JP2014147716A - 腹腔鏡器具、取り付け可能なエンドエフェクター、およびそれに関連する方法 - Google Patents
腹腔鏡器具、取り付け可能なエンドエフェクター、およびそれに関連する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014147716A JP2014147716A JP2014011149A JP2014011149A JP2014147716A JP 2014147716 A JP2014147716 A JP 2014147716A JP 2014011149 A JP2014011149 A JP 2014011149A JP 2014011149 A JP2014011149 A JP 2014011149A JP 2014147716 A JP2014147716 A JP 2014147716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end effector
- base
- center rod
- coupler
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/00234—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/00234—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
- A61B2017/00362—Packages or dispensers for MIS instruments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B2017/00477—Coupling
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B2017/2926—Details of heads or jaws
- A61B2017/2931—Details of heads or jaws with releasable head
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B2017/2926—Details of heads or jaws
- A61B2017/2932—Transmission of forces to jaw members
- A61B2017/2939—Details of linkages or pivot points
- A61B2017/294—Connection of actuating rod to jaw, e.g. releasable
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B2017/2946—Locking means
Abstract
【課題】患者の体内で小型腹腔鏡外科用器具に遠隔的に取り付け可能なエンドエフェクターを提供する。
【解決手段】外科用器具10のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法は、第一の直径を有するベース44と、ポケット50を画定し、ベースに可動に装着されたカプラーと、ベースに可動に装着され、カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクター12と、第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材16と、細長い管状部材を通って延び、遠位先端および遠位先端に近接した溝を有するセンターロッド22とを含む、外科用器具のシャフトを提供することと、共通軸とは別の経路に沿って、細長い管状部材の遠位端に対してエンドエフェクターを動かすことと、センターロッドの遠位先端がベース内へ進むように、シャフトに対してエンドエフェクターのベースを接近させることとを含む。
【選択図】図1
【解決手段】外科用器具10のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法は、第一の直径を有するベース44と、ポケット50を画定し、ベースに可動に装着されたカプラーと、ベースに可動に装着され、カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクター12と、第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材16と、細長い管状部材を通って延び、遠位先端および遠位先端に近接した溝を有するセンターロッド22とを含む、外科用器具のシャフトを提供することと、共通軸とは別の経路に沿って、細長い管状部材の遠位端に対してエンドエフェクターを動かすことと、センターロッドの遠位先端がベース内へ進むように、シャフトに対してエンドエフェクターのベースを接近させることとを含む。
【選択図】図1
Description
(背景)
(1.技術分野)
本開示は、外科用器具にエンドエフェクターを取り付ける方法に関連する。より具体的には、本開示は、外科用器具および取り付け可能なエンドエフェクターと、患者の体内で小型腹腔鏡外科用器具にエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法とに関連する。
(1.技術分野)
本開示は、外科用器具にエンドエフェクターを取り付ける方法に関連する。より具体的には、本開示は、外科用器具および取り付け可能なエンドエフェクターと、患者の体内で小型腹腔鏡外科用器具にエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法とに関連する。
(2.関連技術の背景)
種々の外科手技中、患者の体腔または手術部位内で外科用器具の構成要素を一緒に組み立てることが、しばしば必要である。これは、外科用器具自身の構造により、または患者の体壁を通した切開のサイズを最小にするために必要であり得る。これは、外科用器具が比較的小さい場合、および/または外科用器具が比較的小さいサイズの切開を利用する場合に特に当てはまる。手術中、器具全体を取り除くことを必要とせずに、体腔内で外科用器具の動作部分またはエンドエフェクターを交換することが、さらになされ得る。
種々の外科手技中、患者の体腔または手術部位内で外科用器具の構成要素を一緒に組み立てることが、しばしば必要である。これは、外科用器具自身の構造により、または患者の体壁を通した切開のサイズを最小にするために必要であり得る。これは、外科用器具が比較的小さい場合、および/または外科用器具が比較的小さいサイズの切開を利用する場合に特に当てはまる。手術中、器具全体を取り除くことを必要とせずに、体腔内で外科用器具の動作部分またはエンドエフェクターを交換することが、さらになされ得る。
交換可能なエンドエフェクターを有する現在の外科用器具は、典型的に、体腔内での取り付けを可能にする複数の接続シャフトを必要とする。これらの複数のシャフトの使用は、比較的弱い接続をもたらし得、エンドエフェクターに加えられる利用可能な力を最小にし得る。そのうえ、これらの複数シャフト接続は、接続を行うために、エンドエフェクターが、外科用器具のシャフトと実質的またはまっすぐに一列に配置されることを必要とする。これは、小さな空間において達成することが難しく、取り付けの前に構成要素の正確な配列を必要とする。さらに、いくつかの種類の追加のステップが、外科用器具のシャフトにエンドエフェクターをロックまたは固定することにより、接続を完成させるために必要とされる。
従って、上記問題なしに、外科用器具にエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法に対する必要性が存在する。また、接続を強化する接続シャフトの数を最小にするエンドエフェクターに対する必要性が存在する。さらに、まっすぐに一列ではなく、ある角度で外科用器具のシャフトを初めに受け入れ得るエンドエフェクターに対する必要性が存在する。さらに、自身をシャフトに自動的にロックすることにより、接続を完成させるエンドエフェクターに対する必要性がさらに存在する。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法であって、該方法は、
第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、該ベースに可動に装着されたカプラーと、該ベースに可動に装着され、該カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターと、
第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、該細長い管状部材を通って延び、遠位先端および該遠位先端に近接した溝を有するセンターロッドとを含む、外科用器具のシャフトと
を提供することと、
共通軸とは別の経路に沿って、該細長い管状部材の該遠位端に対して該エンドエフェクターを動かすことと、
該センターロッドの該遠位先端が該ベース内へ進むように、該シャフトに対して該エンドエフェクターの該ベースを接近させることと、
該シャフトに対して該エンドエフェクターを操作することにより、該カプラーによって画定された該ポケット内に該センターロッドの該遠位先端を据えることと
を含む、方法。
(項目2)
患者の体において第一の切開を形成するステップと、該第一の切開を通して該患者の体内へ前記シャフトを挿入するステップと、第二の切開を形成するステップと、該第二の切開を通して該患者の体内へ該エンドエフェクターを挿入するステップとをさらに含む、上記項目に記載の方法。
(項目3)
前記エンドエフェクターは、把握器具のあご部内に該エンドエフェクターを保持することと、前記第二の切開を通して該把握器具の該あご部および該エンドエフェクターを挿入することとによって、該第二の切開を通して挿入される、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目4)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターが前記シャフトに対して実質的に直角に配向されるように、該シャフトに対して動かされる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第一の側面における第一のスロットを通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目6)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第二の側面における第二のスロットをさらに通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターの長手方向軸が前記シャフトの長手方向軸に実質的に平行であるように、該エンドエフェクターをおよそ直角まで動かすことによって、前記シャフトに対して操作される、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記センターロッドの前記遠位先端が前記カプラーの前記ポケットに据えられる場合に、前記ベースの近位開口部内に前記細長い部材の遠位端を配置するステップをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
ばねによって前記カプラーに対して長手方向に前記センターロッドにバイアスをかけることによって、該カプラーの前記ポケット内に該センターロッドの前記遠位先端を固定するステップをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記センターロッドは、前記カプラーに対して近位方向にバイアスをかけられる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目11)
外科用器具の遠位端に遠隔的に取り付けるためのエンドエフェクターであって、該エンドエフェクターは、
ベースと、
該ベースに可動に装着された少なくとも1つの動作部材と、
該ベース内に可動に配置され、該少なくとも1つの動作部材に接続されたカプラーと
を含む、エンドエフェクター。
(項目12)
前記ベースは、該ベースの第一の側面を通して形成された第一のスロットを含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目13)
前記ベースは、該ベースの第二の側面を通して形成された第二のスロットを含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目14)
前記ベースは、近位開口部を含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目15)
前記カプラーは、前記少なくとも1つの動作部材に接続されたリンクを含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目16)
前記カプラーは、遠位部分と該遠位部分に近接したカラーとを含み、該遠位部分および該カラーは、間にポケットを画定している、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目17)
遠位部材は、ディスクであり、前記カプラーは、該ディスクを前記カラーに接続しているウェブ部分を含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目18)
前記カラーは、C形であり、外科用器具のセンターロッドの通過のためのギャップを画定している、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目19)
患者の体内における遠隔組み立てのための外科用器具であって、該外科用器具は、
ハンドルハウジングと、
該ハンドルハウジングから遠位方向に延びている細長い管状部材と、
該ハンドルハウジングおよび細長い管状部材内に可動に装着され、遠位先端と該遠位先端に近接した溝とを有するセンターロッドと、
ベースと、該ベースに可動に取り付けられた動作部材と、該動作部材に接続され、該センターロッドの該遠位先端の受取のためのポケットを画定しているカプラーとを有する、エンドエフェクターと
を含む、外科用器具。
(項目20)
前記ポケットは、前記ベースの遠位ディスクと、前記ベースの近位C形カラーとの間に画定されている、上記項目のいずれかに記載の外科用器具。
(項目A1)
外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付けるためのシステムであって、該システムは、
第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、該ベースに可動に装着されたカプラーと、該ベースに可動に装着され、該カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターと、
第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、該細長い管状部材を通って延び、遠位先端および該遠位先端に近接した溝を有するセンターロッドとを含む、外科用器具のシャフトと
を含み、
該エンドエフェクターは、共通軸とは別の経路に沿って、該細長い管状部材の該遠位端に対して動かされるように構成され、
該エンドエフェクターの該ベースは、該センターロッドの該遠位先端が該ベース内へ進むように、該シャフトに対して接近させられるように構成され、
該エンドエフェクターは、該シャフトに対して操作されることにより、該カプラーによって画定された該ポケット内に該センターロッドの該遠位先端を据えるように構成されている、システム。
(項目A2)
前記シャフトは、第一の切開を通して患者の体内へ挿入されるように構成され、前記エンドエフェクターは、第二の切開を通して該患者の体内へ挿入されるように構成されている、項目A1に記載のシステム。
(項目A3)
前記エンドエフェクターは、把握器具のあご部内に該エンドエフェクターを保持することと、前記第二の切開を通して該把握器具の該あご部および該エンドエフェクターを挿入することとによって、該第二の切開を通して挿入される、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A4)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターが前記シャフトに対して実質的に直角に配向されるように、該シャフトに対して動かされる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A5)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第一の側面における第一のスロットを通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A6)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第二の側面における第二のスロットをさらに通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A7)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターの長手方向軸が前記シャフトの長手方向軸に実質的に平行であるように、該エンドエフェクターをおよそ直角まで動かすことによって、前記シャフトに対して操作される、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A8)
前記細長い管状部材の前記遠位端は、前記センターロッドの前記遠位先端が前記カプラーの前記ポケットに据えられる場合に、前記ベースの近位開口部内に配置されるように構成されている、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A9)
前記センターロッドの前記遠位先端は、ばねによって前記カプラーに対して長手方向に該センターロッドにバイアスをかけることによって、該カプラーの前記ポケット内に固定されるように構成されている、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A10)
前記センターロッドは、前記カプラーに対して近位方向にバイアスをかけられる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A11)
外科用器具の遠位端に遠隔的に取り付けるためのエンドエフェクターであって、該エンドエフェクターは、
ベースと、
該ベースに可動に装着された少なくとも1つの動作部材と、
該ベース内に可動に配置され、該少なくとも1つの動作部材に接続されたカプラーと
を含む、エンドエフェクター。
(項目A12)
前記ベースは、該ベースの第一の側面を通して形成された第一のスロットを含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A13)
前記ベースは、該ベースの第二の側面を通して形成された第二のスロットを含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A14)
前記ベースは、近位開口部を含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A15)
前記カプラーは、前記少なくとも1つの動作部材に接続されたリンクを含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A16)
前記カプラーは、遠位部分と該遠位部分に近接したカラーとを含み、該遠位部分および該カラーは、間にポケットを画定している、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A17)
遠位部材は、ディスクであり、前記カプラーは、該ディスクを前記カラーに接続しているウェブ部分を含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A18)
前記カラーは、C形であり、外科用器具のセンターロッドの通過のためのギャップを画定している、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A19)
患者の体内における遠隔組み立てのための外科用器具であって、該外科用器具は、
ハンドルハウジングと、
該ハンドルハウジングから遠位方向に延びている細長い管状部材と、
該ハンドルハウジングおよび細長い管状部材内に可動に装着され、遠位先端と該遠位先端に近接した溝とを有するセンターロッドと、
ベースと、該ベースに可動に取り付けられた動作部材と、該動作部材に接続され、該センターロッドの該遠位先端の受取のためのポケットを画定しているカプラーとを有する、エンドエフェクターと
を含む、外科用器具。
(項目A20)
前記ポケットは、前記ベースの遠位ディスクと、前記ベースの近位C形カラーとの間に画定されている、上記項目Aのいずれかに記載の外科用器具。
(項目1)
外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法であって、該方法は、
第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、該ベースに可動に装着されたカプラーと、該ベースに可動に装着され、該カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターと、
第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、該細長い管状部材を通って延び、遠位先端および該遠位先端に近接した溝を有するセンターロッドとを含む、外科用器具のシャフトと
を提供することと、
共通軸とは別の経路に沿って、該細長い管状部材の該遠位端に対して該エンドエフェクターを動かすことと、
該センターロッドの該遠位先端が該ベース内へ進むように、該シャフトに対して該エンドエフェクターの該ベースを接近させることと、
該シャフトに対して該エンドエフェクターを操作することにより、該カプラーによって画定された該ポケット内に該センターロッドの該遠位先端を据えることと
を含む、方法。
(項目2)
患者の体において第一の切開を形成するステップと、該第一の切開を通して該患者の体内へ前記シャフトを挿入するステップと、第二の切開を形成するステップと、該第二の切開を通して該患者の体内へ該エンドエフェクターを挿入するステップとをさらに含む、上記項目に記載の方法。
(項目3)
前記エンドエフェクターは、把握器具のあご部内に該エンドエフェクターを保持することと、前記第二の切開を通して該把握器具の該あご部および該エンドエフェクターを挿入することとによって、該第二の切開を通して挿入される、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目4)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターが前記シャフトに対して実質的に直角に配向されるように、該シャフトに対して動かされる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第一の側面における第一のスロットを通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目6)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第二の側面における第二のスロットをさらに通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターの長手方向軸が前記シャフトの長手方向軸に実質的に平行であるように、該エンドエフェクターをおよそ直角まで動かすことによって、前記シャフトに対して操作される、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記センターロッドの前記遠位先端が前記カプラーの前記ポケットに据えられる場合に、前記ベースの近位開口部内に前記細長い部材の遠位端を配置するステップをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
ばねによって前記カプラーに対して長手方向に前記センターロッドにバイアスをかけることによって、該カプラーの前記ポケット内に該センターロッドの前記遠位先端を固定するステップをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記センターロッドは、前記カプラーに対して近位方向にバイアスをかけられる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目11)
外科用器具の遠位端に遠隔的に取り付けるためのエンドエフェクターであって、該エンドエフェクターは、
ベースと、
該ベースに可動に装着された少なくとも1つの動作部材と、
該ベース内に可動に配置され、該少なくとも1つの動作部材に接続されたカプラーと
を含む、エンドエフェクター。
(項目12)
前記ベースは、該ベースの第一の側面を通して形成された第一のスロットを含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目13)
前記ベースは、該ベースの第二の側面を通して形成された第二のスロットを含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目14)
前記ベースは、近位開口部を含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目15)
前記カプラーは、前記少なくとも1つの動作部材に接続されたリンクを含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目16)
前記カプラーは、遠位部分と該遠位部分に近接したカラーとを含み、該遠位部分および該カラーは、間にポケットを画定している、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目17)
遠位部材は、ディスクであり、前記カプラーは、該ディスクを前記カラーに接続しているウェブ部分を含む、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目18)
前記カラーは、C形であり、外科用器具のセンターロッドの通過のためのギャップを画定している、上記項目のいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目19)
患者の体内における遠隔組み立てのための外科用器具であって、該外科用器具は、
ハンドルハウジングと、
該ハンドルハウジングから遠位方向に延びている細長い管状部材と、
該ハンドルハウジングおよび細長い管状部材内に可動に装着され、遠位先端と該遠位先端に近接した溝とを有するセンターロッドと、
ベースと、該ベースに可動に取り付けられた動作部材と、該動作部材に接続され、該センターロッドの該遠位先端の受取のためのポケットを画定しているカプラーとを有する、エンドエフェクターと
を含む、外科用器具。
(項目20)
前記ポケットは、前記ベースの遠位ディスクと、前記ベースの近位C形カラーとの間に画定されている、上記項目のいずれかに記載の外科用器具。
(項目A1)
外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付けるためのシステムであって、該システムは、
第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、該ベースに可動に装着されたカプラーと、該ベースに可動に装着され、該カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターと、
第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、該細長い管状部材を通って延び、遠位先端および該遠位先端に近接した溝を有するセンターロッドとを含む、外科用器具のシャフトと
を含み、
該エンドエフェクターは、共通軸とは別の経路に沿って、該細長い管状部材の該遠位端に対して動かされるように構成され、
該エンドエフェクターの該ベースは、該センターロッドの該遠位先端が該ベース内へ進むように、該シャフトに対して接近させられるように構成され、
該エンドエフェクターは、該シャフトに対して操作されることにより、該カプラーによって画定された該ポケット内に該センターロッドの該遠位先端を据えるように構成されている、システム。
(項目A2)
前記シャフトは、第一の切開を通して患者の体内へ挿入されるように構成され、前記エンドエフェクターは、第二の切開を通して該患者の体内へ挿入されるように構成されている、項目A1に記載のシステム。
(項目A3)
前記エンドエフェクターは、把握器具のあご部内に該エンドエフェクターを保持することと、前記第二の切開を通して該把握器具の該あご部および該エンドエフェクターを挿入することとによって、該第二の切開を通して挿入される、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A4)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターが前記シャフトに対して実質的に直角に配向されるように、該シャフトに対して動かされる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A5)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第一の側面における第一のスロットを通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A6)
前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第二の側面における第二のスロットをさらに通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A7)
前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターの長手方向軸が前記シャフトの長手方向軸に実質的に平行であるように、該エンドエフェクターをおよそ直角まで動かすことによって、前記シャフトに対して操作される、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A8)
前記細長い管状部材の前記遠位端は、前記センターロッドの前記遠位先端が前記カプラーの前記ポケットに据えられる場合に、前記ベースの近位開口部内に配置されるように構成されている、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A9)
前記センターロッドの前記遠位先端は、ばねによって前記カプラーに対して長手方向に該センターロッドにバイアスをかけることによって、該カプラーの前記ポケット内に固定されるように構成されている、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A10)
前記センターロッドは、前記カプラーに対して近位方向にバイアスをかけられる、上記項目Aのいずれかに記載のシステム。
(項目A11)
外科用器具の遠位端に遠隔的に取り付けるためのエンドエフェクターであって、該エンドエフェクターは、
ベースと、
該ベースに可動に装着された少なくとも1つの動作部材と、
該ベース内に可動に配置され、該少なくとも1つの動作部材に接続されたカプラーと
を含む、エンドエフェクター。
(項目A12)
前記ベースは、該ベースの第一の側面を通して形成された第一のスロットを含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A13)
前記ベースは、該ベースの第二の側面を通して形成された第二のスロットを含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A14)
前記ベースは、近位開口部を含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A15)
前記カプラーは、前記少なくとも1つの動作部材に接続されたリンクを含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A16)
前記カプラーは、遠位部分と該遠位部分に近接したカラーとを含み、該遠位部分および該カラーは、間にポケットを画定している、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A17)
遠位部材は、ディスクであり、前記カプラーは、該ディスクを前記カラーに接続しているウェブ部分を含む、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A18)
前記カラーは、C形であり、外科用器具のセンターロッドの通過のためのギャップを画定している、上記項目Aのいずれかに記載のエンドエフェクター。
(項目A19)
患者の体内における遠隔組み立てのための外科用器具であって、該外科用器具は、
ハンドルハウジングと、
該ハンドルハウジングから遠位方向に延びている細長い管状部材と、
該ハンドルハウジングおよび細長い管状部材内に可動に装着され、遠位先端と該遠位先端に近接した溝とを有するセンターロッドと、
ベースと、該ベースに可動に取り付けられた動作部材と、該動作部材に接続され、該センターロッドの該遠位先端の受取のためのポケットを画定しているカプラーとを有する、エンドエフェクターと
を含む、外科用器具。
(項目A20)
前記ポケットは、前記ベースの遠位ディスクと、前記ベースの近位C形カラーとの間に画定されている、上記項目Aのいずれかに記載の外科用器具。
(摘要)
遠位先端を有するセンターロッドを有する外科用器具にエンドエフェクターを取り付ける方法が提供される。本方法は、ベースと、ポケットを画定し、ベース内に可動に装着されたカプラーとを有するエンドエフェクターを提供することを含む。エンドエフェクターは、センターロッドの遠位先端がカプラーのポケット内に据えられるように、センターロッドの上を動かされる。スロットを有するベースと、ベース内に可動に装着され、外科用器具の移動部材の受取のためのポケットを画定しているカプラーと、ベースに可動に装着され、カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターも開示される。
遠位先端を有するセンターロッドを有する外科用器具にエンドエフェクターを取り付ける方法が提供される。本方法は、ベースと、ポケットを画定し、ベース内に可動に装着されたカプラーとを有するエンドエフェクターを提供することを含む。エンドエフェクターは、センターロッドの遠位先端がカプラーのポケット内に据えられるように、センターロッドの上を動かされる。スロットを有するベースと、ベース内に可動に装着され、外科用器具の移動部材の受取のためのポケットを画定しているカプラーと、ベースに可動に装着され、カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターも開示される。
(概要)
外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法が、開示される。本方法は、第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、ベースに可動に装着されたカプラーと、ベースに可動に装着され、カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターを提供することを含む。外科用器具のシャフトも提供され、外科用器具のシャフトは、第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、細長い管状部材を通って延びているセンターロッドとを含む。センターロッドは、遠位先端および遠位先端に近接した溝を有する。
外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付ける方法が、開示される。本方法は、第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、ベースに可動に装着されたカプラーと、ベースに可動に装着され、カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターを提供することを含む。外科用器具のシャフトも提供され、外科用器具のシャフトは、第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、細長い管状部材を通って延びているセンターロッドとを含む。センターロッドは、遠位先端および遠位先端に近接した溝を有する。
開示された方法を実施するために、初めに離されたエンドエフェクターが、細長い管状部材の遠位端に対して動かされる。エンドエフェクターのベースは、センターロッドの遠位先端がベース内へ進むように、シャフトに対して接近させられる。それから、エンドエフェクターは、シャフトに対して操作されることにより、カプラーによって画定されたポケット内にセンターロッドの遠位先端を据える。
本方法は、患者の体において第一の切開を形成するステップと、第一の切開を通して患者の体内へシャフトを挿入するステップとをさらに含む。第二の切開が形成され、エンドエフェクターは、第二の切開を通して患者の体内へ挿入される。
開示された方法において、エンドエフェクターは、把握器具のあご部内にエンドエフェクターを保持することと、第二の切開を通して把握器具のあご部およびエンドエフェクターを挿入することとによって、第二の切開を通して挿入される。それから、エンドエフェクターは、エンドエフェクターがシャフトに対して実質的に直角に配向されるように、シャフトに対して動かされる。ベースは、センターロッドの遠位先端がベースの第一の側面における第一のスロットを通過することによって、シャフトに対して接近させられる。ベースは、センターロッドの遠位先端がベースの第二の側面における第二のスロットを通過することによって、シャフトに対してさらに接近させられる。
エンドエフェクターは、エンドエフェクターの長手方向軸がシャフトの長手方向軸に実質的に平行であるように、エンドエフェクターを直角まで動かすことによって、シャフトに対して操作される。本方法は、センターロッドの遠位先端がカプラーのポケットに据えられる場合に、ベースの近位開口部内に細長い部材の遠位端を配置するステップをさらに含む。本方法は、ばねによってカプラーに対して長手方向にセンターロッドにバイアスをかけることによって、カプラーのポケット内にセンターロッドの遠位先端を固定するステップをさらに含む。開示された方法の一実施形態において、センターロッドは、カプラーに対して近位方向にバイアスをかけられる一方、開示された方法の代替実施形態において、センターロッドは、カプラーに対して遠位方向にバイアスをかけられる。
外科用器具の遠位端に遠隔的に取り付けるためのエンドエフェクターも開示される。エンドエフェクターは、一般的に、ベースと、ベースに可動に装着された少なくとも1つの動作部材と、ベース内に可動に配置され、少なくとも1つの動作部材に接続されたカプラーとを含む。ベースは、ベースの第一の側面を通して形成された第一のスロットと、ベースの第二の側面を通して形成された第二のスロットとを含む。ベースは、外科用器具と関連付けられた細長い管状部材の遠位端の受取のための近位開口部をさらに含む。
カプラーは、少なくとも1つの動作部材に接続されたリンクと、遠位部分と、遠位部分に近接したカラーとを含む。遠位部分およびカラーは、間にポケットを画定している。遠位部材は、ディスクであり、カプラーは、ディスクをカラーに接続しているウェブ部分を含む。特定の実施形態において、カラーは、C形であり、外科用器具のセンターロッドの通過のためのギャップを画定している。
患者の体内における遠隔組み立てのための外科用器具が、さらに開示される。外科用器具は、一般的に、ハンドルハウジングと、ハンドルハウジングから遠位方向に延びている細長い管状部材とを含む。センターロッドは、ハンドルハウジングおよび細長い管状部材内に可動に装着され、センターロッドは、遠位先端と遠位先端に近接した溝とを有する。外科用器具は、ベースと、ベースに可動に取り付けられた動作部材とを有するエンドエフェクターをさらに含む。エンドエフェクターは、動作部材に接続され、センターロッドの遠位先端の受取のためのポケットを画定している、カプラーも含む。ポケットは、ベースの遠位ディスクと、ベースの近位C形カラーとの間に画定されている。
現在開示されている小型腹腔鏡外科用器具および取り付け可能なエンドエフェクター、ならびに患者の体内で取り付ける方法の実施形態は、図面を参照して本明細書において開示される。
現在開示されている外科用器具および遠隔的に取り付け可能なエンドエフェクターの実施形態は、次に、図面を参照して詳細に説明され、図面において、同様の数字は、いくつかの図の各々において同一または対応する要素を指し示す。本技術において一般的なように、用語「近位」は、ユーザまたは操作者(つまり、外科医または内科医)により近い部分または構成要素を表す一方、用語「遠位」は、ユーザからより遠く離れた部分または構成要素を表す。
図1を参照すると、腹腔鏡外科用器具10および遠隔的に取り付け可能なエンドエフェクター12が、開示される。エンドエフェクター12は、本明細書の下記により詳細に説明されるような「クイックコネクト」様式で、患者の体内で外科用器具10に遠隔的に接続されるように提供される。これは、患者の体内から外科用器具10を取り除くことなく、複数のタイプのエンドエフェクターが外科用器具10に提供されることを可能にする。
外科用器具10は、一般的に、ハンドルアセンブリ14と、ハンドルアセンブリ14から遠位方向に延びている細長い管状部材16とを含む。ハンドルアセンブリ14は、ハンドルハウジング18と、ハンドルハウジング18に枢動的に装着されたトリガー20とを含む。センターロッド22は、エンドエフェクター12に接続し、かつエンドエフェクター12を動作させるために提供され、センターロッド22は、ハンドルハウジング18内から細長い管状部材16を通って延びる。センターロッド22の近位端24は、トリガー20に接続される一方、センターロッド22の遠位端26は、エンドエフェクター12に取り付け可能である。
ハンドルアセンブリ14は、さらに、ハンドルハウジング18に対して細長い管状部材16およびエンドエフェクター12を回転するための回転ノブ28を含む。枢軸ピン30は、トリガー20にセンターロッド22の近位端24を固定し、圧縮ばね32は、ハンドルハウジング18内において近位方向にセンターロッド22にバイアスをかけるために、ハンドルハウジング18内に提供される。特に、枢軸ピン30は、トリガー20の上端38上の一対の耳部34および36を通って延びることにより、トリガー20にセンターロッド22の近位端24を固定する。トリガー20のハンドルハウジング18の方への動きは、圧縮ばね32のバイアスに逆らって、細長い管状部材16内において遠位方向にセンターロッド22を駆動することにより、エンドエフェクター12を作動させる。
エンドエフェクター12は、一般的に、ベース44と、第一および第二のあご部46および48とを含み、第一および第二のあご部46および48は、それぞれ、ベース44に枢動的に装着される。スロット50は、ベース44を通して形成され、スロット50は、本明細書の下記に説明されるように、センターロッド22の遠位端26を収容するようにサイズを合わせられる。エンドエフェクター12(特に、ベース44)が、細長い管状部材16の直径d2よりも大きい幅または直径D1を有することが留意されるべきである。
次に図2〜4を参照すると、初めに図2に関して、エンドエフェクター12が、詳細に説明される。ベース44は、相補的な半分部44aおよび44bとして形成される。相補的な半分部44aおよび44bは、例えば、接着、溶接などのような既知の様式で取り付けられる。第一のあご部46は、近位部分52と、中央部分54と、遠位部分56とを含む。遠位部分56は、内側に向いている組織グリッピング歯58を提供される。近位部分52は、枢軸孔60を含み、第一のあご部46は、ベース44および駆動スロット62に対して、枢軸孔60まわりに枢動する。同様に、第二のあご部48は、近位部分64と、中央部分66と、内側に向いている組織グリッピング歯70を有する遠位部分68とを含む。近位部分64はまた、枢軸孔72と駆動スロット74とを含む。ベース半分部44aおよび44bは、それぞれの枢軸孔76および78を有する。枢軸ピン80は、ベース半分部44bにおける枢軸孔78、第二および第一のあご部48および46の枢軸孔72および60を通って、ベース半分部44aにおける枢軸孔76内へ延びる。枢軸ピン80は、半分部44aおよび44bにおける枢軸孔76および78内に摩擦ばめを形成することにより、あご部の動きを可能にしながら、ベース半分部を一緒にさらに固定する。
第一および第二のあご部46および48を作動させるために、エンドエフェクター12は、コネクターまたはカプラー82を提供され、コネクターまたはカプラー82は、クイックコネクト様式でセンターロッド22の遠位端26を受け取るように構成される。カプラー82は、遠位方向に延びているアームまたは駆動リンク84を含み、アームまたは駆動リンク84は、孔86を有する。駆動ピン88が提供され、駆動ピン88は、駆動リンク84における孔86を通って延び、駆動ピン88は、第一のあご部46における駆動スロット62および第二のあご部48における駆動スロット74内において動く。従って、ベース44内における遠位方向および近位方向へのカプラー82の動きは、閉じた位置と開いた位置との間で第一および第二のあご部46および48をカムで動かす。カプラー82は、さらに、駆動リンク84から近位方向に延びている近位結合部分90を含む。結合部分90は、センターロッド22の遠位端26を受け取るように構成される。
図2〜4を参照すると、カプラー82の結合部分90は、駆動ディスク92と、堅い中間体と、駆動ディスク92から近位方向に延びている弓形ウェブ94と、半円形C形カラー96とを有する半円筒部材として形成される。カプラー82は、モールディング、ミリングなどによって一体的に形成され得るか、または種々の構成要素から組み立てられ得る。
一時的に図4を参照すると、駆動リンク84が、駆動ディスク92の遠位側98から延びる一方、被駆動表面100が、駆動ディスク92の近位側に提供される。カラー96は、間にギャップ108を画定する端104および106を有するC形である。カラー96は、遠位側112に被牽引表面110を含む。被駆動表面100および被牽引表面110が、センターロッド22の遠位先端42(図1)によって係合されることにより、カプラー82をベース44内において動かす。
引き続き図2を参照すると、ベース半分部44bは、遠位端114を有し、枢軸孔78は、遠位端114を通して形成される。溝116が、ベース半分部44bにおいて提供されることにより、駆動ピン88の動きを可能にする。ベース半分部44bは、ベース半分部44bの第一の側124における切抜部122を画定している突出部118および120を提供される。切抜部122は、本明細書の上記に説明されたベース44におけるスロット50の半分を形成する。単一の突出部126は、ベース半分部44b第二の側128から延び、突出部120と一緒に、細長い管状部材16およびセンターロッド22の受取および通過のための放射状切抜部130を画定する。ベース半分部44aは、ベース半分部44bの鏡像として形成され、ベース半分部44aは、遠位端132を含む。第一の側136における突出部134および第二の側140における突出部138は、ベース半分部44bにおける放射状切抜部130と同様の整合する放射状切抜部142を画定する。
図3に最も良く示されているように、ベース半分部44aおよび44bの放射状切抜部130および142は、組合うことにより、ギャップまたは側面入口開口部144を形成し、ギャップまたは側面入口開口部144は、細長い管状部材16の直径d2(図1)よりも大きく、かつ直径d2を収容するほど十分に大きい、幅W1を有する。カラー96の端104および106の間に画定されたギャップ108は、センターロッド22の遠位先端42の直径d3(図7)よりも大きいが、細長い管状部材16の直径d2よりも小さい、幅W2を有する。本実施形態において、ベース44におけるスロット50の幅W3は、カラー96におけるギャップ108の幅W2に等しい。これは、センターロッド22の遠位先端42が、ベース44に対して直角にカプラー82およびベース44を通して挿入されることを可能にする。そのうえ、放射状切抜部130および142は、細長い管状部材16の直径d2よりも大きい直径D3を有する、近位方向に向いている開口部146を形成する(図5〜7も参照されたい)。
次に、図1および5〜13を参照し、初めに図5〜9を参照すると、外科用器具10の細長い管状部材16およびセンターロッド22にエンドエフェクター12を取り付ける方法が、説明される。図1を参照すると、エンドエフェクター12は、細長い管状部材16に対しておよそ直角に配置される。それから、エンドエフェクター12は、センターロッド22の遠位先端42が、エンドエフェクター12のベース44におけるスロット50を通過する(図5および6)ように、センターロッド22の遠位端26の方へ動かされる。特に、本実施形態において、エンドエフェクター12は、細長い管状部材16の長手方向軸x−xが、エンドエフェクター12のベース44の長手方向軸y−yに対して直角をなすように、実質的に直角に細長い管状部材16の方へ動かされる。
図7を参照すると、本明細書の上記に留意されるように、センターロッド22の遠位先端42は、スロット50の幅W3よりも小さい直径d3を有する。遠位先端42は、スロット50の近位端148内に配置され、スロット50を通って回転されることができる。遠位先端42は、厚さt1を有する円筒形ディスク150として形成される。
次に、図8および9を参照すると、この初期位置において、細長い管状部材16の端面152は、エンドエフェクター12のベース44の外側表面154に隣接する。センターロッド22のディスク150は、ディスク150が駆動ディスク92とカラー96との間に形成されたポケット156内にはまるまで、ベース44におけるスロット50を通って、カプラー82のカラー96におけるギャップ108を通って回転されることができる。カプラー82のウェブ94は、ディスク150がカプラー82の外へ回転することを防ぐ。
図10に最も良く示されているように、エンドエフェクター12は、細長い管状部材16に対しておよそ90°のエンドエフェクター12の初期位置から細長い管状部材16と実質的に一列の最終位置まで矢印「A」の方向に回転され、最終位置において、ディスク150は、エンドエフェクター12のベース44におけるスロット50を完全に通過した(図10および11)。
次に、図12および13を参照すると、エンドエフェクター12が所定の位置まで回転される場合、細長い管状部材16の遠位端部分158は、ベース44における側面開口部144を通過し、細長い管状部材16の遠位端部分158は、近位開口部146を通ってベース44内へ延びる。完全に係合された状態において、ディスク150の遠位駆動表面160は、カプラー82の駆動ディスク92における被駆動表面100に接して係合する。ディスク150の近位牽引表面162は、カプラー82のカラー96における被牽引表面110に接して係合する。従って、センターロッド22のディスク150は、スナップフィット様式でカプラー82に係合する。この位置において、ディスク150は、カプラー82のポケット156内における係合にロックされる。圧縮ばね32(図1)による、センターロッド22における近位方向の張力は、ディスク150をポケット156内に維持することをさらに補助する。
図12および13に示されているように、カプラー82は、初期近位位置にある。駆動ピン88は、駆動スロット62および74内の近位位置にあり、あご部46および48は、互いに実質的に隣接した閉じた位置にある。
次に、図14〜17を参照すると、外科用器具10の動作、および細長い管状部材16およびセンターロッド22にエンドエフェクター12を遠隔的に取り付ける方法が、説明される。初めに図14を参照すると、第一の切開I1が、体腔BC内の手術部位にアクセスするために、患者の体壁BWを通して作られ、第一のカニューレ164が、第一の切開I1を通して挿入される。第一のカニューレ164は、細長い管状部材16の受取のためのスルーボアまたは管腔を有する。あるいは、細長い管状部材16は、第一の切開I1のサイズを最小にし、細長い管状部材16の小さい直径d2(図1)を利用するために、第一の切開I1を通して直接挿入され得る。細長い管状部材16は、センターロッド22の遠位先端42が体腔BC内に配置されるまで、第一のカニューレ164を通して挿入される。好ましい方法において、細長い管状部材16は、2.7mmの外径を有し、2.7mm皮膚切開を通して挿入される。
細長い管状部材の直径d2よりも大きい直径D1を有するエンドエフェクター12を取り付けるために、第二のより大きい切開I2が、体壁BWを通して作られ、第二のより大きいカニューレ166が、第二の切開I2を通して挿入される。第二のより大きいカニューレ166は、およそ10mmである。第二のカニューレ166を通してエンドエフェクター12を挿入し、体腔BC内においてエンドエフェクター12を操作するために、把握器具168が、提供される。本実施形態において、エンドエフェクター12のD1は、5mmである。把握器具168は、シャフト170を含み、シャフト170は、シャフト170の遠位端176に枢動的に装着された第一および第二のあご部172および174を有する。
エンドエフェクター12は、第一および第二のあご部172および174の間に把握され、第二のカニューレ166を通して体腔BC内へ挿入される。その後、エンドエフェクター12は、細長い管状部材16に対して実質的に直角の位置にあるように操作される。開示された接近の角度が実質的に直角であるが、エンドエフェクター12は、初めにエンドエフェクター12および細長い管状部材16を一緒に接続するために、エンドエフェクター12が細長い管状部材16とまっすぐに一列に並ぶことを必要とすることなく、他の角度で細長い管状部材16に接近し得ることが、理解されるはずである。
図14および15を参照すると、把握器具168は、センターロッド22におけるディスク150が、エンドエフェクター12のベース44における側面開口部144を通過し、ベース44におけるスロット50を通過するように、エンドエフェクター12をセンターロッド22の方へ、センターロッド22の上を、細長い管状部材16に向かって動かすように操作される。上記に留意されるように、この位置において、細長い管状部材16の遠位面152は、ベース44の外側表面154に接する(図9)。
次に、図16を参照すると、センターロッド22および細長い管状部材16にエンドエフェクター12を取り付けることは、矢印Bの方向にエンドエフェクター12を操作および回転することにより、エンドエフェクター12を細長い管状部材16と長手方向に配列させて、接続を完成させることによって完成させられる。より重要なことには、エンドエフェクター12を回転することは、図8〜13に関して本明細書の上記で説明されたように、ディスク150をカプラー82のポケット156内においてスナップフィット係合させ、細長い管状部材の遠位端158にベース44における近位開口部146を通過させる。近位方向の張力が、圧縮ばね32によってセンターロッド22に加えられることにより、ディスク150をポケット156内にさらにロックする。
図17を参照すると、エンドエフェクター12が、センターロッド22および細長い管状部材16に取り付けられると、エンドエフェクター12は、把握器具168の第一および第二のあご部172および174から解放され、把握器具168は、第二のカニューレ166を通して取り除かれ得るか、または体腔BCにおける動作をさらに補助するための位置にとどまり得るかのどちらかである。
外科用器具10は、回転ノブ28の操作を通じてエンドエフェクター12の第一および第二のあご部46および48を回転することによって動作させられる。適切に配向されると、トリガー20は、トリガー20をハンドルハウジング18の方へ押しつけることによって、作動させられる。上記に留意されたように、トリガー20を押しつけることは、圧縮ばね32(図1)のバイアスに逆らって、細長い管状部材16内において遠位方向にセンターロッド22を駆動する。センターロッド22が遠位方向に動くと、センターロッド22のディスク150における駆動表面160は、カプラー82の駆動ディスク92における被駆動表面100に、駆動リンク84および駆動ピン88を遠位方向に動かさせる(図12および13)。駆動ピン88は、第一および第二のあご部46および48の駆動スロット62および74(図2)を通って遠位方向に動くことにより、閉じた位置と組織を把握するために実質的に離間された開いた位置との間で第一および第二のあご部46および48をカムで動かす。
第一および第二のあご部46および48を閉じるために、トリガー20が、ハンドルハウジング18から離れる方へ動かされることにより、細長い管状部材16内において近位方向にセンターロッド22を牽引する。そのうえ、トリガー20から圧力を単純に取り除くことは、圧縮ばね32がセンターロッドに近位方向にバイアスをかけることを可能にする。センターロッド22の近位方向の動きは、センターロッド22のディスク150における牽引表面162に、カプラー82のカラー96の被牽引表面110を近位方向に引かせ(図12および13)、それによって、駆動スロット62および74を通して近位方向に駆動ピン88を引き、第一および第二のあご部46および48を開いた位置から閉じた位置まで動かす。
本態様において、外科用器具10は、初めにエンドエフェクター12を細長い管状部材16と長手方向に配列することを必要とせずに、エンドエフェクター12をハンドルアセンブリ14に遠隔的に取り付けるシステムおよび方法を提供する。さらに、それは、比較的大きい直径を有するエンドエフェクター12をより小さな直径を有するシャフトまたは細長い管状部材16に取り付ける方法を提供する。
種々の変更が、本明細書において開示された実施形態に対してなされ得ることが理解される。例えば、センターロッドの遠位先端は、例えば、ブロック、ボール、三角形のくさび等のような他の形状をとり得る。さらに、エンドエフェクターは、開示されたカプラーを通じた動作のための、単一あご部グラスパー、単一または一対の枢動的または拡張可能な切断刃、可動焼灼刃または部材等を含み得る。そのうえ、センターロッドは、圧縮ばねによって遠位方向にばねバイアスをかけられることにより、カプラーとの係合を維持し得る。従って、上記の説明は、制限するものとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態の単なる例証として解釈されるべきである。当業者は、本明細書に添付された特許請求の範囲の範囲および精神内の他の変更を想定する。
Claims (20)
- 外科用器具のシャフトにエンドエフェクターを遠隔的に取り付けるためのシステムであって、該システムは、
第一の直径を有するベースと、ポケットを画定し、該ベースに可動に装着されたカプラーと、該ベースに可動に装着され、該カプラーに接続された動作部材とを含む、エンドエフェクターと、
第二の直径の遠位端を有する細長い管状部材と、該細長い管状部材を通って延び、遠位先端および該遠位先端に近接した溝を有するセンターロッドとを含む、外科用器具のシャフトと
を含み、
該エンドエフェクターは、共通軸とは別の経路に沿って、該細長い管状部材の該遠位端に対して動かされるように構成され、
該エンドエフェクターの該ベースは、該センターロッドの該遠位先端が該ベース内へ進むように、該シャフトに対して接近させられるように構成され、
該エンドエフェクターは、該シャフトに対して操作されることにより、該カプラーによって画定された該ポケット内に該センターロッドの該遠位先端を据えるように構成されている、システム。 - 前記シャフトは、第一の切開を通して患者の体内へ挿入されるように構成され、前記エンドエフェクターは、第二の切開を通して該患者の体内へ挿入されるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記エンドエフェクターは、把握器具のあご部内に該エンドエフェクターを保持することと、前記第二の切開を通して該把握器具の該あご部および該エンドエフェクターを挿入することとによって、該第二の切開を通して挿入される、請求項2に記載のシステム。
- 前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターが前記シャフトに対して実質的に直角に配向されるように、該シャフトに対して動かされる、請求項2に記載のシステム。
- 前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第一の側面における第一のスロットを通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、請求項4に記載のシステム。
- 前記ベースは、前記センターロッドの前記遠位先端が前記ベースの第二の側面における第二のスロットをさらに通過することによって、前記シャフトに対して接近させられる、請求項5に記載のシステム。
- 前記エンドエフェクターは、該エンドエフェクターの長手方向軸が前記シャフトの長手方向軸に実質的に平行であるように、該エンドエフェクターをおよそ直角まで動かすことによって、前記シャフトに対して操作される、請求項2に記載のシステム。
- 前記細長い管状部材の前記遠位端は、前記センターロッドの前記遠位先端が前記カプラーの前記ポケットに据えられる場合に、前記ベースの近位開口部内に配置されるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記センターロッドの前記遠位先端は、ばねによって前記カプラーに対して長手方向に該センターロッドにバイアスをかけることによって、該カプラーの前記ポケット内に固定されるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記センターロッドは、前記カプラーに対して近位方向にバイアスをかけられる、請求項9に記載のシステム。
- 外科用器具の遠位端に遠隔的に取り付けるためのエンドエフェクターであって、該エンドエフェクターは、
ベースと、
該ベースに可動に装着された少なくとも1つの動作部材と、
該ベース内に可動に配置され、該少なくとも1つの動作部材に接続されたカプラーと
を含む、エンドエフェクター。 - 前記ベースは、該ベースの第一の側面を通して形成された第一のスロットを含む、請求項11に記載のエンドエフェクター。
- 前記ベースは、該ベースの第二の側面を通して形成された第二のスロットを含む、請求項12に記載のエンドエフェクター。
- 前記ベースは、近位開口部を含む、請求項13に記載のエンドエフェクター。
- 前記カプラーは、前記少なくとも1つの動作部材に接続されたリンクを含む、請求項11に記載のエンドエフェクター。
- 前記カプラーは、遠位部分と該遠位部分に近接したカラーとを含み、該遠位部分および該カラーは、間にポケットを画定している、請求項11に記載のエンドエフェクター。
- 遠位部材は、ディスクであり、前記カプラーは、該ディスクを前記カラーに接続しているウェブ部分を含む、請求項16に記載のエンドエフェクター。
- 前記カラーは、C形であり、外科用器具のセンターロッドの通過のためのギャップを画定している、請求項16に記載のエンドエフェクター。
- 患者の体内における遠隔組み立てのための外科用器具であって、該外科用器具は、
ハンドルハウジングと、
該ハンドルハウジングから遠位方向に延びている細長い管状部材と、
該ハンドルハウジングおよび細長い管状部材内に可動に装着され、遠位先端と該遠位先端に近接した溝とを有するセンターロッドと、
ベースと、該ベースに可動に取り付けられた動作部材と、該動作部材に接続され、該センターロッドの該遠位先端の受取のためのポケットを画定しているカプラーとを有する、エンドエフェクターと
を含む、外科用器具。 - 前記ポケットは、前記ベースの遠位ディスクと、前記ベースの近位C形カラーとの間に画定されている、請求項19に記載の外科用器具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US13/756,777 | 2013-02-01 | ||
US13/756,777 US9023015B2 (en) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | Laparoscopic instruments, attachable end effectors and methods relating to same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014147716A true JP2014147716A (ja) | 2014-08-21 |
Family
ID=50070332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014011149A Pending JP2014147716A (ja) | 2013-02-01 | 2014-01-24 | 腹腔鏡器具、取り付け可能なエンドエフェクター、およびそれに関連する方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9023015B2 (ja) |
EP (1) | EP2762084A1 (ja) |
JP (1) | JP2014147716A (ja) |
AU (1) | AU2014200108A1 (ja) |
CA (1) | CA2840697A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018538068A (ja) * | 2015-12-11 | 2018-12-27 | エシコン エルエルシーEthicon LLC | エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7404080B2 (en) | 2001-04-16 | 2008-07-22 | Bjorn Markus Jakobsson | Methods and apparatus for efficient computation of one-way chains in cryptographic applications |
WO2012049623A1 (en) | 2010-10-11 | 2012-04-19 | Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) | Mechanical manipulator for surgical instruments |
WO2013014621A2 (en) | 2011-07-27 | 2013-01-31 | Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) | Mechanical teleoperated device for remote manipulation |
CN106659540B (zh) | 2014-02-03 | 2019-03-05 | 迪斯塔莫申股份公司 | 包括能互换远端器械的机械遥控操作装置 |
EP3185808B1 (en) | 2014-08-27 | 2022-02-23 | DistalMotion SA | Surgical system for microsurgical techniques |
EP3232973B1 (en) | 2014-12-19 | 2020-04-01 | DistalMotion SA | Sterile interface for articulated surgical instruments |
EP3232977B1 (en) | 2014-12-19 | 2020-01-29 | DistalMotion SA | Docking system for mechanical telemanipulator |
EP3232974B1 (en) | 2014-12-19 | 2018-10-24 | DistalMotion SA | Articulated handle for mechanical telemanipulator |
EP4342412A2 (en) | 2014-12-19 | 2024-03-27 | DistalMotion SA | Reusable surgical instrument for minimally invasive procedures |
US10864052B2 (en) | 2014-12-19 | 2020-12-15 | Distalmotion Sa | Surgical instrument with articulated end-effector |
EP3280337B1 (en) | 2015-04-09 | 2019-11-13 | DistalMotion SA | Articulated hand-held instrument |
WO2016162752A1 (en) | 2015-04-09 | 2016-10-13 | Distalmotion Sa | Mechanical teleoperated device for remote manipulation |
WO2017037532A1 (en) | 2015-08-28 | 2017-03-09 | Distalmotion Sa | Surgical instrument with increased actuation force |
US11058503B2 (en) | 2017-05-11 | 2021-07-13 | Distalmotion Sa | Translational instrument interface for surgical robot and surgical robot systems comprising the same |
AU2019218707A1 (en) | 2018-02-07 | 2020-08-13 | Distalmotion Sa | Surgical robot systems comprising robotic telemanipulators and integrated laparoscopy |
US11844585B1 (en) | 2023-02-10 | 2023-12-19 | Distalmotion Sa | Surgical robotics systems and devices having a sterile restart, and methods thereof |
CN117398138B (zh) * | 2023-12-13 | 2024-03-15 | 苏州康多机器人有限公司 | 手术器械 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5352219A (en) * | 1992-09-30 | 1994-10-04 | Reddy Pratap K | Modular tools for laparoscopic surgery |
EP0710089B1 (en) * | 1993-07-21 | 2001-12-05 | Charles H. Klieman | Surgical instrument for endoscopic and general surgery |
US5792165A (en) * | 1993-07-21 | 1998-08-11 | Charles H. Klieman | Endoscopic instrument with detachable end effector |
US5441059A (en) | 1994-02-02 | 1995-08-15 | Dannan; Patrick A. | Method of minimally invasive surgery |
US5782748A (en) | 1996-07-10 | 1998-07-21 | Symbiosis Corporation | Endoscopic surgical instruments having detachable proximal and distal portions |
US6171316B1 (en) * | 1997-10-10 | 2001-01-09 | Origin Medsystems, Inc. | Endoscopic surgical instrument for rotational manipulation |
DE19833600A1 (de) * | 1998-07-25 | 2000-03-02 | Storz Karl Gmbh & Co Kg | Medizinische Zange mit zwei unabhängig voneinander beweglichen Maulteilen |
US6723043B2 (en) * | 2001-09-25 | 2004-04-20 | Sdgi Holdings, Inc. | Methods and devices for inserting and manipulating surgical instruments |
US7901398B2 (en) | 2001-12-19 | 2011-03-08 | George Stanczak | Failsafe reconfigurable surgical apparatus |
DE50203357D1 (de) | 2002-09-14 | 2005-07-14 | Storz Karl Gmbh & Co Kg | Endoskopisches Instrument mit abnehmbarem Werkzeugkopf |
US8353897B2 (en) | 2004-06-16 | 2013-01-15 | Carefusion 2200, Inc. | Surgical tool kit |
US7241290B2 (en) | 2004-06-16 | 2007-07-10 | Kinetic Surgical, Llc | Surgical tool kit |
ATE545374T1 (de) * | 2006-06-30 | 2012-03-15 | Bovie Medical Corp | Chirurgisches instrument mit abnehmbarer werkzeuganordnung |
JP5153776B2 (ja) | 2006-10-03 | 2013-02-27 | バーチャル ポーツ リミテッド | 外科手術を補佐するためのクリップ器具 |
US8088062B2 (en) | 2007-06-28 | 2012-01-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Interchangeable endoscopic end effectors |
US7666181B2 (en) * | 2008-08-02 | 2010-02-23 | Tarek Ahmed Nabil Abou El Kheir | Multi-purpose minimally invasive instrument that uses a micro entry port |
US8162973B2 (en) * | 2008-08-15 | 2012-04-24 | Tyco Healthcare Group Lp | Method of transferring pressure in an articulating surgical instrument |
US8133254B2 (en) | 2009-09-18 | 2012-03-13 | Tyco Healthcare Group Lp | In vivo attachable and detachable end effector assembly and laparoscopic surgical instrument and methods therefor |
US20120078290A1 (en) | 2010-09-24 | 2012-03-29 | Nobis Rudolph H | Laparoscopic instrument with attachable end effector |
US20120259325A1 (en) | 2009-10-09 | 2012-10-11 | Houser Kevin L | Laparoscopic Instrument with Attachable Energy End Effector |
US20120078291A1 (en) | 2010-09-24 | 2012-03-29 | Nobis Rudolph H | Laparoscopic instrument with attachable end effector |
US9072523B2 (en) * | 2010-11-05 | 2015-07-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical device with feature for sterile acceptance of non-sterile reusable component |
EP2675374B1 (en) | 2011-02-14 | 2015-09-09 | The Board of Trustees of The Leland Stanford Junior University | Apparatus and systems for performing laparoscopic surgery |
-
2013
- 2013-02-01 US US13/756,777 patent/US9023015B2/en active Active
-
2014
- 2014-01-09 AU AU2014200108A patent/AU2014200108A1/en not_active Abandoned
- 2014-01-24 JP JP2014011149A patent/JP2014147716A/ja active Pending
- 2014-01-27 CA CA2840697A patent/CA2840697A1/en not_active Abandoned
- 2014-01-31 EP EP14153551.8A patent/EP2762084A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018538068A (ja) * | 2015-12-11 | 2018-12-27 | エシコン エルエルシーEthicon LLC | エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法 |
JP7066617B2 (ja) | 2015-12-11 | 2022-05-13 | エシコン エルエルシー | エンドエフェクタを外科手術装置とローディング装置とに連結させるためのシステム、装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2840697A1 (en) | 2014-08-01 |
US9023015B2 (en) | 2015-05-05 |
AU2014200108A1 (en) | 2014-08-21 |
EP2762084A1 (en) | 2014-08-06 |
US20140221985A1 (en) | 2014-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014147716A (ja) | 腹腔鏡器具、取り付け可能なエンドエフェクター、およびそれに関連する方法 | |
US11497498B2 (en) | Coupling member configured for use with surgical devices | |
US11547394B2 (en) | Adapter assemblies for interconnecting surgical loading units and handle assemblies | |
US9931131B2 (en) | In vivo attachable and detachable end effector assembly and laparoscopic surgical instrument and methods therefor | |
CA2473504C (en) | Surgical stapling instrument incorporating a tapered firing bar for increased flexibility around the articulation joint | |
JP5579976B2 (ja) | 外科用機器のための関節運動ジョイント | |
JP6503427B2 (ja) | エンドエフェクタ連結及び作動システム | |
JP4611410B2 (ja) | 外科用ステープリング及び切断デバイスおよびこのデバイスの使用方法 | |
US20090171147A1 (en) | Surgical instrument | |
JP2020025857A (ja) | 回転ノブアセンブリおよびそれを含む外科用器具 | |
US9451937B2 (en) | Percutaneous instrument with collet locking mechanisms | |
US20160113732A1 (en) | Surgical tool | |
JP2018529497A (ja) | シャフト解放、電動発射、及び電動関節動作を有する外科用ステープル留め器具 | |
JP2007500569A (ja) | 取外し可能シャフト装置を有する手術器具及び方法 | |
JP2015154931A (ja) | 腹腔鏡器具および関連手術方法 | |
JP2019524326A (ja) | 内視鏡外科手術用クリップアプライヤおよびクリップ適用システム | |
US20140088638A1 (en) | Detachable End Effector with Lateral Lock | |
US20140243800A1 (en) | Loader with Locking Collet Tube | |
US20210298576A1 (en) | Two-position actuation with backlash compensation for surgical devices | |
US11304743B2 (en) | Electrosurgical forceps | |
US20230009937A1 (en) | Stapling end effectors for endoscopic procedures | |
CN217987619U (zh) | 用于手术装置的铰接组合件 | |
US11607267B2 (en) | Electrosurgical forceps | |
US20210212672A1 (en) | Adapter assemblies and surgical loading units | |
EP2961335B1 (en) | Percutaneous instrument with collet locking mechanisms |