JP7034845B2 - チャックテーブル、研削装置および研削品の製造方法 - Google Patents

チャックテーブル、研削装置および研削品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、チャックテーブル、研削装置および研削品の製造方法に関する。
チャックテーブルに吸着された研削対象物を研削装置によって研削することが従来から行なわれている。1つの形態として、多孔質部材により研削対象物の吸着保持部を形成する方法がある。
特開2016-159412号公報(特許文献1)には、ポーラスセラミックス等の多孔質部材により吸着保持部を形成する場合において、研削対象物であるパッケージ基板の外周縁をシートで覆い、シートとパッケージ基板とを吸着保持することで、パッケージ基板の外周縁と研削対象物との間から吸引力がリークすることを抑えることが開示されている。
特開2016-159412号公報
特許文献1においては、シートによってワークの反りを矯正しつつ保持面から吸引力がリークするのを防止することができるので、パッケージ基板をチャックテーブルで確実に吸引保持できるとされている(特許文献1の段落[0014]等参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の研削方法においては、シートを設ける工程が別途必要となり工程が煩雑になり得る。また、シートの耐久性の限界から、多数回使用できない場合がある。研削工程中にシートが破損したり外れたりした場合、パッケージ基板の外周縁の吸着保持を行なうことができず、パッケージ基板が破損する可能性がある。パッケージ基板の破損は、外観不良の原因となり、さらに動作不良の原因ともなり得る。
本発明の目的は、工程が煩雑になることを抑制しながら研削対象物の安定した吸着保持を行なうことが可能なチャックテーブルおよび研削装置を提供するとともに、製品の外観不良ないし動作不良の発生を抑制することが可能な研削品の製造方法を提供することにある。
本発明に係るチャックテーブルは、研削対象物を吸着するためのチャックテーブルであって、研削対象物を配置可能な領域を有する本体と、本体における研削対象物を配置可能な領域内に設けられる多孔質部材と、本体における研削対象物を配置可能な領域内であって、多孔質部材の外側に設けられた吸着孔配置領域とを備える。
本発明に係る研削装置は、上述のチャックテーブルと、チャックテーブルに吸着された研削対象物を研削する研削部とを備える。
本発明に係る研削品の製造方法は、上述のチャックテーブルに研削対象物を吸着する工程と、砥石が配置された研削部を回転させ、砥石によって研削対象物を研削する工程とを備える。
本発明によれば、工程が煩雑になることを抑制しながら研削対象物の安定した吸着保持を行なうことができる。この結果、研削品の外観不良ないし動作不良の発生を抑制することができる。
本発明の1つの実施の形態に係るチャックテーブルを装着可能な研削装置の全体図である。 本発明の1つの実施の形態に係るチャックテーブルを模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるIIB-IIB断面図である。 図2に示すチャックテーブルの一部を示す斜視図である。 比較例に係るチャックテーブルを模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるIVB-IVB断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るチャックテーブルを模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるVB-VB断面図である。 図5に示すチャックテーブルの変形例を示す平面図である。 本発明の1つの実施の形態に係るチャックテーブルを含む研削装置を用いて行なう研削品の製造方法のフローを示す図である。 研削対象物について示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。
図1は、研削装置の全体構成を示す図である。図1に示すように、研削装置は、ベース1と、研削液供給部2と、研削ホイール3と、スピンドル4と、モータ5と、連結部6と、柱部7と、吸引装置8とを含む。
ベース1上にチャックテーブル100(吸着治具)が設置される。チャックテーブル100は、研削対象物100αを吸着可能である。
チャックテーブル100は、ベース1上において柱部7とX方向(水平方向)に間隔を空けて配置される。チャックテーブル100には、研削対象物100αが設置される。研削液供給部2は、研削対象物100αの研削面に研削液(たとえば純水)を供給する。研削液供給部2は、研削対象物100αの研削面に研削液を供給することが可能であれば、その構成は特に限定されない。
研削ホイール3(研削部)は、環状基台3Aと、環状基台3Aに取り付けられた研削砥石3Bとを含む。研削砥石3Bは、複数の砥石が環状に配置されて構成される。研削砥石3Bは、たとえばダイヤモンド砥石である。研削ホイール3は、スピンドル4のモータ5側の端部とは反対側の端部に取り付けられる。研削ホイール3は、Z方向に延在する軸を中心として、回転可能とされている。
スピンドル4は、モータ5に一端が取り付けられてZ方向(鉛直下方向)に延在する。モータ5は、連結部6のX方向の端部に取り付けられる。連結部6は、柱部7におけるベース1側の端部と反対側の端部からX方向に延在する。柱部7は、ベース1の端部の領域からZ方向(鉛直上方向)に延在する。チャックテーブル100は、真空ポンプなどからなる吸引装置8に接続されている。吸引装置8を動作させることにより、研削対象物100αはチャックテーブル100に吸着保持される。
図2は、チャックテーブル100を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるIIB-IIB断面図である。図3は、チャックテーブル100の一部を示す斜視図である。なお、図2、図3はチャックテーブル100を模式的に示しているため、吸着孔131の個数や形状等は必ずしも完全には一致しない。
図2,図3に示すように、チャックテーブル100は、本体110と、多孔質部材120と、吸着孔配置領域130とを含む。本体110は、セラミックス材料やステンレスなどから構成される。
多孔質部材120は、アルミナや炭化珪素を含む多孔質セラミックス材料を含み、複数の気孔が連通する連通気孔構造を有する。多孔質部材120は、100μm以下の気孔を多数有する部材である。図2の例では、多孔質部材120は矩形の平面形状を有しているが、多孔質部材120の平面形状はこれに限定されず、たとえば円形や楕円形状、四角形以外の多角形形状であってもよい。また、図3に示すように、多孔質部材120のコーナ部が曲線状に形成された部分を有してもよい。吸着孔配置領域130には、複数の吸着孔131が形成される。図2の例では、多孔質部材120の短辺上に3つ、長辺上に5つの吸着孔131が各々並んで形成されているが、吸着孔131の数はこれに限定されない。多孔質部材120が矩形形状を有する場合、一例としては、一辺に3個以上の吸着孔131が並んで形成される。複数の吸着孔131はすべて等間隔に配置されてもよいし、一部の吸着孔131について間隔が異なるように配置されてもよい。吸着孔131の形状は、半円状であってもよいし、楕円形状の一部を有するものであってもよいし、矩形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。吸着孔131の幅ないし径は、たとえば2mm以上程度である。複数の吸着孔131のうち一部の吸着孔131の形状が他と異なっていてもよい。
本体110上の研削対象物配置領域110Aに研削対象物100αが配置される。研削対象物配置領域110Aの中心に近い第1部分に多孔質部材120が設けられる。多孔質部材120の外側に吸着孔配置領域130が位置している。多孔質部材120の側面が吸着孔131に面している。すなわち、多孔質部材120の気孔は吸着孔131と連通している。
本体110は、吸引路111および空間112を有する。吸引路111は吸引装置8に接続される。多孔質部材120および吸着孔131は、吸引路111に連通する空間112上に設けられる。多孔質部材120および吸着孔131によって研削対象物100αが吸着される。多孔質部材120の側面が吸着孔131に面しているため、連通気孔の気孔端の開口が多孔質部材120の側面に位置しても、吸引力をリーク成分として浪費することなく、研削対象物100αの吸着に用いることができる。
多孔質部材120上では吸引力が分散しやすい。吸着孔131上では多孔質部材120上よりも強い吸引力によって研削対象物100αを吸着固定できる。図2,図3に示すチャックテーブル100においては、研削対象物配置領域110Aの中心に近い領域においては吸引力を分散させながら、研削対象物配置領域110Aの外周縁に近い領域においては吸着孔131を用いてより強力な吸着を行なうことができる。これにより、研削対象物100αの反りや研削液噴出による研削対象物100αの端部の浮き上がりを抑制して安定した吸着を行なうことができ、より平坦な研削品を得ることができる。
図4は、比較例に係るチャックテーブル200を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるIVB-IVB断面図である。
図4に示す比較例のチャックテーブル200は、研削対象物配置領域210A、吸引路211、および空間212を有する本体210と、研削対象物配置領域210Aの全域に亘って形成される複数の吸着孔231とを含む。
図4の比較例においては、多孔質部材を用いず、研削対象物配置領域210Aの全域に亘って吸着孔231による吸着を行なっているため、吸着孔231に吸引される部分が引っ張られる状態となる、その状態で研削対象物を研削すると、吸着孔231上の部分が相対的に厚くなり、研削後に吸着孔231が転写された吸着痕が残り、これが外観不良の1つの原因となる。
また、吸着孔231から研削対象物配置領域210Aの縁部までの距離が図2,図3の例よりも大きいため、たとえば基板とモールド樹脂との熱収縮率の違いにより発生する研削対象物の反りや研削液の噴出による研削対象物の端部の浮き上がりにより、研削後の端部の厚みが小さくなって破損することがある。研削対象物の端部の破損は、製品の外観不良の原因となり、さらには動作不良の原因にもなり得る。
これに対し、本実施の形態に係るチャックテーブル100においては、研削対象物配置領域110Aの中心に近い領域においては吸引力を分散させながら、研削対象物配置領域110Aの外周縁に近い領域においては強力な吸着を行なって端部の浮き上がりを抑制できる。
図5は、他の実施の形態に係るチャックテーブル100を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるVB-VB断面図である。図5に示す例では、本体110が凹部113を有する。研削対象物配置領域110Aは、凹部113の底面上に設けられる。それ以外の点については、図2,図3の例と同様であるため、詳細な説明は繰り返さない。
図5に示す例では、多孔質部材120および吸着孔配置領域130が外側部分よりも窪むように凹部113が設けられている。この凹部113に研削対象物100αが嵌め込まれる。この凹部113により、研削中に供給される研削液が研削対象物100αの端部から侵入することを抑える効果を高めることができる。
図6は、図5に示すチャックテーブル100の変形例を示す平面図である。図6に示す変形例では、凹部113は本体110の径方向全体に亘って形成されている。
図7は、本実施の形態に係るチャックテーブル100を含む研削装置を用いて行なう研削品の製造方法のフローを示す図である。
図7に示すように、研削品の製造方法は、チャックテーブル100に研削対象物100αを吸着する工程(S1)と、研削砥石3Bが配置された研削ホイール3を回転させ、研削砥石3Bによって研削対象物100αを研削する工程(S2)とを備える。この研削工程(S2)において、研削対象物100αの研削面に研削液を供給する。
図8は、研削対象物100αについて示す図である。1つの例では、研削対象物100αは、支持部材101αと、支持部材101α上の封止樹脂102αとを含む。研削対象物100αを研削する工程(S2)において、研削対象物100αの厚さを低減するように、少なくとも封止樹脂102αの一部を研削する。すなわち、封止樹脂102αの上面103αを研削する。研削後には上面104αが露出する。
封止樹脂102αを含む半導体パッケージについては、薄型化の要請が年々高まっているが、モールドプロセス自体で必ずしも十分な薄型化を図ることができない場合がある。さらに、研削対象物100αが大型化する傾向にある。また、研削後の製品の外観不良を抑制したいという要請もある。本実施の形態に係るチャックテーブル100を用いることにより、比較的大型の研削対象物であっても平坦な状態で安定して吸着保持することができるので、研削対象物の端部が過度に研削されて破損することを抑制できる。また、多孔質部材120上に位置する部分では、吸着孔による吸着痕も発生しない。以上の結果として、本実施の形態に係るチャックテーブル100によれば、製品の外観不良ないし動作不良の発生を抑制しながら十分に平坦かつ薄型の半導体パッケージを製造することが可能である。また、本実施の形態に係るチャックテーブル100によれば、特段に追加の工程を設けることなく研削対象物を安定して吸着保持することができるので、安定した吸着保持のために工程が煩雑化することも抑制できる。
支持部材101αは、半導体チップ、薄膜などを支持するものであって、リードフレーム、サブストレート、インターポーザ、半導体ウエハ(シリコンウエハ等)、金属基板、ガラス基板、セラミックス基板、樹脂基板、配線基板などを含む。支持部材101αは、配線が施されたものであってもよいし、配線が施されていないものであってもよい。
封止樹脂102αは、支持部材101αに支持された半導体チップ、薄膜などの少なくとも一面を封止する樹脂である。
本実施の形態に係る研削装置の研削対象は、封止樹脂102αに限定されない。モールド樹脂の他、シリコン、銅、錫などが研削対象になり得る。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ベース、2 研削液供給部、3 研削ホイール、3A 環状基台、3B 研削砥石、4 スピンドル、5 モータ、6 連結部、7 柱部、8 吸引装置、100,200 チャックテーブル、100α 研削対象物、101α 支持部材、102α 封止樹脂、103α,104α 上面、110,210 本体、110A,210A 研削対象物配置領域、111,211 吸引路、112,212 空間、113 凹部、120 多孔質部材、130 吸着孔配置領域、131,231 吸着孔。

Claims (9)

  1. 研削対象物を吸着するためのチャックテーブルであって、
    前記研削対象物を配置可能な領域を有する本体と、
    前記本体における前記研削対象物を配置可能な領域内に設けられ、連通気孔を有する多孔質部材と、
    前記本体における前記研削対象物を配置可能な領域内であって、前記多孔質部材の外側に設けられた吸着孔配置領域とを備え、
    前記研削対象物を吸着保持する面上において、複数の吸着孔が間隔をあけて形成され、
    前記多孔質部材は矩形の平面形状を有し、前記多孔質部材の4つのコーナ部を含む位置に前記複数の吸着孔が配置され、
    前記連通気孔の気孔端の開口が前記吸着孔配置領域の前記複数の吸着孔の各々に連通するように、前記多孔質部材の側面が前記吸着孔配置領域の前記複数の吸着孔の各々に面する、チャックテーブル。
  2. 前記本体は凹部を有し、
    前記研削対象物を配置可能な領域は、前記凹部の底面上に設けられる、請求項1に記載のチャックテーブル。
  3. 吸引装置に接続可能な吸引路が前記本体に形成され、
    前記多孔質部材および前記吸着孔配置領域は、前記吸引路に連通する空間上に設けられる、請求項1または請求項2に記載のチャックテーブル。
  4. 前記多孔質部材は、連通気孔構造を有する多孔質セラミックス材料からなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のチャックテーブル。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のチャックテーブルと、
    前記チャックテーブルに吸着された前記研削対象物を研削する研削部とを備えた、研削装置。
  6. 前記チャックテーブルに吸着された前記研削対象物に研削液を供給する研削液供給部をさらに備えた、請求項5に記載の研削装置。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のチャックテーブルに前記研削対象物を吸着する工程と、
    砥石が配置された研削部を回転させ、前記砥石によって研削対象物を研削する工程とを備えた、研削品の製造方法。
  8. 前記研削する工程において、前記研削対象物の研削面に研削液を供給する、請求項7に記載の研削品の製造方法。
  9. 前記研削対象物は、支持部材と、前記支持部材上の封止樹脂とを含み、
    前記研削対象物を研削する工程は、前記研削対象物の厚さを低減するように少なくとも前記封止樹脂の一部を研削することを含む、請求項7または請求項8に記載の研削品の製造方法。
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