JP7057498B2 - カップ部を有する衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、バストを被覆するカップ部を有する衣類に関する。
一般的なブラジャーは、着用時の安定性、運動追従性およびカップ造形性の各機能が求められる。着用時の安定性は、着用者の胴の周方向にブラジャーが安定して巻き付けられることを言う。運動追従性は、上半身を捻るなどの上半身運動による着くずれのしにくさを言う。カップ造形性は、バストの美しい形状の保形のしやすさを言う。
ブラジャーのバック部の面積を減らすなどにより、運動追従性を向上させるブラジャーが開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示のブラジャーにおいて、バック部が2枚の布で形成され、一方をカップ部に接続し、一方は肩ストラップ部に接続することで、カップ、脇身および肩紐のそれぞれが独立して動くことを可能にする。
実公昭63-36010号公報
しかしながら特許文献1に開示されたブラジャーは、着用者の周方向に巻き付く被覆量が少なく、着用時の安定性に欠け、さらにはカップ造形性も損なわれる場合がある。一方、被覆部を増やすと、運動追従性の低下により着くずれが発生し、カップ造形性も損なわれる場合がある。
このような状況に鑑み、着用時の安定性と運動追従性とを両立可能なブラジャーの開発が期待される。
従って本発明の目的は、着用時の安定性と運動追従性とを両立可能なカップ部を有する衣類を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の特徴は、バストを被覆するカップ部を有する衣類に関する。本発明の特徴に係るカップ部を有する衣類は、バストを被覆する一対のカップ部と、一対のカップ部の脇側にそれぞれ接続する一対のバック部と、一対のバック部を、背側で接続するバック接続部を備え、バック部は、カップ部との接続部分からバック接続部との接続部分にかけて、垂直方向の長さが徐々に短くなり、バック接続部との接続部分において、バック接続部の垂直方向の長さよりも短くなるように形成され、伸縮性を有する第1のバック部と、カップ部と接続するとともに、バック接続部との接続部分において第1のバック部の垂直方向の長さよりも長く形成され、伸縮性を有する第2のバック部と、第1のバック部の下辺と第2のバック部の下辺を接続する下辺接続部を備え、第1のバック部の上辺と第2のバック部の上辺は互いに遊離可能に形成される。
ここで、第1のバック部の上辺は、着用時において、上半身運動に伴って皮膚が伸縮する方向と略平行に配設されることが好ましい。
静立時での着用状態において、一対のカップ部の前中心上辺と、バック接続部の後中心上辺と、第2のバック部の上辺と体側の交点のそれぞれの垂直方向の高さが略同一であることが好ましい。
第1のバック部は、第1のバック部の上辺に平行な方向において、上辺に垂直な方向よりも、生地の伸長回復力が大きくなるように設けられ、第2のバック部は、第2のバック部の上辺に平行な方向において、上辺に垂直な方向よりも、生地の伸長回復力が大きくなるように設けられることが好ましい。
一対のカップ部の上方に接続するとともに、背側に配設された一対のバック部に着用者の肩を超えて接続する一対の肩ストラップ部をさらに備え、第2のバック部の上辺は、着用状態において、カップ部との接続部分から肩ストラップ部との接続部分にかけて、斜め上方向に形成されることが好ましい。
下辺接続部に、テープ部材が配設されることが好ましい。
カップ部の脇側は、平面的な部材で形成されることが好ましい。
カップ部は、モールド成形カップにより形成されることが好ましい。
本発明によれば、着用時の安定性と運動追従性とを両立可能なカップ部を有する衣類を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るブラジャーを着用した状態を左後から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るブラジャーを着用した状態を背面から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るブラジャーを着用した状態を側面から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るブラジャーを着用した状態を正面から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るブラジャーの右身頃側の第1のバック部と第2のバック部に用いられる生地を平置きした状態を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るブラジャーの左身頃側のバック部を平置きした状態を、内側(着用時に肌に当接する側)から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るブラジャーの静立時での着用状態を、左右中心線から観察した図である。 第2の変形例に係るブラジャーを着用した状態を左後から観察した図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(実施の形態)
図1ないし図4を参照して、バストを被覆するカップ部を有する衣類の一例として、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を説明する。ブラジャー1は、一対のカップ部2、一対のバック部3、バック接続部4および一対の肩ストラップ部5を備える。一対のカップ部2、一対のバック部3および一対の肩ストラップ部5は、左右対称に形成される。
カップ部2は、バストを被覆する。本発明の実施の形態においてカップ部2は、モールド成形カップにより形成され、それぞれ左右のバストを立体的に被覆し、側面視および上面視において釣鐘形状を有する。カップ部2は、例えば、ポリウレタンフォームによるモールド成形カップが用いられる。本発明の実施の形態に係るカップ部2は、着用者の左右の体側(左右脇端)近傍まで延伸し、体側近傍において、バック部3に接続する。
バック部3は、カップ部2の脇側に接続する。バック部3は、着用者の背面に配設され、着用者の前側に配設されるカップ部2とともに、着用者の胴の周方向に巻き付く。またバック部3は、伸縮性によりカップ部2を引いてカップ部2とバストを密着させ、着用者に安定して配設することを可能にする。本発明の実施の形態においてバック部3は、後に詳述するように、第1のバック部3aと第2のバック部3bの2つの部品を備え、2つの部品がそれぞれ異なる方向にカップ部2を引くことにより、着用時の安定性、運動追従性およびカップ造形性を実現する。
バック接続部4は、一対のバック部3を、背側で接続する。本発明の実施の形態において、バック接続部4は、雌ホックが設けられた雌ホック部4aと、雄ホックが設けられた雄ホック部4bを備え、雌ホックに雄ホックを係止することにより、一対のバック部3を着脱可能に接続することができる。雌ホック部4aにおいて、複数の雌ホックの列が設けられ着用者のサイズに応じて、雄ホックを適切な雌ホックに係止できるようにしても良い。
肩ストラップ部5は、カップ部2の上方に接続するとともに、背側に配設されたバック部3に着用者の肩を超えて接続する。肩ストラップ部5は、肩の稜線からカップ部2を引き上げることにより、バスト位置を高く維持し、バストの造形性を実現する。肩ストラップ部5は、エイト鐶等により長さ調節可能に形成される。
(バック部)
バック部3は、図5および6に示すように、第1のバック部3a、第2のバック部3bおよび下辺接続部3cを備える。第1のバック部3aおよび第2のバック部3bは、それぞれ伸縮性を有する生地で形成され、図5に示すように、それぞれ異なる形にカットされた生地により形成される。第1のバック部3aと第2のバック部3bは、チュールパワーネットヘムなどの伸縮性を有する部材が用いられる。
第1のバック部3aは、カップ部2とバック部3の接続部分3dからバック接続部4とバック部3の接続部分3eにかけて、垂直方向の長さが徐々に短くなり、バック接続部4との接続部分3eにおいて、バック接続部4の垂直方向の長さよりも短くなるように形成される。第1のバック部3aは、脇側において幅広に形成され、背中心に向けて幅狭に形成される。第1のバック部3aとカップ部2との接続部分3dの上辺近傍において、カップ部2の上辺から第1のバック部3aの上辺にかけてなだらかなカーブを描くように形成される。
第2のバック部3bは、カップ部2と接続するとともに、バック接続部4との接続部分3eにおいて第1のバック部3aの垂直方向の長さよりも長く形成される。第2のバック部3bは、第1のバック部3aに比べて周方向に巻き付けるパワーが発揮されるように、広い面積を有する。
下辺接続部3cは、第1のバック部3aの下辺と第2のバック部3bの下辺を接続する。下辺接続部3cには、テープ部材が配設される。下辺接続部3cに、第1のバック部3aの下辺および第2のバック部3bの下辺を重ねて、テープ部材を縫着することにより、第1のバック部3aの下辺および第2のバック部3bの下辺を接続することができる。また下辺接続部3cは、緊締力の高いテープ部材が配設されることにより、バック部3を着用者の肌上にずれ動かないように着けることができる。
本発明の実施の形態において第1のバック部3aの上辺と第2のバック部3bの上辺は互いに遊離可能に形成される。第1のバック部3aの上辺と第2のバック部3bの上辺は接続されないので、第1のバック部3aの上辺と第2のバック部3bの上辺は、独立して動くことが可能である。
また第2のバック部3bは、第1のバック部3aよりも肌側に配設される。第2のバック部3bは、第1のバック部3aよりも広い面積を有するので、第2のバック部3bを肌側に配設することにより、より均質な着圧で、第2のバック部3bが当接する皮膚を緊締することができる。
(第1のバック部)
第1のバック部3aは、カップ部2との接続部分3dからバック接続部4との接続部分3eにかけて、垂直方向の長さが徐々に短くなり、バック接続部4との接続部分3dにおいて、垂直方向の長さがバック接続部4の垂直方向の長さよりも短くなるように形成される。より具体的には本発明の実施の形態において第1のバック部3aは、バック接続部4との接続部分3eにおいて、第1のバック部3aと第2のバック部3bの下辺を接続するのに必要な幅(垂直方向の長さ)になるように形成される。
これにより、第1のバック部3aは、カップ部2を引いたパワーを、第1のバック部3aとバック接続部4との接続部分3eに収束できる。本発明の実施の形態において、第1のバック部3aの上辺が、バック接続部4との接続部分3eに収束する方向を、カップフィット軸と称する。カップフィット軸は、体のひねり動作が起こった時に、体側に生じる皮膚の伸縮方向と同じ方向なので、体のひねり動作が起こっても、静立時と同様に、カップ部2がずれないように体にフィットする力をかけることができる。さらに、カップ部2を引くのに必要な第1のバック部3aの面積を削減するので、上半身運動に伴う伸縮が大きい皮膚の部分と当接する面積を減らすことで、着くずれを抑制することができる。
第1のバック部3aは、第1のバック部3aの上辺に平行な方向(図5(a)中の矢印方向)において、上辺に垂直な方向(図5(a)中の矢印に紙面上で直交する方向)よりも、生地の伸長回復力が大きくなるように設けられる。例えば生地の地の目において最も伸長回復力が大きい場合、図5(a)中の矢印方向に生地の地の目が設けられる。これにより第1のバック部3aは、カップフィット軸の方向(図5(a)の上辺に平行な方向)に強いパワーをかけることができるので、図4に示すカップ部2のバストトップを通る垂直の仮想線(図示せず)よりも脇側のカップ脇部2aを背側に引くことにより、カップ部2をバストに密着させることができる。また本発明の実施の形態において特に、モールド成形によりカップ部2の脇側が平面的に形成されるので、カップ脇部2aから第1のバック部3aにかけて広い面が形成され、第1のバック部3aは、この広い面でカップ部2を引くことができる。
さらに第1のバック部3aの上辺は、着用時において、上半身運動に伴って皮膚が伸縮する方向と略平行に配設される。ここで「略平行」は、厳密な意味での平行のみならず、ブラジャー1が対象とするサイズの着用者において皮膚の伸縮を阻害しない程度に、第1のバック部3aが伸縮する方向が、上半身運動に伴って皮膚が伸縮する方向から傾いた方向を含む。「略平行」は、例えば皮膚が伸縮する方向に対して、0度~±5度の範囲内である。第1のバック部3aは、上半身運動に伴う皮膚の変形に追従するので、さらに着くずれを抑制することができる。一般的に、静立時(まっすぐ立って動きのない状態)から上半身を右方向に捻る動作を行うことにより、図3の肩近傍の矢印が示すように、体側において背側下方から前側上方にかけて斜め方向に皮膚が伸展し、静立時に戻る際に皮膚も元に戻り、上下運動に伴って、図3の矢印方向に皮膚が大きく伸縮する。本発明の実施の形態に係る第1のバック部3aの上辺は、着用状態において、この皮膚の伸展方向と略平行に形成され、さらに、この皮膚の伸展方向に伸長回復力が高く形成される。これにより第1のバック部3aの上辺は、上半身運動に伴う皮膚の伸展および縮小に追従して、カップフィット軸方向に変形(伸展および縮小)しやすい。
また第1のバック部3aの下辺は、第2のバック部3bの下辺および下辺接続部3cとともに強い緊締力で着用者の肌に当接するので、第1のバック部3aの下辺は肌上をずれ動きにくい。これにより、着用者の動作に伴う第1のバック部3aの変形がカップ部2まで伝達されず、動きに伴ったカップ部2の位置にずれが生じず、着くずれの発生を抑制することができる。
(第2のバック部)
第2のバック部3bは、カップ部2と接続するとともに、バック接続部4との接続部分3dにおいて第1のバック部3aの垂直方向の長さよりも長く形成される。第1のバック部3aは、バック接続部4との接続部分において、バック接続部4の高さよりも低い高さを有するのに対し、第2のバック部3bは、図1等に示すように、バック接続部4と同様の高さを有する。第2のバック部3bは、第1のバック部3aと比較して広い面積を有し、周方向(特に背脇近傍)で同様の幅を有するので、ブラジャー1を着用者に安定して配設することが可能である。
図7に示すように、本発明の実施の形態に係るブラジャー1は、静立時での着用状態において、一対のカップ部2の前中心上辺P1と、バック接続部4の後中心上辺P2と、第2のバック部3bの上辺と左右の体側の各交点P3のそれぞれの垂直方向の高さが略同一になるように、形成される。ここで「略同一」は、厳密な意味での同一の場合のみならず、ブラジャー1が対象とするサイズの着用者において、ブラジャー1を安定して配置可能な程度に交点P1ないしP3が所定の範囲内の高さに配設される場合を含む。着用者の動きによって位置変化の生じやすい部分が後中心であるので、ブラジャー1が、この後中心において交点P1ないしP3の高さ方向の位置の差異を吸収できる場合、ブラジャー1を安定して配置可能であると考えられる。従って、交点P1ないしP3の高さ方向の位置の差異が、着用者の動きによって位置変化の生じやすい後中心に配設されるバック接続部4の垂直方向の長さの範囲内であればよい。従って、「略同一」は、バック接続部4の垂直方向の長さの範囲内である。例えばバック接続部3の幅(着用時の垂直方向の長さ)が3センチである場合、交点P1ないしP3の高さ方向の位置の差異が3センチ以内となる。
本発明の実施の形態において、一対のカップ部2の前中心上辺P1と、バック接続部4の後中心上辺P2と、第2のバック部3bの上辺と左右の体側の各交点P3を通る略水平な軸を、ブラジャー本体安定軸と称する。図3および図7において、上下方向の一点鎖線は体側を示し、図7において、左右方向の一点鎖線は水平線を示す。
ブラジャー本体安定軸により、第2のバック部3bは、一対のカップ部2の前中心上辺P1と、バック接続部4の後中心上辺P2と、第2のバック部3bの上辺と体側の交点P3をほぼ同一の高さを有し、点P1ないしP3を水平に引くことが可能である。またブラジャー本体安定軸により、ブラジャー1を水平方向に背側に引いて巻き付け、さらに、ブラジャー1が傾きにくくなることから、ブラジャー1を意図した位置に安定して配置することができる。
また図3および図7に示すように、第2のバック部3bの上辺と体側との交点P3に、さらに、第1のバック部3aの上辺が配設されるのが好ましい。これにより、一対のカップ部2の前中心上辺P1とバック接続部4の後中心上辺P2に水平な交点P3にさらに強いパワーがかかるので、ブラジャー1の安定性をより向上させることができる。
第2のバック部3bは、第2のバック部3aの上辺に平行な方向(図5(b)中の矢印方向)において、上辺に垂直な方向(図5(b)中の矢印に紙面上で直交する方向)よりも、生地の伸長回復力が大きくなるように設けられる。例えば生地の地の目において最も伸長回復力が大きい場合、図5(b)中の矢印方向に生地の地の目が設けられる。これにより、カップ部2を、ブラジャー本体安定軸の方向に強いパワーで引いて、ブラジャー1を意図した位置に安定して配置することができる。
また第2のバック部3bの上辺は、図2に示すように、着用状態において、カップ部2との接続部分3dから肩ストラップ部5との接続部分3fにかけて、斜め上方向に形成される。第2のバック部3bは、肩ストラップ部5により接続部分3fが持ち上げられることにより、背面の脇側の斜め上方向(背脇下方から背中心上方の方向)において、斜め下方向(背脇上方から背中心下方の方向)に比べて、伸長回復力が大きくなるように形成される。これにより、カップ部2を斜め上方向に強いパワーをかけることができるので、肌に安定して配設される下辺接続部3cを支えに、カップ部2を着用者に引き寄せるとともに、第2のバック部3bを、着用者の胴の周方向に強いパワーで巻き付けて、ブラジャー1を着用者に安定して配設することを可能にする。
また、本発明の実施の形態において第2のバック部3bは、カップ部2との接続部分3dにおいて第1のバック部3aの垂直方向の長さより短く形成される。第2のバック部3bとカップ部2との接続部分3dにおいて、第2のバック部3bの上端がカップ部2の上端よりも低くなり、段差を形成する。これにより、カップ部2を、第1のバック部3aがカップフィット軸方向に引く力と、第2のバック部3aがブラジャー本体安定軸に引く力とが、互いに干渉することなく、第1のバック部3aおよび第2のバック部3bそれぞれが、所望の機能を発揮することができる。カップ脇部2aの上辺から第1のバック部3aの上辺は、直線状に接続され、第1のバック部3aの上辺は、カップ部2の脇側の上辺に働きかけて、カップ部2をカップフィット軸方向に引くことができる。また、第2のカップ部3bは、カップ部2との接続部分3dにおいて、第1のバック部3aと接続位置よりも低い位置において接続するので、第1のバック部3aの上辺が、カップ部2の脇側の上辺に働きかけてカップ部2をカップフィット軸方向に引く力に介入することなく、カップ部2をブラジャー本体安定軸方向に引く力を発揮することができる。
このように、一対のカップ部2の前中心上辺P1と、バック接続部4の後中心上辺P2と、第2のバック部3bの上辺と体側の交点P3が、着用時に水平に配設されることにより、このP1ないしP3にパワーが加わり、体表上の位置で移動が生じにくくなる。これにより、ブラジャー1の着用時の形状および位置を維持し、着くずれの発生を抑制することができる。
(効果)
このように本発明の実施の形態に係るバック部3の構成により、着用時の安定性と運動追従性とを両立することができる。
具体的には、第1のバック部3aの上辺と第2のバック部3bの上辺は、互いに遊離可能に形成されるので、第1のバック部3aの上辺と第2のバック部3bの上辺に、互いに異なる方向にパワーをかけることができる。第1のバック部3aの上辺は、カップフィット軸方向(上半身を捻る動作をした際に皮膚が伸展する方向(斜め方向))に伸縮し、第2のバック部3bは、ブラジャー1をブラジャー本体安定軸方向(水平方向)に安定して配設させるように働きかける。ここで第1のバック部3aの上辺と第2のバック部3bの上辺は、互いに遊離可能であるので、第1のバック部3aが斜め方向に伸縮する動きは、第2のバック部3bがブラジャー1を水平方向に安定して配設させる動きに阻害されない、同様に第2のバック部3bがブラジャー1を水平方向に安定して配設させる動きは、第1のバック部3aが斜め方向に伸縮する動きに阻害されない。これにより、第1のバック部3aと第2のバック部3bが、それぞれ独立して機能することを可能にするので、上半身運動により皮膚が伸縮した場合でも、バック部3は着用者に動かないように装着することができる。
さらに第1のバック部3aの下辺と第2のバック部3bの下辺は、下辺接続部3cにより接続するので、第1のバック部3aと第2のバック部3bはお互いに連動して、着用者の皮膚にブラジャー1を密着させ、ブラジャー1を安定して配設することができる。
このように、第1のバック部3aがカップ部2の静立時の位置を保持する効果を奏し、第2のバック部3bがブラジャー1の静立時の位置を保持する効果を奏することにより、ブラジャー1を望ましい位置に着用させ、さらにカップ部2の位置を維持することができる。また着くずれと着くずれに伴う造形性の低下を回避することができるので、運動後であっても、設計者の意図通りに、カップ部2の造形性を実現することができる。
このように本発明の実施の形態に係るブラジャー1のバック部3は、上半身の捻る方向に伸縮する第1のバック部3aと、ブラジャー1を水平に引く第2のバック部3bを備える。第1のバック部3aは、上半身を捻る動作に伴う運動追従性を実現し、第2のバック部3bは、ブラジャー1の安定性を実現する。本発明の実施の形態においてバック部3は、機能の異なる複数のパーツにより構成することで、着用時の安定性と運動追従性とを両立することができる。
(試験)
本発明の実施の形態に係るブラジャー1の着用による効果を計るために、2つの試験を行った。
第1の試験は、運動によるブラジャー本体安定軸のずれ量を、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用した状態と、従来品を着用した状態で比較する。第1の試験では、複数のサイズの複数の着用者が、本発明の実施の形態に係るブラジャー1をそれぞれ着用し肌に馴染ませた後に、静立時における一対のカップ部2の前中心上辺P1と、バック接続部4の後中心上辺P2と、第2のバック部3bの上辺と左右の体側の各交点P3のそれぞれの床からの垂直方向の高さを、運動前の数値として測定する。その後着用者が上半身の皮膚のずれを引き起こす運動をした後に、運動前の測定対象と同様の箇所を、運動後の数値として測定し、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用した各着用者について、運動前後における垂直方向の高さの変位量の合計を算出する。さらに、同じ着用者が一般的なブラジャーを着用して、同様に運動前の数値と運動後の各測定対象の床からの垂直方向の高さをそれぞれ測定し、一般的なブラジャーを着用した各着用者について、運動前後における垂直方向の高さの変位量の合計を算出する。
その結果、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用した場合の各着用者の垂直方向の高さのずれは、0.2センチから1.3センチ程度で、平均値は0.6センチ程度ある。これに対し、一般的なブラジャー1を着用した場合の垂直方向の高さのずれは、0.9センチから2.2センチ程度で、平均値は1.4センチ程度である。
これにより、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用することで、一般的なブラジャーを着用する場合に比べて、運動後においても位置ずれが生じにくく、ブラジャー1の安定性が向上していることがわかる。
第2の試験は、カップフィット軸のフィット感を、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用した状態と、従来品を着用した状態で比較する。第2の試験では、複数のサイズの複数の着用者に対して、本発明の実施の形態に係るブラジャー1をそれぞれ着用し肌に馴染ませ所定の運動を行った後の状態について、(1)安定感およびずれにくさと、(2)カップのフィット感について、アンケートを行った。着用者は、(1)安定感およびずれにくさについて、「5.安定感がある」、「3.ふつう」および「1.安定感がなくずれ上がる」のいずれかから選択し、(2)カップのフィット感について、「5.フィット感がある」、「3.ふつう」および「1.フィット感がない」のいずれかから選択する。さらに同じ着用者が、一般的なブラジャーを着用して、同様のアンケートを行う。第2の試験では、(1)安定感およびずれにくさと、(2)カップのフィット感のそれぞれについて、本発明の実施の形態に係るブラジャー1と一般的なブラジャーの各着用者の選択肢のポイントの平均値を算出する。
その結果、(1)安定感およびずれにくさについて、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用した着用者から、平均4.3ポイントが得られたのに対し、一般的なブラジャーを着用した着用者から、平均2.5ポイントが得られた。また(2)カップのフィット感について、一般的なブラジャーを着用した着用者から、平均4.1ポイントが得られたのに対し、一般的なブラジャーを着用した着用者から、平均2.6ポイントが得られた。
これにより、本発明の実施の形態に係るブラジャー1を着用することで、一般的なブラジャーを着用する場合に比べて、運動後においてもブラジャー1の安定感およびずれにくさがあり、カップのフィット感も向上していることがわかる。
このように、上記第1の試験および第2の試験を通して、本発明の実施の形態に係るブラジャー1は、着用時の安定性と運動追従性とを両立可能であることが確認できた。
(素材データ)
第1のバック部3aおよび第2のバック部3bは、それぞれ、伸長回復力が最も高い方向(図5(a)および(b)に示す矢印方向)において、伸び率が、100%から200%程度で、伸長回復力が最も高い方向に垂直な方向の伸び率が、70%から160%程度の素材が好ましい。第1のバック部3aおよび第2のバック部3bは、それぞれ、伸長回復力が最も高い方向の伸長回復力が、60cNから140cN程度で、伸長回復力が最も高い方向に垂直な方向の伸長回復力が、35cNから85cN程度の素材が好ましい。
第1のバック部3aおよび第2のバック部3bにおいて伸長回復力が最も高い方向は、それぞれの上辺に平行な方向である。本発明の実施の形態において、上辺に平行な方向に対して、0度~±5度程度の傾きを有する範囲において、伸長回復力が最も高い方向の伸び率および伸長回復力が実現されれば良い。同様に第1のバック部3aおよび第2のバック部3bにおいて伸長回復力が最も高い方向に垂直な方向は、それぞれの上辺に垂直な方向である。本発明の実施の形態において、上辺に平行な方向の0度~±5度程度の傾きを有する方向に垂直な範囲において、伸長回復力が最も高い方向に垂直な方向の伸び率および伸長回復力が実現されれば良い。
本発明の実施の形態において、伸び率および伸長回復力は、160mm×25mmの試験片を、上部つかみ25mm、下部つかみ35mmおよびつかみ間隔100mmで、定速伸長形引張試験機に取り付けて、測定される。伸長回復力が最も高い方向および伸長回復力が最も高い方向に垂直な方向がそれぞれ長手方向(16mm側)になるように裁断された、複数の試験片が用いられる。
伸び率は、試験片を定速伸長形引張試験機に取り付け、試験片を左右方向および上下方向にそれぞれ荷重14.7Nをかけて測定されたものである。伸長回復力は、試験片を定速伸長形引張試験機に取り付け、300mm/分程度の速度で伸長回復を複数回繰り返し、30%伸長した際の伸長力(cN)と、30%に回復した際の回復力(cN)の平均により算出される。
下辺接続部3cに用いられるテープ部材は、例えばストレッチテープが用いられる。テープ部材は、長さ方向において、伸び率が、100%から200%程度で、伸長回復力が、110cNから200cN程度の素材が好ましい。伸び率および伸長回復力は、長さ160mmの試験片を定速伸長形引張試験機に取り付けて、第1のバック部3aおよび第2のバック部3bと同様に測定される。
ここで記載した各部材の測定データは一例であって、これに限るものではない。
(第1の変形例)
本発明の実施の形態において、カップ部2は、モールド成形カップにより形成される場合を説明するが、これに限らない。カップ部2の脇側は、平面的な部材で形成されるのが好ましい。
第1の変形例においてカップ部2は、バストトップを通る垂直の仮想線よりも脇側のカップ脇部2aにおいて、1枚の布などの平面的な部材で形成される。カップ脇部2aは、複数の布で形成されても良いが、ダーツやギャザーなどがなく、立体的に形成されずに平面的に形成される。
これにより、カップ脇部2aとバック部3(第1のバック部3aおよび第2のバック部3b)は、一体となって広い面を形成し、効率的にカップ部2を所定方向に引くことができる。
(第2の変形例)
本発明の実施の形態に係るブラジャー1においてカップ部2が、モールド成形により形成される場合を説明したが、これに限られない。図8に示すように、第2の変形例に係るブラジャー1aは、ノンワイヤーのカップ部またはワイヤー入りのカップ部など他のカップ部に、本発明の実施の形態に係るブラジャー1のバック部3を適用しても良い。
第2の変形例に係るカップ部20は、図8に示すように、側面視および上面視において釣鐘形状を有し、バージスライン(登録商標)で区切られる一対のバスト被覆部21と、一対のバスト被覆部21とバック部3に接続する土台部22を備える。
このような第2の変形例に係るブラジャー1aにおいても、本発明の実施の形態に係るブラジャー1と同様に、バック部3は、土台部22と一体となってカップ部2を所定方向に引くことができるので、着用時の安定性と運動追従性とを両立することができる。
(第3の変形例)
本発明の実施の形態に係るブラジャー1において、肩ストラップ部5でカップ部2をつり上げ、背側でバック部3を係止する場合を説明したが、これに限られない。
本発明の実施の形態に係るブラジャー1のバック部3を、肩ストラップ部5を備えないストラップレスブラジャーに適用しても良い。また本発明の実施の形態に係るブラジャー1のバック部3を、前側で左右のカップ部2を係止するフロントホックブラジャーに適用しても良い。さらに本発明の実施の形態に係るブラジャー1のバック部3を固定的に接続して、予め環形状に形成し、頭または足から環形状を通して着用するブラジャーに適用しても良い。
また、本発明の実施の形態において、カップ部を有する衣類は、ブラジャーの場合を説明したが、カップ部を有するキャミソール等の下着であっても良いし、水着等であっても良い。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態とその第1ないし第3の変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 ブラジャー
2、20 カップ部
2a カップ脇部
3 バック部
3a 第1のバック部
3b 第2のバック部
3c 下辺接続部
3d カップ部との接続部分
3e バック接続部との接続部分
3f 肩ストラップ部との接続部分
4 バック接続部
4a 雌ホック部
4b 雄ホック部
5 肩ストラップ部

Claims (8)

  1. バストを被覆するカップ部を有する衣類であって、
    バストを被覆する一対のカップ部と、
    前記一対のカップ部の脇側にそれぞれ接続する一対のバック部と、
    前記一対のバック部を、背側で接続するバック接続部を備え、
    前記バック部は、
    前記カップ部との接続部分から前記バック接続部との接続部分にかけて、垂直方向の長さが徐々に短くなり、前記バック接続部との接続部分において、前記バック接続部の垂直方向の長さよりも短くなるように形成され、伸縮性を有する第1のバック部と、
    前記カップ部と接続するとともに、前記バック接続部との接続部分において前記第1のバック部の垂直方向の長さよりも長く形成され、伸縮性を有する第2のバック部と、
    前記第1のバック部の下辺と前記第2のバック部の下辺を接続する下辺接続部を備え、
    前記第1のバック部の上辺と前記第2のバック部の上辺は互いに遊離可能に形成され
    前記第2のバック部は、前記第1のバック部よりも肌側に配設され
    ことを特徴とするカップ部を有する衣類。
  2. バストを被覆するカップ部を有する衣類であって、
    バストを被覆する一対のカップ部と、
    前記一対のカップ部の脇側にそれぞれ接続する一対のバック部と、
    前記一対のバック部を、背側で接続するバック接続部を備え、
    前記バック部は、
    前記カップ部との接続部分から前記バック接続部との接続部分にかけて、垂直方向の長さが徐々に短くなり、前記バック接続部との接続部分において、前記バック接続部の垂直方向の長さよりも短くなるように形成され、伸縮性を有する第1のバック部と、
    前記カップ部と接続するとともに、前記バック接続部との接続部分において前記第1のバック部の垂直方向の長さよりも長く形成され、伸縮性を有する第2のバック部と、
    前記第1のバック部の下辺と前記第2のバック部の下辺を接続する下辺接続部を備え、
    前記第1のバック部の上辺と前記第2のバック部の上辺は互いに遊離可能に形成され
    静立時での着用状態において、前記一対のカップ部の前中心上辺と、前記バック接続部の後中心上辺と、前記第2のバック部の上辺と体側の交点と、前記第2のバック部における前記カップ部との接続部分の上端のそれぞれの垂直方向の高さが略同一であ
    ことを特徴とするカップ部を有する衣類。
  3. 前記第1のバック部の上辺は、着用時において、上半身運動に伴って皮膚が伸縮する方向と略平行に配設される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部を有する衣類。
  4. 前記第1のバック部は、前記第1のバック部の上辺に平行な方向において、前記上辺に垂直な方向よりも、生地の伸長回復力が大きくなるように設けられ、
    前記第2のバック部は、前記第2のバック部の上辺に平行な方向において、前記上辺に垂直な方向よりも、生地の伸長回復力が大きくなるように設けられる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部を有する衣類。
  5. 前記一対のカップ部の上方に接続するとともに、背側に配設された前記一対のバック部に着用者の肩を超えて接続する一対の肩ストラップ部をさらに備え、
    前記第2のバック部の上辺は、着用状態において、前記カップ部との接続部分から前記肩ストラップ部との接続部分にかけて、斜め上方向に形成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部を有する衣類。
  6. 前記下辺接続部に、テープ部材が配設される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部を有する衣類。
  7. 前記カップ部の脇側は、平面的な部材で形成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部を有する衣類。
  8. 前記カップ部は、モールド成形カップにより形成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部を有する衣類。
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