JP2009143663A - 高階床エレベータの縦振動抑制システム - Google Patents

高階床エレベータの縦振動抑制システム Download PDF

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Abstract

【課題】最下階又はその付近の所定階床に停止中の乗りかごに対して乗客が乗降する際に、この乗降に起因して発生する縦振動を抑制する。
【解決手段】図4(a)のように、コンペンロープ8がロープ把持部材14により把持されている場合、乗客が乗車したときの乗りかご5の沈下は拘束することができないが、コンペンロープ8及び乗りかご5がその後のメインロープ4のバネ作用によって停止時位置よりも上方へ変位するのは拘束することができるので振動幅A1は小さなものとなる。これに対し、図4(b)のようにコンペンロープ8が把持されていなければ、乗りかご5は停止時位置よりも下方に変位した後、更に上方にも自由に変位するため、振動幅A2がA1よりも大きなものとなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、高階床エレベータの縦振動抑制システムに関するものである。
高階床エレベータでは、メインロープの長さが非常に長くなるので、昇降路内での乗りかご位置によっては、乗りかご側とカウンタウェイト側との間でメインロープ重量に起因する荷重アンバランスが発生しやすくなる。このような荷重アンバランスの発生を防止するため、コンペンロープが設置されている。
コンペンロープは、メインロープの反対側、つまり乗りかご下部とカウンタウェイト下部との間にコンペンシーブを介して掛け渡されている。そして、コンペンシーブは、昇降路下部に固定されたコンペンガイドレールに上下動自在に取り付けられている。したがって、高階床エレベータにおいては、乗りかご、カウンタウェイト、メインロープ、コンペンシーブ、及びコンペンロープにより振動系が構成され、乗りかごの振動はコンペンシーブに伝播し、更にコンペンシーブの振動は再び乗りかごに返送される。そのため、乗りかごの振動が著しく大きくなり、乗りかご内の乗客にとっての快適性が損なわれることがある。
そこで、このような振動の発生を抑制するため、例えば、コンペンシーブのコンペンガイドレールに対する取付を液封ダンパを介して行う構成が提案されている(特許文献1参照)。このような構成によれば、運転時におけるコンペンシーブの上下振動を、液封ダンパの働きにより減衰させることが可能になる。
特開平11−349257号公報
ところで、高階床エレベータの乗りかごが最下階又はその付近の階床に停止している場合、乗客の乗降によって乗りかごに大きな上下方向の振動(縦振動)が発生し、かご内の乗客に不快感を与えることがある。このような大きな縦振動が発生するのは、最下階又はその付近の階床では、乗りかごと、昇降路上部に設置されている巻上機との間のメインロープが長くなり、メインロープのバネ定数の値が低下しているためである。
上記の特許文献1の構成は、運転時におけるコンペンシーブの縦振動を抑制することにより乗りかご内の乗り心地を向上させるためのものではあるが、停止時における乗客の乗降に起因する乗りかごの縦振動を充分に抑制し得るものではない。従来、最下階又はその付近の階床に停止中の乗りかごに縦振動が発生するのを防止する構成は見られなかったのである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、最下階又はその付近の所定階床に停止中の乗りかごに対して乗客が乗降する際に、この乗降に起因して発生する縦振動を抑制することが可能な高階床エレベータの縦振動抑制システムを提供することを目的としている。
本発明は上記課題を解決するための手段として、メインロープ及びコンペンロープが取り付けられた乗りかごを運転制御し、乗りかごが最下階又はその付近の所定階床に停止した際にはコンペンロープブレーキ指令を出力するエレベータ制御装置と、乗りかごの下方に配設され、エレベータ制御装置からのコンペンロープブレーキ指令を入力した場合にコンペンロープに対するブレーキ動作を行い、このコンペンロープが乗りかごの停止時位置よりも上方へ変位するのを拘束して乗客の乗降に起因する乗りかごの縦振動を抑制するコンペンロープブレーキ装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、最下階又はその付近の所定階床に停止中の乗りかごに対して乗客が乗降する際に、この乗降に起因して発生する縦振動を抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの構成図である。昇降路1の上部には、巻上機2、及びこれに隣接したそらせシーブ3が配設されており、これら巻上機2及びそらせシーブ3にメインロープ4が巻回されている。メインロープ4の一端側は乗りかご5の上部に取り付けられ、他端側はカウンタウェイト6の上部に取り付けられている。
図1に図示された乗りかご5は最下階に位置しており、乗場ドア7に対向した状態となっている。そして、乗りかご5の下部にはコンペンロープ8の一端側が取り付けられている。コンペンロープ8は、その中間部が昇降路1の下部に配置されたコンペンシーブ9で折り返され、その他端側がカウンタウェイト6の下部に取り付けられている。
コンペンシーブ9は、その重量によってコンペンロープ8に適度な張力を付与し、乗りかご5の走行中にコンペンロープ8が横方向に大きく振れるのを防止するためのものである。そして、コンペンシーブ9はシーブ支持体10に組み付けられており、このシーブ支持体10は、昇降路1下部の床面に固設されたガイドレール11に沿ってある程度の範囲で上下動可能になっている。このように、シーブ支持体10を上下動可能とすることにより、エレベータ運転中におけるコンペンシーブ9の振動を抑制することができる。
シーブ支持体10及びガイドレール11のやや上方には梁部材12が配設されており、この梁部材12にコンペンロープブレーキ装置13が取り付けられている。コンペンロープブレーキ装置13は、一対のロープ把持部材14を有しており、乗りかご5の下部からコンペンシーブ9に向かって延びるコンペンロープ8は、この一対のロープ把持部材14の間を挿通した状態になっている。
また、コンペンロープブレーキ装置13には、一対のロープ把持部材14がコンペンロープ8を把持した状態となっているか否かを検出するブレーキ状態検出センサ15が取り付けられている。そして、ブレーキ状態検出センサ15からの検出信号はエレベータ制御装置16に出力されるようになっている。
エレベータ制御装置16は巻上機2の運転制御を行うものであり、ブレーキ状態検出センサ15からの検出信号がロープ把持部材14の把持状態を示すものであれば巻上機2の運転を停止し、把持状態を示すものでない場合にのみ巻上機2を回転駆動するようになっている。
図2は図1におけるII-II矢視図であり、図3は図1におけるIII-III矢視図である。これらの図を参照しつつコンペンシーブ9のシーブ支持体10への組付状態を説明する。シーブ支持体10は、コンペンシーブ9を挿通する軸部材17と、軸部材17を支持する一対の支持部材18と、各支持部材18の上端部及び下端部に取り付けられ、略コの字状断面を有するガイドシュー19とから構成されている。
ガイドシュー19の内側には凹部が形成されており、この凹部はガイドレール11の突部11aと係合した状態になっている。そして、支持部材18には図示を省略してあるバネ部材が取り付けられており、このバネ部材がガイドシュー19に対し突部11a側に向かう押圧力を付与している。したがって、エレベータ運転中には、シーブ支持体10及びコンペンシーブ9がガイドレール11に沿って案内され、ある程度の範囲で上下動するが、その際に発生する振動又は騒音は有効に抑制される。
次に、以上のように構成される第1の実施形態の動作につき説明する。いま、上方階から乗りかご5が最下階に向かって下降し、図1に示すように、最下階の着床位置に乗りかご5が着床しようとしている。この時点では未だ一対のロープ把持部材14はコンペンロープ8を把持していないが、乗りかご5が着床位置に完全に停止すると、エレベータ制御装置16はコンペンロープブレーキ装置13に対してコンペンロープブレーキ指令を出力する。これにより、コンペンロープブレーキ装置13は、一対のロープ把持部材14に把持動作を行わせ、コンペンロープ8に対するブレーキ動作を行う。すなわち、それまで一対のロープ把持部材14の間を挿通していたコンペンロープ8は、一対のロープ把持部材14によって両サイドから強い力で圧接された状態となる。
次いで、エレベータ制御装置16が、乗場ドア7、及び乗りかご5のかごドアに対して戸開動作を行わせると、かご内の乗客が降車し、乗場で待っていた乗客が乗車する。このような乗客の乗降によって乗りかご5の荷重は大きく変動するが、このとき乗りかご5は最下階に位置しているため、乗りかご5と巻上機2との間のメインロープ4の長さは最長となっており、メインロープ4のバネ定数が非常に小さくなっている。
したがって、例えば、乗場から乗客が乗りかご5に乗車すると、この乗車に基づく荷重増加によってメインロープ4が伸び、乗りかご5は最初の停止位置からやや沈下することになる。そして、乗りかご5は沈下した後、メインロープ4のバネ作用によって今度は反対に上昇することになる。しかし、このとき、乗りかご5の下方のコンペンロープ8は、一対のロープ把持部材14によって強力に把持されているために、最初の停止位置を越えて上昇することは阻止される。
図4(a)は、このときの乗りかご5の振動の様子を示す説明図である。コンペンロープ8がロープ把持部材14により把持されている場合、乗客が乗車したときの乗りかご5の沈下は拘束することができないが、コンペンロープ8及び乗りかご5が停止時位置よりも上方へ変位するのは拘束することができる。したがって、乗りかご5の振動幅A1は小さなものとなる。
これに対し、図4(b)は、従来構成における乗りかご5の振動の様子を示す説明図である。この従来構成では、本実施形態のようにコンペンロープ8が把持されているわけではないので、乗りかご5は停止時位置よりも下方に変位した後、メインロープ4のバネ作用によって今度は上方に自由に変位するため、振動幅A2がA1よりも大きなものとなる。
上記のように、乗りかご5が最下階に停止している間、ロープ把持部材14がコンペンロープ8を把持しているので、乗客の乗降に起因する乗りかご5の縦振動が抑制される。このとき、ブレーキ状態検出センサ15は、ロープ把持部材14の把持動作が適正に行われているか否かを監視しており、適正に行われていればブレーキ作動状態検出信号をエレベータ制御装置16に出力する。
乗客の乗降が終了すると、エレベータ制御装置16は、乗場ドア7及びかごドアを戸閉した後、コンペンロープブレーキ解除指令をコンペンロープブレーキ装置13に出力する。これにより、コンペンロープブレーキ装置13は、一対のロープ把持部材14にそれまで行っていた把持動作を解除させる。このとき、ブレーキ状態検出センサ15は、この把持動作の解除を検出し、エレベータ制御装置16に対するブレーキ作動状態検出信号の出力を停止する。
エレベータ制御装置16は、ブレーキ状態検出センサ15からのブレーキ作動状態検出信号の入力が停止されたことを確認した後、巻上機2に対する駆動制御信号を出力し、乗りかご5を次の目的階へ上昇させるようにする。したがって、もしロープ把持部材14が故障し、コンペンロープ8の把持動作が解除されないような場合は、そのままブレーキ状態検出センサ15からのブレーキ作動状態検出信号の入力が継続されるため、エレベータ制御装置16は巻上機2に対する駆動制御信号の出力を中止する。
以上のように、第1の実施形態によれば、乗りかご5が最下階に停止して乗客が乗降している間は、コンペンロープブレーキ装置13のロープ把持部材14がコンペンロープ8を把持しているので、乗りかご5の縦振動を抑制することが可能になる。
なお、第1の実施形態には上述した形態の他に、次のような形態も含まれるものとする。
(1)上記の例では、乗りかご5が最下階に停止した場合を例に取り説明したが、勿論コンペンロープブレーキ装置13を作動させる階床は最下階に限定されるわけではなく、その付近の上方階すなわち「所定階床」も含まれる。この「所定階床」の範囲は、メインロープ4のバネ定数や乗りかご5の最大積載荷重等のエレベータの各種仕様データに基づき、予め設定しておくことができる。
(2)コンペンロープブレーキ装置13のロープ把持部材14を作動させるための駆動エネルギーとしては、まず、バネ部材等による機械力を用いることが考えられるが、その他に、電磁力、油圧、空気圧などのエネルギーを用いることもできる。
(3)ブレーキ状態検出センサ15としては、リミットスイッチなどの接触式センサの他に、近接スイッチなどの非接触式センサを用いることも可能である。
(4)第1の実施形態では、コンペンロープブレーキ装置13にブレーキ状態検出センサ15が取り付けられた例を示したが、本発明は、このブレーキ状態検出センサ15を省略して、より簡単化した構成を含むものである。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの構成図である。第1の実施形態では、コンペンロープ8を直接把持することによりブレーキをかけていたが、この第2の実施形態では、コンペンシーブ9にディスクを固着し、このディスクを把持してコンペンシーブ9の回転を拘束することによりブレーキをかけるようにしている。すなわち、図1に示した第1の実施形態では、シーブ支持体10の上方に梁部材12を配設し、この梁部材12にコンペンロープブレーキ装置13を取り付けていたが、第2の実施形態では、シーブ支持体10にコンペンロープブレーキ装置13Aを適当な取付部材(図示略)を介して取り付けた構成としている。
図6は、図5におけるVI-VI矢視図である。この図に示すように、コンペンシーブ9の一方の端面にディスク20が固着されており、このディスク20をコンペンロープブレーキ装置13Aの一対のディスク把持部材21が把持するようになっている。ディスク把持部材21は矢印Y1で示したように、ディスク20に対して水平方向に離間接近可能に変位するようになっている。そして、コンペンロープブレーキ装置13Aにはブレーキ状態検出センサ15が取り付けられ、一対のディスク把持部材21がディスク20を把持した状態になっているか否かを検出できるようになっている。
上記のように、第1の実施形態と第2の実施形態との相違は、コンペンロープブレーキ装置13,13Aが把持する個所だけであり、その動作はほぼ同様であるため、第2の実施形態の動作については説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの要部構成図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB1−B1矢視図である。図6に示した第2の実施形態では、コンペンシーブ9に新たな部材としてディスク20を付加する構成としていたが、この第3の実施形態では、このような新たな部材を付加することなくコンペンシーブ9の回転を拘束するようにしている。
すなわち、シーブ支持体10を構成する一対の支持部材18には適当な取付部材(図示略)を介してコンペンロープブレーキ装置13Bが取り付けられている。このコンペンロープブレーキ装置13Bは、図7(a)の矢印Y2で示したように、コンペンシーブ9の側面9aに対して水平方向に離間接近可能に変位する一対のシーブ側面圧接部材22を有している。
そして、このシーブ側面圧接部材22は圧接部22aを有している。図示の状態は、圧接部22aが側面9aから離間している状態であり、この状態ではコンペンシーブ9の回転が未だ拘束されず、コンペンロープ8にブレーキがかかっていない状態になっている。エレベータ制御装置16は、コンペンロープブレーキ装置13Bにコンペンロープブレーキ指令を出力することにより、シーブ側面圧接部材22の圧接部22aを側面9aに圧接させてブレーキがかかった状態にすることができる。
上記のように、第3の実施形態と第2の実施形態との相違は、コンペンロープブレーキ装置13B,13Aがコンペンシーブ9の回転を拘束するために接触する個所だけである。したがって、この第3の実施形態の動作も第1の実施形態とほぼ同様であるため、その動作については説明を省略する。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの要部構成図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB2−B2矢視図である。図7に示した第3の実施形態では、コンペンシーブ9の側面9aにシーブ側面圧接部材22の圧接部22aを圧接させてコンペンシーブ9の回転を拘束するようにしていたが、この第4の実施形態では、コンペンシーブ9の周面を圧接することによりコンペンシーブ9の回転を拘束するようにしている。
すなわち、シーブ支持体10を構成する一対の支持部材18には適当な取付部材(図示略)を介してコンペンロープブレーキ装置13Cが取り付けられている。このコンペンロープブレーキ装置13Cは、図8(a)の矢印Y3で示したように、コンペンシーブ9の周面9bに対して垂直方向に離間接近可能に変位する一対のシーブ周面圧接部材23を有している。
そして、このシーブ周面圧接部材23は圧接面23aを有している。図示の状態は、圧接面23aが周面9bから離間している状態であり、この状態ではコンペンシーブ9の回転が未だ拘束されず、コンペンロープ8にブレーキがかかっていない状態になっている。エレベータ制御装置16は、コンペンロープブレーキ装置13Cにコンペンロープブレーキ指令を出力することにより、シーブ周面圧接部材23の圧接面23aを周面9bに圧接させてブレーキがかかった状態にすることができる。
上記のように、第4の実施形態と第3の実施形態との相違は、コンペンロープブレーキ装置13C,13Bがコンペンシーブ9の回転を拘束するために接触する個所だけである。したがって、この第4の実施形態の動作も第1の実施形態とほぼ同様であるため、その動作については説明を省略する。
本発明の第1の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの構成図。 図1におけるII-II矢視図。 図1におけるIII-III矢視図。 第1の実施形態と従来構成との動作の違いについての説明図であり、(a)は第1の実施形態における乗りかご5の振動の様子を示す説明図、(b)は従来構成における乗りかご5の振動の様子を示す説明図。 本発明の第2の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの構成図。 図5におけるVI-VI矢視図。 本発明の第3の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの要部構成図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB1−B1矢視図。 本発明の第4の実施形態に係る高階床エレベータの縦振動抑制システムの要部構成図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB2−B2矢視図。
符号の説明
1:昇降路
2:巻上機
3:そらせシーブ
4:メインロープ
5:乗りかご
6:カウンタウェイト
7:乗場ドア
8:コンペンロープ
9:コンペンシーブ
9a:側面
9b:周面
10:シーブ支持体
11:ガイドレール
11a:突部
12:梁部材
13,13A,13B,13C:コンペンロープブレーキ装置
14:ロープ把持部材
15:ブレーキ状態検出センサ
16:エレベータ制御装置
17:軸部材
18:支持部材
19:ガイドシュー
20:ディスク
21:ディスク把持部材
22:シーブ側面圧接部材
22a:圧接部
23:シーブ周面圧接部材
23a:圧接面

Claims (6)

  1. メインロープ及びコンペンロープが取り付けられた乗りかごを運転制御し、乗りかごが最下階又はその付近の所定階床に停止した際にはコンペンロープブレーキ指令を出力するエレベータ制御装置と、
    前記乗りかごの下方に配設され、前記エレベータ制御装置からのコンペンロープブレーキ指令を入力した場合に前記コンペンロープに対するブレーキ動作を行い、このコンペンロープが乗りかごの停止時位置よりも上方へ変位するのを拘束して乗客の乗降に起因する乗りかごの縦振動を抑制するコンペンロープブレーキ装置と、
    を備えたことを特徴とする高階床エレベータの縦振動抑制システム。
  2. 前記コンペンロープブレーキ装置は、ロープ把持部材を有しており、このロープ把持部材でコンペンロープを把持することにより、前記コンペンロープに対するブレーキ動作を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載の高階床エレベータの縦振動抑制システム。
  3. 前記コンペンロープブレーキ装置は、ディスク把持部材を有しており、このディスク把持部材でコンペンシーブに固着されたディスクを把持してその回転を拘束することにより、前記コンペンロープに対するブレーキ動作を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載の高階床エレベータの縦振動抑制システム。
  4. 前記コンペンロープブレーキ装置は、シーブ側面圧接部材を有しており、このシーブ側面圧接部材をコンペンシーブの側面と圧接させてその回転を拘束することにより、前記コンペンロープに対するブレーキ動作を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載の高階床エレベータの縦振動抑制システム。
  5. 前記コンペンロープブレーキ装置は、シーブ周面圧接部材を有しており、このシーブ周面圧接部材をコンペンシーブの周面と圧接させてその回転を拘束することにより、前記コンペンロープに対するブレーキ動作を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載の高階床エレベータの縦振動抑制システム。
  6. 前記コンペンロープブレーキ装置がブレーキ作動状態にあるか否かを検出するブレーキ状態検出センサを備えており、
    前記エレベータ制御装置は、前記ブレーキ状態検出センサからブレーキ作動状態検出信号を入力している間は乗りかごの走行を停止するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載の高階床エレベータの縦振動抑制システム。
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