JP6788995B2 - 診療台 - Google Patents
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Description
特許文献1の構成では、ふくらはぎ受け部の形状はふくらはぎを快適に受けるために形状が固定されている。また、診療台が水平となる状態では、腰受け部材からふくらはぎ受け部までの距離が外診姿勢の際の診療台の長さによって定められる。そのため、これらの条件を基にして、ふくらはぎ受け部と腰受け部材を配置すると、ふくらはぎ受け部と腰受け部材との間に大きなスペースが発生することとなり、診療台が水平となる状態での患者の快適性に悪影響を及ぼすことがある。
上述のように、下肢受け部材は、起立姿勢に移行する際に先端側の位置が移動することで、患者の膝部を水平状態の位置からほぼ真上となる位置に移動させることができる。また、下肢受け部材は、起立姿勢に移行しつつ開脚位置に変位したり、反対に起立姿勢から非起立姿勢に移行しつつ閉脚位置に変位したりすることがある。このように下肢受け部材の位置及び姿勢変更は複雑になる。そこで、本構成では、四節リンク機構によって下肢受け部材の位置及び姿勢を変更可能に構成されている。これにより、下肢受け部材の位置及び姿勢を変更する機構を簡易に構成することができる。
本発明に係る診療台の他の特徴構成は、前記下肢受け部材を前記起立姿勢に変更する前記四節リンク機構は、前記下肢受け部材の基端側の下方に配置された支持部と前記下肢受け部材の先端側の下面に配置されたブラケットとの間に前記下肢受け部材に対して回動自在に設けられた上側リンク部及び下側リンク部を有し、前記上側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1上側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2上側回動軸部とにより回動自在に軸支され、前記下側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1下側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2下側回動軸部とにより回動自在に軸支され、前記下肢受け部材を前記起立姿勢に変更する前記四節リンク機構を駆動する前記アクチュエータは、前記下側リンク部における前記第2下側回動軸部の近傍に接続されると共に、前記下肢受け部材の前記基端側の下面に接続されている点にある。
図1〜図6に示すように、本実施形態の診療台100は、床面に設置される基台1と、基台1の上に載置された支持台2とを有し、基台1のボックス内に設けられた昇降用シリンダ(不図示)によって支持台2が上下動する。支持台2には、背凭れ部材3と、腰受け部材4と、一対の下肢受け部材5とが取付けられている。背凭れ部材3は支持台2に対して背凭れ用シリンダ(不図示)によって起伏可能である。腰受け部材4は、患者の腰部から臀部に亘る部位を支持する。下肢受け部材5の下方には支持台2に対して着脱可能な補助台9が設けられている。
図7〜図10においては、一方(左脚側)の下肢受け部材5のみを表している。油圧シリンダ20のロッド20aが第1リンク部13の基端側に連結されている。第1リンク機構11の第1リンク部13及び第2リンク部14は、回動軸部13a,14aが第1支持部22に軸支され、先端部13b、14bが第2支持部23に軸支されている。第3リンク部15及び第4リンク部16は、回動軸部15a(第1上側回動軸部の一例),16a(第1下側回動軸部の一例)が第2支持部23に軸支され、先端部15b、16bが下肢受け部材5の裏面に設けられるブラケット17に取付けられている。以下の説明では便宜上、下肢受けフレーム5aを下肢受け部材5として説明する。
これにより、平面視において下肢受け部材5の基端側6が腰受け部材4から離れる距離が小さくなるため、下肢受け部材5の基端側6によって患者の膝部を水平状態の位置からほぼ真上となる位置に移動させることができる。その結果、下肢受け部材5によって患者の膝部が安定的に保持されるので、患者を適正な砕石位にすることができる。また、平面視において下肢受け部材5の基端側6が腰受け部材4から離れる距離が小さくなることで、腰受け部材4において患者の腰部から臀部に亘る部位の変位を小さくすることもできる。
さらに、下肢受け部材5が起立する際に起立用の基軸が腰受け部材4に近づくため、下肢受け部材5は水平姿勢からの起立角度を大きく変化させ易い。
第1実施形態において、一対の下肢受け部材5が起立開脚姿勢(図5)の状態では、患者の股部に対して必要以上に負荷がかかることがある。
そこで、本実施形態では、下肢受け部材5は、水平姿勢(図11)から移行した起立姿勢(図12)において基端側6が診療台100の左右方向の中央側に近接するように構成されている。こうすると、起立開脚姿勢(図12)の下肢受け部材5において患者の下肢部を診療台100の左右中央側に近づけて保持できるため、患者の股部への負荷を低減することができる。
(1)上記の実施形態では、下肢受け部材5が、ふくらはぎ受け部と足載せ部とを有する例を示したが、下肢受け部材5はふくらはぎ受け部のみを有して構成されていてもよい。
4 :腰受け部材
5 :下肢受け部材
6 :基端側
7 :先端側
8 :延長支持部
11 :第1リンク機構
12 :第2リンク機構
13 :第1リンク部
14 :第2リンク部
15 :第3リンク部
16 :第4リンク部
17 :ブラケット
18 :アクチュエータ
18a :ロッド
20 :アクチュエータ
20a :ロッド
22 :第1支持部
23 :第2支持部
100 :診療台
Claims (8)
- 患者の下肢部を開脚して診療を行う診療台であって、
前記患者の腰部から臀部に亘って支持する腰受け部材と、
基端側が前記腰受け部材に近接して設けられ前記患者の下肢部を支持し、先端側が離間する開脚位置と前記先端側が近接する閉脚位置とに変位可能な一対の下肢受け部材と、
四節リンク機構と、前記四節リンク機構を駆動するアクチュエータと、を備え、
前記下肢受け部材は、位置及び姿勢が前記四節リンク機構によって変更可能に構成されており、前記先端側を基軸にして前記基端側が起立する起立姿勢に変更可能であるとともに、前記起立姿勢に移行する際に前記先端側が前記腰受け部材に近づく方向に移動する診療台。 - 前記下肢受け部材は、前記起立姿勢に移行する際に前記閉脚位置から前記開脚位置に変位する請求項1に記載の診療台。
- 前記下肢受け部材は、ふくらはぎ受け部と足載せ部とが一体に構成されている請求項1又は2に記載の診療台。
- 前記下肢受け部材は、前記起立姿勢において前記基端側が前記診療台の左右方向の中央側に近接するように構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の診療台。
- 前記下肢受け部材は、前記基端側に当該下肢受け部材の下面から延出された延長支持部を設けてある請求項1から4のいずれか一項に記載の診療台。
- 前記下肢受け部材を前記起立姿勢に変更する前記四節リンク機構は、前記下肢受け部材の基端側の下方に配置された支持部と前記下肢受け部材の先端側の下面に配置されたブラケットとの間に前記下肢受け部材に対して回動自在に設けられた上側リンク部及び下側リンク部を有し、
前記上側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1上側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2上側回動軸部とにより回動自在に軸支され、
前記下側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1下側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2下側回動軸部とにより回動自在に軸支され、
前記四節リンク機構は、側面視において、前記第1上側回動軸部と前記第2上側回動軸部との間の距離が、前記第1下側回動軸部と前記第2下側回動軸部との間の距離よりも長い請求項1から5のいずれか一項に記載の診療台。 - 前記下肢受け部材を前記起立姿勢に変更する前記四節リンク機構は、前記下肢受け部材の基端側の下方に配置された支持部と前記下肢受け部材の先端側の下面に配置されたブラケットとの間に前記下肢受け部材に対して回動自在に設けられた上側リンク部及び下側リンク部を有し、
前記上側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1上側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2上側回動軸部とにより回動自在に軸支され、
前記下側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1下側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2下側回動軸部とにより回動自在に軸支され、
前記四節リンク機構は、側面視において、前記第1上側回動軸部と前記第1下側回動軸部との間の距離が、前記第2上側回動軸部と前記第2下側回動軸部との間の距離よりも長い請求項1から6のいずれか一項に記載の診療台。 - 前記下肢受け部材を前記起立姿勢に変更する前記四節リンク機構は、前記下肢受け部材の基端側の下方に配置された支持部と前記下肢受け部材の先端側の下面に配置されたブラケットとの間に前記下肢受け部材に対して回動自在に設けられた上側リンク部及び下側リンク部を有し、
前記上側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1上側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2上側回動軸部とにより回動自在に軸支され、
前記下側リンク部は、前記支持部に取り付けられた第1下側回動軸部と前記ブラケットに取り付けられた第2下側回動軸部とにより回動自在に軸支され、
前記下肢受け部材を前記起立姿勢に変更する前記四節リンク機構を駆動する前記アクチュエータは、前記下側リンク部における前記第2下側回動軸部の近傍に接続されると共に、前記下肢受け部材の前記基端側の下面に接続されている請求項1から7のいずれか一項に記載の診療台。
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