JP7036781B2 - ホイール構造 - Google Patents

ホイール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7036781B2
JP7036781B2 JP2019180910A JP2019180910A JP7036781B2 JP 7036781 B2 JP7036781 B2 JP 7036781B2 JP 2019180910 A JP2019180910 A JP 2019180910A JP 2019180910 A JP2019180910 A JP 2019180910A JP 7036781 B2 JP7036781 B2 JP 7036781B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
spoke
outer peripheral
portions
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019180910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021054332A (ja
Inventor
茉文 安原
公視 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019180910A priority Critical patent/JP7036781B2/ja
Priority to CN202011039765.8A priority patent/CN112572051A/zh
Publication of JP2021054332A publication Critical patent/JP2021054332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7036781B2 publication Critical patent/JP7036781B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B3/00Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body
    • B60B3/12Means of reinforcing disc bodies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B3/00Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body
    • B60B3/002Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body characterised by the shape of the disc
    • B60B3/004Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body characterised by the shape of the disc in the hub section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

本発明は、ホイール構造に関する。
従来、ハブ部、リム部および複数のスポーク部を一体形成したキャストホイールが周知である(例えば特許文献1参照)。
特開2011-213237号公報
ところで、上記従来の構成において、各スポーク部は、ハブ部におけるホイールベアリングを支持する筒体から直接外周側に延出している。前記筒体は小径であり、筒体からリム部までは距離がある。このため、スポーク部の断面を太くする等により強度確保が必要となる。
そこで本発明は、スポーク部の長さを抑えることができるホイール構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車軸に支持されるハブ部(21)と、タイヤを装着するリム部(22)と、前記ハブ部(21)と前記リム部(22)との間に渡る複数のスポーク部(23)と、を備えるキャストホイール(20)の構造において、前記ハブ部(21)は、ベアリングを支持するハブ本体(31)と、前記ハブ本体(31)の外周に離間して設けられる環状の外周壁部(32)と、を備え、前記外周壁部(32)の外周側には、外周側に突出する複数の凸部(36)を備え、前記複数のスポーク部(23)は、一部の複数のスポーク部(23)毎に分けられて複数のスポーク群(23A)を構成し、前記複数のスポーク群(23A)の各々における複数のスポーク部(23)は、前記複数の凸部(36)の各々から前記リム部(22)に向けて延出し、前記複数の凸部(36)の各々には、車両部品(18)を取り付けるボス部(37)を備え、前記凸部(36)には、前記ホイール(20)の周方向で前記ボス部(37)に隣接する位置で、かつ前記スポーク部(23)を接続する外周部(36a)を避けた位置に、前記ホイール(20)の軸方向に凹む凹部(38)を備え、前記凹部(38)は、前記周方向で前記ボス部(37)を挟んだ両側に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、キャストホイールにおいて、凸部分だけスポーク部の長さを抑えることができ、効率よくスポーク部の強度を確保することができる。
また、各凸部にボス部を備えることで、凸部をベースにして強度を要するボス部を設けることができる。
また、凸部におけるボス部およびスポーク接続部を避けた位置に凹部を設けることで、凸部を効率よく肉抜きして軽量化を図ることができる。
また、ボス部の両側において凸部を肉抜きして軽量化を図るとともに、ボス部を凸部のホイール周方向の中央寄りに配置してバランスよく支持することができる。
請求項2に記載した発明は、前記複数のスポーク群(23A)の各々における複数のスポーク部(23)は、前記ホイール(20)の径方向に対し、前記ホイール(20)の周方向で同側に傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、各凸部から延びる各スポーク群の複数のスポーク部がホイール周方向で同側に傾斜するので、車輪に入力された荷重をいなしやすく、強くしなやかなホイールとすることができる。
請求項3に記載した発明は、前記複数のスポーク群(23A)の各々における複数のスポーク部(23)は、前記径方向に対する傾斜角度(θ1,θ2,θ3)と、前記ハブ部(21)から前記リム部(22)までの長さ(L1,L2,L3)とが相互に異なっていることを特徴とする。
この構成によれば、各スポーク群の複数のスポーク部の傾斜角度と長さとが相互に異なるので、各スポーク群において異なる特性の荷重や振動に適したスポーク部を混在させることができる。このため、荷重や振動に対する適合幅の広いホイールを得ることができる。また、複数のスポーク部の傾斜角度と長さとが相互に同一の場合と比べて、ホイールの外観上の変化を与えてデザイン性を高めることができる。
請求項4に記載した発明は、前記ハブ部(21)は、前記ハブ本体(31)と前記外周壁部(32)との間で、かつ前記ホイール(20)の周方向で前記ボス部(37)と重なる位置に、前記ハブ本体(31)と前記外周壁部(32)とを連結する複数の連結壁部(33)を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、ハブ本体と外周壁部との間でボス部と重なる位置に連結壁部を設けることで、ボス部周辺を補強することができる。
請求項5に記載した発明は、前記連結壁部(33)には、第二の車両部品(17)を取り付ける第二のボス部(35)を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、連結壁を利用して第二のボス部を備えることで、第二のボス部の強度を確保しやすくすることができる。
本発明によれば、スポーク部の長さを抑えることができるホイール構造を提供することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の車輪のホイールの側面図である。 上記ホイールの要部の斜視図である。 上記ホイールに車両部品を取り付けた状態の側面図である。 実施形態の変形例のホイールを示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、が示されている。
<車両全体>
図1には、本実施形態の鞍乗り型車両の一例として、ユニットスイング式の自動二輪車(スクータ型車両)1が示されている。自動二輪車1は、操向輪である前輪3と、駆動輪である後輪4と、を備えている。前輪3は、左右一対のフロントフォーク6に支持され、バーハンドル2によって操向可能である。後輪4は、スイングユニット(パワーユニット)Uに支持され、エンジンEによって駆動可能である。
スイングユニットUは、駆動輪である後輪4を上下揺動可能に支持している。スイングユニットUは、駆動源であるエンジン(内燃機関)Eと、例えばVベルト式の無段変速機(不図示)と、を一体に備えている。無段変速機は、後輪4の左側に配置され、この無段変速機の後部の出力軸に後輪4が支持されている。後輪4の右側には、エンジンEから延びる排気マフラーEXが配置されている。スイングユニットUの後部は、リヤクッション7を介して車体フレーム11に支持されている。
バーハンドル2、左右フロントフォーク6及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端部のヘッドパイプ12に操向可能に支持されている。スイングユニットUおよび後輪4は、車体フレーム11の下部のピボット部(不図示)に懸架リンク等を介して上下揺動可能に支持されている。
車体前部はフロントカバー8により覆われ、車体後部はリヤカバー9により覆われている。フロントカバー8およびリヤカバー9の間は低床部10とされ、この低床部10の上面部に運転者が足を載せるステップフロア10aが設けられている。リヤカバー9の上方には、運転者を含む乗員が着座するシート5が支持されている。
車体フレーム11は、前端部に位置するヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から下方へ延びるダウンフレーム13と、ダウンフレーム13の下端部から後方へ湾曲して延びる左右一対のロアフレーム14と、ロアフレーム14の後端部から上後方に適宜屈曲して延びる左右一対のリヤフレーム15と、を備えている。左右ロアフレーム14の後端部近傍には、スイングユニットUの前端部を支持する前記ピボット部が設けられている。
<ホイール>
次に、自動二輪車1の前輪3および後輪4のホイール20の構造について説明する。なお、実施形態のホイール構造は、前輪3および後輪4の両方に適用されているが、何れか一方に適用されてもよい。
図2、図3に示すように、ホイール20は、車軸を挿通するハブ部21と、タイヤを装着する環状のリム部22と、リム部22及びハブ部21の間に渡る複数(図では12本)のスポーク部23と、を備えている。ホイール20は、リム部22、ハブ部21および複数のスポーク部23を相互に一体形成したキャストホイールであり、アルミニウム合金等の軽合金で形成されている。
以下、ホイール20の軸方向(車両装着状態の車幅方向)をホイール軸方向、ホイール20の径方向をホイール径方向、ホイール20の周方向をホイール周方向と称することがある。図中線CWはホイール20の回転中心軸線、矢印Fはホイール20の車両装着状態での前転方向(車両走行時の回転方向)をそれぞれ示す。
ハブ部21は、ホイール20の中心軸線CWに沿ってホイール軸方向に延びる円筒状のハブ本体31と、ハブ本体31と同軸の環状をなしハブ本体31の外周側に間隔を空けて形成される円筒状の外周壁部32と、を備えている。
ハブ本体31は、ホイール軸方向両側の端部内にホイールベアリング(不図示)を圧入し、このホイールベアリングを介して車軸に回転可能に支持される。
外周壁部32は、ハブ本体31に対して、複数(図では4つ)の連結壁部33を介して接続、支持されている。複数の連結壁部33は、ホイール周方向で相互に離間して設けられている。このような二重壁構造により、ハブ部21の軽量化が図られる。
外周壁部32とハブ本体31との間の間隙部分は、車幅方向一側(実施形態では右側、図2の裏面側)が閉塞されている。この間隙部分は、複数の連結壁部33でホイール周方向に区切られ、車幅方向に凹む複数の凹部34を形成している。各凹部34は、車幅方向他側(実施形態では左側、図2の表面側)に向けて開放している。これにより、外周壁部32とハブ本体31とを離間させてハブ部21の軽量化を図りつつ、外周壁部32とハブ本体31とを複数の連結壁部33で結合してハブ部21の強度を確保している。
各連結壁部33には、車輪速センサのパルサーリング17(図4参照)を取り付けるための内周側ボス部35が形成されている。内周側ボス部35は、ホイール軸方向と平行に形成されている。内周側ボス部35は、連結壁部33に設けられることで強度を確保している。
複数のスポーク部23は、ホイール周方向で不等間隔に並んで設けられている。
ここで、外周壁部32の外周側には、外周側に突出する複数(4つ)の凸部36を備えている。複数の凸部36は、ホイール周方向で相互に離間して設けられている。各凸部36からは、それぞれ複数(3本)のスポーク部23が外周側に延出している。以下、各凸部36に対応する複数のスポーク部23の群をスポーク群23Aと称することがある。
凸部36は、ハブ部21に対してホイール軸方向幅を抑えた態様をなし、ホイール軸方向視で略台形状をなして外周壁部32の外周側に突出している。この凸部36のホイール軸方向視の外周部36aの先端側(頂部側)に、複数のスポーク部23のホイール径方向内側の基端部が接続されている。
凸部36には、ブレーキ装置のブレーキディスク18(図4参照)を取り付けるための外周側ボス部37が形成されている。外周側ボス部37は、ホイール軸方向と平行に形成されている。外周側ボス部37は、複数のスポーク部23を接続する凸部36に設けられることで、単一のスポーク部23に設けられる場合と比べて強度を確保している。
外周側ボス部37は、内周側ボス(連結壁部33)とホイール周方向位置が重なる位置に設けられている。この点でも、外周側ボス部37の強度が確保される。外周側ボス部37は、内周側ボス部35よりも大径であり、かつ内周側ボス部35よりもホイール径方向外側に位置し、かつ内周側ボス部35よりも車幅方向他側(実施形態では左側、図2の表面側)に突出している。
図2を参照し、複数のスポーク部23は、各々の基端と中心軸線CWとを通りホイール径方向に沿う径方向線kに対し、外周側ほどホイール周方向の一側(例えば回転方向Fと反対側)に位置するように傾斜している。複数のスポーク部23は、ホイール周方向で同側に傾斜している。各スポーク部23は、側面視で概ね直線状に延びている。各スポーク部23の延び方向に沿う基準線を、回転方向Fの下流側のスポーク部23から順にC1,C2,C3と称する。各基準線C1,C2,C3は、凸部36の外周縁からリム部22の内周縁に至る直線である。なお、各スポーク部23は、側面視で曲率を有して延びてもよい。この場合、基準線C1,C2,C3は、両端間を結ぶ直線としてもよい。
各基準線C1,C2,C3の径方向線kに対する角度θ1,θ2,θ3は、回転方向Fの下流側から順に大きくなる(θ1<θ2<θ3)。また、各基準線C1,C2,C3の長さ(各スポーク部23の長さに相当)L1,L2,L3は、回転方向Fの下流側から順に長くなる(L1<L2<L3)。
各凸部36には、ホイール周方向で外周側ボス部37に隣接する位置でかつスポーク部23を接続する外周部36aを避けた位置に、車幅方向に凹む凹部38を備えている。凹部38は、車幅方向他側(実施形態では左側、図2の表面側)に開放している。凸部36のスポーク接続部を避けて凹部38を形成することで、スポーク部23の接続強度を確保している。
凹部38は、車幅方向一側(実施形態では右側、図2の裏面側)に底部を有して閉塞されている。これにより、凹部38を形成して軽量化を図りつつ凸部36の強度を確保している。なお、凹部38は、凸部36を車幅方向に貫通する孔の態様をなしてもよい。
凹部38は、外周側ボス部37を挟んでホイール周方向の両側に設けられており、凸部36の肉抜き容積を稼いでいる。凹部38は、パルサーリング17およびブレーキディスク18を取り付けた際には概ね隠され、車両外観への影響を抑えている。外周側ボス部37は、概ね凸部36のホイール周方向の中央に位置している。
以上説明したように、上記実施形態におけるホイール構造は、車軸に支持されるハブ部21と、タイヤを装着するリム部22と、前記ハブ部21と前記リム部22との間に渡る複数のスポーク部23と、を備えるキャストホイール20の構造において、前記ハブ部21は、ベアリングを支持するハブ本体31と、前記ハブ本体31の外周に離間して設けられる環状の外周壁部32と、を備え、前記外周壁部32の外周側には、外周側に突出する複数の凸部36を備え、前記複数のスポーク部23は、一部の複数のスポーク部23毎に分けられて複数のスポーク群23Aを構成し、前記複数のスポーク群23Aの各々における複数のスポーク部23は、前記複数の凸部36の各々から前記リム部22に向けて延出ている。
この構成によれば、凸部36分だけスポーク部23の長さを抑えることができ、効率よくスポーク部23の強度を確保することができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記複数のスポーク群23Aの各々における複数のスポーク部23は、前記ホイール20の径方向に対し、前記ホイール20の周方向で同側に傾斜している。
この構成によれば、各凸部36から延びる各スポーク群23Aの複数のスポーク部23がホイール周方向で同側に傾斜するので、車輪に入力された荷重をいなしやすく、強くしなやかなホイール20とすることができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記複数のスポーク群23Aの各々における複数のスポーク部23は、前記径方向に対する傾斜角度θ1,θ2,θ3と、前記ハブ部21から前記リム部22までの長さL1,L2,L3とが相互に異なっている。
この構成によれば、各スポーク群23Aの複数のスポーク部23の傾斜角度θ1,θ2,θ3と長さL1,L2,L3とが相互に異なるので、各スポーク群23Aにおいて異なる特性の荷重や振動に適したスポーク部23を混在させることができる。このため、荷重や振動に対する適合幅の広いホイール20を得ることができる。また、複数のスポーク部23の傾斜角度と長さとが相互に同一の場合と比べて、ホイール20の外観上の変化を与えてデザイン性を高めることができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記複数の凸部36の各々には、ブレーキディスク18を取り付ける外周側ボス部37を備えている。
この構成によれば、各凸部36に外周側ボス部37を備えることで、凸部36をベースにして強度を要する外周側ボス部37を設けることができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記ハブ部21は、前記ハブ本体31と前記外周壁部32との間で、かつ前記ホイール20の周方向で前記外周側ボス部37と重なる位置に、前記ハブ本体31と前記外周壁部32とを連結する複数の連結壁部33を備えている。
この構成によれば、ハブ本体31と外周壁部32との間で外周側ボス部37と重なる位置に連結壁部33を設けることで、外周側ボス部37周辺を補強することができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記連結壁部33には、パルサーリング17を取り付ける内周側ボス部35を備えている。
この構成によれば、連結壁部33を利用して内周側ボス部35を備えることで、内周側ボス部35の強度を確保しやすくすることができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記凸部36には、前記ホイール20の周方向で前記外周側ボス部37に隣接する位置で、かつ前記スポーク部23を接続する外周部36aを避けた位置に、前記ホイール20の軸方向に凹む凹部38を備えている。
この構成によれば、凸部36における外周側ボス部37およびスポーク接続部を避けた位置に凹部38を設けることで、凸部36を効率よく肉抜きして軽量化を図ることができる。
上記実施形態におけるホイール構造は、前記凹部38は、前記周方向で前記外周側ボス部37を挟んだ両側に設けられている。
外周側ボス部37の両側において凸部36を肉抜きして軽量化を図るとともに、外周側ボス部37を凸部36のホイール周方向の中央寄りに配置してバランスよく支持することができる。
<変形例>
次に、実施形態の変形例に係るホイール120について図を参照して説明する。なお、実施形態と同一構成は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
変形例のホイール120は、外周壁部32の外周側の複数(4つ)の凸部136の構成が特に異なる。変形例の凸部136は、ホイール周方向の一側(例えば回転方向Fの上流側)に片寄った位置に外周側ボス部37を配置している。外周側ボス部37は、内周側ボス(連結壁部33)とホイール周方向位置がラップする位置に設けられている。換言すれば、変形例の凸部136(およびスポーク部23)は、実施形態の凸部36(およびスポーク部23)に対して、ホイール周方向の他側(例えば回転方向Fの下流側)にずれて配置されている。
各凸部136には、ホイール周方向で外周側ボス部37に隣接する位置でかつスポーク部23を接続する外周部36aを避けた位置に、車幅方向他側(実施形態では左側、図の表面側)に開放する凹部138を備えている。凹部138は、外周側ボス部37に対してホイール周方向の一側(例えば回転方向Fの上流側)に設けられ、ホイール周方向の他側(例えば回転方向Fの上流側)には設けられていない。凹部138は、実施形態の凹部38と比べて大型に形成されることで、実施形態の凹部38よりも凸部136の肉抜き容積を増加させている。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、本発明を適用する鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。また、原動機に電気モータを含む車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
17 パルサーリング(第二の車両部品)
18 ブレーキディスク(車両部品)
20,120 ホイール(キャストホイール)
21 ハブ部
22 リム部
23 スポーク部
23A スポーク群
31 ハブ本体
32 外周壁部
33 連結壁部
35 内周側ボス部(第二のボス部)
36,136 凸部
36a 外周部
37 外周側ボス部(ボス部)
38,138 凹部
θ1,θ2,θ3 傾斜角度
L1,L2,L3 長さ

Claims (5)

  1. 車軸に支持されるハブ部(21)と、
    タイヤを装着するリム部(22)と、
    前記ハブ部(21)と前記リム部(22)との間に渡る複数のスポーク部(23)と、を備えるキャストホイール(20)の構造において、
    前記ハブ部(21)は、ベアリングを支持するハブ本体(31)と、
    前記ハブ本体(31)の外周に離間して設けられる環状の外周壁部(32)と、を備え、
    前記外周壁部(32)の外周側には、外周側に突出する複数の凸部(36)を備え、
    前記複数のスポーク部(23)は、一部の複数のスポーク部(23)毎に分けられて複数のスポーク群(23A)を構成し、
    前記複数のスポーク群(23A)の各々における複数のスポーク部(23)は、前記複数の凸部(36)の各々から前記リム部(22)に向けて延出し、
    前記複数の凸部(36)の各々には、車両部品(18)を取り付けるボス部(37)を備え、
    前記凸部(36)には、前記ホイール(20)の周方向で前記ボス部(37)に隣接する位置で、かつ前記スポーク部(23)を接続する外周部(36a)を避けた位置に、前記ホイール(20)の軸方向に凹む凹部(38)を備え、
    前記凹部(38)は、前記周方向で前記ボス部(37)を挟んだ両側に設けられていることを特徴とするホイール構造。
  2. 前記複数のスポーク群(23A)の各々における複数のスポーク部(23)は、前記ホイール(20)の径方向に対し、前記ホイール(20)の周方向で同側に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のホイール構造。
  3. 前記複数のスポーク群(23A)の各々における複数のスポーク部(23)は、前記径方向に対する傾斜角度(θ1,θ2,θ3)と、前記ハブ部(21)から前記リム部(22)までの長さ(L1,L2,L3)とが相互に異なっていることを特徴とする請求項2に記載のホイール構造。
  4. 前記ハブ部(21)は、前記ハブ本体(31)と前記外周壁部(32)との間で、かつ前記ホイール(20)の周方向で前記ボス部(37)と重なる位置に、前記ハブ本体(31)と前記外周壁部(32)とを連結する複数の連結壁部(33)を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のホイール構造。
  5. 前記連結壁部(33)には、第二の車両部品(17)を取り付ける第二のボス部(35)を備えていることを特徴とする請求項4に記載のホイール構造。
JP2019180910A 2019-09-30 2019-09-30 ホイール構造 Active JP7036781B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019180910A JP7036781B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 ホイール構造
CN202011039765.8A CN112572051A (zh) 2019-09-30 2020-09-28 车轮结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019180910A JP7036781B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 ホイール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021054332A JP2021054332A (ja) 2021-04-08
JP7036781B2 true JP7036781B2 (ja) 2022-03-15

Family

ID=75119668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019180910A Active JP7036781B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 ホイール構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7036781B2 (ja)
CN (1) CN112572051A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237361A (ja) 2013-06-07 2014-12-18 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両用ホイール
JP2016132337A (ja) 2015-01-19 2016-07-25 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両用キャストホイール
JP2017171237A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 本田技研工業株式会社 キャストホイール、及び、鞍乗型車両
JP2017178118A (ja) 2016-03-31 2017-10-05 本田技研工業株式会社 ホイールの構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE336393T1 (de) * 2003-03-18 2006-09-15 Campagnolo Srl Speichenrad für ein fahrrad

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237361A (ja) 2013-06-07 2014-12-18 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両用ホイール
JP2016132337A (ja) 2015-01-19 2016-07-25 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両用キャストホイール
JP2017171237A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 本田技研工業株式会社 キャストホイール、及び、鞍乗型車両
JP2017178118A (ja) 2016-03-31 2017-10-05 本田技研工業株式会社 ホイールの構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021054332A (ja) 2021-04-08
CN112572051A (zh) 2021-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5733905B2 (ja) 二輪車のホイール構造
US11110745B2 (en) Wheel for a vehicle
JP4558432B2 (ja) スイングアーム部構造
US9327548B2 (en) Wheel for motorcycle
JP5557429B2 (ja) 自動二輪車用ホイール
EP4082882A1 (en) Leaning-type vehicle
JP7036781B2 (ja) ホイール構造
JP6926216B2 (ja) 鞍乗り型車両の前部構造
JP5111874B2 (ja) クッション支持構造
WO2020100819A1 (ja) 鞍乗型車両
JP2017074808A (ja) 鞍乗型車両
EP3957492A1 (en) Wheel for straddled vehicles, and straddled vehicle
JP7462694B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP5762908B2 (ja) 自動二輪車用ホイール
JP5805479B2 (ja) 自動二輪車のホイール構造
JP6425354B2 (ja) ホイール構造、及びホイール構造の製造方法
JP7419182B2 (ja) ホイール
JP5492741B2 (ja) 鞍乗型車両の後輪駆動構造
JP2009241820A (ja) 鞍乗り型車両のエンジン支持構造、及び、鞍乗り型車両
JP6850823B2 (ja) キャストホイール
JPH10203461A (ja) 二輪車の車体フレーム構造及び車体フレームへのフロントフォーク取付構造
WO2017168575A1 (ja) 伝達ケース構造及び鞍乗り型車両
JP2009184435A (ja) 自動二輪車
EP3533621A1 (en) Wheel damper structure
JP2022054193A (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7036781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150