JP5409742B2 - 栓体 - Google Patents

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    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00137End pieces at either end of the endoscope, e.g. caps, seals or forceps plugs

Description

本発明は、処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルの入口に装着されて、前記入口からの流体の噴出を阻止するとともに、前記入口に装着された状態で前記処置具挿通チャンネルに前記処置具を挿入可能な栓体に関するものである。
医療用の内視鏡は、体内に挿入される挿入部の先端に観察窓が設けられ、この観察窓から体内の状態を観察できる。また、医療用の内視鏡は、挿入部に処置具挿通チャンネルが設けられており、この処置具挿通チャンネルに鉗子などの処置具を挿通することによって病変部などに所定の処置を行えるようになっている。
処置具挿通チャンネルは、挿入部の根本部分に入口が設けられている。そして、この入口には栓体が装着されている。栓体には、装着したまま処置具を挿通できるように挿通路が形成されるとともに、処置具を挿通していないときに例えば体液などの流体が漏れ出ないように挿通路を塞ぐ弁が設けられている。
弁としては、例えば、下記特許文献1に記載されているように、通常は挿通路を塞ぎ、処置具を挿通する際に処置具によって押し広げられるものが知られている。
特開2006−288780号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の弁では、処置具を抜き取る過程で弁がめくれて合わせ目がずれてしまい、流体が漏れ出てしまうといった問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、処置具の挿脱に伴う流体の漏れを防止できる栓体を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の栓体は、処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルの入口に装着されて、前記入口からの流体の噴出を阻止するとともに、前記入口に装着された状態で前記処置具挿通チャンネルに前記処置具を挿入可能なように挿通路が形成された栓体において、伸縮性を有する柔軟な部材から形成され、前記処置具の挿入方向の奥側へ向かうにつれて内壁同士を接近させて前記挿通路を狭め、前記挿入方向の中間位置において内壁同士を当接させて前記挿通路を塞いだ後、前記挿入方向の奥側へ向かうにつれて内壁同士を離間させて前記挿通路を広げるように形成された弁と、前記弁の外側に配置され、前記弁を外側から支持する外筒と、前記弁の外周のうち前記挿入方向の手前側の端部に立設された第1係止突起と、前記弁の外周のうち前記挿入方向の奥側の端部に立設された第2係止突起と、前記外筒の内周のうち前記第1係止突起と前記第2係止突起との間に立設され、前記第1係止突起の前記挿入方向奥側への移動を規制する第1規制部材と、前記外筒の内周のうち前記第1係止突起と前記第2係止突起との間に立設され、前記第2突起の前記挿入方向手前側への移動を規制する第2規制部材と、を備えたことを特徴としている。
前記弁の前記中間位置の外周と前記外筒の内周との間に、前記処置具の挿通に伴って前記弁が拡張するための逃げ部を設けてもよい。
また、前記第1規制部材と前記第2規制部材とを手前側と奥側とに離間して配置することによってこれらの間に空間を形成し、この空間を前記逃げ部として機能させてもよい。
さらに、前記弁の外周の形状を前記弁の内周の形状に対応させて前記中間位置の外周にくびれを形成することによって前記弁と前記外筒との間に隙間を形成し、この隙間を前記逃げ部として機能させてもよい。
また、前記挿通路を塞ぐ方向へ向けて前記弁を押圧する押圧手段を設けてもよい。
さらに、前記第1規制部材を前記押圧手段として機能させてもよい。
また、前記第2規制部材を前記押圧手段として機能させてもよい。
さらに、前記弁は、前記挿通路の両側壁から前記挿通路の中心かつ前記奥側へ向けて延びる一対の平面部により前記挿通路を塞ぐものでもよい。
また、前記平面部が当接することによって形成されたスリット状の開口の長手方向両側部に、前記開口が裂けて広がることを防止するための補強部材を設けてもよい。
さらに、前記奥側へ向けて深い漏斗状の受け部と前記受け部の中心に形成された円形の開口とを有し、前記弁の手前側に配置されて、前記処置具を前記挿通路の中心に案内するガイド部材を設けてもよい。
本発明によれば、手前側(後端側)から中間位置へ向けて挿通路を狭め、中間位置で挿通路を塞いだ後、中間位置から奥側(先端側)へ向けて挿通路を拡張する弁を用い、この弁の前端が後方へ移動すること及び弁の後端が前方へ移動することを規制したので、弁がめくれることが無い。
また、弁の前端と後端との間に配置された部材によって弁の移動を規制するようにしたので、弁の前方及び後方に配置された部材で挟み込んで弁の移動を規制する場合と比較して前後(処置具の挿入方向)の長さを抑えることができる。
さらに、弁の中間位置の外側に逃げ部を設ければ、例えば外筒によって弁の拡張が妨げられるといったことが無く、処置具の挿入が容易である。
内視鏡システムの構成図である。 鉗子栓の断面図である。 ガイド部材の外観斜視図であり、(a)は後端側から観察した状態を示し、(b)は先端側から観察した状態を示している。 弁の外観斜視図であり、(a)は後端側から観察した状態を示し、(b)は先端側から観察した状態を示している。 弁の平面図であり、(a)はスリット状の開口の長手方向から観察した状態を示し、(b)はスリット状の開口の長手方向とは垂直な方向から観察した状態を示している。 弁の断面図であり、(a)はスリット状の開口の長手方向と垂直な断面を示し、(b)はスリット状の開口の長手方向の断面を示し、(c)は(b)のA−a線分の断面を示している。 弁の外観斜視図であり、(a)、(b)は後端側から観察した状態を示し、(c)は側方から観察した状態を示している。 弁の平面図であり、(a)はスリット状の開口の長手方向から観察した状態を示し、(b)はスリット状の開口の長手方向とは垂直な方向から観察した状態を示している。 弁の断面図であり、(a)はスリット状の開口の長手方向と垂直な断面を示し、(b)はスリット状の開口の長手方向の断面を示し、(c)は(b)のB−b線分の断面を示している。
図1において、内視鏡システム10は、内視鏡12と、光源装置14と、プロセッサ装置16と、モニタ18とから構成される。内視鏡12は、操作部20と、挿入部22と、ユニバーサルコード24とを備えている。ユニバーサルコード24は、コネクタ26、28、及び、ケーブル30を介して光源装置14、及び、プロセッサ装置16に接続されている。
操作部20には、アングルノブ32、送気・送水ボタン34、吸引ボタン36などが設けられている。また、操作部20の挿入部22側には、処置具入口38が設けられている。この処置具入口38からは、各種処置具40が挿通される。
挿入部22は、操作部20に連設されており、被検者の体内に挿入される。挿入部22は、操作部20側から順に、可撓性を有する軟性部42と、湾曲自在な湾曲部44と、先端硬性部46とを有する。軟性部42は、先端硬性部46を体内の目的の位置に到達させるための長さを持つ。湾曲部44は、操作部20のアングルノブ32の操作に連動して上下、左右方向に湾曲動作し、先端硬性部46を体内の所望の方向に向けることができる。
先端硬性部46の先端面には、観察窓、照明窓、送気・送水ノズル(共に図示せず)の他に、処置具出口48が設けられる。観察窓の奥には、対物光学系、CCDやCMOSイメージセンサ等の撮像ユニット(共に図示せず)が配置される。撮像ユニットからの撮像信号は、ユニバーサルコード24等を介してプロセッサ装置16に送られる。プロセッサ装置16は、撮像ユニットの撮像信号に対して各種画像処理を施し映像信号に変換し、モニタ18に観察画像として表示する。
照明窓には、ライトガイドの出射端が配される。ライトガイドは光源装置14の照射光源からの照明光を照明窓に導く。照明窓からの照明光は体内の被観察部位に向けて照射される。送気・送水ノズルは、送気・送水ボタン34の操作に応じて、図示しない送気・送水装置から供給されるエアーや洗浄液などの液体を観察窓に向けて噴射する。
処置具出口48は、挿入部22内に配設された処置具挿通チャンネル50に接続され、処置具入口38に連通する。処置具挿通チャンネル50は処置具入口38近くで吸引通路52が分岐される。吸引通路52は吸引ボタン36に連結される。吸引ボタン36はユニバーサルコード24を介して図示しない吸引ポンプに連結される。吸引ポンプは内視鏡12の操作時には常時駆動される。したがって、吸引ボタン36の押圧操作によって、吸引通路52及び処置具挿通チャンネル50から体内の血液、体液、汚物、洗浄水などが吸引される。
図2に示すように、処置具入口38には、口金54が取り付けられており、この口金54に鉗子栓56が装着されている。口金54は、先端に形成された雄ねじ部54aが処置具入口38の内周に形成された雌ねじ部38aに螺合されることによって、処置具入口38に固定される。また、口金54の後端部には、溝部54bが設けられており、鉗子栓56の先端部には、この溝部54bと係合される係止爪58が設けられている。鉗子栓56を口金54へ向けて押圧すると係止爪58が弾性変形して溝部54bに係合される。これにより、鉗子栓56が口金54に固定される。
鉗子栓56は、外筒60と、ガイド部材62と、弁64とから構成される。外筒60は、本体筒66と、本体筒66の先端側を覆うように設けられたカバー筒68とから構成されている。本体筒66には、前述した係止爪58が設けられている。係止爪58は、本体筒66の先端部に設けられ、カバー筒68によって外側から覆われている。
ガイド部材62と弁64は、本体筒66の内側に配置されている。図3(a)、(b)に示すように、ガイド部材62は、シリコンなど伸縮性を有する材料から形成され、漏斗状の円錐面62aと、円錐面62aの先端に形成された円形の開口62bとを有している。そして、ガイド部材62は、円錐面62aを後方へ向けた状態で弁64の背後に配置される。処置具40は、挿入の際に円錐面62aによってガイドされ、後述する挿通路70の中心に案内される。
図4(a)、(b)、図5(a)、(b)、図6(a)〜(c)に示すように、弁64は、シリコンなど伸縮性を有する材料から略筒状に形成されており、内側が処置具40を挿通するための挿通路70となっている。弁64は、後端部から中間位置へ向かうにつれて内壁同士を接近させて挿通路70を狭め、中間位置において内壁同士を当接させて挿通路70を塞いだ後、中間位置から前端部へ向かうにつれて内壁同士を離間させて挿通路70を広げるように形成されている。
また、本実施形態では、後端部から中間位置へ向けて近接して中間位置で当接する弁64の内壁を平面(以下、平面部72、74と称する)とするとともに、中間位置から先端部へ向けて離間される弁64の内壁も平面(以下、平面部76、78と称する)としている。これにより、弁64には、平面部72と平面部74(または、平面部76と平面部78)との合わせ目にスリット状の開口80が形成される。
弁64は、処置具40が挿入されていない状態では開口80を閉じており、処置具40が挿入される際に処置具40の先端部により平面部72、74が押圧されることによって開口80が押し広げられる。なお、本実施形態では、開口80の長手方向両側部の肉厚を厚くすることによって補強部82を形成し、処置具40の挿入時に開口80が裂けないようにしている。
弁64の後端部の外周には、第1係止突起84が立設されており、弁64の前端部の外周には第2係止突起86が立設されている。また、本体筒66の内周には、第1係止突起84が前方へ移動することを規制する第1規制突起88と、第2係止突起86が後方へ移動することを規制する第2規制突起90とが立設されている(図2参照)。これら、第1、第2規制突起88、90は、鉗子栓56の前後の長さを抑えるために、第1係止突起84と第2係止突起86との間に配置されている(図2参照)。
また、第1規制突起88の高さ(内側への突出量)は第1係止突起84の高さ(外側への突出量)よりも高く(突出量が大きく)形成されており、第1規制突起88は、その先端で、開口80が閉じる方向へ向けて弁64を外周側から押圧している(図2参照)。同様に、第2規制突起90の高さは第2係止突起86の高さよりも高く形成されており、第2規制突起90は、その先端で、開口80が閉じる方向へ向けて弁64を外側から押圧している。こうすることで、開口80からの液体の噴出をより確実に防止している(図2参照)。
さらに、これら、第1、第2規制突起88、90は、挿通路70に処置具を挿通する際に弁64の中間位置が外側に拡張するための空間(以下、逃げ部92(図2参照)と称する)を形成するように、間隔を空けて配置されている。さらに、本実施形態では、逃げ部92をより広くするために、弁64の外周の形状を、弁64の内周の形状に対応する形状(中間位置がくびれた形状)に形成している。
以上のように、本発明の鉗子栓56では、後端側から中間位置へ向けて挿通路を狭め、中間位置で挿通路を塞いだ後、中間位置から先端側へ向けて挿通路を拡大する弁を用い、この弁の後端側と前端側との移動を規制したので、弁がめくれることが無い。また、弁の前端と後端との間に配置された部材によって弁の移動を規制するようにしたので、前後の長さを抑えることができる。
また、本発明の鉗子栓56では、弁の外側に逃げ部を設け、弁の拡張を妨げないようにしたので、処置具の挿入が容易である。さらに、弁の外周の形状を弁の内周の形状に対応させ中間位置がくびれた形状とすることによって逃げ部を大きくしたので、処置具の挿入がより容易である。また、弁をくびれた形状とすることで逃げ部を形成する場合は、外筒を外側に膨らませて逃げ部を形成する場合と比較して鉗子栓を小型化できる。
また、本発明の鉗子栓56では、開口(挿通路)を閉じる方向へ向けて弁を押圧するようにしたので、流体の噴出をより確実に防止できる。さらに、弁の移動を規制する部材(第1、第2規制部材)により開口を押圧するようにしたので、弁の移動の規制と開口の押圧とを別部材で行う場合と比較して鉗子栓を小型化できる。
また、本発明の鉗子栓56では、中間位置で当接することによってスリット状の開口を形成する一対の平面部を設け、この平面部で処置具を受けるようにしたので、処置具が開口を押し広げる力が開口の長手方向とは垂直な方向に加えられる(開口の長手方向に力が加わらない)ので、処置具の挿入が容易である。
また、本発明の鉗子栓56では、開口がスリット状なので、開口の拡張量が足りずに開口が裂けてしまう問題も防止できる。つまり、開口は、処置具が挿通されていない状態では閉じており、処置具を挿通する際には内径が処置具の外径と同程度となるまで拡張される。しかし、例えば、前述した一対の平面部に代えて漏斗状の円錐面で処置具を受ける場合は、開口が円形となってしまう。そして、この円形の開口は、処置具が挿入されていない状態では内径がほぼゼロであるにも関わらず、処置具が挿入される際には内径が処置具の外径と同程度となるまで拡張されるので、拡張量が大きくなり裂けやすい。これに対して、スリット状の開口の場合、円形の開口よりも拡張量が小さくて済むので裂け難い。
なお、本発明の細部の構成は、上記実施形態に限定されず適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、本体筒とカバー筒とから構成される外筒を用いる例で説明をしたが、本体筒とカバー筒とを一体に形成した外筒を用いてもよい。また、上記実施形態では、口金が、鉗子栓や処置求導入部と別体に設けられている例で説明をしたが、鉗子栓や処置具入口と口金を一体に形成してもよい。
また、上記実施形態では、弁として、一対の平面部で処置具を受けるものを用いる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7(a)〜(c)、図8(a)、(b)、図9(a)〜(c)に示すように、漏斗状の円錐面100により、処置具40を受ける弁102を用いてもよい。なお、図7〜図9では、上述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
図7〜図9において、弁102は、内周が、漏斗状の円錐面100が上下で向かい合う形状に形成されており、外周も内周に対応する形状(中間位置がくびれた形状)に形成されている。また、弁102の外周には一対の延設部104、106が設けられている。この延設部104、106は、処置具40を挿通するための開口108の形状をスリット状とするために設けられ、処置具40の挿通方向と平行な弁102の中心軸を挟んで対向する位置に設けられ、中心軸から離れるように延びている。このような弁102を用いても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、本例では、円錐面が上下で向かい合う形状の弁を用いる例で説明をしたが、内周が、すり鉢状、椀状、半球状の面が上下で向かい合う形状に形成された弁を用いてもよい。
10 内視鏡システム
12 内視鏡
22 挿入部
38 処置具入口
40 処置具
50 処置具挿痛チャンネル
56 鉗子栓
60 外筒
62 ガイド部材
64、102 弁
70 挿通路
72、74、76、78 平面部
80、108 開口
82 補強部
84 第1係止突起
86 第2係止突起
88 第1規制突起
90 第2規制突起
92 逃げ部
100 円錐面

Claims (8)

  1. 処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルの入口に装着されて、前記入口からの流体の噴出を阻止するとともに、前記入口に装着された状態で前記処置具挿通チャンネルに前記処置具を挿入可能なように挿通路が形成された栓体において、
    伸縮性を有する柔軟な部材から形成され、前記処置具の挿入方向の奥側へ向かうにつれて内壁同士を接近させて前記挿通路を狭め、前記挿入方向の中間位置において内壁同士を当接させて前記挿通路を塞いだ後、前記挿入方向の奥側へ向かうにつれて内壁同士を離間させて前記挿通路を広げるように形成された弁と、
    前記弁の外側に配置され、前記弁を外側から支持する外筒と、
    前記弁の外周のうち前記挿入方向の手前側の端部に立設された第1係止突起と、
    前記弁の外周のうち前記挿入方向の奥側の端部に立設された第2係止突起と、
    前記外筒の内周のうち前記第1係止突起と前記第2係止突起との間に立設され、前記第1係止突起の前記挿入方向奥側への移動を規制する第1規制部材と、
    前記外筒の内周のうち前記第1係止突起と前記第2係止突起との間に立設され、前記第2突起の前記挿入方向手前側への移動を規制する第2規制部材と、を備え
    前記弁の前記中間位置の外周と前記外筒の内周との間に、前記処置具の挿通に伴って前記弁が拡張するための逃げ部を設け、
    前記弁の外周の形状を前記弁の内周の形状に対応させて前記中間位置の外周にくびれを形成することによって前記弁と前記外筒との間に隙間を形成し、この隙間を前記逃げ部として機能させることを特徴とする栓体。
  2. 前記第1規制部材と前記第2規制部材とを手前側と奥側とに離間して配置することによってこれらの間に空間を形成し、この空間を前記逃げ部として機能させることを特徴とする請求項記載の栓体。
  3. 前記挿通路を塞ぐ方向へ向けて前記弁を押圧する押圧手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の栓体。
  4. 前記第1規制部材が前記押圧手段として機能することを特徴とする請求項記載の栓体。
  5. 前記第2規制部材が前記押圧手段として機能することを特徴とする請求項または記載の栓体。
  6. 前記弁は、前記挿通路の両側壁から前記挿通路の中心かつ前記奥側へ向けて延びる一対の平面部により前記挿通路を塞ぐことを特徴とする請求項1〜いずれか記載の栓体。
  7. 前記平面部が当接することによって形成され、前記処置具が挿入されていない状態では閉じており、前記処置具が挿入される際に前記処置具の先端部により前記平面部が押圧されることによって押し広げられるスリット状の開口の長手方向両側部に、前記開口が裂けて広がることを防止するための補強部材を設けたことを特徴とする請求項記載の栓体。
  8. 前記奥側へ向けて深い漏斗状の受け部と前記受け部の中心に形成された円形の開口とを有し、前記弁の手前側に配置されて、前記処置具を前記挿通路の中心に案内するガイド部材を設けたことを特徴とする請求項1〜いずれか記載の栓体。
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