JP7047916B2 - 渦電流式レールブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、渦電流式レールブレーキ装置に関する。さらに詳しくは、永久磁石を用いて鉄道レールに渦電流を発生させることで制動力を得る、鉄道車両用の渦電流式レールブレーキ装置に関する。
鉄道車両のブレーキ装置は、粘着式ブレーキ装置、非粘着式ブレーキ装置に大別される。粘着式ブレーキ装置は、鉄道車輪に制動力を与え、鉄道レールと鉄道車輪との摩擦力によって鉄道車両を減速又は静止させる。粘着式ブレーキ装置の例としては、ディスクブレーキ装置がある。一方、非粘着式ブレーキ装置は、鉄道レールと鉄道車輪との摩擦力によらず、鉄道車両に直接制動力を与え、鉄道車両を減速又は静止させる。非粘着式ブレーキ装置の例としては、渦電流式レールブレーキ装置がある。
渦電流式レールブレーキ装置には、磁石が設けられる。鉄道レールを磁石からの磁界の中に置くことで、導電性を有する鉄道レールに渦電流を発生させ、その反力を制動力として得る。このような渦電流式レールブレーキ装置は、ディスクブレーキ装置等の常用ブレーキと併用して用いられたり、非常用ブレーキとして用いられたりする。また、このような渦電流式レールブレーキ装置の磁石として、永久磁石を用いることが知られている。
永久磁石を用いた渦電流式レールブレーキ装置はたとえば、特許第5151882号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1の渦電流式レールブレーキ装置は、直線状に配列された複数の永久磁石を含む。複数の永久磁石は、ケースに収容される。複数の永久磁石は、配列方向において交互に磁極の配置が反転している。制動時、複数の永久磁石は鉄道レールと対向し、鉄道レールに渦電流を発生させる。一方、非制動時、複数の永久磁石は鉄道車両の進行方向を軸として回転し、鉄道レールから離れる。これにより、鉄道レールに渦電流が発生しなくなる。特許文献1の渦電流式レールブレーキ装置はこのような構成により制動状態又は非制動状態への切替を行う。
特許第5151882号公報
特許文献1の渦電流式レールブレーキ装置では、複数の永久磁石を回転させることで制動状態又は非制動状態を切り替える。そのため、ケース内において、鉄道車両の左右方向にある程度のスペースが必要である。ケースの左右方向の長さが大きい場合、鉄道車両の進行方向から見た車輪外形状からの突出面積が大きくなるため、走行中に飛来物がケースに衝突する可能性が高くなる。このためケースの左右方向の長さをより短くすることが望まれている。
また、制動状態又は非制動状態への切替方法として、特許文献1のような回転方式の他に、永久磁石を収容するケースを鉄道レールに対し、近接又は離間させる方式がある。このような近接離間方式の渦電流式レールブレーキ装置では、制動力を確保するため、鉄道レールと対向するケース底部に極力近い位置で永久磁石をケースに対して固定する。
しかしながら、この場合、永久磁石がケース底部に近いため、永久磁石の磁力によりケース底部に異物が付着することがある。ケース底部を通過する磁束密度は制動状態及び非制動状態で変わらないため、ケース底部に一度付着した異物は、ケース底部から脱落しにくい。制動力を十分に発揮するためには、ケース底部に異物は付着していない方が望ましい。
本開示の目的は、異物の付着を抑制し、かつ、左右方向の長さを短くした渦電流式レールブレーキ装置を提供することである。
本開示の鉄道車両に取り付けられる渦電流式レールブレーキ装置は、磁石列と、支持部材と、ケースと、昇降装置と、を含む。磁石列は、鉄道車両の進行方向に配列された複数の永久磁石を含む。支持部材には、磁石列が取り付けられる。支持部材は、磁性を有する。ケースは、磁石列及び支持部材を収容する。ケースの磁石列と対向する底部は非磁性である。昇降装置は、磁石列を底部に対向させたまま、支持部材をケース内部において昇降させる。
本開示の渦電流式レールブレーキ装置によれば、異物の付着を抑制し、かつ、左右方向の長さを短くすることができる。
図1は、鉄道車両に取り付けられた渦電流式レールブレーキ装置を示す側面図である。 図2は、渦電流式レールブレーキ装置の片側断面図である。 図3は、図1中のIII-III線での断面図である。 図4は、ケース及び磁石列を鉄道レールから最も離した状態の渦電流式レールブレーキ装置を示す図である。 図5は、図4に示す状態からケースを下降させた状態の渦電流式レールブレーキ装置を示す図である。 図6は、図5に示す状態からケース内部において磁石列を下降させた状態の渦電流式レールブレーキ装置を示す図である。 図7は、制動状態での磁気回路を示す図である。 図8は、非制動状態での磁気回路を示す図である。
(1)本実施形態の鉄道車両に取り付けられる渦電流式レールブレーキ装置は、磁石列と、支持部材と、ケースと、昇降装置と、を含む。磁石列は、鉄道車両の進行方向に配列された複数の永久磁石を含む。支持部材には、磁石列が取り付けられる。支持部材は、磁性を有する。ケースは、磁石列及び支持部材を収容する。ケースの磁石列と対向する底部は非磁性である。昇降装置は、磁石列を底部に対向させたまま、支持部材をケース内部において昇降させる。
このような構成の渦電流式レールブレーキ装置によれば、昇降装置を操作することによって磁石列をケース内部において昇降させることができる。渦電流式レールブレーキ装置が制動状態のとき、ケース底部の直下にある鉄道レールに渦電流を発生させるため、磁石列はケースの底部に最も近づく。この場合、複数の永久磁石の磁力によりケース底部に異物が付着することがある。そこで本実施形態の渦電流式レールブレーキ装置では、磁石列のケース内部での位置を変更可能とする(ケース底部から遠ざける)ことで、ケースの底部に付着した異物を取り除いたり、新たに異物が付着することを抑制できる。また、ケース内部で磁石列は昇降する。したがって、渦電流式レールブレーキ装置の左右方向のサイズを小さくすることができる。
(2)上記(1)の渦電流式レールブレーキ装置において、昇降装置は、ケースを昇降させるのが好ましい。
このような構成によれば、ケース内部で磁石列を昇降させることと、ケース自体を昇降させることの双方を1つの昇降装置によって実現できる。そのため、磁石列をケース内部において昇降させる昇降装置とは別個にケース自体を昇降させる昇降装置を設ける必要が無い。したがって、渦電流式レールブレーキ装置の構成が簡素になり、軽量化を図ることができる。また、ケースを上昇させることで磁石列を鉄道レールからより離すことができ、より確実に非制動状態を確保できる。
(3)上記(2)の渦電流式レールブレーキ装置において、昇降装置は、アクチュエータと、支持棒と、第1ストッパと、を含むのが好ましい。アクチュエータは、ケースの上方に配置される。支持棒は、ケースの天井部を貫通し、一方の端が支持部材に固定され、他方の端がアクチュエータに連結される。第1ストッパは、ケースの天井部と支持部材との間に配置され、支持棒に固定される。
このような構成によれば、ケース内部において磁石列を上昇させると(ケースの天井部に近づけると)、第1ストッパがケースの天井部に当たることで磁石列のケース内部での上昇を制限することができる。これにより、電子制御等の複雑な方法によらず、機械的な方法によってケース内部での磁石列の上昇を制限できる。
(4)上記(3)の渦電流式レールブレーキ装置において、昇降装置はさらに、ケースの天井部とアクチュエータとの間に配置され、支持棒に固定された第2ストッパを含むのが好ましい。
このような構成によれば、ケース内部において磁石列を下降させると(ケースの底部に近づけると)、第2ストッパがケースの天井部に当たることで磁石列のケース内部での下降を制限することができる。これにより、機械的な方法によってケース内部での磁石列の下降を制限できる。
(5)上記(3)又は(4)の渦電流式レールブレーキ装置において、ケースは、ガイドシャフトと、磁極ブロックと、を含むのが好ましい。ガイドシャフトは、天井部と底部との間に延び、支持部材を貫通する。磁極ブロックは、ガイドシャフトの下端を支持し、磁石列の一方の端に隣接して配置され、磁性を有する。
複数の永久磁石が一列に配置されれば、配列方向の端の永久磁石は、配列方向の片側のみ他の永久磁石と隣接し、反対側では永久磁石と隣接しない。この配列方向の端の永久磁石の他の永久磁石と隣接しない側に磁性体である磁極ブロックを設ければ、配列方向の端の永久磁石からの磁束が磁極ブロックを通る。これにより、配列方向の端の永久磁石と磁極ブロックとによって磁気回路が形成され、制動力の向上が図れる。また、磁極ブロックがガイドシャフトを支持することで、ガイドシャフトを支持する別個の部材が不要となり、渦電流式レールブレーキ装置の前後方向の長さも短くすることができる。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
初めに、本明細書における方向について説明する。本明細書において「前後」とは、鉄道車両の進行方向における前後を意味する。本明細書において「上下」とは、鉄道車両が直立静止している状態での上下を意味する。本明細書において「左右」とは、進行方向に向かった状態での左右を意味する。また、渦電流式レールブレーキ装置に対して用いられる「前後」、「上下」及び「左右」は、渦電流式レールブレーキ装置が鉄道車両に取り付けられた状態での前後、上下及び左右を意味する。
図1は、鉄道車両に取り付けられた渦電流式レールブレーキ装置1を示す図である。図1は、鉄道車両の側方から渦電流式レールブレーキ装置1を見た図であり、渦電流式レールブレーキ装置1については内部構造を示し、磁石列10がケース4の底部8から離間した状態を示す。図1を参照して、渦電流式レールブレーキ装置1は、鉄道車両30の台車31に取り付けられる。より具体的には、渦電流式レールブレーキ装置1の昇降装置5が台車31に取り付けられる。昇降装置5はケース4を上下方向に移動させ、鉄道レール16に対して近接又は離間させることが可能である。たとえば、渦電流式レールブレーキ装置1を使用しないときケース4を鉄道レール16から離間させ、使用するときケース4を鉄道レール16に接近させる。
本実施形態の渦電流式レールブレーキ装置1は、磁石列10と、支持部材3と、ケース4と、昇降装置5と、を含む。
[磁石列]
磁石列10は、前後方向に配列された複数の永久磁石2を含む。本明細書では、このように配列された複数の永久磁石2全体を磁石列と呼ぶ。「前後方向に沿って配列」とは、複数の永久磁石2が設計上、前後方向に沿って直線に配列されることを意味し、複数の永久磁石2が厳密に前後方向に沿って配列されている場合のみならず、寸法公差や取付公差等によって厳密な直線から僅かにずれて配列される場合も含む。
図2は、渦電流式レールブレーキ装置の片側断面図である。図2を参照して、各永久磁石2は2つの磁極(N極及びS極)を有する。各永久磁石2の磁極の向きは、上下方向である。すなわち、一方の磁極は永久磁石2の下部に配置され、他方の磁極は上部に配置される。各永久磁石2は、配列方向において交互に磁極の配置が反転している。換言すれば、隣接する永久磁石2同士の磁極の向きは、反転している。
本実施形態において、複数の永久磁石2は等間隔に配列される。ただし、磁石列10は、永久磁石2同士の間隔が他の永久磁石2同士の間隔と異なる部分を含んでいてもよい。複数の永久磁石2は全て、同じ形状及び同じ材質であるのが好ましい。また、永久磁石2の数は特に限定されず、渦電流式レールブレーキ装置のサイズ、必要な制動力に応じて適宜設定すればよい。
[支持部材]
支持部材3は、概略直方体形状であり、前後方向に延在する。支持部材3は、磁石列10の上方に配置される。支持部材3には、磁石列10が取り付けられる。より具体的には、支持部材3の下面に磁石列10が接着剤、ボルト締結等によって固定される。支持部材3は磁性を有する。この支持部材3は、ヨークとして機能させることができる。所定の制動力を発現させる磁気回路を形成可能な板厚・幅が確保されている限り、支持部材3のサイズ・材料に限定はない。支持部材3の材料は公知の磁性材料(例:炭素鋼、鋳鉄など)を用いてもよい。本明細書における他の磁性材料についても同様である。なお、後述するように支持部材3はケース4内部において昇降する。そのため、図3に示すように、支持部材3とケース4の側部7との間にはドライベアリング22が設けられる。
[ケース]
ケース4は、磁石列10及び支持部材3を収容する。ケース4は、前後方向に延びる箱形状である。図3に示すように、前後方向に垂直な断面視で、ケース4は、概略長方形である。ケース4は、天井部6、側部7及び底部8を含む。
側部7は、複数の永久磁石2及び支持部材3を左右及び前後から囲む。天井部6は側部7の上端に設けられる。底部8は側部7の下端に設けられる。天井部6と側部7とは一体であってもよい。底部8と側部7とは一体であってもよい。天井部6、側部7及び底部8はそれぞれ別体であってもよい。ケース4は、密閉空間を形成してもよいし、密閉空間でなくてもよい。すなわち、ケース4の一部に孔等が設けられていてもよい。
底部8は、磁石列10と対向する。底部8は、各永久磁石2の下部に配置された磁極と対向する。底部8は非磁性を有する材料からなる。底部8が非磁性であれば、後述するように複数の永久磁石2が底部8から離間することでケース4の底部8に異物が付着することが抑制される。たとえば、底部8の材料は樹脂や非磁性金属(オーステナイト系ステンレス鋼等)である。ケース4の天井部6及び側部7も非磁性を有してもよい。
図2を参照して、ケース4はさらに、ガイドシャフト17と、磁極ブロック18と、を含んでもよい。ガイドシャフト17は、ケース4の天井部6と底部8との間に延びる。すなわち、ガイドシャフト17は、上下方向に延びる。ガイドシャフト17は、支持部材3に設けられた孔を貫通する。ガイドシャフト17は、支持部材3が上下方向に安定して昇降できるように案内する。また、ガイドシャフト17は、制動時に支持部材3が鉄道レール16から鉄道車両の進行方向と逆方向に受ける反力に抗するように支持部材3を保持し、アクチュエータ20への左右方向及び前後方向の負荷を抑制することができる。ガイドシャフト17の上端は、ケース4の天井部6に固定される。ガイドシャフト17の数は特に限定されず、必要に応じて適宜設けられる。
磁極ブロック18は、磁石列10の少なくとも一方の端に隣接して配置される。磁極ブロック18は、磁石列10の端に配置された永久磁石2と、進行方向において並んで配置される。磁極ブロック18は、磁石列10の前方に配置される。本実施形態では、磁極ブロック18は、磁石列10の後方にも配置することができる。ただし、磁極ブロック18は、磁石列10の前方又は後方のいずれかのみに配置されてもよい。
本実施形態において、磁極ブロック18と磁石列10の端に配置された永久磁石2との間隔は、複数の永久磁石2同士の間隔と同じである。ただし、磁極ブロック18と磁石列10の端に配置された永久磁石2との間隔は、複数の永久磁石2同士の間隔と異なっていてもよい。磁極ブロック18はケース4の底部8に固定され、ガイドシャフト17の下端を支持する。より具体的には、磁極ブロック18には支持孔が設けられる。この支持孔にガイドシャフト17の底部8側の端を差し込むことで磁極ブロック18がガイドシャフト17を支持する。磁極ブロック18は、磁性を有する。磁極ブロック18の材料は公知の磁性材(例:炭素鋼、鋳鉄など)を用いてもよい。
図1を参照して、ケース4は、ケース4の前後方向の両端それぞれに設けられた2つのアーム9に支持される。2つのアーム9は、鉄道車両30の台車31に固定されたスライダ13に昇降可能に取り付けられる。
[昇降装置]
図2を参照して、昇降装置5は、アクチュエータ20と、支持棒21と、第1ストッパ11と、第2ストッパ12と、を含む。
アクチュエータ20は、ケース4の上方に配置される。アクチュエータ20は、鉄道車両30の台車31に固定される。アクチュエータ20は、所定の進退量及び推力を満たしていれば、駆動方式に制限はなくたとえば、空気や油等の流体式、電磁制御式アクチュエータを用いてもよい。支持棒21は、上下方向に延びる。支持棒21は、ケース4の天井部6を貫通する。支持棒21の下端は、支持部材3に固定される。支持棒21の上端は、アクチュエータ20に連結される。アクチュエータ20を作動させることで、支持棒21は上下方向に沿ってアクチュエータ20から進退する。後述するように、支持棒21を進退させることにより、ケース4自体を昇降させたり、磁石列10及び支持部材3をケース4内部において昇降させたりすることができる。
第1ストッパ11は、ケース4の天井部6と支持部材3との間に配置される。第1ストッパ11は、概略円板形状である。第1ストッパ11の内周縁は、支持棒21に固定される。渦電流式レールブレーキ装置1の上方から見て、第1ストッパ11は、ケース4の天井部6と重複する。したがって、磁石列10及び支持部材3をある位置まで上昇させると、第1ストッパ11は、ケース4の天井部6に当たる。これにより、磁石列10及び支持部材3の上昇が止まる。また、第1ストッパ11が、ケース4の重量を支持する。つまり、第1ストッパ11は、磁石列10及び支持部材3の上昇を制限し、ケース4の下降を制限する役割を担う。
第2ストッパ12は、ケース4の天井部6とアクチュエータ20との間に配置される。第2ストッパ12は、概略円板形状である。第2ストッパ12の内周縁は、支持棒21に固定される。渦電流式レールブレーキ装置1の上方から見て、第2ストッパ12は、ケース4の天井部6と重複する。したがって、磁石列10及び支持部材3をある位置まで下降させると、第2ストッパ12は、ケース4の天井部6に当たる。これにより、磁石列10及び支持部材3の下降が止まる。つまり、第2ストッパ12は、磁石列10及び支持部材3の下降を制限する役割を担う。
渦電流式レールブレーキ装置1の上方から見て、第1ストッパ11及び第2ストッパ12の外縁形状は、円形に限られない。第1ストッパ11及び第2ストッパ12の外縁形状は、楕円、多角形等でもよい。渦電流式レールブレーキ装置1の上方から見て、第1ストッパ11及び第2ストッパ12は、それぞれの少なくとも一部がケース4の天井部6と重複していればよい。
このような構成によれば、昇降装置5は、磁石列10を昇降させる機能とケース4を昇降させる機能との双方を有する。昇降装置5が磁石列10を昇降させることでケース4の底部8に異物が付着することを抑制し、ケース4を昇降させることで確実に非制動状態への切替を行うことができる。以下、この点について、渦電流式レールブレーキ装置の動作とともに説明する。
[渦電流式レールブレーキ装置1の動作]
図4は、ケース4及び磁石列10を鉄道レール16から最も離した状態の渦電流式レールブレーキ装置1を示す図である。図4を参照して、ケース4及び磁石列10の双方が最も上方にある場合(以下、「上段モード」という。)、アーム9はスライダ13の上端14に当たり、第1ストッパ11は天井部6の下方の面に当たる。上段モードでは、ケース4、磁石列10及び支持部材3の重量は、第1ストッパ11によって支持される。
図5は、図4に示す状態からケース4を下降させた状態の渦電流式レールブレーキ装置1を示す図である。図5を参照して、上段モードからアクチュエータ20を作動させて支持棒21を下降させると、第1ストッパ11がケース4の重量を支持しながら、ケース4及びアーム9がスライダ13に沿って下降する。すなわち、ケース4及びアーム9は、吊り下げられた状態で下降する。この際、磁石列10は、底部8に対向したまま下降する。また、支持部材3の下面も底部8に対向したまま下降する。
アーム9が下降し続けると、アーム9はスライダ13の下端15に当たり、ケース4及びアーム9の下降が終了する。以下、ケース4の下降が終了し、かつ、磁石列10がケース4内部の最も上方に位置している状態を「中段モード」という。中段モードでは、ケース4が下降した分、磁石列10は鉄道レール16に近づく。しかしながら、磁石列10及び支持部材3のケース4内部における位置は、上段モードと変わらない。
図6は、図5に示す状態からケース4内部において磁石列10を下降させた状態の渦電流式レールブレーキ装置1を示す図である。図6を参照して、中段モードからさらに支持棒21を下降させると、第1ストッパ11がケース4の天井部6から離れ、磁石列10がケース4内部において下降する。この際、磁石列10は、底部8に対向したまま下降する。また、支持部材3の下面も底部8に対向したまま下降する。下降中、ケース4及びアーム9は、スライダ13の下端15に支持される。
磁石列10が下降し続けると、第2ストッパ12がケース4の天井部6の上面に当たり、磁石列10の下降が終了する。以下、ケース4及び磁石列10の双方の下降が終了した状態を「下段モード」という。
下段モードでは、磁石列10が鉄道レール16と最も近づく。そのため、下段モードにおいて、渦電流式レールブレーキ装置1が制動状態となるようにケース4及び磁石列10の昇降距離は調整される。一方、上段モードでは磁石列10が鉄道レール16と最も離れるため、上段モードで渦電流式レールブレーキ装置1が非制動状態となるようにケース4及び磁石列10の昇降距離は調整される。なお、ケース4内部での磁石列10の昇降距離を十分に確保できる場合は、中段モード(図5参照)において渦電流式レールブレーキ装置1を非制動状態としてもよい。
渦電流式レールブレーキ装置1を制動状態から非制動状態へ切り替える場合は、上述の説明の逆のことを実施すればよい。続いて、制動状態及び非制動状態について詳述する。
[制動状態の磁気回路]
図7は、制動状態での磁気回路を示す図である。図7を参照して、N極が下部に配置されたある永久磁石2Aを例に説明する。この永久磁石2AのN極から出た磁束は、非磁性であるケース4の底部8を通過し、鉄道レール16に到達する。鉄道レール16に到達した磁束は、N極が下部に配置された永久磁石2Aの両側のS極が下部に配置された2つの永久磁石2Bそれぞれに到達する。この永久磁石2Bの上部に配置されたN極から出た磁束は、磁性を有する支持部材3を通り、隣接する永久磁石2AのS極に到達する。すなわち、隣接する2つの永久磁石2A、2B及び支持部材3によって磁気回路が形成される。
制動状態(下段モード)では、鉄道レール16はこの磁気回路による磁場中に存在する。鉄道車両の走行中、電気伝導体である鉄道レール16はこの磁場内で動くことになる。したがって、制動状態では鉄道レール16に渦電流が発生し、ローレンツ力が作用する。ローレンツ力の反作用として、渦電流式レールブレーキ装置(すなわち鉄道車両)には反力(制動力)が作用する。
磁石列10の一方の端に配置された永久磁石2Cと、それに隣接する磁極ブロック18とによる磁気回路は次のようになる。永久磁石2CのN極が下部に配置されている場合、N極から出た磁束はケース4の底部8、及び鉄道レール16を通過し、磁性を有する磁極ブロック18に到達する。磁極ブロック18に到達した磁束は、支持部材3を通り、永久磁石2CのS極に到達する。すなわち、永久磁石2C、磁極ブロック18及び支持部材3によって磁気回路が形成される。
これにより、磁石列10の端でも磁気回路を形成でき、制動力を向上させることができる。また、ケース4の側部7を磁性材で構成した場合、非制動時に磁石列10の端に配置された永久磁石2Cからの磁束を、磁極ブロック18からケース4の側部7内に導くことができる。その結果、ケース4外部への磁気漏れを抑制することができる。
[非制動状態の磁気回路]
図8は、非制動状態での磁気回路を示す図である。図8を参照して、非制動状態(上段モード)では、磁石列10は鉄道レール16から十分に離れる。そのため、鉄道レール16は複数の永久磁石2からの磁束の影響を受けにくく、鉄道レール16に渦電流はほとんど発生しない。つまり、鉄道車両に制動力はほとんど作用しない。
このように、本実施形態の渦電流式レールブレーキ装置1によれば、磁石列10を上下方向に移動させることで制動状態又は非制動状態への切替を行う。本実施形態の渦電流式レールブレーキ装置1によれば、制動状態又は非制動状態への切替の際、磁石列10を回転させる必要がない。そのため、渦電流式レールブレーキ装置1の左右方向の長さを短くすることができる。加えて、磁石列10がケース4内部で昇降できるため、ケース4の底部8への異物の付着が抑制される。以下、この点について説明する。
図6を参照して、下段モードでは、制動力を発揮するため磁石列10はケース4の底部8に最も近い。そのため、複数の永久磁石2の磁力によりケース4の底部8の外面に外部からの異物が付着しやすい。仮に、ケース4内部での磁石列10の位置を維持したまま(すなわち、磁石列10がケース4の底部8に最も近い状態のまま)ケース4を上昇させると、ケース4の底部8を通過する磁束密度は下段モードと変わらない。したがって、下段モードにおいてケース4の底部8に付着した異物はケース4の底部8に付着したままとなる。さらに新たな異物もケース4の底部8の外面に付着しやすい。
この点、本実施形態の渦電流式レールブレーキ装置1では、ケース4内部において磁石列10を昇降できる(中段モード)。換言すれば、ケース4の昇降とは独立して、磁石列10をケース4の底部8に対して接近又は離間させることができる。下段モードから中段モードへ移ると、磁石列10はケース4の底部8から離れる。そのため、ケース4の底部8を通過する磁束密度が低下し、ケース4の底部8に付着した異物を脱落させることができる。さらにケース4の底部8の外面への新たな異物の付着も抑制できる。
以上、本開示の実施の形態を説明した。しかしながら、上述した実施の形態は本開示を実施するための例示に過ぎない。したがって、本開示は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態をたとえば以下のように適宜変更して実施することができる。
上述の説明では、渦電流式レールブレーキ装置が2つの昇降装置を含む場合について説明した。しかしながら、支持部材及び複数の永久磁石をバランスを保って昇降できる限り、昇降装置は1つであってもよい。
上述の説明では、昇降装置がアクチュエータ、支持棒、第1ストッパ及び第2ストッパを含む場合について説明した。しかしながら、昇降装置はこれに限定されず、電子制御により複数の永久磁石等を昇降させてもよい。
上述の説明では、昇降装置がケースを昇降させる機能と複数の永久磁石を昇降させる機能の両方を有する場合について説明した。しかしながら、本実施形態の渦電流式レールブレーキ装置は、ケースを昇降させる昇降装置と、支持部材及び複数の永久磁石を昇降させる別個の昇降装置とを含むことを排除しない。
本開示の渦電流式レールブレーキ装置は、鉄道車両の制動に用いることができる。
1:渦電流式レールブレーキ装置
2:永久磁石
3:支持部材
4:ケース
5:昇降装置
6:天井部
8:底部
10:磁石列
11:第1ストッパ
12:第2ストッパ
13:スライダ
16:鉄道レール
17:ガイドシャフト
18:磁極ブロック
20:アクチュエータ
21:支持棒
30:鉄道車両
31:台車

Claims (5)

  1. 鉄道車両に取り付けられる渦電流式レールブレーキ装置であって、
    前記鉄道車両の進行方向に配列された複数の永久磁石を含む磁石列と、
    前記磁石列が取り付けられ、磁性を有する支持部材と、
    前記磁石列及び前記支持部材を収容し、前記磁石列と対向する底部が非磁性であるケースと、
    前記磁石列を前記底部に対向させたまま、前記支持部材を前記ケース内部において昇降させる昇降装置と、を備え
    前記昇降装置は、前記ケースを昇降させる、渦電流式レールブレーキ装置。
  2. 請求項に記載の渦電流式レールブレーキ装置であって、
    前記昇降装置は、
    前記ケースの上方に配置されたアクチュエータと、
    前記ケースの天井部を貫通し、一方の端が前記支持部材に固定され、他方の端が前記アクチュエータに連結された支持棒と、
    前記天井部と前記支持部材との間に配置され、前記支持棒に固定された第1ストッパと、を含む、渦電流式レールブレーキ装置。
  3. 請求項に記載の渦電流式レールブレーキ装置であって、
    前記昇降装置はさらに、
    前記天井部と前記アクチュエータとの間に配置され、前記支持棒に固定された第2ストッパを含む、渦電流式レールブレーキ装置。
  4. 鉄道車両に取り付けられる渦電流式レールブレーキ装置であって、
    前記鉄道車両の進行方向に配列された複数の永久磁石を含む磁石列と、
    前記磁石列が取り付けられ、磁性を有する支持部材と、
    前記磁石列及び前記支持部材を収容し、前記磁石列と対向する底部が非磁性であるケースと、
    前記磁石列を前記底部に対向させたまま、前記支持部材を前記ケース内部において昇降させる第1昇降装置と、
    前記ケースを昇降させる第2昇降装置と、を備える、渦電流式レールブレーキ装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の渦電流式レールブレーキ装置であって、
    前記ケースは、
    当該ケースの天井部と底部との間に延び、前記支持部材を貫通するガイドシャフトと、
    前記ガイドシャフトの下端を支持し、前記磁石列の一方の端に隣接して配置され、磁性を有する磁極ブロックと、を含む、渦電流式レールブレーキ装置。
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