JPS6025227Y2 - 内視鏡の鉗子案内管 - Google Patents
内視鏡の鉗子案内管Info
- Publication number
- JPS6025227Y2 JPS6025227Y2 JP17392380U JP17392380U JPS6025227Y2 JP S6025227 Y2 JPS6025227 Y2 JP S6025227Y2 JP 17392380 U JP17392380 U JP 17392380U JP 17392380 U JP17392380 U JP 17392380U JP S6025227 Y2 JPS6025227 Y2 JP S6025227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forceps
- guide tube
- tube
- air
- forceps guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内視鏡の鉗子案内管に関する。
内視鏡によって体腔の観察、生検及び治療を行なう際、
椀型やバスケット型等の様々な先端形状を有する鉗子が
使用される。
椀型やバスケット型等の様々な先端形状を有する鉗子が
使用される。
このような鉗子を挿通させるため、内視鏡には鉗子案内
管が設けられているが、術中に該鉗子案内管を伝わって
体液が逆流してきたり、また、該鉗子案内管の導入口部
から空気が体腔内に流入して吸引効率を低下させること
がある。
管が設けられているが、術中に該鉗子案内管を伝わって
体液が逆流してきたり、また、該鉗子案内管の導入口部
から空気が体腔内に流入して吸引効率を低下させること
がある。
このような問題に対称するため、鉗子案内管の導入口部
をシールすることとしているが、このシールは、鉗子の
挿抜の便利さと両立しなければならない。
をシールすることとしているが、このシールは、鉗子の
挿抜の便利さと両立しなければならない。
導入口部をシールするため、従来は、切目を入れた板状
のゴム部材や内部に導孔を有するコックを使用していた
。
のゴム部材や内部に導孔を有するコックを使用していた
。
しかし、切目を入れた板状のゴム部材を用いるシール技
術は、シール漏れが大きく、また、コックを使用するシ
ール技術は、鉗子の挿抜の容易さという点で不十分であ
った。
術は、シール漏れが大きく、また、コックを使用するシ
ール技術は、鉗子の挿抜の容易さという点で不十分であ
った。
本考案は、上述した問題を解決するためになされたもの
であり、その目的は、簡易な構成によってシール性能の
向上と鉗子の挿抜の容易さとを確保することのできる内
視鏡の鉗子案内管を得ることにある。
であり、その目的は、簡易な構成によってシール性能の
向上と鉗子の挿抜の容易さとを確保することのできる内
視鏡の鉗子案内管を得ることにある。
上記した目的を遠戚するため、本考案は、可撓性の管体
を鉗子案内管の導入口部に設けて該管体の背面を空気に
よって加圧し該鉗子案内管を封止するようにしたことを
特徴とする。
を鉗子案内管の導入口部に設けて該管体の背面を空気に
よって加圧し該鉗子案内管を封止するようにしたことを
特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第１図は、本考案に係る内視鏡の鉗子案内管の一実施例
を示す全体概略説明図、第２図は、第１図の要部拡大断
面説明図、第３図は、第２図の■−ｍ線断面図、第４図
は、鉗子を挿入しない状態の要部拡大断面説明図、第５
図は、第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は、管体の概略
斜視図であり、１は鉗子案内管、２は鉗子、３は導入口
部、４は管体、５は加圧用送気管、６は体腔用送気管、
７は送気ポンプを示す。
を示す全体概略説明図、第２図は、第１図の要部拡大断
面説明図、第３図は、第２図の■−ｍ線断面図、第４図
は、鉗子を挿入しない状態の要部拡大断面説明図、第５
図は、第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は、管体の概略
斜視図であり、１は鉗子案内管、２は鉗子、３は導入口
部、４は管体、５は加圧用送気管、６は体腔用送気管、
７は送気ポンプを示す。
鉗子案内管１は、柄部８の導入口部３から可撓管部９を
通り、先端硬性部１０に於て開口している。
通り、先端硬性部１０に於て開口している。
そして、該鉗子案内管１に鉗子２が挿通され図示しない
患部等の対象に対向するようになっている。
患部等の対象に対向するようになっている。
このような鉗子案内管１に於て、前記したように体液の
逆流や吸引効率の低下を防止するため、導入口部３に管
体４が設けられている。
逆流や吸引効率の低下を防止するため、導入口部３に管
体４が設けられている。
該管体４は、ウレタンゴム又はＮＢＲ等の可撓性に優れ
た材質から戒り、また、その内面には滑りのよいフッ素
樹脂をコーティングしており、更に、第６図に示す如く
その中央部分をつぶして偏平部１１となるようにクセを
つけている。
た材質から戒り、また、その内面には滑りのよいフッ素
樹脂をコーティングしており、更に、第６図に示す如く
その中央部分をつぶして偏平部１１となるようにクセを
つけている。
該管体４の両端は、リング１２によって壁面に固定され
ており、前記偏平部１１にエアークッション機能を持た
せるため、体腔内に送気するための圧力源である送気ポ
ンプ７から加圧用送気管５を介して該管体４の背面に空
気を供給するようにしている。
ており、前記偏平部１１にエアークッション機能を持た
せるため、体腔内に送気するための圧力源である送気ポ
ンプ７から加圧用送気管５を介して該管体４の背面に空
気を供給するようにしている。
送気ポンプ７は、本来、送気ボタン１３を制御すること
により、体腔に空気を送給する手段であるが、送気量の
全てが使用されるわけではないので、その一部を管体４
の偏平部１１のエアークッションに用いるのである。
により、体腔に空気を送給する手段であるが、送気量の
全てが使用されるわけではないので、その一部を管体４
の偏平部１１のエアークッションに用いるのである。
なお、１４は送水手段、１５は送水ボタンを不味体腔に
注水するための手段であり、また、１６はパツキンを示
す。
注水するための手段であり、また、１６はパツキンを示
す。
次に、上記構成の作用を説明すると、鉗子２が鉗子案内
管１に挿入される前には、第４図等に示す如く、導入口
部３が管体４や該管体４を付勢する空気圧力によって封
止されている。
管１に挿入される前には、第４図等に示す如く、導入口
部３が管体４や該管体４を付勢する空気圧力によって封
止されている。
ところが、該導入口部３に鉗子２を挿入する際には、該
管体４の偏平部１１が鉗子２の進入に対応して柔軟に変
形し、その内部に鉗子２を滑らかに挿通させる。
管体４の偏平部１１が鉗子２の進入に対応して柔軟に変
形し、その内部に鉗子２を滑らかに挿通させる。
これは、該管体４の内面にフッ素樹脂の層が形成されて
いて接触抵抗が少ないからである。
いて接触抵抗が少ないからである。
また、該管体４を背面から付勢する圧力源が体腔内送気
用のものであるから、当然に体腔内に存在していた空気
よりも圧力が高く、結局、偏平部１１は、鉗子２に密着
しながらもエアークッション機能を果たし、かつ、体液
の逆流や吸引効率の低下を防止する。
用のものであるから、当然に体腔内に存在していた空気
よりも圧力が高く、結局、偏平部１１は、鉗子２に密着
しながらもエアークッション機能を果たし、かつ、体液
の逆流や吸引効率の低下を防止する。
上記した如く、本考案に係る内視鏡の鉗子案内管によれ
ば、両端が鉗子案内管の壁面に固定され、かつ、中央部
分に偏平部を有する可撓性の管体を導入口部に設け、該
管体の背面を空気によって加圧して導入口部を封止する
ようにしたことにより、送気ポンプを使用した簡易、か
つ、安価な構成によってシール性能の向上と鉗子の挿抜
の容易化とを実現することができ、内視鏡を使用する医
療技術に寄与するという有意義な効果がある。
ば、両端が鉗子案内管の壁面に固定され、かつ、中央部
分に偏平部を有する可撓性の管体を導入口部に設け、該
管体の背面を空気によって加圧して導入口部を封止する
ようにしたことにより、送気ポンプを使用した簡易、か
つ、安価な構成によってシール性能の向上と鉗子の挿抜
の容易化とを実現することができ、内視鏡を使用する医
療技術に寄与するという有意義な効果がある。
第１図は、本考案に係る内視鏡の鉗子案内管の一実施例
を示す全体概略説明図、第２図は、第１図の要部拡大断
面説明図、第３図は、第２図の■−ｍ線断面図、第４図
は、鉗子を挿入しない状態の要部拡大断面説明図、第５
図は、第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は、管体の概略
斜視図である。 １・・・・・・鉗子案内管、２・・・・・・鉗子、３・
・・・・・導入口部、４・・・・・・管体、５・・・・
・・加圧用送気管、７・・・・・・送気ポンプ、１１・
・・・・・偏平部、１２・・・・・・リング。
を示す全体概略説明図、第２図は、第１図の要部拡大断
面説明図、第３図は、第２図の■−ｍ線断面図、第４図
は、鉗子を挿入しない状態の要部拡大断面説明図、第５
図は、第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は、管体の概略
斜視図である。 １・・・・・・鉗子案内管、２・・・・・・鉗子、３・
・・・・・導入口部、４・・・・・・管体、５・・・・
・・加圧用送気管、７・・・・・・送気ポンプ、１１・
・・・・・偏平部、１２・・・・・・リング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 両端が鉗子案内管の壁面に固定され、かつ、中央部
分に偏平部を有する可撓性の管体を導入口部に設け、該
管体の背面を空気によって加圧して導入口部を封止する
ようにしたことを特徴とする内視鏡の鉗子案内管。 ２ 管体を加圧するため、体腔内送気用圧力源を用いた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項の内視
鏡の鉗子案内管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17392380U JPS6025227Y2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 内視鏡の鉗子案内管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17392380U JPS6025227Y2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 内視鏡の鉗子案内管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5797512U JPS5797512U (ja) | 1982-06-15 |
| JPS6025227Y2 true JPS6025227Y2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=29532048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17392380U Expired JPS6025227Y2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 内視鏡の鉗子案内管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025227Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5409742B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2014-02-05 | 富士フイルム株式会社 | 栓体 |
-
1980
- 1980-12-05 JP JP17392380U patent/JPS6025227Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5797512U (ja) | 1982-06-15 |
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