JP7054306B2 - 収納箱 - Google Patents
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Description
本発明の一例は、4つの側板と、4つの側板にそれぞれ連接される底形成用のフラップとを備える収納箱である。4つの側板のうちの互いに対向する1組の側板には、フラップに連接する第1辺から、当該第1辺に対向する第2辺まで直線状に延びる第1折り曲げ部が設けられる。第1折り曲げ部には、第1辺の側から第2辺の側まで延びる側板折り曲げ線が複数形成される。フラップのうちの1組の側板にそれぞれ連接する各フラップには、第1折り曲げ部の延長線上に、第2折り曲げ部が設けられる。第2折り曲げ部には、第1折り曲げ部に形成される側板折り曲げ線の数よりも少ない数の底部折り曲げ線が形成される。
少なくとも側板折り曲げ線は、ミシン目であってもよい。
第1折り曲げ部には、第1の側板折り曲げ線と、当該第1の側板折り曲げ線の左右方向における一方側に形成される第2の側板折り曲げ線と、当該第1の側板折り曲げ線の他方側に形成される第3の側板折り曲げ線とが形成されてもよい。
第1から第3の側板折り曲げ線は、ミシン目であってもよい。第1の側板折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔は、第2および第3の側板折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔よりも長くてもよい。
底部折り曲げ線は、ミシン目であってもよい。第1の側板折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔は、底部折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔よりも長くてもよい。
第1折り曲げ部は、第1辺の実質的に中心となる位置から第2辺の実質的に中心となる位置まで延びていてもよい。
第1折り曲げ部および第2折り曲げ部には、厚さ方向に押し潰す段潰し加工が施されていてもよい。
第2折り曲げ部における段潰し加工が施された部分の幅は、第1折り曲げ部における段潰し加工が施された部分の幅よりも広くてもよい。
図1は、本実施形態に係る収納箱の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る収納箱1は、上側が開口した(換言すれば、上面がない)直方体状の形状である。本実施形態においては、収納箱1は、段ボールで構成される。なお、本実施形態において、収納箱1の大きさは任意である。また、収納箱1の材料となる段ボールの厚さおよび種類は任意である。
図2は、収納箱のブランクの一例を示す平面図である。詳細は後述するが、図2に示すブランクを組み立てることによって、収納箱1が成形される。
次に、図2に示すブランクを組み立てて直方体状の収納箱1を成形する方法について説明する。図4は、4つの側板11~14が環状に成形された収納箱を示す斜視図である。上述の収納箱1のブランクは、例えば段ボール板を打ち抜くことによって作成される。作成された収納箱1のブランクは、図4に示すように、4つの側板11~14が環状になるように成形される。具体的には、4つの側板11~14を各辺上の折り曲げ線で折り曲げるとともに、継代片15を短側板14の裏側に接着することによって、4つの側板11~14が環状に成形される。
以上のように、本実施形態における収納箱は、4つの側板11~14と、4つの側板にそれぞれ連接される底形成用のフラップ16~19とを備える。4つの側板11~14のうちの互いに対向する1組の側板(すなわち、長側板11および13)には、フラップに連接する第1辺(すなわち、下辺)から、当該第1辺に対向する第2辺(すなわち、上辺)まで直線状に延びる第1折り曲げ部(すなわち、側板折り曲げ部31および38)が設けられる。第1折り曲げ部には、第1辺の側から第2辺の側まで延びる側板折り曲げ線(すなわち、折り曲げ線32~34)が複数形成される(図3参照)。上記4つのフラップのうちの、上記1組の側板にそれぞれ連接する各フラップ(すなわち、内フラップ16および外フラップ18)には、第1折り曲げ部の延長線上に、第2折り曲げ部(すなわち、底折り曲げ部36および39)が設けられる。第2折り曲げ部には、第1折り曲げ部に形成される側板折り曲げ線の数よりも少ない数の底部折り曲げ線が形成される。
なお、上記実施形態においては、側板に設けられる折り曲げ部に形成される複数の側板折り曲げ線として、3本の折り曲げ線が形成される態様を例として説明した。ここで、他の実施形態においては、側板折り曲げ線の数は、2本であってもよいし、4本以上であってもよい。側板折り曲げ線の数が2本である場合であっても、折り曲げ線からずれた位置で長側板が折れてしまう可能性を、1本である場合に比べて低減することができる。なお、側板折り曲げ線の数を奇数本とする場合には、中央の折り曲げ線の位置で大きく折れ曲がるとともに、その両側の折り曲げ線の位置でも折り曲がるので、左右にバランス良く長側板を折り曲げることができる。
上記実施形態においては、側板の上側にはフラップが設けられない収納箱を例として説明したが、収納箱は、側板の上側と下側との両方にフラップが設けられる構成であってもよい。この場合、上側のフラップのうち、長側板にそれぞれ連接する各フラップには、長側板に設けられる折り曲げ部の延長線上に、当該折り曲げ部に形成される側板折り曲げ線の数よりも少ない数の折り曲げ線が形成されてもよい。これによれば、側板の上側にフラップが設けられる構成であっても、上記実施形態と同様に収納箱を折り畳み状態とすることができる。なお、側板の上側に設けられるフラップについても、側板の下側に設けられるフラップと同様、形状は任意である。
上記実施形態においては、段ボール製の収納箱を例として説明したが、収納箱の材質は段ボールに限らず、例えば厚紙であってもよい。厚紙製の収納箱に上記実施形態を適用する場合であっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記実施形態においては、収納用途に用いられる箱を例として説明したが、任意の用途の箱に対して上記実施形態を適用することができる。例えば、包装用に用いられる包装箱に対して、側板に設けられる折り曲げ部において複数の折り曲げ線を形成し、当該側板に連接するフラップに折り曲げ線を形成することによって、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
11,13 長側板
12,14 短側板
16 内フラップ
17,19 中フラップ
18 外フラップ
31,38 側板折り曲げ部
32 中折り曲げ線
33,34 外折り曲げ線
36,39 底折り曲げ部
37,40 帯状部分
Claims (8)
- 4つの側板と、
前記4つの側板にそれぞれ連接される底形成用のフラップとを備え、
前記4つの側板のうちの互いに対向する1組の側板には、前記フラップに連接する第1辺から、当該第1辺に対向する第2辺まで直線状に延びる第1折り曲げ部が設けられ、
前記第1折り曲げ部には、前記第1辺の側から前記第2辺の側まで延びる側板折り曲げ線が複数形成され、
前記フラップのうちの前記1組の側板にそれぞれ連接する各フラップには、前記第1折り曲げ部の延長線上に、第2折り曲げ部が設けられ、
前記第2折り曲げ部には、前記第1折り曲げ部に形成される前記側板折り曲げ線の数よりも少ない数の底部折り曲げ線が形成される、収納箱。 - 少なくとも前記側板折り曲げ線は、ミシン目である、請求項1に記載の収納箱。
- 前記第1折り曲げ部には、第1の側板折り曲げ線と、当該第1の側板折り曲げ線の左右方向における一方側に形成される第2の側板折り曲げ線と、当該第1の側板折り曲げ線の他方側に形成される第3の側板折り曲げ線とが形成される、請求項1または請求項2に記載の収納箱。
- 前記第1から第3の側板折り曲げ線は、ミシン目であり、
前記第1の側板折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔は、前記第2および第3の側板折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔よりも長い、請求項3に記載の収納箱。 - 前記底部折り曲げ線および前記第1の側板折り曲げ線は、ミシン目であり、
前記第1の側板折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔は、前記底部折り曲げ線のミシン目における切り込みの間隔よりも長い、請求項3または請求項4に記載の収納箱。 - 前記第1折り曲げ部は、前記第1辺の実質的に中心となる位置から前記第2辺の実質的に中心となる位置まで延びる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の収納箱。
- 前記第1折り曲げ部および前記第2折り曲げ部には、厚さ方向に押し潰す段潰し加工が施されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の収納箱。
- 前記第2折り曲げ部における前記段潰し加工が施された部分の幅は、前記第1折り曲げ部における前記段潰し加工が施された部分の幅よりも広い、請求項7に記載の収納箱。
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