JP7041017B2 - 偏光膜および偏光膜の製造方法 - Google Patents
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Description
1つの実施形態においては、単体透過率が44.5%以上であり、偏光度が99.0%以上である。
本発明の別の局面によれば、偏光板が提供される。この偏光板は、上記偏光膜と、上記偏光膜の少なくとも一方の側に配置された保護層とを有する。
本発明の別の局面によれば、偏光膜の製造方法が提供される。この偏光膜の製造方法は、熱可塑性樹脂基材の片側に、ポリビニルアルコール系樹脂を含むポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層体とすること、および上記積層体に、空中延伸処理と染色処理とをこの順に施すこと、を含み、上記空中延伸処理後の上記ポリビニルアルコール系樹脂層は、全反射減衰分光測定により算出される結晶化指数が1.55以上1.7以下であり、かつ、配向関数が0.22以上0.31以下である。
1つの実施形態においては、上記空中延伸処理の後に、上記積層体に水中延伸処理を施すことをさらに含み、上記空中延伸処理における延伸倍率が3.0倍以上であり、上記水中延伸処理における延伸倍率が1.8倍以下である。
本発明の1つの実施形態による偏光膜は、厚みが8μm以下であり、吸収軸と直交する方向に沿って一方の端部から他方の端部まで50mmの領域ごとの最大厚みと最小厚みの差の平均値(以下、厚みバラつきと称する場合がある)が70nm以下である。厚みバラつきは、例えば、偏光膜の厚みを上記一方の端部から上記他方の端部まで2mm間隔で測定し、50mmごとの領域内での最大厚みと最小厚みの差を算出し、各領域における上記差の平均値を算出することにより得られる。偏光膜の厚みは、代表的には、光学干渉膜厚計を用いて測定され得る。従来の薄型の偏光膜は、その製造方法などに起因して、吸収軸と直交する方向に沿った厚みのバラつきが生じ得、その結果、画像表示装置に適用したときに吸収軸に沿ったスジ状のムラが生じる場合があった。本実施形態の偏光膜は、厚みが非常に薄いにも関わらず、厚みバラつきが小さい。このような偏光膜は、画像表示装置に適用した場合に、スジムラの発生を抑制し得る。
偏光度(%)={(Tp-Tc)/(Tp+Tc)}1/2×100
結晶化指数=((IC-0+2×IC-90)/3)/((IR-0+2×IR-90)/3)
ただし、
IC-0:測定光(偏光)を延伸方向と平行方向に入射して測定したときの1141cm-1の強度
IC-90:測定光(偏光)を延伸方向と垂直方向に入射して測定したときの1141cm-1の強度
IR-0:測定光(偏光)を延伸方向と平行方向に入射して測定したときの1140cm-1の強度
IR-90:測定光(偏光)を延伸方向と垂直方向に入射して測定したときの1140cm-1の強度
f=(3<cos2θ>-1)/2
=(1-D)/[c(2D+1)]
ただし、
c=(3cos2β-1)/2
β=90deg⇒f=-2×(1-D)/(2D+1)
θ:分子鎖・延伸方向
β:分子鎖・遷移双極子モーメント
D=(I⊥)/(I//)
(PVA分子が配向するほどDの値が大きくなる)
I⊥:測定光(偏光)を延伸方向と垂直方向に入射して測定したときの強度
I//:測定光(偏光)を延伸方向と平行方向に入射して測定したときの強度
図1は、本発明の1つの実施形態による偏光板の概略断面図である。偏光板100は、偏光膜10と、偏光膜10の一方の側に配置された第1の保護層20と、偏光膜10の他方の側に配置された第2の保護層30とを有する。偏光膜10は、上記A項で説明した本発明の偏光膜である。第1の保護層20および第2の保護層30のうち一方の保護層は省略されてもよい。なお、第1の保護層および第2の保護層のうち一方は、上記の偏光膜の製造に用いられる樹脂基材であってもよい。
本発明の1つの実施形態による偏光膜の製造方法は、上記のとおり、熱可塑性樹脂基材の片側に、ポリビニルアルコール系樹脂を含むポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層体とすること、および、上記積層体に、空中延伸処理と染色処理とをこの順に施すこと、を含む。上記空中延伸処理後の上記ポリビニルアルコール系樹脂層は、全反射減衰分光測定により算出される結晶化指数が1.55以上1.7以下であり、かつ、配向関数が0.22以上0.31以下である。好ましくは、空中延伸処理の後に、積層体に水中延伸処理を施すことを含み、空中延伸処理における延伸倍率は3.0倍以上であり、水中延伸処理における延伸倍率は1.8倍以下である。このように、従来の製造方法に比べて空中延伸処理における延伸倍率を高く、かつ、水中延伸処理における延伸倍率を低く設定することにより、空中延伸処理後のPVA系樹脂層の結晶化を促進するとともに、熱可塑性樹脂基材の過度の結晶化を抑制することができる。これにより、厚みバラつきが小さく、かつ、優れた光学特性を有する偏光膜が得られ得る。
熱可塑性樹脂基材とPVA系樹脂層との積層体の作製する方法としては、任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、長尺状の熱可塑性樹脂基材の表面に、PVA系樹脂を含む塗布液を塗布し、乾燥することにより、熱可塑性樹脂基材上にPVA系樹脂層を形成する。
熱可塑性樹脂基材の厚みは、好ましくは20μm~300μm、より好ましくは50μm~200μmである。20μm未満であると、PVA系樹脂層の形成が困難になるおそれがある。300μmを超えると、例えば、後述の水中延伸処理において、熱可塑性樹脂基材が水を吸収するのに長時間を要するとともに、延伸に過大な負荷を要するおそれがある。
塗布液は、代表的には、上記PVA系樹脂を溶媒に溶解させた溶液である。溶媒としては、例えば、水、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン、各種グリコール類、トリメチロールプロパン等の多価アルコール類、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン等のアミン類が挙げられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも、好ましくは、水である。溶液のPVA系樹脂濃度は、溶媒100重量部に対して、好ましくは3重量部~20重量部である。このような樹脂濃度であれば、熱可塑性樹脂基材に密着した均一な塗布膜を形成することができる。
空中延伸処理における延伸倍率は、好ましくは3.0倍~4.0倍である。これにより、空中延伸処理後のPVA系樹脂層の結晶化指数および配向関数を所望の数値範囲内に制御し得る。さらに、このように、従来の製造方法に比べて空中延伸処理における延伸倍率を高く設定することにより、後述の水中延伸処理において所望の光学特性を実現するための延伸倍率を低く設定することができる。これにより、水中延伸処理による熱可塑性樹脂基材の過度の結晶化を抑制することができる。
必要に応じて、空中補助延伸処理の後、水中延伸処理や染色処理の前に、不溶化処理を施す。上記不溶化処理は、代表的には、ホウ酸水溶液にPVA系樹脂層を浸漬することにより行う。不溶化処理を施すことにより、PVA系樹脂層に耐水性を付与し、水に浸漬した時のPVAの配向低下を防止することができる。当該ホウ酸水溶液の濃度は、水100重量部に対して、好ましくは1重量部~4重量部である。不溶化浴(ホウ酸水溶液)の液温は、好ましくは20℃~50℃である。
上記染色処理は、代表的には、PVA系樹脂層をヨウ素で染色することにより行う。具体的には、PVA系樹脂層にヨウ素を吸着させることにより行う。当該吸着方法としては、例えば、ヨウ素を含む染色液にPVA系樹脂層(積層体)を浸漬させる方法、PVA系樹脂層に当該染色液を塗工する方法、当該染色液をPVA系樹脂層に噴霧する方法等が挙げられる。好ましくは、染色液(染色浴)に積層体を浸漬させる方法である。ヨウ素が良好に吸着し得るからである。
必要に応じて、染色処理の後、水中延伸処理の前に、架橋処理を施す。上記架橋処理は、代表的には、ホウ酸水溶液にPVA系樹脂層を浸漬させることにより行う。架橋処理を施すことにより、PVA系樹脂層に耐水性を付与し、後の水中延伸で、高温の水中へ浸漬した際のPVAの配向低下を防止することができる。当該ホウ酸水溶液の濃度は、水100重量部に対して、好ましくは1重量部~5重量部である。また、上記染色処理後に架橋処理を行う場合、さらに、ヨウ化物を配合することが好ましい。ヨウ化物を配合することにより、PVA系樹脂層に吸着させたヨウ素の溶出を抑制することができる。ヨウ化物の配合量は、水100重量部に対して、好ましくは1重量部~5重量部である。ヨウ化物の具体例は、上述のとおりである。架橋浴(ホウ酸水溶液)の液温は、好ましくは20℃~50℃である。
水中延伸処理における延伸倍率は、好ましくは1.8倍以下であり、より好ましくは1.5倍以下である。これにより、水中延伸処理による熱可塑性樹脂基材の過度の結晶化を抑制することができる。さらに空中補助延伸と組み合わせた高い総延伸倍率を実現し、光学特性に極めて優れた偏光膜を製造することができる。
上記乾燥処理は、ゾーン全体を加熱して行うゾーン加熱により行っても良いし、搬送ロールを加熱する(いわゆる加熱ロールを用いる)ことにより行う(加熱ロール乾燥方式)こともできる。好ましくは、その両方を用いる。加熱ロールを用いて乾燥させることにより、効率的に積層体の加熱カールを抑制して、外観に優れた偏光膜を製造することができる。具体的には、加熱ロールに積層体を沿わせた状態で乾燥することにより、上記熱可塑性樹脂基材の結晶化を効率的に促進させて結晶化度を増加させることができ、比較的低い乾燥温度であっても、熱可塑性樹脂基材の結晶化度を良好に増加させることができる。その結果、熱可塑性樹脂基材は、その剛性が増加して、乾燥によるPVA系樹脂層の収縮に耐え得る状態となり、カールが抑制される。また、加熱ロールを用いることにより、積層体を平らな状態に維持しながら乾燥できるので、カールだけでなくシワの発生も抑制することができる。この時、積層体は、乾燥収縮処理により幅方向に収縮させることにより、光学特性を向上させることができる。PVAおよびPVA/ヨウ素錯体の配向性を効果的に高めることができるからである。
好ましくは、水中延伸処理の後、乾燥処理の前に、洗浄処理を施す。上記洗浄処理は、代表的には、ヨウ化カリウム水溶液にPVA系樹脂層を浸漬させることにより行う。
(1)結晶化指数
空中延伸処理後の積層体について、フーリエ変換赤外分光光度計(Perkin Elmer社製、製品名「SPECTRUM2000」)を用い、偏光を測定光として、ATR測定によりPVA系樹脂層表面の評価を行った。具体的には、測定偏光を延伸方向に対して0°と90°にした状態で測定を実施し、得られたスペクトルの1141cm-1および1140cm-1の強度を用いて、下記式に従って結晶化指数を算出した。
結晶化指数=((IC-0+2×IC-90)/3)/((IR-0+2×IR-90)/3)
ただし、
IC-0:測定光(偏光)を延伸方向と平行方向に入射して測定したときの1141cm-1の強度
IC-90:測定光(偏光)を延伸方向と垂直方向に入射して測定したときの1141cm-1の強度
IR-0:測定光(偏光)を延伸方向と平行方向に入射して測定したときの1140cm-1の強度
IR-90:測定光(偏光)を延伸方向と垂直方向に入射して測定したときの1140cm-1の強度
(2)配向関数
空中延伸処理後の積層体について、フーリエ変換赤外分光光度計(Perkin Elmer社製、製品名「SPECTRUM2000」)を用い、偏光を測定光として、ATR測定によりPVA系樹脂層表面の評価を行った。具体的には、測定偏光を延伸方向に対して0°と90°にした状態で測定を実施し、2941cm-1の強度を用いて、下記式に従って配向関数を算出した。
f=(3<cos2θ>-1)/2
=(1-D)/[c(2D+1)]
ただし、
c=(3cos2β-1)/2
β=90deg⇒f=-2×(1-D)/(2D+1)
θ:分子鎖・延伸方向
β:分子鎖・遷移双極子モーメント
D=(I⊥)/(I//)
(PVA分子が配向するほどDの値が大きくなる)
I⊥:測定光(偏光)を延伸方向と垂直方向に入射して測定したときの強度
I//:測定光(偏光)を延伸方向と平行方向に入射して測定したときの強度
(3)厚みバラつき
実施例および比較例の偏光膜の厚みを、干渉膜厚計(大塚電子社製、製品名「MCPD-3700」を用いて、吸収軸と直交する方向における一方の端部から他方の端部まで、2mm間隔で測定した。
次いで、上記一方の端部から上記他方の端部まで、50mmごとの領域内での最大厚みと最小厚みの差を算出し、各領域における上記差の平均値を算出し、上記平均値を厚みバラつきとした。
(4)光学特性(単体透過率および偏光度)
実施例および比較例の偏光板(保護フィルム/偏光膜)について、紫外可視分光光度計(日本分光社製V-7100)を用いて測定した単体透過率Ts、平行透過率Tp、直交透過率Tcをそれぞれ、偏光膜のTs、TpおよびTcとした。これらのTs、TpおよびTcは、JIS Z8701の2度視野(C光源)により測定して視感度補正を行なったY値である。なお、保護フィルムの屈折率は1.50であり、偏光膜の保護フィルムとは反対側の表面の屈折率は1.53であった。
得られたTpおよびTcから、下記式により偏光度Pを求めた。
偏光度P(%)={(Tp-Tc)/(Tp+Tc)}1/2×100
得られた単体透過率および偏光度の値に基づき、以下の基準で光学特性を評価した。
○:偏光度が99.0%以上である。(単体透過率=44.5%)
×:偏光度が99.0%未満である。(単体透過率=44.5%)
1.偏光膜の作製
熱可塑性樹脂基材として、長尺状で、吸水率0.75%、Tg約75℃である、非晶質のイソフタル共重合ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み:100μm、幅:1450mm)を用いた。樹脂基材の片面に、コロナ処理(処理条件:55W・min/m2)を施した。
ポリビニルアルコール(重合度4200、ケン化度99.2モル%)およびアセトアセチル変性PVA(日本合成化学工業社製、商品名「ゴーセファイマーZ410」)を9:1の比で含むPVA水溶液(塗布液)を調製した。
樹脂基材のコロナ処理面に、上記PVA水溶液を塗布して60℃で乾燥することにより、厚み8μmのPVA系樹脂層を形成し、積層体を作製した。
得られた積層体を、延伸温度を120℃~130℃とし、周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に3.0倍に自由端一軸延伸した(空中補助延伸処理)。
次いで、積層体を、液温40℃の不溶化浴(水100重量部に対して、ホウ酸を4重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(不溶化処理)。
次いで、液温30℃の染色浴(水100重量部に対して、ヨウ素とヨウ化カリウムを1:7の重量比で配合して得られたヨウ素水溶液)に、最終的に得られる偏光膜の単体透過率(Ts)が44.5%となるように濃度を調整しながら60秒間浸漬させた(染色処理)。
次いで、液温40℃の架橋浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを3重量部配合し、ホウ酸を5重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(架橋処理)。
その後、積層体を、液温70℃のホウ酸水溶液(ホウ酸濃度4.0重量%)に浸漬させながら、周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に総延伸倍率が5.5倍となるように一軸延伸を行った(水中延伸処理)。
その後、積層体を液温20℃の洗浄浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを4重量部配合して得られた水溶液)に浸漬させた(洗浄処理)。
その後、オーブン中で乾燥することにより、樹脂基材上に、幅1500mm、厚み3.5μmの偏光膜を形成した。
2.偏光板の作製
上記で得られた偏光膜の表面(樹脂基材とは反対側の面)に、保護フィルムとして、アクリル系フィルム(表面屈折率1.50、40μm)を、紫外線硬化型接着剤を介して貼り合せた。具体的には、硬化型接着剤の総厚みが1.0μmになるように塗工し、ロール機を使用して貼り合わせた。その後、UV光線を保護フィルム側から照射して接着剤を硬化させた。次いで、樹脂基材を剥離し、保護フィルム/偏光膜の構成を有する偏光板を得た。
空中補助延伸処理において、延伸倍率を3.5倍としたこと以外は実施例1と同様にして偏光膜および偏光板を作製した。
空中補助延伸処理において、延伸倍率を2.0倍としたこと、および、延伸温度を140℃としたこと以外は実施例1と同様にして偏光膜および偏光板を作製した。
空中補助延伸処理において、延伸倍率を2.4倍としたこと以外は実施例1と同様にして偏光膜および偏光板を作製した。
空中補助延伸処理において、延伸倍率を4.0倍としたこと、および、延伸温度を140℃としたこと以外は実施例1と同様にして偏光膜の作製を試みたが、水中延伸処理において積層体が破断し、偏光膜および偏光板を作製することができなかった。
空中補助延伸処理において、延伸倍率を4.5倍としたこと、および、水中延伸処理を施さなかったこと以外は実施例1と同様にして偏光膜および偏光板を作製した。
実施例および比較例について、空中延伸処理後のPVA系樹脂層の結晶化指数および配向関数を上記(1)および(2)に従い算出し、偏光膜の厚みバラつきを上記(3)に従い算出し、偏光板の光学特性を上記(4)に従い評価した。さらに、実施例および比較例の偏光板を画像表示装置に適用したときのスジムラの有無を確認した。結果を表1に示す。
20 第1の保護層
30 第2の保護層
100 偏光板
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂基材の片側に、ポリビニルアルコール系樹脂を含むポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層体とすること、および
前記積層体に、空中延伸処理と染色処理とをこの順に施すこと、を含み、
前記空中延伸処理の後に、前記積層体に水中延伸処理を施すことをさらに含み、
前記空中延伸処理における延伸倍率が3.0倍以上であり、前記水中延伸処理における延伸倍率が1.8倍以下であり、
前記空中延伸処理後の前記ポリビニルアルコール系樹脂層は、全反射減衰分光測定により算出される結晶化指数が1.55以上1.7以下であり、かつ、配向関数が0.22以上0.31以下である、偏光膜の製造方法。
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