JP7025691B2 - フック格納容器及びワイヤ掛け替え方法 - Google Patents
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あるいは、本発明のフック格納構造は、左右に配置される一対の側板部材と、下方に配置される底板部材と、前方に配置される前板部材と、後方に配置されて、ワイヤに吊られた状態の前記フックの側面を受け止めることで前記フックの方向を揃えるための、サポート部材と、を備え、前記側板部材には、前記フックのワイヤ外れ防止ピンを取り付け/取り外すための孔が設けられている。
まず、図1を用いて本実施例のフック格納構造Sを備える移動式クレーンとしてのラフテレーンクレーン1の全体構成について説明する。以下の実施例では、移動式クレーンとしてラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、カーゴクレーン、トラッククレーン、オールテレーンクレーンなどの他の移動式クレーンにも広く本発明を適用できる。
本実施例のラフテレーンクレーン1は、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体フレーム10と、車体フレーム10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体フレーム10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台12の旋回フレーム上部13に取り付けられたブーム14と、を備えている。そして、本実施例のラフテレーンクレーン1は、車体フレーム10の前端、かつ、走行姿勢のブーム14の下方に、フック格納容器20が配置されている。フック格納容器20の構成については、後述する。
次に、フック格納構造Sの構成について説明する。フック格納構造Sは、図2の走行姿勢の斜視図に示すように、上述した車体フレーム10と、ブーム14と、メインフック17Mと、車体フレーム10の前端かつ走行姿勢のブーム14の下方に配置されるフック格納容器20と、によって構成されている。フック格納容器20は、車体フレーム10の前方に向いた側面(前面、前端面)から前方に向かって突出するように取り付けられている。さらに、フック格納容器20は、車幅方向には、走行姿勢のブーム14の下方、すなわち車幅方向の略中央からやや左寄りの位置に配置されている。
次に、図10及び図11を用いて、フック格納構造Sを使用したメインフック17Mの格納方法について説明する。まず、図10(a)、(b)を用いて、サポート部材25の作用について説明する。はじめに、メインフック17Mにワイヤ16が取り付けられた状態で、ブーム14を旋回及び/又は起伏及び/又は伸縮させて、メインフック17Mをフック格納容器20の上方に移動する。例えば、作業終了時の場合には、ブーム14を走行姿勢の回転位置まで旋回させ、ブーム14を縮小し、さらに、ブーム14を起伏させることで、メインフック17Mをフック格納容器20の上方に位置させる。作業開始時の場合には、ウインチ巻き下げ操作を併用しながら、走行姿勢からブーム14を起こすことで、メインフック17Mをフック格納容器20の上方に位置させる。
次に、図12及び図13を用いて、フック格納構造Sを使用したワイヤ掛け替え方法について説明する。以下では、サブフック17Sからメインフック17Mへの掛け替え手順について説明する。なお、メインフック17Mからサブフック17Sへの掛け替え手順については、概ね以下の手順の逆であるから説明を省略する。
次に、本実施例のフック格納構造Sの奏する効果を列挙して説明する。
10:車体フレーム; 14:ブーム; 144:ブームヘッド;
16:ワイヤ; 17M:メインフック;
20:フック格納容器;
21、22:側板部材; 23:底板部材; 24:前板部材;
25:サポート部材;
26:誘導部材: 26a:第1の誘導部材; 26b:第2の誘導部材;
27:空間
Claims (5)
- 移動式クレーンのフックを格納するためのフック格納容器であって、
左右に配置される一対の側板部材と、
下方に配置される底板部材と、
前方に配置される前板部材と、
後方に配置されて、ワイヤに吊られた状態の前記フックの側面を受け止めることで前記フックの方向を揃えるための、サポート部材と、を備え、
前記前板部材には、前記フックにワイヤを掛け替える際に、前記ワイヤが通される切欠部が設けられている、フック格納容器。 - 移動式クレーンのフックを格納するためのフック格納容器であって、
左右に配置される一対の側板部材と、
下方に配置される底板部材と、
前方に配置される前板部材と、
後方に配置されて、ワイヤに吊られた状態の前記フックの側面を受け止めることで前記フックの方向を揃えるための、サポート部材と、を備え、
前記側板部材には、前記フックのワイヤ外れ防止ピンを取り付け/取り外すための孔が設けられている、フック格納容器。 - 前記底板部材は、前記フックのハッカ部が倒れるように誘導するための傾斜面を備える誘導部材を有する、請求項1又は請求項2に記載されたフック格納容器。
- 前記フック格納容器は、車体フレームの前端、かつ、走行姿勢のブームの下方に配置される、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたフック格納容器。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたフック格納容器を使用したワイヤ掛け替え方法であって、
前記フック格納容器に前記フックを格納するステップと、
前記フック格納容器に前記フックが格納された状態で、前記フック格納容器の前方から前記ワイヤを掛け替えるステップと、を備える、ワイヤ掛け替え方法。
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2017
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Patent Citations (2)
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DE202015102369U1 (de) | 2015-05-08 | 2015-07-24 | Tadano Faun Gmbh | Hakenflaschenablage |
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