JP7064087B2 - 燃料電池発電システム - Google Patents

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Description

本開示は、複数の燃料電池を用いて発電を行う燃料電池発電システムに関する。
発電デバイスの一つとして固体酸化物形燃料電池(SOFC)が知られている。固体酸化物形燃料電池は、従来、ガスタービンや蒸気タービンのような他の発電デバイスと組み合わされることにより、複合発電システムとして利用されていた。複合発電システムでは、前段の固体酸化物形燃料電池に燃料ガスと酸化剤ガス(空気ガス)を供給し、発電を行うとともに、固体酸化物形燃料電池から排出される出口燃料ガス(排燃料ガス)と出口酸化剤ガス(排空気ガス)とを混合し、燃焼器で燃焼させて、後段のガスタービンや蒸気タービンに投入することで、これらのタービンに結合した発電器で発電を行う。タービンから排出される排ガスのエネルギは、更に、排気回収システムで回収される。
このような複合発電システムでは、ガスタービンや蒸気タービンの効率は、固体酸化物形燃料電池に比べて低い。そこで特許文献1では、ガスタービンや蒸気タービンに代えて後段側にも固体酸化物形燃料電池を採用することで、複数の固体酸化物形燃料電池をカスケード接続した高効率な発電システムが提案されている。
特許第3924243号公報
特許文献1のように複数の固体酸化物形燃料電池をカスケード接続したシステムでは、前段の固体酸化物形燃料電池で使用された燃料ガスが後段の固体酸化物形燃料電池で利用される。そのため、後段の固体酸化物形燃料電池で使用される燃料ガスは、前段の固体酸化物形燃料電池に比べて濃度が少なくなる。その結果、後段の固体酸化物形燃料電池では前段の固体酸化物形燃料電池に比べて出力が抑制され発電に伴う発熱量が小さくなり、固体酸化物形燃料電池を適正に運用するための温度を維持することが困難になる場合がある。この場合、後段の固体酸化物形燃料電池では、発電電圧が低下し、特に部分負荷運転時にシステム効率が低下してしまうおそれがある。
本発明の少なくとも一実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、複数の固体酸化物形燃料電池がカスケード接続された場合において、後段側の固体酸化物形燃料電池の温度を適正に維持することにより、発電性能の低下を抑制し、優れたシステム効率を実現可能な燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る燃料電池発電システムは上記課題を解決するために、
第1燃料ガス、及び、第1酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第1燃料電池と、
前記第1燃料電池から排出される第2燃料ガス、及び、第2酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第2燃料電池と、
前記第2燃料電池に対する前記第2酸化剤ガスの供給量を調整可能な調整バルブと、
を備え、
前記調整バルブは、前記第2燃料電池の温度が基準値になるように調整される。
上記(1)の構成によれば、第1燃料電池に対して後段側に配置される第2燃料電池に供給される第2酸化剤ガスが、調整バルブによって調整可能に構成される。調整バルブの調整は、第2燃料電池の温度が基準値になるように制御されるため、後段側の固体電解質型の温度を適正に維持することができ、高効率な燃料電池発電システムを実現できる。
(2)幾つかの実施形態では上記(1)の構成において、
前記第1酸化剤ガス、及び、前記第2酸化剤ガスは、共通の酸化剤ガス供給源に対して互いに並列に設けられた第1酸化剤ガス供給ライン及び第2酸化剤ガス供給ラインを介して、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池にそれぞれ供給され、
前記調整バルブは、前記第1酸化剤ガス供給ライン又は前記第2酸化剤ガス供給ラインの少なくとも一方に配置される。
上記(2)の構成によれば、第1燃料電池及び第2燃料電池は、第1酸化剤ガス供給ライン及び第2酸化剤ガス供給ラインを介して、酸化剤ガス供給源に対して並列に接続される。このような第1酸化剤ガス供給ライン又は第2酸化剤ガス供給ラインの少なくとも一方に調整バルブを設置することで、第1燃料電池及び第2燃料電池に対する酸化剤ガスの供給比率の調整が可能となる。これにより、後段側の固体酸化物形燃料電池に対する酸化剤ガスの供給量を調整するための構成を、効率的なレイアウトで実現できる。
(3)幾つかの実施形態では上記(1)の構成において、
前記第1酸化剤ガスが前記第1燃料電池から排出された後、前記第2酸化剤ガスとして前記第2燃料電池に供給されるように、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池間に設けられる第3酸化剤ガス供給ラインと、
前記第3酸化剤ガス供給ラインから前記第2燃料電池を迂回するように分岐する第4酸化剤ガス供給ラインと、
を備え、
前記調整バルブは、前記第3酸化剤ガス供給ライン又は前記第4酸化剤ガス供給ラインの少なくとも一方に配置される。
上記(3)の構成によれば、第1燃料電池で使用された酸化剤ガスは、第3酸化剤ガス供給ラインを介して、後段側の第2燃料電池に送られて利用される。このように酸化剤ガスの供給経路を、第1燃料電池及び第2燃料電池にわたって直列的に設けた場合においても、第3酸化剤供給ラインから第2燃料電池を迂回するように分岐する第4酸化剤供給ラインを設け、第3酸化剤供給ライン又は第4酸化剤供給ラインの少なくとも一方に調整バルブを設置することで、第1燃料電池及び第2燃料電池に対する酸化剤ガスの供給比率の調整が可能となる。これにより、後段側の固体酸化物形燃料電池に対する酸化剤ガスの供給量を調整するための構成を、効率的なレイアウトで実現できる。
(4)幾つかの実施形態では上記(1)から(3)のいずれか一構成において、
前記第2燃料電池から排出される第3燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、
前記燃焼器の下流側に設けられたタービンと、
前記タービンにより駆動するコンプレッサと、
を備え、
前記第2酸化剤ガスは前記第2燃料電池から排出された後、前記燃焼器を介さずに、前記タービンに供給される。
上記(4)の構成によれば、第2燃料電池から排出される酸化剤ガスは、燃焼器を介さずに、ターボチャージャに対して直接的に供給される。これにより、燃焼器を介した場合に生じる圧損増加を回避でき、ターボチャージャにおける回収動力の低下を抑制できる。
(5)幾つかの実施形態では上記(4)の構成において、
前記第1酸化剤ガスは前記第1燃料電池から排出された後、前記燃焼器に供給される。
上記(5)の構成によれば、第1燃料電池から排出される酸化剤ガスは、第2燃料電池に供給されることなく、燃焼器に供給される。これにより、第2燃料電池から排出される第3燃料ガスと混合されて燃焼器で燃焼されることで、ターボチャージャを効率よく駆動することが可能となる。
(6)幾つかの実施形態では上記(1)から(3)のいずれか一構成において、
前記第2燃料電池から排出される第3燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、
前記燃焼器の下流側に設けられた前記タービンと、
前記タービンによる駆動する前記コンプレッサと、
を備え、
前記第1酸化剤ガス及び前記第2酸化剤ガスは、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池からそれぞれ排出された後、前記燃焼器に供給される。
上記(6)の構成によれば、
第1燃料電池及び第2燃料電池からそれぞれ排出される酸化剤ガスは、燃焼器に供給される。これらの酸化剤ガスは、第2燃料電池から排出される第3燃料ガスと混合されて燃焼器で燃焼されることで、ターボチャージャを効率よく駆動することが可能となる。
(7)幾つかの実施形態では上記(1)から(6)のいずれか一構成において、
前記第1燃料電池、前記、第2燃料電池を収容する圧力容器を更に備え、
前記調整バルブは、前記圧力容器の外部に配置される。
上記(7)の構成によれば、調整バルブを圧力容器の外部に配置することで、調整バルブに対して容易にアクセスできる。これにより、例えば、第2燃料電池に対する酸化剤ガスの供給量を調整するために、作業員による調整バルブのマニュアル操作が容易になる。
(8)幾つかの実施形態では上記(1)から(7)のいずれか一構成において、
前記第2燃料ガスに含まれる水分を回収する水分回収器と、
前記水分回収器で前記水分が回収された前記第2燃料ガスの一部を前記第1燃料電池に再循環する再循環ラインと、
を備える。
上記(8)の構成によれば、第2燃料電池に供給される第2燃料ガスは、水分回収器によって第2燃料電池への供給前に水分が回収される。また水分が回収された第2燃料ガスの一部は、再循環ラインを介して第1燃料電池に再循環される。これにより、第2燃料電池に供給される第2燃料ガスの発熱量を増加させることができ、第2燃料電池の出力低下を抑制できる。
(9)幾つかの実施形態では上記(1)から(8)のいずれか一構成において、
複数の前記第1燃料電池の間に前記第2燃料電池が配置される燃料電池ユニットを少なくとも一つ備える。
上記(9)の構成によれば、発熱量が低い燃料ガスを取り扱う第2燃料電池を、第1燃料電池の間に配置することで、第2燃料電池における温度低下をより効果的に抑制し、優れたシステム効率を実現できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、複数の固体酸化物形燃料電池がカスケード接続された場合において、後段側の固体酸化物形燃料電池の温度を適正に維持することにより、発電性能の低下を抑制し、優れたシステム効率を実現可能な燃料電池発電システムを提供できる。
第1実施形態に係る燃料電池発電システムの全体構成を示す模式図である。 第2実施形態に係る燃料電池発電システムの全体構成を示す模式図である。 第3実施形態に係る燃料電池発電システムの全体構成を示す模式図である。 第4実施形態に係る燃料電池発電システムの全体構成を示す模式図である。 図4の変形例である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係る燃料電池発電システム1の全体構成を示す模式図である。燃料電池発電システム1は、第1燃料電池2及び第2燃料電池4を備える。第1燃料電池2及び第2燃料電池4は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)であり、燃料ガス及び酸化剤ガスを用いて電気化学反応により発電を行う。燃料ガスは、例えば、メタンガス(天然ガス)又はプロパンガスであり、酸化剤ガスは、例えば、空気である。
第1燃料電池2は、発電した直流電力を第1電力系統50に対応する交流電力に変換するための第1インバータ52を有する。第1燃料電池2の温度(発電室温度)は、第1温度センサ54によって監視されており、第1インバータ52の電流量の調整によって、第1温度センサ54の検出値が所定温度になるように制御することができる。
第2燃料電池4は、発電した直流電力を第2電力系統60に対応する交流電力に変換するための第2インバータ62を有する。第2インバータ62の電流量は第1燃料電池2から排出される第2燃料ガス量に応じて適切な値に設定される。第2燃料電池4の温度(発電室温度)は、第2温度センサ64によって監視されており、第2温度センサ64の検出値が所定温度になるように酸化剤ガス流量で制御することができる。
尚、後に詳述するように、第2温度センサ64の検出値が基準値以下になる場合には、調整バルブ40によって第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給量を減少させることで、第2燃料電池4の温度が適正範囲に調整される。
燃料ガス(第1燃料ガスGf1)は、燃料ガス供給源6から第1燃料ガス供給ライン8を介して第1燃料電池2に供給される。第1燃料電池2は複数の電池セル(不図示)を含んでおり、第1燃料ガス供給ライン8は各電池セルに分岐することで並列に燃料ガスを供給する。
第1燃料電池2の各電池セルから排出される燃料ガス(第2燃料ガスGf2)は、第2燃料ガス供給ライン10を介して、第2燃料電池4に供給される。第2燃料電池4は少なくとも一つの電池セル(不図示)を含む。
第2燃料電池4から排出される燃料ガス(第3燃料ガスGf3)は、燃料ガス排出ライン12を介して排出される。燃料ガス排出ライン12上には、燃料ガスを燃焼するための燃焼器14と、燃焼器14によって生成された燃焼ガスによって駆動可能なタービン16が設置されている。燃焼器14は触媒燃焼器であってもよい。タービン16は、後述するように酸化剤ガス供給ライン18上に設けられたコンプレッサ20に連結されており、コンプレッサ20とともにターボチャージャ22を構成する。
第2燃料ガス供給ライン10上には水分回収器13が設置されてもよい。水分回収器13は、第1燃料電池2から排出される燃料ガス(第2燃料ガスGf2)に含まれる水分を回収するための装置であって、例えば、第2燃料ガス供給ライン10上の燃料ガス(第2燃料ガスGf2)を、外部冷却媒体と熱交換することにより、燃料ガス(第2燃料ガスGf2)に含まれる水分を凝縮して回収可能な凝縮器として構成される。これにより、第2燃料電池4に供給される燃料ガス(第2燃料ガスGf2)に含まれる水分を減少させることで、第2燃料電池4に供給される燃料ガスの発熱量を向上し、第2燃料電池4の発電出力を向上できる。
また第2燃料ガス供給ライン10のうち水分回収器13より下流側には、再循環ライン24が分岐される。再循環ライン24上にはブロワ25が設置されており、ブロワ25を駆動することにより、第2燃料ガス供給ライン10を流れる燃料ガス(第2燃料ガスGf2)の一部が、第1燃料電池2の入り口側に再循環されるように構成される。再循環ライン24上には、第1再生熱交換器26が設置されており、再循環ライン24を通過する燃料ガスが、第2燃料ガス供給ライン10と通過する燃料ガスと熱交換することにより昇温可能に構成されている。
また燃料ガス排出ライン12のうち燃焼器14より上流側には、第2再生熱交換器28が設置される。第2再生熱交換器28は、第2燃料電池4から排出される燃料ガス(第3燃料ガスGf3)を、第2燃料ガス供給ライン10を流れる燃料ガス(第2燃料ガスGf2)と熱交換することにより昇温可能に構成される。これにより、燃焼器14に供給される燃料ガスの温度を上昇させ、燃焼器14の燃焼温度を高めることができる。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給源30から酸化剤ガス供給ライン18を介して第1燃料電池2及び第2燃料電池4に供給される。酸化剤ガス供給ライン18上には酸化剤ガスを圧縮供給するためのコンプレッサ20が配置されており、前述のタービン16とともにターボチャージャ22を構成する。
酸化剤ガス供給ライン18は、コンプレッサ20より下流側において第1酸化剤ガス供給ライン32及び第2酸化剤ガス供給ライン34に分岐される。第1酸化剤ガス供給ライン32は第1燃料電池2に接続されており、第2酸化剤ガス供給ライン34は第2燃料電池4に接続される。これにより、第1燃料電池2及び第2燃料電池4は、酸化剤ガス供給源30に対して並列に接続される。
第1酸化剤ガス供給ライン32又は第2酸化剤ガス供給ライン34の少なくとも一方には、第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給量を調整するための調整バルブ40が設けられる。図1の例では、第2燃料電池4に接続される第2酸化剤ガス供給ライン34上に調整バルブ40が設けられており、調整バルブ40の開度を調整することにより、第2燃料電池4に対する酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)の供給量を調整可能に構成される。
調整バルブ40の初期開度は、第1燃料電池2に対する酸化剤ガス(第1酸化剤ガスGo1)の供給量に対して所定割合になるように設定されるが、後述するように、この初期開度は、第2温度センサ64の検出値に応じて可変制御される。
尚、本実施形態のバリエーションとして、第1燃料電池2に接続される第1酸化剤ガス供給ライン32上に調整バルブ40を設け、第1燃料電池2に対する酸化剤ガス(第1酸化剤ガスGo1)の供給量を規制することにより、間接的に第2燃料電池4に対する酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)の供給量を調整してもよい。またコスト面では不利になるが、第1酸化剤ガス供給ライン32及び第2酸化剤ガス供給ライン34上にそれぞれ調整バルブ40を設け、各調整バルブ40の開度を調整することで、第1燃料電池2及び第2燃料電池4に対する酸化剤ガス(第1酸化剤ガスGo1及び第2酸化剤ガスGo2)の供給量をきめ細かく調整するようにしてもよい。
このように第1酸化剤ガス供給ライン32又は第2酸化剤ガス供給ライン34の少なくとも一方に調整バルブ40を設置することで、第1燃料電池2及び第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給比率の調整が可能となる。これにより、後段側の第2燃料電池4に対する酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)の供給量を調整するための構成を、効率的なレイアウトで実現できる。
また第2燃料電池4には、前述したように、第2燃料電池4の発電室温度を検出するための第2温度センサ64が設置される。そして調整バルブ40は、第2温度センサ64で検出された第2燃料電池4の温度が、予め設定された基準値になるように調整される。基準値は、第2燃料電池4が適正な運用状態を実現するために必要な温度(例えば880~930度)として規定される。例えば、第2温度センサ64で検出された第2燃料電池4の温度が基準値未満である場合には、調整バルブ40の開度を減少させることで、第2燃料電池4への酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)の供給量を減少させる。これにより、第2燃料電池4では酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)による冷却能力が抑制される分、温度が上昇することとなる。その結果、後段側の第2燃料電池4の温度が基準値に適正に維持されることから、高効率な燃料電池発電システムが実現される。
尚、第2温度センサ64の検出値に基づく調整バルブ40の開度制御は、作業員によってマニュアル的に行われてもよい。本実施形態では、第1燃料電池2及び第2燃料電池4は、圧力容器44内に収容されているが、調整バルブ40が圧力容器44の外部に配置されるようにレイアウトされている。これにより、作業員が調整バルブ40に容易にアクセスでき、調整バルブ40の操作がしやすいようになっている。
また第2温度センサ64の検出値に基づく調整バルブ40の開度制御は、例えばコンピュータのような電子演算装置を用いた自動制御として実施されてもよい。この場合、第2温度センサ64の検出値を電気信号として制御装置に入力し、第2温度センサ64の検出値に対応する開度に対応する制御信号を調整バルブ40に出力することにより、調整バルブ40の自動制御が行われる。
第1燃料電池2から排出される酸化剤ガスは、第1酸化剤ガス排出ライン46を介して燃焼器14に供給される。燃焼器14では、第1酸化剤ガス排出ラインから排出される酸化剤ガスと、燃料ガス排出ライン12から供給される第3燃料ガスGf3とが混合されて燃焼される。
第2燃料電池4から排出される酸化剤ガスは、第2酸化剤ガス排出ライン48を介して、燃焼器14より下流側に供給される。つまり、第2酸化剤ガス排出ライン48は燃焼器14を迂回するように燃焼器14とタービン16との間に接続されることで、第2燃料電池4から排出される酸化剤ガスが燃焼器14を介さずに、タービン16に供給されるように構成される。これにより、燃焼器14を介した場合に生じる圧損増加を回避でき、ターボチャージャ22における回収動力の低下を抑制できる。
尚、第2酸化剤ガス排出ライン48における許容圧損が十分大きい場合には、第2酸化剤ガス排出ライン48を、第1酸化剤ガス排出ライン46と同様に燃焼器14に接続してもよい。
<第2実施形態>
図2は第2実施形態に係る燃料電池発電システム1’の全体構成を示す模式図である。尚、燃料電池発電システム1’のうち前述の実施形態に対応する構成については共通の符号で示しており、重複する説明は適宜省略する。
第2実施形態では、第1燃料電池2及び第2燃料電池4に対する燃料ガスの供給系統は、前述の第1実施形態と同じであるが、酸化剤ガスの供給系統が異なる。具体的には、コンプレッサ20から供給される酸化剤ガス(第1酸化剤ガスGo1)は、酸化剤ガス供給ライン18を介して、まず第1燃料電池2に導かれる(第2実施形態では、酸化剤ガス供給ライン18は、第1実施形態のように第1酸化剤ガス供給ライン32及び第2酸化剤が第2酸化剤ガス供給ライン34に分岐せず、第1燃料電池2のみに接続される)。
第1燃料電池2で供給された酸化剤ガス(第1酸化剤ガスGo1)は、第1燃料電池2において発電に使用された後、第2酸化剤ガスGo2として第1燃料電池2から排出される。第1燃料電池2から排出された酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)は、第1燃料電池2及び第2燃料電池4間に設けられる第3酸化剤ガス供給ライン70を介して第2燃料電池4に供給される。このように第1燃料電池2で使用された酸化剤ガスは、第3酸化剤ガス供給ライン70を介して、後段側の第2燃料電池4に送られる。
第3酸化剤ガス供給ライン70には、第2燃料電池4を迂回するように第4酸化剤ガス供給ライン72が分岐するように設けられる。そして第3酸化剤ガス供給ライン70又は第4酸化剤ガス供給ライン72の少なくとも一方には、調整バルブ40が配置される。図2の例では、第4酸化剤ガス供給ライン72上に調整バルブ40が設けられており、調整バルブ40の開度を調整することにより、第4酸化剤ガス供給ライン72上の酸化剤ガスの流量を規制することにより、第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給量を調整可能に構成される。
調整バルブ40の初期開度は、第1燃料電池2に対する酸化剤ガス(第1酸化剤ガスGo1)の供給量に対する第2燃料電池4に対する酸化剤ガス(第2酸化剤ガスGo2)の供給量が所定割合になるように設定されるが、後述するように、この初期開度は、第2温度センサ64の検出値に応じて可変制御される。
尚、本実施形態のバリエーションとして、第3酸化剤ガス供給ライン70上に調整バルブ40を設けることにより、第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給量を直接的に調整してもよい。またコスト面では不利になるが、第3酸化剤ガス供給ライン70及び第4酸化剤ガス供給ライン72上にそれぞれ調整バルブ40を設け、各調整バルブ40の開度を調整することで、第1燃料電池2及び第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給量をきめ細かく調整するようにしてもよい。
このように第3酸化剤ガス供給ライン70又は第4酸化剤ガス供給ライン72の少なくとも一方に調整バルブ40を設置することで、第1燃料電池2及び第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給比率の調整が可能となる。これにより、後段側の第2燃料電池4に対する酸化剤ガスの供給量を調整するための構成を、効率的なレイアウトで実現できる。
また第4酸化剤ガス供給ライン72の下流側は燃焼器14に接続されることにより、第4酸化剤ガス供給ライン72を通過する酸化剤ガスが、燃料ガス排出ライン12を通過する燃焼ガス(第3燃料ガスGf3)とともに燃焼器14で燃焼するように構成される。このような構成に代えて、図1に倣って、第4酸化剤ガス供給ライン72の下流側を燃焼器14とタービン16との間に接続することで、燃焼器14による圧損を低減するように構成してもよい。
<第3実施形態>
図3は第3実施形態に係る燃料電池発電システム1’’の全体構成を示す模式図である。尚、燃料電池発電システム1’’のうち前述の実施形態に対応する構成については共通の符号で示しており、重複する説明は適宜省略する。
第3実施形態では、第1燃料電池2及び第2燃料電池4に対する燃料ガスの供給系統は、前述の第1実施形態と同じであるが、第1燃料電池2及び第2燃料電池4からの酸化剤ガスの供給系統が異なる。
本実施形態では、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給源30から酸化剤ガス供給ライン18を介して、第1燃料電池2の各電池セルに供給される。そして、酸化剤ガス供給ライン18のうち第1燃料電池2の各電池セルへの分岐の一部を取り出すように第5酸化剤ガス供給ライン80を第2燃料電池4に向けて取り出すことで、第1燃料電池2に供給される酸化剤ガスの一部が第2燃料電池4に供給されるように構成される。
第1燃料電池2で使用された酸化剤ガスは、第3酸化剤ガス排出ライン82を介して燃焼器14に排出される。第2燃料電池4で使用された酸化剤ガスは、第4酸化剤ガス排出ライン84を介して排出される。第4酸化剤ガス排出ライン84は、下流側で第3酸化剤ガス排出ライン82に合流する。これにより、第1燃料電池2及び第2燃料電池4からそれぞれ排出される酸化剤ガスは、それぞれ燃焼器14に供給されることで、燃料ガス排出ライン12から排出された燃料ガス(第3燃料ガスGf3)とともに燃焼される。
<第4実施形態>
図4は第4実施形態に係る燃料電池発電システム1’’’の全体構成を示す模式図である。尚、燃料電池発電システム1’’’のうち前述の実施形態に対応する構成については共通の符号で示しており、重複する説明は適宜省略する。
燃料電池発電システム1’’’は、前述の各実施形態に対応する第1燃料電池2及び第2燃料電池4を含む燃料電池ユニットを少なくとも一つ備える。図4では、第1燃料電池ユニットU1及び第2燃料電池ユニットU2を備える燃料電池発電システム1’’’が示されている。
尚、図4では燃料ガスの供給系統が簡略的に示されているが、その構成は上記実施形態と同様である。また図4では酸化剤ガスの供給系統の図示を省略しているが、その構成は上記実施形態と同様であり、各実施形態の組み合わせもまた可能である。
燃料電池発電システム1’’’が備える各燃料電池ユニットは、第2燃料電池4が2つの第1燃料電池2の間に配置されるように構成される。第2燃料電池4は、前述したように、第1燃料電池2より後段側に配置され、第1燃料電池2で使用された発熱量が低い燃料ガスを再利用する。そのため、発熱量が低い燃料ガスを取り扱う第2燃料電池4を、第1燃料電池2の間に配置することで、第2燃料電池4における温度低下をより効果的に抑制できる。
図5は図4の変形例である。この変形例では、各燃料電池ユニットは第1燃料電池2及び第2燃料電池4を一つずつ含んでおり、複数の燃料電池ユニットが所定方向に配列された際に、第1燃料電池2及び第2燃料電池4が交互に配置されることで、発熱量が低い燃料ガスを取り扱う第2燃料電池4を、隣接する各燃料電池ユニットの第1燃料電池2の間に配置している。このように構成しても、図4の場合と同様に、第2燃料電池4における温度低下をより効果的に抑制できる。
以上説明したように上述の各実施形態によれば、複数の固体酸化物形燃料電池がカスケード接続された場合において、後段側の固体酸化物形燃料電池の温度を適正に維持することにより、発電性能の低下を抑制し、優れたシステム効率を実現可能な燃料電池発電システムを提供できる。
本発明の少なくとも一実施形態は、複数の燃料電池を用いて発電を行う燃料電池発電システムに利用可能である。
1 燃料電池発電システム
2 第1燃料電池
4 第2燃料電池
6 燃料ガス供給源
8 第1燃料ガス供給ライン
10 第2燃料ガス供給ライン
12 燃料ガス排出ライン
13 水分回収器
14 燃焼器
16 タービン
18 酸化剤ガス供給ライン
20 コンプレッサ
22 ターボチャージャ
24 再循環ライン
25 ブロワ
26 第1再生熱交換器
28 第2再生熱交換器
30 酸化剤ガス供給源
32 第1酸化剤ガス供給ライン
34 第2酸化剤ガス供給ライン
40 調整バルブ
44 圧力容器
46 第1酸化剤ガス排出ライン
48 第2酸化剤ガス排出ライン
50 第1電力系統
52 第1インバータ
54 第1温度センサ
60 第2電力系統
62 第2インバータ
64 第2温度センサ
70 第3酸化剤ガス供給ライン
72 第4酸化剤ガス供給ライン
80 第5酸化剤ガス供給ライン
82 第3酸化剤ガス排出ライン
84 第4酸化剤ガス排出ライン

Claims (12)

  1. 第1燃料ガス、及び、第1酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第1燃料電池と、
    前記第1燃料電池から排出される第2燃料ガス、及び、酸化剤ガス供給源又は前記第1燃料電池の少なくとも一方から供給される第2酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第2燃料電池と、
    前記第2燃料電池で発電した直流電力を交流電力に変換するためのインバータと、
    前記第2燃料電池に対する前記第2酸化剤ガスの供給量を調整可能な調整バルブと、
    を備え、
    前記第2燃料電池の設定電流量は、前記第2燃料電池の温度が基準値になるように調整される、燃料電池発電システム。
  2. 前記第1酸化剤ガス、及び、前記第2酸化剤ガスは、共通の酸化剤ガス供給源に対して互いに並列に設けられた第1酸化剤ガス供給ライン及び第2酸化剤ガス供給ラインを介して、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池にそれぞれ供給され、
    前記調整バルブは、前記第1酸化剤ガス供給ライン又は前記第2酸化剤ガス供給ラインの少なくとも一方に配置される、請求項1に記載の燃料電池発電システム。
  3. 前記第1酸化剤ガスが前記第1燃料電池から排出された後、前記第2酸化剤ガスとして前記第2燃料電池に供給されるように、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池間に設けられる第3酸化剤ガス供給ラインと、
    前記第3酸化剤ガス供給ラインから前記第2燃料電池を迂回するように分岐する第4酸化剤ガス供給ラインと、
    を備え、
    前記調整バルブは、前記第3酸化剤ガス供給ライン又は前記第4酸化剤ガス供給ラインの少なくとも一方に配置される、請求項1に記載の燃料電池発電システム。
  4. 前記第2燃料電池から排出される第3燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、
    前記燃焼器の下流側に設けられたタービンと、
    前記タービンにより駆動するコンプレッサと、
    を備え、
    前記第2酸化剤ガスは前記第2燃料電池から排出された後、前記燃焼器を介さずに、前記タービンに供給される、請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料電池発電システム。
  5. 前記第1酸化剤ガスは前記第1燃料電池から排出された後、前記燃焼器に供給される、請求項4に記載の燃料電池発電システム。
  6. 前記第2燃料電池から排出される第3燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、
    前記燃焼器の下流側に設けられた前記タービンと、
    前記タービンによる駆動する前記コンプレッサと、
    を備え、
    前記第1酸化剤ガス及び前記第2酸化剤ガスは、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池からそれぞれ排出された後、前記燃焼器に供給される、請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料電池発電システム。
  7. 前記第1燃料電池、前記、第2燃料電池を収容する圧力容器を更に備え、
    前記調整バルブは、前記圧力容器の外部に配置される、請求項1から6のいずれか一項に記載の燃料電池発電システム。
  8. 前記第2燃料ガスに含まれる水分を回収する水分回収器と、
    前記水分回収器で前記水分が回収された前記第2燃料ガスの一部を前記第1燃料電池に再循環する再循環ラインと、
    を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の燃料電池発電システム。
  9. 複数の前記第1燃料電池の間に前記第2燃料電池が配置される燃料電池ユニットを少なくとも一つ備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の燃料電池発電システム。
  10. 第1燃料ガス、及び、第1酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第1燃料電池と、
    前記第1燃料電池から排出される第2燃料ガス、及び、酸化剤ガス供給源又は前記第1燃料電池の少なくとも一方から供給される第2酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第2燃料電池と、
    前記第2燃料電池で発電した直流電力を交流電力に変換するためのインバータと、
    前記第2燃料電池に対する前記第2酸化剤ガスの供給量を調整可能な調整バルブと、
    前記第1酸化剤ガスが前記第1燃料電池から排出された後、前記第2酸化剤ガスとして前記第2燃料電池に供給されるように、前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池間に設けられる第3酸化剤ガス供給ラインと、
    前記第3酸化剤ガス供給ラインから前記第2燃料電池を迂回するように分岐する第4酸化剤ガス供給ラインと、
    を備え、
    前記第2燃料電池の設定電流量、又は、前記調整バルブの開度の少なくとも一方は、前記第2燃料電池の温度が基準値になるように調整され、
    前記調整バルブは、前記第3酸化剤ガス供給ライン又は前記第4酸化剤ガス供給ラインの少なくとも一方に配置される、燃料電池発電システム。
  11. 第1燃料ガス、及び、第1酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第1燃料電池と、
    前記第1燃料電池から排出される第2燃料ガス、及び、酸化剤ガス供給源又は前記第1燃料電池の少なくとも一方から供給される第2酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第2燃料電池と、
    前記第2燃料電池で発電した直流電力を交流電力に変換するためのインバータと、
    前記第2燃料電池に対する前記第2酸化剤ガスの供給量を調整可能な調整バルブと、
    前記第2燃料電池から排出される第3燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、
    前記燃焼器の下流側に設けられたタービンと、
    前記タービンにより駆動するコンプレッサと、
    を備え、
    前記第2燃料電池の設定電流量、又は、前記調整バルブの開度の少なくとも一方は、前記第2燃料電池の温度が基準値になるように調整され、
    前記第2酸化剤ガスは前記第2燃料電池から排出された後、前記燃焼器を介さずに、前記タービンに供給され、
    前記第1酸化剤ガスは前記第1燃料電池から排出された後、前記燃焼器に供給される、燃料電池発電システム。
  12. 第1燃料ガス、及び、第1酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第1燃料電池と、
    前記第1燃料電池から排出される第2燃料ガス、及び、酸化剤ガス供給源又は前記第1燃料電池の少なくとも一方から供給される第2酸化剤ガスを用いて、電力を発生する第2燃料電池と、
    前記第2燃料電池で発電した直流電力を交流電力に変換するためのインバータと、
    前記第2燃料電池に対する前記第2酸化剤ガスの供給量を調整可能な調整バルブと、
    を備え、
    前記第2燃料電池の設定電流量、又は、前記調整バルブの開度の少なくとも一方は、前記第2燃料電池の温度が基準値になるように調整され
    複数の前記第1燃料電池の間に前記第2燃料電池が配置される燃料電池ユニットを少なくとも一つ備える、燃料電池発電システム。
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