JP7029033B1 - ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント基板 - Google Patents
ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7029033B1 JP7029033B1 JP2021567902A JP2021567902A JP7029033B1 JP 7029033 B1 JP7029033 B1 JP 7029033B1 JP 2021567902 A JP2021567902 A JP 2021567902A JP 2021567902 A JP2021567902 A JP 2021567902A JP 7029033 B1 JP7029033 B1 JP 7029033B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass cloth
- weft
- glass
- width
- warp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B11/00—Making preforms
- B29B11/14—Making preforms characterised by structure or composition
- B29B11/16—Making preforms characterised by structure or composition comprising fillers or reinforcement
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D1/00—Woven fabrics designed to make specified articles
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D1/00—Woven fabrics designed to make specified articles
- D03D1/0082—Fabrics for printed circuit boards
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D13/00—Woven fabrics characterised by the special disposition of the warp or weft threads, e.g. with curved weft threads, with discontinuous warp threads, with diagonal warp or weft
- D03D13/008—Woven fabrics characterised by the special disposition of the warp or weft threads, e.g. with curved weft threads, with discontinuous warp threads, with diagonal warp or weft characterised by weave density or surface weight
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
- D03D15/20—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads
- D03D15/242—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads inorganic, e.g. basalt
- D03D15/267—Glass
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
- H05K3/0047—Drilling of holes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/06—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts
- B29K2105/08—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts of continuous length, e.g. cords, rovings, mats, fabrics, strands or yarns
- B29K2105/10—Cords, strands or rovings, e.g. oriented cords, strands or rovings
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2505/00—Industrial
- D10B2505/02—Reinforcing materials; Prepregs
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2201/00—Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
- H05K2201/02—Fillers; Particles; Fibers; Reinforcement materials
- H05K2201/0275—Fibers and reinforcement materials
- H05K2201/029—Woven fibrous reinforcement or textile
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
Description
[1]
複数本のガラスフィラメントから成るガラス糸を経糸及び緯糸として製織して成るガラスクロスであって、前記ガラスフィラメントの平均フィラメント径が、3.0~4.5μmであり、前記ガラスクロスを構成する前記経糸及び前記緯糸の打ち込み密度が、各々独立して70~130本/25mmであり、かつ前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が30μm以下であり、前記ガラスクロスは、下記式:
R=Y/(25400/D)
{式中、R:緯糸被覆比率、Y:平均緯糸幅、D:緯糸打ち込み密度}
で表される緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.50 ≦ R ≦0.83
を満たすガラスクロス。
[2]
前記ガラスフィラメントの本数が、20~55本である、項目1に記載のガラスクロス。
[3]
前記ガラスクロスの厚さが、6~16μmである、項目1又は2に記載のガラスクロス。
[4]
前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が20μm以下である、項目1~3のいずれか1項に記載のガラスクロス。
[5]
前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が15μm以下である、項目1~4のいずれか1項に記載のガラスクロス。
[6]
前記ガラスクロスの経糸幅と、前記平均フィラメント径と、前記ガラスフィラメントの本数とから算出される、経糸幅の開繊度が75%以上である、項目1~5のいずれか1項に記載のガラスクロス。
[7]
項目1~6のいずれか1項に記載のガラスクロスと熱硬化性樹脂と無機充填剤を含有することを特徴とする、プリプレグ。
[8]
項目7に記載のプリプレグを含むことを特徴とする、プリント基板。
[9]
項目8に記載のプリント基板が、レーザドリルによる穴加工をされていることを特徴とする、レーザドリル加工プリント基板。
[10]
複数本のガラスフィラメントから成るガラス糸を経糸及び緯糸として製織する製織工程、及び、得られたガラスクロスをスプレー水で開繊する開繊工程を含み、かつ
前記開繊工程における前記スプレー水の圧力が0.20MPa以下であり、経糸方向の張力が50N未満である、ガラスクロスの製造方法。
[11]
前記ガラスフィラメントの平均フィラメント径が、3.0~4.5μmであり、前記ガラスクロスを構成する前記経糸及び前記緯糸の打ち込み密度が、各々独立して70~130本/25mmであり、かつ前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が30μm以下であり、前記ガラスクロスは、下記式:
R=Y/(25400/D)
{式中、R:緯糸被覆比率、Y:平均緯糸幅、D:緯糸打ち込み密度}
で表される緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.50 ≦ R ≦0.83
を満たす、項目10に記載のガラスクロスの製造方法。
本実施形態のガラスクロスは、複数本のガラスフィラメントから成るガラス糸を経糸及び緯糸として製織して成るガラスクロスであって、前記ガラスフィラメントの平均フィラメント径が、3.0~4.5μmであり、前記ガラスクロスを構成する前記経糸及び前記緯糸の打ち込み密度が、各々独立して70~130本/25mmであり、かつ前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が30μm以下であり、前記ガラスクロスは、下記式:
R=Y/(25400/D)
{式中、R:緯糸被覆比率、Y:平均緯糸幅、D:緯糸打ち込み密度}
で表される緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.50 ≦ R ≦0.83
を満たす。
本実施形態における緯糸幅標準偏差とは、ガラスクロスロールを引き出し、任意の位置から100mm×100mmを切り出し、走査型電子顕微鏡でガラスクロスの表面を観察し、観察された緯糸幅を測定し、それらの数値から算出される標準偏差を指す。また、緯糸幅標準偏差とは、プリプレグまたはプリント基板に含まれるガラスクロスにおいては、ガラスクロスの緯糸と垂直を成す断面を、走査型電子顕微鏡を用いて100mmの範囲で観察し、観察された緯糸幅を測定し、それらの数値から算出される標準偏差を指す。これら2つの方法で得られる緯糸幅標準偏差の数値は実質的に同一の数値となる。本発明では、単一の緯糸幅ではなく、標準偏差を小さくする、具体的には30μm以下にすることでレーザドリル加工穴の均一化が達成されることを見出した。
緯糸幅の標準偏差は15μm以下であることがより好ましい。緯糸幅の標準偏差が15μm以下であることにより、レーザドリル加工穴径がより一層均一にできる傾向にある。
また、標準偏差は0μm以上であることが明らかである。
ガラスフィラメントの平均フィラメント径は、3.5~4.5μmであることが好ましい。平均フィラメント径が、3.5~4.5μmであることにより、レーザドリル加工穴径がより均一にできる傾向にある。
平均フィラメント径は、3.5~4.0μmであることがさらに好ましい。平均フィラメント径が、3.5~4.0μmであることにより、レーザドリル加工穴径がより一層均一にできる傾向にある。
ガラスフィラメントの本数は、20~55本であることが好ましい。ガラスフィラメントの本数は、20~55本であることにより、薄いガラスクロスを得ることができる傾向にある。
ガラスフィラメントの本数は、20~50本であることがより好ましく、20~45本であることがより一層好ましい。ガラスフィラメントの本数は、20~50本であることにより、より薄いガラスクロスを得ることができる傾向にあり、ガラスフィラメントの本数は、20~45本であることにより、より一層薄いガラスクロスを得ることができる傾向にある。
ガラスクロスを構成する経糸及び緯糸の打ち込み密度は、各々独立して、80~130本/25mmであることが好ましい。打ち込み密度は、80~130本/25mmであることにより、レーザドリル加工穴径がより均一にできる傾向にある。
経糸及び緯糸の打ち込み密度は、各々独立して90~130本/25mmであることがより好ましい。打ち込み密度は、90~130本/25mmであることにより、レーザドリル加工穴径がより一層均一にできる傾向にある。
ガラスクロスの厚さは、6~16μmであることが好ましい。ガラスクロスの厚さは、6~16μmであることにより、シワの発生を抑制できる傾向にある。
ガラスクロスの厚さは、7~16μmであることがより好ましい。ガラスクロスの厚さは、7~16μmであることにより、より一層シワの発生を抑制できる傾向にある。
ガラスクロスの厚さは、8~16μmであることが更に好ましい。ガラスクロスの厚さは、8~16μmであることにより、さらにシワの発生を抑制できる傾向にある。
定義
本実施形態における、下記式:
R=Y/(25400/D)
{式中、R:緯糸被覆比率、Y:平均緯糸幅、D:緯糸打ち込み密度}
で表されるガラスクロスの緯糸被覆比率Rは、以下の関係:
0.50 ≦ R ≦0.83
を満たす。
本実施形態における、ガラスクロスの経糸の糸幅の開繊度は、75%以上であることが好ましい。経糸の開繊度が75%以上であることにより、レーザ加工性の均一化に加え、ピンホールの発生頻度を改善できる。経糸の開繊度は、より好ましくは85%以上であり、さらに好ましくは95%以上である。また、糸幅のバラつきを低減する観点から、経糸の糸幅の開繊度は110%以下であることが好ましい。経糸の糸幅の開繊度が75%以上であることにより、緯糸の動きを拘束することができ、緯糸幅のバラつきを一定以下にでき、さらにレーザ加工性を均一化できる傾向にある。また、経糸の糸幅の開繊度が110%以下であることにより、経糸幅のバラつきを一定以下にでき、レーザ加工性を均一化できる傾向にある。
本実施形態における開繊度[%]とは、次式のとおり、糸幅[μm]、フィラメント径[μm]、フィラメント数[本]により算出される値である。
開繊度[%]=糸幅[μm]÷(フィラメント径[μm]×フィラメント数[本])×100
ガラスクロスの布重量(目付け)は、好ましくは5~16g/m2であり、より好ましくは6~11g/m2であり、さらに好ましくは7~10g/m2である。目付けが上記範囲内であることにより、得られる基板の薄型化できるとともに、緯糸の糸幅の標準偏差管理による、レーザドリル加工性の均一化の効果をより顕著にさせることができる。
ガラスクロスの織り構造については、特に限定されないが、例えば、平織り、ななこ織り、朱子織り、綾織り、等の織り構造が挙げられる。このなかでも、平織り構造が好ましい。
ガラスクロスを構成するガラス糸(ガラスフィラメントを含む)は、好ましくはシランカップリング剤により表面処理される。シランカップリング剤としては、例えば、下記の一般式(1)で示されるシランカップリング剤を使用することが好ましい。
X(R)3-nSiYn ・・・(1)
{式(1)中、Xは、アミノ基及び不飽和二重結合基のうち少なくとも1つを有する有機官能基であり、Yは、各々独立して、アルコキシ基であり、nは、1以上3以下の整数であり、Rは、メチル基、エチル基及びフェニル基から成る群より選ばれる基である。}
このなかでも、分子量が異なる2種類以上のシランカップリング剤を用いることが好ましい。分子量が異なる2種類以上のシランカップリング剤を用いてガラス糸表面を処理することにより、ガラス表面での処理剤密度が高くなり、マトリックス樹脂との反応性がさらに向上する傾向にある。
ガラスクロスの強熱減量値は、好ましくは0.10質量%以上1.0質量%以下であり、より好ましくは0.12質量%以上0.90質量%以下であり、さらに好ましくは0.14質量%以上0.80質量%以下である。
強熱減量値が0.10質量%以上1.0質量%以下であることにより、従来よりもプリプレグの搬送性(ハンドリング性)を改善できる。また、樹脂とガラスクロスが界面で剥がれ易くなることに由来する基板の絶縁信頼性の低下を抑制でき、また、メッキ液がガラスクロスに染み込むことに由来する基板の絶縁信頼性の低下を抑制できる傾向にある。
積層板に使用されるガラスクロスには、通常Eガラス(無アルカリガラス)と呼ばれるガラスが使用されるが、本実施形態のガラスクロスにおいては、例えば、Lガラス、NEガラス、Dガラス、Sガラス、Tガラス、シリカガラス、石英ガラス、高誘電率ガラス等を使用してもよい。安価であるという点からは、Eガラスが最も好適に使用される。
本実施形態のガラスクロスの製造方法は、複数本のガラスフィラメントから成るガラス糸を経糸及び緯糸として製織する製織工程、及び、得られたガラスクロスを開繊する開繊工程を含む。ガラスクロスの製造方法としては、特に限定されないが、製織工程と開繊工程に加えて、例えば、シランカップリング剤の濃度が0.1~3.0wt%である処理液によってほぼ完全にガラスフィラメントの表面をシランカップリング剤で覆う被覆工程、加熱乾燥によりシランカップリング剤をガラスフィラメントの表面に固着させる固着工程などを更に含有する方法が好適に挙げられる。
加熱乾燥温度は、シランカップリング剤とガラスとの反応が十分に行われるように、好ましくは90℃以上であり、より好ましくは100℃以上である。また、加熱乾燥温度は、シランカップリング剤が有する有機官能基の劣化を防ぐために、好ましくは300℃以下であり、より好ましくは200℃以下である。
本実施形態のプリプレグは、上記ガラスクロスと、上記ガラスクロスに含浸されたマトリックス樹脂と、を有する。これにより、薄くて、レーザドリル加工性の均一性に優れたプリプレグを提供することができる。
本実施形態のプリント基板は、上記プリプレグを有する。これにより、薄くて、レーザドリル加工性に優れたプリント基板を提供することができる。
本実施形態のプリント基板は、上記プリプレグを有する。これにより、薄くて、均一な穴径のレーザドリル加工穴を有するプリント基板を提供することができる。また、上記プリント基板をレーザドリルによる穴加工に供する工程を含むプリント基板加工方法も本発明の別の態様である。
<ガラスクロスのシワ発生状況の評価方法>
2000mのガラスクロスを10ロール生産した際の経てシワの発生頻度を算出し、シワの発生頻度が、1%以下である場合を「S」、1%を超え5%以下である場合を「G」、5%を超える場合を「B」とした。
走査型電子顕微鏡により、ガラスクロスの任意の位置の100mm×100mmを観察し、すべての経糸幅、緯糸幅を計測し、各平均値、緯糸幅標準偏差を算出した。なお、表1に示す糸幅数値は平均値である。
ガラスクロスの任意の位置の経糸および緯糸に関して、各30本の断面を走査型電子顕微鏡で観察し、フィラメント径を測定した後、平均値を算出し、平均フィラメント径を求めた。
上記で求めた経糸幅、緯糸幅、及び、フィラメント径を用いて、以下の式により、開繊度を求めた。
開繊度[%]=糸幅[μm]÷(フィラメント径[μm]×フィラメント数[本])×100
JIS R 3420の7.10に準じて、マイクロメータを用いて、スピンドルを静かに回転させて測定面に平行に軽く接触させ、ラチェットが3回音を立てた後の目盛を読み取った。
上記の実施例及び比較例で得たガラスクロスに、エポキシ樹脂ワニス(低臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂40質量部、o-クレゾール型ノボラックエポキシ樹脂10質量部、ジメチルホルムアミド50質量部、ジシアンジアミド1質量部、及び2-エチル-4-メチルイミダゾール0.1質量部の混合物をメチルエチルケトン溶媒で50wt%に希釈したもの)を含浸させ、速度2m/分で引き上げ、樹脂含有率(Resin Content:RC)が65%になるよう隙間を調整したスリットを通して余分な樹脂をかき落し、160℃で1分間乾燥後プリプレグを得た。
JIS R 3420の7.10に準じて、マイクロメータを用いて、スピンドルを静かに回転させて測定面に平行に軽く接触させ、ラチェットが3回音を立てた後の目盛を読み取り、プリプレグの厚さとした。
上記で得たプリプレグを重ね、さらに上下に厚さ12μmの銅箔を重ね、175℃、40kg/cm2で60分間加熱加圧してプリント基板を得た。
上記で得たプリント基板に、日立製作所製炭酸ガス(CO2)レーザドリル加工機(LC-2G212/2C)を用いて、穴径50μmのレーザドリル加工を施すことで、レーザドリル加工プリント基板を得た。上記、レーザドリル加工プリント基板のレーザ加工穴底部を走査型電子顕微鏡で撮影し、100点の穴径を測定することで、レーザ加工穴径の標準偏差を算出した。レーザ加工穴径の標準偏差が4μm以下である場合を合格として「G」と表記した。レーザ加工穴径の標準偏差が4μmを超える場合を不合格として「B」と表記した。
上記プリプレグの任意の500mm×500mmを、キーエンス社製光学顕微鏡(VHX-900)で観察し、ピンホール個数を計測した。ピンホール個数が少ないほど、高品質であることを表す。ピンホールの数が10個以下である場合は「S」と表記し、10個を超えて50個以下である場合は「G」と表記し、50個を超える場合は「B」と表記した。
レーザ加工穴径バラつき、シワ発生状況、ピンホール発生状況がともに合格である製品を合格として「G」と表記し、一つ以上の不合格がある場合を不合格として「B」と表記した。
表1に示されるように、ガラスフィラメントから成るガラス糸を製織してガラスクロスを形成し、N-β-(N-ビニルベンジルアミノエチル)-γ-アミノプロピルトリメトキシシランの塩酸塩(東レダウコーニング株式会社製;Z6032)を水に分散させた処理液に浸漬し、加熱乾燥した。次にスプレーの水圧を0.15MPaに設定し、加工時の張力を30Nに設定して開繊を実施し、加熱乾燥して、評価用ガラスクロス製品を得た。
表1に示されるように、フィラメント径、フィラメント本数、打ち込み密度、開繊加工方法などを変化させたこと以外は実施例1と同様にして評価用ガラスクロス製品を得た。
スプレーの水圧を0.30MPaに設定し、加工時の張力を100Nに設定して開繊を実施したこと以外は、実施例1~4と同様にして評価用ガラスクロスを得た。
開繊加工において、スプレーによる開繊の代わりに、緯糸方向に15Nの張力を付与し、経糸方向に20Nの張力を付与しながら、水中で周波数25kHz、出力0.72W/cm2の超音波を照射する開繊を用いたこと以外は、実施例3~4と同様にして評価用ガラスクロス製品を得た。ここで、緯糸方向に張力を付与する方法として、エキスパンダロールを用いた。
実施例のガラスクロスを用いることにより、薄くて、ピンホール発生が抑制され、レーザドリル加工性に優れたプリント基板を得られることが分かった。
Claims (13)
- 複数本のガラスフィラメントから成るガラス糸を経糸及び緯糸として製織して成るガラスクロスであって、前記ガラスフィラメントの平均フィラメント径が、3.0~4.5μmであり、前記ガラスクロスを構成する前記経糸及び前記緯糸の打ち込み密度が、各々独立して70~130本/25mmであり、かつ前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が30μm以下であり、前記ガラスクロスは、下記式:
R=Y/(25400/D)
{式中、R:緯糸被覆比率、Y:平均緯糸幅、D:緯糸打ち込み密度}
で表される緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.50 ≦ R ≦0.83
を満たすガラスクロス。 - 前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が13~25μmであり、かつ前記緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.65 ≦ R ≦0.83
を満たす、請求項1に記載のガラスクロス。 - 前記ガラスフィラメントの本数が、20~55本である、請求項1又は2に記載のガラスクロス。
- 前記ガラスクロスの厚さが、6~16μmである、請求項1~3のいずれか1項に記載のガラスクロス。
- 前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が20μm以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載のガラスクロス。
- 前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が15μm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載のガラスクロス。
- 前記ガラスクロスの経糸幅と、前記平均フィラメント径と、前記ガラスフィラメントの本数とから算出される、経糸幅の開繊度が75%以上である、請求項1~6のいずれか1項に記載のガラスクロス。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載のガラスクロスと熱硬化性樹脂と無機充填剤を含有することを特徴とする、プリプレグ。
- 請求項8に記載のプリプレグを含むことを特徴とする、プリント基板。
- 請求項9に記載のプリント基板が、レーザドリルによる穴加工をされていることを特徴とする、レーザドリル加工プリント基板。
- 複数本のガラスフィラメントから成るガラス糸を経糸及び緯糸として製織する製織工程、及び、得られたガラスクロスをスプレー水で開繊する開繊工程を含み、かつ
前記開繊工程における前記スプレー水の圧力が0.20MPa以下であり、経糸方向の張力が50N未満である、ガラスクロスの製造方法。 - 前記ガラスフィラメントの平均フィラメント径が、3.0~4.5μmであり、前記ガラスクロスを構成する前記経糸及び前記緯糸の打ち込み密度が、各々独立して70~130本/25mmであり、かつ前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が30μm以下であり、前記ガラスクロスは、下記式:
R=Y/(25400/D)
{式中、R:緯糸被覆比率、Y:平均緯糸幅、D:緯糸打ち込み密度}
で表される緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.50 ≦ R ≦0.83
を満たす、請求項11に記載のガラスクロスの製造方法。 - 前記ガラスクロスの緯糸幅の標準偏差が13~25μmであり、かつ前記緯糸被覆比率Rが、以下に示される関係:
0.65 ≦ R ≦0.83
を満たす、請求項11又は12に記載のガラスクロスの製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020138845 | 2020-08-19 | ||
JP2020138845 | 2020-08-19 | ||
PCT/JP2021/026865 WO2022038944A1 (ja) | 2020-08-19 | 2021-07-16 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022038944A1 JPWO2022038944A1 (ja) | 2022-02-24 |
JP7029033B1 true JP7029033B1 (ja) | 2022-03-02 |
Family
ID=80350334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021567902A Active JP7029033B1 (ja) | 2020-08-19 | 2021-07-16 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント基板 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230189438A1 (ja) |
JP (1) | JP7029033B1 (ja) |
KR (1) | KR20220154838A (ja) |
CN (1) | CN115884862A (ja) |
TW (1) | TW202208292A (ja) |
WO (1) | WO2022038944A1 (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005042245A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Asahi Schwebel Co Ltd | ガラスクロスの加工方法 |
JP2006052473A (ja) * | 2002-08-29 | 2006-02-23 | Asahi Schwebel Co Ltd | ガラスクロス及びプリント配線板 |
JP2006063489A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Unitika Glass Fiber Co Ltd | 扁平ガラス繊維織物の製造方法 |
JP2011241515A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Nitto Boseki Co Ltd | ガラス繊維織物の開繊装置及び開繊方法 |
JP2014070325A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 繊維織物の開繊方法及び開繊装置 |
JP2018021274A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 日東紡績株式会社 | ガラスクロス |
JP2019019431A (ja) * | 2017-07-19 | 2019-02-07 | 旭化成株式会社 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 |
JP2019031750A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 旭化成株式会社 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 |
JP2019104996A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | 旭化成株式会社 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 |
JP2020105683A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-09 | 旭化成株式会社 | ガラスクロスの製造方法及びガラス糸 |
WO2021090756A1 (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-14 | ユニチカ株式会社 | ガラスクロス |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3756066B2 (ja) | 2001-02-16 | 2006-03-15 | 旭シュエーベル株式会社 | プリント配線板用ガラスクロス |
JP4357179B2 (ja) | 2003-01-28 | 2009-11-04 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 表面処理ガラスクロス |
JP2011021304A (ja) | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Unitika Glass Fiber Co Ltd | パッケージ基板用超極薄高充填ガラスクロス |
-
2021
- 2021-07-16 KR KR1020227038889A patent/KR20220154838A/ko unknown
- 2021-07-16 JP JP2021567902A patent/JP7029033B1/ja active Active
- 2021-07-16 WO PCT/JP2021/026865 patent/WO2022038944A1/ja active Application Filing
- 2021-07-16 CN CN202180050573.3A patent/CN115884862A/zh active Pending
- 2021-07-16 US US17/921,842 patent/US20230189438A1/en active Pending
- 2021-08-06 TW TW110129042A patent/TW202208292A/zh unknown
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006052473A (ja) * | 2002-08-29 | 2006-02-23 | Asahi Schwebel Co Ltd | ガラスクロス及びプリント配線板 |
JP2005042245A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Asahi Schwebel Co Ltd | ガラスクロスの加工方法 |
JP2006063489A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Unitika Glass Fiber Co Ltd | 扁平ガラス繊維織物の製造方法 |
JP2011241515A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Nitto Boseki Co Ltd | ガラス繊維織物の開繊装置及び開繊方法 |
JP2014070325A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 繊維織物の開繊方法及び開繊装置 |
JP2018021274A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 日東紡績株式会社 | ガラスクロス |
JP2019019431A (ja) * | 2017-07-19 | 2019-02-07 | 旭化成株式会社 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 |
JP2019031750A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 旭化成株式会社 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 |
JP2019104996A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | 旭化成株式会社 | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 |
JP2020105683A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-09 | 旭化成株式会社 | ガラスクロスの製造方法及びガラス糸 |
WO2021090756A1 (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-14 | ユニチカ株式会社 | ガラスクロス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2022038944A1 (ja) | 2022-02-24 |
CN115884862A (zh) | 2023-03-31 |
JPWO2022038944A1 (ja) | 2022-02-24 |
KR20220154838A (ko) | 2022-11-22 |
US20230189438A1 (en) | 2023-06-15 |
TW202208292A (zh) | 2022-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6866178B2 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
CN108411446B (zh) | 玻璃布、预浸料、及印刷电路板 | |
JP6957563B2 (ja) | ガラスクロス | |
JP7145586B2 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
TWI680150B (zh) | 玻璃布、預浸體及玻璃纖維強化樹脂成形品 | |
JP2022001690A (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
JP6915999B2 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
CN109721752B (zh) | 玻璃布、预浸料以及印刷电路板 | |
JP6917724B2 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
JP7029033B1 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント基板 | |
TW202206385A (zh) | 玻璃布、預浸體、及印刷電路板 | |
JP2023034712A (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
CN112626670B (zh) | 玻璃布、预浸料及印刷布线板 | |
JP7011396B2 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
JP2019031750A (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
JP2001329449A (ja) | プリント配線板用ガラスクロス | |
JP2024060802A (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、およびプリント配線板 | |
JP7485862B1 (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
JP2023034686A (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板 | |
JP2024073103A (ja) | ガラスクロス、ガラスクロスの製造方法、プリプレグ、プリント配線板 | |
JP2024048028A (ja) | ガラスクロス、プリプレグ、およびプリント配線基板 | |
CN115726084A (zh) | 玻璃布、预浸料、及印刷布线板 | |
JPH1045921A (ja) | プリプレグ | |
JP2012046635A (ja) | プリプレグの製造方法及びプリプレグの製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211111 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7029033 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R157 | Certificate of patent or utility model (correction) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157 |