JP2001229961A - 発電システム - Google Patents

発電システム

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JP2001229961A JP2000040043A JP2000040043A JP2001229961A JP 2001229961 A JP2001229961 A JP 2001229961A JP 2000040043 A JP2000040043 A JP 2000040043A JP 2000040043 A JP2000040043 A JP 2000040043A JP 2001229961 A JP2001229961 A JP 2001229961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高効率な発電装置と大電力貯蔵可能な電力貯
蔵装置とを組み合わせ、排熱を有効利用して総合効率を
高めた発電システムを提供する。 【解決手段】 SOFC1と、このSOFC1と電気的
に接続され発電された電力を貯蔵するNa電池2とを備
えた発電システムであって、SOFC1からの高温の排
ガスをNa電池2の加熱部に送るための第1排ガス流路
5Aと、この排ガスを蒸気タービン発電機3に送る第2
排ガス流路5Bとを備え、排ガスでNa電池2を加熱す
るとともに、蒸気タービン発電機3も作動させるように
して、排熱を有効利用して総合効率を高めるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電した電力を貯
蔵しておける発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電力の需要は、一日のうちでは日中の方
が夜間よりも大きいのが通常であり、こうした変動は、
近年さらに拡大しつつある。発電所は、図1に示すよう
に、日中の最大ピーク時(図1中a)に対応させた運転
をしているが、こうすると稼働率の低下を招いたり、発
電・停止を高頻度で行うためのトラブルを招いていた。
そのため、高効率な発電装置と、大電力を貯蔵可能な電
力貯蔵装置とを組み合わせた発電システムを用いて、夜
間に発電した電力を貯蔵しておき、日中にこうした電力
を放出するようにして、負荷率を低減させる(図1中
b)ような試みがなされている。
【0003】こうした大電力を貯蔵可能な二次電池とし
て、ナトリウム電池(以下「Na電池」という)が注目
されている。このNa電池は、一方の電極にナトリウム
を用い、固体電解質により溶融状態の両極活物質を混合
しないようにした二次電池で、300〜400℃、通常
は350℃前後といった高温で作動するものである。固
体電解質としては、βアルミナ等が用いられる。Na電
池は、自己放電がない、電極活物質が液状であるため高
性能である、電解質が固体なので長寿命である、完全密
閉型であるためメンテナンスフリー化が図れる、等の利
点を有しており、次世代の大電力貯蔵用電池として最も
期待が寄せられている。
【0004】一方、発電装置としては、従来からの火力
発電装置等に替わるものとして、燃料電池がある。この
燃料電池は、水素、一酸化炭素等の燃料が有する化学的
エネルギーを直接電気エネルギーに変換して取り出す装
置であり、カルノーサイクルの制約を受けずエネルギー
変換効率が高いことや、エネルギー変換をクリーンに行
えること等から、次世代の発電装置として注目されてい
る。中でも、固体電解質型燃料電池(Solid Ox
ide Fuel Cell:以下「SOFC」とい
う)は、発電効率が約60%と非常に高い、使用する燃
料を幅広く選択できる、等といった利点を有しており、
実用化に向けてとりわけ大きな期待が寄せられている。
このSOFCは、例えば酸素イオン伝導性を有する安定
化ジルコニア等、特定のイオン種を伝導させる性質を持
つ固体を電解質として用いるもので、固体のイオン伝導
率が著しく高まるような高温下(1000℃前後)で作
動させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、Na電池は
上記の通り、300〜400℃で、通常は350℃前後
といった高温で作動する電池である。このため、電熱ヒ
ータ等の加熱手段により加熱する必要がある。これま
で、高温の排熱を放出する発電装置とNa電池とを組み
合わせた発電システムの場合には、発電装置とNa電池
とは電気的に連結されてはいても、熱的には連結されて
いなかった。図7にその一例を示すように、発電装置で
あるSOFC101から排出される排熱を蓄えた排ガス
は、配管105によってガスタービン発電機104や蒸
気タービン発電機103に送られるのみで、Na電池1
02には送られない。そのため、Na電池102を加熱
するための電熱ヒータ102aが、Na電池102とほ
ぼ一体的に設けられていた。このように、発電装置の排
熱は、他の発電装置を作動させるために用いられても、
電力貯蔵のためには用いられず、そのため、電熱ヒータ
102aに電力を食われる分だけ、Na電池102の総
合効率は低下していた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、高効率な発電装置と大電力貯蔵可能な電力貯蔵装置
とを組み合わせ、排熱を有効利用して総合効率を高めた
発電システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発電システムであって、燃料を用いて発電する発電装置
と、該発電装置と電気的に接続され前記発電された電力
を貯蔵する電力貯蔵装置とを備え、前記電力貯蔵装置に
は、該電力貯蔵装置を加熱するための加熱部が設けら
れ、該加熱部と前記発電装置との間には、該発電装置か
らの排熱を該加熱部に導入するための熱流路が設けられ
ていることを特徴とする。
【0008】このような構成としたことで、高温で作動
する電力貯蔵装置に発電装置からの排熱を送り、この排
熱で電力貯蔵装置を作動させることができる。そのた
め、排熱を有効に利用して、これまで電力貯蔵装置を加
熱するために必要であった電力を不要とでき、総合効率
を向上させることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
電システムであって、前記電力貯蔵装置は、Na電池で
あることを特徴とする。
【0010】このような構成としたことで、300〜4
00℃、通常は350℃前後の温度で作動するNa電池
を、発電装置からの排熱を用いて加熱できる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発電システムであって、前記発電装置は、燃料電
池であることを特徴とする。
【0012】このような構成としたことで、例えば、通
常600℃以上の高温で作動する燃料電池である溶融炭
酸塩型燃料電池(Molten Carbonate
Fuel Cell:以下「MCFC」という)からの
排ガスに蓄えられた排熱を利用して、電力貯蔵装置を加
熱することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
電システムであって、前記発電装置は、SOFCである
ことを特徴とする。
【0014】このような構成としたことで、発電装置を
より高効率とでき、またSOFCから排出されたとりわ
け高温の排ガスを、様々な用途に利用できる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2〜4のい
ずれかに記載の発電システムであって、前記熱流路は、
前記発電装置からの排熱を蓄えた状態で排出された排ガ
スが流れるための排ガス流路とされ、ガスタービン発電
機及び蒸気タービン発電機のうち少なくとも一方に前記
排ガスが導入されることを特徴とする。
【0016】このような構成としたことで、排ガスによ
って他の発電装置を作動させることができ、発電効率を
更に高めることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
電システムであって、前記排ガス流路に加熱されたガス
を流すための、ガス加熱手段が設けられていることを特
徴とする。
【0018】このような構成としたことで、発電装置が
停止した場合でも、加熱されたガスを電力貯蔵装置に送
ることができ、電力貯蔵装置を正常に作動させることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る発電システム
の実施の形態について、図1乃至図6を用いて説明す
る。
【0020】[第1の実施形態]先ず、本発明に係る発
電システムの第1の実施形態を、図2乃至図4を用いて
説明する。この発電システムには、図2に示すように、
SOFC(発電装置)1と、Na電池(電力貯蔵装置)
2と、蒸気タービン発電機3とが、各々隣接するように
して設けられている。そして、図4に示すように、SO
FC1とNa電池2との間には第1排ガス流路(熱流
路)5Aが設けられ、Na電池2と蒸気タービン発電機
3との間には第2排ガス流路5Bが設けられている。S
OFC1からの排ガスは、第1排ガス流路5A及び第2
排ガス流路5Bを流れて、Na電池2及び蒸気タービン
発電機3に各々導入されるようになっている。
【0021】SOFC1には、燃料入側配管11、燃料
出側配管12、空気入側配管13及び空気出側配管14
が連結されている。各々燃料及び空気が出入するように
なっている。燃料は、燃料入側配管11を流れてSOF
C1内の燃料極側に導入され、反応後、すなわち発電後
は、燃料極側からの排ガスとして燃料出側配管12を流
れてSOFC1外部に排出される。ここで用いる燃料と
しては、液化天然ガス(LNG)、水素(H2)、石炭
ガス等が挙げられる。空気は、空気入側配管13を流れ
てSOFC1内の空気極側に導入され、発電後は、空気
極側からの排ガスとして空気出側配管14を通ってSO
FC1外部に排出される。また、燃料入側配管11と燃
料出側配管12とはバーナ用配管15で連結されてお
り、燃料入側配管11からの燃料をSOFC1を経ない
で燃料出側配管12に流せるようになっている。このバ
ーナ用配管15の途中にはバーナ(ガス加熱手段)15
aが設けられており、燃料を燃焼させることができる。
また、バーナ15aの両側には、バーナ入側バルブ15
b及びバーナ出側バルブ15cが各々設けられている。
これらバーナ入側バルブ15b及びバーナ出側バルブ1
5cは、通常にSOFC1が作動している時には全閉と
されて燃料の全量がSOFC1に流れるようになってい
るが、SOFC1が停止した時には開とされて、燃料は
バーナ15bに流れるようになる。
【0022】SOFC1内部は、図示は省略するが、固
体電解質を挟んで多孔質の燃料極と空気極とを対峙させ
た三層構造になっている。固体電解質としては、例え
ば、安定化ジルコニアが用いられる。この固体電解質
は、1000℃程度の高温下では酸素イオン(O2-)の
伝導率が著しく高まるものである。空気極側では、外部
から空気極に供給された電子と空気中の酸素が反応し
て、酸素イオン(O2-)を発生させ、このO2-は固体電
解質に選択的に透過されて燃料極側に運搬される。そし
て、この燃料極側でO2-は燃料と反応し、電子が放出さ
れることで、SOFC1は発電する。この電力は、配線
Wを通ってNa電池2に送られて貯蔵される。
【0023】燃料出側配管12と空気出側配管14とは
合流部51で合流され、ここから配管はNa電池2に至
る。これら燃料出側配管12、空気出側配管14、及び
合流部51からNa電池2に至るまでの配管によって、
第1排ガス流路5Aは構成されている。
【0024】Na電池2は、電力を貯蔵する電池部21
と、この電池部21を加熱するための加熱部22を有し
ている。加熱部22には、第1排ガス流路5A及び第2
排ガス流路5Bが各々連結されており、排ガスが、第1
排ガス流路5Aから加熱部22を経て第2排ガス流路5
Bに流出するようになっている。第1排ガス流路5Aに
は第1バルブ23が、第2排ガス流路5Bには第2バル
ブ24が、各々設けられている。また、排ガスが加熱部
22をバイパスして第1排ガス流路5Aから直接第2排
ガス流路5Bに流れることができるように、バイパスバ
ルブ25が設けられている。Na電池2は、充電時には
吸熱し放電時には発熱するので、温度を350℃前後に
保つためには、加熱部22に導入する排ガスの流量を調
整しなければならない。こうした排ガス流量の調整を、
第1バルブ23、第2バルブ24及びバイパスバルブ2
5によって行う。例えば、充電時には、第1バルブ2
3、第2バルブ24及びバイパスバルブ25の開閉度を
調節し、排ガスの一部あるいは全てが加熱部22に導入
されるようにする。逆に放電時には、第1バルブ23、
第2バルブ24及びバイパスバルブ25の開閉度を調節
し、排ガスを加熱部22に導入しない、あるいは一部を
導入するようにする。
【0025】蒸気タービン発電機3は、排ガスボイラ3
1、蒸気タービン32、発電機33及び復水器34を備
えている。排ガスボイラ31、蒸気タービン32及び復
水器34の各々は、水又は蒸気が循環する配管によって
連結されている。排ガスボイラ31には第2排ガス流路
5Bが連結されており、SOFC1からの排ガスによっ
てこの排ガスボイラ31は蒸気を発生させる。発生され
た蒸気は蒸気タービン32に送られてこの蒸気タービン
32を回転させる。蒸気タービン32が回転することに
より、蒸気タービン32と一体に設けられた発電機33
が駆動されて電力が発生する。その後、蒸気は復水器3
4によって復水され、排ガスボイラ31に戻される。こ
のように、水又は蒸気が蒸気タービン発電機3内を循環
することにより、蒸気タービン発電機3は発電する。
【0026】SOFC1が作動している時は、1000
℃程度の高温の排ガスが、第1排ガス流路5Aを流れて
Na電池2を加熱し、また、第2排ガス流路5Bを流れ
て蒸気タービン発電機3を作動させる。SOFC1が停
止した場合には、バーナ入側バルブ15b及びバーナ出
側バルブ15cを開として、SOFC1に送られるため
の燃料をバーナ15aに導入して燃焼させる。燃焼して
高温となった燃料ガスは、排ガスとして第1排ガス流路
5Aを流れてNa電池2を加熱し、また、第2排ガス流
路5Bを流れて蒸気タービン発電機3を作動させる。
【0027】本実施形態に係る発電システムにおいて
は、高効率のSOFC1と大電力貯蔵可能なNa電池2
とを組み合わせるようにし、SOFC1からの排ガスに
よってNa電池2を加熱することができる。そのため、
Na電池2を加熱するための電熱ヒータ等が不要とな
り、図3に示すように、Na電池2の総合効率を向上さ
せることができる。また、SOFC1の排熱で蒸気ター
ビン発電機3も作動させるようにしているので、発電シ
ステムとしての発電効率を高めることができ、負荷率を
低下させることができる。更に、燃料をバーナ15aで
燃焼させてNa電池2及び蒸気タービン発電機3に送る
ことができるようにしているので、SOFC1が停止し
た場合でも、Na電池2を加熱することができ、Na電
池2の作動は確保できる。
【0028】[第2の実施形態]次に、本発明に係る発
電システムの第2の実施形態について、図5を用いて説
明する。なお、本実施形態においては、第1の実施形態
と異なる特徴部分についてのみ説明し、同一の構成要素
には同一の符号を付してその詳しい説明は省略する。特
徴部分とは、第1排ガス流路5Aに熱交換器18が設け
られている点、及びガスタービン発電機4が設けられて
いる点である。
【0029】SOFC1とNa電池2との間には第1排
ガス流路5Aが設けられ、Na電池2とガスタービン発
電機4との間には第2排ガス流路5Bが設けられ、ガス
タービン発電機4と蒸気タービン発電機3との間には第
3排ガス流路5Cが設けられている。SOFC1からの
排ガスは、第1排ガス流路5A、第2排ガス流路5B及
び第3排ガス流路5Cを流れて、Na電池2、ガスター
ビン発電機4及び蒸気タービン発電機3に各々導入され
るようになっている。
【0030】第1排ガス流路5Aは、熱交換器18を経
てNa電池2に至る空気出側配管14によって構成され
ている。熱交換器18には、燃料入側配管11、空気入
側配管13、及び空気出側配管14が通っている。空気
極側からの高温の排ガスと、SOFC1に導入される燃
料及び空気とは熱交換され、空気極側からの排ガス温度
は低下するとともに、燃料及び空気は過熱された状態で
SOFC1に導入されるようになる。ここで、空気極か
らの排ガス温度は、例えば1000℃程度から500℃
以下まで低下する。燃料出側配管12とNa電池2から
の配管とは合流部51で合流され、ここから配管はガス
タービン発電機4に至る。これら燃料出側配管12及び
Na電池2からガスタービン発電機4に至るまでの配管
によって、第2排ガス流路5Bが構成されている。
【0031】ガスタービン発電機4は、ガスタービン4
1、発電機42、及び図示しない圧縮機や燃焼器から構
成されている。第2排ガス流路5Bから送られた排ガス
は、圧縮機で圧縮され燃焼器で燃焼されて、高温高圧の
燃焼ガスとなる。この燃焼ガスはガスタービン41に送
られてこのガスタービン41を回転させる。ガスタービ
ン41が回転することにより、ガスタービン41と一体
に設けられた発電機42が駆動されて、ガスタービン発
電機4は発電する。ガスタービン発電機4から排ガスと
して放出された燃焼ガスは、第3排ガス流路5Cを流れ
て排ガスボイラ31に送られ、これにより蒸気タービン
発電機3は発電する。
【0032】本実施形態に係る発電システムにおいて
は、SOFC1に導入される燃料及び空気を、空気極側
の排ガスを用いて熱交換し、この排ガスをNa電池2の
加熱に用いるようにしている。そのため、燃料及び空気
が予め加熱された状態でSOFC1に導入されるので、
SOFCの作動効率が向上するとともに、Na電池2を
加熱するのに適度な温度の排ガスを加熱部22に送るこ
とができる。これにより、Na電池2の加熱をより効率
的に行える。また、ガスタービン発電機4と蒸気タービ
ン発電機3といった2つの発電装置を、SOFC1の排
ガスによって作動させるようにしているので、発電シス
テムの発電効率が更に高いものとなる。更に、燃料極側
の排ガスは熱交換させずに、1000℃程度の高温を保
ったままガスタービン発電機4手前の合流部51まで送
るようにしているので、高温の排ガスをガスタービン発
電機4に導入し、排ガスを燃焼させるためのエネルギー
を低減でき、ガスタービン発電機4の効率を高めること
ができる。
【0033】[第3の実施形態]更に、本発明に係る発
電システムの第3の実施形態について、図6を用いて説
明する。なお、本実施形態においては、第2の実施形態
と異なる特徴部分についてのみ説明し、同一の構成要素
には同一の符号を付してその詳しい説明は省略する。異
なる構成要素とは、SOFC1からNa電池2に至る第
1排ガス流路5Aの途中に、ガスタービン発電機4が設
けられている点である。
【0034】SOFC1からガスタービン発電機4を経
てNa電池2までの間には、第1排ガス流路5Aが設け
られ、Na電池2と蒸気タービン発電機3との間には第
2排ガス流路5Bが設けられている。SOFC1からの
排ガスは、第1排ガス流路5A及び第2排ガス流路5B
を流れて、ガスタービン発電機4、Na電池2及び蒸気
タービン発電機3に各々導入されるようになっている。
【0035】燃料出側配管12と空気出側配管14とは
合流部51で合流され、ここから配管はガスタービン発
電機4に至り、更にガスタービン発電機4からNa電池
2に至る。これら燃料出側配管12、空気出側配管14
及び合流部51からNa電池2に至るまでの配管によっ
て、第1排ガス流路5Aは構成されている。
【0036】本実施形態においては、SOFC1からの
排ガス、すなわち燃料極側及び空気極側からの排ガスを
熱交換等せずに合流させて、ガスタービン発電機4に送
るようにしている。そのため、非常に高温の排ガスをガ
スタービン発電機4に送ることができるので、ガスター
ビン発電機4において排ガスを燃焼させるためのエネル
ギーを低減できる。
【0037】なお、上記第2及び第3本実施形態におい
て、第1実施形態におけるバーナを用いても、差し支え
ない。また、上記各実施形態においては、発電装置とし
てSOFCのみを用いて説明したが、これに限定する意
図ではなく、他の発電装置、例えばMCFCを用いて
も、差し支えない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る発電
システムによれば、発電装置からの排ガスを用いて電力
貯蔵装置を加熱するようにしているので、高効率な発電
装置と大電力貯蔵可能な電力貯蔵装置とを組み合わせ、
排熱を有効利用して総合効率を高めた発電システムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電力負荷率の時間変化の一例を示すグラフ
図である。
【図2】 本発明に係る発電システムの第1実施形態
を示す部分断面斜視図である。
【図3】 本発明に係る発電システムにおけるナトリ
ウム電池の総合効率と、ナトリウム電池単独の場合の総
合効率との比較を示すグラフ図である。
【図4】 本発明に係る発電システムの第1実施形態
を示す概略構成図である。
【図5】 本発明に係る発電システムの第2実施形態
を示す概略構成図である。
【図6】 本発明に係る発電システムの第3実施形態
を示す概略構成図である。
【図7】 従来の発電システムの一例を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1 SOFC(発電装置) 2 Na電池(電力貯蔵装置) 3 蒸気タービン発電機 4 ガスタービン発電機 5A 第1排ガス流路(熱流路) 5B 第2排ガス流路 15a バーナ(ガス加熱手段) 22 加熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入谷 淳一 東京都中央区銀座6−15−1 電源開発株 式会社内 (72)発明者 西 敏郎 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 岩本 啓一 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 深川 雅幸 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 小阪 健一郎 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 久留 長生 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 森 康 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA05 AA06 5H029 AK05 AL13 AM15 BJ00 BJ22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を用いて発電する発電装置と、 該発電装置と電気的に接続され前記発電された電力を貯
    蔵する電力貯蔵装置とを備えた発電システムであって、 前記電力貯蔵装置には、該電力貯蔵装置を加熱するため
    の加熱部が設けられ、該加熱部と前記発電装置との間に
    は、該発電装置からの排熱を該加熱部に導入するための
    熱流路が設けられていることを特徴とする発電システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記電力貯蔵装置は、電極物質として
    ナトリウムを含有するナトリウム電池であることを特徴
    とする請求項1に記載の発電システム。
  3. 【請求項3】 前記発電装置は、燃料電池であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の発電システム。
  4. 【請求項4】 前記発電装置は、固体からなる電解質
    を用いた燃料電池であることを特徴とする請求項3記載
    の発電システム。
  5. 【請求項5】 前記熱流路は、前記発電装置からの排
    熱を蓄えた状態で排出された排ガスが流れるための排ガ
    ス流路とされ、ガスタービン発電機及び蒸気タービン発
    電機のうち少なくとも一方に前記排ガスが導入されるこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の発電システム。
  6. 【請求項6】 前記排ガス流路に加熱されたガスを流
    すための、ガス加熱手段が設けられていることを特徴と
    する請求項5記載の発電システム。
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