JP6647065B2 - 寝台装置 - Google Patents
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Description
(1)本発明に係る寝台装置は、使用者を支持する寝台装置本体と;前記寝台装置本体における前後方向の端部に立設され、前記寝台装置本体に移動自在に連結されたボードと;
を備えていることを特徴とする。
また、ボードを寝台装置本体に連結させた状態のまま移動させることで、ボードの置き場を不要とすることができる。ボードの置き場が不要である場合、ボードを床置きする必要がないことから、例えば、ボードが不潔になるといった衛生面での問題を解消したり、床置きされたボードの意図しない転倒による騒音の発生を抑制したりすることができる。さらに、ボードの置き場が不要である場合、寝台装置本体にボードの仮置き部を設ける必要もないことから、ボードを確実に移動させることができる。すなわち、仮置き部を設けた場合、例えばマットレスや布団によって仮置き部が覆い隠されてボードが実質的に移動できなくなるおそれがある。
また、ボードを寝台装置本体に連結させた状態のまま移動させることで、例えば、ボードを寝台装置本体から離脱させた後、所定の置き場に搬送し、その後、ボードを置き場から再び寝台装置本体に搬送して装着させる場合等に比べて、作業負荷の軽減および業務の効率化を図ることができる。特に、寝台装置が壁面に沿って配置され作業スペースが確保し難い場合などには、作業負荷の軽減および業務の効率化を顕著に図ることができる。しかも、ボードを寝台装置本体に連結させた状態のまま移動させることで、ボードを寝台装置本体に装着させたり離脱させたりする必要がなく、着脱時に生じ得る騒音の発生を抑えることができる。これにより、寝台装置の使用者や操作者、さらには寝台装置の周囲に対する騒音の影響を抑えることができる。
を備え、前記寝台装置本体が、寝台と;前記寝台を支持する支持架台と;前記柵体が収容される柵収容部と;を備えていることを特徴とする。
また、柵体を寝台装置本体に連結させた状態のまま移動させることで、柵体の置き場を不要とすることができる。柵体の置き場が不要である場合、柵体を床置きする必要がないことから、例えば、柵体が不潔になるといった衛生面での問題を解消したり、床置きされた柵体の意図しない転倒による騒音の発生を抑制したりすることができる。さらに、柵体の置き場が不要である場合、寝台装置本体に柵体の仮置き部を設ける必要もないことから、柵体を確実に移動させることができる。すなわち、仮置き部を設けた場合、例えばマットレスや布団によって仮置き部が覆い隠されて柵体が実質的に移動できなくなるおそれがある。
また、柵体を寝台装置本体に連結させた状態のまま移動させることで、例えば、柵体を寝台装置本体から離脱させた後、所定の置き場に搬送し、その後、ボードを置き場から再び寝台装置本体に搬送して装着させる場合等に比べて、作業負荷の軽減および業務の効率化を図ることができる。特に、寝台装置が壁面に沿って配置され作業スペースが確保し難い場合などには、作業負荷の軽減および業務の効率化を顕著に図ることができる。しかも、柵体を寝台装置本体に連結させた状態のまま移動させることで、柵体を寝台装置本体に装着させたり離脱させたりする必要がなく、着脱時に生じ得る騒音の発生を抑えることができる。これにより、寝台装置の使用者や操作者、さらには寝台装置の周囲に対する騒音の影響を抑えることができる。
また、柵体が、柵収容部に収容されるので、柵体を柵収容部に収容することで、柵体を保護することができる。
(12)本発明に係る寝台装置は、使用者を支持する寝台装置本体と;前記寝台装置本体における左右方向の端部に立設され、前記寝台装置本体に移動自在に連結された柵体と;を備え、前記柵体が、前記寝台装置本体によって上方から覆われる位置に移動可能であることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る寝台装置10を、図面に基づいて以下に説明する。寝台装置10は、例えば、医療環境下(介護環境下を含む)において利用することができる。図1から図6において、矢印Hは人(使用者)が寝る際に頭側となる向きを示し、また矢印Fは人が寝る際に足側となる向きを示している。以下の説明においては、矢印H、Fの方向である前後方向(第2方向)に対して直交する水平方向を左右方向(第1方向)と言う場合が有る。前後方向および左右方向は、いずれも水平方向に沿う方向であるとともに、互いに直交する方向である。
寝台装置本体11は、寝台14と、寝台14を支持する支持架台15と、寝台14よりも下方に位置するボード収容部16および柵収容部17と、を備えている。
ボード収容部16は、寝台14とは独立して設けられている。ボード収容部16は、ボード12(後述するフットボード23)が出没するボード出没孔20を有する箱状に形成されている。ボード収容部16は、支持架台15における前後方向の端部に配置されている。ボード収容部16は、支持架台15に対して、前後方向に沿う足側Fから隣接している。ボード収容部16は、左右方向に長い中空の直方体状に形成されている。ボード出没孔20は、ボード収容部16の上面に形成されている。ボード出没孔20は、ボード収容部16内を上方(外部)に向けて開口させる。
また、ボード収容部16や柵収容部17が、寝台14よりも下方に位置しているので、ボード収容部16や柵収容部17にボード12や柵体13が収容された状態で、ボード12や柵体13およびボード収容部16または柵収容部17が邪魔になるのを抑えることができる。
次に、本発明に係る第2実施形態の寝台装置30を、図7から図10を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7および図8に示すように、フットボード23が可動ボードであるのに加えて、ヘッドボード22も可動ボードとなっている。
一方、図10(A)、(B)に示す第2例では、ボード移動機構31や柵移動機構32がボード12や柵体13を回避位置に移動させたときに、ボード12や柵体13の全体が、平面視において寝台14の外側に位置していて、寝台装置本体11によって上方から覆われていない。
また、ボード12が、回避位置で横向き姿勢であるので、寝台装置本体11の上下方向への大型化を抑えて低床化を図ることができる。
次に、本発明に係る第3実施形態の寝台装置40を、図11および図12を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
支持機構41は、ベースフレーム33に連結された下支持部42と、メインフレーム34に連結された上支持部43と、を備えている。下支持部42は、ベースフレーム33に実質的に移動不能に固定されている。上支持部43は、前後方向に延びるヒンジ部44を介してメインフレーム34に回転自在に固定されている。
また、柵体13が、回避位置で横向き姿勢であるので、寝台装置本体11の上下方向への大型化を抑えて低床化を図ることができる。
また、この寝台装置10Aや前記寝台装置10において、ボード12および柵体13の移動位置の態様は前記第1実施形態の図1から図6に示した態様に限られない。例えば、図14に示すように、左右方向の片側に位置する柵体13のみが回避位置に位置していてもよい。また、図15に示すように、左右方向の片側に位置する柵体13に加え、両ボード12が回避位置に位置していてもよい。さらに図16に示すように、各ボード12や柵体13が、標準位置と回避位置との間の中間位置に位置していてもよい。
また、前記第3実施形態では、支持機構41が柵体13に適用されていたが、支持機構41をボード12に適用することも可能である。
11 寝台装置本体
12 ボード
13 柵体
16 ボード収容部
17 柵収容部
20 ボード出没孔
21 柵出没孔
Claims (10)
- 使用者を支持する寝台装置本体と;
前記寝台装置本体における前後方向の端部に立設され、前記寝台装置本体に移動自在に連結されたボードと;
を備え、
前記寝台装置本体が、前記ボードが収容されるボード収容部を備え、
前記ボード収容部が、前記寝台装置本体の寝台よりも下方に位置している寝台装置。 - 前記ボードが、前記寝台装置本体に昇降自在に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。
- 前記ボード収容部が、前記ボードが出没するボード出没孔を有する箱状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の寝台装置。
- 前記寝台装置本体における左右方向の端部に立設され、前記寝台装置本体に移動自在に連結された柵体と;
をさらに備え、
前記寝台装置本体が、前記柵体が収容される柵収容部を備えている請求項1〜3のいずれか1項に記載の寝台装置。 - 前記柵収容部が、前記柵体が出没する柵出没孔を有する箱状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の寝台装置。
- 前記柵収容部が、前記寝台装置本体の寝台よりも下方に位置していることを特徴とする請求項4または5に記載の寝台装置。
- 使用者を支持する寝台装置本体と;
前記寝台装置本体における前後方向の端部に立設され、前記寝台装置本体に移動自在に連結されたボードと;
を備え、
前記ボードが、前記寝台装置本体に昇降自在に連結され、前記寝台装置本体によって上方から覆われる位置に移動可能である寝台装置。 - 前記ボードが、前記覆われる位置で横向き姿勢であることを特徴とする請求項7に記載の寝台装置。
- 前記寝台装置本体における左右方向の端部に立設され、前記寝台装置本体に移動自在に連結された柵体と;
をさらに備え、
前記柵体が、前記寝台装置本体によって上方から覆われる位置に移動可能である請求項7または8に記載の寝台装置。 - 前記柵体が、前記覆われる位置で横向き姿勢であることを特徴とする請求項9に記載の寝台装置。
Priority Applications (1)
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JP2020003417A Division JP6768980B2 (ja) | 2020-01-14 | 2020-01-14 | 寝台装置 |
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JP2017140097A JP2017140097A (ja) | 2017-08-17 |
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Family Applications (1)
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JP2016021900A Active JP6647065B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 寝台装置 |
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JP7027226B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-03-01 | パラマウントベッド株式会社 | 身体支持装置 |
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2016
- 2016-02-08 JP JP2016021900A patent/JP6647065B2/ja active Active
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