JP7059017B2 - 評価装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、移動局が移動する領域内に設置された複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストを評価する評価装置、及びコンピュータを当該評価装置として機能させるためのプログラムに関する。
従来から、無線通信技術を利用して測位対象の位置を計測する測位装置が知られている。この種の測位装置は、測位対象とともに移動する移動局を備え、この移動局で、所定の場所に配置されている基地局から発信される電波、例えばビーコンを受信したときの電波受信強度を測定する。そして測位装置は、移動局から電波受信強度の測定値、いわゆるRSSI値を取得し、そのRSSI値から移動局と基地局との距離を算出して、一つ又は複数の距離情報を基に測位対象の位置を特定する。
一般に、一つの距離情報を基に測位対象の位置を特定する方式は、一点測位方式と称される。二つの距離情報を基に測位対象の位置を特定する方式は、二点測位方式と称される。三つの距離情報を基に測位対象の位置を特定する方式は、三点測位方式と称される。
二点測位方式の場合、測位装置は、二つの基地局を直線で結んだ線分上の位置を特定する。このため、二つの基地局がそれぞれ線分の両端であると測位装置が認識できるように、二つの基地局が対であることを測位装置に設定する必要がある。この設定には、複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストが用いられる。
通常、リストは、担当者によって人為的に作成される。このため、一方の基地局に対して他方の基地局を相手基地局として設定したが、その他方の基地局に対して一方の基地局を相手基地局として設定し忘れる場合があり得る。また、対とした二つの基地局を結ぶ線分が障害物を跨ぐというような不適切な設定が行われる場合もあり得る。測位を行う領域が広かったり、障害物が有ったりすると、領域内に多数の基地局が配置される。その場合、リストが非常に複雑になるため、設定ミスも多くなる。そこで、リストの整合性を評価できる装置が求められている。
特許第4396801号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストの整合性を評価できる評価装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、評価装置は、選択手段と、検出手段と、第1判定手段と、記憶手段と、第2判定手段と、確定手段と、第1報知手段と、を備える。選択手段は、移動局が移動する領域内に配置された複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストから、検証対象としての基地局を選択する。
検出手段は、選択手段で選択された検証対象としての基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局をリストから検出する。第1判定手段は、検出手段で検出された相手基地局が、選択手段により検証対象としての基地局として選択済か否かを判定する。記憶手段は、第1判定手段で選択済でないと判定された場合に、当該相手基地局を検証対象としての基地局に対する隣接候補基地局として記憶する。第2判定手段は、第1判定手段で選択済であると判定された場合に、当該相手基地局に対する隣接候補基地局の中に検証対象としての基地局が含まれているか否かを判定する。確定手段は、第2判定手段で含まれていると判定された場合に、当該検証対象としての基地局と第1判定手段で選択済と判定された相手基地局とを、二点測位方式の組となる一対の基地局として確定させる。第1報知手段は、確定手段により確定された一対の基地局を報知する。
一実施形態である測位システムの概略構成を示すブロック図。 基地局ファイルの一例を示す模式図。 評価装置の要部回路構成を示すブロック図。 解析テーブルのデータ構造を示す模式図。 検証テーブルのデータ構造を示す模式図。 評価装置のプロセッサがプログラムに従って実行する情報処理の要部手順を示す流れ図。 図6における解析処理の具体的な手順を示す流れ図。 図6における解析処理の具体的な手順を示す流れ図。 図6における検証処理の具体的な手順を示す流れ図。 図6における報知処理の具体的な手順を示す流れ図。 図6における修正処理の具体的な手順を示す流れ図。 解析テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す模式図。 解析テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す模式図。 解析テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す模式図。 解析テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す模式図。 解析テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す模式図。 解析テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す模式図。 評価テーブルに記憶されるデータの一例を示す模式図。 報知処理において表示されるマップ画像の一例を示す模式図。 修正後の基地局ファイルの一例を示す模式図。 修正後のマップ画像の一例を示す模式図。
以下、複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストの整合性を評価できる評価装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施形態は、図1に示すように、測位領域を移動する移動体の位置を、無線通信技術を利用して計測する測位システム100に対する評価装置5を例示する。始めに、測位システム100について説明する。測位システム100は、工場、店舗等のフロアを測位領域とし、この測位領域を移動する移動体を測位対象とする。フロアは、1階だけであってもよいし、複数の階に跨っていてもよい。移動体は、典型的には人、車両または車両等によって運搬される物品等である。
図1は、測位システム100の概略構成を示すブロック図である。測位システム100は、複数の基地局1と、移動局2と、測位サーバ3と、ネットワーク4と、を含む。
基地局1は、それぞれ測位領域内の所定の位置に設置される。なお、図1では、基地局1を2つしか示していないが、測位領域の面積、障害物の有無等の測位環境を考慮し、実際には多数の基地局1が測位領域内に配置されている。基地局1は、固定局である。基地局1は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に則り、周期的にビーコン信号を発信する。すなわち基地局1は、ビーコン信号の発信局である。ビーコン信号には固有のビーコンIDが含まれる。ビーコンIDは、そのビーコンIDが含まれるビーコン信号を発信した基地局1毎に一意に設定されたIDである。すなわちビーコンIDによって基地局1を特定することができる。基地局1は、原則的にはほぼ同じ発信強度でビーコン信号を発信する。基地局1は、周辺の環境に応じて、意図的に発信強度を変化させてもよい。
移動局2は、測位領域内を移動する移動体によって携行される。なお、図1では、移動局2を1つしか示していないが、実際には測位領域内を移動する移動体毎に移動局2が存在する。移動局2は、基地局1から発信されるビーコン信号を受信する。すなわち移動局2は、ビーコン信号の受信局である。移動局2は、RSSI測定回路21を備える。移動局2は、ビーコン信号の電波受信強度をRSSI測定回路21で測定する。移動局2は、無線ユニット(不図示)を内蔵する。移動局2は、無線ユニットを介してネットワーク4に接続する。ネットワーク4には測位サーバ3が接続されており、移動局2は、ネットワーク4を介して測位サーバ3とデータ通信を行う。移動局2は、RSSI測定回路21で測定したビーコン信号の電波受信強度の値、いわゆるRSSI値を、当該ビーコン信号のビーコンIDと関連付けて測位サーバ3へと送信する。このような移動局2は、典型的にはスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートパソコン等の携帯型の情報端末である。ネットワーク4は、例えばWiFi(登録商標)規格の無線ネットワーク、またはモバイル通信ネットワーク等である。
測位サーバ3は、移動局2から、RSSI値のデータ(RSSI値+ビーコンID)を受信すると、そのRSSI値を基に、ビーコンIDから特定される基地局1と移動局2との距離情報rを次の(1)式により算出する。なお,(1)式において、「A」は、当該基地局1の電波信号を1m離れた場所で計測されるRSSI値、「B」は電波減衰の定数(理論的には2)である。
RSSI(r)=A-10*B/log10(r) …(1)
測位サーバ3は、単一の若しくは複数の距離情報rを用いて、移動局2の位置を算出する。単一の距離情報rを用いる場合には、一点測位方式により移動局2の位置を算出する。例えば、最も距離的に近いと判断された基地局1を基準に移動局2の位置を算出する。複数の距離情報rを用いる場合には、二点測位方式又は三点測位方式により移動局2の位置を算出する。二点測位方式の場合には、二つの基地局1を結んだ線分上に、距離情報rの比を取った地点を移動局2の位置として特定する。三点測位方式の場合には、一般的な三点測量の方法によって移動局2の位置を特定する。ここに、測位サーバ3は、電波受信強度に基づいて移動局2の位置を計測する測位手段を備えた測位装置として機能する。
ところで、二点測位方式の場合、二つの基地局、例えば基地局1Aと基地局1Bとがそれぞれ線分の両端であることを測位サーバ3が認識できるように、二つの基地局1A,1Bが二点測位方式の一対の基地局であることを示す情報を測位サーバ3に設定する必要がある。具体的には、一方の基地局1Aの識別情報と関連付けて他方の基地局1Bの識別情報を設定するとともに、他方の基地局1Bの識別情報と関連付けて一方の基地局1Aの識別情報を設定する。識別情報は、その基地局1A,1Bから発信されるビーコン信号のビーコンIDを用いる。この設定のために、測位サーバ3は、記憶装置にて基地局ファイル31を記憶する。記憶装置は、測位サーバ3に内蔵されたものであってもよいし、外付けされたものであってもよい。
図2は、基地局ファイル31の一例を示す模式図である。基地局ファイル31は、基地局1毎にその基地局1に対する設定情報で構成されたデータレコードを、基地局1の数だけ順番に記憶する。設定情報は、少なくとも「ビーコンID」、「地図コード」、「設置座標」、「補正値」、「受信閾値」、「測位方式」及び「隣接ID」の各項目を含む。
項目「ビーコンID」には、基地局1から発信されるビーコン信号に含まれるビーコンIDが記憶される。測位サーバ3は、項目「ビーコンID」に記憶されたビーコンIDから、同じレコードの他の項目に記憶されたデータがどの基地局1に対する設定情報なのかを判別できる。すなわち「地図コード」、「設置座標」、「補正値」、「受信閾値」、「測位方式」及び「隣接ID」の各項目には、項目「ビーコンID」に記憶されたビーコンIDで特定される基地局1(以下、当該基地局1と称する)の設定情報が記憶される。
具体的には、項目「地図コード」には、当該基地局1が設置されている測位領域を表すマップ画像データを格納したデータファイルの識別コードが記憶される。測位サーバ3の記憶装置には、各フロアのマップ画像データをそれぞれ地図コードと関連付けて記憶したデータファイルが保存されている。
項目「設置座標」には、当該基地局1が設置されている測位領域内の位置を特定する座標値(テキストデータ)が記憶される。例えば、測位領域を二次元のX-Y平面とみなした場合、そのX-Y平面上の当該基地局の位置は、ピクセル単位又はメートル単位のX座標値とY座標値とで表わされる。項目「設置座標」に記憶される座標値は、そのX座標値とY座標値とである。
項目「補正値」には、当該基地局1から発信されたビーコン信号の電波受信強度を補正する値(テキストデータ)が記憶される。前述したように複数の基地局1は、原則的にはほぼ同じ発信強度でビーコン信号を発信する。しかしビーコン信号の強度は、基地局1の製造上の品質のばらつきや設置環境によって、他の基地局と一定の差が生じることがある。項目「補正値」に記憶される値は、その差分値である。
項目「受信閾値」には、当該基地局1から発信されたビーコン信号のRSSI値に対する閾値(テキストデータ)が記憶される。RSSI値は、発信局(基地局1)と受信局(移動局2)との間の距離が近いときには大きくなり、距離が遠いときには小さくなる。必要以上に遠い距離の情報は、移動体の測位に必要とされない。項目「受信閾値」に記憶される閾値は、移動体の測位に必要とされない距離情報が導出されるRSSI値の最大値である。なお、閾値は、ビーコンID毎、すなわち個々の基地局1毎に設定されてもよいし、測位領域を単位として一括して設定されてもよい。
項目「測位方式」には、当該基地局1から発信されたビーコン信号をどの測位方式のために利用するかを示すテキストデータが記憶される。例えば一点測位方式の測位のために利用する場合、テキストデータ「一点」が記憶される。二点測位方式の測位のために利用する場合、テキストデータ「二点」が記憶される。三点測位方式の測位のために利用する場合、テキストデータ「三点」が記憶される。
項目「隣接ID」には、当該基地局1から発信されたビーコン信号を二点測位方式の測位のために利用する場合において、当該基地局1と対になる他の基地局1から発信されるビーコン信号のビーコンID(テキストデータ)が記憶される。例えば二つの基地局1A,1Bを線分上で移動局2の位置を特定する場合、一方の基地局1Aに対するデータレコードの項目「隣接ID」には、他方の基地局1Bの識別情報として、基地局1Bから発信されるビーコン信号のビーコンIDが記憶される。また、当該基地局1Bに対するデータレコードの項目「隣接ID」には、一方の基地局1Aの識別情報として、基地局1Aから発信されるビーコン信号のビーコンIDが記憶される。
次に、評価装置5について説明する。図1に示すように、評価装置5は、測位システム100のネットワーク4に接続されている。評価装置5は、複数の基地局1にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストを解析し、その整合性を評価するコンピュータ機器である。リストは、基地局ファイル31の項目「ビーコンID」と項目「隣接ID」とに設定されたデータで構成される。
図3は、評価装置5の要部回路構成を示すブロック図である。評価装置5は、プロセッサ51、メインメモリ52、補助記憶デバイス53、入力デバイス54、表示デバイス55、通信回路56及びシステム伝送路57を備える。システム伝送路57は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路57は、プロセッサ51と、メインメモリ52、補助記憶デバイス53、入力デバイス54、表示デバイス55及び通信回路56とを接続する。
プロセッサ51は、評価装置5の中枢部分に相当する。プロセッサ51は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、評価装置5としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ52は、評価装置5の主記憶部分に相当する。メインメモリ52は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ52は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等を記憶する。またメインメモリ52は、プロセッサ51が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する。さらにメインメモリ52は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ51によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとする。
補助記憶デバイス53は、評価装置5の補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス53として使用される。
入力デバイス54は、タッチパネル、マウス、キーボード等である。表示デバイス55は、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等である。入力デバイス54及び表示デバイス55は、評価装置5を使用してリストを解析するユーザとのインターフェースとして機能する。
通信回路56は、ネットワーク4に接続する。評価装置5のプロセッサ51は、通信回路56及びネットワーク4を介して測位サーバ1とデータ通信を行う。
かかる構成の評価装置5は、メインメモリ52において、解析テーブル521と検証テーブル522とを記憶することが可能である。
図4は、解析テーブル521のデータ構造を示す模式図である。図示するように解析テーブル521は、地図コードを記憶するための領域と、4つのフィールドF11、F12、F13及びF14とを形成したものである。フィールドF11は、対象IDを記憶するための領域である。フィールドF12は、隣接設定IDを記憶するための領域である。フィールドF13は、隣接候補IDを記憶するための領域である。フィールドF14は、隣接確定IDを記憶するための領域である。各フィールドF11,F12,F13,F14に記憶されるIDの詳細については、後述する。
図5は、検証テーブル522のデータ構造を示す模式図である。図示するように検証テーブル522は、地図コードを記憶するための領域と、4つのフィールドF21、F22、F23及びF24とを形成したものである。フィールドF21は、第1IDを記憶するための領域である。フィールドF22は、第2IDを記憶するための領域である。フィールドF23は、双方向フラグを記憶するための領域である。フィールドF24は、エラーフラグを記憶するための領域である。各フィールドF11,F12,F13,F14に記憶されるID及びフラグの詳細については、後述する。
図6乃至図10は、評価装置5のプロセッサ51が、プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。プログラムは、メインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されている。以下、図6乃至図10を用いて、評価装置5の動作について説明する。なお、図6乃至図10に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であれば、その処理手順及び処理内容は特に限定されるものではない。
始めに、評価装置5のオペレータは、入力デバイス54を操作して、プログラムを起動させる。プログラムが起動すると、評価装置5のプロセッサ51は、図6の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。先ず、プロセッサ51は、Act1として、通信回路56を制御して、基地局ファイル31の要求コマンドを測位サーバ3宛に送信する。要求コマンドは、ネットワーク4を介して測位サーバ3に送信される。この要求コマンドを受けて、測位サーバ3は、記憶装置に記憶された基地局ファイル31を評価装置5宛に送信する。基地局ファイル31は、ネットワーク4を介して評価装置5に送信される。通信回路56を介して基地局ファイル31を受信した評価装置5のプロセッサ51は、その基地局ファイル31を補助記憶デバイス53で記憶する。
こうして、評価対象の基地局ファイル31を取得したプロセッサ51は、Act2として解析処理を実行する。解析処理の手順については、図7及び図8の流れ図を用いて説明する。すなわち、解析処理に入ると、プロセッサ51は、図7のAct21として、第1加算カウンタnを“0”にリセットする。第1加算カウンタnは、例えばメインメモリ52の揮発性領域に形成されている。
プロセッサ51は、Act22として、第1加算カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、Act23として、基地局ファイル31にn番目(nは、第1加算カウンタnのカウント値)のデータレコードが存在するか否かを確認する。基地局ファイル31にn番目のデータレコードが存在する場合(Act23、YES)、プロセッサ51は、Act24として、そのn番目のデータレコードを読み込む。
プロセッサ51は、Act25として、n番目のデータレコードから項目「測位方式」データを検出する。そしてプロセッサ51は、Act26として、検出された項目「測位方式」のデータが二点測位を表す「二点」であるか否かを確認する。項目「測位方式」のデータが「二点」でない場合(Act26、NO)、プロセッサ51は、Act22に戻る。すなわちプロセッサ51は、第1加算カウンタnをさらに“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、Act23以降の処理を再度実行する。
Act26において、項目「測位方式」のデータが「二点」であった場合には(Act26、YES)、プロセッサ51は、Act27として、n番目データレコードから項目「地図コード」のデータである地図コードを検出する。そしてプロセッサ51は、Act28として、その地図コードを記憶した解析テーブル521がメインメモリ52に存在するか否かを確認する。該当する解析テーブル521がメインメモリ52に存在しない場合(Act28、NO)、プロセッサ51は、Act29として、その地図コードを記憶した解析テーブル521をメインメモリ52の一部に作成する。該当する解析テーブル521がメインメモリ52に存在する場合には(Act28、YES)、プロセッサ51は、Act29の処理をスキップする。以後、プロセッサ51は、その地図コードを記憶した解析テーブル521を用いて、図8に示すAct31乃至Act42の処理を実行する。
すなわちプロセッサ51は、Act31として、n番目データレコードから項目「ビーコンID」のデータであるビーコンIDを検出し、解析テーブル521の対象IDとしてのフィールドF11にセットする。すなわち、n番目データレコードのビーコンIDが対象IDとなる。またプロセッサ51は、Act32として、n番目データレコードから項目「隣接ID」のデータである隣接IDを検出し、解析テーブル521の隣接設定IDとしてのフィールドF12にセットする。すなわち、n番目データレコードの隣接IDが隣接設定IDとなる。このとき、n番目データレコードに隣接IDが複数存在する場合には、その全ての隣接IDが隣接設定IDとなる。
Act31及びAct32の処理を終えると、プロセッサ51は、Act33として、隣接設定IDの数を減算カウンタrの初期値とする。減算カウンタrは、例えばメインメモリ52の揮発性領域に形成されている。
プロセッサ51は、Act34として、減算カウンタrのカウント値が“0”よりも大きいか否かを確認する。減算カウンタrのカウント値が“0”よりも大きい場合(Act34、YES)、プロセッサ51は、Act35として、最新のAct32の処理において解析テーブル521のフィールドF12にセットされた隣接設定IDの中から未処理の隣接設定IDを検出する。そしてプロセッサ51は、Act36として、その未処理の隣接設定IDが対象IDとして解析テーブル521のフィールドF11に設定済か否かを確認する。設定済でない場合(Act36、NO)、プロセッサ51は、Act37として、その未処理の隣接設定IDを、解析テーブル521の隣接候補IDとしてのフィールドF13にセットする。すなわちプロセッサ51は、隣接設定IDを対象IDの隣接候補IDとして記憶する。その後、プロセッサ51は、Act42の処理へと進む。
Act36において、未処理の隣接設定IDが対象IDとして解析テーブル521のフィールドF11に設定済である場合には(Act36、YES)、プロセッサ51は、Act38として、その未処理の隣接設定IDが対象IDとして設定されている解析テーブル521のフィールドF13を検索する。そしてプロセッサ51は、Act39として、当該フィールドF13に、Act31の処理にて対象IDとしたビーコンIDが存在するか否かを確認する。フィールドF13に当該ビーコンIDが存在しない場合(Act39、NO)、プロセッサ51は、Act37の処理へと進む。すなわちプロセッサ51は、未処理の隣接設定IDを対象IDの隣接候補IDとして記憶する。その後、プロセッサ51は、Act42の処理へと進む。
Act39において、フィールドF13に対象IDとしたビーコンIDが存在する場合には(Act39、YES)、プロセッサ51は、Act40として、その対象IDとしたビーコンIDを、未処理の隣接設定IDが対象IDとして設定されている解析テーブル521のフィールドF14にセットする。すなわちプロセッサ51は、対象IDを未処理の隣接設定IDの隣接確定IDとして記憶する。またプロセッサ51は、Act41として、その未処理の隣接設定IDを、対象IDがセットされた解析テーブル521のフィールドF14にセットする。すなわちプロセッサ51は、未処理の隣接設定IDを対象IDの隣接確定IDとして記憶する。その後、プロセッサ51は、Act42の処理へと進む。
Act42では、プロセッサ51は、減算カウンタrを“1”だけ減算する。そしてプロセッサ51は、Act34へと戻る。すなわちプロセッサ51は、減算カウンタrが“0”よりも大きいか否かを確認する。減算カウンタrが“0”よりも大きい場合(Act34、YES)、Act22の処理でフィールドF12セットされた隣接設定IDの中に未処理の隣接設定IDが存在する。そこでプロセッサ51は、前述したAct35乃至Act42の処理を再度実行する。
Act34において、減算カウンタrが“0”になった場合(Act34、NO)、プロセッサ51は、図7のAct22の処理へと進む。すなわちプロセッサ51は、第1加算カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、前述したAct23以降の処理を再度実行する。すなわちプロセッサ51は、基地局ファイル31からn番目のデータレコードを読み込む毎に、Act25乃至Act42の処理を繰り返し実行する。そして、基地局ファイル31の全てのデータレコードに対してAct24以降の処理を実行し終えたならば(Act23、NO)、プロセッサ51は、解析処理を終了する。
ここにプロセッサ51を主体とするコンピュータは、Act31の処理により選択手段を構成し、Act35の処理により検出手段を構成し、Act36の処理により第1判定手段を構成し、Act37の処理により記憶手段を構成し、Act39の処理により第2判定手段を構成し、Act40及びAct41の処理により確定手段を構成する。
ここで、図2に示すデータが設定された基地局ファイル31を取得した場合の解析処理の具体的な動作について、図12乃至図17を用いて説明する。図12乃至図17は、解析テーブル521に記憶されるデータの遷移例を示す模式図である。
解析処理が開始されると、先ず、基地局ファイル31から1番目のデータレコード(ビーコンID=B00のレコード)d1が読み込まれる。そしてこのデータレコードd1から、地図コードMAP1が検出される。この時点では、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521は存在しない。したがって、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521がメインメモリ52に作成される。
次いで、データレコードd1の測位方式が判定される。データレコードd1の測位方式は一点測位方式を示す「一点」であるので、基地局ファイル31から2番目のデータレコード(ビーコンID=B01のレコード)d2が読み込まれる。データレコードd2の地図コードはMAP1である。地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521は既に存在する。データレコードd2の測位方式は「二点」である。したがって、図12に示すように、地図コードMAP1が関連付けされた解析テーブル521のフィールドF11に、データレコードd2のビーコンID「B01」がセットされる。また、同解析テーブル521のフィールドF12に、データレコードd2の隣接ID「B02」、「B03」及び「B05」がセットされる。
ここで、隣接設定ID「B02」、「B03」及び「B05」は、いずれも対象IDとして設定済ではない。したがって、図12に示すように、隣接設定ID「B02」、「B03」及び「B05」は、いずれも同解析テーブル521のフィールドF13にセットされる。
次いで、基地局ファイル31から3番目のデータレコード(ビーコンID=B02のレコード)d3が読み込まれる。データレコードd3の地図コードはMAP1であり、測位方式は「二点」である。したがって、図13に示すように、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521のフィールドF11に、データレコードd3のビーコンID「B02」がセットされる。また、同解析テーブル521のフィールドF12に、データレコードd3の隣接ID「B01」がセットされる。
ここで、隣接設定ID「B01」は、対象IDとして設定済である。そして、この対象IDとして隣接設定ID「B01」がセットされた解析テーブル521のフィールドF13には、ビーコンID「B02」が存在する。したがって、図13に示すように、対象IDとして隣接設定ID「B01」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、ビーコンID「B02」がセットされる。また、ビーコンID「B02」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、隣接設定ID「B01」がセットされる。
次いで、基地局ファイル31から4番目のデータレコード(ビーコンID=B03のレコード)d4が読み込まれる。データレコードd4の地図コードはMAP1であり、測位方式は「二点」である。したがって、図14に示すように、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521のフィールドF11に、データレコードd4のビーコンID「B03」がセットされる。また、同解析テーブル521のフィールドF12に、データレコードd4の隣接ID「B04」がセットされる。
ここで、隣接設定ID「B04」は、対象IDとして設定済ではない。したがって、図14に示すように、隣接設定ID「B04」は、同解析テーブル521のフィールドF13にセットされる。
次いで、基地局ファイル31から5番目のデータレコード(ビーコンID=B04のレコード)d5が読み込まれる。データレコードd5の地図コードはMAP1であり、測位方式は「二点」である。したがって、図15に示すように、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521のフィールドF11に、データレコードd5のビーコンID「B04」がセットされる。また、同解析テーブル521のフィールドF12に、データレコードd5の隣接ID「B03」及び「B05」がセットされる。
ここで、隣接設定ID「B03」は、対象IDとして設定済である。そして、この対象IDとして隣接設定ID「B03」がセットされた解析テーブル521のフィールドF13には、ビーコンID「B04」が存在する。したがって、図15に示すように、対象IDとして隣接設定ID「B03」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、ビーコンID「B04」がセットされる。また、ビーコンID「B04」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、隣接設定ID「B03」がセットされる。
一方、隣接設定ID「B05」は、対象IDとして設定済ではない。したがって、図15に示すように、隣接設定ID「B05」は、同解析テーブル521のフィールドF13にセットされる。
次いで、基地局ファイル31から6番目のデータレコード(ビーコンID=B05のレコード)d6が読み込まれる。データレコードd6の地図コードはMAP1であり、測位方式は「二点」である。したがって、図16に示すように、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521のフィールドF11に、データレコードd6のビーコンID「B05」がセットされる。また、同解析テーブル521のフィールドF12に、データレコードd6の隣接ID「B02」、「B04」及び「B06」がセットされる。
ここで、隣接設定ID「B02」は、対象IDとして設定済である。しかし、この対象IDとして隣接設定ID「B02」がセットされた解析テーブル521のフィールドF13には、ビーコンID「B05」が存在しない。したがって、図16に示すように、対象IDとして隣接設定ID「B02」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14には、ビーコンID「B05」がセットされない。ビーコンID「B05」がセットされた解析テーブル521のフィールドF13に、隣接設定ID「B02」がセットされる。
また、隣接設定ID「B04」も、対象IDとして設定済である。そして、この対象IDとして隣接設定ID「B04」がセットされた解析テーブル521のフィールドF13には、ビーコンID「B05」が存在する。したがって、図16に示すように、対象IDとして隣接設定ID「B04」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、ビーコンID「B05」がセットされる。また、ビーコンID「B05」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、隣接設定ID「B04」がセットされる。
一方、隣接設定ID「B06」は、対象IDとして設定済ではない。したがって、図16に示すように、隣接設定ID「B06」は、同解析テーブル521のフィールドF13にセットされる。
次いで、基地局ファイル31から7番目のデータレコード(ビーコンID=B06のレコード)d7が読み込まれる。データレコードd7の地図コードはMAP1であり、測位方式は「二点」である。したがって、図17に示すように、地図コードMAP1を記憶した解析テーブル521のフィールドF11に、データレコードd7のビーコンID「B06」がセットされる。また、同解析テーブル521のフィールドF12に、データレコードd7の隣接ID「B05」がセットされる。
ここで、隣接設定ID「B05」は、対象IDとして設定済である。そして、この対象IDとして隣接設定ID「B05」がセットされた解析テーブル521のフィールドF13には、ビーコンID「B06」が存在する。したがって、図16に示すように、対象IDとして隣接設定ID「B05」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、ビーコンID「B06」がセットされる。また、ビーコンID「B06」がセットされた解析テーブル521のフィールドF14に、隣接設定ID「B05」がセットされる。
次いで、基地局ファイル31から8番目のデータレコード(ビーコンID=B07のレコード)d8が読み込まれる。データレコードd8の地図コードはMAP1である。しかし、測位方式は「三点」である。したがって、基地局ファイル31から9番目のデータレコード(ビーコンID=B08のレコード)d9が読み込まれる。データレコードd9も測位方式は「三点」である。したがって、基地局ファイル31から10番目のデータレコードが読み込まれる。ここで、基地局ファイル31に10番目のデータレコードが存在しなかったと仮定する。その場合、解析処理としての動作が終了する。かくして、評価装置5のメインメモリ52には、地図コード別の解析テーブル521が記憶される。
図6の説明に戻る。
解析処理が終了すると、プロセッサ51は、Act3として、メインメモリ52に記憶された地図コード別の解析テーブル521の中に、後述する検証処理が未処理の解析テーブル521が存在するか否かを確認する。未処理の解析テーブル521が存在する場合(Act3、YES)、プロセッサ51は、Act4として、その未処理の解析テーブル521の中からいずれか1つの解析テーブル521を選択する。そしてプロセッサ51は、Act5として、その選択した解析テーブル521について検証処理を実行する。検証処理の手順については、図9の流れ図を用いて説明する。すなわち、検証処理に入ると、プロセッサ51は、図9のAct51として、選択した解析テーブル521の地図コードを記憶した検証テーブル522をメインメモリ52の一部に作成する。またプロセッサ51は、Act52として、第1加算カウンタnを“0”にリセットする。
プロセッサ51は、Act53として、第1加算カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、Act54として、解析テーブル521にn番目(nは、第1加算カウンタnのカウント値)のデータレコードが存在するか否かを確認する。データレコードは、項目「対象ID」、「隣接設定ID」、「隣接候補ID」及び「隣接確定ID」の各データで構成される。
解析テーブル521にn番目のデータレコードが存在する場合(Act54、YES)、プロセッサ51は、Act55として、そのn番目のデータレコードを読み込む。そしてプロセッサ51は、Act56として、そのデータレコードから項目「隣接候補ID」のフィールドF13にセットされているビーコンIDの数をレジスタAに格納する。またプロセッサ51は、Act57として、第2加算カウンタmを“0”にリセットする。第2加算カウンタmは、例えばメインメモリ52の揮発性領域に形成されている。
プロセッサ51は、Act58として、第2加算カウンタmを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、Act59として、第2加算カウンタmのカウント値がレジスタAの値以下であるか否かを確認する。
第2加算カウンタmのカウント値がレジスタAの値以下である場合(Act59、YES)、プロセッサ51は、Act60として、n番目のデータレコードの項目「対象ID」にセットされたビーコンIDを、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にセットする。またプロセッサ51は、Act61として、n番目のデータレコードの項目「隣接候補ID」にセットされたビーコンIDのうちm番目(mは、第2加算カウンタmのカウント値)のビーコンIDを、検証テーブル522の第2IDとしてのフィールドF22にセットする。
プロセッサ51は、Act62として、検証テーブル522の第2IDとしてのフィールドF22にセットされたビーコンIDは、n番目のデータレコードの項目「隣接確定ID」にセットされたビーコンIDと一致するか確認する。一致しない場合(Act62、NO)、プロセッサ51は、Act63として、検証テーブル522の双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“0”をセットする。これに対し、一致する場合には(Act62、YES)、プロセッサ51は、Act64として、検証テーブル522の双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“1”をセットする。
Act63又はAct64の処理を終えると、プロセッサ51は、Act65として、検証テーブル522のフィールドF21にセットされたビーコンIDで特定される基地局1と、フィールドF22にセットされたビーコンIDで特定される基地局1を結ぶ線上に障害物があるか否かを確認する。障害物の有無については、地図コードで識別されるマップ画像データから判断できる。障害物が無い場合(Act65、NO)、プロセッサ51は、Act66として、検証テーブル522のエラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”をセットする。これに対し、障害物がある場合には(Act65、YES)、プロセッサ51は、Act67として、検証テーブル522のエラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“1”をセットする。
Act66又はAct67の処理を終えると、プロセッサ51は、Act58へと戻る。そして、プロセッサ51は、第2加算カウンタmをさらに“1”だけカウントアップし、この第2加算カウンタmのカウント値がレジスタAの値以下であるか否かを確認する。第2加算カウンタmのカウント値がレジスタAの値以下である場合、n番目のデータレコードの項目「隣接候補ID」にm番目のビーコンIDが存在する。そこでプロセッサ51は、前述したAct60乃至Act67の処理を再度実行する。
こうして、第2加算カウンタmのカウント値がレジスタAの値を超えたならば(Act59、NO)、プロセッサ51は、Act53へと戻る。すなわちプロセッサ51は、第1加算カウンタnをさらに“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、解析テーブル521にn番目のデータレコードが存在するか否かを確認する。存在する場合、プロセッサ51は、前述したAct55以降の処理を再度実行する。そして、解析テーブル521の全てのデータレコードに対してAct55以降の処理を実行し終えたならば(Act54、NO)、プロセッサ51は、検証処理を終了する。
ここにプロセッサ51を主体とするコンピュータは、Act61乃至Act64の処理により、第1検証手段を構成し、Act65乃至Act67の処理により第2検証手段を構成する。
ここで、図17に示すデータが設定された解析テーブル521を選択した場合の検証処理の具体的な動作について、図17及び図18を用いて説明する。図18は、検証テーブル522に記憶されるデータの一例を示す模式図である。
検証処理が開始されると、先ず、解析テーブル521から1番目のデータレコードd11が読み込まれる。データレコードd11の隣接候補IDの数は“3”である。したがって、先ず、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd11の対象ID「B01」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に1番目の隣接候補ID「B02」がセットされる。隣接候補ID「B02」は、データレコードd11において隣接確定IDとしてセットされている。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“1”がセットされる。また、ビーコンID「B01」で特定される基地局1と、ビーコンID「B02」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物が無いと仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”がセットされる。
次いで、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd11の対象ID「B01」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に2番目の隣接候補ID「B03」がセットされる。しかし、隣接候補ID「B03」は、データレコードd11において隣接確定IDとしてセットされていない。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“0”がセットされる。また、ビーコンID「B01」で特定される基地局1と、ビーコンID「B03」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物が無いと仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”がセットされる。
次いで、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd11の対象ID「B01」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に3番目の隣接候補ID「B05」がセットされる。しかし、隣接候補ID「B05」は、データレコードd11において隣接確定IDとしてセットされていない。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“0”がセットされる。また、ビーコンID「B01」で特定される基地局1と、ビーコンID「B05」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物があると仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“1”がセットされる。
次に、解析テーブル521から2番目のデータレコードd12が読み込まれる。データレコードd12の隣接候補IDの数は“0”である。したがって、検証テーブル522に対するデータ処理は行われない。
次に、解析テーブル521から3番目のデータレコードd13が読み込まれる。データレコードd13の隣接候補IDの数は“1”である。したがって、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd13の対象ID「B03」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に隣接候補ID「B04」がセットされる。隣接候補ID「B04」は、データレコードd13において隣接確定IDとしてセットされている。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“1”がセットされる。また、ビーコンID「B03」で特定される基地局1と、ビーコンID「B04」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物が無いと仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”がセットされる。
次に、解析テーブル521から4番目のデータレコードd14が読み込まれる。データレコードd14の隣接候補IDの数は“1”である。したがって、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd14の対象ID「B04」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に隣接候補ID「B05」がセットされる。隣接候補ID「B05」は、データレコードd14において隣接確定IDとしてセットされている。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“1”がセットされる。また、ビーコンID「B04」で特定される基地局1と、ビーコンID「B05」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物が無いと仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”がセットされる。
次に、解析テーブル521から5番目のデータレコードd15が読み込まれる。データレコードd15の隣接候補IDの数は“2”である。したがって、先ず、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd15の対象ID「B05」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に1番目の隣接候補ID「B02」がセットされる。しかし、隣接候補ID「B02」は、データレコードd15において隣接確定IDとしてセットされていない。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“0”がセットされる。また、ビーコンID「B05」で特定される基地局1と、ビーコンID「B02」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物が無いと仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”がセットされる。
次いで、検証テーブル522の第1IDとしてのフィールドF21にデータレコードd15の対象ID「B05」がセットされるとともに、第2IDとしてのフィールドF22に2番目の隣接候補ID「B06」がセットされる。隣接候補ID「B06」は、データレコードd15において隣接確定IDとしてセットされている。したがって、双方向フラグとしてのフィールドF23にビットデータ“1”がセットされる。また、ビーコンID「B05」で特定される基地局1と、ビーコンID「B06」で特定される基地局1とを結ぶ線上に障害物が無いと仮定すると、エラーフラグとしてのフィールドF24にビットデータ“0”がセットされる。
次に、解析テーブル521から6番目のデータレコードd16が読み込まれる。データレコードd16の隣接候補IDの数は“0”である。したがって、検証テーブル522に対するデータ処理は行われない。以上で、Act4において選択された解析テーブル521に対する検証処理が終了する。
図6の説明に戻る。
検証処理が終了すると、プロセッサ51は、Act3に戻る。すなわちプロセッサ51は、未処理の解析テーブル521が存在するか否かを確認する。そして存在する場合には、プロセッサ51はその解析テーブル521を選択して、前述した検証処理を再度実行する。
こうして、メインメモリ52に記憶された全ての解析テーブル521に対して検証処理を終えると(Act3、NO)、プロセッサ51は、Act6として、メインメモリ52に記憶された地図コード別の検証テーブル522の中に、後述する確認処理が未処理の検証テーブル522が存在するか否かを確認する。未処理の検証テーブル522が存在する場合(Act6、YES)、プロセッサ51は、Act7として、その未処理の検証テーブル522の中からいずれか1つの検証テーブル522を選択する。そしてプロセッサ51は、Act8として、その選択した検証テーブル522について報知処理を実行する。報知処理の手順については、図10の流れ図を用いて説明する。すなわち、報知処理に入ると、プロセッサ51は、図10のAct71として、検証テーブル522の地図コードで識別されるフロアのマップ画像データを測位サーバ3から取得し、表示デバイス55にマップ画像を表示させる。またプロセッサ51は、Act72として、第1加算カウンタnを“0”にリセットする。
プロセッサ51は、Act73として、第1加算カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、Act74として、検証テーブル522にn番目(nは、第1加算カウンタnのカウント値)のデータレコードが存在するか否かを確認する。データレコードは、項目「第1ID」、「第2ID」、「双方向フラグ」及び「エラーフラグ」の各データで構成される。
検証テーブル522にn番目のデータレコードが存在する場合(Act74、YES)、プロセッサ51は、Act75として、n番目のデータレコードを読み込む。そしてプロセッサ51は、Act76として、そのデータレコードの項目「双方向フラグ」のビットデータ、いわゆる双方向フラグが“1”であるか否かを確認する。
双方向フラグが“1”である場合(Act76、YES)、プロセッサ51は、Act77として、補助記憶デバイス53から両端が丸印の線分を表す画像データを取得する。そしてプロセッサ51は、この両端が丸印の線分によって、当該データレコードの項目「第1ID」のデータ、いわゆる第1のビーコンIDで特定される第1の基地局1-1と、項目「第2ID」のデータ、いわゆる第2のビーコンIDで特定される第2の基地局1-2とが結ばれるように、マップ画像の表示を制御する。
これに対し、双方向フラグが“0”である場合には(Act76、NO)、プロセッサ51は、Act78として、補助記憶デバイス53から一方の端部が矢印の線分を表す画像データを取得する。そしてプロセッサ51は、この一方の端部が矢印の線分によって、第1の基地局1-1と第2の基地局1-2とが結ばれるように、マップ画像の表示を制御する。このとき、矢印は、第1の基地局1-1から第2の基地局1-2へと示す向きとする。
Act77又はAct78の処理を終えると、プロセッサ51は、Act79として、そのデータレコードの項目「エラーフラグ」のビットデータ、いわゆるエラーフラグが“1”であるか否かを確認する。そしてエラーフラグが“1”である場合(Act79、YES)、プロセッサ51は、Act80として、Act77又はAct78の処理で表示させた線分の線種を実線から破線に変更する。例えばプロセッサ51は、補助記憶デバイス53から両端が丸印でかつ線種が破線の線分を表す画像データ又は一方の端部が矢印でかつ線種が破線の線分を表す画像データを取得する。そしてプロセッサ51は、この破線の線分によって第1の基地局1-1と第2の基地局1-2とが結ばれるように、マップ画像の表示を制御する。
これに対し、エラーフラグが“0”である場合には(Act79、NO)、プロセッサ51は、Act80の処理をスキップする。その後、プロセッサ51は、Act73へと戻る。そしてプロセッサ51は、第1加算カウンタnをさらに“1”だけカウントアップし、検証テーブル522にn番目のデータレコードが存在するか否かを確認する。存在する場合、プロセッサ51は、前述したAct75以降の処理を再度実行する。そして、検証テーブル522の全てのデータレコードに対してAct75以降の処理を実行し終えたならば(Act74、NO)、プロセッサ51は、報知処理を終了する。
図18に示した検証テーブル522について報知処理を行った場合のマップ画像SC1の一例を図19に示す。すなわち、第1IDが「B01」で第2IDが「B02」のデータレコードd21については、双方向フラグが“1”であり、エラーフラグが“0”である。したがって、ビーコンID「B01」の基地局1AとビーコンID「B02」の基地局1Bとは、両端が丸印の実線の線分で結ばれる。
第1IDが「B01」で第2IDが「B03」のデータレコードd22については、双方向フラグが“0”であり、エラーフラグが“0”である。したがって、ビーコンID「B01」の基地局1AとビーコンID「B03」の基地局1Cとは、基地局1Aから基地局1Cへの方向を表す矢印の実線の線分で結ばれる。
第1IDが「B01」で第2IDが「B05」のデータレコードd23については、双方向フラグが“0”であり、エラーフラグが“1”である。したがって、ビーコンID「B01」の基地局1AとビーコンID「B05」の基地局1Eとは、基地局1Aから基地局1Eへの方向を表す矢印の破線の線分で結ばれる。
第1IDが「B03」で第2IDが「B04」のデータレコードd24については、双方向フラグが“1”であり、エラーフラグが“0”である。したがって、ビーコンID「B03」の基地局1CとビーコンID「B04」の基地局1Dとは、両端が丸印の実線の線分で結ばれる。
第1IDが「B04」で第2IDが「B05」のデータレコードd25については、双方向フラグが“1”であり、エラーフラグが“0”である。したがって、ビーコンID「B04」の基地局1DとビーコンID「B05」の基地局1Eとは、両端が丸印の実線の線分で結ばれる。
第1IDが「B05」で第2IDが「B02」のデータレコードd26については、双方向フラグが“0”であり、エラーフラグが“0”である。したがって、ビーコンID「B05」の基地局1EとビーコンID「B02」の基地局1Bとは、基地局1Eから基地局1Bへの方向を表す矢印の実線の線分で結ばれる。
第1IDが「B05」で第2IDが「B06」のデータレコードd25については、双方向フラグが“1”であり、エラーフラグが“0”である。したがって、ビーコンID「B05」の基地局1EとビーコンID「B06」の基地局1Fとは、両端が丸印の実線の線分で結ばれる。
このように、両端が丸印の線分は、確定手段により確定された一対の基地局が二点測位方式の組であることを示す画像である。すなわちオペレータは、両端が丸印の線分で結ばれた一対の基地局1については、基地局ファイル31において、二点測位方式の組となり得るものとして正しく設定されていることがわかる。ここに、プロセッサ51を主体とするコンピュータは、Act77の処理により第1報知手段を構成する。
また、一方の端部が矢印の線分は、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されているが、隣接候補基地局に対しては検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されていないことを示す画像である。すなわちオペレータは、一方の端部が矢印の線分で結ばれた一対の基地局1については、その矢印が示す向きについては二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されているが、逆の向きについては設定されていないことがわかる。ここにプロセッサ51を主体とするコンピュータは、Act78の処理により第2報知手段を構成する。
また、破線で表示される線分は、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得ないことを示す画像となる。すなわちオペレータは、破線の線分で結ばれた一対の基地局1については、不適切な設定が行われていることがわかる。ここにプロセッサ51を主体とするコンピュータは、Act80の処理により第3報知手段を構成する。
図6の説明に戻る。
報知処理が終了すると、プロセッサ51は、Act9として、修正処理の実行が指令されるか否かを確認する。マップ画像SC1を確認したオペレータは、基地局ファイル31の設定に誤りがあるか否かを線分の種類から判別する。そして誤りがない場合には、オペレータは、入力デバイス54を操作して、報知処理の終了を指令する。これに対し、誤りがある場合には、オペレータは、入力デバイス54を操作して、修正処理の実行を指令する。
プロセッサ51は、入力デバイス54を介して修正処理の実行が指令されたことを検知した場合(Act9、YES)、Act10として修正処理を実行する。修正処理の手順については、図11の流れ図を用いて説明する。すなわち、修正処理に入ると、プロセッサ51は、図11のAct91として、第1加算カウンタnを“0”にリセットする。
プロセッサ51は、Act92として、第1加算カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ51は、Act93として、検証テーブル522にn番目(nは、第1加算カウンタnのカウント値)のデータレコードが存在するか否かを確認する。
検証テーブル522にn番目のデータレコードが存在する場合(Act93、YES)、プロセッサ51は、Act94として、そのn番目のデータレコードを読み込む。そしてプロセッサ51は、Act95として、そのデータレコードの双方向フラグが“0”であるか否かを確認する。双方向フラグが“1”であった場合(Act95、NO)、プロセッサ51は、Act96として、そのデータレコードのエラーフラグが“1”であるか否かを確認する。エラーフラグが“0”であった場合(Act96、NO)、プロセッサ51は、Act92へと戻る。これに対し、エラーフラグが“1”であった場合には(Act96、YES)、プロセッサ51は、Act99の処理へと進む。
一方、Act95において双方向フラグが“0”であった場合には(Act95、NO)、プロセッサ51は、Act97として、そのデータレコードのエラーフラグが“0”であるか否かを確認する。エラーフラグが“0”であった場合(Act97、YES)、プロセッサ51は、Act98の処理へと進む。これに対し、エラーフラグが“1”であった場合には(Act97、YES)、プロセッサ51は、Act99の処理へと進む。
Act98及びAct99では、補助記憶デバイス53に記憶された基地局ファイル31に対して修正を行う。すなわちAct98では、n番目のデータレコードの第2IDをビーコンIDとする基地局ファイル31のデータレコードの隣接IDに、n番目のデータレコードの第1IDを追加する。Act99では、n番目のデータレコードの第1IDをビーコンIDとする基地局ファイル31のデータレコードの隣接IDから、n番目のデータレコードの第2IDを削除する。
Act98又はAct99の処理を終えると、プロセッサ51は、Act92へと戻る。すなわちプロセッサ51は、第1加算カウンタnをさらに“1”だけカウントアップし、検証テーブル522にn番目のデータレコードが存在するか否かを確認する。存在する場合、プロセッサ51は、前述したAct94以降の処理を再度実行する。そして、検証テーブル522の全てのデータレコードに対してAct94以降の処理を実行し終えたならば(Act93、NO)、プロセッサ51は、修正処理を終了する。
ここに、プロセッサ51を主体とするコンピュータは、Act98の処理により第1修正手段を構成し、Act99の処理により第2修正手段を構成する。
図6の説明に戻る。
Act9において、入力デバイス54を介して報知処理の終了が指令されるか(Act9、NO)、Act10の修正処理が終了すると、プロセッサ51は、Act6に戻る。すなわちプロセッサ51は、未処理の検証テーブル522が存在するか否かを確認する。そして存在する場合には、プロセッサ51はその検証テーブル522を選択して、前述した報知処理を再度実行する。また、この報知処理に対して修正する指示がなされた場合には、前述した修正処理を事項する。
こうして、メインメモリ52に記憶された全ての検証テーブル522に対してAct7以降の処理を終えると(Act6、NO)、プロセッサ51は、Act11として、補助記憶デバイス53で記憶していた基地局ファイル31を測位サーバ3に送信するように通信回路56を制御する。この制御により基地局ファイル31は、ネットワーク4を介して測位サーバ3へと送信され、測位サーバ3において上書き保存される。
ここで、図18に示した検証テーブル522について修正処理を行った場合の基地局ファイル31の一例を図20に示す。すなわち、双方向フラグが“0”でかつエラーフラグが“0”のデータレコードd22について、Act98の処理が実行される。その結果、データレコードd22の第2ID「B03」をビーコンIDとする基地局ファイル31のデータレコードd4に、データレコードd22の第1ID「B01」が隣接IDとして追加される。
同様に、双方向フラグが“0”でかつエラーフラグが“0”のデータレコードd26についても、Act98の処理が実行される。その結果、データレコードd26の第2ID「B02」をビーコンIDとする基地局ファイル31のデータレコードd3に、データレコードd26の第1ID「B05」が隣接IDとして追加される。
一方、双方向フラグが“0”でかつエラーフラグが“1”のデータレコードd23については、Act99の処理が実行される。その結果、データレコードd23の第1ID「B01」をビーコンIDとする基地局ファイル31のデータレコードd2の隣接IDから、データレコードd23の第2ID「B05」が削除される。
因みに、評価装置1が図20に示した基地局ファイル31を取得し、解析処理及び検証処理を終えた後のマップ画像SC2の一例を図21に示す。すなわち図19と比較すれば明らかなように、ビーコンIDが「B01」の基地局1Aと、ビーコンIDが「B05」の基地局1Eとを結んでいた破線の線分が表示されなくなった。また、ビーコンIDが「B01」の基地局1Aと、ビーコンIDが「B03」の基地局1Cとを結んでいた矢印の線分が、両端を丸印とする線分に変更された。同様に、ビーコンIDが「B05」の基地局1Eと、ビーコンIDが「B02」の基地局1Bとを結んでいた矢印の線分が、両端を丸印とする線分に変更された。以上のことから、オペレータは、基地局ファイル31の項目「ビーコンID」と項目「隣接ID」とに設定されたデータは整合性が取られていることを容易に確認することができる。
このように本実施形態の評価装置5は、前述した選択手段、検出手段、第1判定手段、記憶手段、第2判定手段、確定手段及び第1報知手段を備えている。したがって、複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストについて、双方向で正しい設定がなされている一対の基地局を知ることができる。しかも、第1報知手段は、確定手段により確定された一対の基地局が二点測位方式の組であることを示す画像を表示させて報知する。したがってオペレータは、視覚的に、双方向で正しい設定がなされている一対の基地局を知ることができる。
また評価装置5は、前述した第1検証手段及び第2報知手段を備えている。したがって、上記のリストについて、片方向のみの不十分な設定がなされている一対の基地局を知ることができる。しかも、第2報知手段は、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されているが、隣接候補基地局に対しては検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されていないことを示す画像を表示させて報知する。したがってオペレータは、視覚的に、片方向のみの不十分な設定がなされている一対の基地局を知ることができる。
さらに評価装置5は、前述した第1修正手段を備えている。したがって、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されていない場合に、隣接候補基地局に対して検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局となるようにリストを自動的に修正することができる。
また評価装置5は、前述した第2検証手段及び第3報知手段を備えている。したがって、上記のリストについて、検証対象としての基地局に対して二点測位方式の組となり得ない隣接候補基地局を知ることができる。しかも、第3報知手段は、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得ないことを示す画像を表示させて報知する。したがってオペレータは、視覚的に、検証対象としての基地局に対して二点測位方式の組となり得ない隣接候補基地局を知ることができる。
さらに評価装置5は、前述した第2修正手段を備えている。したがって、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得ない場合に、検証対象としての基地局に対して隣接候補基地局が二点測位方式の相手基地局とならないようにリストを自動的に修正することができる。
以上、複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストの整合性を評価できる評価装置5の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、測位サーバ3から解析対象の基地局ファイル31を取得したが、基地局ファイル31を取得する手段はこれに限定されるものではない。例えば評価装置5が備える外部記憶装置で外部記憶媒体に書き込まれた基地局ファイル31を読み取ることにより取得してもよい。
前記実施形態では、図9のAct9において、修正処理の実行が指令される否かを待ち受けるようにした。他の実施形態としては、プロセッサ51が自動的に修正処理を実行するか否かを判定してもよい。すなわち、検証テーブル522において、双方向フラグが“0”のデータレコードが存在する場合、あるいはエラーフラグが“1”のデータレコードが存在する場合には、自動的に修正処理を実行するようにしてもよい。
前記実施形態では、第1乃至第3報知手段を、画像を表示させて報知する場合を例示した。その場合の画像は、前述した線分の画像に限定されるものではない。要は、報知すべき内容がオペレータに理解できる画像であればよい。また、画像以外の方法、例えば音声等で報知してもよい。
なお、評価装置5の譲渡は一般に、図6乃至図10の流れ図を用いて説明したプログラムがメインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、当該プログラムがメインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、評価装置5が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この評価装置5とは個別に譲渡された当該プログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれてもよい。当該プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]移動局が移動する領域内に配置された複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストから、検証対象としての基地局を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された前記検証対象としての基地局と二点測位方式の組となり得る前記相手基地局を前記リストから検出する検出手段と、前記検出手段で検出された前記相手基地局が、前記選択手段により前記検証対象としての基地局として選択済か否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段で選択済でないと判定された場合、当該相手基地局を前記検証対象としての基地局に対する隣接候補基地局として記憶する記憶手段と、前記第1判定手段で選択済であると判定された場合、当該相手基地局に対する前記隣接候補基地局の中に前記検証対象としての基地局が含まれているか否かを判定する第2判定手段と、前記第2判定手段で含まれていると判定された場合、当該検証対象としての基地局と前記第1判定手段で選択済と判定された前記相手基地局とを、前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定させる確定手段と、前記確定手段により確定された一対の基地局を報知する第1報知手段と、を具備する評価装置。
[2]前記第1報知手段は、前記領域の地図画像上に、前記確定手段により確定された一対の基地局が二点測位方式の組であることを示す画像を表示させて報知する、付記[1]記載の評価装置。
[3]前記検証対象としての基地局に対し、前記記憶手段で記憶された前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されているか検証する第1検証手段と、前記検証対象としての基地局に対し、前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されていない前記隣接候補基地局を報知する第2報知手段と、をさらに具備する付記[1]又は[2]記載の評価装置。
[4]前記第2報知手段は、前記領域の地図画像上に、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されているが、前記隣接候補基地局に対しては前記検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されていないことを示す画像を表示させて報知する、付記[3]記載の評価装置。
[5]前記第1検証手段による検証の結果、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されていない場合、前記隣接候補基地局に対して前記検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局となるように前記リストを修正する第1修正手段、をさらに具備する付記[3]又は[4]記載の評価装置。
[6]前記検証対象としての基地局に対し、前記記憶手段で記憶された前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となり得ないか検証する第2検証手段と、前記検証対象としての基地局に対し、前記二点測位方式の組となり得ない前記隣接候補基地局を報知する第3報知手段と、をさらに具備する付記[1]乃至[5]のうちいずれか1記載の評価装置。
[7]前記第3報知手段は、前記領域の地図画像上に、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得ないことを示す画像を表示させて報知する、付記[6]記載の評価装置。
[8]前記第2検証手段による検証の結果、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となり得ない場合、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が二点測位方式の相手基地局とならないように前記リストを修正する第2修正手段、をさらに具備する付記[6]又は[7]記載の評価装置。
[9]移動局が移動する領域内に配置された複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局と二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストを解析する評価装置のコンピュータに、前記リストから検証対象としての基地局を選択する機能、前記選択された前記検証対象としての基地局と二点測位方式の組となり得る前記相手基地局を前記リストから検出する機能、前記検出された前記相手基地局が、前記検証対象としての基地局として選択済か否かを判定する機能、前記選択済でないと判定された場合、当該相手基地局を前記検証対象としての基地局に対する隣接候補基地局として記憶部に記憶させる機能、前記選択済であると判定された場合、当該相手基地局に対する前記隣接候補基地局の中に前記検証対象としての基地局が含まれているか否かを判定する機能、前記隣接候補基地局の中に前記検証対象としての基地局が含まれていると判定された場合、当該検証対象としての基地局と前記選択済と判定された前記相手基地局とを、前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定させる機能、及び、前記確定された一対の基地局を報知する機能、
を実現させるためのプログラム。
1…基地局、2…移動局、3…測位サーバ、4…ネットワーク、5…評価装置、31…基地局ファイル、51…プロセッサ、52…メインメモリ、53…補助記憶デバイス、54…入力デバイス、55…表示デバイス、56…通信回路、57…システム伝送路、521…解析テーブル、522…検証テーブル。

Claims (9)

  1. 移動局が移動する領域内に配置された複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局に対し、二つの基地局を結んだ線分上の位置を前記移動局の位置として特定する二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストから、検証対象としての基地局を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記検証対象としての基地局と前記二点測位方式の組となり得る前記相手基地局を前記リストから検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記相手基地局が、前記選択手段により前記検証対象としての基地局として選択済か否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段で選択済でないと判定された場合、当該相手基地局を前記検証対象としての基地局に対する隣接候補基地局として記憶する記憶手段と、
    前記第1判定手段で選択済であると判定された場合、当該相手基地局に対する前記隣接候補基地局の中に前記検証対象としての基地局が含まれているか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段で含まれていると判定された場合、当該検証対象としての基地局と前記第1判定手段で選択済と判定された前記相手基地局とを、前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定させる確定手段と、
    前記確定手段により確定された一対の基地局を報知する第1報知手段と、
    を具備する評価装置。
  2. 前記第1報知手段は、前記領域の地図画像上に、前記確定手段により確定された一対の基地局が二点測位方式の組であることを示す画像を表示させて報知する、請求項1記載の評価装置。
  3. 前記検証対象としての基地局に対し、前記記憶手段で記憶された前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されているか検証する第1検証手段と、
    前記検証対象としての基地局に対し、前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されていない前記隣接候補基地局を報知する第2報知手段と、
    をさらに具備する請求項1又は2記載の評価装置。
  4. 前記第2報知手段は、前記領域の地図画像上に、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されているが、前記隣接候補基地局に対しては前記検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局として設定されていないことを示す画像を表示させて報知する、請求項3記載の評価装置。
  5. 前記第1検証手段による検証の結果、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定されていない場合、前記隣接候補基地局に対して前記検証対象としての基地局が二点測位方式の組となり得る相手基地局となるように前記リストを修正する第1修正手段、
    をさらに具備する請求項3又は4記載の評価装置。
  6. 前記検証対象としての基地局に対し、前記記憶手段で記憶された前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となり得ないか検証する第2検証手段と、
    前記検証対象としての基地局に対し、前記二点測位方式の組となり得ない前記隣接候補基地局を報知する第3報知手段と、
    をさらに具備する請求項1乃至5のうちいずれか1記載の評価装置。
  7. 前記第3報知手段は、前記領域の地図画像上に、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が二点測位方式の組となり得ないことを示す画像を表示させて報知する、請求項6記載の評価装置。
  8. 前記第2検証手段による検証の結果、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が前記二点測位方式の組となり得ない場合、前記検証対象としての基地局に対して前記隣接候補基地局が二点測位方式の相手基地局とならないように前記リストを修正する第2修正手段、
    をさらに具備する請求項6又は7記載の評価装置。
  9. 移動局が移動する領域内に配置された複数の基地局にそれぞれ関連付けて当該基地局に対し、二つの基地局を結んだ線分上の位置を前記移動局の位置として特定する二点測位方式の組となり得る相手基地局を設定したリストを解析する評価装置のコンピュータに、
    前記リストから検証対象としての基地局を選択する機能、
    前記選択された前記検証対象としての基地局と前記二点測位方式の組となり得る前記相手基地局を前記リストから検出する機能、
    前記検出された前記相手基地局が、前記検証対象としての基地局として選択済か否かを判定する機能、
    前記選択済でないと判定された場合、当該相手基地局を前記検証対象としての基地局に対する隣接候補基地局として記憶部に記憶させる機能、
    前記選択済であると判定された場合、当該相手基地局に対する前記隣接候補基地局の中に前記検証対象としての基地局が含まれているか否かを判定する機能、
    前記隣接候補基地局の中に前記検証対象としての基地局が含まれていると判定された場合、当該検証対象としての基地局と前記選択済と判定された前記相手基地局とを、前記二点測位方式の組となる一対の基地局として確定させる機能、及び、
    前記確定された一対の基地局を報知する機能、
    を実現させるためのプログラム。
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