JP7042207B2 - エレベーターおよびエレベーターの制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンペンプーリ装置を備えたエレベーターおよびエレベーターの制御方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2014-234295号公報(特許文献1)がある。この公報には「コンペンプーリが上下振動した際に、ガイドレールに押付け力を与えガイドレールとの摩擦力を高めることで減衰を高めるアクチュエータ手段と、アクチュエータ手段による水平方向の変位を、コンペンプーリの上下方向の変位に変えるリンク機構手段を設け、長行程エレベーター装置であっても、コンペンプーリに発生する振動を抑制することで、乗りかごに発生する上下振動を抑制し、エレベータ装置の乗り心地を快適にする」と記載されている。
特開2014-234295号公報
しかしながら、上述した技術は走行中の乗りカゴにおいての乗り心地を快適にすることは可能であるものの、主ロープおよびコンペンロープの伸縮によって生じる乗りカゴの床合わせ精度の低下を防止することはできなかった。
そこで本発明は、コンペンプーリを備えた構成において、乗り場床面に対する乗りカゴの位置合わせ精度の向上を図ることが可能なエレベーターおよびエレベーターの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、乗りカゴと、釣合おもりと、前記乗りカゴと前記釣合おもりとを両端に固定してつり下げる主ロープと、前記主ロープの中間部分が巻掛けられ前記乗りカゴを上下方向に走行させる巻上機と、前記乗りカゴと前記釣合おもりとを両端に固定したコンペンロープと、前記コンペンロープの中間部分が巻掛けられ前記コンペンロープによって懸垂されたコンペンプーリとを備えたエレベーターにおいて、前記コンペンプーリを、前記コンペンロープに懸垂された状態から固定した状態とするためのコンペンブレーキと、所定のタイミングで前記コンペンプーリを固定するように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する制御装置とを備えたエレベーターである。
本発明によれば、コンペンプーリを備えたエレベーターおよびエレベーターの制御方法において、乗り場床面に対する乗りカゴの床合わせ精度の向上を図ることが可能になる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
第1実施形態のエレベーターの構成を説明するための概略構成図である。 第1実施形態のエレベーターのブロック図である。 第1実施形態のエレベーターに設けたコンペンプーリ装置の正面図である。 第1実施形態のエレベーターに設けたコンペンプーリ装置の側面図である。 第1実施形態のエレベーターに設けたコンペンブレーキの一例を示す図である。 第1実施形態のエレベーターの制御方法を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態のエレベーターの制御方法を説明するための図である。 第2実施形態のエレベーターの制御方法を説明するための図(その1)である。 第2実施形態のエレベーターの制御方法を説明するための図(その2)である。 第3実施形態のエレベーターの制御方法を説明するためのフローチャートである。
≪第1実施形態≫
<エレベーターの構成>
図1は、第1実施形態のエレベーター1の構成を説明するための概略構成図である。この図に示すエレベーター1は、建物などの内部を上下方向に貫いて設けられている昇降路1a、昇降路1aの上部に設けられた機械室1b、さらに昇降路1aの下部に設けられたピット1cに設置されている。
昇降路1aは、その内部に、乗りカゴ2、釣合おもり3、主ロープ4、コンペンロープ5、ガバナロープ6、および位置検出器7を収容している。また昇降路1aは、その壁部の各乗り場階[F]に対応する位置に、乗り場ドア8を備えている。
機械室1bは、その内部に、巻上機10、ガバナ装置11、および制御装置12を収容している。
一方、ピット1cは、その内部に、コンペンブレーキ100を備えたコンペンプーリ装置20、およびガバナ錘プーリ30が設けられている。これらの各構成要素の詳細は、次のようである。
[乗りカゴ2]
乗りカゴ2は、昇降路1a内において、主ロープ4の一端につり下げられた状態で収容されている。この乗りカゴ2は、昇降路1aの内壁面に設けられたレール(図示省略)に案内された状態で、昇降路1a内を上下方向に昇降する。このような乗りカゴ2の側面には、水平方向にスライドして開閉するカゴドア2aが設けられている。
乗りカゴ2は、以降に説明する乗り場ドア8に対してカゴドア2aが近接して対向配置されるように、昇降路1a内を上下方向に昇降する。だだし図1においては、他の構成要素の説明のため、昇降路1a内における乗りカゴ2の昇降位置を、昇降路1aの中央付近として図示している。
そしてこのような乗りカゴ2の内部には、行き先階を指定するためのカゴ呼びボタン2bが設けられている。
[釣合おもり3]
釣合おもり3は、乗りカゴ2との釣り合いをとるために設けられたものであり、昇降路1a内において、乗りカゴ2と逆側の主ロープ4の他端につり下げられた状態で収容されている。
[主ロープ4]
主ロープ4は、乗りカゴ2と釣合おもり3とを吊り下げるためのものであり、乗りカゴ2の上部に一端が固定され、釣合おもり3に他端が固定された状態で設けられている。この主ロープ4は、中間部分が機械室1b内に設けられた巻上機10に巻き掛けられ、巻上機10の駆動により昇降路1a内において乗りカゴ2および釣合おもり3を自在に昇降させる。
[コンペンロープ5]
コンペンロープ5は、巻上機10を介しての乗りカゴ2側と釣合おもり3側とにおける主ロープ4の重量差を補償するものであり、乗りカゴ2の底部に一端を固定し、釣合おもり3に他端を固定した状態で設けられている。コンペンロープ5は、中間部分がピット1c内に配置されたコンペンプーリ装置20に巻き掛けられたことにより、ある程度の張力を保って昇降路1aに配置された状態となっている。
[ガバナロープ6]
ガバナロープ6は、機械室1b内に配置されたガバナ装置11に乗りカゴ2の昇降速度を伝えると共に、乗りカゴの落下を防止するためのものである。このようなガバナロープ6は、連結部材6aによって乗りカゴ2に固定されている。またガバナロープ6は、機械室1b内に配置されたガバナ装置11とピット1cに配置されたガバナ錘プーリ30とに巻き掛けられた状態で、昇降路1aに配置されている。
[位置検出器7]
位置検出器7は、特定距離感知装置であって、各乗り場階[F]に対する特定の位置を乗りカゴ2が通過したことを検知する信号を出力する。このような位置検出器7は、例えば乗りカゴ2の外周壁から昇降路1aの内壁に向かって突出して設けられた光センサー7aと、各乗り場階[F]の対応する高さ位置において昇降路1aの内壁から昇降路1aの内側に向かって突出して設けられた遮光板7bとで構成されたものである。
光センサー7aは、向かい合わせて配置された発光素子と受光素子とで構成されたものであり、発光素子と受光素子とによって遮光板7bを挟持することにより、オン信号またはオフ信号を出力する。これにより、各乗り場階[F]に対して乗りカゴ2が所定位置に達したことを検知する。光センサー7aは、1枚の遮光板7bに対して高さを変えた複数組が配置された構成であってもよい。
また遮光板7bは、各乗り場階[F]に対する乗りカゴ2の位置を検知することを必要とする各位置に配置されていることとする。このような位置検出器7より、乗りカゴ2が各乗り場階[F]に着床するまでの特定距離(例えば±125mm)や、着床した乗りカゴ2の再床合わせが許可される特定距離(例えば±75mm)を検知することが可能であり、また各乗り場階[F]に着床している乗りカゴ2の位置が上下方向に変動したことを検知することが可能な構成となっている。
[乗り場ドア8]
乗り場ドア8は、水平方向にスライドして開閉するものであって独自の動力を持たず、乗りカゴ2のカゴドア2aと係合することにより、カゴドア2aに追従して開閉動作する。各乗り場階[F]における乗り場ドア8に近接する位置には、乗り場呼びボタン8aが設けられている。また乗り場ドア8には、例えば乗り場ドア8の開閉を検知するドアスイッチ8bが設けられており、乗り場ドア8およびカゴドア2aの開閉が検知される構成となっている。なお、このようなドアスイッチはカゴドア2aに設けられてもよい。
[巻上機10]
巻上機10は、モーターによって回転する巻上プーリ10aと、巻上プーリ10aに設けられた速度監視装置10bと、反らせ車10cとを備えている。巻上プーリ10aおよび反らせ車10cは、昇降路1a内から延設された主ロープ4の中間部が巻き回されるものであり、巻上プーリ10aの回転によって主ロープ4に吊持された乗りカゴ2および釣合おもり3を昇降させる。また速度監視装置10bは、例えばエンコーダーであって、巻上プーリ10aの回転数によって乗りカゴ2の速度および移動量を検出するものであり、検出した情報を制御装置12に送信する構成である。
[ガバナ装置11]
ガバナ装置11は、ガバナプーリ11aと、ガバナプーリ11aに設けられた速度監視装置11bとを備えている。ガバナプーリ11aは、ガバナロープ6が巻きかけられる綱車であって、またガバナロープ6を拘束して乗りカゴ2の走行を停止させる調速機として機能する。また、速度監視装置11bは、例えばエンコーダーであって、ガバナプーリ11aの回転数を検出し、検出した情報を制御装置12に送信する構成である。ガバナプーリ11aは、速度監視装置11bからの信号に基づいて、ガバナロープ6を拘束する。
[制御装置12]
制御装置12は、乗りカゴ2を昇降させるための巻上機10の駆動、乗りカゴ2におけるカゴドア2aの開閉、および以降に説明するコンペンブレーキ100の駆動など、エレベーター1の運転を制御するものである。このような制御装置12は、マイクロコンピューターなどの計算機によって構成されている。計算機は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える。
図2は、第1実施形態のエレベーターのブロック図である。この図に示すように、制御装置12は、カゴ呼びボタン2b、位置検出器7、乗り場呼びボタン8a、ドアスイッチ8b、巻上機10に設けられた速度監視装置10b、ガバナ装置11に設けられた速度監視装置11b、巻上プーリ10a、およびコンペンブレーキ100に接続されている。これらの接続は、有線または無線によってなされている。
また制御装置12は、巻上制御部12a、ブレーキ動作判定部12b、ブレーキ解除判定部12c、およびブレーキ動作制御部12dを備える。巻上制御部12aは、カゴ呼びボタン2b、位置検出器7、乗り場呼びボタン8a、およびドアスイッチ8bからの信号に基づいて、巻上プーリ10aの駆動を制御する。ブレーキ動作判定部12bは、速度監視装置10b,11bからの信号に基づいて、コンペンブレーキ100を動作させるタイミングであるか否かを判断する。またブレーキ解除判定部12cは、カゴ呼びボタン2b、乗り場呼びボタン8a、およびドアスイッチ8bからの信号に基づいて、動作させていたコンペンブレーキ100を解除するか否かを判定する。さらにブレーキ動作制御部12dは、ブレーキ動作判定部12bおよびブレーキ解除判定部12cでの判定に基づいて、コンペンブレーキ100の駆動を制御する。
これらの巻上制御部12a、ブレーキ動作判定部12b、ブレーキ解除判定部12c、およびブレーキ動作制御部12dによる判定および制御の詳細は、以降のエレベーターの制御方法において説明する。
[コンペンプーリ装置20]
図3は、コンペンプーリ装置20の構成を示す正面図である。また図4は、コンペンプーリ装置20の構成を示す側面図である。これらの図に示すコンペンプーリ装置20は、コンペンブレーキ100を備えたものである。このコンペンプーリ装置20は、コンペンプーリ21、枠体22、一対のガイドレール23、案内装置24、およびコンペンブレーキ100を備えている。
-コンペンプーリ21-
コンペンプーリ21は、コンペンロープ5が巻き掛けられるものであり、巻きかけられたコンペンロープ5によって懸垂されている。コンペンプーリ21は、軸21φを中心して回転自在である。
-枠体22-
枠体22は、コンペンプーリ21の軸21φを回転自在に支持した状態で、コンペンプーリ21を収容する。この枠体22は、コンペンプーリ21を介してコンペンロープ5によって懸垂されている。
-ガイドレール23-
ガイドレール23は、コンペンロープ5によって懸垂されたコンペンプーリ21の移動を上下方向に規制するためのものである。このようなガイドレール23は、コンペンプーリ21を挟んだ両側の位置において、ピット1cの床面1dから垂直方向に立ち上がる状態で、ピット1cの床面1dに固定されている。
-案内装置24-
案内装置24は、コンペンロープ5の伸縮や乗りカゴ2の走行に伴うコンペンプーリ21の上下動を、ガイドレール23に沿った上下方向に規制するためのものである。このような案内装置24は、枠体22に固定された状態で、一対のガイドレール23のそれぞれを挟持するものであり、挟持した状態においてコンペンプーリ21および枠体22のガイドレール23に沿った上下動を自在としている。このような案内装置24は、1本のガイドレール23に対してその上下方向に複数設けられ、これによってガイドレール23に沿ったコンペンプーリ21の移動を安定化させている。
-コンペンブレーキ100-
コンペンブレーキ100は、コンペンロープ5によって上下動自在に懸垂された状態にあるコンペンプーリ21を固定し、その上下動を停止させるためのものである。このようなコンペンブレーキ100は、例えば、ブラケット101によって枠体22に固定して設けられた電磁ブレーキであり、制御装置12からの信号によって、ガイドレール23を把挟することにより、ガイドレール23に対してコンペンプーリ21を固定する。
図5は、第1実施形態のエレベーターに設けたコンペンブレーキ100の一例を示す図である。この図に示すように、コンペンブレーキ100は、ガイドレール23を挟んで設けられた電磁コイルとバネを内蔵する本体100aと、バネに固定された作動板100bと、作動板100bに取り付けられたブレーキシュー100cとを備える。図5(A)に示すように、本体100aは、電磁コイルのオフによりバネに固定された作動板100bを本体100aから突出させる。これにより、作動板100bに取り付けられたブレーキシュー100cによってガイドレール23を強力に把持する。一方、図5(B)に示すように、本体100aは、電磁コイルのオンによりバネに固定された作動板100bを本体100a側に引き込む。これにより、ガイドレール23に対する把持力を開放する。
このようなコンペンブレーキ100は、図1および図2に示した制御装置12からの信号に従って駆動される。制御装置12によるコンペンブレーキ100の駆動の詳細は、以降のエレベーターの制御方法において説明する。
[ガバナ錘プーリ30]
図1に戻り、ガバナ錘プーリ30は、錘30aを備えたプーリであって、ガバナロープ6が巻き掛けられ、ガバナロープ6に対して張力を与えるものである。
<エレベーターの制御方法>
図6は、第1実施形態のエレベーターの制御方法を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す制御方法は、図2を用いて説明した制御装置12によって実施されるコンペンブレーキ100の動作の手順であって、制御装置12を構成するCPUが、ROMやRAMに保存されたプログラムを、制御装置12の各部に実行させることによって実現される。以下、図6のフローチャートに沿って、図1~図5および必要に応じて他の図を参照しつつ、第1実施形態のエレベーターの制御方法を説明する。
[ステップS101]
先ずステップS101において、巻上制御部12aは、カゴ呼びボタン2bおよび乗り場呼びボタン8aの何れか一方からの信号に基づいて、巻上プーリ10aを駆動させ、所定の乗り場階[F]に向けての乗りカゴ2の走行を開始させる。
[ステップS102]
ステップS102において、ブレーキ動作判定部12bは、巻上機10に設けられた速度監視装置10b、およびガバナ装置11に設けられた速度監視装置11bの少なくとも一方から得られた情報に基づいて、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングであるか否かを判断する。ここでは、2つの速度監視装置10b,11aを代表して、巻上機10に設けられた速度監視装置10bからの情報に基づいて、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングであるか否かを、以下のように判断する。
図7は、第1実施形態のエレベーターの制御方法を説明するための図である。この図は、巻上プーリ10aの駆動により、乗りカゴ2が走行を開始してから乗り場階[F]に着床するまでの間の乗りカゴ2の速度特性線を示すグラフであり、速度監視装置10bからの信号によって得られるグラフである。このグラフに示すように、制御装置12は、乗りカゴ2の走行開始直後においては緩やかに加速度を上昇させ([T0]~[T1])、次いで加速度を一定([T1]~[T2])として乗りカゴ2を走行させる。その後、定格速度[v1]に達するまでは緩やかに加速度を低下させ([T2]~[T3])、加速度をゼロとした一定の定格速度[v1]で乗りカゴを走行させる([T3]~[T4])。また、乗りカゴ2を目的の乗り場階[F]に着床させる場合には、再び緩やかに加速度を上昇させ([T4]~[T5])、加速度を一定とした後([T5]~[T6])、着床の直前には速度がゼロになるまでは緩やかに加速度を低下させる([T6]~[T7])。
ブレーキ動作判定部12bは、このような速度特性線において、乗りカゴ2が乗り場階[F]に着床する直前の加速度変化点[T6]、すなわち乗りカゴ2の加速度が低下する方向に加速度が変化し始めた変化点を検出した場合に、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングである(YES)と判断する。
このステップS102においては、以上のようにコンペンブレーキ100を動作させるタイミングである(YES)と判断されるまで、判断を繰り返して待機する。そして、コンペンブレーキ100を動作させるタイミングである(YES)と判断された場合に、ステップS103に進む。
[ステップS103]
ステップS103において、ブレーキ動作制御部12dは、図5(A)に示したように、コンペンブレーキ100を動作させてコンペンブレーキ100によってガイドレール23を強力に把持させ、コンペンプーリ21を固定することにより、コンペンプーリ21の上下動にブレーキを掛ける。
[ステップS104]
次にステップS104において、巻上制御部12aは、カゴ呼びボタン2bまたは乗り場呼びボタン8aで指定された乗り場階[F]に対応して設けられた位置検出器7からの信号に基づいて、乗りカゴ2を乗り場階[F]に着床させる。なお、ここでの図示は省略したが、制御装置12は、乗りカゴ2の走行を停止させた後、カゴドア2aを駆動してカゴドア2aを開く。
[ステップS105]
その後、ステップS105において、ブレーキ解除判定部12cは、カゴ呼びボタン2b、乗り場呼びボタン8a、およびドアスイッチ8bからの信号に基づいて、動作させていたコンペンブレーキ100を解除するタイミングであるか否かを判断する。
この際、ブレーキ解除判定部12cは、ドアスイッチ8bからの信号により、乗り場ドア8およびカゴドア2aが閉じたことが検知され、かつカゴ呼びボタン2bにおいて行き先階の指定がなされるか乗り場呼びボタン8aが操作された場合に、コンペンブレーキ100を解除するタイミングである(YES)と判断する。そして、コンペンブレーキ100を解除するタイミングである(YES)と判断されるまで、判断を繰り返して待機し、コンペンブレーキ100を解除するタイミングである(YES)と判断された場合に、ステップS106に進む。
なお、この判断は、乗りカゴ2が走行を開始する直前を検出した場合にそのタイミングである(YES)と判断できればよく、制御装置12における乗りカゴ2の移動を開始する判断、すなわち巻上機10にトルクを掛ける判断と同様の判断であってよい。
[ステップS106]
ステップS106において、ブレーキ動作制御部12dは、図5(B)に示したように、動作させていたコンペンブレーキ100によるガイドレール23の把持を解除する。これにより、コンペンプーリ21の移動を自在とし、走行中における乗りカゴ2の乗り心地を確保することが可能となる。その後はステップS101に戻る。
<第1実施形態の効果>
以上説明した第1実施形態は、コンペンプーリ装置20にコンペンブレーキ100を設け、乗りカゴ2が着床する直前のタイミングで、コンペンブレーキ100を作動させてコンペンプーリ21を固定してその上下動を停止させる構成である。これにより、乗りカゴ2が着床する直前にはコンペンプーリ21の上下方向の変位がゼロに抑えられ、乗りカゴ2の着床精度に対して、コンペンプーリ21の変位が影響を及ぼすことを防止できる。この結果、乗りカゴ2の着床時における床合わせ精度の向上を図ることが可能である。しかも、乗りカゴ2の走行時における速度特性線(図7参照)に基づいて乗りカゴ2が着床する直前のタイミングを検出しているため、乗りカゴ2が移動している間においてコンペンプーリ21の変位をゼロとしている期間を、効果的に短くすることができる。これにより、移動している乗りカゴ2の乗り心地を確保することも可能である。
≪第2実施形態≫
<エレベーターの構成>
図8は、第2実施形態のエレベーターの制御方法を説明するための図(その1)である。また図9は、第2実施形態のエレベーターの制御方法を説明するための図(その2)である。これらの図を用いて説明する第2実施形態のエレベーターが、第1実施形態のエレベーターと異なるところは、制御装置12のブレーキ動作判定部12b(図2参照)が実施する判断の手順にあり、他の構成は第1実施形態のエレベーターと同様である。したがって、以下においては、図6のフローチャートに示したステップS102において制御装置12のブレーキ動作判定部12bが実施する手順を説明する。
<エレベーターの制御方法>
[ステップS102]
ステップS102において、ブレーキ動作判定部12bは、位置検出器7からの信号に基づいて、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングの判断を実施する。この際、位置検出器7は、着床した乗りカゴ2の再床合わせが許可される特定距離(例えば[d]=±75mm)を検知したことにより、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングである(YES)と判断する。
図8に示すように、乗りカゴ2が下降運転中であれば、ブレーキ動作判定部12bは、乗り場階[F]よりも+75mm上方の特定距離[d]を乗りカゴ2の床面が通過したことを、位置検出器7が検出した時点を、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングである(YES)と判断する。
一方、図9に示すように、乗りカゴ2が上昇運転中であれば、ブレーキ動作判定部12bは、乗り場階[F]よりも-75mm下方の特定距離[d]を乗りカゴ2の床面が通過したことを、位置検出器7が検出した時点を、コンペンブレーキ100を作動させるタイミングである(YES)と判断する。
<第2実施形態の効果>
以上説明した第2実施形態の構成であっても、第1実施形態と同様に乗りカゴ2の着床時における床合わせ精度の向上を図ることが可能であり、しかも、再床合わせ運転許可ゾーンを監視してタイミング良くコンペンプーリ21にブレーキを掛けてその変位をゼロとしている。したがって、第1実施形態と同様に、乗りカゴ2が移動している間においてコンペンプーリ21の変位をゼロとしている期間を、効果的に短くすることができるため、移動している乗りカゴ2の乗り心地を確保することも可能である。
≪第3実施形態≫
<エレベーターの構成>
第3実施形態のエレベーターが、第1実施形態のエレベーターと異なるところは、図2に示した制御装置12のブレーキ動作判定部12bが実施する判断のプログラムにあり、他の構成は第1実施形態のエレベーターと同様である。したがって、以下においては、制御装置12において実施されるエレベーターの制御方法のみを説明する。
<エレベーターの制御方法>
図10は、第3実施形態のエレベーターの制御方法を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す制御方法は、図2を用いて説明した制御装置12によって実施されるコンペンブレーキ100の動作の手順であって、制御装置12を構成するCPUが、ROMやRAMに保存されたプログラムを、制御装置12の各部に実行させることによって実現される。以下、図10のフローチャートに沿って、他の図を参照しつつ第3実施形態のエレベーターの制御方法を説明する。なお以下において、第1実施形態の構成要素およびステップと同一の構成要素およびステップには、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[ステップS101]
先ずステップS101において、巻上制御部12aは、カゴ呼びボタン2bおよび乗り場呼びボタン8aの何れか一方からの信号に基づいて、巻上プーリ10aを駆動させ、所定の乗り場階[F]に向けての乗りカゴ2の走行を開始させる。このステップは第1実施形態のステップS101と同様である。
[ステップS201]
次にステップS201において、巻上制御部12aは、カゴ呼びボタン2bまたは乗り場呼びボタン8aで指定された乗り場階[F]に対応して設けられた位置検出器7からの信号に基づいて、乗りカゴ2を乗り場階[F]に着床させる。なお、ここでの図示は省略したが、制御装置12は、乗りカゴ2の移動を停止させた後、カゴドア2aを駆動してカゴドア2aを開く。このステップは第1実施形態のステップS104(図6参照)と同様である。
[ステップS202]
ステップS202において、ブレーキ動作判定部12bは、位置検出器7からの信号に基づいて、着床した状態にある乗りカゴ2の位置が変動したか否かを判断する。
すなわち、ブレーキ動作判定部12bは、着床状態にある乗りカゴ2に対する人や物の乗降による乗りカゴ2の重量変化によって乗りカゴ2が上下方向に移動し、乗り場階[F]と乗りカゴ2の高さとに差が生じたか否かを判断する。ただし、ブレーキ動作判定部12bは、別の高さの位置検出器7からの信号を参照し、乗りカゴ2の乗り場床[F]に対する高さが、再床合わせが許可される特定距離([d]=±75mm:図8および図9参照)の範囲内である場合にのみ、乗りカゴ2の位置が変動した(YES)と判断する。
さらにこの場合、ブレーキ動作判定部12bは、ドアスイッチ8bからの信号を参照し、カゴドア2aおよび乗り場ドア8が開いている場合のみ、乗りカゴ2の位置が変動した(YES)と判断するようにしてもよい。
そして、乗りカゴ2の位置が変動した(YES)と判断されるまで、判断を繰り返して待機し、乗りカゴ2の位置が変動した(YES)と判断された場合に、ステップS203に進む。
[ステップS203]
ステップS203において、ブレーキ動作制御部12dは、第1実施形態で説明したステップS103と同様の手順を実施し、コンペンブレーキ100を動作させてコンペンブレーキ100によってガイドレール23を強力に把持させ、コンペンプーリ21を固定し、その上下動にブレーキを掛ける。
[ステップS204]
次のステップS204において、巻上制御部12aは、巻上プーリ10aの駆動を制御し、変動した乗りカゴ2の位置を乗り場階[F]に対して再床合わせする。
[ステップS105,ステップS106]
以降のステップS105およびステップS106は、第1実施形態で説明した各ステップと同様の手順を実施し、コンペンブレーキ100によるブレーキを解除する。これにより、走行中における乗りカゴ2の乗り心地を確保することが可能となる。その後はステップS101に戻る。
<第3実施形態の効果>
以上説明した第3実施形態は、コンペンプーリ装置20にコンペンブレーキ100を設け、着床した状態にある乗りカゴ2の位置が変位したタイミングで、コンペンブレーキ100を作動させてコンペンプーリ21を固定し、その上下動を停止させる構成である。これにより、着床していて停止状態にある乗りカゴ2の再床合わせを実施する場合には、コンペンプーリ21の上下方向の変位がゼロに抑えられていて、乗りカゴ2の再床合わせ精度に対して、コンペンプーリ21の変位が影響を及ぼすことを防止できる。この結果、乗りカゴ2の再床合わせ精度の向上を図ることが可能である。
なお、本発明は上記した実施形態および変形例に限定されるものではなく、さらに様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成をた備えるものに限定されるものではない。一例として、巻上機10やガバナプーリ11aに設けられた速度監視装置10b,11bや位置検出器7に替えて、昇降路1aの壁面にそって設けた磁機テープとその検出器を、乗りかご2の速度監視装置および位置検出器としてもよい。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…エレベーター
2…乗りカゴ
2a…カゴドア
2b…カゴ呼びボタン
3…釣合おもり
4…主ロープ
5…コンペンロープ
7…位置検出器
8a…乗り場呼びボタン
10…巻上機
10b,11b…速度監視装置
12…制御装置
21…コンペンプーリ
100…コンペンブレーキ
[F]…乗り場階

Claims (12)

  1. 乗りカゴと、釣合おもりと、前記乗りカゴと前記釣合おもりとを両端に固定してつり下げる主ロープと、前記主ロープの中間部分が巻掛けられ前記乗りカゴを上下方向に走行させる巻上機と、前記乗りカゴと前記釣合おもりとを両端に固定したコンペンロープと、前記コンペンロープの中間部分が巻掛けられ前記コンペンロープによって懸垂されたコンペンプーリとを備えたエレベーターにおいて、
    前記コンペンプーリを回転自在に支持した状態で、前記コンペンプーリを介して前記コンペンロープによって懸垂された枠体と、
    床面から垂直に立設されたガイドレールと、
    前記枠体に対して固定されたもので、前記ガイドレールに対して前記枠体の固定が自在なコンペンブレーキと、
    所定のタイミングで前記ガイドレールに前記枠体を固定させることで、前記枠体によって支持された前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する制御装置とを備えた
    エレベーター。
  2. 前記制御装置は、前記乗りカゴが乗り場階に着床する直前に前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項1に記載のエレベーター。
  3. 前記乗りカゴの走行速度を検出する速度監視装置を備え、
    前記制御装置は、前記速度監視装置から得られた前記乗りカゴの走行速度に基づいて、
    前記乗りカゴが乗り場階に着床する直前のタイミングを検出し、検出したタイミングにおいて前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項1に記載のエレベーター。
  4. 前記乗りカゴの上下方向の位置を検出するための位置検出器を備え、
    前記制御装置は、前記位置検出器から得られた前記乗りカゴの位置に基づいて、前記乗りカゴが所定の乗り場階に着床する直前のタイミングを検出し、検出したタイミングにおいて前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項1に記載のエレベーター。
  5. 前記乗りカゴの上下方向の位置を検出するための位置検出器を備え、
    前記制御装置は、前記乗りカゴが乗り場階に着床した状態における前記乗りカゴの位置の変動を前記位置検出器からの信号によって検知し、位置の変動を検知したタイミングにおいて前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項1に記載のエレベーター。
  6. 前記制御装置は、前記巻上機の駆動による前記乗りカゴの走行が開始される直前に、前記コンペンプーリの上下動の停止状態を解除するように前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項2~5の何れか1項に記載のエレベーター。
  7. 前記制御装置は、前記乗りカゴのカゴドアが閉じた場合に、前記コンペンプーリの上下動の停止状態を解除するように前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項6に記載のエレベーター。
  8. 前記制御装置は、前記乗りカゴに設けられたカゴ呼びボタン、または前記乗りカゴが着床する乗り場階に設けられた乗り場呼びボタンが操作された場合に、前記コンペンプーリの上下動の停止状態を解除するように前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項7に記載のエレベーター。
  9. 乗りカゴと、釣合おもりと、前記乗りカゴと前記釣合おもりとを両端に固定してつり下げる主ロープと、前記主ロープの中間部分が巻掛けられ前記乗りカゴを上下方向に走行させる巻上機と、前記乗りカゴと前記釣合おもりとを両端に固定したコンペンロープと、前記コンペンロープの中間部分が巻掛けられ前記コンペンロープによって懸垂されたコンペンプーリと、前記コンペンプーリを回転自在に支持した状態で、前記コンペンプーリを介して前記コンペンロープによって懸垂された枠体と、床面から垂直に立設されたガイドレールと、前記枠体に対して固定されたもので、前記ガイドレールに対して前記枠体の固定が自在なコンペンブレーキとを備えたエレベーターの制御方法であって、
    制御装置が、所定のタイミングで前記ガイドレールに前記枠体を固定させることで、前記枠体によって支持された前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    エレベーターの制御方法。
  10. 前記乗りカゴが乗り場階に着床する直前に前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項9に記載のエレベーターの制御方法。
  11. 前記乗りカゴが乗り場階に着床した状態における前記乗りカゴの上下方向の位置が変動した場合に、前記コンペンプーリの上下動を停止させるように、前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項9に記載のエレベーターの制御方法。
  12. 前記巻上機の駆動による前記乗りカゴの走行を開始する直前に、前記コンペンプーリの上下動の停止状態を解除するように前記コンペンブレーキの駆動を制御する
    請求項10または11に記載のエレベーターの制御方法。
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