JP7246254B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、前記経路において撮像された画像において、施設の少なくとも外観を変更する作業が行われている画像が含まれている場合には、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断する表示制御部と備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は、経路上にある施設の画像データを記憶する記憶部と、経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断されたときから経過した期間が閾値以上の場合は、前記仮想表示を行わない表示制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、経路上にある施設の画像データを記憶する記憶部と、経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断されたときから経過した期間が閾値以上の場合は、前記仮想表示を行わない表示制御部とを実現させるためのプログラムを提供する。
図1は、本実施形態の経路案内システム1の一例を示す図である。経路案内システム1は、ユーザによって使用される通信装置10と、ユーザに対して経路案内を行うサーバ装置20と、これらサーバ装置20及び通信装置10を通信可能に接続する通信網2とを備えている。通信網2は、例えばLTE(Long Term Evolution)や、その他の通信規格に従う無線通信網又は有線通信網を含む。図1には、通信装置10及びサーバ装置20を1つずつ示しているが、これらはそれぞれ複数であってもよい。
次に、図5を参照して、サーバ装置20の動作について説明する。なお、以下の説明において、サーバ装置20を処理の主体として記載する場合には、具体的にはプロセッサ2001、メモリ2002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ2001が演算を行い、通信装置2004による通信や、メモリ2002及びストレージ2003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することにより、処理が実行されることを意味する。通信装置10についても同様である。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
表示制御部25は、経路において通信装置10によって撮像された画像に、その撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれるか否かを、次のようにして判断してもよい。例えば、施設において少なくともその外観を変更する作業が行われる場合、何らかの工事が実施される。そこで、表示制御部25は、施設において少なくともその外観を変更する作業が行われているか否かという見地に基づいて上記判断を行ってもよい。表示制御部25は、施設の少なくとも外観を変更する作業である、いわゆる工事現場の画像としての特徴(例えば重機が有る、足場が組んである、工事従事者が居る等)を予め記憶しておき、パターンマッチング等の画像解析手法を用いて、経路において撮像された画像に外観の変更作業が行われている画像が含まれているか否かを判断する。このような作業が行われている画像が含まれていれば、経路において通信装置10によって撮像された画像には音声案内される施設が含まれていないことになる。
表示制御部25は、ユーザが頻繁に通る経路においては、経路において撮像された画像に音声案内される施設が含まれていないとしても、その施設を仮想表示しなくてもよい。ユーザはそのような経路の状況を見慣れていて、その経路上の施設の有無も分かっていると考えられるからである。具体的には、記憶部23はユーザごとに、そのユーザの移動履歴やそのユーザに対する案内履歴を記憶している。表示制御部25は、経路が案内されるユーザの、その経路における通行回数が閾値以上の場合は、仮想表示を行わないようにする。
表示制御部25は、経路において撮像された画像に音声案内される施設が含まれていないとしても、その施設が含まれなくなった時期から長期間が経過したときは仮想表示を行わないようにしてもよい。施設が変更されてから長期間が経過すれば、施設の外観が変更されたことが周知されていると考えられるからである。つまり、表示制御部25は、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断されたから経過した期間が閾値以上の場合は、仮想表示を行わないいようにする。
本発明に係る情報処理装置は、上記実施形態で説明したようにサーバ装置20に実装されていてもよいが、これに代えて、通信装置10に実装されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
Claims (8)
- 経路上にある施設の画像データを記憶する記憶部と、
経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、
経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、前記経路において撮像された画像において、施設の少なくとも外観を変更する作業が行われている画像が含まれている場合には、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断する表示制御部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 経路上にある施設の画像データを記憶する記憶部と、
経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、
経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断されたときから経過した期間が閾値以上の場合は、前記仮想表示を行わない表示制御部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記経路において撮像された画像と前記記憶部に記憶された画像データとを照合し、前記経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれるか否かにより、前記判断を行う
ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設の名称が含まれるか否かにより、前記判断を行う
ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 - 前記音声案内部による音声案内される施設は、経路において進路変更となる箇所にある施設である
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御部は、経路が案内されるユーザの当該経路の通行回数が閾値以上の場合は、前記仮想表示を行わない
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
経路上にある施設の画像データを記憶する記憶部と、
経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、
経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、前記経路において撮像された画像において、施設の少なくとも外観を変更する作業が行われている画像が含まれている場合には、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断する表示制御部と
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
経路上にある施設の画像データを記憶する記憶部と、
経路上の施設を用いて、当該経路の音声案内を行う音声案内部と、
経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断した場合に、前記記憶部に記憶された画像データのうち、前記音声案内される施設の画像データに基づく画像を仮想表示する表示制御部であって、経路において撮像された画像に、当該撮像がなされた位置において音声案内される施設が含まれないと判断されたときから経過した期間が閾値以上の場合は、前記仮想表示を行わない表示制御部と
を実現させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019099581A JP7246254B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 情報処理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019099581A JP7246254B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 情報処理装置及びプログラム |
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JP2020193871A JP2020193871A (ja) | 2020-12-03 |
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Family
ID=73547543
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006226822A (ja) | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Hitachi Software Eng Co Ltd | ナビゲーションシステム |
WO2012086054A1 (ja) | 2010-12-24 | 2012-06-28 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
JP2012137320A (ja) | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Pioneer Electronic Corp | 誘導案内装置、誘導案内方法、誘導案内プログラムおよび記録媒体 |
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