JP7050926B2 - 異物検出方法および電子部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異物検出方法および電子部品装着装置に関するものである。
従来、例えば吸着ノズルで電子部品を吸着して基板に装着する電子部品装着装置において、電子部品を撮像した画像を用いて検査する技術がある。例えば特許文献1では、挿入ピン付き電子部品を撮像して得られた画像に基づいて電子部品の電極および挿入ピンの位置を検出し、電極位置により計算された部品中心に対する挿入ピンの相対位置が許容範囲内にあるかを判定する技術が開示されている。
特開平11-145600号公報
ところで、リード部品は基板に装着される前にリードが所定の長さに切断され、切断にてリードの先端にバリが生じる場合がある。バリは基板への装着の際にリードから離れ、基板に付着するおそれがある。そこで、基板への装着に先行してリード部品のリードに付着するバリなどの異物を検出する技術が要請されていた。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、リード部品のリードに付着した異物を検出することができる技術を提供することを目的とする。
本明細書は、リード部品のリード先端を含むリード部分にリード部品の側方から光を照
射する照射ステップと、光が照射されたリードを撮像する撮像ステップと、撮像した画像に基づいてリードの位置を特定する特定ステップと、特定したリードの位置に基づいて、リードの占有領域を含まずリードが挿入される予定のスルーホールの外周を基準とする所定幅を有する領域を所定領域として設定し、所定領域の画像における輝度の変化に基づいて異物を検出する検出ステップと、を含む異物検出方法を開示する。
また、本明細書は、リード部品を保持する装着ヘッドと、装着ヘッドにより保持されたリード部品のリード先端を含むリード部分にリード部品の側方から光を照射する照射部と、光が照射されたリードを撮像する撮像部と、撮像部により撮像された画像を処理する画像処理部と、を備え、画像処理部は、画像に基づきリードの位置を特定し、特定したリードの位置に基づいて、リードの占有領域を含まずリードが挿入される予定のスルーホールの外周を基準とする所定幅を有する領域を所定領域として設定し、所定領域の画像における輝度の変化に基づいて異物を検出する電子部品装着装置を開示する。
本開示によれば、リード部品のリードに付着した異物を検出することができる異物検出方法および電子部品装着装置を提供することができる。
電子部品装着装置を示す斜視図である。 送出装置と切断装置とを示す斜視図である。 パーツカメラの模式図である。 異物が付着していないリードの撮像画像を示す図である。 電子部品装着装置の制御系統を示すブロック図である。 異物が付着したリードを示す模式図である。 異物が付着しているリードの撮像画像を示す図である。 異物検出処理のフローチャートである。 リードおよびスルーホールの位置関係を説明する図である。 検出範囲を説明する図である。 異物検出処理における積算輝度の結果を示すグラフである。
図1に、電子部品装着装置10を示す。電子部品装着装置10は、2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)14によって構成されている。各装着機14は、主に、装着機本体20、搬送装置22、移動装置24、装着ヘッド26、供給装置28、およびパーツカメラ110を備えている。
装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34とによって構成されている。搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42の各々は、各コンベア装置40,42に支持される、例えばプリント基板などの基板を搬送する。なお、以下の説明において、基板の搬送方向をX方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY方向と称し、鉛直方向をZ方向と称する。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置であり、スライダ50を任意の位置に移動させる。そして、スライダ50に、装着ヘッド26が取り付けられることで、装着ヘッド26は、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。装着ヘッド26は、下端面に設けられた吸着ノズル60を有している。吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。
装着ヘッド26は、基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26の下端面には、吸着ノズル60が設けられている。吸着ノズル60は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図示省略)に通じている。これにより、吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。また、装着ヘッド26は、吸着ノズル60を昇降させるノズル昇降装置(図示省略)を有しており、保持する電子部品の上下方向の位置を変更する。
パーツカメラ110は、搬送装置22と供給装置28との間に配設されており、装着ヘッド26に保持された電子部品を撮像する。
次に、ラジアル部品102を供給するテープフィーダ70について、図2を用いて説明する。テープフィーダ70は、ラジアル部品102がテーピングされたテープ化部品100を保持する。ラジアル部品102は、本体部106と、本体部106の底面から同じ方向に延び出す2本のリード108とを有する。テープ化部品100は、2本のリード108の下端部がキャリアテープ104にテーピングされている。テープフィーダ70は、切断装置84および送出装置80などを有する。なお、テープフィーダ70の説明において、切断装置84が配設されている側を前方側と記載し、その前方側と反対側を後方側と記載する場合がある。
送出装置80は、テープ化部品100をリード108の軸がZ軸と平行となるようにして、テープフィーダ70の前方に引き出す。切断装置84は、固定部材190、揺動部材192、および固定側挟持プレート200などを有する。揺動部材192の上端面には、不図示の可動刃が固定されている。送出装置80により、固定部材190の上端部と揺動部材192の上端部との間にラジアル部品102のリード108が挿入される。切断装置84は、揺動部材192の上端部を固定部材190に接近させる方向に揺動させることで、固定部材190の上端部と揺動部材192の上端部との間に入り込んでいるリード108を可動刃によって切断する。上記のようにして、リード108が所定の長さに切断されたラジアル部品102がテープフィーダ70により供給される。
次に、パーツカメラ110についてラジアル部品102を例に図3を用いて詳述する。パーツカメラ110は、照射部111および撮像部112を有する。撮像部112は、照射部111の下方に配設されており、照射部111により照明されたラジアル部品102を下方から撮像する。照射部111は、上方からの視点で撮像部112を取り囲むように例えば4つの発光部114を有する。発光部114は、例えばレーザ光源などを有し、上方からの視点で撮像部112に向かって投光するように配設されている。また、発光部114は、側方からの視点で所定幅を有する光Lを照射する。撮像の際には、装着ヘッド26に保持されたラジアル部品102は、上方からの視点で撮像部112の上方であって、側方からの視点で光Lにリード108の先端を含むリード部分が位置するように、移動される。発光部114から発せられた光Lは、リード108の先端で反射され、反射された光は撮像部112に入る。従って、撮像部112により撮像された画像130は、図4に示す様に、リード108の部分が輝度の高い画像となる。尚、後述するように、制御装置140により、撮像された画像130に基づき、リード108の位置が特定され、基板における装着位置が補正される。以下の説明において、撮像部112により撮像された画像を撮像画像と称する場合がある。
次に装着機14の装着作業について、ラジアル部品102を例に説明する。基板はコンベア装置40,42により所定の位置まで搬送され、基板保持装置48により固定される。一方、移動装置24は装着ヘッド26を供給装置28まで移動させる。次に、吸着ノズル60は供給装置28により送り出された、リード108が切断されたラジアル部品102の位置まで下降し、ラジアル部品102を吸着して保持する。その後、吸着ノズル60
は上昇する。次に、移動装置24は装着ヘッド26をパーツカメラ110に位置に移動させ、パーツカメラ110はラジアル部品102を撮像する。次に、移動装置24は装着ヘッド26を基板の装着位置の上方まで移動させる。次に、吸着ノズル60が基板位置まで下降し、リード108が基板のスルーホール150(図9)に挿入された状態のラジアル部品102を離脱する。このように、装着ヘッド26により、基板にラジアル部品102が装着される。
図5を用いて、装着機14の制御システムの構成について説明する。装着機14は、上記した構成の他に、制御装置140、画像処理装置148、マークカメラ120などを備える。制御装置140は、CPU141、RAM142、ROM143、記憶部144などを有する。CPU141はROM143に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、電気的に接続されている各部を制御する。ここで各部とは搬送装置22、移動装置24、装着ヘッド26、供給装置28、画像処理装置148などである。RAM142はCPU141が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。ROM143には制御プログラムおよび各種のデータなどが記憶されている。記憶部144は例えばフラッシュメモリなどで実現され、ジョブデータ145および各種情報などが記録されている。ジョブデータ145には、装着作業の作業手順の情報などが含まれており、制御装置140はジョブデータ145に従って各部を制御することにより、装着作業を実施する。尚、ジョブデータ145には、上記の他に、ラジアル部品102のリード108の径、基板におけるスルーホール150の径、ラジアル部品102の基板における装着位置などの情報が含まれる。
マークカメラ120は下方を向いた状態でスライダ50の下面に固定されており、例えば基板に形成された基板位置決め用の基準マークなどを撮像する。画像処理装置148は、例えばコンピュータなどで実現され、マークカメラ120およびパーツカメラ110が撮像した画像データを画像処理する。詳しくは、画像データに含まれる例えば電子部品などの外形の位置を数値化し、数値化したデータをCPU141へ出力する。
さて、リード108は切断装置84により切断されるため、切断面にバリが発生する、あるいは、先行の切断にて可動刃に付着した切り屑が接触の際にリード108に付着する場合がある。以下の説明では、このようなバリ、切り屑などを異物と総称する。尚、ここでの異物とは、上記の場合に限らず、リード108の本来の形状から外れる物とすることができる。異物は基板への装着の際にリード108から離れ、基板に付着するおそれがある。そこで、基板への装着に先行してラジアル部品102のリード108に付着する異物を検出する方法について、次に、説明する。
まず、検出方法の概要について説明する。異物119が付着している場合には、光Lが異物119により反射されるため、パーツカメラ110により撮像される画像は、異物119部分の輝度が高い画像となる。従って、本検出方法では、パーツカメラ110により撮像される画像における、リード108以外の輝度の高い部分の有無により、異物119の有無を判断する。ところで、リード108における異物119の付着する位置は様々である。例えばリード108の先端部に異物119が付着した場合には、リード108の画像と異物119の画像とは連続的な画像となる。また、例えば、図6に示す様な形状の異物119が付着した際には、図7に示す様に、異物119はリード108から離れた位置に撮像される。これは、発光部114から照射される光Lは所定幅の光であるため、光Lに照射された部分のみが撮像されるためである。このように、異物119の付着する位置によっては、リード108から離れた位置に異物119が撮像される場合もある。ところで、装着作業においては、撮像画像を用いたキャリパツールによるエッジの検出により、リード108の位置が特定される。しかしながら、リード108の位置を特定するためのキャリパツールでは、特にリード108から離れた位置に撮像される異物119を検出す
ることは困難である。リード108から離れた位置に撮像される異物119についても検出することができる検出方法について次に説明する。
検出方法の詳細について説明する。制御装置140および画像処理装置148は、協同して図8に示す異物検出処理を実行することにより、異物119を検出する。制御装置140は、ジョブデータ145に従って、異物検出処理を実行する。まず、制御装置140は、照射部111に装着ヘッド26に保持されたラジアル部品102のリード108の先端を含むリード部分に側方から光Lを照射させ、撮像部112に光Lが照射されたリード108を下方から撮像させる(S1)。次に、画像処理装置148は、パーツカメラ110の撮像部112から送信される画像データに基づいて、リード108の位置を特定する(S2)。詳しくは、例えば、リード108の中心位置を特定する。次に、基板の装着予定のスルーホール150の位置に基づき、異物を検出する画像における検出範囲を設定する(S3)。
ステップS3について、図9を用いて説明する。図9は、撮像画像と同様の視点、即ちラジアル部品102をリード108の先端から本体部106へ向かう方向に視た図である。撮像画像によりリード108の中心位置が特定されると、リード108の中心位置に基づき、装着予定のスルーホール150の撮像画像における位置が決定される。検出範囲151は、直径Dであるスルーホール150の外周を内周として、幅Wを有する円環状の範囲とされる。ここで、検出範囲151をスルーホール150の外周を内周とする円環状の範囲とするのは、ここでは、スルーホール150を通り抜けることができる範囲にある異物119についてはエラーとしないためである。異物119がリード108に付着していたとしても、スルーホール150を通り抜けることができれば、スルーホール150と接触する可能性は低く、異物119がリード108から離れる可能性が低いためである。
次に、円環状の検出範囲151について、所定範囲毎に輝度を積算する(S4、図8)。ステップS4について、図10を用いて説明する。ここでは、図10に示す座標を用いて説明する。即ち、検出範囲151の中心を原点とし、紙面右方向をX軸、上方向をY軸とする。ここでは、X軸負方向を0°とし、時計回りに角度を規定する。ステップS4では、検出範囲151を中心角が角度a°の扇状の範囲に区切り、扇状の範囲の輝度が積算される。そして、積算された輝度が角度と対応付けられたデータとされる。尚、図10に示すa°は角度の大きさを限定するものではない。図11に、積算された輝度が角度と対応付けられたデータをグラフ化した図を例示する。図11は、横軸を角度、縦軸を輝度とする図である。図11に示す様に、例えば、異物119が角度180°にある場合には、対応する範囲の輝度は高くなる。そこで、異物検出処理では、閾値以上の輝度の有無によって、異物の有無を判断する。
図8に戻り、画像処理装置148は、積算した輝度が閾値以上である範囲があるか否かを判断する(S5)。閾値以上である範囲があると判断すると(S5:YES)、異物119が検出された旨を制御装置140へ送信し(S6)、異物検出処理を終了する。尚、制御装置140は、異物119が検出された旨が送信されると、エラーとして、そのラジアル部品102の装着作業を行わない。一方、閾値以上である範囲がないと判断すると(S5:NO)、異物検出処理を終了する。尚、ステップS5にてNOと判断された場合には、特定されたリードの位置に基づき、保持されたラジアル部品102の位置が補正され、リード108がスルーホール150に挿入されて、基板に装着される。
上記実施形態において、画像処理装置148は画像処理部の一例である。ステップS1は照射ステップおよび撮像ステップの一例であり、ステップS2は特定ステップの一例であり、ステップS3~S6は検出ステップの一例である。検出範囲151は所定領域の一例である。ステップS5における閾値は所定値の一例である。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
照射部111は装着ヘッド26に保持されたラジアル部品102のリード108の先端を含むリード部分に側方から光Lを照射する。撮像部112は光Lが照射されたリード108を下方から撮像する。画像処理装置148は、画像データに基づいて、リード108の位置を特定し(S3)、特定したリード108の位置に基づき、検出範囲151を設定し(S3)、検出範囲151における輝度の変化に基づいて異物119を検出する。照射される光Lは、リード108のうち先端を含む部分に照射されるため、リード108に異物119が付着している場合には、撮像された画像は、リード108およびリード108に付着した異物の部分の輝度が高い画像となる。従って、リード108の位置を基準とする検出範囲151における輝度の変化に基づくことにより、リード108に付着した異物119を検出することができる。
また、検出範囲151は、リード108の占有領域を含まず、リード108が挿入される予定のスルーホール150の外周を内周とする幅Wを有する領域である。これにより、スルーホール150を通り抜けられない異物119を検出することができる。検出範囲151を、予めリード108の占有領域を含まない領域とすることで、撮像画像におけるリード108での反射に応じた高い輝度の領域を除外し、異物119での反射に応じた輝度の高い領域のみを効率良く抽出することができる。また、幅Wを有する領域に限定することで、画像のデータ量を減らし処理の負荷を低減することができる。
また、画像処理装置148は、検出範囲151の円周方向に沿った所定範囲における輝度を積算し(S4)、積算した輝度が閾値以上であるか否かを判断し(S5)、閾値以上である場合に、異物ありとする(S6)。これにより、積算した輝度が閾値値以上であるか否かにより異物119を検出することができる。
次に、異物検出処理の別例について説明する。
上記のステップS4,S5とは異なり、検出範囲151の撮像画像について閾値を用いて2値化処理し、閾値以上の領域の有無により異物を検出しても良い。これにより、2値化処理で閾値以上の領域の有無により異物119を検出することができる。
次に、検出範囲151の別例について説明する。
上記では、検出範囲151をスルーホール150の外周を内周とする範囲と説明したが、これとは異なり、リード108の外周を内周として、所定幅を有する範囲としても良い。これにより、スルーホール150の形状にかかわらず、リード108に付着した異物119を検出することができる。スルーホール150を通り抜けられる異物119であっても、装着ヘッド26により基板の装着位置までの移動中に落下してしまう場合も考えられる。このような場合には、リード108の外周を内周として、所定幅を有する範囲とすることで、リード108に付着する異物119を検出することができる。尚、この構成の場合には、特定したリード108の中心位置に対し、ジョブデータ145に含まれるリード108の直径を外周とする円領域をリード108の占有領域とすると良い。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記では、検出範囲151をスルーホール150の外周を内周とする範囲と説明したが、これに限定されない。スルーホール150の外周を基準とする範囲、例えば、スルーホール150の外周よりさらに内側の範囲を含む範囲などとしても良い。
また、上記では、リード部品として、ラジアル部品102を例示したが、これに限定されず、例えばアキシャル部品などでも良い。また、検出範囲151を円環状としたが、こ
れに限定されない。検出範囲151はスルーホール150の形状、あるいはリードの断面形状に合わせると良い。例えば、スルーホール150が矩形状であれば、矩形で囲まれた範囲とすると良い。
また、上記では、輝度の変化量の具体的な取得方法として、所定の中心角の所定範囲毎に輝度を積算した値を用いる方法について説明したが、これに限定されない。周方向の輝度変化量、輝度勾配を算出すれば良く、例えば検出範囲151をさらに複数の円環領域に分割し、この円環領域毎に、周方向の輝度変化量、輝度勾配を算出する構成としても良い。
10 電子部品装着装置
26 装着ヘッド
102 ラジアル部品
108 リード
111 照射部
112 撮像部
140 制御装置
148 画像処理装置
151 検出範囲

Claims (5)

  1. リード部品のリード先端を含むリード部分に前記リード部品の側方から光を照射する照射ステップと、
    前記光が照射されたリードを撮像する撮像ステップと、
    撮像した画像に基づいて前記リードの位置を特定する特定ステップと、
    特定した前記リードの位置に基づいて、前記リードの占有領域を含まず前記リードが挿入される予定のスルーホールの外周を基準とする所定幅を有する領域を所定領域として設定し、前記所定領域の前記画像における輝度の変化に基づいて異物を検出する検出ステップと、を含む異物検出方法。
  2. 前記所定領域は、
    前記リードの占有領域を含まず、前記リードの中心位置を中心とする所定幅を有する領域である請求項1に記載の異物検出方法。
  3. 前記所定領域の前記画像について閾値を用いて2値化処理し、前記閾値以上の領域の有無により異物を検出する請求項またはに記載の異物検出方法。
  4. 前記所定領域の前記画像において前記所定領域の周に沿った方向での輝度の変化量が所定値以上であるか否かにより異物を検出する請求項1~3のいずれか1項に記載の異物検出方法。
  5. リード部品を保持する装着ヘッドと、
    前記装着ヘッドにより保持されたリード部品のリード先端を含むリード部分に前記リード部品の側方から光を照射する照射部と、
    前記光が照射されたリードを撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像を処理する画像処理部と、を備え、
    前記画像処理部は、
    前記画像に基づき前記リードの位置を特定し、特定した前記リードの位置に基づいて、前記リードの占有領域を含まず前記リードが挿入される予定のスルーホールの外周を基準とする所定幅を有する領域を所定領域として設定し、前記所定領域の前記画像における輝度の変化に基づいて異物を検出する電子部品装着装置。
JP2020529938A 2018-07-13 2018-07-13 異物検出方法および電子部品装着装置 Active JP7050926B2 (ja)

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