JP2004288603A - コージェネレーションシステム - Google Patents

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Katsuki Yagi
克記 八木
Hirohisa Yoshida
博久 吉田
Shigeru Nojima
繁 野島
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Abstract

【課題】集合住宅の各戸や、一戸建ての住宅、事務所、病院、学校などのサイトが複数集まる区域において、余剰の電力及び熱の発生を防ぐことができる安価なコージェネレーションシステムを提供する。
【解決手段】複数のサイト10の共同設備である改質器12と、該改質器で製造される改質ガス2を消費して熱電併給を行うために、各サイト20に設置された燃料電池22と、該改質器12から並列に配置された各燃料電池22に該改質ガス2を供給するための分配ネットワーク14とを含んでなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅の各戸や、一戸建ての住宅、事務所、病院、学校などに電気と熱の両方を供給するためのコージェネレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
発電による電気と、排熱を利用した熱とを供給するコージェネレーションシステムとして、エンジンやタービンを用いたシステムが開発されている。このシステムでは、従来から研究し尽くされている機械を使用するため、装置の耐久性に優れ、設備コストも安価である。また、昼夜で電力の需要が大きく変動する一般家庭に適用するため、大きい負荷変動に追従するための制御装置を備えたシステムが特開2001−112176号公報に開示されている。
【0003】
また、コージェネレーションシステムとして、りん酸形燃料電池(PAFC)又は固体高分子形燃料電池(PEFC)を用いたシステムが開発されている。PAFCは、連続運転の場合では発電効率が約40%と高いものの、作動温度が200℃と高いため、起動と停止を繰り返すDSS(Daily Start−up and Shut−down)運転を行おうとすると著しく性能が低下してしまう。これに対し、PEFCは作動温度が70℃と低いため、起動や停止にかかる時間がより短くて済み、DSS運転でも高い発電効率を達成することが可能である。また、PEFCの運転が停止した後でも給湯の利用を可能にするために、PEFCの排熱を蓄積する蓄熱槽が特開2002−289212号公報や特開2002−333207号公報に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−112176号公報
【特許文献2】
特開2002−289212号公報
【特許文献3】
特開2002−333207号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エンジンは部分負荷運転時において効率が著しく低下するという問題がある。また、エンジンは発電量に対する発熱量の割合が燃料電池に比べて高いので、電力需要に比べて熱需要(給湯需要)が低い集合住宅をはじめとする一般の民生用途では、余剰の熱が大量に生じるため熱損失が大きくなるという問題がある。また、PAFCを集合住宅の共同設備として、又は住宅、事務所、病院、学校などが複数集まる地域の共同設備として連続運転すると、昼夜で需要が大きく変動する一般家庭や事務所、病院、学校などでは、需要の低い夜間において供給された電気及び熱が余るため、エネルギーの損失が大きいという問題がある。さらに、PEFCと改質器を、集合住宅の各戸や事務所、病院、学校などにそれぞれ設置した場合、これらの電力需要は急峻な変化であるため、需要の変化に追従することができず、余剰の電力が発生しやすくなるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、集合住宅の各戸や、一戸建ての住宅、事務所、病院、学校などが複数集まる区域において、余剰の電力及び熱の発生を防ぐことができる安価なコージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るコージェネレーションシステムは、複数のサイトの共同設備である改質器と、該改質器で製造される改質ガスを消費して熱電併給を行うために、各サイトに設置された燃料電池と、該改質器から並列に配置された各燃料電池に該改質ガスを供給するための分配ネットワークとを含んでなることを特徴とする。なお、「サイト」とは、マンションやアパートメントなどの集合住宅の1戸または複数戸、一戸建て住宅、事務所、病院、学校など、民生用途に電熱を利用する場所の総称をいう。「ネットワーク」とは、改質ガスやオフガス、熱、電気などのエネルギーを、例えば、共同設備からサイトへ、サイト同士間で、サイトから共同設備へなどと供給するために複数の配管や配線等が組織された網をいう。
【0008】
固体高分子形燃料電池(PEFC)に改質ガスを供給する改質器はPEFCに比べて負荷応答速度が遅い。そのため、サイトの電力需要の急峻な変化に応じるためには、系統連系を行う必要があり、改質器の負荷追従が間に合わない間は買電を行う。一方、複数のサイト全体における電力需要の変化は、各サイトにおける電力需要の変化が平均化されたものであるため、各サイトにおける単独の電力需要変化に比べて非常に緩やかである。そこで、改質器を複数のサイトの共同設備にすることで、複数のサイト全体の電力需要に応じた改質器の運転が可能になる。そして、各サイトに設置されたPEFCで、各サイトで必要な量の電力をそれぞれ発電するので、余剰の電力の発生を防止することができる。
【0009】
本発明に係るコージェネレーションシステムは、上記燃料電池から排出されるオフガスを燃焼するための触媒燃焼装置をさらに含んでなることが好ましい。触媒燃焼装置の燃焼触媒としては、貴金属を担体に担持させたものが好ましい。さらに、本発明に係るコージェネレーションシステムは、この触媒燃焼装置で生成される熱を熱源とすることが可能な貯湯槽をさらに含んでなることが好ましい。
【0010】
燃料電池から排出されるオフガスには、燃料電池で使用されなかった余剰水素が含まれている。そこで、このオフガスと空気を混合して燃焼させて、エネルギーの有効利用を図ることが望ましい。しかし、オフガス中には不活性ガスが多く、また含まれる水分も多いため、バーナで火炎燃焼をさせた場合、安定して保炎させることは難しいという問題がある。また、燃料電池の発電状況に応じて余剰水素の流量が変化するため、火炎温度を検知して必要な空気流量を制御する方法では対応しきれず、可燃燃焼範囲から外れて失火しやすいという問題がある。さらに、点火制御装置であるイグナイタは、機器へのノイズや部材の耐久性の観点から常時作動させておくことは不可能であり、オフガスが到達する直前から作動させ始め、着火後は速やかにイグナイタを停止させることが必要である。しかし、イグナイタの作動開始時期が、オフガスが燃焼部に到達する時期に少しでも遅れると爆発的に着火したり、オフガスがすり抜けてしまうといった問題がある。そこで、火炎燃焼によるオフガスの燃焼に代えて、燃料電池のオフガス出口に触媒燃焼装置を設けることで、オフガスが触媒燃焼装置の燃焼触媒に到達すると同時に燃焼が自動的に開始するので、異常着火や失火、オフガスのすり抜けを防止することができる。
【0011】
また、本発明に係るコージェネレーションシステムは、上記燃料電池から排出されるオフガス中から水素を取り出すための水素分離装置を含んだシステムも考えられる。水素分離装置としては、水素分離膜を用いた装置や圧力スイング吸着(PSA:Pressure Swing Adsorption)法による装置が好ましい。
【0012】
このように、燃料電池のオフガス出口に水素分離装置を設けることで、オフガス中から、燃料電池で使用されなかった余剰水素を取り出して、水素が高濃度に含まれるガスと水素が低濃度に含まれるガスとを生成することができる。水素高濃度ガスは、燃料電池の上流へ再び戻したり、改質器の熱源として利用したり、又は別の燃料電池へ供給するなどといった用途に使用可能となるので、水素の再利用が促進され、システム全体の効率を向上させることができる。一方、水素低濃度ガスは、上記の触媒燃焼装置に供給して燃焼させることで、熱エネルギーとして回収しシステムの効率を向上させることができる。
【0013】
さらに、本発明に係るコージェネレーションシステムは、上記燃料電池から排出されるオフガスを燃焼した燃焼ガスを用いる排熱利用装置をさらに含んだシステムも考えられる。上記排熱利用装置としては、ガスタービンやガスエンジンなどの発電装置、又は吸収式冷凍機などの冷熱生成装置が好ましい。
【0014】
燃料電池から排出されるオフガスには、燃料電池で使用されなかった余剰水素が含まれている。よって、オフガスを燃焼させることで高温の燃焼ガスを得て、この燃焼ガスを排熱利用装置に供給することで、電気や熱又は冷熱などのエネルギーに変換することができ、余剰水素の有効利用によるシステム全体の効率を向上させることができる。
【0015】
さらに、本発明に係るコージェネレーションシステムは、上記燃料電池で生成される熱又は電力を上記複数のサイト間で相互に供給するための相互供給ネットワークをさらに含むことが好ましい。また、上記燃料電池及び上記排熱利用装置で生成される熱又は電力を上記複数のサイトと上記排熱利用装置との間で相互に供給するための相互供給ネットワークをさらに含むことが好ましい。
【0016】
燃料電池の運転によって各サイトで電気と熱(湯)が同時に発生するが、この電気及び熱を各サイト内で全て使用しないと、余剰の電気又は熱が生じる。そこで、この余剰の電気又は熱を相互供給ネットワークを介して他のサイトに供給し、他のサイトで使用することで、エネルギーを有効に利用することができる。すなわち、サイト全体における電力需要及び熱需要の変動に対して効率的なエネルギーの供給を行うことができる。同様に、サイトと排熱利用装置との間でも相互供給ネットワークを介して余剰の電気又は熱を相互に供給することで、コージェネレーションシステム全体の更なる高効率化を実現することができる。
【0017】
また、本発明に係るコージェネレーションシステムは、上記改質器と上記各サイトとの間に設置され、上記改質器で製造される改質ガスを一時的に貯蔵するための改質ガス貯蔵タンクをさらに含むことが好ましい。さらに、上記改質器と上記改質ガス貯蔵タンクとの間に設置され、上記改質器で製造される改質ガス中から水素を取り出すための水素分離装置をさらに含むことが好ましい。
【0018】
このように、改質器と各サイトとの間に改質ガス貯蔵装置を設置することで、改質器で生成した改質ガスの一部を改質ガス貯蔵装置で一時的に貯蔵し、サイト全体の改質ガス使用量の変動に応じて、貯蔵された改質ガスをサイト全体に供給することができる。これにより、サイト全体における改質ガスの使用量の変動を改質ガス貯蔵装置で対処し、改質器の運転をより安定的で効率的に行うことができる。さらに、改質器と改質ガス貯蔵装置との間に水素分離装置を設けることで、改質ガスの水素濃度を高濃度としてから改質ガス貯蔵装置で貯蔵することができる。これにより、改質ガス貯蔵装置での水素貯蔵量を増加でき、改質器の運転の更なる安定化及び改質ガス貯蔵装置のコンパクト化ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明に係るコージェネレーションシステムの実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るコージェネレーションシステムの一実施の形態を示す模式図である。また、図2は、図1における各サイト内の構成の一実施の形態を示す模式図である。
【0020】
図1に示すように、複数のサイト20を含む区域10には、共同設備として、都市ガス等の炭化水素系燃料を改質して改質ガスを生成することができる改質器12が設けられている。この改質器12は、例えば、停止時に不活性ガスにより内部に残存するガスをパージして触媒の劣化を防ぐ機構などを有することで、DSS運転が可能である。区域10内の各サイト20には、1台の固体高分子形燃料電池(PEFC)22が設けられている。さらに、区域10には、改質器12で製造された改質ガスを各PEFC22に分配供給するための配管14が敷設されている。区域10内のサイト数として、例えば、50〜100戸の規模のものを想定した場合、改質器12を50〜100kWの大容量として、各サイト20のPEFC22の容量を1kWとすることがシステム全体の効率から好ましい。電力消費の多い需要サイトに対しては、PEFCの発電容量を増やすことによって対応できる。
【0021】
図2に示すように、サイト20内では、配管14にバルブ16が設けられている。また、PEFC22の他に、PEFC22で得られた直流電力を交流に変換するためのパワーコンディショナ24と、PEFC22及びパワーコンディショナ24を作動させるために必要な複数の補機26とが設けられている。パワーコンディショナ24及び補機26はコントローラ(図示省略)等によって制御されている。
【0022】
以上のような構成によれば、先ず、改質器12のDSS運転の起動時に、改質器12に都市ガス等の燃料1が供給される。改質器12において燃料が改質され、改質ガス2が生成される。改質ガス2は、燃料の原料にもよるが、主にドライ組成で、水素(H)濃度が70〜80モル%、二酸化炭素(CO)濃度が15〜25モル%を主成分とし、残成分としてメタン(CH)や窒素(N)等を含むものである。なお、改質ガス2は、その圧力及び温度における飽和状態に近い水分を含んでいる。よって、改質ガス2を配管14内に凝縮するため、一旦常温まで冷却して凝縮器(図示省略)で水分を取り出すことが好ましい。改質ガス2は、配管14によって各サイト20のPEFC22に分配される。
【0023】
次に、各サイト20では、それぞれの電気需要又は熱需要(給湯需要)に応じてPEFC22を運転する。運転を開始するため、サイト20内の配管14に設けられたバルブ16を開き、PEFC22内に改質ガス2を導入する。PEFC22で1kWの電力を得るためには、改質ガス2中の水素の流量を約0.8〜0.9Nm/hの範囲にすることが好ましい。PEFC22に導入された改質ガス2は、そのうちの約80〜90%の水素が消費され、発電が行われる。得られた電力は直流であり、直流電力のままでの供給も可能であるが、通常はパワーコンディショナ24を介して交流に変換され各サイトで使用される。なお、電気の一部は、補機26で使用される。また、PEFC22の排熱から給湯用の温水を得る。
【0024】
運転方法の一例を説明する。各サイト20で改質ガス2が使用されると、配管14内の改質ガス2の圧力が低下する。この圧力の低下に応じて、改質器12で改質ガス2を製造し、配管14へ改質ガス2を供給して配管14内の圧力を所定の値まで上昇させる。すなわち、改質器12は、配管14内の改質ガス2の圧力の変化に応じて運転を行う。なお、配管14内の圧力の変化は、各サイト20の急峻な電力需要の変化が平均化されたものであるため、各サイト20の電力需要の変化に比べて、非常に緩やかなものとなる。
【0025】
さらに各サイト20における電力需要又は熱需要が低い時間帯になったら、改質器12を停止することが望ましい。改質器12が再起動するまでの時間帯は、電力会社から供給される電力を使用する。再び、各サイト20における需要の高い時間帯になったら、改質器12に燃料を導入して起動する。このようにして、複数のサイトの共同設備である改質器12をDSS運転するとともに、各サイト20のPEFCの運転を行う。
【0026】
したがって、複数のサイトの共同設備として改質器12を設け、各サイト20には配管14を介して改質ガス2を供給することで、各サイト20の急峻な電力需要の変化に左右されず、安定的で効率的な改質器12の運転を行うことができる。また、改質器12は各サイト20に設置する場合に比べて大容量のものを使用できるので、大出力化により放熱損失割合を低減させることができるため、改質器12の改質効率を向上させることができる。
【0027】
また、各サイト20に改質器を設置する場合と比べて、設備導入コストを大幅に低減することができる。これに伴い、各サイトにおける改質器のモニタリング、劣化有無の評価、改質ガスの漏洩検知、触媒交換作業などにかかる個別のメンテナンス作業が一括化されるので、改質器のメンテナンスのコストも大幅に低減させることができる。
【0028】
さらに、配管14により改質ガス2を各サイト20に供給し、必要な電力量だけを各サイト20のPEFC22で発電するため、余剰電力の発生を抑えることができる。また、各サイト20内で余剰の水素を消費するシステムにおいては、改質ガス2は改質器12からPEFC22へワンパス方式で供給することが可能となる。よって、余剰の水素を含む改質ガスを改質器に戻すようなラインが不要になり、配管設備の簡素化や補機26の点数及び制御点数の削減を図ることができる。例えば、サイト20内の補機26の点数が削減されることにより、所内率(補機動力/発電電力)を大幅に低減することができる。
【0029】
なお、図1では改質器12が1台の場合を示したが、改質器12は区域10内に複数台あってもよい。このような構成によれば、区域10内の電力需要が最大の時に全ての改質器を運転し、電力需要が低下した時に必要な台数の改質器を運転する。これにより、1台の改質器を部分負荷運転する場合に比べて、改質効率を向上させることができる。
【0030】
また、改質器12を部分負荷運転する場合、配管14に改質ガス貯蔵装置(図示省略)を設けたり、複数のサイトの共同設備として電力貯蔵装置(図示省略)を設けたりすることができる。これにより、改質器12の負荷変動を緩和して、改質効率を向上させることができる。改質ガス貯蔵装置としては、例えば、水素吸蔵合金やカーボンナノチューブを用いた貯蔵装置などを使用することができる。また、電力貯蔵装置としては、例えば、アルカリ二次電池や、リチウム系二次電池などを使用することができる。
【0031】
図3は、本発明に係るコージェネレーションシステムにおいて、各サイト内の構成の一実施の形態を示す模式図である。なお、サイト外の構成については、図1と同様である。また、図1及び図2と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0032】
図3に示すように、各サイト20には、PEFC22のオフガス出口に触媒燃焼装置34が設けられている。触媒燃焼装置34の燃焼触媒としては、水素を燃焼できるものであれば特に限定されないが、特に、白金などの貴金属を担体に担持させたものを用いることが好ましい。また、触媒燃焼装置34は貯湯槽32内に設けられており、触媒燃焼装置34で発生する熱ガスと貯湯槽32内の温水との間で熱交換を行う熱交換器(図示省略)が付設されている。なお、図3では図示しないが、図2と同様に、各サイト20にはパワーコンディショナ24及び補機26が設けられている。
【0033】
このような構成によれば、図1及び図2と同様に、改質器から改質ガス2がPEFC22に導入される。PEFC22では改質ガス2中の約80〜90%の水素が消費されて、電力及び熱が生成する。一方で、PEFCの水素極出口よりオフガス3が排出される。オフガス3中の水素流量は0.08〜0.18Nm/hであり、水素濃度としてはドライ組成で約35〜45モル%である。オフガス3とともに燃焼用の空気4が触媒燃焼装置34に導入され、オフガス3が燃焼触媒に到達すると同時に燃焼が自動的に開始する。なお、燃焼温度を適正な範囲になるように空気4を供給することが好ましい。燃焼により発生した熱ガスは、熱交換器(図示省略)により、貯湯槽32内の温水を昇温した後、サイト20から排気される。
【0034】
したがって、PEFC22のオフガス3を燃焼するための触媒燃焼装置34を設けることによって、オフガス3中のエネルギーを有効に利用することができ、コージェネレーションシステム全体の熱損失低減に寄与することができる。また、オフガス3の燃焼方式を触媒燃焼方式とすることで、着火の困難性や失火の問題がなく、オフガス3の燃焼を簡易にかつ安定的に行うことができる。
【0035】
なお、触媒燃焼装置34での燃焼温度は、空気4の流量によって異なるが、酸素を過不足の無い状態で燃焼させると約1300〜1400℃となる。したがって、触媒の耐熱温度(約700〜800℃)を越える場合は、例えば、熱交換器として、プレートフィン熱交換器を採用し、フィン表面に燃焼触媒を塗布する構成にすることが好ましい。このような構成にすることで、燃焼熱を発生と同時に冷却することができ、貯湯槽32の温水の昇温に利用することができる。
【0036】
図4は、本発明に係るコージェネレーションシステムの他の実施の形態を示す模式図である。なお、図1と同様の構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0037】
図4に示すように、区域10内には、共同設備として水素分離装置40が設けられている。そして、各サイト20のPEFC22からオフガス3を水素分離装置40に集約して供給するための配管18が設けられている。水素分離装置40としては、水素分離膜を利用した装置や、圧力スイング吸着(PSA)法を用いた装置を使用することができる。水素分離膜としては、パラジウム(Pd)金属又はPd系合金などのような水素を選択的に透過する金属又は合金を用いることが好ましい。
【0038】
また、PSA法を用いた装置としては、ゼオライトなどのオフガス中の水素以外の不純物を吸着する吸着剤を使用することが好ましい。
【0039】
以上のような構成によれば、各サイト20で発生したオフガス3は、配管18を介して水素分離装置40に集約され導入される。オフガス3の水素濃度はドライベースで約35〜45重量%であるが、水素分離装置40によってオフガス3中から水素を分離して、例えば水素濃度が99モル%以上の水素高濃度ガス6と水素濃度が1モル%以下の水素低濃度ガス7とを生成する。水素高濃度ガス6は、ポンプ(図示省略)を用いて、PEFC22の上流側の配管14へ再び戻して循環させたり、改質器12の熱源として利用したり、又は別のPEFC42へ供給して発電を行う。
【0040】
したがって、PEFC22のオフガス出口に水素分離装置40を設けることで、オフガス3中から水素を分離し、多くの用途に使用可能な水素高濃度ガス6を生成することができる。よって、水素の再利用を促進することができ、コージェネレーションシステム全体の効率を向上させることができる。
【0041】
なお、図4では、水素分離装置40は複数のサイトの共同設備とすることが設備導入コストを低減することができる点で望ましい。
【0042】
また、図4では、水素高濃度ガス6を区域10外のPEFC42に導入したが、PEFCに限られず、他の水素消費設備にも供給することができる。
【0043】
図5は、本発明に係るコージェネレーションシステムの他の実施の形態を示す模式図である。なお、図1と同様の構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0044】
図5に示すように、区域10内には、共同設備として排熱利用装置50が設けられている。そして、各サイト20のPEFC22からオフガス3を排熱利用装置50に集約して供給するための配管18が設けられている。排熱利用装置50には、オフガス3を燃焼する燃焼装置(図示省略)が併設されており、この燃焼装置からの燃焼ガスが排熱利用装置50に供給される。排熱利用装置50としては、ガスタービンやガスエンジンなどの発電装置、吸収式冷凍機などの冷熱生成装置、又はこれらを組み合わせたものが好ましい。また、燃焼装置としては、図3で説明した触媒燃焼装置を用いることが好ましいが、これに限定されるものではない。
【0045】
排熱利用装置50の能力は、区域10内のサイト数の規模に応じて設計することができる。排熱利用装置50として発電装置を採用する場合、例えば、区域10内のサイト数として50〜100戸の規模を想定すると、10〜50kWの発電能力とすることがシステム全体の効率から好ましい。また、冷熱生成装置の場合においても同様の規模となる。
【0046】
以上のような構成によれば、各サイト20で発生したオフガス3は、配管18を介して排熱利用装置50へ集約され、燃焼装置(図示省略)で燃焼されてから排熱利用装置50に導入される。水素をドライ組成で約35〜45モル%含むオフガス3は、燃焼により約1300〜1400℃と高温の燃焼ガスとなり、この燃焼熱を熱源として排熱利用装置50で電気や、熱、冷熱が生成される。生成された電気、熱及び冷熱は、区域10内の共同設備や店舗に供給したり、又は各サイト20に供給したり、その他、区域10外に供給してもよい。
【0047】
したがって、PEFC22のオフガス出口に排熱利用装置50を設けることで、余剰水素を含むオフガス3から電気、熱、冷熱などのエネルギーを生成することができる。よって、水素を有効に利用することができ、コージェネレーションシステム全体の効率を向上させることができる。
【0048】
また、オフガス3の全部を排熱利用装置50に供給せずに、その一部を水素貯蔵装置52に供給することもできる。水素貯蔵装置52としては、水素吸蔵合金やカーボンナノチューブなどを用いた装置が使用できる。このような構成によれば、排熱利用装置50の能力を超える量のオフガス3がサイト20から供給されても、水素貯蔵設備52でオフガス3中の水素を蓄えることができるので、システム全体の効率を向上させることができる。また、水素貯蔵装置52で貯蔵された水素は、オフガス3とともに排熱利用装置50の燃料として使用することもできるし、その他の水素を利用する設備等に供給することができる。なお、水素貯蔵装置52に水素分離装置(図示省略)を併設し、水素分離装置でオフガス3中の水素を高濃度にしてから水素貯蔵装置52に供給することもできる。
【0049】
なお、図5では排熱利用装置50が1台の場合を示したが、排熱利用装置50は区域10内に複数台あってもよい。また、排熱利用装置50を各サイト20に設けることもできるが、複数のサイト20の共同設備とすることが設備導入コストを低減できる点で望ましい。また、排熱利用装置50に燃焼装置を併設させる他、各サイト20に燃焼装置を設置して、各サイト20から燃焼ガスを配管18を介して排熱利用装置50に供給することもできる。
【0050】
図6は、本発明に係るコージェネレーションシステムの他の実施の形態を示す模式図である。なお、図1と同様の構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0051】
図6に示すように、各サイト20内のPEFC22で発生する電気8を、各サイト20間で相互に供給するための電気配線62が設けられている。また同様に、PEFC22で発生する熱(湯)9を、各サイト20間で相互に供給するための熱配管64が設けられている。図6では、電気配線62と熱配管64の両方が設けられいるが、どちらか一方のみとしても構わない。
【0052】
以上のような構成によれば、あるサイト20a内でPEFC22aを運転することにより電気8と熱(湯)9が同時に発生する。発生した電気8及び熱9がサイト20a内で全てを必要としない場合、サイト20a内で余剰の電気8又は熱9が発生する。例えば、サイト20内で電力を主に必要とする場合は熱9が余り、湯を主に利用する場合は電気8が余る。この余剰の電気8又は熱9は、電気配線62又は熱配管64を介して他のサイト20に供給される。したがって、余剰の電気8及び熱9を他のサイト20で使用することができるので、エネルギーを有効に利用することができ、サイト全体における電力需要及び熱需要の変動に対して効率的なエネルギーの供給を行うことができる。
【0053】
なお、図6では、各サイト20間に電気配管62及び熱配管64を設ける場合を示したが、サイト20同士の間に限られず、図7に示すように、サイト20に加えて、上記説明した共同設備である排熱利用装置50との間にも、電気配管62及び熱配管64を設け、電気8及び熱9を相互に供給することもできる。これにより、コージェネレーションシステム全体の更なる高効率化を実現することができる。また、図6では、サイト20内の発電装置がPEFC22の場合を示したが、PEFCに限られず、図7に示すように、ガスエンジン72やガスタービン74、その他の水素消費装置76をサイト20内に設ける場合も、同様に電気8及び熱9の相互供給ができる。
【0054】
図8は、本発明に係るコージェネレーションシステムの他の実施の形態を示す模式図である。なお、図1と同様の構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0055】
図8に示すように、区域10内に共同設備として、改質器12で生成した改質ガスを一時的に貯蔵するための改質ガス貯蔵装置82が設けられている。そして、この改質ガス貯蔵装置82に、改質ガスを各サイト20のPEFC22に分配供給するための配管14が設けられている。改質ガス貯蔵装置82の能力は、区域10内のサイト数の規模に応じて設計することができる。例えば、区域10内のサイト数として50〜100戸の規模を想定すると、改質ガスを圧縮する圧力を約5〜10ataとし、改質ガスを充填するタンクの容量を10〜15mとすることが好ましい。
【0056】
以上のような構成によれば、改質器12で生成した改質ガスは、改質ガス貯蔵装置82に供給される。改質ガス貯蔵装置82では、任意の圧力で改質ガスの一部を圧縮して一時的に貯蔵する。サイト20全体の改質ガス使用量が増加すると、配管14内の改質ガスの圧力が低下する。この圧力の低下に応じて、改質ガス貯蔵装置82内の貯蔵されていた改質ガスを配管14を介してサイト20に供給する。一方、サイト20全体の改質ガス使用量が低下すると、配管14内の圧力が上昇するので、再び改質ガス貯蔵装置82で改質ガスの貯蔵を行う。このように、サイト20全体における改質ガスの需要量の変動を、改質ガス貯蔵装置82における改質ガスの貯蔵及び供給で対処することで、改質器12の運転をより安定的で効率的に行うことができる。
【0057】
また、図8に示すように、改質器12と改質ガス貯蔵装置82との間に、水素分離装置84を設けることが好ましい。水素分離装置84としては、上記と同様に、水素分離膜を利用した装置や、圧力スイング吸着(PSA)法を用いた装置を使用することができる。このような構成によれば、改質器12で生成された改質ガスは、水素分離装置84により水素以外の成分が分離され、水素濃度が高濃度となってから改質ガス貯蔵装置82で貯蔵される。よって、効率的に水素を貯蔵することができ、改質ガス貯蔵装置82での水素貯蔵量が増加する。これにより、改質器12の運転をより安定的で効率的にすることができる。また、効率的に水素を貯蔵することができるので、改質ガス貯蔵装置82をコンパクト化することができる。例えば、上記と同一の条件の場合、タンクの容量を7〜10mとすることができる。
【0058】
なお、図1〜図8では、各サイト20に設置する燃料電池として、固体高分子形燃料電池(PEFC)22を示したが、PEFCの他、りん酸形、アルカリ形、溶融炭酸塩形、固体酸化物形などの燃料電池も、サイトの電力需要形態によっては使用することができる。
【0059】
【発明の効果】
上述してきたように、本発明によれば、集合住宅の各戸や、一戸建ての住宅、事務所、病院、学校などのサイトが複数集まる区域において、余剰の電力及び熱の発生を防ぐことができる安価なコージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコージェネレーションシステムの一実施の形態を示す模式図である。
【図2】本発明に係るシステムにおいて、各サイト内の構成の一実施の形態を示す模式図である。
【図3】本発明に係るシステムにおいて、各サイト内の構成の他の実施の形態を示す模式図である。
【図4】本発明に係るシステムの他の実施の形態を示す模式図である。
【図5】本発明に係るシステムの他の実施の形態を示す模式図である。
【図6】本発明に係るシステムの他の実施の形態を示す模式図である。
【図7】本発明に係るシステムの他の実施の形態を示す模式図である。
【図8】本発明に係るシステムの他の実施の形態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 燃料
2 改質ガス
3 オフガス
4 空気
6 水素高濃度ガス
7 水素低濃度ガス
8 電気
9 熱
10 区域
12 改質器
14、18 配管
16 バルブ
20 サイト
22 固体高分子形燃料電池(PEFC)
24 パワーコンディショナ
26 補機
32 貯湯槽
34 触媒燃焼装置
40 水素分離装置
42 PEFC
50 排熱利用装置
52 水素貯蔵装置
62 電気配線
64 熱配管
72 ガスエンジン
74 ガスタービン
76 水素消費装置
82 改質ガス貯蔵装置
84 水素分離装置

Claims (11)

  1. 複数のサイトの共同設備である改質器と、該改質器で製造される改質ガスを消費して熱電併給を行うために、各サイトに設置された燃料電池と、該改質器から並列に配置された各燃料電池に該改質ガスを供給するための分配ネットワークとを含んでなるコージェネレーションシステム。
  2. 上記燃料電池から排出されるオフガスを燃焼するための触媒燃焼装置をさらに含んでなる請求項1に記載のコージェネレーションシステム。
  3. 上記触媒燃焼装置で生成される熱を熱源とする貯湯槽をさらに含んでなる請求項2に記載のコージェネレーションシステム。
  4. 上記燃料電池から排出されるオフガス中から水素を取り出すための水素分離装置をさらに含んでなる請求項1〜3のいずれかに記載のコージェネレーションシステム。
  5. 上記水素分離装置が、水素分離膜を用いた装置又は圧力スイング吸着法による装置である請求項4に記載のコージェネレーションシステム。
  6. 上記燃料電池から排出されるオフガスを燃焼した燃焼ガスを用いる排熱利用装置をさらに含んでなる請求項1〜5のいずれかに記載のコージェネレーションシステム。
  7. 上記排熱利用装置が、発電装置又は冷熱生成装置である請求項6に記載のコージェネレーションシステム。
  8. 上記燃料電池で生成される熱又は電力を上記複数のサイト間で相互に供給するための相互供給ネットワークをさらに含んでなる請求項1〜7のいずれかに記載のコージェネレーションシステム。
  9. 上記燃料電池及び上記排熱利用装置で生成される熱又は電力を上記複数のサイトと上記排熱利用装置との間で相互に供給するための相互供給ネットワークをさらに含んでなる請求項6又は7に記載のコージェネレーションシステム。
  10. 上記改質器と上記各サイトとの間に設置され、上記改質器で製造される改質ガスを一時的に貯蔵するための改質ガス貯蔵タンクをさらに含んでなる請求項1〜9のいずれかに記載のコージェネレーションシステム。
  11. 上記改質器と上記改質ガス貯蔵タンクとの間に設置され、上記改質器で製造される改質ガス中から水素を取り出すための水素分離装置をさらに含んでなる請求項10に記載のコージェネレーションシステム。
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