JP7056732B2 - 電池、電池パック、電子機器、電動車両および蓄電システム - Google Patents
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Description
1 第1の実施形態(円筒型電池の例)
2 第2の実施形態(ラミネート型電池の例)
3 応用例1(電池パックおよび電子機器の例)
4 応用例2(電動車両の例)
5 実施例
6 変形例
[電池の構成]
以下、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る非水電解質二次電池(以下単に「電池」という。)の構成の一例について説明する。この電池は、例えば、円筒型のリチウムイオン二次電池である。この電池は、ほぼ中空円柱状の電池缶11の内部に、一対の帯状の正極21と帯状の負極22とがセパレータ23を介して積層された後、巻回された巻回型電極体20を有している。電池缶11は、ニッケルのめっきがされた鉄により構成されており、一端部が閉鎖され他端部が開放されている。電池缶11の内部には、液状の電解質としての電解液が注入され、正極21、負極22およびセパレータ23に含浸されている。また、巻回型電極体20を挟むように巻回周面に対して垂直に一対の絶縁板12、13がそれぞれ配置されている。
正極21は、例えば、正極集電体21Aの両面に正極活物質層21Bが設けられた構造を有している。正極集電体21Aは、例えば、アルミニウム箔、ニッケル箔またはステンレス箔等の金属箔により構成されている。正極活物質層21Bは、正極活物質およびバインダーを含む。正極活物質層21Bは、必要に応じて導電剤をさらに含んでいてもよい。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な正極活物質としては、例えば、リチウム酸化物、リチウムリン酸化物、リチウム硫化物またはリチウムを含む層間化合物等のリチウム含有化合物が適当であり、これらの2種以上を混合して用いてもよい。エネルギー密度を高くするには、リチウムと遷移金属元素と酸素(O)とを含むリチウム含有化合物が好ましい。このようなリチウム含有化合物としては、例えば、式(A)に示した層状岩塩型の構造を有するリチウム複合酸化物、式(B)に示したオリビン型の構造を有するリチウム複合リン酸塩等が挙げられる。リチウム含有化合物としては、遷移金属元素として、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)および鉄(Fe)からなる群のうちの少なくとも1種を含むものであればより好ましい。このようなリチウム含有化合物としては、例えば、式(C)、式(D)もしくは式(E)に示した層状岩塩型の構造を有するリチウム複合酸化物、式(F)に示したスピネル型の構造を有するリチウム複合酸化物、または式(G)に示したオリビン型の構造を有するリチウム複合リン酸塩等が挙げられ、具体的には、Li1Ni0.50Co0.20Mn0.30O2、Li1CoO2、Li1NiO2、Li1NiaCo1-aO2(0<a<1)、Li1Mn2O4またはLi1FePO4等がある。
(但し、式(A)中、M1は、ニッケル、マンガンを除く2族~15族から選ばれる元素のうち少なくとも一種を示す。Xは、酸素以外の16族元素および17族元素のうち少なくとも1種を示す。p、q、y、zは、0≦p≦1.5、0≦q≦1.0、0≦r≦1.0、-0.10≦y≦0.20、0≦z≦0.2の範囲内の値である。)
(但し、式(B)中、M2は、2族~15族から選ばれる元素のうち少なくとも一種を示す。a、bは、0≦a≦2.0、0.5≦b≦2.0の範囲内の値である。)
(但し、式(C)中、M3は、コバルト、マグネシウム(Mg)、アルミニウム、ホウ素(B)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、鉄、銅、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)、モリブデン(Mo)、スズ(Sn)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)およびタングステン(W)からなる群のうちの少なくとも1種を表す。f、g、h、jおよびkは、0.8≦f≦1.2、0<g<0.5、0≦h≦0.5、g+h<1、-0.1≦j≦0.2、0≦k≦0.1の範囲内の値である。なお、リチウムの組成は充放電の状態によって異なり、fの値は完全放電状態における値を表している。)
(但し、式(D)中、M4は、コバルト、マンガン、マグネシウム、アルミニウム、ホウ素、チタン、バナジウム、クロム、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、スズ、カルシウム、ストロンチウムおよびタングステンからなる群のうちの少なくとも1種を表す。m、n、pおよびqは、0.8≦m≦1.2、0.005≦n≦0.5、-0.1≦p≦0.2、0≦q≦0.1の範囲内の値である。なお、リチウムの組成は充放電の状態によって異なり、mの値は完全放電状態における値を表している。)
(但し、式(E)中、M5は、ニッケル、マンガン、マグネシウム、アルミニウム、ホウ素、チタン、バナジウム、クロム、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、スズ、カルシウム、ストロンチウムおよびタングステンからなる群のうちの少なくとも1種を表す。r、s、tおよびuは、0.8≦r≦1.2、0≦s<0.5、-0.1≦t≦0.2、0≦u≦0.1の範囲内の値である。なお、リチウムの組成は充放電の状態によって異なり、rの値は完全放電状態における値を表している。)
(但し、式(F)中、M6は、コバルト、ニッケル、マグネシウム、アルミニウム、ホウ素、チタン、バナジウム、クロム、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、スズ、カルシウム、ストロンチウムおよびタングステンからなる群のうちの少なくとも1種を表す。v、w、xおよびyは、0.9≦v≦1.1、0≦w≦0.6、3.7≦x≦4.1、0≦y≦0.1の範囲内の値である。なお、リチウムの組成は充放電の状態によって異なり、vの値は完全放電状態における値を表している。)
(但し、式(G)中、M7は、コバルト、マンガン、鉄、ニッケル、マグネシウム、アルミニウム、ホウ素、チタン、バナジウム、ニオブ(Nb)、銅、亜鉛、モリブデン、カルシウム、ストロンチウム、タングステンおよびジルコニウムからなる群のうちの少なくとも1種を表す。zは、0.9≦z≦1.1の範囲内の値である。なお、リチウムの組成は充放電の状態によって異なり、zの値は完全放電状態における値を表している。)
正極用のバインダーは、融点が166℃以下であるフッ素系バインダーを含む。フッ素系バインダーの融点が166℃以下であると、電池の製造工程において正極活物質層21Bを熱処理した際に、バインダーが溶融しやすく、正極活物質粒子の表面を均一性の高いバインダー層で被覆することができる。したがって、正極活物質粒子と電解液との反応を効果的に抑制することができる。また、正極21の熱安定性をも向上することができるため、電池の安全性を向上することができる。さらに、少量のバインダーで正極活物質粒子の表面の保護をできるため、正極活物質層21B中における正極活物質の含有量を増加し、電池を高容量化することができる。フッ素系バインダーの融点の下限値は特に限定されるものではないが、例えば150℃以上である。
導電剤としては、例えば、黒鉛、炭素繊維、カーボンブラック、ケッチェンブラックまたはカーボンナノチューブ等の炭素材料が挙げられ、これらのうちの1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。なお、導電剤は導電性を有する材料であればよく、炭素材料に限定されるものではない。例えば、導電剤として金属材料または導電性高分子材料等を用いるようにしてもよい。
正極活物質層21Bの体積密度が、好ましくは3.8g/cm3以上、より好ましくは4.0g/cm3以上、より好ましくは4.2g/cm3以上である。正極活物質層21Bの体積密度が3.8g/cm3以上であると、第1の実施形態に係る電池で得られる負荷特性向上の効果が特に顕著に発現する。正極活物質層21Bの体積密度の上限値は特に限定されるものではないが、例えば5g/cm3以下である。
体積密度[g/cm3]=(正極片の質量[g]-正極集電体片の質量[g])/(正極片の面積[cm2]×(正極片の厚み[cm]-正極集電体片の厚み[cm]))
但し、正極片の面積[cm2]は、正極片が有する円形状の主面の面積である。
負極22は、例えば、負極集電体22Aの両面に負極活物質層22Bが設けられた構造を有している。負極集電体22Aは、例えば、銅箔、ニッケル箔またはステンレス箔等の金属箔により構成されている。
負極活物質としては、例えば、難黒鉛化性炭素、易黒鉛化性炭素、黒鉛、熱分解炭素類、コークス類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体、炭素繊維あるいは活性炭等の炭素材料が挙げられる。このうち、コークス類には、ピッチコークス、ニードルコークスあるいは石油コークス等がある。有機高分子化合物焼成体というのは、フェノール樹脂やフラン樹脂等の高分子材料を適当な温度で焼成して炭素化したものをいい、一部には難黒鉛化性炭素または易黒鉛化性炭素に分類されるものもある。これら炭素材料は、充放電時に生じる結晶構造の変化が非常に少なく、高い充放電容量を得ることができると共に、良好なサイクル特性を得ることができるので好ましい。特に黒鉛は、電気化学当量が大きく、高いエネルギー密度を得ることができ好ましい。また、難黒鉛化性炭素は、優れたサイクル特性が得られるので好ましい。さらにまた、充放電電位が低いもの、具体的には充放電電位がリチウム金属に近いものが、電池の高エネルギー密度化を容易に実現することができるので好ましい。
負極用のバインダーとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリロニトリル、スチレンブタジエンゴムおよびカルボキシメチルセルロース等の樹脂材料、ならびにこれら樹脂材料を主体とする共重合体等から選択される少なくとも1種が用いられる。
導電剤としては、正極活物質層21Bと同様のものを用いることができる。
セパレータ23は、正極21と負極22とを隔離し、両極の接触による電流の短絡を防止しつつ、リチウムイオンを通過させるものである。セパレータ23は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリオレフィン樹脂(ポリプロピレン(PP)あるいはポリエチレン(PE)等)、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリエステル樹脂またはナイロン樹脂、または、これらの樹脂をブレンドした樹脂からなる多孔質膜によって構成されており、これらの2種以上の多孔質膜を積層した構造とされていてもよい。
電解液は、溶媒と、この溶媒に溶解された電解質塩とを含む。電解液が、電池特性を向上するために、公知の添加剤をさらに含んでいてもよい。
第1の実施形態に係る電池では、一対の正極21および負極22当たりの完全充電状態における開回路電圧(すなわち電池電圧)は、4.25V未満でもよいが、好ましくは4.25V以上、より好ましくは4.3V以上、さらにより好ましくは4.4V以上になるように設計されていてもよい。電池電圧を高くすることにより、高いエネルギー密度を得ることができる。一対の正極21および負極22当たりの完全充電状態における開回路電圧の上限値は、好ましくは6V以下、より好ましくは4.6V以下、さらにより好ましくは4.5V以下である。
上述の構成を有する電池では、充電を行うと、例えば、正極活物質層21Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して負極活物質層22Bに吸蔵される。また、放電を行うと、例えば、負極活物質層22Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して正極活物質層21Bに吸蔵される。
次に、本発明の第1の実施形態に係る電池の製造方法の一例について説明する。
正極21を次のようにして作製する。まず、例えば、正極活物質と、導電剤と、バインダーとを混合して正極合剤を調製し、この正極合剤をN-メチル-2-ピロリドン(NMP)等の溶剤に分散させてペースト状の正極合剤スラリーを作製する。次に、この正極合剤スラリーを正極集電体21Aに塗布し溶剤を乾燥させ、ロールプレス機等により圧縮成型することにより正極活物質層21Bを形成し、正極21を得る。
負極22を次のようにして作製する。まず、例えば、負極活物質と、バインダーとを混合して負極合剤を調製し、この負極合剤をN-メチル-2-ピロリドン等の溶剤に分散させてペースト状の負極合剤スラリーを作製する。次に、この負極合剤スラリーを負極集電体22Aに塗布し溶剤を乾燥させ、ロールプレス機等により圧縮成型することにより負極活物質層22Bを形成し、負極22を得る。
まず、正極集電体21Aに正極リード25を溶接等により取り付けるとともに、負極集電体22Aに負極リード26を溶接等により取り付ける。次に、正極21と負極22とをセパレータ23を介して巻回する。次に、正極リード25の先端部を安全弁機構15に溶接するとともに、負極リード26の先端部を電池缶11に溶接して、巻回した正極21および負極22を一対の絶縁板12、13で挟み電池缶11の内部に収納する。次に、電解液を電池缶11の内部に注入し、セパレータ23に含浸させる。次に、電池缶11の開口端部に電池蓋14、安全弁機構15および熱感抵抗素子16を、封口ガスケット17を介してかしめることにより固定する。これにより、図1に示した電池が得られる。
第1の実施形態に係る電池では、正極21と、負極22と、電解液とを備える。正極21は、融点が166℃以下であるフッ素系バインダーを含む正極活物質層21Bを有する。正極活物質層21B中におけるフッ素系バインダーの含有量が、0.7質量%以上2.8質量%以下である。電解液が、カルボン酸エステルを含み、カルボン酸エステルの炭素数が、4以上10以下である。これにより、良好な負荷特性を得ることができる。また、高い電池容量を得ることができる。
[電池の構成]
図3に本発明に係る第2の実施形態に係る非水電解質二次電池の構成の一例を示す。第2の実施形態に係る電池は、いわゆるラミネート型電池であり、正極リード31および負極リード32が取り付けられた巻回型電極体30をフィルム状の外装部材40の内部に収容したものであり、小型化、軽量化および薄型化が可能となっている。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電池の製造方法の一例について説明する。
第2の実施形態に係る電池では、第1の実施形態と同様の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。すなわち、正極活物質粒子の表面を均一性の高いバインダー層で被覆し、正極活物質粒子と電解液との反応を抑制することで、ガス発生による電池の膨れ(具体的には外装部材40の膨れ)を抑制することができる。
応用例1では、上述の第1または第2の実施形態に係る電池を備える電池パックおよび電子機器について説明する。
電子回路401は、例えば、CPU、周辺ロジック部、インターフェース部および記憶部等を備え、電子機器400の全体を制御する。
電池パック300は、組電池301と、充放電回路302とを備える。組電池301は、複数の二次電池301aを直列および/または並列に接続して構成されている。複数の二次電池301aは、例えばn並列m直列(n、mは正の整数)に接続される。なお、図5では、6つの二次電池301aが2並列3直列(2P3S)に接続された例が示されている。二次電池301aとしては、上述の第1または第2の実施形態に係る電池が用いられる。
応用例2では、上述の第1または第2の実施形態に係る電池を備える電動車両用の蓄電システムについて説明する。
<5 実施例>
[実施例1-1]
(正極の作製工程)
正極を次のようにして作製した。正極活物質としてリチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2)98.1質量%と、バインダーとして融点が155℃のポリフッ化ビニリデン(フッ化ビニリデンのホモポリマー)1.4質量%と、導電剤としてカーボンブラック0.5質量%とを混合することにより正極合剤としたのち、この正極合剤を有機溶剤(N-メチル-2-ピロリドン:NMP)に分散させて、ペースト状の正極合剤スラリーとした。続いて、コーティング装置を用いて正極集電体(アルミニウム箔)に正極合剤スラリーを塗布した後に乾燥させて、正極活物質層を形成した。この乾燥工程において、バインダーが溶融し、活物質表面が被覆される。最後に、プレス機を用いて正極活物質層を体積密度が4.0g/cm3になるまで圧縮成型した。
負極を次のようにして作製した。まず、負極活物質として人造黒鉛粉末96質量%と、第1のバインダーとしてスチレンブタジエンラバー(SBR)1質量%と、第2のバインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVdF)2質量%と、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)1質量%とを混合することにより負極合剤としたのち、この負極合剤を有機溶剤(N-メチル-2-ピロリドン:NMP)に分散させて、ペースト状の負極合剤スラリーとした。続いて、コーティング装置を用いて負極集電体(銅箔)に負極合剤スラリーを塗布してから乾燥させた。最後に、プレス機を用いて負極活物質層を圧縮成型した。
電解液を次のようにして調製した。まず、ECとPCと酢酸エチルとをEC:PC:酢酸エチル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製した。続いて、この混合溶媒に、電解質塩として六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を1mol/lとなるように溶解させて電解液を調製した。
ラミネート型電池を次のようにして作製した。まず、正極集電体にアルミニウム製の正極リードを溶接すると共に、負極集電体に銅製の負極リードを溶接した。続いて、正極および負極を、微多孔性のポリエチレンフィルムを介して密着させたのち、長手方向に巻回して、最外周部に保護テープを貼り付けることにより、扁平形状の巻回電極体を作製した。次に、この巻回電極体を外装部材の間に装填し、外装部材の3辺を熱融着し、一辺は熱融着せずに開口を有するようにした。外装部材としては、最外層から順に25μm厚のナイロンフィルムと、40μm厚のアルミニウム箔と、30μm厚のポリプロピレンフィルムとが積層された防湿性のアルミラミネートフィルムを用いた。
電解液の調製工程において、ECとPCとプロピオン酸エチルとをEC:PC:プロピオン酸エチル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとプロピオン酸プロピルとをEC:PC:プロピオン酸プロピル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCと酪酸ブチルとをEC:PC:酪酸ブチル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCと酪酸ヘキシルとをEC:PC:酪酸ヘキシル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとギ酸エチルとをEC:PC:ギ酸エチル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとオクタン酸ブチルとをEC:PC:オクタン酸ブチル=11:9:80の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDMCとDECとEMCとをEC:PC:DMC:DEC:EMC=11:9:47:4:29としたこと以外は実施例1-1と同様にして電池を得た。
正極の作製工程において、バインダーとして融点が166℃のポリフッ化ビニリデン(フッ化ビニリデンのホモポリマー)を用いたこと以外は実施例1-1~1-5、比較例1-1~1-3と同様にして電池を得た。
正極活物質としてリチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2)99.1質量%と、バインダーとして融点が166℃のポリフッ化ビニリデン(フッ化ビニリデンのホモポリマー)0.4質量%と、導電剤としてカーボンブラック0.5質量%とを混合することにより正極合剤としたこと以外は実施例1-1~1-5、比較例1-1~1-3と同様にして電池を得た。
正極の作製工程において、正極活物質としてリチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2)98.8質量%と、バインダーとして融点が166℃のポリフッ化ビニリデン(フッ化ビニリデンのホモポリマー)0.7質量%と、導電剤としてカーボンブラック0.5質量%とを混合することにより正極合剤としたこと以外は実施例1-1~1-5、比較例1-1~1-3と同様にして電池を得た。
正極の作製工程において、正極活物質としてリチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2)96.7質量%と、バインダーとして融点が166℃のポリフッ化ビニリデン(フッ化ビニリデンのホモポリマー)2.8質量%と、導電剤としてカーボンブラック0.5質量%とを混合することにより正極合剤としたこと以外は実施例1-1~1-5、比較例1-1~1-3と同様にして電池を得た。
正極の作製工程において、正極活物質としてリチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2)96.5質量%と、バインダーとして融点が166℃のポリフッ化ビニリデン(フッ化ビニリデンのホモポリマー)3.0質量%と、導電剤としてカーボンブラック0.5質量%とを混合することにより正極合剤としたこと以外は実施例1-1~1-5、比較例1-1~1-3と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECと酢酸エチルとをEC:PC:DEC:酢酸エチル=11:9:20:60の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECと酢酸エチルとをEC:PC:DEC:酢酸エチル=11:9:40:40の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-1と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECとプロピオン酸エチルとをEC:PC:DEC:プロピオン酸エチル=11:9:20:60の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-2と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECとプロピオン酸エチルとをEC:PC:DEC:プロピオン酸エチル=11:9:40:40の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-2と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECとプロピオン酸プロピルとをEC:PC:DEC:プロピオン酸プロピル=11:9:20:60の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-3と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECとプロピオン酸プロピルとをEC:PC:DEC:プロピオン酸プロピル=11:9:40:40の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-3と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECと酪酸ブチルとをEC:PC:DEC:酪酸ブチル=11:9:20:60の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-4と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECと酪酸ブチルとをEC:PC:DEC:酪酸ブチル=11:9:40:40の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-4と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECと酪酸ヘキシルとをEC:PC:DEC:酪酸ヘキシル=11:9:20:60の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-5と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECと酪酸ヘキシルとをEC:PC:DEC:酪酸ヘキシル=11:9:40:40の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は実施例2-5と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECとオクタン酸ブチルとをEC:PC:DEC:オクタン酸ブチル=11:9:20:60の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は比較例2-2と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、ECとPCとDECとオクタン酸ブチルとをEC:PC:DEC:オクタン酸ブチル=11:9:40:40の体積比となるように混合して混合溶媒を調製したこと以外は比較例2-2と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、酢酸エチルに代えて、イソ酪酸エチル、酪酸メチル、ピバル酸エチル、プロピオン酸イソプロピル、プロピオン酸tert-ブチル、カプロン酸エチルまたはオクタン酸エチルを用いたこと以外は実施例2-2と同様にして電池を得た。
電解液の調製工程において、炭酸エステルとしてECとPCとを用いる代わりに、炭酸エステルとしてECのみを用いたこと以外は実施例2-1~2-5と同様にして電池を得た。
上述のようにして得られた電池について、以下のようにして負荷特性(放電レート特性)の評価を行った。まず、23℃環境下で電池の温度が安定するまで静置したのち、電池を4.4Vまで充電し、続いて23℃で電池を1Cの電流で3.0Vまで放電した。次に、再度23℃にて電池を静置後、4.4Vまで充電したのち、0.2Cの電流で3.0Vまで放電した。次に、0.2C放電容量に対する1C放電容量の比率(=(1C放電容量)÷(0.2C放電容量)×100)を求め、求めた比率を放電レート特性とした。なお、“1Cの電流”とは、定格容量を1時間で放電しきる電流値であり、“0.2Cの電流”とは、定格容量を5時間で放電しきる電流値である。
[参考例10-1~10-5、比較例10-1]
正極の作製工程において、プレス機を用いて正極活物質層を体積密度が3.7g/cm3になるまで圧縮成型したこと以外は実施例2-1~2-5と同様にして電池を得た。
正極の作製工程において、プレス機を用いて正極活物質層を体積密度が3.8g/cm3になるまで圧縮成型したこと以外は実施例2-1~2-5と同様にして電池を得た。
正極の作製工程において、プレス機を用いて正極活物質層を体積密度が4.2g/cm3になるまで圧縮成型したこと以外は実施例2-1~2-5と同様にして電池を得た。
上述のようにして得られた電池について、以下のようにして負荷特性の向上率の評価を行った。まず、上述の実施例1-1と同様にして電池の負荷特性を求めた。次に、カルボン酸エステルを含有していない電池(比較例10-1、11-1、12-1)の負荷特性R0と、カルボン酸エステルを含有している電池(参考例10-1~10-5、実施例11-1~11-5、12-1~12-5)の負荷特性Rとの差ΔR(=R-R0)を算出し、このΔRを負荷特性の向上率とした。
以上、本技術の実施形態および実施例について具体的に説明したが、本技術は、上述の実施形態および実施例に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
12、13 絶縁板
14 電池蓋
15 安全弁機構
15A ディスク板
16 熱感抵抗素子
17 ガスケット
20、30 巻回型電極体
21、33 正極
21A、33A 正極集電体
21B、33B 正極活物質層
22、34 負極
22A、34A 負極集電体
22B、34B 負極活物質層
23、35 セパレータ
24 センターピン
25、31 正極リード
26、32 負極リード
36 電解質層
37 保護テープ
40 外装部材
41 密着フィルム
300 電池パック
400 電子機器
200 ハイブリッド車両
Claims (11)
- 正極と、負極と、電解液とを備え、
前記正極は、融点が166℃以下であるフッ素系バインダーを含む正極活物質層を有し、
前記正極活物質層中における前記フッ素系バインダーの含有量が、0.7質量%以上2.8質量%以下であり、
前記正極活物質層の体積密度が、3.8g/cm 3 以上であり、
前記電解液が、カルボン酸エステルを含み、前記カルボン酸エステルの炭素数が、4以上10以下である電池。 - 前記電解液中における前記カルボン酸エステルの含有量が、40vol%以上80vol%以下である請求項1に記載の電池。
- 前記電解液が、炭酸エステルを含む請求項1または2に記載の電池。
- 前記炭酸エステルが、炭酸エチレンである請求項3に記載の電池。
- 前記炭酸エステルが、炭酸エチレンおよび炭酸プロピレンである請求項3に記載の電池。
- 前記フッ素系バインダーが、フッ化ビニリデンを含む請求項1から5のいずれか1項に記載の電池。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の前記電池と、
前記電池を制御する制御部と
を備える電池パック。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の前記電池を備え、
前記電池から電力の供給を受ける電子機器。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の前記電池と、
前記電池から電力の供給を受けて車両の駆動力に変換する変換装置と
を備える電動車両。 - 前記電池に関する情報に基づいて、車両制御に関する情報処理を行う制御装置をさらに備える請求項9に記載の電動車両。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の前記電池を備えた蓄電システム。
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