JP7040645B2 - シリンダヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドに関する。
一般的なエンジンのシリンダヘッドは、例えばアルミニウムやアルミニウム合金を用いた鋳造によって成型されており、熱伝導率が比較的高い。そのため、燃焼室へと繋がる吸気ポートは、燃焼室から伝わる熱によって加熱され、吸気ポートを流通する吸気の温度上昇を招く。吸気の温度が上昇すると吸入空気量が減少するとともにノッキングが発生しやすくなり、エンジン性能を低下させる可能性がある。このような課題に対し、例えば特許文献1には、吸気ポート内に樹脂製の断熱部材を配置して、吸気の温度上昇を抑制するようにしたエンジンの吸気通路構造が開示されている。
特開2018-3600号公報
上記の特許文献1のように、アルミニウム等の材料(素材)で成型されたシリンダヘッドの吸気ポート内に配置される断熱部材は、樹脂の射出成型により形成されている。このように断熱材としての樹脂部を射出成型により形成する場合、シリンダヘッドの吸気ポート内には、樹脂部となる溶融樹脂を注入するための空間(注入空間)が形成されるとともに、溶融樹脂の漏れを防ぐためのシール面が確保される。しかしながら、注入空間のシール面を確保すると、漏れを防止できる一方で、注入空間の圧力が高まり、吸気ポートを形成する壁部にひびや割れが生じるおそれがある。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、樹脂の射出成型により断熱部材を配置する際のひびや割れを防止しながら、吸気の温度上昇を抑制することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するシリンダヘッドは、シリンダブロックと接合されるシリンダヘッド下面から立設された吸気側壁部と、エンジンの燃焼室に連通する吸気ポートが内部に形成され、内面に沿って配置された樹脂部を有するポート周壁部と、前記ポート周壁部における前記シリンダヘッド下面側の外面から突設されるとともに、前記吸気側壁部から離隔する方向へ前記吸気ポート内を流れる吸気の流通方向に沿って延設された外側縦リブと、前記外側縦リブの一端部分において前記吸気側壁部から膨出形成されるとともに、前記樹脂部の射出成型の際に前記吸気ポート内のガスを排出するための孔部が形成されたボス部と、を備えている。
(2)前記シリンダヘッドは、一つの前記吸気ポートに対して二つの前記外側縦リブが設けられており、前記ボス部は、少なくとも一方の前記外側縦リブの前記一端部分に配置されていることが好ましい。
(3)前記シリンダヘッドは、前記ポート周壁部における前記シリンダヘッド下面側の内面から突設され、前記二つの外側縦リブの間において前記流通方向に沿って延設された内側縦リブを備えていることが好ましい。
(4)前記シリンダヘッドは、前記ポート周壁部の内面から突設されるとともに前記内側縦リブの両側において前記流通方向に沿って延設され、前記内側縦リブよりも突出量の小さい二つの内側補助リブを備えていることが好ましい。
(5)前記シリンダヘッドは、前記ポート周壁部の内面から突設されるとともに前記流通方向と交差する方向に沿って延設され、前記内側縦リブよりも突出量の小さい内側横リブを備えていることが好ましい。
(6)前記エンジンが多気筒エンジンであって、前記シリンダヘッドには複数の前記吸気ポートが並設されており、前記シリンダヘッドが、隣接する前記吸気ポートの前記ポート周壁部間に架設された外側横リブを備えていることが好ましい。
(7)前記ポート周壁部における前記シリンダヘッド下面側の内面が、前記吸気ポートの内側に向って凸となるようにアーチ状に湾曲形成されていることが好ましい。
開示のシリンダヘッドによれば、外側縦リブによってポート周壁部を補強できる。また、この外側縦リブは、一端部分に配置されたボス部によって補強されていることから、ポート周壁部の補強機能をより高めることができる。これらにより、樹脂の射出成型により断熱部材としての樹脂部を配置する際のひびや割れを防止できる。また、樹脂部によって吸気の温度上昇を抑制できるため、吸入空気量の減少とノッキングの発生とを抑制でき、エンジン性能の向上を図ることができる。
実施形態に係るシリンダヘッドの吸気側部分をエンジンの前側から見た模式的な正面図である。 図1のシリンダヘッドを吸気側から見た模式的な側面図(図1のA方向矢視図)である。 図1のシリンダヘッドの下面図である。 図1のシリンダヘッドの吸気ポート内を示す断面図(図1のB-B矢視断面図)である。 図1のシリンダヘッドの吸気ポート周辺の構成から樹脂部を省略して示す断面図(図2のC-C矢視断面図)である。 図1のシリンダヘッドのポート周壁部の内面構造を説明するための断面図(図5のE-E矢視断面図)である。 図1のシリンダヘッドのポート周壁部の内面構造を説明するための断面図(図5のF-F矢視断面図)である。
図面を参照して、実施形態としてのシリンダヘッドについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.シリンダヘッドの構造]
図1は、本実施形態に係るシリンダヘッド1の吸気側部分をエンジンの前側から見た模式的な正面図であり、図2はシリンダヘッド1の側面図(図1のA方向矢視図)である。シリンダヘッド1は、例えば車両に搭載されるエンジンを構成する部品である。本実施形態では、四つの気筒が一列に並設され、一つの気筒に二つの吸気弁と二つの排気弁とが設けられるエンジンのシリンダヘッド1を例示する。また、本実施形態のエンジンには、燃焼室2(図3参照)に直接的に燃料を噴射する筒内噴射弁(図示略)と、吸気ポート3に燃料を噴射するポート噴射弁(図示略)とが装備される。
以下、シリンダヘッド1に対してシリンダブロック(図示略)が固定される側を「下側」とし、この逆側を「上側」としてシリンダヘッド1の上下方向を定める。シリンダヘッド1の上下方向は、エンジンが車両等に搭載されたときの上下方向(鉛直方向)と必ずしも一致していなくてよい。以下、単に「上下方向」という場合には、シリンダヘッド1の上下方向を意味する。なお、図3はシリンダヘッド1の下面図(シリンダヘッド1をその下面1b側から見た図)であり、図4は吸気ポート3の内部を示す断面図(図1のB-B矢視断面図)である。
図2に示すように、シリンダヘッド1は、例えばアルミニウムやアルミニウム合金を用いた鋳造によって成型されたシリンダヘッド本体10と、吸気ポート3内に配置された樹脂部20とを有する。シリンダヘッド本体10は、シリンダヘッド1の本体部を構成するものである。シリンダヘッド1のうち、樹脂部20以外の構成(上記の吸気ポート3や後述する取付孔5,6及び固定用ボス7等)は、シリンダヘッド本体10に設けられる。なお、図2及び図4ではわかりやすいように、樹脂部20にドットを付して示す。
図2及び図3に示すように、シリンダヘッド1の下面1b(以下、「シリンダヘッド下面1b」ともいう)は、上下方向と直交する平面状に加工されており、シリンダブロックとの接合面となる。シリンダヘッド下面1bには、シリンダの上部を形成する燃焼室2が凹設されている。シリンダヘッド1は、シリンダヘッド下面1bとシリンダブロックの上面との間にガスケット(図示略)が介装された状態で、シリンダブロックと結合される。すなわち、すなわち、シリンダヘッド下面1bとシリンダブロックとは接合される。
シリンダヘッド1には、燃焼室2に連通する吸気ポート3と、ポート噴射弁が取り付けられる取付孔5と、筒内噴射弁が取り付けられる取付孔6と、筒内噴射弁に接続されるデリバリーパイプが固定される固定用ボス7とが、吸気ポート3ごとに形成されている。吸気ポート3及び各取付孔5,6はいずれも、シリンダヘッド1の外部に開口している。なお、吸気ポート3の開口3e(上流端)は長円形状に形成されており、吸気ポート3のフランジ面3fには図示しないインテークマニホールドが接続される。
具体的には、図2に示すように、吸気ポート3の開口3eの上方にポート噴射弁の取付孔5の開口5aが位置し、開口3eの下方に筒内噴射弁の取付孔6の開口6aが位置する。すなわち、図5に示すように、吸気ポート3の上方にポート噴射弁の取付孔5が位置し、吸気ポート3の下方に筒内噴射弁の取付孔6が位置する。なお、図5はシリンダヘッド1の吸気ポート3周辺の構成から樹脂部20を省略した断面図(すなわちシリンダヘッド本体10の断面図)であり、図2のC-C矢視断面図に相当する。
また、三つの開口3e,5a,6aはいずれも、シリンダヘッド下面1bから直交方向に立設された吸気側壁部1aよりも、吸排気方向における外側(図2中の紙面手前側)に位置する。ここでいう「吸排気方向」とは、上記の上下方向とシリンダ列方向(気筒が並ぶ方向)との両方に直交する方向(エンジンの左右方向)である。なお、図2~図4では、四つの気筒のそれぞれに同様に設けられる要素(吸気ポート3,取付孔5,6,固定用ボス7)の符号を、一つの気筒にのみ付す。
本実施形態のシリンダヘッド1には、四つの吸気ポート3が一列に並設されている。以下、四つの吸気ポート3が並ぶ方向D1を「ポート並設方向D1」という。また、四つの吸気ポート3を互いに区別する場合は、四つの吸気ポート3をエンジンの前側から順に、第一吸気ポート3A,第二吸気ポート3B,第三吸気ポート3C,第四吸気ポート3Dという。ポート並設方向D1は、エンジンの前後方向及びシリンダ列方向のそれぞれと一致するとともに、上下方向及び吸排気方向と直交する。図4に示すように、本実施形態では、各吸気ポート3が二つの吸気バルブ孔3gを介して燃焼室2と連通する二股形状に形成されている。各吸気ポート3において、吸気は開口3eから吸気バルブ孔3gへ向かって流れる。以下、この吸気の流通する方向を「流通方向D2」という。
図2に示すように、本実施形態のシリンダヘッド1は、上記の吸気側壁部1aと、吸気ポート3が内部に形成され、内面に沿って配置される樹脂部20と有するポート周壁部4と、筒内噴射弁の取付孔6が内部に形成された取付周壁部6bとを有する。さらに、本実施形態のシリンダヘッド1は、ポート周壁部4の外面に設けられた外側縦リブ14と、この外側縦リブ14の根元部分(一端部分)に配置されたボス部13,13′と、隣接するポート周壁部4間に架設された外側横リブ15とを有する。
ポート周壁部4は、図2及び図3に示すように、吸気側壁部1aから離隔する方向へ延設された筒状の部位であり、図5に示すように内部の空間が吸気ポート3となる。図2及び図3に示すように、四つのポート周壁部4は、略同一形状に形成されるとともに、ポート並設方向D1に略等間隔に配置される。本実施形態の吸気ポート3の開口3eは長円形状であることから、ポート周壁部4の上流部における下面4b(シリンダヘッド下面1b側の面4b)の一部は略平坦となっている。
取付周壁部6bは、吸気側壁部1aから離隔する方向へ延設された筒状の部位であり、図5に示すように内部の空間が取付孔6となる。取付周壁部6bは、吸気側壁部1aからポート周壁部4の延設方向と同方向(すなわち流通方向D2)に延設される。図2及び図3に示すように、四つの取付周壁部6bは、略同一形状に形成されるとともに、四つのポート周壁部4のそれぞれの下側(ポート周壁部4におけるシリンダヘッド下面1b側)に設けられる。取付周壁部6bは、その一部がポート周壁部4と共通化されている。具体的には、図5に示すように、ポート周壁部4の下面部分と取付周壁部6bの上面部分とが同一部分で構成されている。取付周壁部6bは、筒内噴射弁が取り付けられる機能に加え、ポート周壁部4を補強する機能を持つ。
なお、本実施形態の取付周壁部6bは、図3に示すように、吸気側壁部1aからポート周壁部4における流通方向D2の中途まで延設されており、図5に示すように、ポート周壁部4の下方に開口6aが位置する。また、図3及び図5に示すように、取付周壁部6bは、シリンダヘッド下面1b側を貫設して形成された水抜き孔6cを有する。水抜き孔6cは、上下方向に延びるように取付周壁部6bに形成された貫通孔であり、空気中の水分が取付孔6内で水滴となった場合に取付孔6内に溜まらないよう、外部へ排出する機能を持つ。
ポート周壁部4は、シリンダヘッド下面1b側であって取付周壁部6bの延設方向の端部よりも上流側(すなわち、取付周壁部6bが存在しない上流側)において、ポート周壁部4の外面から突設された突起部4aを有する。突起部4aは、ポート周壁部4の下側の外面に流通方向D2に沿って延設されている。本実施形態のシリンダヘッド1では、二つの平行な突起部4aが吸気ポート3ごとに形成されている。各突起部4aは、ポート周壁部4における平坦な外面から下方に向けて突設されており、補強用リブとしての機能を持つ。
図2及び図3に示すように、外側縦リブ14は、ポート周壁部4におけるシリンダヘッド下面1b側の外面から下方に向けて突設されるとともに、吸気側壁部1aから離隔する方向へ流通方向D2に沿って延設されている。本実施形態のシリンダヘッド1では、一つの吸気ポート3に対して二つの外側縦リブ14が設けられており、二つの外側縦リブ14が一つの取付周壁部6bをポート並設方向D1から挟むように配置されている。外側縦リブ14は、ポート周壁部4を補強する機能を持つ。
本実施形態のシリンダヘッド1では、最前に位置する第一吸気ポート3Aを除き、取付周壁部6bの前側(図中左側)の外側縦リブ14が吸気側壁部1aからフランジ面3fまで延設されている。なお、図2及び図3では、代表して、第四吸気ポート3Dに設けられている前側の外側縦リブに符号14を付す。また、第一吸気ポート3Aにおける取付周壁部6bの前側の外側縦リブ14は、スペースの関係上、上記した他の外側縦リブ14よりもやや短くなっている。
また、本実施形態のシリンダヘッド1では、取付周壁部6bの後側(図中右側)の外側縦リブ14が吸気側壁部1aからポート周壁部4における流通方向D2の中途まで延設されている。なお、図2及び図3では、前側の外側縦リブ14と同様、代表して、第四吸気ポート3Dに設けられている後側の外側縦リブに符号14を付す。本実施形態では、後側の外側縦リブ14の端部(吸排気方向の外側端部)には、上記の固定用ボス7が一体形成されている。
ボス部13,13′は、各外側縦リブ14の根元部分において吸気側壁部1aから膨出形成されている。ボス部13,13′は、その下端面がシリンダヘッド下面1bと面一に形成されており、シリンダヘッド下面1bから立設された部位であるともいえる。ボス部13,13′の吸排気方向の外側を向く面には外側縦リブ14の根元部分が接続されている。言い換えると、外側縦リブ14は、ボス部13,13′から流通方向D2に沿って延設されている。なお、図2及び図3では、代表して、第四吸気ポート3Dに設けられているボス部に符号13,13′を付す。
図3に示すように、ボス部13には、樹脂部20の射出成型の際に吸気ポート3内のガスを排出するためのガス抜き孔13a(孔部)が形成されている。一方、ボス部13′にも孔部が形成されているが、このボス部13′はダミーのボスである。すなわち、本実施形態のシリンダヘッド1では、一方の外側縦リブ14の根元部分に、ガス抜き孔13aを有するボス部13が配置され、他方の外側縦リブ14の根元部分に、ダミーのボス部13′が配置されている。
外側横リブ15は、ポート並設方向D1に延びて隣接するポート周壁部4の間を繋ぐように設けられる。本実施形態のシリンダヘッド1には三つの外側横リブ15が設けられる。各外側横リブ15は、近接する外側縦リブ14同士を連結しており、外側縦リブ14を補強することで間接的にポート周壁部4を補強する機能を持つ。
本実施形態のシリンダヘッド1は、ポート周壁部4の外面側に設けられる二種類のリブ14,15に加え、ポート周壁部4の下側の内面(すなわち下面4b)側に設けられる三種類のリブ16,17,18を有する。図6に示すように、シリンダヘッド1のシリンダヘッド本体10には、ポート周壁部4の下面1cから上方に向けて突設されて流通方向D2に沿って延設された一つの内側縦リブ16と、内側縦リブ16の両側において流通方向D2に沿って延設された二つの内側補助リブ17と、流通方向D2と交差する方向に沿って延設された内側横リブ18とが設けられる。
内側縦リブ16は、ポート周壁部4の外面に設けられた二つの外側縦リブ14の間に配置されている。すなわち、ポート周壁部4を上下方向から透視して見たときに、二つの外側縦リブ14の間に内側縦リブ16が配置される。なお、本実施形態の内側縦リブ16は、吸気ポート3の二股に分かれる分岐点を通り流通方向D2に延びる仮想的な直線X(図6参照)上に配置されている。
内側補助リブ17は、ポート周壁部4の下面4bから上方に向けて突設されており、その突出量が内側縦リブ16よりも小さく設定される。本実施形態のシリンダヘッド1では、図7に示すように、二つの内側補助リブ17が内側縦リブ16を挟んで対称に配置されており、三つの縦リブ16,17が略平行に設けられる。なお、ポート周壁部4を上下方向から透視して見たときに、二つの外側縦リブ14と二つの内側補助リブ17とがずれていることが好ましい。これにより、ポート周壁部4の肉厚が部分的に小さくなることがなく、ポート周壁部4が全体的に補強される。
また、ポート周壁部4の下面4bは、上(吸気ポート3の内側)に凸となるようにアーチ状に湾曲していることが好ましい。このような構成とすることで、ポート周壁部4のポート並設方向D1における中央部分の肉厚が拡大され、ポート周壁部4の剛性が高まる。
図6に示すように、内側横リブ18は、ポート周壁部4の下面4bから上方に向けて突設されており、その突出量が内側縦リブ16よりも小さく設定される。なお、内側横リブ18の突出量は、内側補助リブ17の突出量よりも小さいことが好ましい。本実施形態のシリンダヘッド1では、内側縦リブ16と左右の内側補助リブ17とを繋ぐ内側横リブ18が流通方向D2に二組並んでおり、合計で四つの内側横リブ18が設けられている。本実施形態の内側横リブ18は、流通方向D2と直交する方向に延設されている。
本実施形態のシリンダヘッド1は、上記のように、吸気ポート3内に配置される樹脂部20を有する。この樹脂部20は、樹脂の射出成型によって形成されることから、シリンダヘッド本体10は、樹脂部20となる溶融樹脂を注入するための部位を有する。具体的には、図2及び図3に示すように、シリンダヘッド本体10は、溶融樹脂を注入する注入口11aが形成された略円筒状の台座部11を有する。本実施形態の台座部11は、第一吸気ポート3A及び第二吸気ポート3Bの間と、第三吸気ポート3C及び第四吸気ポート3Dの間との二箇所に設けられる。
各台座部11は、隣接する二つの吸気ポート3A及び3B,3C及び3Dの各ポート周壁部4の上流部分同士を繋ぐ連結部4cから、吸気側壁部1aに沿って下方へ延設され、下方に向けて開口している。この開口が注入口11aである。注入口11aが形成されている台座部11の下端面は、シリンダヘッド下面1bと平行に設けられる。注入口11aは、溶融樹脂を射出する射出機(図示略)の先端が挿入されて溶融樹脂が供給(注入)される供給口である。
なお、図3に示すように、シリンダヘッド下面1bには、上記のガス抜き孔13aが開口している。本実施形態のシリンダヘッド1では、二つの吸気ポート3に対し一つの注入口11aが設けられ、一つの吸気ポート3に対し一つのガス抜き孔13aが設けられる。ガス抜き孔13aは、ポート並設方向D1において注入口11aから離れた位置に配置される。
図5に示すように、本実施形態のシリンダヘッド本体10には、注入口11aから注入された溶融樹脂が吸気ポート3に向かって流れる空間(以下「樹脂通路12」という)が設けられる。樹脂通路12は、注入口11aからその両側の二つの吸気ポート3のそれぞれまで延設されている。言い換えると、樹脂通路12は、注入口11aとその両側の各吸気ポート3とを連通している。本実施形態のシリンダヘッド本体10では、吸気ポート3に開口した樹脂通路12の開口12aが長円形状に形成されている。
図4に示すように、樹脂部20は、シリンダヘッド本体10の熱が吸気へ伝わるのを抑制する断熱部材である。樹脂部20は、シリンダヘッド本体10の材質よりも熱伝導率の低い樹脂で形成されており、より好ましくは耐熱性の高い樹脂で形成される。樹脂部20は、吸気ポート3の全長のうち、吸気バルブ孔3g側の部分(下流部)を除いた部分の内面に沿って配置されている。
本実施形態では、四つの吸気ポート3内に配置される樹脂部20のうち、互いに隣接する二つの樹脂部20が、その相互間に設けられた樹脂部分21によって連結されている。以下、互いに隣接する二つの樹脂部20の間に設けられた樹脂部分21を「連結樹脂部21」という。連結樹脂部21は、樹脂通路12内で溶融樹脂が固化することで形成される。本実施形態の連結樹脂部21は、第一吸気ポート3A及び第二吸気ポート3Bに配置される二つの樹脂部20の間と、第三吸気ポート3C及び第四吸気ポート3Dに配置される二つの樹脂部20の間とのそれぞれに設けられている。
[2.シリンダヘッドの製造方法]
ここで、シリンダヘッド本体10の吸気ポート3内に樹脂部20を配置することでシリンダヘッド1を製造する方法について説明する。上述したように、樹脂部20は、射出成型により形成される。具体的には、まずシリンダヘッド本体10の吸気ポート3内に図示しないスライド型を配置し、溶融樹脂を供給する空間(以下「注入空間」という)をポート周壁部4の内面とスライド型の外面とで区画する。このとき、注入空間から溶融樹脂が漏れないように、注入空間の端部(吸気ポート3の上流端部及び下流端部)を、例えば、図示しないシール部材を配置したりシール面を機械加工したりすることでシールする。
次いで、射出機の先端を注入口11aに挿入し、射出機から樹脂通路12内に溶融樹脂を注入する。樹脂通路12に注入された溶融樹脂は、樹脂通路12を通じて二つの吸気ポート3へと供給される。この溶融樹脂は、ポート周壁部4の内面に沿って流れ、注入空間に広がっていく。これに伴い、吸気ポート3内のガスは排出口からシリンダヘッド1の外部へ排出される。なお、溶融樹脂の供給が進むに連れて注入空間の圧力は高まるが、本実施形態のシリンダヘッド本体10は、ポート周壁部4が補強されていることから、ポート周壁部4にひびや割れが生じるおそれが回避される。注入空間が溶融樹脂で充填されたら、注入口11aへの溶融樹脂の注入を停止する。そして、溶融樹脂が固化すると、吸気ポート3内に樹脂部20が形成される。その後、吸気ポート3内に配置していたスライド型を取り去れば、シリンダヘッド1が完成する。
[3.作用,効果]
(1)上述したシリンダヘッド1によれば、外側縦リブ14によってポート周壁部4を補強できる。また、この外側縦リブ14は、一端部分である根元部分に配置されたボス部13,13′によって補強されていることから、ポート周壁部4の補強機能をより高めることができる。したがって、上述したシリンダヘッド1によれば、樹脂の射出成型により断熱部材としての樹脂部20を配置する際のひびや割れを防止できる。
また、シリンダヘッド1の吸気側壁部1aには、燃料噴射弁(筒内噴射弁,ポート噴射弁)を取付けるための取付孔5,6や、燃料噴射弁に燃料を供給するためのデリバリーパイプを取り付けるための固定用ボス7が形成されており、スペースが狭いという課題がある。これに対し、上述したシリンダヘッド1では、ガス抜き用の孔部13aが形成されたボス部13を利用して外側縦リブ14が補強されているため、狭いスペースを効率よく利用でき、シリンダヘッド1の大型化を回避できる。
また、上述したシリンダヘッド1では、吸気ポート3内に樹脂部20が配置されるため、ポート周壁部4の内面と吸気ポート3内を流れる吸気との間で樹脂部20が断熱材として機能する。これにより、ポート周壁部4の内面から吸気に伝わる熱が低減されるため、吸気の温度上昇を抑制できる。よって、吸入空気量の減少とノッキングの発生とを抑制でき、エンジン性能の向上を図ることができる。
(2)上述したシリンダヘッド1によれば、一つの吸気ポート3に対して二つの外側縦リブ14が設けられていることから、ポート周壁部4をより補強でき、射出成型時のひびや割れを防止できる。さらに、少なくとも一方の外側縦リブ14の根元部分にはボス部13が配置されていることから、狭いスペースを効率よく利用でき、シリンダヘッド1の大型化を回避できる。
(3)上述したシリンダヘッド1によれば、ポート周壁部4の下側の内面(下面4b)にも流通方向D2に沿って延びる内側縦リブ16が設けられていることから、ポート周壁部4をさらに補強でき、射出成型時のひびや割れをより防止できる。
(4)上述したシリンダヘッド1によれば、内側縦リブ16の両側に内側補助リブ17が設けられていることから、ポート周壁部4をさらに補強でき、射出成型時のひびや割れをより防止できる。さらに、この内側補助リブ17の突出量は内側縦リブ16よりも小さいため、溶融樹脂の流れの妨げとなりにくく、樹脂部20の肉厚を確保できる。
(5)上述したシリンダヘッド1によれば、ポート周壁部4の下面4bに流通方向D2と交差する方向に沿って延びる内側横リブ18が設けられているため、ポート周壁部4をより効果的に補強でき、射出成型時のひびや割れをより防止できる。さらに、この内側横リブ18の突出量は内側縦リブ16よりも小さいため、溶融樹脂の流れの妨げとなりにくく、樹脂部20の肉厚を確保できる。
(6)上述したシリンダヘッド1によれば、隣接する吸気ポート3のポート周壁部4間に外側横リブ15が架設されていることから、吸気ポート3間をも補強でき、樹脂部20を射出成型する際のひびや割れを防止できる。
(7)なお、ポート周壁部4の下面4bが上に凸となるようなアーチ状に湾曲形成されている場合には、ポート周壁部4のポート並設方向D1における中央部分の肉厚を大きくすることができ、射出成型時のひびや割れをより防止できる。
(8)上記のシリンダヘッド1では、吸気ポート3内に配置される樹脂部20に加えて、二つの吸気ポート3間に配置される連結樹脂部21が設けられる。このため、吸気ポート3間における断熱効果をも高めることができ、吸気の温度上昇をより抑制できる。これにより、吸入空気量の減少とノッキングの発生とを抑制でき、エンジン性能の向上を図ることができる。
上記のシリンダヘッド1では、台座部11の下端面がシリンダヘッド下面1bと平行に設けられており、この下端面に溶融樹脂を注入する注入口11aが開口している。このため、溶融樹脂を注入する際に、シリンダヘッド下面1bを水平に配置すれば下端面も水平に配置されることから、射出機を鉛直方向からセットできる。つまり、樹脂部20を成型する際に、シリンダヘッド本体10の姿勢を保持しやすくできるとともに、溶融樹脂の注入方向を鉛直方向とすることができ、溶融樹脂を注入しやすくすることができる。
[4.変形例]
上述したシリンダヘッド1の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、直列四気筒エンジンのシリンダヘッドでなくてもよいし、筒内噴射弁及びポート噴射弁の両方を備えたエンジンのシリンダヘッドでなくてもよい。なお、吸気ポート3の形状は、上述したような二股形状に限定されないし、固定用ボス7が省略されてもよい。
また、上述したシリンダヘッド1には、5種類のリブ14~18が設けられているが、これらのリブ14~18の個数,形状,配置はいずれも一例であって、上述したものに限られない。
例えば、一つの外側縦リブ14が、ポート周壁部4のうちの最も薄肉になりやすい部分(例えば中央部分)に配置されてもよいし、三つ以上の外側縦リブ14が配置されていてもよい。また、一つの吸気ポート3に対して複数の外側縦リブ14が設けられる場合に、これらの外側縦リブ14の形状が全て同一であってもよいし、異なる形状であってもよい。さらに、多気筒エンジンの場合に、各吸気ポート3に設けられる外側縦リブ14の構成が全て同一であってもよいし、異なっていてもよい。
また、例えば、外側横リブ15が、近接する外側縦リブ14同士ではなくポート周壁部4同士を直接的に連結していてもよい。なお、外側横リブ15が全てのポート周壁部4間に配置されていなくてもよいし、外側横リブ15を省略してもよい。また、一つの吸気ポート3に対して複数の内側縦リブ16が設けられてもよいし、一つの吸気ポート3に対して一つ又は三つ以上の内側補助リブ17が設けられてもよい。また、内側縦リブ16,内側補助リブ17及び内側横リブ18の位置や突出量は、ポート周壁部4の補強性能と溶融樹脂の流れやすさ及び樹脂部20の肉厚とを考慮して設定されることが好ましい。なお、これら内側のリブ16,17,18は必須ではなく、省略可能である。
上述したシリンダヘッド1では、外側縦リブ14の根元部分に二種類のボス部13,13′が配置されているが、外側縦リブ14が一つである場合にはダミーのボス部13′を不要である。また、外側縦リブ14が複数設けられている場合に、ダミーのボス部13′を省略してもよい。なお、上述したボス部13,13′の形状や配置は一例であって、上述したものに限られない。
上述した取付周壁部6bの構成も一例である。例えば、取付周壁部が、吸気側壁部1aからポート周壁部4に沿ってフランジ面3fまで延設されていてもよい。この場合、上記の突起部4aは省略可能である。また、筒内噴射弁を取り付けるための取付孔5を有するボスが、吸気側壁部1aに直接的に設けられてもよい。
上述した樹脂部20を吸気ポート3内に配置するための構成は一例である。例えば、台座部11(注入口11a)が各吸気ポート3に設けられていてもよい。この場合、上記の樹脂通路12は不要となり、連結樹脂部21は形成されない。また、台座部11の下端面がシリンダヘッド下面1bと平行でなくてもよい。なお、取付孔6内の水滴を外部に排出するための構成は、上記の水抜き孔6cに限られない。
1 シリンダヘッド
1a 吸気側壁部
1b シリンダヘッド下面
2 燃焼室
3 吸気ポート
4 ポート周壁部
4b 下面(下側の内面)
6 筒内噴射弁の取付孔
6b 取付周壁部
10 シリンダヘッド本体
11 台座部
11a 注入口
12 樹脂通路
12a 開口
13,13′ ボス部
13a ガス抜き孔(孔部)
14 外側縦リブ
15 外側横リブ
16 内側縦リブ
17 内側補助リブ
18 内側横リブ
20 樹脂部

Claims (7)

  1. シリンダブロックと接合されるシリンダヘッド下面から立設された吸気側壁部と、
    エンジンの燃焼室に連通する吸気ポートが内部に形成され、内面に沿って配置された樹脂部を有するポート周壁部と、
    前記ポート周壁部における前記シリンダヘッド下面側の外面から突設されるとともに、前記吸気側壁部から離隔する方向へ前記吸気ポート内を流れる吸気の流通方向に沿って延設された外側縦リブと、
    前記外側縦リブの一端部分において前記吸気側壁部から膨出形成されるとともに、前記樹脂部の射出成型の際に前記吸気ポート内のガスを排出するための孔部が形成されたボス部と、を備えた
    ことを特徴とする、シリンダヘッド。
  2. 一つの前記吸気ポートに対して二つの前記外側縦リブが設けられており、
    前記ボス部は、少なくとも一方の前記外側縦リブの前記一端部分に配置されている
    ことを特徴とする、請求項1記載のシリンダヘッド。
  3. 前記ポート周壁部における前記シリンダヘッド下面側の内面から突設され、前記二つの外側縦リブの間において前記流通方向に沿って延設された内側縦リブを備えた
    ことを特徴とする、請求項2記載のシリンダヘッド。
  4. 前記ポート周壁部の内面から突設されるとともに前記内側縦リブの両側において前記流通方向に沿って延設され、前記内側縦リブよりも突出量の小さい二つの内側補助リブを備えた
    ことを特徴とする、請求項3記載のシリンダヘッド。
  5. 前記ポート周壁部の内面から突設されるとともに前記流通方向と交差する方向に沿って延設され、前記内側縦リブよりも突出量の小さい内側横リブを備えた
    ことを特徴とする、請求項3又は4記載のシリンダヘッド。
  6. 前記エンジンが多気筒エンジンであって、前記シリンダヘッドには複数の前記吸気ポートが並設されており、
    隣接する前記吸気ポートの前記ポート周壁部間に架設された外側横リブを備えた
    ことを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
  7. 前記ポート周壁部における前記シリンダヘッド下面側の内面が、前記吸気ポートの内側に向って凸となるようにアーチ状に湾曲形成されている
    ことを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
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