JP5832306B2 - ダブルデッキエレベーター装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、ダブルデッキエレベーター装置は昇降路1内を昇降する乗りかご主枠2と、一端が乗りかご主枠2に連結されて乗りかご主枠2を吊持する主ロープ3と、主ロープ3の他端に連結されて吊持され、昇降路1内を乗りかご主枠2とは互いに上下反対方向に昇降するつり合いおもり4と、昇降路1上部の機械室5に設置されるとともに、主ロープ3の中間部が巻き掛けられた主ロープ3を駆動する駆動装置6と、機械室5にあって駆動装置6の近傍に配置され、主ロープ3を巻き掛けたそらせ車7と、機械室5に配置され、ダブルデッキエレベーターの運転を制御する制御装置8を有している。
乗りかご主枠2内には、この乗りかご主枠2内を上下に昇降可能に配置された上側乗りかご12と、乗りかご主枠2内の上側乗りかご12の下方に配置された下側乗りかご13とが配置されている。ここで、主ロープ3を駆動する駆動装置6は三相誘導電動機で構成され、制御装置8からの駆動信号線8Bによって駆動信号が送られて動作される。
また、上側乗りかご12と下側乗りかご13の位置調整を行なう、かご位置調整駆動装置11は制御装置8からの駆動信号線11Bによって駆動制御されている。
この調整の考え方は図2にあるように、上側乗りかご12と下側乗りかご13の下部にそれぞれかご用プーリ9a、9bびかご用プーリ10a、10bを設け、一端を乗りかご主枠2の上部(A部)に固定し他端を乗りかご主枠2の中間部(B部)に固定したかご位置調整ロープ17の途中をかご位置調整駆動装置11によって駆動されるシーブ11aに巻き掛けたもので、かご位置調整駆動装置11によってシーブ11aを時計回りに回転させると上側乗りかご12と下側乗りかご13の相互が近づき、かご位置調整駆動装置11によってシーブ11aを反時計回りに回転させると上側乗りかご12と下側乗りかご13の相互が離れるように動くものである。かご位置調整駆動装置11は図示しない電動機によって構成されており、上側乗りかご12と下側乗りかご13の相互位置を調整するものである。
上梁2aと固定部材26aの間にはこれらの隙間の間隔を測定する隙間センサ25aが配置されており、上梁2aと固定部材26aの隙間の間隔を測定している。隙間センサ25aは上梁2aの上側にボルト等の固定手段(図示せず)によって固定されており、これは固定部材26aとの間の磁気回路の磁束の変化等によって上梁2aと固定部材26aの間の隙間間隔を測定するものである。
Claims (10)
- 昇降路内を昇降する主かご枠と、前記主かご枠内を上下に昇降可能に前記主かご枠内に配置された上側乗りかごと、前記上側乗りかごの下方に配置され前記主かご枠内を上下に昇降可能に前記主かご枠内に配置された下側乗りかごと、前記上側乗りかごと前記下側乗りかごをかご位置調整ロープによって吊持するかご位置調整シーブと、前記かご位置調整シーブを回転させて前記上側乗りかごと前記下側乗りかごを互いに上下反対方向に移動させて前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの相対位置を調整するかご位置調整駆動装置と、前記かご位置調整駆動装置を駆動制御する制御装置を備えたダブルデッキエレベーター装置において、
前記制御装置は、前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの間に所定以上の荷重差がある場合に、前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの荷重から前記かご位置調整シーブに作用する回転付勢力の作用方向を求め、前記かご位置調整駆動装置が前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの位置間隔を調整する前に前記かご位置調整シーブに作用する回転付勢力を打ち消す方向に前記かご位置調整駆動装置に駆動力を与える機能を備えることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項1に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記上側乗りかごと前記下側乗りかごは、前記主かご枠に一端が固定され、前記上側乗りかごを吊持した後に前記かご位置調整シーブに巻き掛けられて前記下側乗りかごを吊持した後に前記主かご枠に他端が固定された前記かご位置調整ロープによって連結され、前記かご位置調整シーブは前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの間の前記かご位置調整ロープに巻き掛けられていることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項2に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記制御装置は、前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの前記荷重差に基づいて前記かご位置調整シーブに作用する回転付勢力の作用方向の他に前記かご位置調整駆動装置の駆動力を求め、前記かご位置調整駆動装置が前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの位置間隔を調整する前に前記かご位置調整シーブに作用する前記回転付勢力を打ち消す方向で、かつ前記回転付勢力を打ち消す大きさの駆動力を前記かご位置調整駆動装置に与える機能を備えることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記制御装置は、前記かご位置調整駆動装置に駆動力を与えた後に前記かご位置調整駆動装置のブレーキ装置を解除する機能を備えることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項4に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記制御装置は、前記かご位置調整駆動装置に駆動力を与えた後に前記かご位置調整駆動装置の前記ブレーキ装置を解除した後に前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの相対的な位置間隔を調整する機能を備えることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項3に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記制御装置は、前記主乗りかご枠が等速運行の状態にある時に前記かご位置調整駆動装置に駆動力を与え、その後に前記かご位置調整駆動装置のブレーキ装置を解除して前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの相対的な位置間隔を調整する機能を備えることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項3に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記制御装置は、前記上側乗りかごと前記下側乗りかごがつり合った状態を基準にして、前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの前記荷重差を所定の上限値及び所定の下限値と比較し、前記上限値以上或いは前記下限値以下の場合に、前記かご位置調整シーブに作用する回転付勢力の作用方向と前記荷重差に基づく前記かご位置調整駆動装置の駆動力を求める機能を備えることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項2に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの荷重は、前記それぞれの乗りかごを吊持するかご位置調整ロープの前記一端と前記他端を弾性体を介して固定する梁に設けられた荷重検出装置によって測定されることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項8に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記荷重検出装置は、前記かご位置調整ロープの前記一端と前記他端がシンブルロッドによって前記梁を貫通した後に固定部材を貫通して前記固定部材に固定され、更に前記梁と前記固定部材の間に前記弾性体が介装されると共に、前記梁と前記固定部材の間の隙間間隔を測定する隙間センサとよりなり、前記固定部材に掛かる荷重によって前記弾性体がたわむことで前記梁と前記固定部材の間の隙間の変化によって荷重を検出することを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。 - 請求項1に記載のダブルデッキエレベーター装置において、
前記上側乗りかごと前記下側乗りかごの荷重は前記それぞれの乗りかご内に搭載された荷重検出装置によって測定されることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
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