なる特徴及び利点が認識されよう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲によって示される場合を除き、具体的に示され説明される内容により限定されるものではない。更に、一つの実施形態からの任意の特徴部は、本開示を考慮して、当業者により他の実施形態に容易に組み込むことができる。これには、限定するものではないが、図19及び図20の端部スリーブ673、図14~図18Bの自己計時特徴部及びセルフアライメント特徴部、図11A~図13Cの嵌合特徴部、図8~図10Bの送達チャンバ末端部1024の形状及び構成(図11A、図11B、図14及び図20にも図示)、図7A~図7Cのロックばね168、並びに図1A~図6Bのエンドエフェクタ、シャフト104、140、130及びハウジング102のモジュール性を適合させることを含み、本明細書に提供され、本明細書から導出可能な、あるいは当業者に知られている、他の実施形態のいずれかにおいて使用することができる。同様に、当業者は、様々なタイプのエンドエフェクタ、すなわち、ジョーだけでなく、本明細書に提供される様々な特徴部を使用するために任意の必要な適応をどのようにするかを理解するであろう。更には、当業者は、システムの1つの構成要素(例えば、エンドエフェクタアセンブリ、外科手術装置及びローディング装置)に対して記載された特徴部をシステムの別の構成要素に組み込む方法を理解するであろう。したがって、特徴部がエンドエフェクタアセンブリ、外科手術装置又はローディング装置に関連付けられるものとして記載されている限り、そのような特徴部はまた、エンドエフェクタアセンブリ、外科手術装置又はローディング装置の別の特徴部として含めることもできる。本明細書に引用される全ての刊行物及び参照文献はそれらの全容を参照によって本明細書に明示的に援用するものである。
〔実施の態様〕
(1) 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
第2の反対側の端部に配設された取付アームと、を有するエンドエフェクタアセンブリを含む、外科手術装置であって、
前記取付アームは、前記エンドエフェクタアセンブリに連結されるように構成された外科手術器具を受容するための、開口部を画定する末端面を有し、前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って前記第1の端部から離れる方へ延在した前記末端面の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタアセンブリの前記長手方向軸線に沿って前記第1の端部から離れる方へ、より遠くまで延在している、第1の部分を有する、外科手術装置。
(2) 前記取付アームは、前記末端面と前記エンドエフェクタとの間に延在した細長シャフトを更に含み、前記エンドエフェクタは、前記末端面の反対側の前記細長シャフトの端部に動作可能に連結されている、実施態様1に記載の外科手術装置。
(3) 前記エンドエフェクタは、ジョーアセンブリを含む、実施態様1に記載の外科手術装置。
(4) 前記末端面は、前記第1の部分の幅及び前記第2の部分の幅が、前記第1の部分と前記第2の部分との間に配設された中間部分の幅よりも広い、くぼんだ、スカラップ状の形状を含む、実施態様1に記載の外科手術装置。
(5) 前記取付アームは、弾性の円錐状端部スリーブを含む、実施態様1に記載の外科手術装置。
(6) 前記取付アームは、前記末端面から延在する可撓性の外側スカートを更に含む、実施態様5に記載の外科手術装置。
(7) 前記エンドエフェクタアセンブリを内部に配置するための遠位チャンバを有するエンドエフェクタローダを更に含み、
前記エンドエフェクタローダの遠位端は、前記遠位チャンバへのアクセスを提供する開口部を含む、実施態様1に記載の外科手術装置。
(8) 前記エンドエフェクタローダの前記遠位端の前記開口部は、最遠位外壁により画定され、前記最遠位外壁の第1の部分は、前記エンドエフェクタローダの長手方向軸線に沿って前記近位端から離れる方へ延在した、前記エンドエフェクタローダの前記最遠位外壁の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタローダの前記長手方向軸線に沿って前記エンドエフェクタローダの近位端から離れる方へ、より遠くまで延在している、実施態様7に記載の外科手術装置。
(9) 前記取付アームの前記末端面の配向は、前記エンドエフェクタローダの前記最遠位外壁の配向と実質的に類似するように構成されている、実施態様8に記載の外科手術装置。
(10) 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
第2の反対側の端部に配設された受容スリーブと、を含む、エンドエフェクタアセンブリであって、
前記受容スリーブは、前記エンドエフェクタアセンブリの前記第1の端部から最も遠い、前記第2の反対側の端部の末端部に形成されたチャンバを有し、前記チャンバは、前記チャンバの内面上に形成された1つ以上の連結特徴部を含み、
前記チャンバの前記内面は、前記エンドエフェクタアセンブリの前記第1の端部に向かって前記チャンバ内へ進められた外科手術器具の1つ以上の相補的な連結特徴部を、前記チャンバの前記1つ以上の連結特徴部に向かって方向付け得る、湾曲構造を有する、エンドエフェクタアセンブリ。
(11) 前記チャンバの前記1つ以上の連結特徴部は、外科手術器具の相補的な、対向するスプラインを受容するように構成された、対向するスロットを含む、実施態様10に記載のエンドエフェクタアセンブリ。
(12) 前記チャンバの前記内面は、前記対向するスロットから前記チャンバの周囲に略90度で配設された、対向する第1及び第2の頂部を含み、前記頂部から延在する前記内面の部分により、前記対向するスロットに向かう漏斗が形成されており、これにより、前記エンドエフェクタアセンブリは、前記チャンバ内へ進められた前記外科手術器具のシャフトに対して、前記外科手術器具の前記相補的な、対向するスプラインが前記チャンバの前記対向するスロットに向かって移動するように、回転するように構成されている、実施態様11に記載のエンドエフェクタアセンブリ。
(13) 1つ以上の連結特徴部を有する外面を更に含み、前記1つ以上の連結特徴部は、前記外面上に形成されており、前記1つ以上の連結特徴部は、前記エンドエフェクタアセンブリを保持するとともに、前記エンドエフェクタアセンブリを外科手術器具に連結するように、ローディング装置の1つ以上の相補的な連結特徴部と連結するように構成されている、実施態様10に記載のエンドエフェクタアセンブリ。
(14) 前記エンドエフェクタアセンブリの前記外面の前記1つ以上の連結特徴部は、対向するチャネルを含み、前記対向するチャネルは、前記チャネルの第2の端部の幅よりも広い、前記チャネルの第1の端部の幅を有し、前記チャネルの前記第1の端部は、前記エンドエフェクタアセンブリの末端部に配設されている、実施態様13に記載のエンドエフェクタアセンブリ。
(15) 外科手術方法であって、
外科手術器具のシャフトをローディング装置に向かって進めることであって、前記ローディング装置には、エンドエフェクタアセンブリが関連付けられている、ことと、
前記エンドエフェクタアセンブリの位置を特定するために、前記シャフトの遠位端を前記エンドエフェクタアセンブリの取付端部の末端面に接触させることであって、前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの前記位置の特定が容易になるように、前記エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って、前記エンドエフェクタアセンブリのエンドエフェクタ端部から離れる方へ延在する、前記末端面の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタアセンブリの前記長手方向軸線に沿って、前記エンドエフェクタアセンブリの前記エンドエフェクタ端部から離れる方へ、より遠くまで延在する第1の部分を有している、ことと、
前記シャフトに関連付けられたアクチュエータによる、前記エンドエフェクタアセンブリの前記エンドエフェクタ端部に配置されたエンドエフェクタの動作が可能となるように、前記シャフトを前記エンドエフェクタアセンブリに連結させることと、を含む、外科手術方法。
(16) 前記エンドエフェクタアセンブリの前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの可撓性の、3次元取付アームの一部である、実施態様15に記載の方法。
(17) 前記末端面は、前記第1の部分の幅及び前記第2の部分の幅が、前記第1の部分と前記第2の部分との間に配設された中間部分の幅よりも広い、くぼんだ、スカラップ状の形状を含む、実施態様15に記載の方法。
(18) 前記エンドエフェクタアセンブリを前記ローディング装置の外側へ進めて、前記エンドエフェクタアセンブリの前記末端面を前記ローディング装置の外部の環境に露出させることを更に含む、実施態様15に記載の方法。
(19) 前記エンドエフェクタアセンブリの前記末端面の形状は、前記エンドエフェクタアセンブリを前記ローディング装置の外側へ進めたときに前記エンドエフェクタアセンブリが通過する開口部を画定する、前記ローディング装置の最遠位外壁の形状と実質的に同様である、実施態様18に記載の方法。
(20) 前記シャフトを前記エンドエフェクタアセンブリに連結させることは、
前記エンドエフェクタアセンブリの前記取付端部内へと前記外科手術器具の前記シャフトを進めることを更に含み、
前記取付端部の開口部を画定する内面の構成は、前記エンドエフェクタアセンブリの前記取付端部の1つ以上の連結特徴部が、前記シャフトの前記遠位端の1つ以上の連結特徴部と係合して、前記シャフトが前記エンドエフェクタアセンブリに連結される位置へと、前記エンドエフェクタアセンブリを回転させるように構成されている、実施態様15に記載の方法。

Claims (8)

  1. 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
    第2の反対側の端部に配設された取付アームと、を有するエンドエフェクタアセンブリを含む、外科手術装置であって、
    前記取付アームは、前記エンドエフェクタアセンブリに連結されるように構成された外科手術器具を受容するための、開口部を画定する末端面を有し、前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って前記第1の端部から離れて延びている前記末端面の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタアセンブリの前記長手方向軸線に沿って前記第1の端部からさらに離れて延びている、第1の部分を有しており、
    前記末端面は、前記第1の部分の幅及び前記第2の部分の幅が、前記第1の部分と前記第2の部分との間に配設された中間部分の幅よりも広い、くぼんだ、スカラップ状の形状を含む、外科手術装置。
  2. 前記取付アームは、前記末端面と前記エンドエフェクタとの間に延在した細長シャフトを更に含み、前記エンドエフェクタは、前記末端面の反対側の前記細長シャフトの端部に動作可能に連結されている、請求項1に記載の外科手術装置。
  3. 前記エンドエフェクタは、ジョーアセンブリを含む、請求項1に記載の外科手術装置。
  4. 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
    第2の反対側の端部に配設された取付アームと、を有するエンドエフェクタアセンブリを含む、外科手術装置であって、
    前記取付アームは、前記エンドエフェクタアセンブリに連結されるように構成された外科手術器具を受容するための、開口部を画定する末端面を有し、前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って前記第1の端部から離れて延びている前記末端面の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタアセンブリの前記長手方向軸線に沿って前記第1の端部からさらに離れて延びている、第1の部分を有しており、
    前記取付アームは、前記末端面と前記エンドエフェクタとの間に延在した細長シャフトを含み、
    前記取付アームは、前記細長シャフトより円錐状に拡径する、弾性の端部スリーブを含み、
    前記弾性の端部スリーブは、前記取付アームの前記末端面側の端部に位置付けられている、外科手術装置。
  5. 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
    第2の反対側の端部に配設された取付アームと、を有するエンドエフェクタアセンブリを含む、外科手術装置であって、
    前記取付アームは、前記エンドエフェクタアセンブリに連結されるように構成された外科手術器具を受容するための、開口部を画定する末端面を有し、前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って前記第1の端部から離れて延びている前記末端面の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタアセンブリの前記長手方向軸線に沿って前記第1の端部からさらに離れて延びている、第1の部分を有しており、
    前記取付アームは、弾性の円錐状端部スリーブを含み、
    前記弾性の円錐状端部スリーブは、前記取付アームの前記末端面側の端部に位置付けられており、
    前記取付アームは、前記末端面から延在する可撓性の外側スカートを更に含む、外科手術装置。
  6. 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
    第2の反対側の端部に配設された取付アームと、を有するエンドエフェクタアセンブリを含む、外科手術装置であって、
    前記取付アームは、前記エンドエフェクタアセンブリに連結されるように構成された外科手術器具を受容するための、開口部を画定する末端面を有し、前記末端面は、前記エンドエフェクタアセンブリの長手方向軸線に沿って前記第1の端部から離れて延びている前記末端面の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタアセンブリの前記長手方向軸線に沿って前記第1の端部からさらに離れて延びている、第1の部分を有しており、
    前記外科用手術装置は、前記エンドエフェクタアセンブリを内部に配置するための遠位チャンバを有するエンドエフェクタローダを更に含み、前記エンドエフェクタローダの遠位端は、前記遠位チャンバへのアクセスを提供する開口部を含み、
    前記エンドエフェクタローダの前記遠位端の前記開口部は、最遠位外壁により画定され、前記最遠位外壁の第1の部分は、前記エンドエフェクタローダの長手方向軸線に沿ってその近位端から離れる方へ延在した、前記エンドエフェクタローダの前記最遠位外壁の第2の部分よりも、前記エンドエフェクタローダの前記長手方向軸線に沿って前記エンドエフェクタローダの近位端から離れる方へ、より遠くまで延在しており、
    前記取付アームの前記末端面の前記開口部は、前記エンドエフェクタローダの前記遠位端の前記開口部と対応する形状を有する、外科手術装置。
  7. 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
    第2の反対側の端部に配設された受容スリーブと、を含む、エンドエフェクタアセンブリであって、
    前記受容スリーブは、前記エンドエフェクタアセンブリの前記第1の端部から最も遠い、前記第2の反対側の端部の末端部に形成されたチャンバを有し、前記チャンバは、前記チャンバの内面上に形成された1つ以上の連結特徴部を含み、
    前記チャンバの前記内面は、前記エンドエフェクタアセンブリの前記第1の端部に向かって前記チャンバ内へ進められた外科手術器具の1つ以上の相補的な連結特徴部を、前記チャンバの前記1つ以上の連結特徴部に向かって方向付け得る、湾曲構造を有し、
    前記チャンバの前記1つ以上の連結特徴部は、外科手術器具の相補的な、対向するスプラインを受容するように構成された、対向するスロットを含み、
    前記チャンバの前記内面は、前記対向するスロットから前記チャンバの周囲に略90度で配設された、対向する第1及び第2の頂部を含み、前記頂部から延在する前記内面の部分により、前記対向するスロットに向かう漏斗が形成されており、これにより、前記エンドエフェクタアセンブリは、前記チャンバ内へ進められた前記外科手術器具のシャフトに対して、前記外科手術器具の前記相補的な、対向するスプラインが前記チャンバの前記対向するスロットに向かって移動するように、回転するように構成されている、エンドエフェクタアセンブリ。
  8. 第1の端部に配設されたエンドエフェクタと、
    第2の反対側の端部に配設された受容スリーブと、を含む、エンドエフェクタアセンブリであって、
    前記受容スリーブは、前記エンドエフェクタアセンブリの前記第1の端部から最も遠い、前記第2の反対側の端部の末端部に形成されたチャンバを有し、前記チャンバは、前記チャンバの内面上に形成された1つ以上の連結特徴部を含み、
    前記チャンバの前記内面は、前記エンドエフェクタアセンブリの前記第1の端部に向かって前記チャンバ内へ進められた外科手術器具の1つ以上の相補的な連結特徴部を、前記チャンバの前記1つ以上の連結特徴部に向かって方向付け得る、湾曲構造を有し、
    前記エンドエフェクタアセンブリは1つ以上の連結特徴部を有する外面を更に含み、前記1つ以上の連結特徴部は、前記外面上に形成されており、前記1つ以上の連結特徴部は、前記エンドエフェクタアセンブリを保持するとともに、前記エンドエフェクタアセンブリを外科手術器具に連結するように、ローディング装置の1つ以上の相補的な連結特徴部と連結するように構成されており、
    前記エンドエフェクタアセンブリの前記外面の前記1つ以上の連結特徴部は、対向するチャネルを含み、前記チャネルは、前記チャネルの第2の端部の幅よりも広い、前記チャネルの第1の端部の幅を有し、前記チャネルの前記第1の端部は、前記エンドエフェクタアセンブリの末端部に配設されている、エンドエフェクタアセンブリ。
JP2018529960A 2015-12-11 2016-12-09 エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法 Active JP7066617B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/966,330 US10265130B2 (en) 2015-12-11 2015-12-11 Systems, devices, and methods for coupling end effectors to surgical devices and loading devices
US14/966,330 2015-12-11
PCT/US2016/065848 WO2017100589A1 (en) 2015-12-11 2016-12-09 Systems, devices, and methods for coupling end effectors to surgical devices and loading devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018538068A JP2018538068A (ja) 2018-12-27
JP7066617B2 true JP7066617B2 (ja) 2022-05-13

Family

ID=57539175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018529960A Active JP7066617B2 (ja) 2015-12-11 2016-12-09 エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10265130B2 (ja)
EP (2) EP3178408B1 (ja)
JP (1) JP7066617B2 (ja)
CN (1) CN108472026B (ja)
BR (1) BR112018011530B1 (ja)
WO (1) WO2017100589A1 (ja)

Families Citing this family (137)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8465502B2 (en) 2008-08-25 2013-06-18 Covidien Lp Surgical clip applier and method of assembly
US9358015B2 (en) 2008-08-29 2016-06-07 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier with wedge plate
US8403945B2 (en) 2010-02-25 2013-03-26 Covidien Lp Articulating endoscopic surgical clip applier
US8968337B2 (en) 2010-07-28 2015-03-03 Covidien Lp Articulating clip applier
US11871901B2 (en) 2012-05-20 2024-01-16 Cilag Gmbh International Method for situational awareness for surgical network or surgical network connected device capable of adjusting function based on a sensed situation or usage
US11504192B2 (en) 2014-10-30 2022-11-22 Cilag Gmbh International Method of hub communication with surgical instrument systems
CA2958160A1 (en) 2016-02-24 2017-08-24 Covidien Lp Endoscopic reposable surgical clip applier
US10492795B2 (en) 2016-11-01 2019-12-03 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier
US11583291B2 (en) 2017-02-23 2023-02-21 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier
US10675043B2 (en) 2017-05-04 2020-06-09 Covidien Lp Reposable multi-fire surgical clip applier
WO2019089311A1 (en) * 2017-10-30 2019-05-09 Ethicon Llc Surgical instruments comprising an articulation drive that provides for high articulation angles
US11291510B2 (en) 2017-10-30 2022-04-05 Cilag Gmbh International Method of hub communication with surgical instrument systems
US11801098B2 (en) 2017-10-30 2023-10-31 Cilag Gmbh International Method of hub communication with surgical instrument systems
EP3488801B1 (en) * 2017-10-30 2021-07-14 Ethicon LLC Surgical instruments comprising a lockable end effector socket
US11317919B2 (en) 2017-10-30 2022-05-03 Cilag Gmbh International Clip applier comprising a clip crimping system
US11229436B2 (en) 2017-10-30 2022-01-25 Cilag Gmbh International Surgical system comprising a surgical tool and a surgical hub
US11311342B2 (en) 2017-10-30 2022-04-26 Cilag Gmbh International Method for communicating with surgical instrument systems
US11564756B2 (en) 2017-10-30 2023-01-31 Cilag Gmbh International Method of hub communication with surgical instrument systems
US10842473B2 (en) 2017-10-30 2020-11-24 Ethicon Llc Surgical instrument having dual rotatable members to effect different types of end effector movement
US10932804B2 (en) 2017-10-30 2021-03-02 Ethicon Llc Surgical instrument with sensor and/or control systems
US11510741B2 (en) 2017-10-30 2022-11-29 Cilag Gmbh International Method for producing a surgical instrument comprising a smart electrical system
US11026712B2 (en) 2017-10-30 2021-06-08 Cilag Gmbh International Surgical instruments comprising a shifting mechanism
US11123070B2 (en) 2017-10-30 2021-09-21 Cilag Gmbh International Clip applier comprising a rotatable clip magazine
US11911045B2 (en) 2017-10-30 2024-02-27 Cllag GmbH International Method for operating a powered articulating multi-clip applier
US11129634B2 (en) 2017-10-30 2021-09-28 Cilag Gmbh International Surgical instrument with rotary drive selectively actuating multiple end effector functions
US11376015B2 (en) 2017-11-03 2022-07-05 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier and handle assemblies for use therewith
US11202570B2 (en) 2017-12-28 2021-12-21 Cilag Gmbh International Communication hub and storage device for storing parameters and status of a surgical device to be shared with cloud based analytics systems
US11540855B2 (en) 2017-12-28 2023-01-03 Cilag Gmbh International Controlling activation of an ultrasonic surgical instrument according to the presence of tissue
US11744604B2 (en) 2017-12-28 2023-09-05 Cilag Gmbh International Surgical instrument with a hardware-only control circuit
US11096693B2 (en) 2017-12-28 2021-08-24 Cilag Gmbh International Adjustment of staple height of at least one row of staples based on the sensed tissue thickness or force in closing
US11576677B2 (en) 2017-12-28 2023-02-14 Cilag Gmbh International Method of hub communication, processing, display, and cloud analytics
US11969142B2 (en) 2017-12-28 2024-04-30 Cilag Gmbh International Method of compressing tissue within a stapling device and simultaneously displaying the location of the tissue within the jaws
US11589888B2 (en) 2017-12-28 2023-02-28 Cilag Gmbh International Method for controlling smart energy devices
US11132462B2 (en) 2017-12-28 2021-09-28 Cilag Gmbh International Data stripping method to interrogate patient records and create anonymized record
US10892899B2 (en) 2017-12-28 2021-01-12 Ethicon Llc Self describing data packets generated at an issuing instrument
US11253315B2 (en) 2017-12-28 2022-02-22 Cilag Gmbh International Increasing radio frequency to create pad-less monopolar loop
US10966791B2 (en) 2017-12-28 2021-04-06 Ethicon Llc Cloud-based medical analytics for medical facility segmented individualization of instrument function
US11937769B2 (en) 2017-12-28 2024-03-26 Cilag Gmbh International Method of hub communication, processing, storage and display
US11284936B2 (en) 2017-12-28 2022-03-29 Cilag Gmbh International Surgical instrument having a flexible electrode
US20190201087A1 (en) 2017-12-28 2019-07-04 Ethicon Llc Smoke evacuation system including a segmented control circuit for interactive surgical platform
US11419667B2 (en) 2017-12-28 2022-08-23 Cilag Gmbh International Ultrasonic energy device which varies pressure applied by clamp arm to provide threshold control pressure at a cut progression location
US11100631B2 (en) 2017-12-28 2021-08-24 Cilag Gmbh International Use of laser light and red-green-blue coloration to determine properties of back scattered light
US11633237B2 (en) 2017-12-28 2023-04-25 Cilag Gmbh International Usage and technique analysis of surgeon / staff performance against a baseline to optimize device utilization and performance for both current and future procedures
US11179208B2 (en) 2017-12-28 2021-11-23 Cilag Gmbh International Cloud-based medical analytics for security and authentication trends and reactive measures
US11659023B2 (en) 2017-12-28 2023-05-23 Cilag Gmbh International Method of hub communication
US11602393B2 (en) 2017-12-28 2023-03-14 Cilag Gmbh International Surgical evacuation sensing and generator control
US20190201039A1 (en) 2017-12-28 2019-07-04 Ethicon Llc Situational awareness of electrosurgical systems
US11291495B2 (en) 2017-12-28 2022-04-05 Cilag Gmbh International Interruption of energy due to inadvertent capacitive coupling
US11696760B2 (en) 2017-12-28 2023-07-11 Cilag Gmbh International Safety systems for smart powered surgical stapling
US11571234B2 (en) 2017-12-28 2023-02-07 Cilag Gmbh International Temperature control of ultrasonic end effector and control system therefor
US11278281B2 (en) 2017-12-28 2022-03-22 Cilag Gmbh International Interactive surgical system
US11324557B2 (en) 2017-12-28 2022-05-10 Cilag Gmbh International Surgical instrument with a sensing array
US11109866B2 (en) 2017-12-28 2021-09-07 Cilag Gmbh International Method for circular stapler control algorithm adjustment based on situational awareness
US11076921B2 (en) 2017-12-28 2021-08-03 Cilag Gmbh International Adaptive control program updates for surgical hubs
US11857152B2 (en) 2017-12-28 2024-01-02 Cilag Gmbh International Surgical hub spatial awareness to determine devices in operating theater
US11446052B2 (en) 2017-12-28 2022-09-20 Cilag Gmbh International Variation of radio frequency and ultrasonic power level in cooperation with varying clamp arm pressure to achieve predefined heat flux or power applied to tissue
US10892995B2 (en) 2017-12-28 2021-01-12 Ethicon Llc Surgical network determination of prioritization of communication, interaction, or processing based on system or device needs
US20190201139A1 (en) 2017-12-28 2019-07-04 Ethicon Llc Communication arrangements for robot-assisted surgical platforms
US11464535B2 (en) 2017-12-28 2022-10-11 Cilag Gmbh International Detection of end effector emersion in liquid
US11213359B2 (en) 2017-12-28 2022-01-04 Cilag Gmbh International Controllers for robot-assisted surgical platforms
US11529187B2 (en) 2017-12-28 2022-12-20 Cilag Gmbh International Surgical evacuation sensor arrangements
US11559308B2 (en) 2017-12-28 2023-01-24 Cilag Gmbh International Method for smart energy device infrastructure
US11389164B2 (en) 2017-12-28 2022-07-19 Cilag Gmbh International Method of using reinforced flexible circuits with multiple sensors to optimize performance of radio frequency devices
US10758310B2 (en) 2017-12-28 2020-09-01 Ethicon Llc Wireless pairing of a surgical device with another device within a sterile surgical field based on the usage and situational awareness of devices
US11832899B2 (en) 2017-12-28 2023-12-05 Cilag Gmbh International Surgical systems with autonomously adjustable control programs
US11160605B2 (en) 2017-12-28 2021-11-02 Cilag Gmbh International Surgical evacuation sensing and motor control
US11832840B2 (en) 2017-12-28 2023-12-05 Cilag Gmbh International Surgical instrument having a flexible circuit
US11423007B2 (en) 2017-12-28 2022-08-23 Cilag Gmbh International Adjustment of device control programs based on stratified contextual data in addition to the data
US11304720B2 (en) 2017-12-28 2022-04-19 Cilag Gmbh International Activation of energy devices
US10987178B2 (en) 2017-12-28 2021-04-27 Ethicon Llc Surgical hub control arrangements
US11147607B2 (en) 2017-12-28 2021-10-19 Cilag Gmbh International Bipolar combination device that automatically adjusts pressure based on energy modality
US11419630B2 (en) 2017-12-28 2022-08-23 Cilag Gmbh International Surgical system distributed processing
US11026751B2 (en) 2017-12-28 2021-06-08 Cilag Gmbh International Display of alignment of staple cartridge to prior linear staple line
US11257589B2 (en) 2017-12-28 2022-02-22 Cilag Gmbh International Real-time analysis of comprehensive cost of all instrumentation used in surgery utilizing data fluidity to track instruments through stocking and in-house processes
US11864728B2 (en) 2017-12-28 2024-01-09 Cilag Gmbh International Characterization of tissue irregularities through the use of mono-chromatic light refractivity
US10849697B2 (en) 2017-12-28 2020-12-01 Ethicon Llc Cloud interface for coupled surgical devices
US11266468B2 (en) 2017-12-28 2022-03-08 Cilag Gmbh International Cooperative utilization of data derived from secondary sources by intelligent surgical hubs
US11786245B2 (en) 2017-12-28 2023-10-17 Cilag Gmbh International Surgical systems with prioritized data transmission capabilities
US11304763B2 (en) 2017-12-28 2022-04-19 Cilag Gmbh International Image capturing of the areas outside the abdomen to improve placement and control of a surgical device in use
US11376002B2 (en) 2017-12-28 2022-07-05 Cilag Gmbh International Surgical instrument cartridge sensor assemblies
US11666331B2 (en) 2017-12-28 2023-06-06 Cilag Gmbh International Systems for detecting proximity of surgical end effector to cancerous tissue
US11056244B2 (en) 2017-12-28 2021-07-06 Cilag Gmbh International Automated data scaling, alignment, and organizing based on predefined parameters within surgical networks
US11051876B2 (en) 2017-12-28 2021-07-06 Cilag Gmbh International Surgical evacuation flow paths
US10943454B2 (en) 2017-12-28 2021-03-09 Ethicon Llc Detection and escalation of security responses of surgical instruments to increasing severity threats
US11304745B2 (en) 2017-12-28 2022-04-19 Cilag Gmbh International Surgical evacuation sensing and display
US11612444B2 (en) 2017-12-28 2023-03-28 Cilag Gmbh International Adjustment of a surgical device function based on situational awareness
US11464559B2 (en) 2017-12-28 2022-10-11 Cilag Gmbh International Estimating state of ultrasonic end effector and control system therefor
US10944728B2 (en) 2017-12-28 2021-03-09 Ethicon Llc Interactive surgical systems with encrypted communication capabilities
US11308075B2 (en) 2017-12-28 2022-04-19 Cilag Gmbh International Surgical network, instrument, and cloud responses based on validation of received dataset and authentication of its source and integrity
US11317937B2 (en) 2018-03-08 2022-05-03 Cilag Gmbh International Determining the state of an ultrasonic end effector
US11896443B2 (en) 2017-12-28 2024-02-13 Cilag Gmbh International Control of a surgical system through a surgical barrier
US11364075B2 (en) 2017-12-28 2022-06-21 Cilag Gmbh International Radio frequency energy device for delivering combined electrical signals
US10898622B2 (en) 2017-12-28 2021-01-26 Ethicon Llc Surgical evacuation system with a communication circuit for communication between a filter and a smoke evacuation device
US11432885B2 (en) 2017-12-28 2022-09-06 Cilag Gmbh International Sensing arrangements for robot-assisted surgical platforms
US11311306B2 (en) 2017-12-28 2022-04-26 Cilag Gmbh International Surgical systems for detecting end effector tissue distribution irregularities
US20190201042A1 (en) 2017-12-28 2019-07-04 Ethicon Llc Determining the state of an ultrasonic electromechanical system according to frequency shift
US10932872B2 (en) 2017-12-28 2021-03-02 Ethicon Llc Cloud-based medical analytics for linking of local usage trends with the resource acquisition behaviors of larger data set
US11969216B2 (en) 2017-12-28 2024-04-30 Cilag Gmbh International Surgical network recommendations from real time analysis of procedure variables against a baseline highlighting differences from the optimal solution
US11678881B2 (en) 2017-12-28 2023-06-20 Cilag Gmbh International Spatial awareness of surgical hubs in operating rooms
US11304699B2 (en) 2017-12-28 2022-04-19 Cilag Gmbh International Method for adaptive control schemes for surgical network control and interaction
US11559307B2 (en) 2017-12-28 2023-01-24 Cilag Gmbh International Method of robotic hub communication, detection, and control
US11903601B2 (en) 2017-12-28 2024-02-20 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising a plurality of drive systems
US11069012B2 (en) 2017-12-28 2021-07-20 Cilag Gmbh International Interactive surgical systems with condition handling of devices and data capabilities
US11234756B2 (en) 2017-12-28 2022-02-01 Cilag Gmbh International Powered surgical tool with predefined adjustable control algorithm for controlling end effector parameter
US11273001B2 (en) 2017-12-28 2022-03-15 Cilag Gmbh International Surgical hub and modular device response adjustment based on situational awareness
US11786251B2 (en) 2017-12-28 2023-10-17 Cilag Gmbh International Method for adaptive control schemes for surgical network control and interaction
US10695081B2 (en) 2017-12-28 2020-06-30 Ethicon Llc Controlling a surgical instrument according to sensed closure parameters
US11410259B2 (en) 2017-12-28 2022-08-09 Cilag Gmbh International Adaptive control program updates for surgical devices
US11424027B2 (en) 2017-12-28 2022-08-23 Cilag Gmbh International Method for operating surgical instrument systems
US11896322B2 (en) 2017-12-28 2024-02-13 Cilag Gmbh International Sensing the patient position and contact utilizing the mono-polar return pad electrode to provide situational awareness to the hub
US11166772B2 (en) 2017-12-28 2021-11-09 Cilag Gmbh International Surgical hub coordination of control and communication of operating room devices
US11818052B2 (en) 2017-12-28 2023-11-14 Cilag Gmbh International Surgical network determination of prioritization of communication, interaction, or processing based on system or device needs
US11678927B2 (en) 2018-03-08 2023-06-20 Cilag Gmbh International Detection of large vessels during parenchymal dissection using a smart blade
US11259830B2 (en) 2018-03-08 2022-03-01 Cilag Gmbh International Methods for controlling temperature in ultrasonic device
US11534196B2 (en) 2018-03-08 2022-12-27 Cilag Gmbh International Using spectroscopy to determine device use state in combo instrument
US11471156B2 (en) 2018-03-28 2022-10-18 Cilag Gmbh International Surgical stapling devices with improved rotary driven closure systems
US11129611B2 (en) 2018-03-28 2021-09-28 Cilag Gmbh International Surgical staplers with arrangements for maintaining a firing member thereof in a locked configuration unless a compatible cartridge has been installed therein
US11278280B2 (en) 2018-03-28 2022-03-22 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising a jaw closure lockout
US11589865B2 (en) 2018-03-28 2023-02-28 Cilag Gmbh International Methods for controlling a powered surgical stapler that has separate rotary closure and firing systems
US11096688B2 (en) 2018-03-28 2021-08-24 Cilag Gmbh International Rotary driven firing members with different anvil and channel engagement features
US11207067B2 (en) 2018-03-28 2021-12-28 Cilag Gmbh International Surgical stapling device with separate rotary driven closure and firing systems and firing member that engages both jaws while firing
US10973520B2 (en) 2018-03-28 2021-04-13 Ethicon Llc Surgical staple cartridge with firing member driven camming assembly that has an onboard tissue cutting feature
US11090047B2 (en) 2018-03-28 2021-08-17 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising an adaptive control system
US11219453B2 (en) 2018-03-28 2022-01-11 Cilag Gmbh International Surgical stapling devices with cartridge compatible closure and firing lockout arrangements
US10993721B2 (en) * 2018-04-25 2021-05-04 Covidien Lp Surgical clip applier
US11331100B2 (en) 2019-02-19 2022-05-17 Cilag Gmbh International Staple cartridge retainer system with authentication keys
US11751872B2 (en) 2019-02-19 2023-09-12 Cilag Gmbh International Insertable deactivator element for surgical stapler lockouts
US11369377B2 (en) 2019-02-19 2022-06-28 Cilag Gmbh International Surgical stapling assembly with cartridge based retainer configured to unlock a firing lockout
US11357503B2 (en) 2019-02-19 2022-06-14 Cilag Gmbh International Staple cartridge retainers with frangible retention features and methods of using same
US11317915B2 (en) 2019-02-19 2022-05-03 Cilag Gmbh International Universal cartridge based key feature that unlocks multiple lockout arrangements in different surgical staplers
USD950728S1 (en) 2019-06-25 2022-05-03 Cilag Gmbh International Surgical staple cartridge
USD952144S1 (en) 2019-06-25 2022-05-17 Cilag Gmbh International Surgical staple cartridge retainer with firing system authentication key
USD964564S1 (en) 2019-06-25 2022-09-20 Cilag Gmbh International Surgical staple cartridge retainer with a closure system authentication key
CN110897663A (zh) * 2019-12-20 2020-03-24 深圳市资福医疗技术有限公司 一种微创手术的辅助装置
US11779340B2 (en) 2020-01-02 2023-10-10 Covidien Lp Ligation clip loading device
CN114366226B (zh) * 2020-10-15 2023-03-28 苏州英途康医疗科技有限公司 施夹器及其夹仓轴驱动方法
CN117398138B (zh) * 2023-12-13 2024-03-15 苏州康多机器人有限公司 手术器械

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5407293A (en) 1993-04-29 1995-04-18 Crainich; Lawrence Coupling apparatus for medical instrument
DE102010048516A1 (de) 2010-10-14 2012-04-19 Richard Wolf Gmbh Medizinisches Instrument
JP2013507192A (ja) 2009-10-09 2013-03-04 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 取り付け式エンドエフェクターを有する腹腔鏡器具
US20130085341A1 (en) 2011-09-30 2013-04-04 Rudolph H. Nobis Methods and devices for manipulating tissue in vivo
US20140088637A1 (en) 2012-09-26 2014-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Magnetic Collet for Attaching End Effector
JP2014147716A (ja) 2013-02-01 2014-08-21 Covidien Lp 腹腔鏡器具、取り付け可能なエンドエフェクター、およびそれに関連する方法
JP2015530190A (ja) 2012-09-26 2015-10-15 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッドEthicon Endo−Surgery,Inc. 着脱式エンドエフェクタ及びローダー

Family Cites Families (160)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3043309A (en) 1959-09-29 1962-07-10 Avco Corp Method of performing intestinal intubation
GB1035205A (en) 1962-11-30 1966-07-06 Yeda Res & Dev Improvements in the remote controlled propulsion of a body
US3710399A (en) 1970-06-23 1973-01-16 H Hurst Ossicle replacement prosthesis
US3893448A (en) 1973-11-26 1975-07-08 John W Brantigan Catheter device for use in detecting gas in body fluids and tissue
US3906217A (en) 1974-03-14 1975-09-16 Ppg Industries Inc Lamp mounting bracket
US4099192A (en) 1974-07-12 1978-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Photographic camera with an electromagnetic control system
US4047136A (en) 1975-05-13 1977-09-06 Nihon Beru-Haueru Kabushiki Kaisha (Bell & Howell Japan, Ltd.) Moving magnet type instrument
US4063561A (en) 1975-08-25 1977-12-20 The Signal Companies, Inc. Direction control device for endotracheal tube
US3988535A (en) 1975-11-04 1976-10-26 Western Electric Company, Inc. Automated positioning
JPS5519124A (en) 1978-07-27 1980-02-09 Olympus Optical Co Camera system for medical treatment
US4384584A (en) 1981-10-28 1983-05-24 Chen Allen S Method and means for esophageal feeding
US4585282A (en) 1983-07-19 1986-04-29 Bosley Robert W Magnetic levitation system
US4597390A (en) 1984-04-02 1986-07-01 Mulhollan James S Surgical needle manipulator
US4655746A (en) 1985-12-02 1987-04-07 Target Therapeutics Catheter device
US5052402A (en) 1989-01-31 1991-10-01 C.R. Bard, Inc. Disposable biopsy forceps
US5507297A (en) 1991-04-04 1996-04-16 Symbiosis Corporation Endoscopic instruments having detachable proximal handle and distal portions
US5286255A (en) 1991-07-29 1994-02-15 Linvatec Corporation Surgical forceps
US5282806A (en) 1992-08-21 1994-02-01 Habley Medical Technology Corporation Endoscopic surgical instrument having a removable, rotatable, end effector assembly
US5201743A (en) 1992-05-05 1993-04-13 Habley Medical Technology Corp. Axially extendable endoscopic surgical instrument
US5314424A (en) 1992-04-06 1994-05-24 United States Surgical Corporation Surgical instrument locking mechanism
US5417203A (en) 1992-04-23 1995-05-23 United States Surgical Corporation Articulating endoscopic surgical apparatus
US5368606A (en) 1992-07-02 1994-11-29 Marlow Surgical Technologies, Inc. Endoscopic instrument system
US5540648A (en) 1992-08-17 1996-07-30 Yoon; Inbae Medical instrument stabilizer with anchoring system and methods
US5308357A (en) 1992-08-21 1994-05-03 Microsurge, Inc. Handle mechanism for manual instruments
US5352219A (en) 1992-09-30 1994-10-04 Reddy Pratap K Modular tools for laparoscopic surgery
US5330502A (en) 1992-10-09 1994-07-19 Ethicon, Inc. Rotational endoscopic mechanism with jointed drive mechanism
US5578052A (en) 1992-10-27 1996-11-26 Koros; Tibor Insulated laparoscopic grasper with removable shaft
US5613937A (en) 1993-02-22 1997-03-25 Heartport, Inc. Method of retracting heart tissue in closed-chest heart surgery using endo-scopic retraction
US5980455A (en) 1993-02-22 1999-11-09 Heartport, Inc. Method for manipulating a tissue structure within a thoracic cavity
US5468250A (en) 1993-04-01 1995-11-21 Ethicon, Inc. Endoscopic mechanism with friction maintaining handle
US5792165A (en) 1993-07-21 1998-08-11 Charles H. Klieman Endoscopic instrument with detachable end effector
US5392917A (en) 1993-08-03 1995-02-28 Ethicon, Inc. Easy open 1-2-3 instrumentation package
DE69419215T2 (de) 1993-09-22 1999-10-14 Victor Company Of Japan Automatisches Orientierungskorrektursystem für optische Plattengeräte
US5441059A (en) 1994-02-02 1995-08-15 Dannan; Patrick A. Method of minimally invasive surgery
US5501698A (en) 1994-02-14 1996-03-26 Heartport, Inc. Endoscopic microsurgical instruments and methods
US5562655A (en) 1994-08-12 1996-10-08 United States Surgical Corporation Surgical apparatus having a universal handle for actuating various attachments
US5593402A (en) 1994-11-14 1997-01-14 Biosearch Medical Products Inc. Laparoscopic device having a detachable distal tip
US6589211B1 (en) 1995-04-28 2003-07-08 Macleod Cathel Modified trocar and methods of use
US5716326A (en) 1995-08-14 1998-02-10 Dannan; Patrick A. Method for lifting tissue and apparatus for performing same
US5762255A (en) 1996-02-20 1998-06-09 Richard-Allan Medical Industries, Inc. Surgical instrument with improvement safety lockout mechanisms
US6099537A (en) 1996-02-26 2000-08-08 Olympus Optical Co., Ltd. Medical treatment instrument
US6024748A (en) 1996-07-23 2000-02-15 United States Surgical Corporation Singleshot anastomosis instrument with detachable loading unit and method
ES2264172T3 (es) 1996-11-18 2006-12-16 University Of Massachusetts Sistemas e instrumentos para la cirugia de minimo acceso.
US5881615A (en) 1997-01-15 1999-03-16 Enderes Tool Company, Inc. Multiple bit screwdrivers and methods
US6231565B1 (en) 1997-06-18 2001-05-15 United States Surgical Corporation Robotic arm DLUs for performing surgical tasks
US6280458B1 (en) 1997-07-22 2001-08-28 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Surgical grasping and holding forceps
US6059719A (en) 1997-08-06 2000-05-09 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope system
US5928263A (en) 1998-02-02 1999-07-27 Aslan Medical Technologies Surgical instrument with flexible actuator and rigid actuator cover
US6860878B2 (en) 1998-02-24 2005-03-01 Endovia Medical Inc. Interchangeable instrument
US7297142B2 (en) 1998-02-24 2007-11-20 Hansen Medical, Inc. Interchangeable surgical instrument
DE19855968C1 (de) 1998-12-04 2000-10-05 Storz Karl Gmbh & Co Kg Medizinisches Rohrschaftinstrument
US7125403B2 (en) 1998-12-08 2006-10-24 Intuitive Surgical In vivo accessories for minimally invasive robotic surgery
US6309397B1 (en) 1999-12-02 2001-10-30 Sri International Accessories for minimally invasive robotic surgery and methods
US6770081B1 (en) 2000-01-07 2004-08-03 Intuitive Surgical, Inc. In vivo accessories for minimally invasive robotic surgery and methods
US8021976B2 (en) 2002-10-15 2011-09-20 Megica Corporation Method of wire bonding over active area of a semiconductor circuit
US6315789B1 (en) 1999-02-08 2001-11-13 Andrew H. Cragg Medical device anchoring system and method
US8636648B2 (en) 1999-03-01 2014-01-28 West View Research, Llc Endoscopic smart probe
DE19950440A1 (de) 1999-10-19 2001-11-22 World Of Medicine Lemke Gmbh Fixiervorrichtung für wenigstens ein, im Sterilbereich bei Operationen einsetzbares Bedienelement, bspw. ein Operationsinstrument
US6942674B2 (en) 2000-01-05 2005-09-13 Integrated Vascular Systems, Inc. Apparatus and methods for delivering a closure device
US7039453B2 (en) 2000-02-08 2006-05-02 Tarun Mullick Miniature ingestible capsule
US6595984B1 (en) 2000-03-28 2003-07-22 Microline, Inc. Laparoscopic instrument with a detachable tip
ES2252231T3 (es) 2000-05-15 2006-05-16 C.R. Bard, Inc. Mecanismo de fijacion de un accesorio endoscopico.
DE50110915D1 (de) 2000-05-16 2006-10-19 Storz Endoskop Gmbh Austauschbarer Werkzeugeinsatz für ein endoskopisches Bearbeitungsgerät und derartiges endoskopisches Bearbeitungsgerät
AU6057801A (en) 2000-05-23 2001-12-03 Given Imaging Ltd. Device and method for positioning an object in a body lumen
US7699835B2 (en) 2001-02-15 2010-04-20 Hansen Medical, Inc. Robotically controlled surgical instruments
US6994708B2 (en) 2001-04-19 2006-02-07 Intuitive Surgical Robotic tool with monopolar electro-surgical scissors
US6986738B2 (en) 2001-08-06 2006-01-17 Given Imaging Ltd System and method for maneuvering a device in vivo
DE10142253C1 (de) 2001-08-29 2003-04-24 Siemens Ag Endoroboter
US6723043B2 (en) 2001-09-25 2004-04-20 Sdgi Holdings, Inc. Methods and devices for inserting and manipulating surgical instruments
JP4643089B2 (ja) 2001-09-27 2011-03-02 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
DE10149421A1 (de) 2001-10-06 2003-04-24 Fraunhofer Ges Forschung Instrument für die minimal-invasive Chirurgie
US20030097146A1 (en) 2001-11-19 2003-05-22 Scimed Life Systems, Inc. Endoscopic surgical instrument
US20030114731A1 (en) 2001-12-14 2003-06-19 Cadeddu Jeffrey A. Magnetic positioning system for trocarless laparoscopic instruments
US7122028B2 (en) 2001-12-19 2006-10-17 Allegiance Corporation Reconfiguration surgical apparatus
US7901398B2 (en) 2001-12-19 2011-03-08 George Stanczak Failsafe reconfigurable surgical apparatus
US7331967B2 (en) 2002-09-09 2008-02-19 Hansen Medical, Inc. Surgical instrument coupling mechanism
US6776165B2 (en) 2002-09-12 2004-08-17 The Regents Of The University Of California Magnetic navigation system for diagnosis, biopsy and drug delivery vehicles
JP4147315B2 (ja) 2002-09-13 2008-09-10 Hoya株式会社 磁気アンカー遠隔誘導システム
EP1400211B1 (de) 2002-09-14 2005-06-08 Karl Storz GmbH & Co. KG Endoskopisches Instrument mit abnehmbarem Werkzeugkopf
US20040093039A1 (en) 2002-10-25 2004-05-13 Raphael Schumert Gastrointestinal pacemaker
US6936003B2 (en) 2002-10-29 2005-08-30 Given Imaging Ltd In-vivo extendable element device and system, and method of use
US6656194B1 (en) 2002-11-05 2003-12-02 Satiety, Inc. Magnetic anchoring devices
US7044921B2 (en) 2003-02-03 2006-05-16 Scimed Life Systems, Inc Medical device with changeable tip flexibility
GB0315479D0 (en) 2003-07-02 2003-08-06 Paz Adrian Virtual ports devices
US7042184B2 (en) 2003-07-08 2006-05-09 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Microrobot for surgical applications
US7066879B2 (en) 2003-07-15 2006-06-27 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Insertable device and system for minimal access procedure
JP3993550B2 (ja) 2003-09-30 2007-10-17 オリンパス株式会社 消化管内検査装置
US20050119640A1 (en) 2003-10-03 2005-06-02 The Regents Of The University Of California Surgical instrument for adhering to tissues
US7429259B2 (en) 2003-12-02 2008-09-30 Cadeddu Jeffrey A Surgical anchor and system
WO2005070282A1 (ja) 2004-01-27 2005-08-04 Olympus Corporation 内視鏡処置システム
US8052636B2 (en) 2004-03-05 2011-11-08 Hansen Medical, Inc. Robotic catheter system and methods
JP2005261734A (ja) 2004-03-19 2005-09-29 Olympus Corp 内視鏡用処置具及び内視鏡処置システム
US20050250985A1 (en) 2004-05-07 2005-11-10 Usgi Medical Inc. Self-locking removable apparatus and methods for manipulating and securing tissue
DE102004026617B4 (de) 2004-06-01 2006-06-14 Siemens Ag Vorrichtung zum Verklemmen von Gewebe
WO2005120325A2 (en) 2004-06-07 2005-12-22 Given Imaging Ltd Method, system and device for suction biopsy
US7241290B2 (en) 2004-06-16 2007-07-10 Kinetic Surgical, Llc Surgical tool kit
US20050288555A1 (en) 2004-06-28 2005-12-29 Binmoeller Kenneth E Methods and devices for illuminating, vievwing and monitoring a body cavity
US20060079933A1 (en) 2004-10-08 2006-04-13 Dylan Hushka Latching mechanism for forceps
US20060190035A1 (en) 2004-10-08 2006-08-24 Sherwood Services Ag Latching mechanism for forceps
ITMI20042131A1 (it) 2004-11-05 2005-02-05 Ethicon Endo Surgery Inc Dispositivo e metodo per la terapia dell'obesita'
US7559887B2 (en) 2004-12-08 2009-07-14 Patrick Dannan Tool insertion device for use in minimally invasive surgery
US20060184161A1 (en) 2005-02-16 2006-08-17 Usgi Medical Inc. Flexible shaft system having interchangeable end effectors
JP2008534045A (ja) 2005-03-22 2008-08-28 アトロポス・リミテッド 手術器具
DE102005021470A1 (de) 2005-05-10 2006-11-16 Tracoe Medical Gmbh Einführhilfe für die perkutane Tracheostomie
DE102005032369A1 (de) 2005-07-08 2007-01-11 Siemens Ag Endoskopiekapsel
US7862553B2 (en) 2005-07-13 2011-01-04 Microline Surgical, Inc. Tip and shaft connection for medical device
US20070123748A1 (en) 2005-07-14 2007-05-31 Dwight Meglan Robot for minimally invasive interventions
SG132553A1 (en) 2005-11-28 2007-06-28 Pang Ah San A device for laparoscopic or thoracoscopic surgery
US7678043B2 (en) 2005-12-29 2010-03-16 Given Imaging, Ltd. Device, system and method for in-vivo sensing of a body lumen
US8475361B2 (en) 2006-01-06 2013-07-02 Olympus Medical Systems Corp. Percutaneous or natural-orifice medical procedure and system therefor
US20080015413A1 (en) 2006-02-22 2008-01-17 Olympus Medical Systems Corporation Capsule endoscope system and medical procedure
US8518024B2 (en) 2006-04-24 2013-08-27 Transenterix, Inc. System and method for multi-instrument surgical access using a single access port
US7691103B2 (en) 2006-04-29 2010-04-06 Board Of Regents, The University Of Texas System Devices for use in transluminal and endoluminal surgery
CN1862069A (zh) * 2006-05-17 2006-11-15 杨得来 一种管件接头
US20070270651A1 (en) 2006-05-19 2007-11-22 Zvika Gilad Device and method for illuminating an in vivo site
DE102006024757A1 (de) 2006-05-27 2007-12-06 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgischer Obturator
US20110288560A1 (en) 2006-08-01 2011-11-24 Shaul Shohat System and method for telesurgery
WO2008041225A2 (en) 2006-10-03 2008-04-10 Virtual Ports Ltd Lens cleaning device, system and method for surgical procdures
CA2605135C (en) 2006-10-17 2014-12-30 Tyco Healthcare Group Lp Apparatus for applying surgical clips
WO2008073362A2 (en) 2006-12-08 2008-06-19 Bovie Medical Forceps for performing endoscopic surgery
US8377044B2 (en) 2007-03-30 2013-02-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Detachable end effectors
US20080242939A1 (en) 2007-04-02 2008-10-02 William Johnston Retractor system for internal in-situ assembly during laparoscopic surgery
JP4472728B2 (ja) 2007-06-14 2010-06-02 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡システム
US8088062B2 (en) 2007-06-28 2012-01-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Interchangeable endoscopic end effectors
MX2011004209A (es) 2008-03-27 2011-05-24 Wom Ind Srl Equipo de instrumental quirurgico apto para cirugia mini invasiva.
US7666181B2 (en) 2008-08-02 2010-02-23 Tarek Ahmed Nabil Abou El Kheir Multi-purpose minimally invasive instrument that uses a micro entry port
MY148524A (en) 2009-01-16 2013-04-30 Wom Ind Srl Equipment of surgical instruments suitable for minimally invasive surgery
US20100249700A1 (en) 2009-03-27 2010-09-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments for in vivo assembly
EP2413827B1 (en) 2009-04-03 2016-03-16 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Surgical device
US20110040322A1 (en) 2009-07-27 2011-02-17 Tracey Stribling Device & method for the positioning of tissue during laparoscopic or endoscopic surgery
US8623011B2 (en) 2009-10-09 2014-01-07 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Magnetic surgical sled with locking arm
US20110087265A1 (en) 2009-10-09 2011-04-14 Nobis Rudolph H Laparoscopic instrument with attachable end effector
US9295485B2 (en) * 2009-10-09 2016-03-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Loader for exchanging end effectors in vivo
US9186203B2 (en) 2009-10-09 2015-11-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Method for exchanging end effectors In Vivo
US20120078290A1 (en) 2010-09-24 2012-03-29 Nobis Rudolph H Laparoscopic instrument with attachable end effector
US20120259325A1 (en) 2009-10-09 2012-10-11 Houser Kevin L Laparoscopic Instrument with Attachable Energy End Effector
US20110115891A1 (en) 2009-11-13 2011-05-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Energy delivery apparatus, system, and method for deployable medical electronic devices
US9326757B2 (en) 2009-12-31 2016-05-03 Teleflex Medical Incorporated Surgical instruments for laparoscopic aspiration and retraction
US10052088B2 (en) 2010-01-20 2018-08-21 EON Surgical Ltd. System and method of deploying an elongate unit in a body cavity
US8721539B2 (en) 2010-01-20 2014-05-13 EON Surgical Ltd. Rapid laparoscopy exchange system and method of use thereof
US20120053406A1 (en) 2010-09-01 2012-03-01 Conlon Sean P Minimally invasive surgery
US20120065627A1 (en) 2010-09-10 2012-03-15 Ghabrial Ragae M Non-Clumping Unit For Use With A Magnetic Surgical System
US10390694B2 (en) 2010-09-19 2019-08-27 Eon Surgical, Ltd. Micro laparoscopy devices and deployments thereof
WO2012040183A1 (en) 2010-09-24 2012-03-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Laparoscopic instrument with attachable end effector
US20120078291A1 (en) 2010-09-24 2012-03-29 Nobis Rudolph H Laparoscopic instrument with attachable end effector
US20120089093A1 (en) 2010-10-07 2012-04-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Seal arrangement for minimally invasive diagnostic or surgical instruments
US20120088965A1 (en) 2010-10-12 2012-04-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Magnetically manipulatable surgical camera with removable adhesion removal system
US8828046B2 (en) 2010-10-14 2014-09-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Laparoscopic device with distal handle
JP6023725B2 (ja) 2011-02-14 2016-11-09 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ レランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティー 腹腔鏡下手術を実行するための装置、システム、および方法
EP3117760B1 (en) 2011-03-24 2021-05-12 EON Surgical Ltd. Laparoscope system
CA2841182A1 (en) 2011-07-11 2013-01-17 EON Surgical Ltd. Laparoscopic graspers
JP5409742B2 (ja) * 2011-09-30 2014-02-05 富士フイルム株式会社 栓体
CN103957831A (zh) 2011-09-30 2014-07-30 伊西康内外科公司 具有可附接能量端部执行器的腹腔镜式器械
US9113899B2 (en) * 2011-11-29 2015-08-25 Covidien Lp Coupling mechanisms for surgical instruments
US20140088638A1 (en) 2012-09-26 2014-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Detachable End Effector with Lateral Lock
US20140243800A1 (en) 2013-02-27 2014-08-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Loader with Locking Collet Tube
US20140243799A1 (en) 2013-02-27 2014-08-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Percutaneous Instrument with Tapered Shaft
US9451937B2 (en) 2013-02-27 2016-09-27 Ethicon Endo-Surgery, Llc Percutaneous instrument with collet locking mechanisms
US20140277018A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Percutaneous Instrument and Method
US10342520B2 (en) 2015-08-26 2019-07-09 Ethicon Llc Articulating surgical devices and loaders having stabilizing features

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5407293A (en) 1993-04-29 1995-04-18 Crainich; Lawrence Coupling apparatus for medical instrument
JP2013507192A (ja) 2009-10-09 2013-03-04 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 取り付け式エンドエフェクターを有する腹腔鏡器具
DE102010048516A1 (de) 2010-10-14 2012-04-19 Richard Wolf Gmbh Medizinisches Instrument
US20130085341A1 (en) 2011-09-30 2013-04-04 Rudolph H. Nobis Methods and devices for manipulating tissue in vivo
US20140088637A1 (en) 2012-09-26 2014-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Magnetic Collet for Attaching End Effector
JP2015530190A (ja) 2012-09-26 2015-10-15 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッドEthicon Endo−Surgery,Inc. 着脱式エンドエフェクタ及びローダー
JP2014147716A (ja) 2013-02-01 2014-08-21 Covidien Lp 腹腔鏡器具、取り付け可能なエンドエフェクター、およびそれに関連する方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN108472026A (zh) 2018-08-31
US10265130B2 (en) 2019-04-23
EP3178408B1 (en) 2022-09-21
WO2017100589A1 (en) 2017-06-15
CN108472026B (zh) 2021-05-25
US20170165015A1 (en) 2017-06-15
JP2018538068A (ja) 2018-12-27
EP4179985A1 (en) 2023-05-17
BR112018011530A2 (pt) 2018-11-21
EP3178408A1 (en) 2017-06-14
BR112018011530B1 (pt) 2023-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7066617B2 (ja) エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法
JP6752881B2 (ja) 安定化機構を有する関節運動式外科用デバイス及びローダ
JP6461086B2 (ja) 外科用装置、システム及び関連方法
CN108135671B (zh) 用于清洁外科装置的装置和方法
CN108472062B (zh) 外科端部执行器装载装置和套管针集成
CN108472061B (zh) 与外科装置一起使用的多头存储库
JP2020525123A (ja) 独立した組織のステープル留め及び切断を提供する往復駆動部材を備えた電動円形ステープラ
EP3135229B1 (en) Articulating surgical devices and loaders having stabilizing features
US20210338275A1 (en) Two-piece separable obturator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7066617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150