JP7046128B2 - 包装袋 - Google Patents
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第1に、表面側積層フィルムと裏面側積層フィルムのシーラント層同士が対向された状態で、周囲の所定幅を熱溶着されることにより形成され、上部側に易開封手段を有する包装袋において、上記表面側積層フィルムの上記易開封手段は、上記表面側積層フィルムにおいて、当該包装袋の左右外縁より始まり左右熱溶着部より内側の左右の上部変曲部まで形成された左右対称の上側両端部切目線と、上記左右の上部変曲部から上記左右の上側両端部切目線に連続し、中央部が上方に膨れる上側凸状切目線とから構成される全体として連続する上部切目線と、上記上部切目線の下側において、当該包装袋の左右外縁より始まり左右熱溶着部より内側の左右の下部変曲部まで形成された左右対称の下側両端部切目線と、上記左右の下部変曲部から上記左右の下側両端部切目線に連続し、中央部が上方に膨れる下側凸状切目線とから構成される全体として連続する下部切目線により構成され、上記上部切目線と上記下部切目線とは上下方向に離間して互いに接触しないように構成され、かつ上記表面側積層フィルムの内容物充填時の把持手段の接触位置は、上記下側凸状切目線より下側の切目線の存在しない範囲に位置しており、上記包装袋の左右外縁における上記上側両端部切目線と上記下側両端部切目線の間に切込部が各々形成され、上記裏面側積層フィルムの易開封手段は、上記左右の上記切込部の下側水準位置の外縁から始まり、上記切込部の上側水準位置まで上り傾斜で形成された左右対称の裏面側上向両端部切目線と、上記左右の裏面側上向両端部切目線に連続する切目線であって、少なくとも中央部が上記上側凸状切目線と上記下側凸状切目線との間に位置し、上記中央部が上方に膨れる裏面側凸状切目線とから構成される全体として連続する裏面側切目線とから構成され、かつ上記裏面側積層フィルムの内容物充填時の把持手段の接触位置は、上記裏面側凸状切目線より下側の切目線の存在しない範囲に位置するものである包装袋により構成される。
下側上向両端部切目線に、奥側に押す場合は、上側下向両端部切目線に誘導し易くなるため、より確実に、切断線を、上部切目線又は下部切目線に誘導することができ、結果として、開口部に段差を確実に形成することができる。
図1は、長方形の包装袋12の上半部のみを示したものであり、実際の包装袋12は図7に示すように、長方形乃至は正方形であり、周囲の辺を所定幅の熱溶着部3(左右の熱溶着部3a,3b、上下の熱溶着部3c,3d)が形成されている(切目線は範囲26内に形成される)。図1中、左辺の熱溶着部3a、右辺の熱溶着部3b、上辺の熱溶着部3cとする。そして、熱溶着部3の内部の空間(表面側積層フィルム1と裏面側積層フィルム2の間の空間)に、内容物が収納される。
上記裏面側積層フィルム2の易開封手段18は、上記左右の上記ノッチ23,23の同一高さ水準位置の下側の、左右同一の高さ水準位置14a’,14b’から始まり、上記ノッチ23,23の高さ水準位置の上側の、左右同一高さの水準位置14a”,14b”まで、上り傾斜で直線的に設けられた左右対称の裏面側上向両端部切目線14a,14bと、上記左右の裏面側上向両端部切目線14a,14bの内側端に連続する切目線であって、少なくとも中央部が、表面側の上記上側凸状切目線7と上記下側凸状切目線10との間に位置し、上記中央部が上方に膨れる山型の裏面側凸状切目線15とから構成される全体として連続する1本の裏面側切目線16とから構成されている。このように、裏面側切目線16は包装袋12の中央を境界線として左右対称に形成されている。
まず、表面側の外層19のフィルムであるポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムのロールからフィルムを引き出し、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷等の方法で袋の表面のデザインを施し、その後、例えばドライラミネート等の方法により、上記表面側の外層フィルムに接着剤が塗布され、中間層20のロールから引き出された中間層20であるアルミニウム箔のフィルムが接着され、その後、アルミニウム箔のフィルムに接着剤が塗布され、内層21のロールから引き出された内層21のシーラント層である直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)フィルムが接着される。
次に、本発明に係る包装袋12を開封する動作について説明する。
まず、図1において、左側の上辺部12’を摘まんで、手前側に引いて開封する場合を説明する。
外層19としてポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(グラビア印刷の方法により袋毎に表面デザインが施されている)、中間層20としてアルミニウム(AL)箔、内層21のシーラント層として直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)フィルムを用いて、ドライラミネート法により各層を接着して表面側積層フィルムを製造した。同様の方法(同様の素材)にて裏面側積層フィルム(外層19のPETフィルムにはグラビア印刷の方法により裏面デザインが施されている)を製造し、表裏のフィルムのラミネートの終了後、表裏のPETフィルム側からレーザー光により切目線(ハーフカット線)、及び、ノッチを包装袋の単位毎に加工した。
上記内容物が充填された包装袋において、上辺部12’を摘まんで手前に引いて上部を開口した。その結果、開口部に図5に示すような距離t1の良好な段差が形成された。
2 裏面側積層フィルム
3a,3b,3c 熱溶着部
3a’,3b’ 外縁
3c” 内縁
4a,4b 上部変曲部
5a,5b 下部変曲部
6a,6b 上側下向両端部切目線(上側両端部切目線)
7 上側凸状切目線
7a,7b 両側立上切目線
7c 直線状切目線
8 上部切目線
9a,9b 下側上向両端部切目線(下側両端部切目線)
10 下側凸状切目線
11 下部切目線
12 包装袋
13 易開封手段(表面側)
14a,14b 裏面側上向両端部切目線
15 裏面側凸状切目線
16 裏面側切目線
18 易開封手段(裏面側)
21 内層(シーラント層)
23 ノッチ
25a,25b 誘導用切目線
X,X 接触位置
Claims (5)
- 表面側積層フィルムと裏面側積層フィルムのシーラント層同士が対向された状態で、周囲の所定幅を熱溶着されることにより形成され、上部側に易開封手段を有する包装袋において、
上記表面側積層フィルムの上記易開封手段は、
上記表面側積層フィルムにおいて、当該包装袋の左右外縁より始まり左右熱溶着部より内側の左右の上部変曲部まで形成された左右対称の上側両端部切目線と、上記左右の上部変曲部から上記左右の上側両端部切目線に連続し、中央部が上方に膨れる上側凸状切目線とから構成される全体として連続する上部切目線と、
上記上部切目線の下側において、当該包装袋の左右外縁より始まり左右熱溶着部より内側の左右の下部変曲部まで形成された左右対称の下側両端部切目線と、上記左右の下部変曲部から上記左右の下側両端部切目線に連続し、中央部が上方に膨れる下側凸状切目線とから構成される全体として連続する下部切目線により構成され、
上記上部切目線と上記下部切目線とは上下方向に離間して互いに接触しないように構成され、
かつ上記表面側積層フィルムの内容物充填時の把持手段の接触位置は、上記下側凸状切目線より下側の切目線の存在しない範囲に位置しており、
上記包装袋の左右外縁における上記上側両端部切目線と上記下側両端部切目線の間に切込部が各々形成され、
上記裏面側積層フィルムの易開封手段は、
上記左右の上記切込部の下側水準位置の外縁から始まり、上記切込部の上側水準位置まで上り傾斜で形成された左右対称の裏面側上向両端部切目線と、
上記左右の裏面側上向両端部切目線に連続する切目線であって、少なくとも中央部が上記上側凸状切目線と上記下側凸状切目線との間に位置し、上記中央部が上方に膨れる裏面側凸状切目線とから構成される全体として連続する裏面側切目線とから構成され、
かつ上記裏面側積層フィルムの内容物充填時の把持手段の接触位置は、上記裏面側凸状切目線より下側の切目線の存在しない範囲に位置するものである包装袋。 - 上記上側凸状切目線は、上辺の熱溶着部の内縁より下側に位置しているものである請求項1記載の包装袋。
- 上記上側凸状切目線は、上記左右の上部変曲部に位置する上記上側両端部切目線から連続して上方に急激に立ち上がる両側立上切目線と、上記両側立上切目線を結ぶ水平の直線状切目線とから構成されており、
上記下側凸状切目線は、上記左右の下部変曲部に位置する上記下側両端部切目線から連続し、包装袋の中央部を頂点とする山型に構成されており、
かつ上記裏面側凸状切目線は、上記下側凸状切目線より上側において、上記下側凸状切目線と略平行に山型に形成されたものである請求項1又は2記載の包装袋。 - 上記左右の上部変曲部と下部変曲部間に、互いに内側に開口する横向きV字型の誘導用切目線が、上記上部切目線と上記下部切目線に接触しない状態で各々形成されているものである請求項1~3の何れかに記載の包装袋。
- 上記左右の上側両端部切目線は各々下向に形成された上側下向両端部切目線により構成され、上記左右の下側両端部切目線は各々上向に形成された下側上向両端部切目線により構成されたものである請求項1~4の何れかに記載の包装袋。
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