JP7027226B2 - 身体支持装置 - Google Patents

身体支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7027226B2
JP7027226B2 JP2018067558A JP2018067558A JP7027226B2 JP 7027226 B2 JP7027226 B2 JP 7027226B2 JP 2018067558 A JP2018067558 A JP 2018067558A JP 2018067558 A JP2018067558 A JP 2018067558A JP 7027226 B2 JP7027226 B2 JP 7027226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
shaft
support device
support
body support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018067558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019176944A (ja
Inventor
敦司 加藤
正男 堀谷
友毅 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paramount Bed Co Ltd filed Critical Paramount Bed Co Ltd
Priority to JP2018067558A priority Critical patent/JP7027226B2/ja
Priority to CN201811426231.3A priority patent/CN110314053B/zh
Publication of JP2019176944A publication Critical patent/JP2019176944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7027226B2 publication Critical patent/JP7027226B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • A61G7/065Rests specially adapted therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Description

本発明は、身体支持装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載の身体支持装置が知られている。
特開2001-245821号公報
本発明は、使用者の利便性を向上できる身体支持装置を提供する。
本発明に係る身体支持装置は、第1の対象と第2の対象との間で、使用者の身体を支持可能な装置であって、柵が装着される部分が設けられ、かつ使用者の身体を支持可能な第1の機器と、前記第1の機器を、前記第1の対象又は前記第2の対象に取付ける第2の機器と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、使用者の利便性を向上できる身体支持装置を提供できる。
本発明の身体支持装置が取付けられたベッドを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る身体支持装置の使用状態における斜視図である。 図2に示す身体支持装置の収容状態における斜視図である。 図2に示す身体支持装置の正面図である。 図2に示す身体支持装置の正面断面図である。 図5におけるA部の拡大図である。 図2に示す身体支持装置の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る身体支持装置の使用状態における斜視図である。 図8に示す身体支持装置の側面図である。 本発明の第3実施形態に係る身体支持装置の使用状態における斜視図である。 図10に示す身体支持装置の収納状態における斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る身体支持装置の使用状態における斜視図である。 図12に示す身体支持装置の収納状態における斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る身体支持装置の上面図である。 図14に示す身体支持装置が取付けられたベッドおよびトイレの上面図である。 図15に示す身体支持装置の第1変形例を示す上面図である。 第15に示す身体支持装置の第2変形例を示す上面図である。 図15に示す身体支持装置の第3変形例を示す上面図である。 本発明の第6実施形態に係る身体支持装置の収納状態における正面図である。 図19に示す身体支持装置の使用状態にするときの正面図である。 図19に示す身体支持装置の第2の軸における縦断面図である。 図21におけるB-B線矢視断面図である。 図21におけるC-C線矢視断面図である。 図21におけるD-D線矢視断面図である。 図21に示す第2の軸の変形例を示す斜視図である。 図25に示す筒体の拡大図である。 本発明の第7実施形態に係る身体支持装置の使用状態における斜視図である。 図27に示す身体支持装置において、ロック機構を解除した状態を示す斜視図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る身体支持装置1について、図1から図7を参照して説明する。
本実施形態に係る身体支持装置1(図1では身体支持装置3)は、第1の対象と第2の対象との間を移乗する使用者の身体を支持する。本実施形態では、第1の対象がベッド10であり、第2の対象がトイレ40(図15参照)である。
第1の対象および第2の対象はこれらに限られない。第1の対象や第2の対象が、例えば、ベッド、トイレ、車いす、歩行装置、介護リフト、ストレッチャー等の介護者の身体を支持可能な装置であってもよい。
なお、ベッド10に関しては、例えば特願2016-009816号(発明の名称:連結フレームおよびこれを備えるベッド装置、出願日:2016年1月21日)の内容を援用する。この特許出願は、この援用によりその全体が組み込まれる。
身体支持装置1は、ベッド10にトイレ40を接近させておくことで、例えば夜間などにおいて、介護者の介助がなくても使用者(被介護者)をベッド10からトイレ40に移乗させ易くする。
これにより、使用者の夜間の排泄時における使用者および介護者の肉体的な負担を軽減できる。さらには、夜間に、しかも排泄のために介護者を呼ぶことについての使用者の精神的な負担も軽減できる。
なお移乗とは、第1の対象から第2の対象へ乗り移る動作、第2の対象から第1の対象へ乗り移る動作、のうち、少なくともいずれか一方の動作を指す。本実施形態では、身体支持装置1が、ベッド10からトイレ40に移乗する際、及びトイレ40からベッド10に移乗する際、の少なくとも一方において、使用者の身体を支持することで、使用者や介護者の負担を軽減する。
図1に示す本実施形態のベッド10は、例えば、医療環境下(介護環境下を含む)において、一般床ベッドやICUベッド等として利用できるベッドであり、床面上に設置されている。
なお、図1を含む各図において、符号Xはベッド10の長手方向に沿った第1方向を示し、符号Yはベッド10の幅方向に沿った第2方向を示し、符号Zはベッド10の上下方向(鉛直方向)に沿った第3方向を示す。また、第1方向Xおよび第2方向Yを含む方向を水平方向という。
図1に示すように、ベッド10を第3方向Zに沿って平面視した場合に、ベッド10は、第1方向Xよりも、第1方向Xに直交する第2方向Yに短い。第1方向Xは、ベッド10上に横たわる使用者の全身に沿う方向となる。
ベッド10は、使用者を支持するボトム11と、ボトム11を支持する架台12と、を備えている。ベッド10は、電力を動力源として動作する電動ベッドである。
ボトム11は、背ボトム(Back section)21と、腰ボトム(Seat section)22と、脚ボトム(Leg section)23と、を備えている。これらの背ボトム21、腰ボトム22および脚ボトム23は、第1方向Xに沿ってこの順に並んでいる。
背ボトム21は、使用者の背を支える。腰ボトム22は、使用者の腰を支える。脚ボトム23は、使用者の脚を支える。
脚ボトム23は、膝ボトム(Upper leg section)24と、足ボトム(Lower leg section)25と、を備えている。これらの膝ボトム24および足ボトム25は、第1方向Xに沿ってこの順に並んでいる。膝ボトム24は、使用者の膝から腰を支える。足ボトム25は、使用者の膝から足先を支える。
ボトム11上には、マットレス26が配置されている。マットレス26上に使用者が横たわる。
架台12は、床面に設置されるベースフレーム31と、ボトム11を支持するメインフレーム(枠体)32と、ベースフレーム31に対してメインフレーム32を昇降させる昇降機構(図示せず)と、背ボトム21を移動させる背上げ機構(図示せず)と、脚ボトム23を移動させる膝上げ機構(図示せず)と、メインフレーム32に配置されたオプション受け37と、を備えている。
メインフレーム32は上面視でベッド10の周縁部に配置されている。オプション受け37は上方に向けて開口する穴であり、穴は第1方向Xに間隔をあけて配置されている。
図示の例では、オプション受け37は、第1方向Xおよび第2方向Yの両側に各別に4つ配置されている。なお、オプション受け37を配置する位置および数量は任意に変更することができる。
そして本実施形態では、図2に示すように、身体支持装置1は、柵が装着される部分が設けられ、かつ使用者の身体を支持可能な第1の機器50と、第1の機器50を、ベッド10又はトイレ40に取付ける第2の機器60と、を備えている。
図示の例では、第1の機器50はベッド10に取付けられている(図1参照)。
第1の機器50は、ベッド10から取り外しすることができる。第1の機器50は、ベッド10を平面視した場合に、ベッド10から第2方向Yの外側に延びている。本実施形態では、第1の機器50はスライディングボードとなっている。
図2に示すように、第1の機器50は、第2の機器60が固定された機器本体51と、機器本体51に支持される天板52と、を備えている。
図4に示すように、第2の機器60は、一対の軸体60A、60Bを備えている。第2の機器60は、オプション受け37に取り付けられる。天板52は、機器本体51に連結されている。
図5に示すように、第2の機器60の上方には、柵が装着される有底の筒60Cが配置されている。筒60Cは、一対の軸体60A,60Bと同軸に配置されている。一対の軸体60A,60Bは、筒60Cの底部に形成された孔に挿入されている。
柵は、筒60Cの内側に挿入されることでベッド10に装着される。柵が装着されることで、使用者がベッド10とトイレ40との間で移動することが規制される。
第2の機器60のうち、一方の軸体60Aには固定レバー61が取付けられている。固定レバー61は、一方の軸体60Aの軸線と直交する方向に延びている。固定レバー61を第1の軸体60Aの軸線周りに回動させることで、一方の軸体60Aが軸線周りに回転する。
また、一方の軸体60Aの外周面の一部は、径方向の外側に向けて盛り上がるように張り出している。このため、固定レバー61を操作して、一方の軸体60Aを回転させることで、一方の軸体60Aのうち、径方向の外側に向けて張り出した部分がオプション受け37の内面に押圧される。これにより、一方の軸体60Aをオプション受け37に固定することができる。
図6に示すように、一方の軸体60Aの外周面には、径方向の内側に向けて窪む溝62が全周にわたって形成されている。
筒60Cのうち、溝62と第3方向Zに同等の位置には、貫通孔60Fが形成されている。貫通穴60Fの内面には雌ねじ部が形成されている。筒60Cに一方の軸体60Aを挿入した状態で、貫通孔60Fにいもネジ66が挿入される。これにより、一方の軸体60Aが筒60Cから抜けるのを抑止することができる。
図7に示すように、他方の軸体60Bの下端部には、Dカット面60Dが形成されている。これにより、誤った位置や向きで身体支持装置1をオプション受け37に取り付けることを防止できる。
図6および図7に示すように、軸体60A、60Bはダブルナット60Eが各別に取付けられている。軸体60A、60Bにおけるダブルナット60Eの位置を調整することで、第1の機器50の第3方向Zの位置を調整することができる。
また、図2および図3に示すように、天板52は、表裏面が第3方向Zを向く使用状態(第1の状態:図2参照)と、表裏面が水平方向を向く収納状態(第2の状態:図3参照)と、の間で変更できる。
天板52は回動軸により機器本体51に連結されている。また、図2に示すように、天板52の下面と機器本体51との間には、天板52の表裏面が第3方向Zを向く際に、天板52を支持するアームバー54が連結されている。
天板52を回動軸回りに回動させることで、図3に示すように天板52の表裏面が第2方向Yを向く。なお、収納状態においては、天板52の表裏面は第2方向Yではなく、第1方向Xを向いてもよいし、水平方向のうち、第1方向Xおよび第2方向Yそれぞれと交差する方向を向いてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置1によれば、第1の機器50に柵が装着される部分が設けられている。このため、身体支持装置1を用いて使用者がベッド10とトイレ40との間での移動を行わない場合には、柵体を第1の機器50に装着することで、使用者の体の一部がベッド10からはみ出るのを防ぐことができる。これにより、使用者の利便性を向上することができる。
また、天板52を使用状態と収納状態との間で変更できるので、使用者が身体支持装置1を使用しない時には天板52を収納状態としておくことで、身体支持装置1がベッド10からかさ張るのを抑えることができる。これにより、より一層効果的に使用者の利便性を向上することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る身体支持装置2について説明する。なお、以下の説明において第1実施形態と同一の構成についてはその説明を省略する。
図8および図9に示すように、本実施形態に係る身体支持装置2では、第2の機器63は、ベッド10のメインフレーム32を挟んで支持することで、第1の機器50をベッド10に取付けるクランプ部材70を備えている。
クランプ部材70は、機器本体51の下端部に取付けられている。
クランプ部材70は、機器本体51の下端部に固定された上クランプ71と、上クランプ71に対して第3方向Zの相対位置を変更できる下クランプ72と、下クランプ72に連結されたハンドル73と、を備えている。
図9に示すように、クランプ部材70は、第1方向Xから見た側面視で、第2方向Yに開口するC字状をなしている。
上クランプ71の下端部には、第3方向Zに貫く貫通孔が形成されている。ハンドル73は、下クランプ72の下方にねじ軸74を介して連結されている。
ねじ軸74は外周面に雄ネジ部が形成されているとともに、第3方向Zに延びている。ねじ軸74は、上クランプ71の貫通孔に挿通されている。
ハンドル73をねじ軸74周りに回動操作することで、下クランプ72が上クランプ71に対して第3方向Zに移動する。これにより、上クランプ71と下クランプ72とによりメインフレーム32を第3方向Zに挟んで支持して、第1の機器50をベッド10に取付けることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置2によれば、第2の機器63がクランプ部材70を備えているので、クランプ部材70を用いて第1の機器50をベッド10に確実に取付けることができる。
また、クランプ部材70を操作して、ベッド10に対して第1の機器50を取付ける位置を任意かつ容易に調整することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る身体支持装置3について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の構成についてはその説明を省略する。
図10および図11に示すように、本実施形態に係る身体支持装置3では、第2の機器64は、ベッド10のメインフレーム32に連結される。第2の機器64は、第2方向Yに延びる杆状をなしている。
第2の機器64は、第2方向Yから見た側面視で下方に向けて開口する矩形枠状をなしている。第2の機器64は、第1方向Xに間隔をあけて一対設けられている。ベッド10のメインフレーム32に設けられ、第2方向Yに向けて突出する図示しない連結フレーム33(図1参照)に、第2の機器64が各別に連結される。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置3によれば、第2の機器64がベッド10のメインフレーム32に連結されている。このため、大きな荷重を第2の機器64の天板52Bに負荷した場合であっても、第2の機器64がベッド10から外れたり、位置ずれしたりするのを抑えることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る身体支持装置4について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の構成についてはその説明を省略する。
図12および図13に示すように、本実施形態に係る身体支持装置4では、天板52Cは、機器本体51に対する第3方向Zの相対位置を変更できる。
天板52Cの下面には、下方に向けて突出し、表裏面が第2方向Yを向く接続板55が設けられている。接続板55は第1方向Xに間隔をあけて一対配置されている。
接続板55における第2方向Yの両外縁部には、第1方向Xにおける天板52Cの内側に向けて突出する案内片55Aが各別に形成されている。
天板52Cと機器本体51との間には、リンク板56が配置されている。リンク板56は表裏面が第1方向Xを向き、機器本体51の第1方向Xの両外側に各別に配置されている。リンク板56は回転軸57により機器本体51と接続されている。
リンク板56のうち、回転軸57の下方に位置する部分には、第1の孔56Aが形成されている。第1の孔56A内に第1プランジャ58が挿通されている。
第1プランジャ58は、第1の孔56Aを通して、機器本体51の第1方向Xの両側面に設けられた回転止め穴51Bに各別に挿入されている。回転止め穴51Bは、機器本体51の第1方向Xの各側面に2つずつ形成されている。
リンク板56のうち、回転軸57の上方に位置する部分には、第2の孔56Bが形成されている。第2の孔56Bは第3方向Zに間隔をあけて3つ配置されている。
リンク板56は第2プランジャ59を介して天板52Cの接続板55に連結されている。3つの第2の孔56Bのうち、第2プランジャ59を挿通する孔を選択することで、天板52Cの機器本体51に対する第3方向Zの相対位置を調整することができる。
リンク板56は、接続板55の案内片55Aにより第2方向Yに挟まれるように配置されている。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置4によれば、天板52Cが機器本体51に対する第3方向Zの相対位置を変更できる。
このため、使用者がベッド10から移乗する対象の第3方向Zの位置に合わせて、天板52Cの第3方向Zの位置を変更することで、第2の機器60の利便性を向上することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る身体支持装置5について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の構成についてはその説明を省略する。
図14に示すように、本実施形態に係る身体支持装置5では、第1の機器50は、第3方向Zに互いに積層された複数の天板41、42、43と、複数の天板41、42、43を連結する第1の軸44と、を備えている。
複数の天板41、42、43のうちの少なくともいずれか2つの上面視形状は、互いに異なっている。
複数の天板41、42、43は、上面視で矩形状をなし、互いに同等の形状をなす一対の第1天板41と、上面視で扇形をなす第2天板42と、上面視で扇形をなし、第2天板42よりも小さい第3天板43と、を備えている。
一対の第1天板41は、第3方向Zに間隔をあけて配置されている。第2天板42および第3天板43は、一対の第1天板41同士の間の第3方向Zの隙間に、上面視で第1天板41と重なるように配置されている。
一対の第1天板41、第2天板42、および第3天板43は、第1の軸44により互いに連結されている。
第1の軸44は、複数の天板41、42、43それぞれにおける外端部に配置されている。第1の軸44は第3方向Zに延びている。
第2天板42および第3天板43は、第1天板41に対して第1の軸44回りに回動可能となっている。
そして、複数の天板41、42、43は、第2天板42および第3天板43をそれぞれ、第1の軸44周りに回動することで、上面視形状を変化させることができる。
すなわち、第1天板41の外周縁部から第2天板42および第3天板43を横方向に飛び出させた量に応じて、複数の天板41、42、43の上面視形状を任意に調整することができる。
例えば、図15に示すように、第2天板42および第3天板43を、第1天板41の内側に配置して、複数の天板41、42、43が上面視で矩形状を呈する状態から、第3天板43だけを回動させて第1天板41の外側に飛び出させる。
これにより、図16に示すように、複数の天板41、42、43が上面視で台形状を呈する。
また、更に第2天板42を回動させて第1天板41の外側に飛び出させる。これにより、図17に示すように、上面視で略三角形状を呈する。
また、第2天板42および第3天板43それぞれの形状を変化させるとともに、第1の軸44を配置する位置を変更してもよい。これにより、例えば図18に示すように、複数の天板41、42、43が上面視で円弧形状を呈するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置5によれば、第1の軸44により互いに連結された複数の天板41、42、43の上面視形状が互いに異なっている。このため、第1の軸44周りに複数の天板41、42、43を回動させることで、複数の天板41、42、43の上面視形状を任意に変更することができる。これにより、使用者がベッド10から移乗する対象の位置に合わせて、複数の天板41、42、43を最適な形状にすることができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る身体支持装置6について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の構成についてはその説明を省略する。
図19および図20に示すように、本実施形態に係る身体支持装置6は、機器本体51と天板52Dとを連結する第2の軸80を備えている。天板52Dは、第2の軸80周りに機器本体51に対して相対的に回転できる。
図21から図24に示すように、第2の軸80は、機器本体51および天板52Dのうちのいずれか一方に連結された軸体81と、他方に連結され、軸体81が内部に挿入された筒体82と、を備えている。図示の例では、図19に示すように、天板52Dに軸体81が連結され、機器本体51に筒体82が連結されている。
軸体81および筒体82はそれぞれ、天板52Dおよび機器本体51の外端部に各別に連結されている。
図21から図24に示すように、軸体81の外周面には、径方向の外側に向けて突出する突起81Aが形成されている。筒体82の内周面には、突起81Aが案内されるスリット83が形成されている。スリット83は、軸体81の中心軸線に沿って延びている。
スリット83は、軸体81の中心軸線を径方向に挟む位置に各別に配置された一対の第1スリット83Aと、一対の第1スリット83Aそれぞれに接続され、周方向に延びる第2スリット83Bと、第2スリット83Bにおける周方向の中心部から下方に向けて延びる第3スリット83Cと、を備えている。
第1スリット83Aの下端部に、第2スリット83Bが接続されている。第2スリット83Bは、一対の第1スリット83A同士、および第3スリット83Cを互いに接続している。
スリット83の内側には、突起81Aが配置されている。突起81Aが第1スリット83A内、第2スリット83B内、および第3スリット83C内を移動するように、軸体81と筒体82とを周方向および軸方向に相対移動させることで、天板52Dと機器本体51との相対位置が変更する。
これにより、図19および図20に示すように、天板52Dの表裏面が向く方向を変化させながら、天板52Dの表裏面を機器本体51の上面に載置することができる。
次に、軸体81の筒体82の変形例について説明する。
図25および図26に示すように、この変形例に係る筒体82のスリット84は、筒体82の周壁を径方向に貫いている。第2スリット84Bは、第3スリット84Cとの接続部分から、径方向の外側に向かうに従い漸次、上方に向けて延び、第1スリット84Aの上端部に接続されている。
このように筒体82を構成することで、軸体81および筒体82の加工性を確保することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置6によれば、第2の軸80が筒体82と軸体81とを備え、軸体81の突起81Aが、筒体82のスリット84に案内される。このため、天板52Dと機器本体51との相対位置に自由度を与えることができる。これにより、天板52Dの表裏面を機器本体51の上面に対して位置合わせしやすくなり、第2の機器60をベッド10に取付ける位置の制約を無くすことができる。したがって、例えばベッド10の左右どちら側でも、同一の第2の機器60を用いることが可能になり、部品点数の削減につなげることもできる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態に係る身体支持装置7について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の構成についてはその説明を省略する。
図27および図28に示すように、本実施形態に係る身体支持装置7における第1の機器50は、天板52Eを機器本体51に固定するロック機構90を備えている。
ロック機構90は、機器本体51における第2方向Yの外側面に配置されている。ロック機構90は第1方向Xに延びる板状をなし、第1方向Xの一方側の端部に、天板52Eに係合するフック91が形成されている。
フック91は、天板52Eの外側縁に形成された凹部52Fに係合している。これにより、天板52Eが機器本体51から離間することが抑制されている。
ロック機構90における第1方向Xの他方側の端部は、第1方向Xの他方側に向かうに従い、第2方向Yの外側に向けて機器本体51から離間するように延びている。
ロック機構90における第1方向Xの中間部は、トーションバネにより、フック91が天板52Eを引っ掛けた状態で付勢されて機器本体51に接続されている。
天板52Eを機器本体51から離間させる際には、図28に示すように、ロック機構90のうち、第1方向Xの他方側に位置する部分を、機器本体51に向けて押圧する。これにより、天板52Eのフック91が天板52Eの凹部52Fから離間することで、天板52Eを機器本体51から離間させることができる。
なお、ロック機構90としては前述した構成に限られない。例えば凹部52Fを天板52Eの下面形成してもよいし、機器本体51のレバーと連動して、ロック機構90が動くように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置7では、第1の機器50がロック機構90を備えている。このため、天板52Eが機器本体51に対して不意に位置ずれするのを抑制することができる。これにより、使用者が天板52Eの上面に着座して、ベッド10からトイレ40等に移乗する際に、天板52Eの機器本体51に対する位置を固定して、天板52Eを安定した状態にすることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1実施形態では、身体支持装置1が第1の対象であるベッド10に取付けられている構成を示したが、このような態様に限られない。身体支持装置1は、第2の対象であるトイレ40等に取付けられてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、2、3、4、5、6、7 身体支持装置
10 ベッド(第1の対象)
40 トイレ(第2の対象)
50 第1の機器
51 機器本体
52 天板
60 第2の機器
70 クランプ部材
80 第2の軸
81 軸体
81A 突起
82 筒体
83 スリット
90 ロック機構

Claims (8)

  1. 第1の対象と第2の対象との間で、使用者の身体を支持可能な装置であって、
    柵が装着される部分が設けられ、かつ使用者の身体を支持可能な第1の機器と、
    前記第1の機器を、前記第1の対象又は前記第2の対象に取付ける第2の機器と、を備え
    前記第1の機器は、前記第2の機器が固定された機器本体と、前記機器本体に支持される天板と、を備え、
    前記天板は、前記機器本体に対する上下方向の相対位置を変更できることを特徴とする身体支持装置。
  2. 第1の対象と第2の対象との間で、使用者の身体を支持可能な装置であって、
    使用者の身体を支持可能な第1の機器と、
    前記第1の機器を、前記第1の対象に取付ける第2の機器と、を備え、
    前記第2の機器は、前記第1の対象の枠体を挟んで支持することで、前記第1の機器を、前記第1の対象に取付けるクランプ部材を備え
    前記第1の機器は、前記第2の機器が固定された機器本体と、前記機器本体に支持される天板と、を備え、
    前記天板は、前記機器本体に対する上下方向の相対位置を変更できることを特徴とする身体支持装置。
  3. 第1の対象と第2の対象との間で、使用者の身体を支持可能な装置であって、
    使用者の身体を支持可能な第1の機器と、
    前記第1の機器を、前記第1の対象に取付ける第2の機器と、を備え、
    前記第2の機器は、前記第1の対象の枠体に連結されることを特徴とする請求項1に記載の身体支持装置。
  4. 前記第1の機器は、上下方向に互いに積層された複数の天板と、
    前記複数の天板を連結する第1の軸と、を備え、
    前記複数の天板のうちの少なくともいずれか2つの上面視形状は、互いに異なっていることを特徴とする請求項に記載の身体支持装置。
  5. 前記第1の機器は、前記第2の機器が固定された機器本体と、
    前記機器本体に支持される天板と、
    前記機器本体と前記天板とを連結する第2の軸と、を備え、
    前記天板は、前記第2の軸周りに前記機器本体に対して相対的に回転できることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の身体支持装置。
  6. 前記第2の軸は、前記機器本体および前記天板のうちのいずれか一方に連結された軸体と、他方に連結され、前記軸体が内部に挿入された筒体と、を備え、
    前記軸体の外周面には、径方向の外側に向けて突出する突起が形成され、
    前記筒体の内周面には、前記突起が案内されるスリットが形成されていることを特徴とする請求項に記載の身体支持装置。
  7. 前記第1の機器は、前記天板を前記機器本体に固定するロック機構を備えていることを特徴とする請求項に記載の身体支持装置。
  8. 前記第1の機器は板状をなし、
    前記第1の機器は、表裏面が上下方向を向く第1の状態と、表裏面が水平方向を向く第2の状態と、の間で変更できることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の身体支持装置。
JP2018067558A 2018-03-30 2018-03-30 身体支持装置 Active JP7027226B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067558A JP7027226B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 身体支持装置
CN201811426231.3A CN110314053B (zh) 2018-03-30 2018-11-27 身体支撑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067558A JP7027226B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 身体支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019176944A JP2019176944A (ja) 2019-10-17
JP7027226B2 true JP7027226B2 (ja) 2022-03-01

Family

ID=68112657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018067558A Active JP7027226B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 身体支持装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7027226B2 (ja)
CN (1) CN110314053B (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212371A (ja) 2007-03-02 2008-09-18 Paramount Bed Co Ltd ベッドの介助装置及びその使用方法
JP2014054320A (ja) 2012-09-11 2014-03-27 Tnk:Kk ベッド車椅子間移動補助装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH027546Y2 (ja) * 1986-10-02 1990-02-22
JPH0783755B2 (ja) * 1993-07-09 1995-09-13 パラマウントベッド株式会社 介助機構
JP2882522B2 (ja) * 1996-12-27 1999-04-12 パラマウントベッド株式会社 ベッド等における側柵兼用介助装置
NL1027334C2 (nl) * 2004-10-25 2006-04-26 Commanditaire Vennootschap Bin Rolstoel met hulpzitting.
JP2006175069A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Toshihiko Maji 車椅子からベッドへの移動器具
JP4565643B2 (ja) * 2005-06-10 2010-10-20 パラマウントベッド株式会社 支柱取付型介助装置
ATE485025T1 (de) * 2007-12-03 2010-11-15 Invacare Int Sarl Vorrichtung zum andocken eines rollstuhls an ein bett
CN201609461U (zh) * 2010-02-10 2010-10-20 湖北华瑞医疗科技有限公司 一种多功能医护床
JP4955135B1 (ja) * 2012-02-06 2012-06-20 株式会社ティーエヌケー ベッド車椅子間移動補助装置
KR101483499B1 (ko) * 2011-08-09 2015-01-16 가부시키가이샤 티엔케이 침대 휠체어간 이동 보조장치
EP2664253A1 (en) * 2012-05-18 2013-11-20 Hill-Rom S.A.S. A table, cabinet or similar item of furniture
JP6552376B2 (ja) * 2015-10-16 2019-07-31 パラマウントベッド株式会社 ベッド用側柵の固定部材
JP6682244B2 (ja) * 2015-11-24 2020-04-15 パラマウントベッド株式会社 ベッド用サイド部材の固定部材
JP6647065B2 (ja) * 2016-02-08 2020-02-14 パラマウントベッド株式会社 寝台装置
JP2018015067A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 パラマウントベッド株式会社 ベッド柵
CN206880799U (zh) * 2016-12-15 2018-01-16 沈福昌 一种卧床病人护理床

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212371A (ja) 2007-03-02 2008-09-18 Paramount Bed Co Ltd ベッドの介助装置及びその使用方法
JP2014054320A (ja) 2012-09-11 2014-03-27 Tnk:Kk ベッド車椅子間移動補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019176944A (ja) 2019-10-17
CN110314053A (zh) 2019-10-11
CN110314053B (zh) 2022-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2642036C2 (ru) Шарнирно-сочлененная кровать с регулированием положения поясницы и головы
JP5583856B2 (ja) 医療用電動折り畳みベッド
US20160331615A1 (en) Multi-functional and multipositional bed
US9907714B2 (en) Bed for hospital stay
JP2008062015A (ja) 椅子
JP2017164065A (ja) ベッド
JP7027226B2 (ja) 身体支持装置
KR101364405B1 (ko) 다기능의 의료용 침대
JP2017124125A (ja) 車椅子
JP6013966B2 (ja) プラットホーム化マットレス及びその使用方法
JP2014212849A (ja) ギャッチベッド用マットレス
JP6581459B2 (ja) 寝台装置
JP2007068983A (ja) ベッド兼用のリクライニングチェア
JP2004298372A (ja) 背上げ可能なベッド
US20140306495A1 (en) Patient carrier
JP2019213974A (ja) プラットホーム化マットレス及びその使用方法
JP6788995B2 (ja) 診療台
JP2004057217A (ja) 起床式ベッド装置及びマットレス
JP6621185B2 (ja) ギャッチベッド用マットレス
US20100175191A1 (en) Adjustably Positionable Bed
US8621691B1 (en) Chair/bed for the disabled
JP2017148178A (ja) 介護用補助器具
JP3207171U (ja) 褥瘡・拘縮防止用クッション
JP6748278B2 (ja) ギャッチベッド用マットレス
JP6596189B2 (ja) プラットホーム化マットレス及びその使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7027226

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150