JP7065464B2 - 電源装置および溶接用電源装置 - Google Patents

電源装置および溶接用電源装置 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2018年1月23日付けで提出された日本特許出願第2018-008529を基礎とする優先権を主張するとともに、これに開示されたすべての内容は、参考として本願に一体のものとして統合する。
(技術分野)
本発明は、インバータ回路とその異常動作を検出する異常検出回路とを備えた電源装置に関し、とりわけアーク溶接装置に用いられる電源装置(溶接用電源装置)に関する。
例えば、アーク溶接装置は、マニピュレータに取り付けられた溶接トーチと、溶接トーチに設けられたワイヤ送給部から送られる消耗電極(ワイヤ)と、溶接トーチを介してアーク溶接に適した電圧を被加工物とワイヤの間に印加する電源装置とを備えている。
この電源装置は、概略、入力側整流回路、インバータ回路、変圧回路、および出力側整流回路を備える。入力側整流回路は、商用電源から供給される200Vの三相交流電圧を直流電圧に整流し、インバータ回路は、入力側整流回路で整流された直流電圧を所定周波数の交流電圧に変換し、変圧回路は、インバータ回路から一次コイルに出力された交流電圧を変圧して得た電圧を、二次コイルから負荷(ワイヤの両端)に出力するように構成されている。
このようなアーク溶接装置では、溶接中の電源装置の負荷の変動および/または上述の構成回路に加わるノイズなどの影響を受けて、インバータ回路を構成する一対のスイッチング素子のそれぞれから出力される電圧に不均衡が生じ、変圧回路の磁束が一方の極性に偏ってしまう(バイアスされてしまう:偏磁現象)場合がある。スイッチング素子として、例えばIGBTやMOSFETが好適に用いられている。偏磁現象が発生すると、一対のスイッチング素子のいずれかに過電流が流れて異常発熱し、やがて破損する虞がある。通常、このような偏磁現象を抑制するために、電源装置には補償抵抗または補償コンデンサが回路に組み込まれるが、これらの部品が劣化すると同様に偏磁現象が起こる。
特許文献1には、スイッチング素子のスイッチング動作により電力変換を行うスイッチング電源回路と、これを制御する制御回路とを備えた電源装置であって、偏磁現象などに起因するスイッチング素子の異常発熱状態を適切に検出することを目的とした電源装置が開示されている。
特許文献1に記載の電源装置は、スイッチング素子の周囲に設置され素子の実測温度を検出する第1温度センサと、電源装置内の所定箇所に設置されて周囲温度を検出する第2温度センサとを備え、制御回路は、電源装置の使用電力および使用率を取得し、これら使用電力および使用率と第2温度センサから得られる周囲温度とを含む使用環境情報からスイッチング素子の推定温度を算出し、算出したスイッチング素子の推定温度と第1温度センサから得られるスイッチング素子の実測温度との比較に基づいて、スイッチング素子が異常発熱状態か否かを判定する機能を備えている。
特開2015-119610号公報
しかし、特許文献1に記載の異常判別機能を備えた電源装置によれば、スイッチング素子の実測温度と推定温度との差が所定の閾値を超えるまでは、異常発熱状態を検出することができない。すなわち特許文献1に記載の電源装置では、異常が検出されるまでに流れる過電流でスイッチング素子以外の部品が異常発熱して破損する可能性があり、瞬間的な過電流でスイッチング素子が破損する虞もある。
そこで、インバータ回路を構成するスイッチング素子に流れる電流を監視する電流検出器(電流トランス)を用いて、異常な過電流を直接検出することにより、スイッチング素子の破損を防ぐことが考えられる。このように電流トランスを採用すれば、スイッチング素子以外の部品の異常発熱による破損スイッチング素子の瞬間的な過電流による破損を防止することができる。
ただし、スイッチング素子に流れる高周波電流を検出する電流トランスは、サーミスタなどの温度検出素子よりも高価であり、電源装置の製造コストの増大を招く。
また、アーク溶接装置の電源装置として、負荷に対する出力電流の増大を図るため、複数のインバータ回路および変圧回路を並列に接続した場合、個々のインバータ回路に電流トランスを配置する必要があり、電源装置の製造コストをさらに増大させるという課題がある。
同様の課題は、アーク溶接装置に用いられる電源装置以外に、スイッチング素子を用いたインバータ回路を備えた任意のDC/DCコンバータを含むスイッチング電源回路を備えた電源装置にも生じていた。
本発明の一態様は、上述の課題に鑑み、インバータ回路を構成するスイッチング素子に過電流が流れたか否か、またはインバータ回路に異常が生じたか否かを判定できる、簡便で安価な電源装置および溶接装置のための電源装置を提供することを目的とする。
本発明の態様に係る電源装置は、並列接続された少なくとも一対のインバータ回路と、前記各インバータ回路の出力電圧を変圧する少なくとも一対の変圧回路と、磁性体コアに検出電線を巻回した中空コイルに、前記各インバータ回路のいずれか一方の被検出電線がそれぞれ挿通された電流トランスと、前記電流トランスに挿通された前記各被検出電線に流れる前記各インバータ回路からのインバータ電流の位相が反転するように、前記各インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子を制御するインバータ制御部と、前記電流トランスの前記検出電線に流れる誘導電流に基づいて、一方の前記インバータ回路に異常があったか否かを判定する異常判定部と、を備える。
本発明の一態様によれば、インバータ回路を構成するスイッチング素子に過電流が流れたか否か、またはインバータ回路に異常が生じたか否かを判定できる、簡便で安価な電源装置および溶接装置のための電源装置を提供することができる。
本発明の実施の形態を示す電源装置の回路図である。 (a)は電源装置に組み込まれたインバータ回路の回路図であり、(b)はインバータ回路に加わる第1相の駆動電圧のタイミングチャートである。 (a)は電源装置に組み込まれたインバータ回路の回路図であり、(b)はインバータ回路に加わる第2相の駆動電圧のタイミングチャートである。 (a)および(b)は互いに同相で同期制御される一対のインバータ回路の出力電流(インバータ電流)のタイミングチャートであり、(c)および(d)は各インバータ回路の一方の出力側の電線が挿通された電流トランスの概略斜視図である。 (a)および(b)は互いに逆相で同期制御される一対のインバータ回路の出力電流(インバータ電流)のタイミングチャートであり、(c)および(d)は各インバータ回路の一方の出力側の電線が挿通された電流トランスの概略斜視図である。 (a)は、実施形態1に係る電源装置(短絡移行溶接)のインバータ回路が正常に動作しているときのインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートであり、(b)および(c)は、一方のインバータ回路に異常が生じたときのインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートであって、(b)は一方のインバータ電流に過電流が生じたことを示し、(c)は一方のインバータ電流が停止したことを示す。 (a)は、実施形態2に係る電源装置(パルス溶接)のインバータ回路が正常に動作しているときのインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートであり、(b)および(c)は、一方のインバータ回路に異常が生じたときのインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートであって、(b)は一方のインバータ電流に過電流が生じたことを示し、(c)は一方のインバータ電流が停止したことを示す。 (a)および(b)は、溶接電流および溶接電圧のタイミングチャートであり、パルス溶接の周波数が同じであっても、溶接電流値が高いピーク期間および溶接電流値が低いベース期間の割合が異なることを示す。
図面を参照しながら、アーク溶接装置のための電源装置として本発明を適用した電源装置の実施形態を以下説明する。
図1は、アーク溶接装置に用いられる電源装置1の回路図である。アーク溶接装置は、マニピュレータに取付けられた溶接トーチTHと、溶接トーチTHに設けられワイヤ送給部から送られるワイヤW(消耗電極)を備え、本発明に係る電源装置1は、被加工物MとワイヤWの間に溶接トーチTHを介して、アーク溶接に適した溶接電圧を印加するために用いられる。
電源装置1は、図1に示すように、概略、入力側整流回路10と、インバータ回路20と、変圧回路30と、出力側整流回路40と、制御装置50を備える。入力側整流回路10は、商用電源100から供給される200Vの三相交流電圧を約280Vの直流電圧に整流する。インバータ回路20は、整流された直流電圧を20kHz~50kHzの間の所定周波数を有する交流電圧に変換する。図1のインバータ回路20は、フルブリッジ式のものであるが、ハーフブリッジ式のものであってもよい。変圧回路30は、インバータ回路20から一次コイルに出力された交流電圧を降圧して、二次コイルから負荷(ワイヤWの両端)に出力する。出力側整流回路40(40A,40B,DCL)は、降圧された電圧を10~60Vの間の所定の直流電圧に整流する。
本実施形態では、最大で700A程度の大容量の溶接電流が供給できるように、入力側整流回路10(10A,10B)、インバータ回路20(20A,20B)および変圧回路30(30A,30B)、出力側整流回路40(40A,40B)がそれぞれ一対並列に接続されている。
入力側整流回路10(10A,10B)は、全波整流用のダイオードブリッジ回路で構成され、全波整流された脈流がコンデンサC1,C2で平滑化される。
図2(a)および(b)、図3(a)および(b)に示すように、インバータ回路20(20A,20B)は、一対のスイッチング素子S1,S2またはS3,S4が直列接続された2本のスイッチングアームSA1,SA2を備えたフルブリッジ回路である。
スイッチング素子S1,S4を同時に導通させるとともに(オン制御信号を供給し)、スイッチング素子S3,S2を導通させない(オフ制御信号を供給する)ことにより、端子T1からスイッチング素子S1、ノードN1、変圧回路30の一次側コイル、ノードN2、およびスイッチング素子S4の経路で電流が流れる(図2(a),(b)参照)。同様に、スイッチング素子S3,S2を同時に導通させるとともに(オン制御信号を供給し)、スイッチング素子S1,S4を導通させない(オフ制御信号を供給する)ことにより、端子T1からスイッチング素子S3、ノードN2、変圧回路30の一次側コイル、ノードN1、スイッチング素子S2の経路で電流が流れる(図3(a),(b)参照)。
スイッチング素子S1,S4およびスイッチング素子S3,S2を、双方が共にオフとなるデットタイムを挟んで交互に導通(オン)させることにより、ノードN1,N2と接続される変圧回路30の一次側コイルに交流電圧が印加され、交流電流が流れる。好適には、各スイッチング素子としてIGBTまたはMOSFETが用いられる。
インバータ回路20は、スイッチング周波数が20kHzから50kHzの間の所定周波数で駆動され、所望の出力電圧(溶接電圧)を得るために、各スイッチング素子S1,S4およびS3,S2の点弧時期(各スイッチング素子への制御信号の出力周期)が調整される。
図1に戻り、変圧回路30(30A,30B)により変圧(降圧)され、二次側コイルから出力された交流電圧は、それぞれ出力側整流回路40(40A,40B)で10~60Vの間の所定の直流電圧に整流され、直流リアクトルDCLで平滑された後に端子OTから溶接トーチTHに印加される。本実施形態では変圧回路30の1次側/2次側のコイルの巻数比が7:3に設定され、降圧トランスとして機能するが、巻数比に特段の制約はなく昇圧変圧回路とすることもできる。
なお、出力側整流回路40(40A,40B)では、変圧回路30(30A,30B)の二次側コイルの中点を基準にしてダイオードにより全波整流される。
電源装置1の制御装置50は、インバータ回路20を制御して(適当な制御信号を各イスイッチング素子S1~S4に出力して)端子OTから所望の直流電力を供給するインバータ制御部50Aとして機能するとともに、電源装置1(とりわけインバータ回路20)の異常を検出する異常判定部50Bとして機能する。
制御装置50は、例えばマイクロコンピュータおよび入出力用の周辺回路で構成され、マイクロコンピュータの内蔵メモリに格納された制御プログラムをCPUで実行することにより、インバータ制御部50Aおよび異常判定部50Bとしての機能が具現化される。
インバータ制御部50Aは、出力側整流回路40(40A,40B)の後段に配置された電流トランスCT1で検出された電流Ioが、設定回路ISで設定された所定の電流値Isと一致するように、インバータ回路20の各イスイッチング素子の点弧角を制御する。
詳述すると、制御装置50は、電流トランスCT1により検出された電流値Ioが設定回路ISで設定された電流値Isに収束するように、両値の差分値、微分値、もしくは積分値のいずれか、またはこれらの組合せによりPID制御演算を行って制御値を決定し、得られた制御値をPWM制御回路SD1,SD2に入力して、インバータ回路20の点弧角(各スイッチング素子への制御信号の出力位相)を制御する。
スイッチング素子S1,S4またはS3,S2のオン時間(導通時間)が短くなれば電流トランスCT1により検出される電流Ioが低下し、逆にオン時間が長くなれば電流トランスCT1により検出される電流Ioが上昇する。図1に示すPWM制御回路SD1,SD2は、インバータ制御部50Aから出力された制御値に基づいてスイッチング素子S1,S4およびS3,S2への制御信号(ゲート信号)を制御する。
なお、電流トランスCT1は、磁性体コアに検出電線を巻回した中空コイルで構成され、中空コイルに挿通された電線(被検出電線)に流れたインバータ電流に起因して検出電線に流れる誘導電流を検出することにより、インバータ電流を検出するように構成されている。後述の電流トランスCT2も同様である。
ところで、溶接中の電源装置1の負荷の変動および/または上記構成回路に加わるノイズなどの影響を受けて、インバータ回路20を構成する一対のスイッチング素子S1~S4のそれぞれから出力される電圧に不均衡が生じ、変圧回路30の磁束が一方の極性に偏ってしまう(偏磁現象が生じる)場合がある。偏磁現象が発生すると、一対のスイッチング素子(例えばS1,S4)の一方のスイッチング素子(例えばS4)に過電流が流れて異常発熱して、破損する虞がある。
そこで電源装置1は、各インバータ回路20A,20Bのいずれか一方の電線(被検出電線)がそれぞれ挿通された電流トランスCT2を備え、異常判定部50Bが電流トランスCT2により検出されたインバータ電流に基づいて各インバータ回路20A,20Bの異常の有無を判定するように構成されている。
[第1の実施形態]
まず、短絡移行溶接(ショートアーク溶接)を行なう場合の異常判定について以下詳述する。
インバータ制御部50Aは、上述のように電流トランスCT1からの電流Ioに基づいて各インバータ回路20A,20Bを制御するとともに、電流トランスCT2の中空コイルに挿通された各被検出電線に流れるインバータ電流の位相が反転するように各インバータ回路20A,20Bを制御する。
(実施例1)
図4(a)および図4(b)に示すように、インバータ制御部50Aは、各インバータ回路20A,20Bのインバータ電流(本願では、以下便宜上、変圧回路30A,30Bに対する「出力電流」または「1次側電流」ともいう。)が同位相を有するように(同相で)各スイッチング素子S1~S4を同期制御する。
インバータ回路20A,20Bはそれぞれ、出力部に接続された一対の電線L1,L2;L3,L4を有し(図1参照)、これらの電線のうち、実施例1ではインバータ電流が逆向きに流れる一対の電線L2,L3が電流トランスCT2の中空コイルに挿通される(図4(c)参照)。すなわち一対の電線L2,L3に流れるインバータ電流は同極性で同期するが、一対の電線L2,L3のインバータ電流が逆向きとなるように電線L2,L3を配置して、電流トランスCT2の中空コイルに挿通される。
より具体的には、インバータ回路20Aからのインバータ電流は、電線L1、変圧回路30Aの1次側コイル、電線L2を経てインバータ回路20Aに戻り、インバータ回路20Bからのインバータ電流は、電線L3、変圧回路30Bの1次側コイル、電線L4を経てインバータ回路20Bに戻り(図1参照)、電線L2,L3が電流トランスCT2に挿通される(図4(c)参照)。
図6(a)は、偏磁現象が生じていない正常時の電線L2,L3に流れるインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートである。また図6(b)は、偏磁現象が生じた異常時の電線L2,L3に流れるインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートであり、一方のインバータ回路20に過電流が流れていることを示す。さらに図6(c)は、ノイズなどに起因して一方のインバータ電流が停止した異常時の電線L2,L3に流れるインバータ電流等の波形を示すタイミングチャートである。なお、図6(a)~図6(c)に示す波形は、理論上のものである。
図6(a)に示すように、正常時の電線L2,L3に流れるインバータ電流は、互いに逆位相の波形を有するので、磁性体コアに生じる磁場が相殺されて、電流トランスCT2の磁性体コアに巻回された検出電線の両端L5,L6に誘導される誘導電流は殆ど零になる。
しかし、一方の変圧回路30に偏磁現象が生じて変圧回路30のコア材が磁気飽和を起こすと、変圧回路30のインダクタンスの値が著しく低下するため、対応するインバータ回路20に過電流が流れるようになる。
図6(b)は、電流トランスCT2の検出電線の両端L5,L6に誘導された誘導電流(CT2出力)を示し、この誘導電流が所定の閾値を超えるパルス状の波形を有することから、変圧回路30Bに対応するインバータ回路20Bに過電流が流れたことを示す。
同様に、図6(c)は、電流トランスCT2の誘導電流(CT2出力)を示し、この誘導電流が所定の閾値を超え、一方のインバータ電流に対応する波形を有することから、他方のインバータ電流が停止したことを示す。
図1に示すように、異常判定部50Bは、電流トランスCT2で検出された誘導電流の値が、閾値設定部ITCで設定された閾値(以下、「誘導電流閾値」ともいう。)を超えたとき、例えば偏磁現象によってインバータ回路20に異常が生じたと判定することができる。なお、閾値設定部ITCは、誘導電流閾値を絶対値として入力し、異常判定部50Bは、誘導電流の絶対値が(プラスマイナスによらず)誘導電流閾値の絶対値を超えたとき、インバータ回路20に異常が生じたと判定する。
実際に計測された電流トランスCT2の誘導電流(CT2出力)は、電線L2,L3に流れる電流の方向が切り替わるタイミングでグランドレベルを中心に大きなスパイク状のノイズを含むが、異常判定部50Bは、フィルタリング処理でノイズを除去した後のCT2出力信号に基づいて判定することが好ましい。
(実施例2)
図4(a)および図4(b)に示すように、インバータ制御部50Aは、各インバータ回路20A,20Bのインバータ電流が同位相を有するように(同相で)各スイッチング素子S1~S4を制御する。
インバータ回路20A,20Bはそれぞれ、出力部に接続された一対の電線L1,L2;L3,L4を有し(図1参照)、これらの電線のうち、実施例2ではインバータ電流が逆向きに流れるように配置された一対の電線L1,L3が電流トランスCT2の中空コイルに挿通される(図4(d)参照)。
一対の電線L1,L3に流れるインバータ電流は同極性で同期するが、一対の電線L1,L3のインバータ電流が逆向きとなるように電線L1,L3を配置して、電流トランスCT2の中空コイルに挿通される。こうして実施例2の異常判定部50Bは、実施例1と同様に、例えば偏磁現象によりインバータ回路20に異常が生じたと判定することができる。
(実施例3)
図5(a)および図5(b)に示すように、インバータ制御部50Aは、各インバータ回路20A,20Bのインバータ電流が逆位相を有するように(逆相で、あるいは180度の位相差を有するように)各スイッチング素子S1~S4を制御する。
インバータ回路20A,20Bはそれぞれ、出力部に接続された一対の電線L1,L2;L3,L4を有し(図1参照)、これらの電線のうち、実施例3ではインバータ電流が同じ向きに流れるように配置された一対の電線L1,L3が電流トランスCT2の中空コイルに挿通される(図5(c)参照)。こうして実施例3の異常判定部50Bは、実施例1および実施例2と同様に、例えば偏磁現象によりインバータ回路20に異常が生じたと判定することができる。
(実施例4)
図5(a)および図5(b)に示すように、インバータ制御部50Aは、各インバータ回路20A,20Bのインバータ電流が逆位相を有するように(逆相で、あるいは180度の位相差を有するように)各スイッチング素子S1~S4を制御する。
インバータ回路20A,20Bはそれぞれ、出力部に接続された一対の電線L1,L2;L3,L4を有し(図1参照)、これらの電線のうち、実施例4ではインバータ電流が同じ向きに流れるように配置された一対の電線L2,L3が電流トランスCT2の中空コイルに挿通される(図5(d)参照)。こうして実施例4の異常判定部50Bは、実施例1~実施例3と同様に、例えば偏磁現象によりインバータ回路20に異常が生じたと判定することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、短絡移行溶接(ショートアーク溶接)を行なう場合の異常判定について説明したが、第2の実施形態では、溶接中の溶融金属の飛散を実質的に低減または回避するためにパルス溶接を行なう場合の異常判定について以下説明する。第2の実施形態に係る電源装置1の回路構成は、第1の実施形態と同様であるので、重複する内容については説明を省略する。また第2の実施形態では、上記実施例1で説明したように、各インバータ回路20A,20Bからのインバータ電流が逆向きに流れるように配置された一対の電線L2,L3が電流トランスCT2に挿通されて、異常判定部50Bがインバータ回路20の異常を検出するように構成されている。
パルス溶接を行う場合、図7(a)に示すように、被加工物MとワイヤWの間に加える溶接電圧および溶接電流は、所定周期で増減するように制御される。すなわちインバータ制御部50Aは、変圧回路30A,30Bに入力される一次電流(各インバータ回路20A,20Bからのインバータ電流)が当該周期で増減するように各インバータ回路20A,20Bを制御する。偏磁現象が生じていない場合には、電流トランスCT2に挿通した一対の電線L2,L3に流れるインバータ電流が相殺されるため、電流トランスCT2の磁性体コアに巻回された検出電線の両端L5,L6に誘導される誘導電流は零に維持される。
しかし、図7(b)に示すように、一方の変圧回路30に偏磁現象が生じて変圧回路30のコア材が磁気飽和を起こすと、変圧回路30のインダクタンスの値が著しく低下するため、対応するインバータ回路20に過電流が流れ(インバータの電流が増大し)、電流トランスCT2に挿通した一対の電線L2,L3に流れるインバータ電流の差分値に応じて誘導電流が検出電線の両端L5,L6から出力される。
図7(c)は、ノイズなどに起因して一方のインバータ電流が停止した異常時の電線L2,L3に流れるインバータ電流等の波形を示す。一方のインバータ電流が減少または停止すると、同様に、電流トランスCT2に挿通した一対の電線L2,L3に流れるインバータ電流の差分値に応じて誘導電流が検出電線の両端L5,L6から出力される。この場合、パルス溶接の1周期のうち、溶接電流および溶接電圧が低い期間において、電流トランスCT2からの誘導電流は、所定の誘導電流閾値を超えず、溶接電流および溶接電圧が高い期間においてのみ、所定の誘導電流閾値を超えることはない。
そこで、異常判定部50Bは、パルス溶接の1周期よりも十分に長い判定時間Tsの中で、電流トランスCT2の誘導電流が誘導電流閾値を超えた累積時間Ttを計時し、その比率(Tt/Ts)が所定値(異常判定閾値)以上となる場合に偏磁現象が発生していると判定するように構成されている。なお、図7(a),(b),(c)では、簡略化のためにインバータ電流のスイッチング周期がパルス溶接の周波数の約半分(すなわちスイッチング周波数がパルス溶接の周波数の約2倍)であるように図示されているが、実際のスイッチング周波数を20kHz~50kHzに変動させたとき、パルス溶接の周波数を50Hz~300Hz程度に制御することができる。
偏磁現象が発生していると異常判定部50Bが判定するときの比率(Tt/Ts)の異常判定閾値は、パルス溶接のピーク期間をTp、ベース期間をTbとして、Tp/(Tb+Tp)よりも小さい値に設定される。例えば、正常時のTp/(Tb+Tp)の値が0.2であれば、比率(Tt/Ts)の異常判定閾値は、0.1~0.15程度に設定してもよく、溶接条件に応じて、比率(Tt/Ts)の異常判定閾値をより小さく設定することにより異常の検出精度を高めてもよい。
本願では、図8(a)および図8(b)に示すように、溶接電流値が高い期間をピーク期間Tpといい、溶接電流値が低い期間をベース期間Tbという。上述のように、電流トランスCT2からの誘導電流は、ピーク期間中に誘導電流閾値を超えるが、ベース期間中には誘導電流閾値を超えない。なお、ピーク期間Tpとベース期間Tbの割合は、作業者が設定する溶接条件(設定電流値、設定電圧値、および使用するワイヤなど)によって、パルス溶接を最適化するように調整されるため、パルス溶接の周波数が同じでもピーク期間Tpとベース期間Tbの割合が異なる場合がある(図8(a)および図8(b)参照)。
以上説明したように、本発明の一態様による電源装置は、並列接続された少なくとも一対のインバータ回路20A,20Bと、各インバータ回路20A,20Bの出力電圧を変圧する少なくとも一対の変圧回路30A,30Bと、磁性体コアに検出電線を巻回した中空コイルに、各インバータ回路20A,20Bのいずれか一方の被検出電線がそれぞれ挿通された電流トランスCT2と、電流トランスCT2に挿通された各被検出電線L1~L4に流れる各インバータ回路20A,20Bからのインバータ電流の位相が反転するように、各インバータ回路20A,20Bを構成する複数のスイッチング素子S1~S4を制御するインバータ制御部50Aと、電流トランスCT2の検出電線に流れる誘導電流に基づいて、一方のインバータ回路20A,20Bに異常があったか否かを判定する異常判定部50Bと、を備える。
異常判定部50Bは、判定時間Tsのうち、電流トランスCT2により検出された誘導電流が予め設定された誘導電流閾値を超えた累積時間Ttの比率に基づいて異常の有無を判定するものであり、具体的には、比率(Tt/Ts)が異常判定閾値以上となるとき異常ありと判定するように構成されている。
[第3の実施形態]
電源装置1は、各インバータ回路20を構成するスイッチングアームSA1,SA2に設けた各スイッチング素子の温度を検知する測温素子を備え、異常判定部50Bにより異常と判定されたときの各測温素子の温度差に基づいてスイッチング素子が故障しているか否かを判定する故障判定部を備えていることが好ましい。
例えば、図2(a)に示すスイッチングアームSA1を構成するスイッチング素子S1,S2にサーミスタなどの測温素子を設けると、適性に動作しているスイッチング素子は発熱するが、破損したスイッチング素子は周辺の雰囲気温度と同等の値になる。そこで故障判定部は、両方の測温素子で検出される温度の差を求め、その値が予め設定された閾値より大きくなると、低温側のスイッチング素子が破損していると判断することができる。
故障判定部は、判定結果を出力する出力部を有することが好ましく、メンテナンス時に故障個所を速やかに特定でき、迅速な修理が可能になる。
以上、変圧回路30から出力された交流電圧を直流電圧に変換する出力側整流回路40を備え、出力側整流回路40の出力電圧が溶接トーチに印加可能に構成されている溶接装置のための電源装置について説明したが、本発明の適用対象は溶接装置のための電源装置に限定されることはなく、複数対のインバータ回路を備えているDC/DCコンバータなどの任意の電力変換回路を備えた電源装置全般に適用できる。
例えば、上述した溶接用電源装置に一対以上の複数対のインバータ回路を並列接続したような回路構成を採用した場合に、上述した実施例1~4のいずれかの態様で、各インバータ回路の出力端子に接続された電線を単一の電流トランスCT2に挿通し、電流トランスCT2からの誘導電流と所定の誘導電流閾値とを比較することにより異常判定することができる。なお、一対のインバータ回路ごとに1つの電流トランスCT2を設けて異常判定してもよい。
上述した実施形態は本発明の一例に過ぎず、電源装置の各構成部品の具体的な構成は上述したものに限定されるものではなく、本発明の作用効果が奏される範囲で適宜、変更または変形できることはいうまでもない。
本発明によれば、偏磁現象などに起因してインバータ回路に生じる過電流を安価かつ迅速に検出可能な電源装置を実現できる。
1:電源装置(溶接用電源装置)
10,10A,10B:入力側整流回路
20,20A,20B:インバータ回路
30,30A,30B:変圧回路
40,40A,40B:出力側整流回路
50:制御装置
50A:インバータ制御部
50B:異常判定部
100:商用電源
C1,C2:平滑コンデンサ
CT1,CT2:電流トランス
DCL:平滑コイル
L1,L2,L3,L4:電線
M:被加工物
TH:溶接トーチ
W:ワイヤ

Claims (4)

  1. 並列接続された少なくとも一対のインバータ回路と、
    前記各インバータ回路の出力電圧を変圧する少なくとも一対の変圧回路と、
    磁性体コアに検出電線を巻回した中空コイルに、前記各インバータ回路のいずれか一方の被検出電線がそれぞれ挿通された電流トランスと、
    前記電流トランスに挿通された前記各被検出電線に流れる前記各インバータ回路からのインバータ電流の位相が反転するように、前記各インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子を制御するインバータ制御部と、
    前記電流トランスの前記検出電線に流れる誘導電流に基づいて、一方の前記インバータ回路に異常があったか否かを判定する異常判定部と、
    を備え、前記インバータ制御部は、前記各インバータ回路からのインバータ電流が逆相で同期するように前記各スイッチング素子を制御し、前記電流トランスに挿通された前記各被検出電線は、インバータ電流が同じ向きに流れるように配置された、電源装置。
  2. 前記異常判定部は、所定時間(Ts)中で、前記電流トランスの前記検出電線に流れる誘導電流が所定の電流閾値を超えた累積時間(Tt)の比率(Tt/Ts)に基づいて、一方の前記インバータ回路に異常があったか否かを判定する、請求項1記載の電源装置。
  3. 前記各インバータ回路を構成する前記各スイッチング素子の温度を検知する複数の測温素子と、
    前記異常判定部が一方の前記インバータ回路に異常があったと判定したとき、前記各測温素子の温度差に基づいて、前記各スイッチング素子が故障しているか否かを判定する故障判定部と、
    をさらに備えている、請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 請求項1~のいずれか1項に記載の前記変圧回路から出力された交流電圧を直流電圧に変換する整流回路を備え、前記整流回路から出力された直流電圧が溶接トーチに印加される、溶接用電源装置。
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